今坂正一の世界
九州の昆虫
自然環境アセスメント
おたより・ログイン

日本産アオハムシダマシ属の再検討

今坂正一

Review of the genus Arthromacra (Coleoptera, Tenebrionidae, Lagriinae) in Japan.
By Shoichi Imasaka

Abstruct: The Japanese species of the genus Arthromacra Kirby, 1837 (Type species: Lagria aenea Say, 1824) are examined. At least, Japanese species can be divided into 3 species-groups, 5 species-subgroups and 14 species. Of these 6 species are described as being new to science under the names A. oodaigahara, A. takahashii, A. narukawai, A. yakushimana, A. shiraishii, A. okiana. A key to the Japanese species is provided and all species are redescribed.

Key words: Taxonomy, Review, in Japan, genus Arthromacra, Coleoptera, Tenebrionidae, Lagriinae, 3 species-groups, 5 species-subgroups, 14 species, 6 new species.

アオハムシダマシ属をめぐって
アカガネハムシダマシ
京都市北方、市街地のはずれに小高い丘陵が連なっている。その東端に当たる松ヶ崎山は比叡山の麓、岩倉の里の入り口に位置する。
かつて、虫を始めたばかりの学生時代、名前の通りアカマツを主とする雑木林に覆われたこの山を、瑠璃色に輝くクビアカドウガネハナカミキリを求めて彷徨った。このカミキリは春先に花に集まるとの情報があり、ウシコロシやガマズミ、ウツギ、コナラなど片端から白い花を中心に掬っていった。結局採れたのは通常の花とは趣の異なるマツの花で、それもネットや体中が花粉で真っ黄色になるほど花を叩いて、ようやく一頭が得られた。あちこち叩いてみると、マツの花には他の虫も結構集まっており、中でも赤や紫、緑などいろんな色に美しく輝く甲虫が多数見られた。こちらはマツだけではなく他の花上でも見られ、美しいこともあって手当たり次第採集し持ち帰った(図版I-1)。
北隆館の大図鑑 (中根, 1963b:図版II-1)を広げてみると、アカガネハムシダマシの名前で載っており、「背面は銅緑色より赤銅色、時には藍色に光り、体下は通常銅色に光る」とあった。同じように花に来ている状況と、背面はさまざまな色をしていても、肢は大部分が黄褐色で、腿節先端部は黒く、体型もほとんど変わらないことから、すべて一つの種であることを納得した。

アカハムシダマシ
日ならずして、次にはシカの名所として知られる奈良公園に出かけた。当時そこはカミキリ採集の初心者には、春先の柳生街道に咲くカエデの花に集まるミヤマルリハナカミキリや、春日山山麓のアカメモチの白い花に集まるクビアカモモブトホソカミキリの多産により、有名であった。それらを得るべく知人に地図を書いてもらって、奈良駅から歩いて町を通り抜け、公園を抜けて、春日山を目指した。公園脇のアカメモチの花にはカミキリ類が群がっていたが、その中に、アカガネハムシダマシの色とりどりの姿も見られた。
東大寺の裏のあたりを過ぎると、春日山はモミとシイを中心としたうっそうとした原生林に覆われており、林縁にひっそりと咲くウシコロシの花上で、赤紫色に輝くハムシダマシを見つけ、思わず採集した。アカガネハムシダマシよりやや大きく、肢全体が黒いので別の種のような感じがした(図版I-2)。帰宅して調べてみると確かに大図鑑にはアカハムシダマシとして別種で載っていた(中根, 1963b)。その後も、日当たりの良い花に多数群がるアカガネハムシダマシに対して、アカハムシダマシは深い森の中の下生えの花などに、一頭、また一頭と単独で見られた。初夏に出かけた伯耆大山のブナ林中でも、アカハムシダマシは暗い林内のタンナサワフタギの花上から、ポツポツとみつかった。

アマミアオハムシダマシ
大学卒業間際、沖縄が本土復帰になり、手ぐすねを引いていたカミキリ屋は我先に琉球列島を目指した。これに遅れじと、早春から石垣島を皮切りに琉球列島を北上した。沖縄本島の北部では与那覇岳の伐採地まで、急傾斜の悪路を伐採トラックの荷台に便乗して延々と採集に出かけた。シイの花には初めて見るカミキリたちが群がっており、それに混じって、アカガネハムシダマシに似た色とりどりのハムシダマシが多数這い回っていた。これらの個体はやや細長く、太短いアカガネハムシダマシとは、一見して別の種に見えた(図版I-3)。次いで訪れた奄美大島八津野でも、同様にシイの花に群がっていた。大図鑑にはアマミアオハムシダマシとして、奄美大島の分布だけが載せられていたが、沖縄のものも同じ種だと思った。

台湾のアオハムシダマシ類
大学を出ると、家業の呉服屋を継ぐ準備として、いわゆる丁稚奉公にやられ、問屋に入社した。問屋では検品や出荷、レジなどを通じて商品知識を吸収した。実家は永年この問屋と取引関係があり、内情を詳しく知られたくない問屋側の都合で、3年の約束が1年に短縮され、翌春には退社することになった。これは好都合とばかり、一年間の丁稚暮らしで蓄えた貯金をはたいて、沖縄→台湾→沖縄→北海道と、100日間虫採り放浪に出かけた。
台湾では、ビル街の雑踏の中、自分とさほど違わない黄色い顔をした多数の人に囲まれて、それでも言葉の通じない孤独を味わった。そのくせ、紅頭嶼の原野や、中部山地の山林では、上半身を露出したあやしい身なりの人から突然聞き慣れない日本語で話しかけられたりした。採集地として有名な中部低山地のシイの花には信じられないくらい多数のカミキリたちが飛来していたし、川沿いの採集人のトラップには無数の蝶が羽を震わせ吸水しながら林立していた。延々と長時間バスにゆられて、標高2000mの高地まで登って行っても、まだ常緑広葉樹林が広がっており、白っぽいシイの花にはカミキリ類と共に色とりどりのハムシダマシが多数飛来していた。台湾産は日本産と比較すると、大型で細長く、赤銅色や銅緑色などのややくすんだ色のものが多く、日本産のような輝く赤紫色や金緑色のものは少なかった(図版I-4)。

雲仙と多良岳のアオハムシダマシ類
半年ほどの採集と放浪を経て、年末に長崎県島原市の実家に戻った。たいくつな田舎暮らしと、休みのない家業の毎日を過ごす中で、遠隔地へのカミキリ採集旅行は断念した。自宅からの日帰り採集がせいぜいで、町の背後にそびえ立つ雲仙(図版I-5)と、車で1時間程度走ると山頂に立てる多良岳がベースグラウンドになった。この2つの山系には、赤紫色と金緑色の2タイプのハムシダマシが生息していた。その時点でアオハムシダマシと考えていた金緑色のタイプ(図版I-6)は肢の大部分が黄褐色で、腿節の先端部背面側がやや黒ずみ、淡い緑色の金属光沢を持つ種で、雲仙では標高400m程度から山頂付近まで、時期になるとコガクウツギやサワフタギ、ミズキなどに多数が群れていた。一方、赤紫色のアカハムシダマシは、大山同様、1000m近い高地の比較的暗い林内でサワフタギなどの花上に少数個体が見られた(図版I-7)。
調査を続けるうち、多良岳の山麓、轟の滝付近(標高300m程度)では5月の初旬にシイの花が満開になり、これに多数の甲虫が群がることを発見した。シイの花には、ブナ帯に生息すると思っていたミヤマクロハナカミキリとアカハムシダマシが同時に多数みられ、意外な気がした。アカハムシダマシに混じって金緑色のアオハムシダマシ?もみられたが、ここのは肢全体が黒くなるタイプで、雲仙同様の肢の黄色いタイプは見られなかった。しかし、この時点では、背面の色だけに気をとられて、肢の色までは気にせず、赤いのはアカハムシダマシ、緑のはアオハムシダマシと単純に考えていた。
低山地のシイの花にアカハムシダマシが多いというのは九州では比較的普遍的であるようで、この後、長崎県内の西彼杵半島でも経験し、ずっと後になって、五島列島の中通島山王山でも追体験をした。山王山では肢全体が黒いアオハムシダマシ?とアカハムシダマシがほぼ半々に見られ、おまけに色違い同士の交尾カップルも見られた(図版I-8)。

椎矢峠のアオハムシダマシ類
数年間の家業勤めで仕事にも慣れ、近場の採集もマンネリ化して、有明海を渡って、九州脊梁の各地に1〜2泊程度の採集旅行に出かけるようになった。
熊本県矢部町の内大臣峡から延々と林道を遡り、1時間余りで標高1300m余りの椎矢峠にたどり着く。峠の向こう側はひえつき節で有名な宮崎県の椎葉村である。ここは、九州内で車で行ける最も高標高の採集地の一つで、夏のノリウツギの花上にイガブチヒゲハナカミキリが見られることで有名である。ある初夏には、ここで九州初記録となるエゾトラカミキリをミズキ花上に見いだした。
峠周辺はブナを中心とする原生林で、初夏のミズキの花には多くの甲虫が飛来する。峠から椎葉村側にしばらく下り、カシなどの常緑樹が出始めるあたりで、花上から多数のハムシダマシ類を採集した(図版I-9)。この中には、アカハムシダマシが少数と、金緑色のタイプが多数含まれていた。そして、金緑色のものには、肢の大部分が黄褐色の雲仙タイプと、腿節の基部だけ黄褐色で先端部がくっきりと黒く、その部分に緑色の強い金属光沢を持つ別のタイプも含まれており、その中には明らかに、小型のものと、今までに見た全ての国内産よりさらに大型の個体が含まれていた。これらが全て別の種と仮定すると、一本のミズキの花上に4種のハムシダマシが飛来していたことになる。
大図鑑を改めて眺めてみると、真のアオハムシダマシは腿節の先端部がくっきりと黒いこの小型の金緑色タイプに相当するようで、そうすると、肢が黄褐色になる雲仙タイプはアオハムシダマシではないことになる。それに、大型のものもなんとなく幅広でガッチリとしていて、アオハムシダマシとは違うような気がした。
そして、さらには多良岳で見た肢全体が黒い金緑色タイプは、椎矢峠では見つからなかった。

本土のアオハムシダマシは1種?
1985年に刊行された保育社の甲虫図鑑 (中條, 1985b:図版II-2)では、北隆館と同様、アマミアオハムシダマシ、アカガネハムシダマシ、アカハムシダマシ、アオハムシダマシの4種が図示されていた。しかし、種間の区別は難しいように書いてあった。
1987年に益本博士によるハムシダマシ類の総説が発表され (Masumoto, 1987:図版III & IV)、これらのうちアマミアオハムシダマシを除く3種と、正体不明とされていた2種も含めて、本州・四国・九州などに分布するアオハムシダマシ類は全てが唯の1種にまとめられてしまった(アカガネハムシダマシの学名に、和名はアオハムシダマシを採用)。つまり日本産は、奄美大島と沖縄本島にいるアマミアオハムシダマシと、本土産の(新)アオハムシダマシの2種になったわけである。
この扱いは、しかし、私としてはまったく心外であった。海外にあるタイプ標本や、各地の個体の♂交尾器も図示してあり、論文としては全ての手続きを踏んであったが、今までの野外での観察や採集状況から考えて、それらが1種とは到底考えられなかった。九州のみにおいても、雲仙と多良岳で2種か3種、椎矢峠では明らかに4種が生息していると考えていたからである。確かに♂交尾器での区別は難しく、外部形態にも色以外の決定的な区別点がないのは確かであるが、本土産が1種ということは、虫をやってるものの勘に外れる扱いであると、内心憤慨した。
椎矢峠産には金緑色のものに3タイプが含まれていたが、そのうち肢の大部分が黄褐色のものは雲仙と共通であった。このタイプ(図版I-10)は、雲仙では無数と言って良いほど生息していて、よく見ると上翅の肩の部分に、側縁と平行して角張った隆起線が存在していた。また、♂交尾器(図版I-13)を取り出して観察すると、パラメラの基部が幅広く、その先で急激に括れて狭まり、先端まで細かった。
一方、アカハムシダマシ(図版I-11)と、金緑色で腿節端が黒い2つの型(図版I-12)は、上翅の角張った隆起線はなく、丸まり、♂交尾器(図版I-14, 15)は基部から先端に向かってほぼ直線的に細くなっていた。
♂交尾器の違いを確認した時点で、上翅や肢の色、生態などという曖昧な基準ではなく、明らかに形態的にも異なる複数の種が存在することを、はっきりと確信した。少なくとも、雲仙の金緑色タイプと、それ以外のものは、背面や肢の色を全く無視したとしても、上翅の角稜と♂交尾器という2つの異なる形質において、確実に区別することができたからだ。

タカハシアオハムシダマシ
この頃、親戚を頼って、山口県徳山市(現在は周南市)まで毎月商売に出かける話がまとまった。旅先での無聊を慰めるために周南昆虫同好会に入会し、中原氏(その後故人)、高橋氏、池田氏などと知己を得た。彼等から、県境を越えた広島県側にある中津谷渓谷という好採集地を紹介され、中津谷産ハムシダマシ類を託された。その中に、高橋氏採集の上翅の肩に隆起線を持つ種(図版I-17)が見つかったが、この種は腿節端が黒く緑光沢があり(図版I-16)、雲仙産の黄褐色のタイプとは明らかに異なっていた。これは別種と直感して、♂交尾器(図版I-18)も異なることを確認し、彼等との話の中で、タカハシアオハムシダマシと仮称することにした。肩に隆起線を持つ種も、九州産の一種のみではなく、複数種存在することを確認したわけである。その後、私の不注意で残念ながら高橋氏採集の個体は失われたが、この種には今後もこの和名を使用したいと考えている。

ヤクアオハムシダマシ
1985年に母が亡くなって以来、遠隔地への採集旅行は控えていたが、1988年になって久々に屋久島に出かけた。学生時代には盛夏に出かけたので、今回は初夏を選んだ。屋久島ではレンタカーを借り、発電機と灯火採集道具を積み込んで10日近く島内を走り回った。標高800m付近にある淀川小屋周辺では白い花にアオハムシダマシの一種が群らがっており、安房林道や白谷林道などの低山地でも同様のものがシイの花で見られた。ほとんどの個体は背面が金緑色だったが、数十個体採集した中に、赤銅色の個体が2頭混じっていた。
屋久島産(図版I-19)は一見して、アマミアオハムシダマシ同様細長く、大部分の個体では肢全体が黄褐色で、九州産とは一見して異なっていた。しかし、♂交尾器(図版I-20)はパラメラが基部から先端に直線的に細まる点で、アマミアオハムシダマシよりはアカハムシダマシに近く、パラメラがやや太くて短い点で区別できた。Masumoto (1987)では、アカハムシダマシなどと一緒に屋久島産も(新)アオハムシダマシに含めてあり、♂交尾器も図示してあったが、その図はパラメラが太短い屋久島産の特徴が現れており、屋久島産が独立種であることを改めて確信した。
帰宅後しばらくして、思いがけず母の旧友から突然の呼び出しがあり、見合いの後、あれよあれよと言う間に結婚することが決まってしまった。

台湾産アオハムシダマシ類の分類
国内産アオハムシダマシ類の中に複数の未記載種を発見し、日本産アオハムシダマシ類をどうにかまとめてみたいと考え始めていた頃、福井県の甲虫愛好家斉藤氏から連絡があり、台湾産のアオハムシダマシ類の分類を手がけたいので標本を貸して欲しいとの依頼があった。台湾産についてはそれほど興味を持っていなかったので、即座に申し出を快諾した。斉藤氏は遠路はるばる島原まで出向かれて、結婚後間もない新居に一泊され、分類について語り合った後に、標本を持ち帰られた。しばらくして、斉藤氏の論文が発表され、台湾産既知種3種に3新種を加えて6種とし、このうち、1種は私に献名された (Saito, 1995)。貸与標本のうち、大部分をパラタイプラベルや同定ラベルを付けて返却していただいたので、現在も手元に台湾産6種を確認することができる(図版I-4)。
斉藤氏とは、その後日本産について共同で研究を進める約束であったが、斉藤氏の個人的な事情で果たせなかった。

中根博士の研究
益本博士の結果について、佐々治博士はほぼ賛意を示されたが (佐々治, 1988)、中根博士は私同様承伏されず、2度に渡って4新種を記載された (中根, 1994 & 1997)。記載文と♂交尾器の付図から、金緑色のタイプのうち、雲仙の黄肢型は中根猛彦博士によるA. kyushuensis (図版V-4, 5, 6)であると判断した。また、同様に、椎矢峠の大型端黒タイプは、大型であることや肢の色のパターンから、1♀で記載されたA. kinodai (図版V-11, 12)であることを確信した。その後、A. kinodaiは、雲仙と多良岳をはじめ、♂を含めて西日本各地から発見されている。
中根博士記載の4新種については、北海道大学博物館の大原助教授のご厚意により、昨年(2003年)ホロタイプを調査する機会を持つことができて、それぞれ間違いなく独立種であることを確認し、上記2種についても再確認した。

なお、以上の話と多少前後するが、日本産Arthromacraアオハムシダマシ属についての研究史を示しておこう。

日本産Arthromacraアオハムシダマシ属の研究事始め
日本産アオハムシダマシ属Arthromacraの種を最初に記録したのはLewis (1895:図版VIとして引用)で、
Arthromacra viridissima Lewis, 1895 (原産地:宮ノ下、大山、東京、日光、人吉)、
Arthromacra sumptuosa Lewis, 1895 (原産地:日光中善寺)、
Arthromacra higoniae Lewis, 1895 (原産地:肥後の湯山)
の3種を新種記載した。併せて、Marseul (1876:図版VIIとして引用)が記載したLagria decora (原産地:兵庫)を本属に移して
Arthromacra decora (Marseul, 1876) (分布:摩耶山近郊の神戸)
とし、日本産を4種とした。
Borchmann (1910)はこれらを引用し、さらに、Borchmann (1915)においては、Lewis (1895)が記載したEutrapela robusticeps (原産地:札幌)を本属に移して
Arthromacra robusticeps (Lewis, 1895)
とし、日本産を5種とした。

日本人によるArthromacraアオハムシダマシ属の研究
Kono (1929:図版VIIIおよびIXとして引用)は日本産の再検討を行い、上記5種について現在使用されている以下の和名を与えた。
アオハムシダマシArthromacra viridissima Lewis
アカハムシダマシArthromacra sumptuosa Lewis
ヒゴハムシダマシArthromacra higoniae Lewis
アカガネハムシダマシArthromacra decora (Marseul)
クロケブカハムシダマシArthromacra robusticeps (Lewis)
さらに、
ツマアオハムシダマシArthromacra apicalis Kono, 1929 (原産地:日光)
ケブカハムシダマシArthromacra abnormalis Kono, 1929 (原産地:台湾阿里山: 当時日本領だった)
の2種を新種記載し、日本産を7種とした。
Borchmann (1936)は世界のハムシダシ科の総説の中で、上記7種を扱っている。

戦後の研究は中根博士から
Nakane(1963a:図1として引用)は
アマミアオハムシダマシ Arthromacra amamiana Nakane, 1963 (原産地:奄美大島イカリ)を新種記載した(図版V-13, 14)。

図1 アマミアオハムシダマシの原記載 (Nakane, 1963aより引用)

さらに、中根(1963b:図版II-1として引用)は大図鑑において、日本領でなくなった台湾産のケブカハムシダマシを除いて、アオハムシダマシ、アカハムシダマシ、アマミアオハムシダマシ、アカガネハムシダマシ、クロケブカハムシダマシの5種を図示し、さらに本文中で、ツマアオハムシダマシとヒゴハムシダマシの2種に言及し、以上日本産7種を解説した。
Chujo, M. T. (1985a)は、アマミアオハムシダマシを沖縄本島から、日本新記録のA. abnormalis Konoをウスイロハムシダマシと改称して石垣島から記録し、中條(1985b:図版II-2として引用)として、甲虫図鑑の中で上記8種を解説した。

益本博士による本土産の統合
Masumoto (1987:図版IIIおよびIVとして引用)は、日本産ハムシダマシ科全体の再検討を行い、Arthromacraの構成種それぞれの種のタイプ標本の外形写真と♂交尾器を示した上で、アオハムシダマシ、アカハムシダマシ、ヒゴハムシダマシ、ツマアオハムシダマシの4種をA. decora (Marseul)のシノニムとして処理し、この種にアオハムシダマシの和名を与えたことは、先に述べたとおりである。
また、上記Arthromacraの構成種のうち、金属光沢がなく、上翅に点刻列を持つクロケブカハムシダマシをMacrolagria属に移した。また、Chujo, M. T. (1985a, b)が報告した石垣島産ウスイロハムシダマシも、台湾産とは異なる別の種と認めた上で、Arthromacraから除外し、Macrolagria属に含まれる可能性を一旦示したが、Masumoto (1988)ではこの種を新属Hosohamudamaに移して、琉球の記録を疑問視した。
以上の益本博士の処置の結果、日本産Arthromacraは2種しかいないことになった。

Arthromacraアオハムシダマシ属の所属
佐々治(1988)は、Masumoto (1987)の処置に賛意を示して、これを追認した。アオハムシダマシ属 Arthromacraの所属については、Watt (1974)に従って、従来のハムシダマシ科をゴミムシダマシ科の1亜科として扱い、以下のように位置づけている。
ゴミムシダマシ科 Tenebrionidae
ハムシダマシ亜科 Lagriinae
ハムシダマシ族 Lagriini
ナガハムシダマシ亜族 Statirina (Masumoto, 1987によるナガハムシダマシ族 Statirini)
アオハムシダマシ属 Arthromacra
なお、森本桂博士のご教示によると、ハムシダマシ科の分類学的な取り扱いは以下の経緯をたどっているとのことである。この問題は研究者の考え方により2とおりの考え方があり、決着を見ていないように考えられる。
「Arthromacraアオハムシダマシ属の所属するハムシダマシ科に関して、Watt(1974)はクチキムシ科とともに広義のゴミムシダマシ科に含めてこれの亜科とし、Lawrence (1982)および佐々治(1988), Lawrence & Newton(1995)もこの扱いに従った。
一方、Doyen & Tschinkel (1982)は、ゴミムシダマシ群に3つの分枝を認めてハムシダマシ分枝がゴミムシダマシ分枝などと異なることを示したので、日本では狭義のゴミムシダマシ科から区別してハムシダマシを独立の科としてきた(中根、1963; 森本, 1986)。この科を独立の科とする(狭義)か、広義のゴミムシダマシ科に含めるかによって、Arthromacraの所属をハムシダマシ亜科Lagriinaeのナガハムシダマシ族Statiriniとするか、一つ階級落ちして族および亜族にするかの扱いに違いが生じる。」
Masumoto and Saito (1989)による九大昆虫総目録ではこれを独立科とし、日本産として、
アマミアオハムシダマシ Arthromacra amamiana Nakane
アオハムシダマシ Arthromacra decora (Marseul)
の2種のみが掲載されている。
筆者にはこの問題について、どちらの立場を支持すべきか、判断する材料を持ち合わせていないが、結果としてより多くの研究者に指示されていると考えられる、前者のゴミムシダマシ科に含めてこれの亜科とする考え方を採用した。

中根博士の再検討
その後、中根(1994:図2として引用)は、国内にさらに複数種が存在するとして、
Arthromacra majuscula Nakane, 1994 (原産地:上高地近傍の徳本峠)
Arthromacra flavipes Nakane, 1994 (原産地:京都市大悲山)
の2種を新種記載した。さらに、中根(1997:図3として引用)は、
Arthromacra kyushuensis Nakane, 1997 (原産地:鹿児島県栗野)
Arthromacra kinodai Nakane, 1997 (原産地:宮崎県北川町上祝子)
の2種を記載し、合わせて、
ヒゴハムシダマシArthromacra higoniae Lewis
を復活したが、アオ、アカ、アカガネの異同については言及していない。
以上の結果、文献上に関する限り、現在国内にアマミアオハムシダマシ、アオハムシダマシ Arthromacra decora (Marseul)、Arthromacra flavipes Nakane、ヒゴハムシダマシ、Arthromacra kinodai Nakane、Arthromacra kyushuensis Nakane、Arthromacra majuscula Nakaneの7種が分布することになる。

図2  中根(1994)による記載文と付図の引用

図3  中根(1997)による記載文と付図の引用

長いブランク
斉藤氏との約束や、自身の結婚、転居、転職などが重なり、10年余りアオハムシダマシ属の研究を中断したまま放置してしまった。その間に中根先生がしびれを切らして4新種を発表された。私も、同様に、本土産アオハムシダマシ属は一種ではないと考え続けており、Nakane (1997)の考えを支持して、今坂(2001)において長崎県島原半島より
アカハムシダマシ Arthromacra sumptuosa Lewis、
ミヤマアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra kinodai Nakane、
ニシアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra kyushuensis Nakane
の3種を記録し、引き続き、今坂・西田(2002)において、長崎・佐賀県境の多良岳よりアカハムシダマシとニシアオハムシダマシの2種を記録した。

研究再開
2003年の正月、一念発起して研究を再開することを宣言し、協力依頼の手紙を矢継ぎ早に出した。それに答えて、各地の研究者・同好者50名以上の方から協力快諾の返事や、さっそくの標本が届いた。それから1年余り経った昨年(2004年)3月には、全種合わせて検視個体数が3000頭を越えた。各地の多くの個体を比較検討してみたところ、国内に予想以上にたくさんの種が生息していることが確認された。

ニシアオハムシダマシグループ
上翅の肩に角張った隆起線が存在する種は、ニシアオハムシダマシ、タカハシアオハムシダマシに加えて、さらに2種みつかった。1種は中根博士が京都市大悲山から記載したA. flavipes Nakaneであり、北海道大学博物館の中根コレクション中にあるホロタイプ(図版V-1, 2, 3)を確認できた。この種はニシアオハムシダマシに酷似し、肢全体が黄褐色で、♂交尾器もよく似ているために、記載文からの判断ではニシアオハムシダマシの亜種的なものと考えていた。しかし、ホロタイプ確認後、四国の広い地域で同所的にニシアオハムシダマシと共に出現することが解り、互いに別種と判断した。もう1種は、紀伊半島の大台ヶ原・大峰山系に限って分布する種で、体型はタカハシアオハムシダマシに似るが、上翅の隆起線はやや弱く、多少丸みを帯び、肢の色彩はニシアオハムシダマシに似る。この4種は、♂交尾器先端が一本にとがって腹側へ突出することでも共通している。

アカガネハムシダマシグループ
アカガネハムシダマシは近畿地方では優占種で、さまざまな色変わりがでることは先に述べた。この種は肢と触角が短くて太く、上翅も比較的短く、通常腿節先端は黒くて緑色の光沢がない。♂交尾器の先端は弱く二叉状になっており、パラメラの部分が特に細長い点が特徴的である。近畿以外では、色数が少なくなるなどの変異があり、肢の色も暗色部が無くなる個体も見られる。関東以北や四国で確認できないなど、興味深い分布を示す。
また、紀伊半島のアカガネハムシダマシと思っていた中に、背面は金緑色に限定され、肢と触角がやや長く、肢全体が黄褐色のものが見つかり、♂交尾器を比較してみるとアカガネハムシダマシと明らかに区別できた。この種は三重県平倉以南でのみ得られており、この地域の固有種と考えられる。アカガネハムシダマシと共に、♂交尾器の先端は弱く二叉状になっており、パラメラの部分が特に細長い点が共通している。

アオハムシダマシグループ
一方、アオハムシダマシの真の正体については不確定のままであったが、原記載や益本論文、中根論文を通じ、また、アオハムシダマシの原産地付近の標本を確認することによって、ほぼ、推定通り椎矢峠の小型のタイプと同じであると確信できた。原産地付近のアオハムシダマシは、肢の大半は明るい黄褐色で、腿節先端部のみが狭く黒色で、強い緑色の金属光沢がある。このタイプは東北と、東海、紀伊半島など太平洋岸側、それから中国地方、九州などでみられる。一方、同じ東北と、北関東、中部地方など日本海側の個体は、肢の大部分が黒〜黒褐色で、腿節の基部のごく狭い部分が黄褐色〜褐色である。この2タイプは、東北では同時に得られ、東海地方でも、より山地で後者の黒っぽい個体が多く見つかる。♂交尾器は個体変異が多く、地域的にやや傾向が見られるが、今のところ亜種を区別できるほどの特徴を見いだせない。
この種を初めとして、アカハムシダマシ、ミヤマアオハムシダマシ、A. majuscula Nakane (図版V-7, 8, 9, 10)、それから屋久島産と、隠岐産についてはそれぞれ別の種であると判断したが、♂交尾器の先端はW字状に二叉して尖り、パラメラの部分はアカガネハムシダマシより短く、肢と触角・上翅はより長く、同じグループと推定された。その後さらに、このグループの一員として、四国の高地からも、A. majuscula Nakaneに似て肢と触角が長い種が見つかった。
また、多良岳や中通島でアカハムシダマシと共に得られた金緑色・黒肢のタイプは、鹿児島県の紫尾山でも確認された。このタイプが、Lewis (1895)や中根(1997)の言うヒゴハムシダマシに相当することは明らかである。しかし、♂交尾器などを詳細に検討した結果、アカハムシダマシと背面の色以外に異なる点は無く、同時に見られることから、アカハムシダマシの色変わりであると判断した。ただ、アカハムシダマシは本州・四国・九州のほぼ全域に分布するにもかかわらず、今のところ金緑のヒゴタイプの出現は、五島と西九州、南九州に限定されていることが興味深い。2004年の5月には雲仙岳の標高1000m付近の同じゴトウヅルの花上から、交尾中の赤紫・赤紫(図版I-7)と、金緑・赤紫(図版I-8)のペアをそれぞれ確認し、写真撮影することも出来た。また、金緑の♀を2頭の赤紫の♂が争う場面も目撃した。
以上のものに、奄美大島〜沖縄本島のアマミアオハムシダマシを加えて、国内産は新種6種を含む14種に分類できることが明らかになった。
このような経緯を経て、一応、日本産アオハムシダマシ属の全体像が明らかになったので、以下にその概要を示す。まず、英文で新種記載と再記載を行い、改めて和文で解説したい。

謝辞
本研究の公表に関して、九州大学名誉教授の森本桂博士には、日頃よりご指導いただき、文献の探索や英語記載文の添削など、論文作成にひとかたならぬご指導を賜った。また、比和町立自然科学博物館長の中村慎吾博士には、本文の掲載について多大なるお骨折りをいただいた。お二人のご指導とご支援がなかったら本文を公表することは出来なかったと思われ、心から謝意を表する次第である。さらに、北海道大学博物館に所蔵されている中根博士記載のタイプ標本の検視、撮影、貸与について、同館の大原昌宏助教授に多大のご配慮をいただき、九州大学博物館所蔵の佐々治コレクションの検視については、同館の小島弘昭助手にお世話いただいた。お二人に心より深くお礼申し上げる。
今回の研究については、検視標本の貸与・譲渡、生態情報の入手等について、多数の研究者・同好者の方々にご援助を賜ったが、これらの方々の協力なしには、これだけ多数の標本を調べて一定の結論を出すことは出来なかったと思われる。ここに五十音順にご芳名を列挙して謝意を表したい。なお、ここにはお名前を上げていないが、検視標本の採集者(列挙した協力者に標本を託していただいた方)についてもお礼を申し上げる。
青木一夫(長崎市)、阿比留巨人(長崎市)、荒井充郎(東京都北区)、荒巻健二(久留米市)、池田一喜(周南市)、市橋甫(三重県菰野町)、故江本健一(東京都豊島区)、大塚健之(広島市)、緒方靖哉博士(福岡市)、岡田裕之(明石市)、奥田則雄(大阪市)、尾崎俊寛(大館市)、門脇久志(島根県大東町)、川田一之(川崎市)、城戸克弥(大野城市)、窪木幹夫博士(東京農業大学)、久保田義則(屋久島)、斉藤昌弘(福井県三国町)、坂井誠(福岡市)、佐々木茂美(日田市)、佐々治寛之博士(福井大学退官)、佐藤隆志(青森県藤崎町)、佐野信雄(香川県琴平町)、島田孝(隠岐自然館)、白石正人(今治市)、故白水隆博士(九州大学名誉教授)、杉原英行(財団法人進化生物学研究所)、故中原龍雄(周南市)、高橋敞(京都府井出町)、高橋秀哉(周南市)、田中馨(宇部市)、武田滋(滋賀県志賀町)、堤内雄二(臼杵市)、生川展行(鈴鹿市)、西田光康(佐賀県嬉野町)、野田正美(長崎市)、畑山武一郎(大阪市)、雛倉正人(東京都)、平舘学(仙台市)、平野泰利(国立市)、廣川典範(佐賀県大和町)、藤本博文(丸亀市)、降籏剛寛(松本市)、正木清(京都市)、松尾照男(長崎県吉井町)、松田潔(宝塚市)、松永善明(北九州市)、的場績(和歌山県立博物館)、丸山宗利博士(国立科学博物館)、水野弘造(宇治市)、三宅武(大分県挾間町)、故三宅義一(多摩市)、椋木博昭(山口県川上村)、森正人(西宮市)、山崎裕志(東京都)、山地治(岡山市)、山脇好之(飯塚市)、横川忠司(九州大学)、吉田正隆(徳島市)、吉田元重(和歌山県由良町)、吉富博之博士(札幌市)。

アオハムシダマシ属に含まれる種の概形
日本産アオハムシダマシ属に含まれる種の概形をニシアオハムシダマシArthromacra kyushuensis Nakaneを例にして解説したい。
図版X-1は♂背面、同じくX-2は♂腹面、X-3は♂の触角と肢、X-4は♀背面、X-5は♂交尾器背面、X-6は♂交尾器側面、X-7は♂腹節腹面末端、X-8は♀腹節腹面末端である。
体型は細長い筒状で、背面は基本的に金緑色。触角と肢は黄褐色で、触角先端部と、腿節先端部、脛節先端部、各?節の先端部、爪などは暗色になる種が多い。腹面は暗緑色で、種によっては暗銅色。背面は粗い横シワ状の点刻を一様に装い、明確な点刻列などは無い。 肢は長く、種によって腿節の先端部あるいは背面側のみに緑色の光沢を持つ。触角は糸状で細長く、末端説は伸長し、普通直前3節とほぼ同じ長さ。前?節はやや中・後?節に対して短く、雄では横に広がる。爪は単純で、付属歯などは無い。
♂交尾器は細長く、半筒状で、基部の大部分を基片(basal piece)が占める。先端部は略三角形で、側片(parameres)と考えられ、左右癒着し、基片とは間接接合し、背面・腹面側へ可動である。中央片は外部から観察できない。♂の腹節末端節は中央部で節長の2/3以上で抉れており、♀は後縁中央部が僅かに湾入し、中央は縦溝状である。

Description.
Genus Arthromacra Kirby, 1837
Arthromacra Kirby, 1837, Fauna Boreali-Americana, 4: 238; Lewis, 1895, Ann. Mag. nat. Hist., (6)15: 277-278; Borchmann, 1910, Schenkl. Coleopt. Cat., (2): 15; Borchmann, 1915, Arch. Naturg., 81 A(6): 134; Kono, 1929, Ins. mats. 4(1 & 2): 29-32; Borchmann, 1936, Gen. Ins., (204):180-185, pl. 3, figs. 19, a, b, c; Nakane, 1963a, Fragm. Coleopt., (7): 30; Nakane, 1963b, Icon. Ins. Japon. Col. nat. ed., 2: 234; Chujo, M. T., 1985a, Mushi, 50(4): 89; Chujo, M. T., 1985b, Coleopt. Japan Col., 3: 342; Sasaji, 1986, Mem. Fac. Educ. Fukui Univ., (36) part2: 11-13; Masumoto, 1987, Ent. Rev. Japan, 42(suppl): 45-48, figs. 63-68; Masumoto, 1988, Ent. Rev. Japan, 43(1): 38-39, 45; Sasaji, 1988, Ent. jour. Fukui, (2): 34-35; Masumoto, K. and S. Saito, 1989, Check list Jap. Ins. 1: 418; Nakane, 1994, Kita-Kyushu-no-Konchu, 41(2): 83-86, pl. 7, figs. 9-14; Saito, 1995, Elytra, 23(2): 177; Nakane, 1997, Kita-Kyushu-no-Konchu, 44(1): 3-6, pl. 1, figs. 9-18; Imasaka, 2001, Trans. Nagasaki Biol. Soc., (52): 66, pl. 5, figs. 59-61.

Type species: Lagria aenea Say, 1824. (North America)
Lewis (1895) stated without passage lines (striae) on elytra of A. viridissima in the descreption, but with those of A. aenea as the type species of Arthromacra. And, such a species isn't found in Japanese Arthromacra until now (Pl. X, fig. 9).

Body about 7-13 mm in length; color on dorsum metallic, mostly golden green, sometimes red purple, red copper, copper green, blue, or blue purple according to respective species (Pl. X, fig. 1); ventral side mostly dark copper green, often dark red copper or dark blue purple (Pl. X, fig. 2); labial and maxillary palpi, mandibles, antennae, legs almost yellowish brown; antennae from 3rd to 11th segments, apical half of femora, basal half of tibiae and tarsi often blackish brown to black (Pl. X, fig. 3).
Body slender and subcylindrate; antennae, legs, and ventral side of body closely covered with pubescence, but coarsely so on dorsal side; dorsal surface densely punctate.
Male. Head narrowed from eyes to occiput; densely and rugosely punctate; apical segments of labial and maxillary palpi somewhat slender, knife-shaped. Antennae slender, filiform, almost attaining to middle of elytra; 1st segment clavate, short and shining; 2nd shorter than 1st, thickened to apex; 3rd to 10th weakly clavate, longer and rough, 11th vely long, often about as long as three precedings combined.
Pronotum subquardarate, weakly rounded at side, broadest at a third from apex, marginate at anterior and posterior margins, pointed laterally at all corners.
Scutellum triangular with faintly rounded apex.
Elytra subparallel-sided, elongate, the length about 2.6 to 3.03 times of the basal width; coarsely punctate, more or less transversely rugose, without definite striae.
Legs slender; femora almost straight; tibiae feebly bent at base, then almost straight to apex; claws simple, feebly expanded and subacute at base.
Abdomen with 5 visible sternites, weakly punctate, terminal sternite (7th sternite) deeply notched at the middle of posterior margin (Pl. X, fig. 7).
Male genitalia simple, slender (Pl. X, figs. 5, 6); basal piece long, narrow, curved and enlarged towards base, parameres fused to form a small triangular and rather thin plate; median lobe reduced to a small membranous tongue and invisible externally.
Female. Body somewhat longer and wider, eyes smaller, antennae thinner and a little shorter than in male (Pl. X, fig. 4). 8th abdominal sternite with a median notch at caudal margin and with a median longitudinal groove (Pl. X, fig. 8).

Japanese species of Arthromacra can be subdivided into three species groups as follows:

Key of the species-groups of Arthromacra in Japan.
1(2) Fused parameres of mail genitalia obtusely rounded and not bent at apex (Pl. XI, fig. 1); male and female with thick and long hairs on elytra (Pl. XIV, fig. 9)..............................................................a. The amamiana species-group
2(1) Fused parameres attenuate apically and bent ventrally at apex (Pl. XI, figs. 2-9, Pl. XII, figs. 1-5); male with hardly hairs on the elytra except for the apical part.
3(4) Fused parameres simply pointed and sharp triangular at apex when viewed apically (Pl. XI, figs. 2-5); elytra with humeral ridge on about basal third of lateral margin, and the ridges parallel to each other (Pl. I, figs. 10, 17; Pl. XVI, fig. 7); with comparatively thick erect hairs in female (Pl. XIV, fig. 14; Pl. XV, fig. 8)......b. The kyushuensis species-group
4(3) Fused parameres shortly divaricate at apex when viewed apically (Pl. XI, figs. 6-9; Pl. XII, figs. 1-5); elytra without humeral ridge (Pl. I, figs. 11, 12); usually without hairs on elytra in female with exception (Pl. XIX, fig. 3)...........c. The decora species-group


a. The amamiana species-group
This species-group is consisted of the following 1 species occurring in Ryukyus.

a-1. Arthromacra amamiana Nakane, 1963
(Pl. V, figs. 13, 14; Pl. XI, fig. 1; Pl. XIII, fig. 1; Pl. XIV, figs. 1-9; Pl. XXIII)
Arthromacra amamiana Nakane, 1963a, Fragm. Coleopt., (7): 30, (Ikari, Amami-Oshima); Nakane, 1963b, Icon. Ins. Japon. Col. nat. ed., 2: 234, pl. 117, fig. 18; Chujo, 1985a, Mushi, 50(4): 89 (Amami-oshima Is., Okinawa-honto Is.); Chujo, 1985b, Coleopt. Japan Col., 3: 342, pl.58, fig. 10; Masumoto, 1987, Ent. Rev. Japan, 42(suppl): 48; Masumoto and Saito, 1989, Check list Jap. Ins. 1: 418; Imasaka and Ebihara, 1996, KORASANA, (64): 22; Azuma et al. 2002, Check list Ins. Ryukyu Is. 2: 239.

Redescription
Male. Body elongate and subcylindrate; color on dorsal surface metallic, variable, red purple, red copper, golden green or blue purple; ventral surface dark red copper, dark copper green or dark blue purple; labial and maxillary palpi, mandibles, antennae and legs almost yellowish brown, apices of labial and maxillary palpi, and apex of antenna darker; sometimes those most blackish brown to black; femora concolorous, yellowish brown or blackish brown, without greenish metal luster.
Antennae filiform and short a little, about 0.47 times as body length; the relative length antennal segments from base to apex: 1.00, 0.68, 1.50, 1.43, 1.43, 1.43, 1.43, 1.43, 1.36, 1.18, 4.11; terminal segment middle length in the species of this genus.
Pronotum subquardarate; longer than wide; weakly rounded at lateral margins; anterior and posterior angles weakly expanded outwards.
Elytra subparallel-sided on basal two-thirds, about 2.90 times as long as wide, densly with thick and long elect yellowish white hairs; dorsal surface densely punctate, transversely rugose, without humeral ridge.
Legs slender; femora almost straight; tibiae slightly bend.
Genitalia with parameres rather thick, obtuse at apex, almost not bent ventrally at apex in lateral aspect, about 1.9 times as long as the basal width, weakly narrowing from base to basal fourth in straight sides, then angulately narrowed for a short distance, and again weakly attenuate apically in straight sides to rounded apex when viewed dorsally, without median longitudinal groove on dorsal side, the apex rounded with small median notch when viewed apically.
Length: 7.8-9.0 mm; width: 2.0-2.5 mm.
Female. The body longer and wider than male; antennae shorter, about 0.42 times the body length; elytra shorter, about 2.81 times as long as wide with elect long yellowish white hairs densely.
Length: 8.6-10.0 mm; width: 2.5-2.8 mm.
Specimens examined. Holotype in Nakane Collection, Hokkaido University Museum, ♀, Ikari, Amami-Oshima 6. V. 1960, T. Shibata leg. (Pl. V, figs. 13, 14), and 87exs. as enumerated in the list of speciemens examined at the end of this paper.
Distribution. Ryukyu Iss. (Kagoshima Pref.: Amami-oshima Is.; Okinawa Pref.: Okinawa- honto Is., Kumejima Is. new record).

Note. The fused parameres of the male genitalia in Japanese Lagriini and Arthromacra aenea (type species of the genus) are rather thick, and rounded and not bent at apex as in the case of A. amamiana (ref. Masumoto, 1987). Moreover, the slender body form, no metallic luster on legs, thick erect hairs on the elytra in both sexes may suggested the primitive position of this species in Arthromacra so far as examined on Japanese species.
Individual variation is remarkable in the dorsal coloration of body and the color pattern of legs as noted above. This species is endemic to the central area of Ryukyu Islands, and abundant on the various flowers such as Castanopsis cuspidata in spring from March to April.

b. The kyushuensis species-group
This species-group contains 4 species in 2 subgroups, and has a distribution range in Honshu (from Kinki to Chugoku district), Shikoku and Kyushu.

The key of the species-subgroup and species of the kyushuensis species-group
1(4) Fused parameres of the male genitalia thin excepting base in lateral view, and straight at sides thence to apex in dorsal view and distinctly bent ventrally at apex (Pl. XI, figs. 2, 3); body always metallic golden green on dorsal surface.(The takahashii species-subgroup)
2(3) Femora yellowish brown, with infuscate apex bearing metallic green luster (Pl. XIII, fig. 2); humeral ridge of elytra weaker and less clear; fused parameres of the male genitalia shorter and about 2.1 times as long as the basal width, with gently bent apex (Pl. XI, fig. 2)...........................................Arthromacra oodaigahara sp. nov.
3(2) Femora yellowish brown on basal half in contrast to black apical half with strong green metallic luster (Pl. XIII, fig. 3); humeral ridge of elytra stronger and clearer; fused parameres of male genitalia longer, about 2.2 times as long as the basal width, strongly bent ventrally at apex (Pl. XI, fig. 3)................Arthromacra takahashii sp. nov.
4(1) Fused parameres of male genitalia wide at base, rounded and rapidly narrowed to the basal fourth, and attenuate thence to apex in dorsal aspect (Pl. XI, figs. 4, 5), weakly bent ventrally at apex; body golden green, rarely mixing coppery luster (Pl. XVI, figs. 3, 4, 8).(The kyushuensis species-subgroup)
5(6) Femora yellowish brown, without green metallic luster (Pl. XIII, fig. 4); fused parameres of the male genitalia shorter, with thicker base (Pl. XI, fig. 4)................................Arthromacra flavipes Nakane
6(5) Femora yellowish brown, infuscate and weak green metallic luster on apical part of dorsal surface (Pl. XIII, fig. 5); fused parameres of male genitalia longer, with shorter base (Pl. XI, fig. 5)..................Arthromacra kyushuensis Nakane

b-1. The takahashii species-subgroup
This subgroup contains 2 species in western Honshu from Fukushima Prefecture.

b-1-1. Arthromacra oodaigahara sp. nov.
(Pl. XI, fig. 2; Pl. XIII, fig. 2; Pl. XIV, figs. 10-14; Pl. XXIV)
Male. Body elongate and subcylindrical, median in length, color always golden green on dorsal side, dark copper green on ventral side; labial and maxillary palpi, mandibles, antennae, legs almost yellowish brown; femora on dorsal surface at apical half blackish brown with green metallic luster; tarsi blackish brown at basal part.
Antennae filiform and short, about 0.48 times as long as body; the relative length of segments from base to apex: 1.00, 0.66, 1.41, 1.48, 1.48, 1.48, 1.41, 1.41, 1.31, 1.24, 4.07.
Pronotum subquardarate, as long as wide, weakly rounded at lateral margins, anterior and posterior angles weakly expanded outwards.
Elytra subparallel-sided, about 2.91 times as long as wide, almost bar except the apical part; dorsal surface densely punctate, transversely rugose; humeral ridge weaker, shorter and less clear.
Legs slender; femora mostly straight; tibiae weakly bent.
Fused parameres of the male genitalia short, about 2.1 times as long as the basal width, concave at sided in a weak curve and sharp triangular in dorsal aspect, and bent at apex.
Length: 8.4-10.3 mm; width: 2.4-2.8 mm.
Female. Apices of antennae and tibiae, and tarsi darker; body longer and wider than male; antennae shorter, about 0.43 times as body length; elytra shorter, about 2.83 times as long as wide, with erect short hairs comparatively thickly.
Length: 10.4-11.2 mm; width: 3.0-3.3 mm.
Type series. Holotype: ♂, Mt. Misen, Mts. Ohmime, Yoshino Coun., Nara Pref., 10. VII. 1987, K. Mizuno leg. (Deposited in Hokkaido University Museum: Pl. XIV, figs. 10, 13); Paratypes: Honshu: [Mie Pref.] 2♀♀, Ohdaitsuji, Miyagawa-mura Vill., 6. VII. 1985, N. Narukawa leg. [Nara Pref.] 1♂2♀♀, Kamikitayama-mura Vill., Yoshino Coun., 25. VII. 1980, K. Yamasaki leg.; 1♀, Mt. Ohdaigahara, Kamikitayama-mura Vill., Yoshino Coun., 7. VII. 1985, N. Narukawa leg.; 1♂1♀, Mt. Inamuragatake, Mts. Ohmime, Amakawa-mura Vill., 23. VI. 1990, K. Mizuno leg.; ; 3♂♂5♀♀, ditto, 7. VII. 1990, K. Mizuno leg.; 1♂1♀, Mt. Misen, Mts. Ohmime, Yoshino Coun., 22. VII. 1989, K. Mizuno leg.; 1♂1♀, ditto, 28. VII. 1990, K. Mizuno leg.; 1♂1♀, Mt. Daifugendake, Kamikitayama-mura Vill., 14. VII. 1990, K. Mizuno leg.; 1♂1♀, ditto, 2-3. VII. 1994, K. Mizuno leg.; 1♂, ditto, 9-10. VII. 2000, K. Mizuno leg.; 2♀♀(HUM), Mt. Ohdaigahara,, 28. VII. 1952, O. Sato leg.; 1♂2♀♀, ditto, 4. VII. 2004, M. Kuboki leg.; 1♀(HUM), Mt. Ohdaigahara, Ueno-yu, 25. VII. 1981, T. Nakane leg.
Distribution. Honshu (High mountainous district of middle to southern Kii Peninsula: Mie, Nara and Wakayama Prefs.).
Notes. This species resembles A. amamiana, but fused parameres sharp and bent ventrally at apex, elytra with humeral ridge, and femora yellowish brown with infuscate apical part on the dorsal surface.
This species inhabits around the summits of such mountains as Mt. Ohmine, Mt. Oodaigahara, etc., in the middle to southern Kii Peninsula, and the adults are found on flowers in summer from June to July.
Etymology. The specific name is derived from the name of type locality.

b-1-2. Arthromacra takahashii sp. nov.
(Pl. I, figs. 16-18; Pl. XI, fig. 3; Pl. XIII, fig. 3; Pl. XV, figs. 1-14; Pl. XXV)
Male. Body elongate and subcylindrical, large in size, always golden green on dorsal side, dark copper green on ventral side; apices of labial and maxillary palpi, mandibles, apex of antennae brown, bases of labial and maxillary palpi, and antennae yellowish brown; basal part of femora and most apical part of tarsi yellowish brown; apical part of femora and most part of tibiae, basal part of each tarsus blackish brown; dark part of femora and tibiae clearly with strong green metallic luster.
Antennae about 0.52 times as long as body length; the relative length of segments from base to apex: 1.00, 0.81, 1.62, 1.69, 1.81, 1.81, 1.81, 1.81, 1.62, 1.50, 4.81.
Pronotum subquardarate, longer than wide, rounded at sides with sinus in front of posterior angle, anterior and posterior angles weakly expanded outwards.
Elytra subparallel-sided, about 2.86 times as long as wide, almost bare except apical part; dorsal surface densely punctate, transversely rugose; humeral ridge distinct on the basal third.
Legs slender; femora mostly straight; tibiae weakly bent.
Fused parameres of male genitalia long, 2.2 to 2.4 times as long as basal width, almost straightly narrowing apically on apical two-thirds, sharp triangular and strongly bent ventrally at apex.
Length: 8.9-10.5 mm; width: 2.5-3.2 mm.
Female. Antennae, tibiae and tarsi darker; body longer and wider than male; antennae shorter, about 0.46 times as long as body length; elytra shorter, about 2.75 times as long as wide, coarsely with erect long hairs.
Length: 10.2-11.3 mm; width: 2.8-3.6 mm.
Type series. Holotype: ♂, Mt. Daisen, Daisen Town, alt. 900m, Tottori Pref., 8. VI. 2003, K. Ohtsuka leg. (Deposited in Hokkaido University Museum: Pl. XV, figs. 1, 9); Paratypes: Honshu [Hyogo Pref.] 6♂♂3♀♀, Mt. Hyonosen, Ohya Town, Yohfu Coun., 22. VI. 2003, H. Okada leg.; 4♀♀, ditto, 29. VI. 2003, H. Okada leg.; 10♂♂6♀♀, Mt. Hyonosen, Haga Town, 19. V. 2004, H. Okada leg. [Okayama Pref.] 1♀, Kurami, Komo Town, 7. VI. 1986, K. Watanabe leg.; 1♂1♀, Akawase, Kamisaibara-mura Vill., 8. VI. 2002, O. Yamaji leg. [Tottori Pref.] 3♂♂1♀, Mt. Daisen, Daisen Town, alt. 900m, 8. VI. 2003, K. Ohtsuka leg.; 1♂, Mt. Hoki-Daisen, 22. VI. 1969, M. Noda leg.; 1♂1♀, Mt. Ohginosen, Hattoh Town, 14. VI. 2003, O. Yamaji leg.; 4♂♂3♀♀; ditto, 20. VI. 1993, O. Yamaji leg. [Shimane Pref.] 1♂, Mt. Anzojiyama, Hikimi Town, 3. VI. 2003, H. Mukunoki leg. [Hiroshima Pref.] 2♂♂, Mt. Azumayama, Hiwa Town, alt. 700m, 24. V. 2003, K. Ohtsuka leg.; 1♂, Mt. Garyuzan, Geihoku Town, 1. VI. 2003, K. Ohtsuka leg. [Yamaguchi Pref.] 1♂, Mt. Jakuchisan, Nishiki Town, 22. VI. 1993, K. Tanaka leg.; 1♀, ditto, 21. VI. 1994, K. Tanaka leg.; 1♀, ditto, 15. VI. 1997, K. Tanaka leg.
Other specimens examined: Honshu: [Fukushima Pref.] 1♂, Funamata-rindo, Hinoemata- mura Vill., 3. VIII. 1993, K. Mizuno leg. [Tochigi Pref.] 2♀♀, Ohnuma, Shiobara Town, 8. VI. 1986, M. Ishikawa leg.; 1♂(KUM), Okunikko, 30. VI. 1963, K. Morimoto leg. [Kanagawa Pref.] 2♀♀(HUM), Mt. Soh-un-yama, Hakone, 14. VI. 1960, T. Nakane leg.; 1♂(HUM), Mt. Ohyama, Tanzawa, 15. VI. 1994, K. Kawada leg. [Yamanashi Pref.] 1♂2♀♀, Mt. Takahachiyama, Omote-fuji, alt. 1700m, 27. VI. 2004, M. Kuboki leg.; 1♂1♀, Fuji-subaru-line, 23. VII. 1997, K. Komura leg.; 2♀♀, Hikawa, Daibosatsu, 27. VII. 1988, K. Masaki leg.; 1♂, ditto, 28-9. VII. 1988, K. Masaki leg.; 5♂♂4♀♀, Hirogawara, Ashiyasumura Vill., Nakakoma Coun., 17. VII. 1968, Yasutoshi. Hirano leg. [Shizuoka Pref.] 1♂, Nikengoya, 23-27. VII. 1971, K. Mizuno leg. [Nagano Pref.] 1♂, Utsukushigahara, Takeshimura Vill., 23. VII. 1994, Y. Matsunaga leg.; 1♀, Chogahara-rindo, Iriyamabe, Matsumoto City, 11. VII. 1991, T. Furihata leg.; 1♀, Tobira, Iriyamabe, Matsumoto City, 11. VIII. 1994, N. Okuda leg.; 1♀, Kasuga Spa., Mochizuki Town, Kitasaku Coun., 11. VI. 1968, Yasutoshi. Hirano leg.; 1♂, Kamikochi, 6. VIII. 1992, S. Takeda leg.; 2♀♀, Kaida-kohgen, 25. VII. 1985, S. Takeda leg.; 2♀♀, Ogawa-farm, Kawakami-mura Vill., alt. 1500m, 12. VII. 1992, Yasutoshi. Hirano leg.; 2♂♂, Mt. Kiso-komagatake, Agematsu Town, 21. VII. 1990, K. Masaki leg. [Gifu Pref.] 1♀, Shinhodaka Spa., Kamitakara- mura Vill., 23-26. VI. 1982, Yasutoshi Hirano leg.; 1♀, Ohjiro-rindo, Shirakawa-mura Vill., 2. VII. 1994, T. Hatayama leg.; 1♂, Mt. Hakusan, 4. VIII. 1982, D. Sakuragi leg. [Ishikawa Pref.] 4♂♂3♀♀(KUM), Hakusan, 1. VIII. 1962, H. Kamiya leg.; 1♂(KUM), ditto, 2. VIII. 1962, H. Kamiya leg. [Aichi Pref.] 1♂, Mennoki Pass, Inabu Town, 13. VI. 2003, T. Hatayama leg. [Mie Pref.] 1♂, Ohdaitsuji, Miyagawa-mura Vill., 6. VII. 1985, N. Narukawa leg.; 4♂♂2♀♀, Mt. Ohdaigahara, Miyagawa-mura Vill., 6. VI. 2004, R. Imamura leg. [Nara Pref.] 1♂1♀, Mt. Obakodake, 3. VI. 1984, T. Hatayama leg.; 1♂, ditto, 6-7. VI. 1987, T. Hatayama leg.; 1♀, Mt. Jizohdake, Shimokitayama-mura Vill., 25-6.VI. 1994, T. Hatayama leg.; 1♀, ditto, 28. V. 1998, T. Hatayama leg.; 1♀, Mt. Wasamatayama, Kamikitayama-mura Vill., 27-8. VI. 1998, Shoh Takahashi leg.; 1♀, Kawabedani, Mt. Ohminesan, 7. VI. 1981, K. Mizuno leg.; 1♂1♀, Mt. Misen, Mts. Ohminesan, Yoshino Coun., 21. VI. 1989, K. Mizuno leg.; 1♀, Kawasakodani, Mt. Ohdaigahara, 7. VI. 1981, K. Mizuno leg.; 1♀(HUM), Ueno-yu, Mt. Ohdaigahara, 25. VII. 1981, T. Nakane leg. [Wakayama Pref.] 1♂, Mt. Gomanodanyama, Ryujin-mura Vill., Hidaka Coun., 10. VI. 1967, Yasutoshi. Hirano leg.; 1♀, ditto, 12. VII. 1993, I. Matoba leg.; 1♀, Mt. Andoyama, Mts. Hatenashi, Tostugawa-mura Vill., 1. VII. 1997, S. Tanaka leg.
Distribution. Honshu (Fukushima to Yamaguchi Prefs.).
Notes. This species resembles A. oodaigahara, but a little wider and larger, the apical half of femora blackish with strongly and greenish metallic luster in contrast to yellowish basal half, the fused parameres longer and the apex curved more strongly to the ventral side.
This species is found in the mountains range from Fukushima to Yamaguchi Prefecture in Honshu, on the flowers from June to August.
Local variation. Local variations are recognized in the color patter of the femora and shape of the parameres as in the followings: The blackish part of femora is the narrowest in the specimens from Nikengoya in South Alps, and fairly narrow in the peripheral populations of the distribution such as Hinoemata in Fukushima Prefecture, the northernmost population, and Ashiyasu Village in Shizuoka Prefecture, Kii Peninsula and several localities of the Pacific Coast side as the southern peripheral populations, whereas the blackish part is widest in the populations from Mt. Hoki Daisen and others in San-in District, and it is intermediate between these two extremities in the populations from the other localities. The fused parameres of the male genitalia in the specimens from Kii Peninsula is especially slender and strongly bent ventrally at apex, whereas it is short and thick in the population from Hinoemata, a little thick from Nikengoya, and a little thick, short, and weakly bent at apex in the populations from Mt. Hoki Daisen and others in Sanin District.
These populations are suspended to subdivide into the subspecies in this paper, because of the insufficiency of specimens from the peripheral localities and the overlapping in the range of variations in some degree on these characters.
For the above reason, the paratypes are selected for the designation among the specimens in the populations from Hyogo to Yamaguchi Prefectures bearing the same character states as the holotype.
Etymology. The specific name is dedicated to Mr. Shu-ya Takahashi (Shu-nan City, Yamaguchi Pref.), who entrusted me the specimens for the first time.

b-2. The kyushuensis species-subgroup
This subgroup contains 2 species occurring in western Honshu from Kinki District, Shikoku and Kyushu.

b-2-1. Arthromacra flavipes Nakane, 1994
(Pl. V, figs. 1-3; Pl. XI, fig. 4; Pl. XIII, fig. 4; Pl. XVI, figs. 1-7; Pl. XXIII)
Arthromacra flavipes Nakane, 1994, Kita-Kyushu-no-Konchu, 41(2): 85-86, pl. 7, figs. 10, 13 (Daihizan, Kyoto).

Redescription
Male. Body elongate and subcylindrical, median in length, golden green in general, often red copper to copper green on dorsal side, dark copper green on ventral side; labial and maxillary palpi, mandibles, antennae, legs almost yellowish brown; base of tarsi, and sometimes the apex of antennae darker; femora always yellowish brown and without green metallic luster.
Antennae filiform and long a little, about 0.50 times as long as body length; the relative length of segments from base to apex: 1.00, 0.82, 1.43, 1.43, 1.54, 1.61, 1.61, 1.54, 1.43, 1.36, 4.57.
Pronotum subquardarate, longer than wide, slightly curved at lateral margins, anterior and posterior angles slightly expanded outwards.
Elytra subparallel-sided, about 2.70 times as long as wide, almost bare except apical part; dorsal surface densely punctate, transversely rugose, humeral ridge distinct on basal third.
Fused parameres of the male genitalia short and thick, about 1.7 times as long as basal width, wide at base, rapidly narrowing apically in curve to basal fourth, then gently attenuate apically and weakly bent ventrally at apex.
Length: 7.8-9.3 mm; width: 2.3-2.6 mm.
Female. Body longer and wider than male; antennae shorter, about 0.42 times as long as body length; elytra almost the same as in male, but erect short yellowish white hairs a little denser.
Length: 8.9-12.8 mm; width: 2.8-3.5 mm.
Specimen examined. 603exs. Holotype in Nakane Collection, Hokkaido University Museum, ♂, Daihizan, Kyoto, Honshu, Japan. 29. v. 1960, T. Nakane leg. (Figs. 24-26). The other specimens examined are enumerated in the list at the end of this paper.
Distribution.  Honshu (Kinki and Chugoku Districts), Shikoku.
Notes. This species resembles A. oodaigahara, but is generally smaller, femora are always yellowish brown without greenish metallic luster, humera ridge more stronger and clearer, fused parameres of the male genitalia shorter, rounded at sides and rapidly narrowing to a quarter from base.
This species is distributed in western Honshu from Kyoto to Mie line and Shikoku, and it is found on the flowers in the low land to high mountains from April to July.
This species occurs in the low land and nearby small islands in the Kii Peninsula, where this is the only species distributed, whereas in Shikoku being distributed this and next species in the same locality, this species appears earlier in the lower areas than the next.
Following specimens before me are apparently from the outside of the presumed range of distribution and the locality is needed to confirm by the further material in the future.
4exs., Kuzube-zawa, Hiratsuto, Hayachine, Iwate Pref., 23. VI. 1992, M. Noda leg.

b-2-2. Arthromacra kyushuensis Nakane, 1997
(Pl. I, figs. 10, 13; Pl. V, figs. 4-6; Pl. X, figs. 1-8; Pl. XI, fig. 5; Pl. XIII, fig. 5; Pl. XVI, figs. 8-12; Pl. XXIII)
Arthromacra kyushuensis Nakane, 1997, Kita-Kyushu-no-Konchu, 44(1): 5-6, pl. 1, figs. 12-15, (Kurino, Kagoshima Pref.); Kido and Oda, 1998, KORASANA, (66): 67, fig. H; Imasaka, 2001, Trans. Nagasaki Biol. Soc., (52): 66, pl. 5, fig. 61; Imasaka and Nishida, 2002, Saga no Konchu, (36): 465.

Redescription
Male. Body elongate and subcylindrical, median in size, golden green in general, sometime with yellow copper shimmer, or rarely copper green on dorsal side, dark copper green on ventral side; labial and maxillary palpi, mandibles, antennae, legs almost yellowish brown; apices of labial and maxillary palpi and antennae, and tarsi darker at base; femora brown to blackish brown with weak green metallic luster at apex on dorsal surface, sometimes concolorous yellowish brown in the specimen from south Kyushu.
Antennae filiform and a little longer, about 0.50 times as long as body length; the relative length of segments from base to apex: 1.00, 0.71, 1.43, 1.54, 1.54, 1.54, 1.54, 1.54, 1.43, 1.43, 4.46.
Pronotum subquadrate, longer than wide, almost straight at lateral sides, anterior and posterior angles slightly expanded outwards.
Elytra sub parallel-sided, about 2.78 times as long as wide, almost bare excepte apical part, dorsal surface densely punctate, transversely rugose, fumeral ridge strong and distinct on basal third.
Fused parameres of the male genitalia short, about 1.8 times of the basal width, wide at base, rapidly narrowing to the basal fifth, then evenly tapered to pointed and weakly bent apex.
Length: 8.2-10.0 mm, width: 2.2-2.8 mm.
Female. The body longer and wider than male; antennae shorter, about 0.47 times as long as body length; elytra about the same as in male, but erect short yellowish white hairs a little denser.
Length: 8.9-11.2 mm; width: 2.6-3.2 mm.
Specimen examined. 950exs. Holotype in Nakane Collection, Hokkaido Universituy Museum, ♂, Kurino, Kagoshima Pref. Kyushu, Japan. 12. VI. 1982, T. & T. Nakane leg. (Figs. 27-29). The other specimens examined are enumerated at the end of this paper.
Distribution. Shikoku, Kyushu.
Notes. This species closely resembles A. flavipes, but the femora are infuscate with greenish metallic luster at the apical part on the dosal side, fused parameres of the male genitalia is longer, and wider at base.
This species resembles A. oodaigahara, too, but the humeral ridge is stronger and clearer, the fused parameres are wider and rounded at basal sides, and rapidly narrowing to basal fifth.
It is distributed in Shikoku and Kyushu, and appears on flowers in the mountainous areas above 300 m alt. from April to July.
In Shikoku, where the former species are distributed in the same place, this species appears later in the higher district. In the major area of Kyushu where this is the only species distributed, this species is commonly found in higher mountains more than 500〜600 m alt., but it lives even low land in South Kyushu.
Local variation. There is a delicate difference between the populations in Shikoku and Kyushu that the specimens from Shikoku are a little larger (Pl. XVI, figs. 11, 12), the basal width of fused parameres is narrower, and general appearance is alike A. flavipes in comparison with those from Kyushu. Specimens from South Kyushu rarely bear the femora yellowish brown and no green metallic luster like A. flavipes.

c. The decora species-group
This species-group is consisted of 9 species in 2 subgroups in the wide areas of Honshu, Shikoku, Kyushu and adjacent islands.

The key of the species-subgroups and species of the decora species-group
1(4) Smaller, 7-10 mm in length, elytra comparatively robuster, legs and antennae relatively shorter (Pl. XVII, figs. 1-6; Pl. XVII, figs. 11-13), fused parameres of male genitalia longer, about more than 2.2 times as long as the basal width, wide at base, then attenuate apically in straight sides in dorsal aspect, shortly divaricated apex obtuse respectively, without median longitudinal groove on dorsal side (Pl. XI, figs. 6, 7).
(The decora species-subgroup)
2(3) Femora robuster, yellowish brown at base, widely infuscate without green metallic luster in general (Pl. XIII, fig. 6); antennae and legs robuster, male antennae especially shorter, about 43% of the body length; body red purple, or red copper,or golden green, and or blue purple on the dorsal side (Pl. XVII, figs. 1-6); elytra with the intervals smooth and weakly rugose transversly (Pl. XVII, fig. 7); fused parameres of male genitalia thin and straight from near base to the apex in lateral view (Pl. XI, fig.6)...................Arthromacra decora (Marseul)
3(2) Femora slenderer, concolorous yellowish brown, without green metallic luster (Pl. XIII, fig. 8); antennae and legs slenderer, male antennae about 46% of the body length; body always golden green on dorsal side; intervals of elytra hollowed and strongly rugose (Pl. XVII, figs. 11-13); fused parameres of male genitalia slightly expanded outwards on basal half in dorsal view, weakly concave in lateral view (Pl. XI, fig. 7).......................Arthromacra narukawai sp. nov.
4(1) Larger, 8-13 mm in length; elytra, legs and antennae slender; fused parameres of male genitalia shorter, less than 2.1 times as long as the basal width, shortly divaricate apices sharply pointed, with median longitudinal groove on apical half of dorsal side, (Pl. XI, figs. 8, 9; Pl. XII, figs. 1-5).  (The viridissima species-subgroup)
5(8) Femora concolorous yellowish brown or black to blackish brown when viewed dorsally, without green metallic luster (Pl. XIII, figs. 7, 9).
6(7) Femora almost yellowish brown (Pl. XIII, fig. 7), sometimes brown with faint green metallic luster on apical half; fused parameres of male genitalia robust, about 1.7 times as long as the basal width, slightly expanded laterally on basal third, then attenuate apically in straight sides in dorsal aspect, evenly bent ventrally in the middle, then strongly bent at apex in lateral aspect (Pl. XI, fig. 8); pronotum a little longer than wide, weakly project outwards at anterior and posterior angles; body and legs longer (Pl. XVIII, figs. 1, 2); male antennae about 49% of body length; body usually golden green, rarely red copper on dorsal side(Pl. XVIII, fig. 3). ...................Arthromacra yakushimana sp. nov.
7(6) Femora concolorous dark brown to black in dorsal view, without green metallic luster (Pl. XIII, fig. 9); fused parameres of male genitalia longer, about 1.8 times as long as the basal width, attenuate apically from base in straight sides in dorsal view, hardly bent from near base to behind apex in lateral view (Pl. XI, fig. 9); pronotum subquadrate, with almost straight sides, strongly projected outwards at anterior and posterior angles; antennae comparatively short, about 47% of body length in male, 9th, and 10th segments especially short; body mostly red purple, sometimes red copper to blue purple on dorsal side (Pl. XVIII, figs. 6-10), or copper green to golden green specimens intermingled in a part of Kyushu (Pl. XVIII, figs. 11, 12).....................Arthromacra sumptuosa Lewis
8(7) Femora bicolorous, yellowish brown at least at basal part and the remaining part black to blackish brown in dorsal view; body golden green in general, rarely red purple or copper green on dorsal side; pronotum more rounded at sides, anterior angles less projected; antennae longer, more than 49% of the body length in male, 8th, 9th, and 10th segments longer.
9(12) Elytra longer, more than 2.8 times as long as the basal width in male (Pl. XIX, figs. 1, 9); antennae longer, more than 0.54 % of the body length; 8th, 9th, 10th and 11th segments expanded, and conjoint length more than 0.29 % of body length (Pl. XIII, figs. 10, 11).
10(11) Terminal segment of antennae long, about 0.92 times as long as the three preceding segments combined (Pl. XIII, figs. 11; Pl. XIX, fig. 6); body always golden green on dorsal side (Pl. XIX, figs. 1, 2); fused parameres of male genitalia about 2.1 times as long as basal width, slightly incurved in the middle of dorsal side but just straight on ventral side in lateral view (Pl. XII, fig. 1); female with thick and long hairs on elytra..........
...............................................Arthromacra shiraishii sp. nov.
11(10) Terminal segment of antennae especially long, more than 1.3 times as long as the three preceding segments combined (Pl. XIII, fig. 10; Pl. XIX, fig. 7); body mostly golden green (Pl. XIX, figs. 9, 10), often red purple to red copper on dorsal side (Pl. XIX, figs. 15, 16); fused parameres of male genitalia about 2.0 times as long as basal width, faintly curved ventrally in lateral aspect (Pl. XII, fig. 2); female scarcely with hairs on elytra................Arthromacra majuscula Nakane
12(9) Elytra shorter, less than 2.7 times as long as basal width in male; antennae shorter, less than 51% of the body length; 8th, 9th, 10th, 11th segments weakly expanded, conjoint length less than 0.24 % of body length.
13(16) Body smaller and elongate (Pl. XX, figs. 1-10; Pl. XXI, figs. 1-3); elytra thinner; interval space of punctures on elytra hollowed, strongly and transversely rugose; antenna slenderer, about 51% of the body length in male; legs thinner and shorter.
14(15) Femora blackish brown with greenish metallic shimmer on apical half, yellowish brown on basal half, but demarcation indefinite (Pl. XIII, fig. 12); fused parameres of the male genitalia about 2.0 times as long as basal width, slightly bisinuate at sides in dorsal aspect, faintly curved ventrally in the middle, slightly bent at apex in lateral view, median longitudinal groove obscure (Pl. XII, fig. 3); body and legs robust, golden green on dorsal side(Pl. XXI, figs. 1-3).............Arthromacra okiana sp. nov.
15(14) Femora blackish with strong green metallic luster on apical half, sharply demarcated from yellowish brown basal part (Pl. XIII, figs. 13, 14); fused parameres of the male genitalia about 1.9 to 2.1 times as long as basal width, widest at base, weakly curved and narrowed to a fifth from base, then attenuate apically in straight sides in dorsal aspect, almost straight excepting base on the underside and rectangularly bent ventrally at apex in lateral aspect, median longitudinal groove distinct on apical half (Pl. XII, fig. 4); body golden green on dorsal side in general (Pl. XX, figs. 1, 2, 5, 10), but rarely red copper to copper green in the specimens from the eastern parts of Kanto District (Pl. XX, figs. 3, 4).......................Arthromacra viridissima Lewis
16(13) Body larger and robuster (Pl. XXI, figs. 6-8, 12, 13); elytra wider; interval space of punctures a little smooth, weakly and transversely rugose; antennae robuster, about 49% of the body length in male; tibiae thicker; fused parameres of male genitalia thinner, about 2.0 times as long as basal width, attenuate apically from base in weak curve, then incurved, and thence straight to apex at sides in dorsal aspect, shortly bent ventrally at apex, median longitudinal groove distinct on apical half (Pl. XII, fig. 5); body golden green on dorsal side, often mixing yellow copper shimmer (Pl. XXI, fig. 8).........Arthromacra kinodai Nakane

c-1. The decora species-subgroup
This subgroup contains 2 species occurring in the western central part of Honshu and Kyushu.

c-1-1. Arthromacra decora (Marseul, 1876)
(Pl. I, fig. 1; Pl. XI, fig. 6; Pl. XIII, fig. 6; Pl. XVII, figs. 1-10; Pl. XXIV)
Lagria decora Marseul, 1876, Ann. Soc. ent. Fr., (5)6: 339 (Hiogo).
Arthromacra decora: Lewis, 1895, Ann. Mag. nat. Hist., (6)15: 278, fig. 3 (p422); Borchmann, 1910, Schenkl. Coleopt. Cat., (2): 15; Borchmann, 1915, Arch. Naturg., 81 A(6): 134; Kono, 1929, Ins. mats. 4(1 & 2): 30; Borchmann, 1936, Gen. Ins., (204): 182; Nakane, 1963b, Icon. Ins. Japon. Col. nat. ed., 2: 234, pl. 117, figs. 19a, b; Hayashi, 1975, Ins. Col., 2: 174, pl. 170; Chujo, 1985b, Coleopt. Japan Col., 3: 342, pl.58, fig. 12; Masumoto, 1987 (part), Ent. Rev. Japan, 42(suppl): 45-48, fig. 63; Sasaji (part), 1988, Ent. jour. Fukui, (2): 35; Masumoto and Saito, 1989 (part), Check list Jap. Ins. 1: 418; Nakane, 1994, Kita-Kyushu-no-Konchu, 41(2): 83, pl. 7, figs. 9, 12.

Redescription
Male. Body short and subcylindrical, small in size, red purple, or red copper, or golden green, and or blue purple on dorsal side, dark red copper, or dark copper green, and or dark blue purple on ventral side; labial and maxillary palpi, mandibles, antennae, tibiae except for the apex, tarsi almost yellowish brown; apices of labial and maxillary palpi and antenna, femora except for the apex, base of each tarsus brown to blackish brown; femora bicolorous, yellowishi brown at base, indefinitely demarcated from blackish brown apical part, the latter without greenish metallic luster.
Antennae filiform, thick and shortest among Japanese species, about 0.43 times as long as body length; the relative length of segments from base to apex: 1.00, 0.73, 1.42, 1.42, 1.42, 1.31, 1.31, 1.31, 1.23, 1.08, 4.04.
Pronotum subquardarate, as long as wide, almost straight at sides, truncated before anterior angles, anterior and posterior angles slightly expanded outwards.
Elytra subparallel-sided and shortest among Japanese species, about 2.65 times as long as wide, almost bare except apical part; dorsal surface rather densely punctate, interval space of punctures shiny, transversely and weakly rugose; humeral ridge absent.
Legs robust.
Fused parameres of the male genitalia long and thin, about 2.2 times as long as basal width, widest in front of the base, then attenuate apically in straight sides in dorsal view, thin and straight from near base to apex in lateral aspect, shortly bent at apex, with divaricate obtuse apices.
Length: 7.9-9.3 mm; width: 2.2-2.6 mm.
Female. The body longer and wider than male; antennae shorter, about 0.39 times as long as body length; elytra almost bare except apical part.
Length: 8.2-9.9 mm; width: 2.6-3.0 mm.
Type specimen. Not seen.
Specimens examined. 961 exs. enumerated in the list at the end of this paper.
Distribution. Honshu (Nagano to Yamaguchi Prefs.), Kyushu (Fukuoka and Ohita Prefs.)
Notes. This species resembles A. amamiana in coloration, but can be the body, antenna and legs are robuster.
This is the first described species in Japanese Arthromacra, though it was assigned in Lagria at first, and is peculiar species in the genus because of the short antenna, short legs, short elytra and many color variations. Masumoto, 1987 and Sasaji, 1988 were apparently dazzled and confused Japanese species upon the highly variable coloration of this common species, and Nakane (1994, 1997) did not touch upon this species.
Though the holotype has not been examined, this species is identified from the figure (Fig. 3) in Lewis (1895: quoted as a Pl. VI), and black-and-white photograph of the holotype (♀: Fig. 63) in Masumoto (1987: quoted as a Pl. IV) as well as the original description. Previous record of this species may include more than one species and the distribution range is newly clarified after the careful examination of the male genitalia and the other characters in this paper.
This species is distributed in Honshu westwards from Nagano Prefecture and northern part of Kyushu, and is commonly found in Kinki District on flowers of Photinia glabra, Acer palmatum, Pinus densiflora and so on, in the low land from April to May, and June to July in the mountainous areas, it is found in Chugoku District on Cornus controverse in the high land in April and May, and in Kyushu on such flowers as Cornus controversa and Quercus dentata from April to June.
Local variation. Distributions of the color variants are noteworthy that all variants are collected from the wide area of the Kii Peninsula, southern part of Kyoto Prefecture, whole areas in Osaka, Hyogo, Okayama, and Tottori Prefectures (all variant area). No blue to blue purple variant has not been obtained in Nagano, Gifu, Aichi, southern part of Shiga and Hiroshima Prefectures (no bluish variant area). The variant of the reddish copper is predominant mixing coppery green variant in small number in Yamaguchi Prefecture (coppery variant area), only the red coppery variant is found in the northern part of Kyushu (red coppery variant area: Pl. XVII, fig. 6), and only the golden green variant occurs from the east-northern part of Kyoto Prefecture to northern part of Shiga Prefecture and Fukui Prefecture (greenish variant area).
Furthermore, the local and individual variations are noticed on the coloration of femora that the femora are yellowish brown with infuscate apex and no metallic luster in most populations from Nagano to Kyushu, whereas the apical infuscated part is reduced to a patch on the dorsal side or completely obliterated in the populations from the Kii Peninsula and northern Kinki District. In latter case, it is similar to A. nurukawai at first sight. In the greenish variant area in Fukui Prefecture, the femora of some individuals bears weak greenish metallic luster on infuscate part, and somewhat similar to A. viridissima at first sight, but is distinguished by the smooth luster on elytra, the body shape, length of the legs and the antennae, and the shape of the male genitalia, etc.

c-1-2. Arthromacra narukawai sp. nov.
(Pl. XI, fig. 7; Pl. XIII, fig. 8; Pl. XVII, figs. 11-16; Pl. XXIV)
Male. Body small in size, always golden green on dorsal side, dark copper green on ventral side; labial and maxillary palpi, basal part of antennae, femora and tibiae almost yellowish brown excepting the darker apices of labial and maxillary palpi and antennae, and the base part of tarsi, femora without green metallic luster.
Antennae filiform and a little shorter, about 0.46 times as long as body length; the relative length of segments from basal to apical: 1.00, 0.64, 1.39, 1.39, 1.39, 1.39, 1.39, 1.39, 1.32, 1.14, 4.29.
Pronotum subquardarate, longer than wide, strongly rounded at sides, anterior and posterior angles strongly expanded outwards.
Elytra subparallel-sided, comparatively short, about 2.75 times as long as wide, almost bare except apical part; dorsal surface densely punctate, interval space of punctures on elytra hollowed and transversely rugose, without humeral ridge.
Legs slender; femora mostly straight; tibiae weakly bent inwards.
Fused parameres of the male genitalia long, about 2.2 times as long as basal width, slightly expanded outwards on basal half in dorsal view, weakly concave in ateral view, with obtuse short divaricated apices.
Length: 7.9-8.2 mm; width: 2.2-2.3 mm.
Female. Body longer and wider than male; antennae shorter, about 0.40 times as long as body length; elytra shorter, about 2.48 times as long as wide, almost bare except apical part.
Length: 8.7-9.7 mm; width: 2.6-2.8 mm.
Type series. Holotype: ♂, Mt. Chichigatake, Miyagawa-mura Vill., 23. V. 1998, N. Nakanishi leg. (Deposited in Hokkaido University Museum: Pl. XVII, figs. 11, 14); Paratypes: Honshu: [Mie Pref.] 1♂, Mt. Nonoboriyama, Kameoka City, 23. V. 2000, N. Narukawa leg.; 1♀, Hirakura, Misugi-mura Vill., 6. VI. 1992, N. Narukawa leg.; 1♂1♀,  ditto, 13-4. VI. 1990, K. Masaki leg.; 1♀, Senshusha-rindo, Iidaka Town, 24. VI. 2001, H. Yokozeki leg.; 1♀, Chichigatani, Miyagawa-mura Vill., 5. V. 1997, N. Nakanishi leg.; 1♂, ditto, 23. V. 1998, N. Nakanishi leg.; Mt. Somonyama, Miyagawa-mura Vill., Mie Pref., 29. IV. 1997, F. Ichikawa leg.; 1♀, ditto, 5. V. 1998, N. Narukawa leg.; 1♀(HUM), Ohsugidani Valley, 11. VI. 1952, T. Nakane leg.; 1♂, Mt. Minamimatayama, Ohuchiyama-mura Vill., 15. VI. 1996, N. Narukawa leg.; 7♂♂8♀♀, Nishiki Pass, Kisei Town, 18. V. 2000, H. Yokozeki leg.; 1♀, Nishiki -Nako, Kisei Town, 17. VII. 1999, H. Yokozeki leg.; 1♀, Nishiki, Kisei Town, 8. V. 1999, N. Narukawa leg.; 1♂1♀, Owase City, 15. V. 1993, T. Hatayama leg.; 1♀, Mikizaki, Owase City, 3. V. 1995, N. Narukawa leg.; 1♂1♀, Nunobikinotaki Fall, Kiwa Town, 11. V. 1996, H. Yokozeki leg.; 1♂, Kizuro, Kiwa Town, 12. V. 1996, H. Yokozeki leg. [Nara Pref.] 2♂♂, Mt. Jizodake, Mts. Ohminesan, 25-6. VI. 1994, K. Masaki leg.; 2♂♂, Mt. Jizodake, Shimokitayama-mura Vill., 28. V. 1998, T. Hatayama leg.; 1♀, Mt. Misen, Mts. Ohminesan, 16. VI. 1990, S. Imasaka leg.; 2♀♀, Mt. Wasamatayama, Kamikitayama-mura Vill., 4-5. VI. 2002, K. Mizuno leg.; 1♀, Amagase, Kamikitayama-mura Vill., 22. V. 2004, T. Hatayama leg. [Wakayama Pref.] 1♀, Esumi-Kokashi, 24. V. 1988, S. Goto leg.; 1♂, Fudono-Hizukami, 16. V. 1988, S. Goto leg.; 2♂♂2♀♀, Kaiji, Hongu Town, 28. IV. 2003, I. Matoba leg.; 1♀.Minakami, Nakaheji Town, 28. IV. 2003, I. Matobaleg.; 1♂1♀, Mt. Kasatoyama, Mts. Hatenashi, Nakaheji Town, 7. V. 1999, S. Tanaka leg.; 1♀(INS-1390), Mt. Ohtoyama, 19. V. 1979, I. Matoba leg.; 1♀., Yasukawa, Mt. Ohtoyama, 30. V. 1982, M. Yoshida leg.; 2♀♀, Mt. Hibanomoriyama, Nachikatsuura Town, 10. VI. 1999, I. Matoba leg.; 1♂, Mt. Ohkurahatayama, 31. V. 1994, M. Yoshida leg.; 1♂, Kokuzodani, 7. V. 1972, M. Yoshida leg.
Distribution. Honshu (Kii Peninsula:Mie, Nara and Wakayama Prefs.).
Notes. This species resembles A. decora, but is always golden green on the dorsal side, always yellowish brown and without green metallic luster on femora, no smooth luster on elytra like A. decora owing to the densely and transversely rugose interval space of punctures on elytra, and the different shape of the fused parameres as illustrated.
This is endemic species to the Kii Peninsula southwards from Hirakura in Mie Prefecture, and found in the low land to the mountains up to 1000 m alt. on various flowers from April to July.
Etymology. This new species is named in honour of Mr. Nobuyuki Narukawa (Suzuka City, Mie Pref.), who gave me many specimens including this species, information on locality and emergence period.

c-2. The viridissima species-subgroup

This subgroup contains seven species occurring in Honshu, Shikoku, Kyushu, and adjacent islands.

c-2-1. Arthromacra yakushimana sp. nov.
(Pl. I, figs. 19, 20; Pl. XI, fig. 8; Pl. XIII, fig. 7; Pl. XVIII, figs. 1-5; Pl. XXIII)
Arthromacra decora (partim, nec Marseul, 1876): Masumoto, 1987, Ent. Rev. Japan, 42(suppl): 46-47, figs. 35, 36, (Yakushima).

Male. Body median in size, mostly golden green on dorsal side, dark copper green on ventral side; labial and maxillary palpi, antennae, and legs almost yellowish brown, sometimes apices of labial and maxillary palpi, apex of antennae, basal part of tarsi darker; femora without greenish metallic luster in general, or rarely with greenish metallic shimmer on infuscate area at apex on dorsal surface.
Antennae about 0.49 times as long as body length; the relative length of segments from base to apex: 1.00, 0.69, 1.28, 1.45, 1.45, 1.45, 1.52, 1.34, 1.28, 1.10, 4.38.
Pronotum subquardarate, longer than wide, weakly sinuate at lateral margins, anterior angles weakly and posterior angles strongly expanded laterally.
Elytra subparallel-sided, elongate, about 3.00 times as long as basal wide, almost bare except apical part; dorsal surface densely punctate, interval space of punctures hollowed and transversely rugose, without humeral ridge.
Legs slender and long; femora mostly straight; tibiae slightly bent.
Fused parameres of the male genitalia robust, about 1.7 times as long as basal width, slightly expanded laterally on basal third, then attenuate apically in straight sides in dorsal aspect, evenly bent in the middle, then strongly bent at apex in lateral view, shortly divaricate apex sharply pointed respectively.
Length: 8.5-9.6 mm; width: 2.4-2.6 mm.
Female. Body longer and wider than male; antennae shorter, about 0.44 times as long as body length; elyta almost of the same shape and vesture as in male.
Length: 9.6-10.8 mm; width: 2.6-3.1 mm.
Type series. Holotype: ♂, Yodogawagoya, Yakushima Is., Kagoshima Pref., 7. VI. 1988, S. Imasaka leg. (Deposited in Hokkaido University Museum: Pl. XVIII, figs. 1, 5); Paratypes: [Kagoshima Pref., Yakushima Is.] 1♀, Kosugidani, 12. VII. 1966, Sho Takahashi leg.; 1♂, Mt. Miyanouradake, 21. VII. 1974, T. Mikage leg.; 1♀, Yakushima, larva, 22. III. 1976, adult, 4-26. IV. 1976, Yasutoshi Hirano leg.; 1♀, Nagata, 1. V. 1984, K. Mizuno leg.; 1♀, Hananoego, 25. VII. 1986, T. Sukenaga leg.; 2♂♂1♀, Ohseto-rindo, 13. V. 1988, Y. Matsunaga leg.; 7♂♂4♀♀, .Anbo-rindo, 7. VI. 1988, S. Imasaka leg.; 9♂♂16♀♀(red copper 1♂), Yodogawagoya, 7. VI. 1988, S. Imasaka leg.; 2♂♂2♀♀(red copper 1♂), ditto, 9. VI. 1988, S. Imasaka leg.; 1♀, Shiratani-rindo, 8. VI. 1988, S. Imasaka leg.; 2♀♀, Mt. Nonkidake, 26. V. 1998, N. Sano leg.; 5♂♂, ditto, 27. V. 1998, N. Sano leg.; 7♂♂6♀♀, Mt. Motchomudake, 25. V. 2000, Y. Kubota leg.; 1♀, Kojimano-rindo, 28. III. 2003, Y. Kubota leg.; 4♂♂1♀, Mt. Toimodake, 6. IV. 2003, Y. Kubota leg.; 8♂♂3♀♀, ditto, 7. IV. 2003, Y. Kubota leg.; 3♂♂, ditto, 8. IV. 2003, Y. Kubota leg.; 8♂♂2♀♀, ditto, 10. IV. 2003, Y. Kubota leg.; 1♂3♀♀, Anbo−Myojodake-rindo, 10. IV. 2003, Y. Kubota leg.; 5♂♂3♀♀, Kurio, 17. IV. 2003, Y. Kubota leg.; 10♂♂4♀♀, 21. IV. 2003, Y. Kubota leg.
Distribution. Ryukyu Iss. (Kagoshima Pref.: Yakushima Is.).
Notes. This species resembles A. amamiana in having the elongate body, but the elytra are almost bare, the dorsal side is always golden green, the femora are always yellowish brown, the fused parameres are robust, curved ventrally in the middle, and sharply pointed at respective apex.
This is endemic species to Yakushima Is. It inhabits in the mountains from the low land up to 1000m above sea level. The adult is found on the various flowers such as Castanopsis cuspidata etc. from April to July.
Etymology. The specific name is derived from the locality.

c-2-2. Arthromacra sumptuosa Lewis, 1895, stat. rev.
(Pl. XI, fig. 9; Pl. XIII, fig. 9; Pl. XVIII, figs. 6-15; Pl. XXVI)
Arthromacra sumptuosa Lewis, 1895, Ann. Mag. nat. Hist., (6)15: 277, (Chiuzenji); Borchmann, 1910, Schenkl. Coleopt. Cat., (2): 16; Borchmann, 1915, Arch. Naturg., 81 A(6): 134; Kono, 1929, Ins. mats. 4(1 & 2): 30; Borchmann, 1936, Gen. Ins., (204):182; Nakane, 1963b, Icon. Ins. Japon. Col. nat. ed., 2: 234, pl. 117, fig. 17; Hayashi, 1975, Ins. Col., 2: 174, pl. 174; Kido, 1977, Kita-kyushu-no-Konchu, 24(2): 59; Takakura, 1978, Kita-kyushu -no-Konchu, 25(1): 44; Takakura, 1984, Niho-no-mushi, (12): 3; Yamawaki, 1984, Kita-kyushu-no-Konchu, 31(3): 185; Chujo, 1985b, Coleopt. Japan Col., 3: 342, pl.58, fig. 11; Nakane, 1994, Kita-Kyushu-no-Konchu, 41(2): 83; Imasaka, 2001, Trans. Nagasaki Biol. Soc., (52): 66, pl. 5, fig. 60; Imasaka and Nishida, 2002, Saga no Konchu, (36): 465.
Arthromacra higoniae Lewis, 1895, Ann. Mag. nat. Hist., (6)15: 278 (Yuyama in Higo); Borchmann, 1910, Schenkl. Coleopt. Cat., (2): 15; Borchmann, 1915, Arch. Naturg., 81 A(6): 133; Kono, 1929, Ins. mats. 4(1 & 2): 31; Borchmann, 1936, Gen. Ins., (204):182; Nakane, 1963b, Icon. Ins. Japon. Col. nat. ed., 2: 234; Chujo, 1985b, Coleopt. Japan Col., 3: 343; Nakane, 1997, Kita-Kyushu-no-Konchu, 44(1): 4. syn. nov.
Arthromacra decora (partim, nec Marseul, 1876): Masumoto, 1987, Ent. Rev. Japan, 42(suppl): 45-48.

Redescription
Male. Body median in size, red purple in general, sometimes red copper or blue purple on dorsal side, and copper green to gold green variant mixed in a part of populations in Kyushu, dark red copper, or dark copper green, or dark blue purple on ventral side; labial and maxillary palpi, mandibles, antennae and legs almost black to blackish brown in dorsal view, sometimes base of antennae, tarsi lighter, femora without greenish metallic luster.
Antennae filiform, robust, 0.47 times as long as body length; the relative length of segments from basal to apical: 1.00, 0.68, 1.50, 1.43, 1.43, 1.36, 1.50, 1.36, 1.18, 1.00, 4.36; 9th and 10th segments shortest among Japanese species.
Pronotum subquardarate, longer than wide, almost straight at lateral margins, anterior and posterior angles strongly expanded outwards.
Elytra about 2.76 times as long as wide, almost bare except apical part; dorsal surface punctate densely, interval space of punctures on elytra hollowed and transversely rugose, without humeral ridge.
Fused parameres of the male genitalia about 1.8 times as long as basal width, evenly attenuate apically from base in almost straight sides in dorsal view, slightly curved ventrally in lateral view, bent apex shortly divaricate and each apex sharply pointed when viewed apcially.
Length: 8.3-10.1 mm; width: 2.4-3.0 mm.
Female. Body longer and wider than male; antennae shorter, about 0.42 times as long as body length; elytra shorter, about 2.63 times as long as wide, almost bare except apical part.
Length: 8.9-11.8 mm; width: 2.9-3.6 mm.
Type specimen. Not seen.
Specimens examined. 309exs. as enumerated in a list of the examined specimens at the end of this paper.
Distribution. Honshu (Aomori to Yamaguchi Prefs.), Shikoku, Kyushu, and Goto Iss. (Nakadori Is.).
Note. This species resembles A. amamiana in having red color on the dorsal side, but the elytra are almost bare. This is also separable from the other Japanese species by the following features: legs almost black to blackish brown in dorsal view, femora without greenish metallic luster, body mostly red purple on dorsal side, pronotum subquardarate, pronotum with anterior angles strongly expanded outwards, and antennae with 9th and 10th segments short.
The black-and-white photograph of the syntype (♀: Fig. 65) in Masumoto (1987: quoted here as a Pl. IV) agrees well in the description of A. sumptuosa by Lewis, 1895. In the same way, the photographs of the syntype of A. higoniae syntype (♀: Fig. 66) in Masumoto (1987)agrees well to the description of A. higoniae by Lewis (1895), too.

A. higoniae is apparently the golden green variant of this species (higoniae type), because the dorsal color is golden green and the legs are always blackish brown as stated by Lewis (1895).
Nakane (1997) revived A. higoniae because of no reliable character except the dorsal color. But, A. higoniae is judged the synonym of this species by my present investigation based upon detailed examination of the male genitalia and other characters.
This species is distributed widely in Honshu, Shikoku, Kyushu, but not found in Hokkaido and Ryukyu Iss., and sporadically found on the flowers such as Cornus controversa and Symplocos coreana. It is found from April to June in the low lands, and from May to August in the mountains district. Though this is not common species in Japan, many adults had been found flying to the flower of Castanopsis cuspidata, etc. in Kyushu and Nakadori Island.
Local variation. This species can be divided into such two color variants on dorsal side in general in both sexes as the sumptuosa type: reddish purple, and the higoniae type: golden green.
The higoniae type (Pl. XVIII, figs. 11, 12) may occurs together with the sumptuosa type in some areas of Kyushu as in the following localities confirmed: Nakadori Is. (Goto Iss.), Kashima City (Saga Pref.), Mts. Taradake (Saga and Nagasaki Pref.), Hirado Is., Mt. Kunimiyama (Sechibaru Town), Yukinoura (Seihi Town), Mt. Unzen (Nagasaki Pref.), Higo-yuyama (Kumamoto Pref.), Mt. Shibisan (Kagoshima Pref.).
Only the sumptuosa type occurs from Aomori to northern Kyushu sporadically in the grown forests of Fagus crenata stratification and others, whereas the higoniae type is found more abundanatly in the forests of Castanopsis cuspidata to Fagus crenata stratifications in Kyushu.

c-2-3. Arthromacra shiraishii sp. nov.
(Pl. XII, fig. 1; Pl. XIII, fig. 11; Pl. XIX, figs. 1-6; Pl. XXVI)
Male. Body elongate, golden green with bluish shimmer on dorsal side, dark copper green on ventral side; bases of labial and maxillary palpi, of antennae and of femora, median part of tibiae, most of tarsi yellowish brown; apices of labial and maxillary palpi, and of antennae, basal part of tarsi darker; femora in most part except base, and base and apex of tibiae blackish brown to black, with strong green metallic luster, with color demarcation clear.
Antennae longest in Japanese species, about 0.60 times as long as body length; the relative length of segments from basal to apical: 1.00, 0.90, 1.70, 1.70, 1.80, 1.80, 1.80, 1.80, 1.70, 1.60, 4.70; antenna expands in all the segments except the first one, and 8th, 9th, and 10th segments especially long; the length of terminal segment about 0.92 times of the preceding three segments combined.
Pronotum subquardarate, shorter than wide, strongly rounded at lateral margins, anterior angles weakly and posterior angles more strongly expanded outwards.
Elytra subparallel-sided, elongate, about 2.86 times as long as basal wide, almost bare except apical part; dorsal surface densely punctate, interval space of punctures on elytra hollowed and transversely rugose, without humeral ridge.
Legs slender and longest in Japanese species; femora mostly straight; tibiae slightly bent internally.
Fused parameres of the male genitalia slender, about 2.1 times as long as basal width, rounded at base to a fifth from base, then attenuate in straight sides in dorsal aspect, slightly incurved in the middle on dorsal side when viewed laterally, divaricated apex sharply pointed respectively.
Length: 9.5-10.5 mm; width: 2.6-2.9 mm.
Female. Body longer and wider than male; antennae shorter, about 0.43 times as body length; elytra shorter, about 2.53 times as long as wide, almost bare except apical part.
Length: 10.5-11.6 mm; width: 2.9-3.5 mm.
Type series. Holotype: ♂, Mt. Kamegamori, Saijyo City, Ehime Pref., 29. VI. 2003, M. Shiraishi leg. (Deposited in Hokkaido University Museum: Pl. XIX, figs. 1, 4); Paratypes: Shikoku: [Tokushima Pref.] 1♂, Meotoike, Mt. Tsurugisan, 17. VII. 1964, Masataka Yoshida leg. [Ehime Pref.] 1♂, Mt. Sasagamine, Saijyo City, 13. VI. 2004, M. Shiraishi leg.; 5♂♂4♀♀, Mt. Kamegamori, Saijyo City, 29. VI. 2003, M. Shiraishi leg.; 3♂♂3♀♀, ditto, 6. VII. 2003, M. Shiraishi leg.; 1♀, ditto, 30. V. 2004, M. Shiraishi leg.; 3♂♂, ditto, 6. VI. 2004, M. Shiraishi leg.; 1♀, ditto, 20. VI. 2004, M. Shiraishi leg.; 4♂♂2♀♀, ditto, 11. VII. 2004, M. Shiraishi leg.; 1♀, ditto, 18. VII. 2004, M. Shiraishi leg.; 1♂1♀, Mt. Ishizuchisan, 6. VIII. 1954, Y. Doi leg.; 2♀♀, Mt. Ishizuchisan, Omogo-mura Vill., 20. VII. 2003, M. Shiraishi leg.
Distribution. Shikoku (Tokushima and Ehime Prefs.: Tsurugisan and Ishizuchisan mountain ranges.).
Notes. This species resembles A. amamiana and A. yakushimana in the slender body and legs, but the apical part of femora blackish brown with strong green metallic luster. This species also resembles A. majuscula in the body form and the dorsal color, but only golden green on dorsal side, apical segment of antenna shorter, about 0.92 times of three preceding segments combined, fused parameres slightly incurved on dorsal side in the middle when viewed laterally, and female with thick and long hairs on elytra.
This is endemic to the mountainous districts in Shikoku, and found around the summits of the Ishizuchi and Tsurugi mountain ranges such as Mt. Tsurugidake, Mt. Sasagamine, Mt. Kamegamori, Mt. Ishizuchisan from June to August.
Etymology. This new species is named in honour of Mr. Masato Shiraishi (Imabari City, Ehime Pref.), who gave me many specimens including this species, and informations on localities and emergence period.

c-2-4.  Arthromacra majuscula Nakane, 1994
(Pl. V, figs. 7-10; Pl. XII, fig. 2; Pl. XIII, fig. 10; Pl. XIX, figs. 7-16; Pl. XXVI)
Arthromacra majuscula Nakane, 1994, Kita-Kyushu-no-Konchu, 41(2): 84-85, pl. 7, figs. 11, 14 (Tokugo Pass near Kamikochi, Nagano Pref.).

Redescription
Male. Body slender, large in size, golden green in general, often mixes with red purple on dorsal side, dark copper green or often mixes with dark red copper on ventral side; labial and maxillary palpi, mandibles, antennae and legs except femora almost yellowish brown; apices of labial and maxillary palpi, of antenna, base of each tarsus blackish brown to black, the apex of tibiae darker, the apical half of femora blackish brown to black with strong green metallic luster.
Antennae long, about 0.54 times as long as body length; the relative length of segments from base to apex: 1.00, 0.89, 1.59, 1.59, 1.59, 1.70, 1.70, 1.59, 1.41, 1.19, 6.59; terminal segment especially long, more than 1.3 times the combined length of 8th, 9th and 10th segments.
Pronotum subquardarate, longer than wide, rounded at lateral margins, anterior angles weakly and posterior angles strongly expanded outwards.
Elytra subparallel-sided and long, about 2.91 times as long as wide, almost bare except apical part; dorsal surface densely punctate, interval space of punctures hollowed and transversely rugose, without humeral ridge.
Legs long and thin.
Fused parameres of the male genitalia long, about 2.0 times the basal width, attenuate in weak incurve from base to basal third, then almost straight at sides to apex in dorsal view, slightly curved ventrally in lateral view, shortly divaricate apex sharp at respective apex, with median longitudinal groove on apical half on dorsal side.
Length: 10.1-10.8 mm; width: 2.7-2.9 mm.
Female. Body longer and wider than male; antennae shorter, about 0.43 times as long as body length; elytra shorter, about 2.79 times as long as wide, almost bare except apical part.
Length: 11.4-12.8 mm; width: 3.2-3.7 mm.
Specimens examined. 178exs. Holotype in Nakane Collection, Hokkaido University Museum, ♂, Tokugo Pass near Kamikochi, Nagano Pref., Honshu, Japan. 29. VII. 1955, T. Nakane leg. (Pl. V, figs. 7-10). The other specimens examined are enumerated in a list at the end of this paper.
Distribution. Honshu (Kanto to Chubu Ddistricts).
Notes. This species resembles A. shiraishii in the body form and the dorsal coloration, but the long terminal segment is characteristic to this species among Japanese species in having more than 1.3 times as long as the combined length of 8th, 9th and 10th segments.
The local variation is observed on the length of terminal segment antennae, which is especially longer in Mt. Kiso-komagatake (Pl. XIX, fig. 8), or shorter in Nikko (Pl. XIX, fig. 7). The dorsal color is usually golden green, but about half of specimens collected are the red copper to red purple variants in Mt Ontake regardless of sexes.
This species is distributed in Kanto to Chubu Districts of Honshu in the central mountains ranges and found on flowers from June to August. In these areas, this species appears most preferentially in the other congeners.

c-2-5. Arthromacra okiana sp. nov.
(Pl. XII, fig. 3; Pl. XIII, fig. 12; Pl. XXI, figs. 1-5; Pl. XXVI)
Male. Body short and subcylindrical, median in size, golden green with a little blue shimmer on dorsal side, dark copper green on ventral side; labial and maxillary palpi, and antennae almost yellowish brown; apices of labial and maxillary palpi, apex of antennae, apex of tibiae, base part of tarsi darker; femora blackish brown with weak green metallic luster except yellowish brown base, but the color demarcation indefinite.
Antennae about 0.51 times as long as body length; the relative length of segments from base to apex: 1.00, 0.74, 1.39, 1.39, 1.39, 1.32, 1.48, 1.39, 1.23, 1.16, 3.45; terminal segment shorter.
Pronotum subquardarate, as long as wide, strongly rounded at lateral margins, anterior angles weakly and posterior angles somewhat strongly expanded outwards.
Elytra subparallel-sided, short, about 2.71 times as long as basal width, almost bare except apical part; dorsal surface densely punctate, interval space of punctures hollowed and transversely rugose, without humeral ridge.
Legs slender and short; femora mostly straight; tibiae slightly bent inwards.
Fused parameres of the male genitalia robust, about 2.0 times as long as basal width, weakly attenuate from base to apical quarter, slightly bisinuata at sides in dorsal aspect, faintly curved in the middle in lateral aspect, shortly divaricate apex sharp at respective apex.
Length: 8.3-9.9 mm; width: 2.3-2.9 mm.
Female. Body longer and wider than male; antennae shorter, about 0.43 times as body length; elytra shorter, about 2.53 times as long as wide, almost bare except apical part.
Length: 9.0-10.9 mm; width: 2.6-3.2 mm.
Type series. Holotype: ♂, near Ohku, Saigo Town, Togo Is., Oki Iss., Shimane Pref., 20. V. 2003, T. Shimada leg. (Deposited in Hokkaido University Museum: Pl. XXI, figs. 1, 4); Paratypes: [Shimane Pref., Oki Iss., Togo Is.] 1♂1♀, Fukuura, 5. V. 2003, H. Kadowaki leg.; 13♂♂5♀♀, Dankagami, 6. V. 2003, H. Kadowaki leg.; 2♂♂1♀, Aburai, 7. VI. 2003, H. Kadowaki leg.; 1♂, Naku, 7. VI. 2003, H. Kadowaki leg.; 1♂7♀♀, near Ohku, Saigo Town, 20. V. 2003, T. Shimada leg.; 8♂♂1♀, Minamitani-rindo, Mt. Daimanjisan, Saigo Town, 26. V. 2003, T. Shimada leg.; 4♂♂4♀♀, Tamawakasu-shrine, Shimonishi, Saigo Town, 28. V. 2003, T. Shimada leg.
Distribution. Shimane Pref. (Oki Iss.:Togo Is.).
Notes. This species resembles A. majuscula, but the elytra are shorter, the antennae and legs are shorter, terminal 4 segments are not expanded, and the femora are almost no metallic luster. This species also resembles the next species, but the genitalia is different, and femora with indefinite color demarcation and weak metallic luster.
It can be regarded as the sister species of the next species, and may possibly speciate after the separation of the Oki Islands from Honshu.
This is endemic to Togo Is. of Oki Islands, and found in the low land to the mountainous areas on various flowers from May to June.
Etymology. The specific name is derived from the locality.

c-2-6. Arthromacra viridissima Lewis, 1895, stat. rev.
(Pl. XII, fig. 4; Pl. XIII, figs. 13, 14; Pl. XX, figs. 1-25; Pl. XXVII)
Arthromacra viridissima Lewis, 1895, Ann. Mag. nat. Hist., (6)15: 277 (Miyanoshita, Oyama, Tokio, Nikko and Hitoyoshi); Borchmann, 1910, Schenkl. Coleopt. Cat., (2): 16; Borchmann, 1915, Arch. Naturg., 81 A(6): 133; Kono, 1929, Ins. mats. 4 (1 & 2): 30; Borchmann, 1936, Gen. Ins., (204):181; Nakane, 1963b, Icon. Ins. Japon. Col. nat. ed., 2: 234; pl. 117, fig. 16; Chujo, 1985b, Coleopt. Japan Col., 3: 342, pl.58, fig. 9; Nakane, 1994, Kita-Kyushu-no-Konchu, 41(2): 83.
Arthromacra decora (partim, nec Marseul, 1876): Masumoto, 1987, Ent. Rev. Japan, 42(suppl): 45-48.

Redescription
Male. Body a little narrower, variable in size, golden green in general, rarely copper green on dorsal side, dark copper green on ventral side; labial and maxillary palpi, mandibles, antennae and legs except femora almost light yellowish brown in dorsal view, sometimes the apex of labial and maxillary palpi, of antenna, of tibiae, the base of tarsi infuscate, femora the femora blackish brown to black on apical half, with strong green metallic luster.
Antennae about 0.51 times as long as body length; the relative length of segments from base to apex: 1.00, 0.71, 1.46, 1.54, 1.54, 1.54, 1.54, 1.46, 1.29, 1.18, 4.64.
Pronotum subquardarate, longer than wide, slightly rounded at lateral margins, anterior and posterior angles weakly expanded outwards.
Elytra about 2.70 times as long as wide, almost bare except apical part; dorsal surface densely punctate, interval space of punctures hollowed and transversely rugose, without humeral ridge.
Fused parameres of the male genitalia longer, about 1.9-2.1 times as long as basal width, widest at base, weakly rounded and narrowed to a fifth from base, then attenuate apically in straight sides in dorsal aspect, almost straight from near base on the underside and rectangularly bent at apex in lateral aspect, shortly divaricated into sharp apices.
Length: 7.8-9.6 mm; width: 2.2-2.7 mm.
Female. Body longer and wider than male; antennae shorter, about 0.48 times as long as body length; elytra about the same as in male, almost bare except apical part.
Length: 8.3-11.8 mm; width: 2.5-3.5 mm.
Type specimen. Not examined.
Specimens examined. 765exs. as enumerated in a list of the material examined at the end of this paper.
Distribution. Honshu (Aomori to Yamaguchi Prefs.), Kyushu (Fukuoka, Ohita, Kumamoto and Kagoshima Prefs.), and Shimo-koshiki Is.
Notes. This species resembles A. okiana, but femora are yellowish brown at base and blackish brown to black with strong green metallic luster at apex, with definite color demarcation, and fused parameres bear distinct median groove on dorsal side.
The black-and-white photograph of A. viridissima syntype (♀: Fig. 64)) in Masumoto(1987: quoted here as a Pl. IV) agrees well with the specimen from the low land of southern Kanto District.
This species is distributed all over Honshu, Kyushu and Shimo-koshiki Is., and the adults are found on flowers in the low land of Kanto District from April to June, or from May to August in the other districts on flowers such as Cornus controversa in the mountainous areas.
Local variation. The specimens from the type locality (southern low land of Kanto) are a little smaller, generally lighter in coloration, punctures on dorsal side are a little finer, the yellowish brown parts of legs and antennae are broader, and the femora are narrowly blackish at apex with strong green metallic luster. This type occurs on the Tohoku District and the Pacific sides from southern Kanto District to Kyushu through the Tokai District, the Kii Peninsula, and the Chugoku District. Populations of the eastern Kanto District are characteristic in having the body a little slenderer, the male genitalia slenderer and longer, and rarely includes the red copper to copper green variants (Pacific Sea side type: Pl. XX, figs. 3, 4).
On the other hand, the populations from the same Tohoku District, northern Kanto District and the Japan Sea sides of the Chubu District are a little larger, generally darker, and more rugose on dorsal side, the blackish parts of legs and antennae are broader, and the femora are yellowish brown to brown at the narrower base (Japan Sea side type: Pl. XX, figs. 5-7). These two types are found at the same time in Tohoku, but the darker individuals of the latter appear more higher areas even in the Tokai District.
Furthermore, the third type (Tohoku type: Pl. XX, figs. 9, 10) occurs with the Japan Sea side type in the northern part of Tohoku, too. This type is larger in size and much lighter in general coloration than the Pacific Coast side type owing to the drastic reduction of infuscate parts on the legs and antennae.
Among these three types, no definite characteristics for separaing subspecies are present on the structures of male genitalia as well as the other morphological features in spite of the examination of many specimens except for the followings: the fused parameres are slenderer and longer in the populations of the Chubu District, a little robuster in those of Shiga Prefecture and Kyushu, and those on Shimokoshiki-jima are a little longer.

c-2-7.  Arthromacra kinodai Nakane, 1997
(Pl. V, figs. 11, 12; Pl. XII, fig. 5; Pl. XIII, fig. 15; Pl. XXI, figs. 6-13; Pl. XXVII)
Arthromacra kinodai Nakane, 1997, Kita-Kyushu-no-Konchu, 44(1): 5-6, pl. 1, figs. 17, 18 (Kamihohri, Kitagawa-cho, Miyazaki Pref.); Kido and Oda, 1998, KORASANA, (66): 67, fig. I; Imasaka, 2001, Trans. Nagasaki Biol. Soc., (52): 66, pl. 5, fig. 59.

Redescription
Male. Body robust and subcylindrical, largest in size among Japanese congeners, golden green in general, often with yellow coppery shimmer on dorsal side, dark copper green on ventral side; labial and maxillary palpi, mandibles, antennae and legs except femora almost yellowish brown; apices of labial and maxillary palpi, of antenna, the base of each tarsus blackish brown to black; the apical half of femora and the apex and base of tibiae blackish brown to black with strong green metallic luster.
Antennae robust, about 0.49 times as long as body length; the relative length of segments from base to apex: 1.00, 0.71, 1.39, 1.39, 1.50, 1.50, 1.50, 1.39, 1.32, 1.14, 4.29.
Pronotum subquardarate, longer than wide, rounded at lateral margins, anterior angles weakly and posterior angles strongly expanded outwards.
Elytra subparallel-sided, a little robuster, about 2.67 times as long as wide, almost bare except apical part; dorsal surface densely punctate, interval space of punctures rather smooth and transversely and weakly rugose, without humeral ridge.
Legs robust, front tarsi especially thick.
Fused parameres of the male genitalia slender and thinner, about 2.0 times as long as the basal width, rounded and narrowed for a short distance from base, then incurved to basal third, then evenly attenuate apically in straight sides in dorsal aspect, weakly curved in lateral aspect, shortly divaricate apex pointed respectively, median dorsal sulcus distinct on apical half.
Length: 8.2-12.0 mm; width: 2.3-3.5 mm.
Female. Body longer and wider than male; antennae shorter, about 0.43 times as body length; elytra shorter, about 2.51 times as long as wide, almost bare except apical part.
Length: 11.0-13.2 mm; width: 3.1-4.1 mm.
Specimens examined. 109exs. Holotype in Nakane Collection, Hokkaido University Museum, ♀, Kamihohri, Kitagawa-cho, Miyazaki Pref. Kyushu, Japan. 21. IV. 1991, T. Kinoda leg. (Pl. V, figs. 11, 12). The other specimens examined are enumerated in a list at the end of this paper.
Distribution. Honshu (Kinki to Chugoku Districts), Kyushu.
Notes. This species resembles A. viridissima, but generally larger, the humeral part of elytra are more expanded outwards, interval space of punctures on elytra is smoother, the antennae, tibiae and tarsi are thicker, and the apical part of parameres is thinner.
This species is distributed in Kii-Peninsula, the Honshu westwards from Tottori Prefecture and Kyushu, and the adults are found on the flowers of Cornus controversa, etc. in such mountains areas around Fagus crenata stratification above 700 m alt. as Mt. Unzen and Mt. Taradake in Kyushu.


日本産アオハムシダマシ属Genus Arthromacra Kirby, 1837
Arthromacra Kirby, 1837, Fauna Boreali-Americana, 4: 238.
Type species: Lagria aenea Say, 1824.
Lewis (1895)は、A. viridissimaの原記載の中で、属のタイプ種であるA. aeneaにある上翅の条線striaeが、本種には見られないことを述べているが、現在までのところ、国内産Arthromacraに条線のある種は見られない(図版X-9, 10)。本属名のArthromacraは、Arthro (関節)+macra (大きい)の意か・・・。
日本産アオハムシダマシ属は以下の3種群に分割される。

日本産アオハムシダマシ属Arthromacraの種群の検索表
1(2)♂交尾器のパラメラは先端まで太く丸く、単純で、先端は腹側に曲がらない(図版XI-1)。雌雄共に上翅には太くて長い立毛を備える(図版XIV-9)・・・・・・・・・・・・・・・・・a. アマミアオハムシダマシ種群 The amamiana species-group

2(1)♂交尾器のパラメラは先端へ特に細くなり、先端部は腹側にカギ状に曲がる(図版XI-2〜9および図版XII-1〜5)。雄の上翅には先端部を除き、ほとんど毛を持たない。

3(4)♂交尾器のパラメラ先端は、先端から見て二裂せず一本でV字状(図版XI-2〜5)。上翅肩部には基部1/3程度角張った縦稜を持つ(図版I-10, 17および図版XVI-7)。雌の上翅には立毛を比較的密に備える(図版XIV-14および図版XV-8)・・・・・・・・・・・・・・b. ニシアオハムシダマシ種群 The kyushuensis species-group

4(3)♂交尾器のパラメラ先端は、先端から見て二裂しW字状(図版XI-6〜9および図版XII-1〜5)。上翅肩部は一様に丸まり、角張った縦稜を持たない(図版I-11, 12)。雌の上翅にはほとんど毛を持たないが、一部の種のみ密に備える(図版XIX-3)・・・・・・・・・・・・・・c. アカガネハムシダマシ種群 The decora species-group


a. アマミアオハムシダマシ種群 The amamiana species-group
琉球列島中央部に分布する1種のみが含まれる。

a-1.アマミアオハムシダマシ Arthromacra amamiana Nakane, 1963
Arthromacra amamiana Nakane, 1963a, Fragm. Coleopt., (7): 30, (Ikari, Amami-Oshima).
形態の記載:体型はやや細長く、背面は個体により赤紫〜赤銅〜金緑〜青〜青紫色の金属光沢を持つ(図版XIV-1〜5)。上翅肩部は一様に丸まり、角張った縦稜を持たない。雌雄共に上翅には太くて長い黄白色の立毛を備える(図版XIV-9)。上翅の点刻間はやや横シワ状。肢と触角は全体黄褐色から黒褐色まで変化し(図版XIV-1〜5)、腿節は単色で、緑色の金属光沢を持たない(図版XIII-1)。♂の触角は体長の1/2を越えない(約47%)。♂交尾器のパラメラは先端まで太く、先端は丸く単純で下側に曲がらない(図版XI-1)。
ホロタイプ:♀, 奄美大島イカリ, 6. V. 1960, T. Shibata leg. (北海道大学博物館中根コレクション:図版V-13, 14)
検視標本:88個体, なお、検視標本データは巻末にまとめて示した。
分布:琉球列島(奄美大島、沖縄本島、久米島: 新記録)
ノート:日本産ハムシダマシ族に含まれる種の交尾器は、大部分が先端部まで太く丸いタイプであり、アマミアオハムシダマシの♂交尾器がArthromacra属においても原始的な形と考えられる。細い体型や、肢に金属光沢を持たないこと、雌雄共に上翅に立毛を密生することなども、併せて、日本産Arthromacra属の中では、本種が最も祖先的と考えられる。背面の色彩や肢の色彩に個体変異が著しい。
琉球列島中央部の固有種(図版XXIII)で、春(3月〜4月)にシイなど種々の花に集まる。


b. ニシアオハムシダマシ種群 The kyushuensis species-group
本州(近畿以西)、四国、九州に分布する2種亜群、4種を含む。

ニシアオハムシダマシ種群の種亜群と種の検索表
1(4)♂交尾器のパラメラは基部から先端までほぼ直線的に細くなる(図版XI-2, 3)。パラメラ先端は強くカギ状に腹側へ曲がる。背面は常に金緑色。
(タカハシアオハムシダマシ種亜群 The takahashii species-subgroup)

2(3)腿節は黄褐色で、先端背面部がやや黒ずみ、緑色の弱い金属光沢を持つ(図版XIII-2)。上翅肩部の角稜はより弱く、やや不明瞭。♂交尾器のパラメラはより短く、長さは基部幅の約2.1倍、先端の曲がりはよりゆるやか(図版XI-2)・・・・・・・・・・・・・・オオダイアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra oodaigahara Imasaka
3(2)腿節の基部は黄褐色で、先端部はくっきりと黒色で緑色の強い金属光沢を持つ(図版XIII-3)。上翅肩部の角稜は強く、明瞭。♂交尾器のパラメラはより長く、長さは基部幅の約2.2倍以上、先端はより強くカギ状に曲がる(図版XI-3)・・・・・・・・・・・・タカハシアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra takahashii Imasaka

4(1)♂交尾器のパラメラ基部は太く、側縁は丸まり、その先は括れて急激に細くなる(図版XI-4, 5)。パラメラ先端は弱く腹側へ曲がる。背面は基本的には金緑色、ごく稀に金銅色を帯びる(図版XVI-3, 4, 8)。
(ニシアオハムシダマシ種亜群 The kyushuensis species-subgroup)

5(6)腿節は全体が黄褐色、金属光沢はない(図版XIII-4)。♂交尾器のパラメラはより短く、基部の幅はより狭い(図版XI-4)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・キアシアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra flavipes Nakane

6(5)腿節は黄褐色で、先端背面部がやや黒ずみ、弱い緑色の金属光沢を持つ(図版XIII-5)。♂交尾器のパラメラはより長く、基部の幅はより広い(図版XI-5)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ニシアオハムシダマシ Arthromacra kyushuensis Nakane

b-1.タカハシアオハムシダマシ種亜群 The takahashii species-subgroup
福島県以西の本州に2種を産する。

b-1-1.オオダイアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra oodaigahara Imasaka, 2005
形態の記載:背面は常に金緑色(図版XIV-10, 11)。上翅肩部には基部に角張った縦稜を持つが弱く、短く、やや不明瞭。雄の上翅にはほとんど毛を持たないが、雌はやや密に黄白色の短い立毛を備える(図版XIV-14)。腿節は黄褐色で、先端背面部がやや黒ずみ、緑色の金属光沢を持つ(図版XIII-2)。♂交尾器のパラメラは基部から先端までほぼ直線的に細くなる。パラメラの長さは基部幅の約2.1倍、先端部の腹側への湾曲はやや弱く、先端から見て二裂せず一本(図版XI-2)。
ホロタイプ:♂, 奈良県吉野郡大峰山系弥山, 10. VII. 1987, 水野弘造採集 (北海道大学博物館:図版XIV-10, 13)
検視標本:32個体、検視標本データは前記新種記載文中に示した。
分布:本州(紀伊半島中南部高地, 三重県、奈良県、和歌山県)
ノート:外形は、アマミアオハムシダマシに似る。しかし、パラメラ先端が尖って腹側へ突出すること、上翅肩部に角稜を持つこと、腿節は黄褐色で、先端背面部がやや黒ずむ程度で緑色光沢を持つこと、などにより区別できる。
紀伊半島中南部高地の固有種で、大峰山系、大台ヶ原山系などのブナ帯以上の山頂部に棲息し(図版XXIV)、夏(6月〜7月)に花上で見られる。

b-1-2.タカハシアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra takahashii Imasaka, 2005
形態の記載:背面は常に金緑色(図版XV-1〜7)。上翅肩部には基部1/3程度、角張った明瞭な縦稜を持つ(図版I-17)。雄の上翅にはほとんど毛を持たないが、雌はやや疎に黄白色の長い立毛を備える(図版XV-8)。腿節の基部は黄褐色で、先端部はくっきりと黒色で緑色の強い金属光沢を持つ(図版XIII-3)。♂交尾器のパラメラは基部から先端までほぼ直線的に細くなる。パラメラは長く、長さは基部幅の約2.2〜2.4倍、先端は強くカギ状に曲がり、先端から見て二裂せず一本(図版XI-3)。
ホロタイプ:♂, 鳥取県大山町伯耆大山, alt. 900m, 8. VI. 2003, 大塚健之採集 (北海道大学博物館:図版XV-1, 9)
検視標本:124個体、検視標本データは前記新種記載文中に示した。
分布:本州(福島県〜山口県)
ノート:外形は、オオダイアオハムシダマシに似るがより幅広でやや大型である。腿節の先端部はくっきりと黒色で緑色の光沢がある。♂交尾器のパラメラはより長く、先端はより強くカギ状に曲がることで区別できる。
地域変異:本種は、腿節の黒色部、♂交尾器のパラメラの形などに若干の地方変異が見られる。腿節の黒色部は、南アルプス二軒小屋産(図版XV-6)で最も狭く、北限の福島県檜枝岐産(図版XV-7)や、静岡県芦安村産、紀伊半島産など太平洋岸の各地で黒色部が狭い。一方、伯耆大山(図版XV-1, 2)など山陰側では黒色部が広く、その他の地方では両者の中間的である。
♂交尾器のパラメラは、紀伊半島産(図版XV-11)では特に細長く、基部幅の約2.4倍、先端のカギ状の曲がりも強く長い。北限の福島県檜枝岐産(図版XV-14)は逆に太く、短く、二軒小屋産(図版XV-13)もやや太い。伯耆大山(図版XV-9)など山陰側ではやや太短いが、両者の中間的であり、先端のカギ状の曲がりは弱い。
しかし、検視個体数が少なく、同じ地域でも個体変異があり、その変異幅が明らかでないので、今回は各地で亜種化している可能性を指摘するに止める。以上の理由で、パラタイプ指定はホロタイプと同じ個体群に属すると考えられる兵庫県〜山口県産に留めた。
福島県から山口県までの山地に分布し(図版XXV)、初夏〜夏(6月〜8月)に花上に見られる。

b-2.ニシアオハムシダマシ種亜群 The kyushuensis species-subgroup
近畿以西の本州、四国、九州に2種を産する。

b-2-1.キアシアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra flavipes Nakane, 1994
Arthromacra flavipes Nakane, 1994, Kita-Kyushu-no-Konchu, 41(2): 85-86, pl. 7, figs. 10, 13 (Daihizan, Kyoto)
形態の記載:背面は基本的には金緑色(図版XVI-1, 2, 5, 6)、ごく稀に金銅色を帯びる(図版XVI-3, 4)。上翅肩部には基部1/3程度、角張った明瞭な縦稜を持つ(図版XVI-7)。雄の上翅にはほとんど毛を持たないが、雌はやや密に黄白色の短い立毛を備える。腿節は全体が黄褐色、金属光沢はない(図版XIII-4)。♂交尾器のパラメラ基部は太く、側縁は丸まり、その先はくびれて急激に細くなる。パラメラ先端は弱く腹側へ曲がり、先端から見て二裂せず一本(図版XI-4)。
ホロタイプ:♂, 京都市大悲山, 29. V. 1960, T. Nakane leg. (北海道大学博物館中根コレクション:図版V-1〜3)
検視標本:603個体、検視標本データは巻末にまとめて示した。
分布:本州(京都府・三重県以西〜山口県)、四国
ノート:外形はオオダイアオハムシダマシに似ているが、やや小型で、腿節は全体黄褐色で金属光沢を持たず、上翅肩部の角稜は強く、明瞭であることで区別できる。♂交尾器のパラメラは次種と比較してより短く、基部の幅はより狭い。
京都府〜三重県以西の本州と四国に分布し(図版XXIII)、低山地からブナ帯まで、初夏〜夏(4月〜7月)に花上に出現する。紀伊半島では、平地や周辺の小島でも得られている。次種と混生する四国では、本種の方がより早い時期に出現し、低地でより個体数が多い傾向がある。本種の種小名flavipesは、「黄色い肢」の意。
手元に、以下のデータの標本が存在するが、一例のみであり、大きく分布域から外れているので、保留しておきたい。
4exs., 岩手県早池峰平津戸くずべ沢, 23. VI. 1992, 野田正美採集.

b-2-2.ニシアオハムシダマシ Arthromacra kyushuensis Nakane, 1997
Arthromacra kyushuensis Nakane, 1997, Kita-Kyushu-no-Konchu, 44(1): 5-6, pl. 1, figs. 12-15, (Kurino, Kagoshima Pref.).
形態の記載:背面は基本的には金緑色(図版XVI-9〜12)、やや黄色味を帯びる個体が多い。ごく稀に金銅色(図版XVI-8)。上翅肩部には基部1/3程度、角張った明瞭な縦稜を持つ(図版I-10)。雄の上翅にはほとんど毛を持たないが、雌はやや密に黄白色の短い立毛を備える。腿節は黄褐色で、先端背面部がやや黒ずみ、弱い緑色の金属光沢を持つ(図版XIII-5)。時に全体黄褐色の個体も見られる(図版XVI-8)。♂交尾器のパラメラ基部は太く、側縁は丸まり、その先はくびれて急激に細くなる。パラメラ先端は弱く腹側へ曲がり、先端から見て二裂せず一本(図版XI-5)。
ホロタイプ:♂, 鹿児島県栗野, 12. VI. 1982, T. & T. Nakane leg. (北海道大学博物館中根コレクション:図版V-4〜6)
検視標本:950個体、検視標本データは巻末にまとめて示した。
分布:四国、九州
ノート:外形は、キアシアオハムシダマシに似ているが、腿節は先端部背面に濃色部分があり、緑色の金属光沢を持つことで区別できる。また、肢の色を含めて、オオダイアオハムシダマシにもよく似ているが、上翅肩部の角稜は強く明瞭であることや、♂交尾器の形が異なることで区別できる。
四国と九州に分布し(図版XXIII)、常緑樹林帯上部〜ブナ帯まで、初夏〜夏(4月〜8月)に花上に出現する。前種と混生する四国では、一般に前種より遅く、より高標高地に出現する。九州でも、標高1000mを超す山塊とその周辺、通常標高5〜600m以上で見られ、離島や低標高地では得られていない。九州南部の宮崎県南部〜鹿児島県では比較的低い標高でも見つかっている。
地域変異:四国産と九州産で微妙に変異があり、四国産(図版XVI-11, 12)はやや大型で、♂交尾器のパラメラの幅はやや狭く、より、キアシアオハムシダマシに似る。九州産のうち、南九州産の中に、一部、腿節全体が黄褐色になり、緑色光沢がほとんど無い個体(キアシアオハムシダマシによく似る:図版XVI-8)が見られる。


c.アカガネハムシダマシ種群 The decora species-group
本州、四国、九州、隠岐、五島列島中通島、下甑島、屋久島などに2種亜群、9種を産する。

アカガネハムシダマシ種群の種亜群と種の検索表
1(4)より小型(7〜10mm)で上翅は比較的短く幅が広い。肢や触角も体長に比較して短く、太い(図版XVII-1〜6, 11〜13)。♂交尾器のパラメラは長く、長さは通常基部幅の約2.2倍以上、先端まで直線的に細まり、通常背面中央〜先端部には縦溝を持たない、先端部は二裂するが鋭くない(図版XI-6, 7)。
(アカガネハムシダマシ種亜群 The decora species-subgroup)

2(3)腿節はより太く基部は黄褐色で、先端部〜大部分は黒ずみ、基本的には濃色部には緑色の金属光沢を持たない(図版XIII-6)。触角と肢はより太い。♂の触角は特に短く体長の約43%程度。背面は個体により、赤紫〜赤銅〜金緑〜青紫色を呈し(図版XVII-1〜6)、上翅の点刻間はやや平滑でツヤがあり、弱く横シワ状(図版XVII-7)。♂交尾器のパラメラは先端にほぼ直線的に細まり、側面から見て直線状(図版XI-6)・・・・・・・・・・・・・アカガネハムシダマシ Arthromacra decora (Marseul)

3(2)腿節はより細長く、一様に黄褐色、緑色の金属光沢を持たない(図版XIII-8)。触角と肢はより細く長い。♂の触角は体長の1/2を越えない(約46%)。背面は常に金緑色を呈し、上翅の点刻間は窪み、強く横シワ状(図版XVII-11〜13)。♂交尾器のパラメラは中央付近まで比較的太く、それより先は細い、側面から見て多少背面側に反る(図版XI-7)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・キイアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra narukawai Imasaka

4(1)より大型(8〜13mm)で、上翅はより長い。肢や触角も体長に比較してより長い。♂交尾器のパラメラはより短く、長さは通常基部幅の約2.1倍以下、通常背面中央〜先端部には縦溝を持つ。パラメラ先端部は二裂し、二片はW字状に鋭く尖る(図版XI-8, 9および図版XII-1〜5)。
(アオハムシダマシ種亜群 The viridissima species-subgroup)

5(8)背面から見て、腿節は全体黄褐色または黒〜黒褐色で単色、金属光沢を備えない(図版XIII-7, 9)。

6(7)腿節は基本的には全体黄褐色(図版XIII-7)、時に先端半が褐色で、ごく弱く緑色の金属光沢を備える。♂交尾器のパラメラは太短く、長さは基部幅の約1.7倍、基部1/3はやや側方に張り出し、それより先はほぼ直線的に細まる、側面から見て先端半はやや強く腹側へ湾曲する(図版XI-8)。前胸背はやや縦長で、前角と後角は弱く側方に突出する。体型は細長く、肢は長い(図版XVIII-1, 2)。♂の触角は体長の1/2を越えない(約49%)。背面は金緑色、時に例外的に赤銅色(図版XVIII-3)・・・・・・・・・・ヤクアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra yakushimana Imasaka

7(6)背面から見て腿節は一様に黒褐色(図版XIII-9)。体背面は基本的に赤紫色であるが、時に赤銅色や青紫色を呈する(図版XVIII-6〜10)。九州の一部では銅緑〜金緑色の個体も混じる(図版XVIII-11, 12)。♂交尾器のパラメラはより長く、長さは基部幅の約1.8倍以上、基部から先端へ直線的に細まる、側面から見ても直線的(図版XI-9)。前胸背はほぼ四角形で、側縁は直線状、前角と後角は強く側方に突出する。触角は比較的短く、♂の触角は体長の1/2を越えず(約47%)、特に第9, 10節が短くなる傾向が強い(図版XIII-9)・アカハムシダマシ Arthromacra sumptuosa Lewis

8(5)背面から見て腿節の基部は黄褐色、先端半は黒〜黒褐色で、二色に色分けされる。暗色部に緑色の金属光沢を持つことが多い(図版XIII-10〜15)。

9(12)上翅はより長く、♂で上翅長は上翅幅の2.8倍以上(図版XIX-1, 9)。触角もより長く、♂で体長の54%以上で、特に先端4節(8, 9, 10, 11節)は伸長し、その和は体長の29%以上(図版XIII-10, 11)。

10(11)触角先端節は長いが、♂では第8, 9, 10節がかなり伸長するため、これらの和の約0.92倍程度(図版XIII-11および図版XIX-6)。体背面は常に金緑色(図版XIX-1, 2)。♂交尾器のパラメラにおいて長さは基部幅の約2.1倍、中央部でやや背面側に反る(図版XII-1)。雌の上翅には長く立った白毛を比較的密に備える(図版XIX-3)・・・・・・・シコクオオアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra shiraishii Imasaka

11(10)触角先端節は特に長く、♂では第8, 9, 10節の和の約1.3倍以上(図版XIII-10および図版XIX-7, 8)。体背面は通常金緑色(図版XIX-9, 10)、地域によっては赤紫〜赤銅色の個体がかなり多く混じる(図版XIX-15, 16)。♂交尾器のパラメラにおいて、長さは基部幅の約2.0倍、わずかに腹面側に曲がる(図版XII-2)。雌の上翅にはほとんど立った毛を持たない(図版XIX-11)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オオアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra majuscula Nakane

12(9)上翅はより短く、♂で上翅長は上翅幅の2.7倍以下。触角もより短く、♂で体長の51%以下で、先端4節(8, 9, 10, 11節)は伸長せず、その和は体長の24%以下。肢もより短い。

13(16)より小型で体型は細長い(図版XX-1〜10および図版XXI-1〜3)。上翅の点刻間は窪み、強く横シワ状。触角や?節はより細い。触角はより長く、♂で体長の51%程度。肢は細いが、より短い。

14(15)腿節先端部分は黒褐色で、基部の黄褐色部との境界は不明瞭、緑色の金属光沢は弱い(図版XIII-12)。♂交尾器のパラメラは背面中央〜先端部の縦溝が不明瞭、長さは基部幅の約1.7〜2倍、基部1/4の側縁はほぼ平行に張り出し、それより先は直線的に細まる(図版XII-3)。体型はより短く、肢は短い。体背面は金緑色(図版XXI-1〜3)・・・・・・オキアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra okiana Imasaka

15(14)腿節先端半は黒色で、基部の黄褐色部との境界は明瞭、緑色の金属光沢はかなり強い(図版XIII-13, 14)。♂交尾器のパラメラは、背面中央〜先端部の縦溝が明瞭、長さは基部幅の約1.9〜2.1倍、基部から1/4付近で弱く括れてそれより先はほぼ直線的に細まる(図版XII-4)。体背面は基本的に金緑色(図版XX-1, 2, 5〜10)、関東東部で稀に赤銅色〜銅緑色(図版XX-3, 4)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アオハムシダマシ Arthromacra viridissima Lewis

16(13)より大型で体型は強壮(図版XXI-6〜8, 12, 13)。上翅は幅広く、点刻間はややなめらかで、弱く横シワ状。触角や?節はより太い。触角はより短く、♂で体長の49%程度。♂交尾器のパラメラはより細長い、長さは基部幅の約2.0倍、基部のみ、やや側方に張り出し、それより先はほぼ直線的に細まる(図版XII-5)。体背面は金緑色だが黄銅味を帯びる個体(図版XXI-8)が多い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ミヤマアオハムシダマシ Arthromacra kinodai Nakane

c-1.アカガネハムシダマシ種亜群 The decora species-subgroup
本州中部以西と九州に2種が産する。

c-1-1.アカガネハムシダマシ Arthromacra decora (Marseul, 1876)
Lagria decora Marseul, 1876, Ann. Soc. ent. Fr., (5)6: 339 (Hiogo).
Arthromacra decora: Lewis, 1895, Ann. Mag. nat. Hist., (6)15: 278, fig. 3 (p422).
形態の記載:小型(7〜10mm)で上翅は比較的短く幅が広い。背面は個体により、赤紫〜赤銅〜銅緑〜金緑〜青紫色を呈し(図版XVII-1〜6)、上翅の点刻間はやや平滑でツヤがあり、弱く横シワ状(図版XVII-7)。上翅肩部は角張った稜を持たず丸い。肢や触角も体長に比較して短く、太い。♂の触角は特に短く、体長の約43%程度。腿節は太く、基部は黄褐色で、先端部〜大部分は黒ずみ、基本的には濃色部に緑色の金属光沢を持たない(図版XIII-6)。♂交尾器のパラメラは細長く、長さは基部幅の約2.2倍以上、基部から先端にほぼ直線的に細まり、側面から見ても直線状。背面中央〜先端部には縦溝を持たない。先端からみて、先端部は弱く腹側へ曲がって、二裂するが鋭くない(図版XI-6)。
ホロタイプ:未検
検視標本:961個体、検視標本データは巻末にまとめて示した。
分布:本州(長野県〜山口県)、九州(福岡県、大分県)
ノート:本種は日本産Arthromacraの中で最初に記載された種であるが(記載時はLagria属)、短い触角と肢、上翅、多様な色彩変異など、属内でも特異な種である。国内産Arthromacraの中でも最も基本となる本種の色彩変異が多様なためか、他の種との区別点がはっきりと解らず、♂交尾器の形態に差が少ないことと相まって、Masumoto (1987), 佐々治(1988)などは本土産Arthromacraを1種と考えてしまったと推察される。4新種を追加した中根(1994)及び中根(1997)においても、本種と、アカハムシダマシ、アオハムシダマシの異同については言及していないので、本種の種の範囲について確信を持てなかったのであろう。
本種のホロタイプは確認していないが、Lewis (1895:図版VIとして引用)により示された全形図(Fig. 3)や、Masumoto (1987:図版IVとして引用)によるHolotype (♀)の白黒写真(Fig. 63)は、Marseul (1876)の記載によく合致する。
また、繰り返しになるが、Masumoto (1987)は、A. sumptuosa Lewis(syntype♀)、A. higoniae Lewis(syntype♀)、A. viridissima Lewis(Syntype♀)、A. apicalis Kono(Holotype♂)など各種のタイブと判断される写真を掲載した上で、これらの種を本種のシノニムとして扱った。
しかし実際は、これらの中に本種以外にも、アオハムシダマシArthromacra viridissima LewisとアカハムシダマシArthromacra sumptuosa Lewisの2種が含まれており、検索表で示したように、明らかに3種に区別することが可能である。Masumoto (1987)がA. decora (Marseul)として図示した♂交尾器の中には、複数の種の特徴が認められ、そのうち、Odai産 (Figs. 31 & 32)とKongo-san産 (Figs. 33 & 34)は本種の特徴が現れている。
なお、Masumoto (1987)がA. sumptuosa Lewisなど4種を本種のシノニムに扱った際に、和名もアオハムシダマシに改名したが、今回改めて従来の和名アカガネハムシダマシに戻した。
本種はほぼ糸魚川ー静岡線以西の本州と九州北部に分布し(図225)、近畿地方では春(4月〜5月)に低地のアカメモチ、カエデ、マツの花などに多く、様々な色変わりが見られる。山地では時に夏(6月〜7月)まで見られる。中国地方では初夏(5月〜6月)に高原のミズキなどに見られ、九州では、春(4月〜6月)に大分県下の高原でミズキ、カシワなどの花に集まるものが少数見られる。いずれも、やや乾燥した疎林や林縁部でみられ、発達した森林中では見られない。本種の種小名decoraは、「飾られた」の意。
地域変異:本種の特徴として、背面が赤紫〜赤銅〜銅緑〜金緑〜群青〜青紫色などさまざまな色の個体が見られるが、上記の全ての色彩変異が見られる地域は、紀伊半島のほぼ全域と、京都府南部、大阪・兵庫・岡山・鳥取の各県(全色群)で、長野・岐阜・愛知・滋賀県南部・広島の各県では青色〜青紫色の個体は見つかっていない(青なし群)。山口県では大部分が赤銅色で、銅緑色の個体が少数混じり(銅色群)、九州北部では赤銅色のみが見つかっている(赤銅群:図版XVII-6)。また、京都府東北部から滋賀県北部、福井県などでは、ほぼ金緑色タイプのみが見られる(緑群)。
また、腿節の色彩にも個体変異と地域変異が見られる。基本型は、基部が黄褐色で先端部が黒〜黒褐色、暗色部分に緑色の金属光沢を持たないというものであり(図版XVII-1〜3)、長野以西〜中国地方〜九州の大部分の個体が相当する。紀伊半島や近畿北部ではこの基本型に、黒色部が縮小し、黒斑(あるいは褐色斑)が腿節背面に見られる個体が混じり、それらの一部ではまったく暗色部が消失し、腿節全体が黄褐色になる個体も見られる(図版XVII-4)。このような個体は次種キイアオハムシダマシに酷似し、注意が必要である。
さらに、福井県などを中心とする緑群では、基本型に混じって暗色部に緑色の金属光沢を持つ個体(図版XVII-5)も見られ、これらはアオハムシダマシと紛らわしいが、上翅のツヤ、体型、肢や触角の長さ、♂交尾器の形などで区別することができる。

c-1-2.キイアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra narukawai Imasaka, 2005
形態の記載:小型(7-10mm)。上翅は比較的短い。背面は常に金緑色を呈し、上翅の点刻間は窪み、強く横シワ状(図133-135)。上翅肩部は角張った稜を持たず丸い。触角はやや短く、♂の触角は体長の1/2を越えない(約46%)。腿節は前種より細長く、一様に黄褐色で、緑色の金属光沢を持たない(図75)。♂交尾器のパラメラは長く、長さは基部幅の約2.0〜2.2倍。中央までやや広く、それから先端までは直線的に細まり、背面中央〜先端部には縦溝を持たない。パラメラは側面から見て多少背面側に反り、先端から見て、先端部は腹側へ弱く湾曲し、先端は二裂するが鋭くない(図60)。
ホロタイプ:♂, 三重県宮川村父ヶ谷, 23. V. 1998, N. Nakanishi leg. (北海道大学博物館:図133, 136)
検視標本:58個体、検視標本データは前記新種記載文中に示した。
分布:本州 (紀伊半島:三重・奈良・和歌山県)
ノート:アカガネハムシダマシ A. decoraに似るが、常に背面は金緑色で、腿節はより細長く、一様に黄褐色、上翅の点刻間はややシワ状で、アカガネハムシダマシのような、ぬめっとした光沢が無く、♂交尾器もパラメラの中央付近まで太く区別できる。
紀伊半島の固有種(図225)で、三重県平倉以南の地域で低地を中心に、標高1000m程度の山地まで分布し、春〜夏(4月〜7月)に種々の花に集まる。

c-2.アオハムシダマシ種亜群 The viridissima species-subgroup
本州、四国、九州、隠岐、五島列島中通島、下甑島、屋久島などに7種が産する。

c-2-1.ヤクアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra yakushimana Imasaka, 2005
Arthromacra decora (partim, nec Marseul, 1876): Masumoto, 1987, Ent. Rev. Japan, 42(suppl): 46-47, figs. 35, 36, (Yakushima).
形態の記載:中型(8〜12mm)。体型は細長く、上翅も長い。背面は基本的に金緑色で(図版XVIII-1, 2)、時に例外的に赤銅色(図版XVIII-3)。上翅の点刻間は窪み、強く横シワ状。上翅肩部は角張った稜を持たず丸い。♂の触角は体長の1/2を越えない(約49%)。肢と触角は基本的には全体黄褐色で金属光沢を備えない(図版XIII-7)。時に腿節先端半が褐色で、ごく弱く緑色の金属光沢を備える個体がある。♂交尾器のパラメラは太短く、長さは基部幅の約1.7倍、基部1/3はやや側方に張り出し、それより先はほぼ直線的に細まる、側面から見て先端半は強く腹側へ湾曲する。パラメラの背面中央〜先端部には縦溝を持ち、先端部は腹側へ曲がって二裂し、二片はW字状に鋭く尖る(図版XI-8)。
ホロタイプ:♂, 鹿児島県屋久島淀川小屋, 7. VI. 1988, 今坂正一採集 (北海道大学博物館:図版XVIII-1, 5)
検視標本:124個体、検視標本データは前記新種記載文中に示した。
分布:琉球(鹿児島県屋久島)
ノート:アマミアオハムシダマシ A. amamianaに似て、細長い体型をしているが、上翅に立毛はなく、腿節も常に黄褐色である。♂交尾器のパラメラは短く、直線的に先端に細くなり、先端半がやや強く腹側へ湾曲することにより、日本産の他の種から区別できる。
屋久島の固有種(図版XXIII)で、春〜夏(4月〜7月)に、低地から山地までシイなど多くの花に集まる。

c-2-2.アカハムシダマシ Arthromacra sumptuosa Lewis, 1895, stat. rev.
Arthromacra sumptuosa Lewis, 1895, Ann. Mag. nat. Hist., (6)15: 277, (Chiuzenji).
Arthromacra higoniae Lewis, 1895, Ann. Mag. nat. Hist., (6)15: 278 (Yuyama in Higo). syn. nov.
Arthromacra decora (partim, nec Marseul, 1876): Masumoto, 1987, Ent. Rev. Japan, 42(suppl): 45-48.
形態の記載:体型はやや太め。体背面は基本的に赤紫色であるが、時に赤銅色や青紫色を呈する(図版XVIII-6〜10)。九州の一部では銅緑〜金緑色の個体(図版XVIII-11, 12)も混じる。上翅の点刻間は窪み、強く横シワ状。上翅肩部は角張った稜を持たず丸い。雌は上翅にごくまばらに立った毛を持つ。前胸背はほぼ四角形で、側縁はほぼ直線状、前角と後角は強く側方に突出する。背面から見て腿節は一様に黒褐色、緑色の金属光沢を持たない(図版XIII-9)。触角も大部分黒褐色で、比較的短く、♂の触角は体長の1/2を越えない(約47%)、特に第9, 10節が短くなる傾向が強い。♂交尾器のパラメラはやや短く、長さは基部幅の約1.8倍程度、基部から先端へ直線的に細まる、側面から見て腹側への湾曲は強くない。パラメラの背面中央〜先端部には縦溝を持ち、先端部は腹側へ曲がって二裂し、二片はW字状に鋭く尖る(図版XI-9)。
ホロタイプ:未検
検視標本:309個体、検視標本データは巻末にまとめて示した。
分布:本州(青森〜山口県)、四国、九州、五島列島(下通島)
ノート:背面から見て腿節は一様に黒褐色で、緑色の金属光沢を持たない。背面は基本的に赤紫色。前胸背はほぼ四角形、前角は強く側方に突出する。触角先端節は短く、特に第9節と10節が短い。これらの特徴により、国内産の全ての種と区別できる。
Masumoto (1987:図版IVとして引用)は、A. sumptuosa Lewis(Syntype♀)の白黒写真(Fig. 65)を公表しているが、この個体はLewis (1895)の記載によく合致する。
同様に、A. higoniae Lewis(Syntype♀)の写真(Fig. 66)も公表しており、これもLewis (1895)の記載によく合致する。Lewis (1895)によると、背面が金緑色で、肢は一様に黒褐色とされているので、A. higoniae Lewisは本種の金緑色タイプ(higoniae type)を指していると判断される。中根(1997)も、A. higoniae Lewisを復活させたが、背面の色以外に確実な根拠は乏しく本種のシノニムと考えられる。その理由については地域変異の項参照。
北海道を除く、本土のほぼ全域に分布(図版XXVI)し、低地では春〜初夏(4月〜6月)に、山地のブナ帯では初夏〜夏(5月〜8月)に見られる。全国的に個体数は少ないが、九州と中通島ではシイの花に比較的多くの個体が飛来する。本種の種小名sumptuosaは、「華美な」の意。
地域変異:九州では一部の地域で、赤紫色の基本型に混じって、背面が金緑色のタイプ(higoniae type)が出現する(図版XVIII-11, 12)。higoniae typeを確認しているのは、五島列島中通島と九州中南部(佐賀県鹿島市、佐賀・長崎県多良岳、長崎県平戸島、同世知原町国見山、同西彼町雪の浦、同雲仙岳、肥後湯山、鹿児島県紫尾山)の各地である(図版XXVI)。これらの地域では、赤紫色タイプ(基本型)と金緑色タイプ(higoniae type)が混生し、雌雄共に両方のタイプがみられる。これらの地域では、低地のシイの花などに比較的多くの個体が見られ、互いに花上で交尾するのを観察している(図版I-7, 8)。この2タイプの♂交尾器には特に形態的な差異は見られない。
また、青森県〜九州北部の赤紫色のみの個体群と、2色出現の九州中南部の個体群とも、色の差以外に♂交尾器などに差異は見られない。青森県〜九州北部の個体群は、赤紫色のみで個体数が少ない、発達した森林に住む、ブナ帯が中心という特徴が見られ、九州中南部の個体群は2色混棲、個体数が多い、シイ帯〜ブナ帯に棲息という特徴があり、多少生態的に異なる。
アオハムシダマシ属の中では赤紫から金緑への進化が一般的と考えられるので、金緑色タイプ(higoniae type)は、九州中南部でごく最近分化したものと考えられる。

c-2-3.シコクオオアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra shiraishii Imasaka, 2005
形態の記載:やや大型(9〜13mm)で細長い。背面は金緑色でやや青味がある(図版XIX-1, 2)。上翅は長く、♂で上翅長は上翅幅の2.8倍程度。上翅肩部は角張った稜を持たず丸い。上翅の点刻間は窪み、強く横シワ状、雌はかなり密に立った白毛を備える(図版XIX-3)。前胸背の側縁は丸みが強く、前角の突出は弱い。触角は長く、♂で体長の60%程度で、日本産中最も長い(図版XIII-11)。触角先端節は長いが、♂では第8, 9, 10節がかなり伸長するため、これらの和の約0.92倍程度(図版XIX-6)。肢も日本産中最も長く、♂の前?節は次種より細く長い。腿節基部は黄褐色で、腿節先端半は広く黒色で強い緑色の金属光沢を持つ(図版XIII-11)。♂交尾器のパラメラは細長い、長さは基部幅の約2.1倍、基部のみ、やや側方に張り出し、それより先はほぼ直線的に細まる。パラメラ背面中央〜先端部の縦溝は不明瞭、先端部は腹側へ曲がって二裂し、W字状に鋭く尖る。側面から見て、パラメラは中央部でやや背面側に反る(図版XII-1)。
ホロタイプ:♂, 愛媛県西条市瓶ヶ森, 29. VI. 2003, 白石正人採集 (北海道大学博物館:図版XIX-1, 4)
検視標本:35個体、検視標本データは前記新種記載文中に示した。
分布:四国(徳島県、愛媛県:剣・石鎚山系山頂部)
ノート:体型は、アマミハムシダマシ A. amamianaやヤクアオハムシダマシ A. yakushimana似て細長く、触角や肢も長いが、腿節先端部が黒褐色で、強い金属光沢を持つことで区別できる。むしろ、体型、色彩共に次種オオアオハムシダマシ A. majusculaに酷似するが、触角の第8, 9, 10節がかなり伸長し、触角先端節はやや短いこと、♂交尾器のパラメラがやや背面側に反ること、雌が毛深いこと、赤紫型は知られていないこと、などで区別できる。
四国中央の山岳地帯、剣山、笹ヶ峰、瓶ヶ森、石鎚山などの山頂部のみで(図版XXVI)、夏(6月〜8月)に葉上と、花上で得られている。

c-2-4.オオアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra majuscula Nakane, 1994
Arthromacra majuscula Nakane, 1994, Kita-Kyushu-no-Konchu, 41(2): 84-85, pl. 7, figs. 11, 14 (Tokugo Pass near Kamikochi, Nagano Pref.)
形態の記載:体型は大型(9〜13mm)で細長い。背面は金緑色(図版XIX-9, 10)で地域によっては赤紫〜赤銅色の個体(図版XIX-15, 16)も混じる。上翅は長く、♂で上翅長は上翅幅の2.8倍程度。上翅の点刻間は窪み、強く横シワ状。上翅肩部は角張った稜を持たず丸い。雌は上翅にごくまばらに立った毛を持つ(図版XIX-11)。前胸背の側縁は丸みが強く、前角の突出は弱い。触角は長く、♂で体長の54%以上。触角先端節は特に長く、♂では続く3節(第8, 9, 10節)の和の約1.3倍以上(図版XIX-7, 8)。肢もかなり長い。腿節は黄褐色で、腿節先端半は黒色で強い緑色の金属光沢を持つ(図版XIII-10)。♂交尾器のパラメラは細長い、長さは基部幅の約2.0倍、基部のみ、やや側方に張り出し、それより先はほぼ直線的に細まる。パラメラの背面中央〜先端部には縦溝を持ち、先端部はわずかに腹側へ曲がって二裂し、W字状に鋭く尖る(図版XII-2)。
ホロタイプ:♂, 長野県上高地近傍徳本峠, 29. VII. 1955, 中根猛彦採集 (北海道大学博物館中根コレクション:図版V-7〜10)
検視標本:178個体、検視標本データは巻末にまとめて示した。
分布:本州(関東〜中部)
ノート:シコクオオアオハムシダマシ A. shiraishiiに酷似し、細長い上翅、長い肢などが特徴的である。本種は触角先端節が特に長く、続く3節の和の約1.3倍以上あることにより、前種を含む国内産のすべての種から区別できる。触角先端節の伸長は地域変異が有るようで、木曽駒ヶ岳(図版XIX-8)のように特に長い地域や、日光(図版XIX-7)のようにそれほど長くない地域がある。体背面は金緑色のものが多いが、御嶽山など産地によっては赤銅色〜赤紫色の個体(雌雄に関係なく出現)が半数程度混じる。
本州の関東北部〜中部地方、いわゆる中央脊梁の山地に出現し(図版XXVI)、中部山岳では夏(6月〜8月)に花上に多産する。本種が出現する時期には、ほとんど本種が優先して他種はあまり混じらない。本種の種小名majusculaは、「より大きい」の意。
なお、本種と酷似する次の個体が紀伊半島の山地で得られている(図版XIX-17, 18)が、雌であることと、四国に近似の別種が分布しているために、種名を決定しかねている。四国産(次種)には赤紫色のタイプは知られていないので、本種の可能性が高いと思われるが、紀伊半島産♀はやや毛深く、独立種になる可能性も捨てきれないので、参考記録として以下に記す。

◎オオアオハムシダマシ?
1♀(赤紫), 奈良県吉野郡大峰弥山, 14. VI. 1986, 水野弘造採集.

c-2-5.オキアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra okiana Imasaka, 2005
形態の記載:体型はやや細長く、♂で上翅長は上翅幅の2.7倍程度。背面は金緑色で多少青味が強い(図版XXI-1〜3)。上翅肩部は角張った稜を持たず丸い。上翅の点刻間は窪み、強く横シワ状。触角や?節はやや細い。前胸背の側縁は丸みが強く、前角の突出も弱い。触角は黄褐色で先端は濃色、やや長く、♂で体長の51%程度。肢は細いが、やや短い。腿節の基部は狭く黄褐色で、先端大部分は黒褐色、二色の境界は不明瞭で、緑色の金属光沢はごく弱い(図版XIII-12)。♂交尾器のパラメラは背面中央〜先端部の縦溝が不明瞭、長さは基部幅の約1.7〜2倍、基部1/4の側縁はほぼ平行に張り出し、それより先は直線的に細まる、先端の曲がりも弱い。先端部は二裂し、W字状に尖る(図版XII-3)。
ホロタイプ:♂, 島根県隠岐島後西郷町大久付近, 20. V. 2003, 島田孝採集(北海道大学博物館:図版XXI-1, 4)
検視標本:50個体、検視標本データは前記新種記載文中にまとめて示した。
分布:島根県隠岐(島後)
ノート:オオアオハムシダマシA. majusculaに似るが、上翅はより短く、触角や肢もより短く、触角先端4節は伸長しない、腿節先端の暗色部分に緑色の金属光沢がほとんどない、などで区別できる。体背面は常に金緑色。
また、本種は次種に酷似するが、♂交尾器背面の縦溝が不明瞭であることや、腿節先端の黒褐色の境界が不明瞭で、金属光沢はごく弱いことでかろうじて区別される。次種と姉妹種を構成すると考えられ、隠岐が本州から分離された時点で分化したと考えられる。
隠岐(島後)の固有種(図版XXVI)で、初夏(5月〜6月)に多くの花に集まる。

c-2-6.アオハムシダマシ Arthromacra viridissima Lewis, 1895, stat. rev.
Arthromacra viridissima Lewis, 1895, Ann. Mag. nat. Hist., (6)15: 277 (Miyanoshita, Oyama, Tokio, Nikko and Hitoyoshi).
Arthromacra decora (partim, nec Marseul, 1876): Masumoto, 1987, Ent. Rev. Japan, 42(suppl): 45-48.
形態の記載:体型はやや細長く、♂で上翅長は上翅幅の2.7倍程度。基本的に背面は金緑色(図版XX-1, 2, 5〜10)で、ごく稀に赤銅色〜銅緑色(図版XX-3, 4)。上翅肩部は角張った稜を持たず丸い。上翅の点刻間は窪み、強く横シワ状。触角や?節はやや細い。前胸背の側縁は丸みが弱く、前角の突出も弱い。触角はやや長く、♂で体長の51%程度。肢は細く、やや短い。腿節の基部は黄褐色で先端半は黒色、緑色の金属光沢はかなり強い(図版XIII-13, 14)。♂交尾器のパラメラは、背面中央〜先端部の縦溝が明瞭、より細長く、長さは基部幅の約1.9〜2.1倍、基部から1/4付近で弱く括れてそれより先はほぼ直線的に細まる。パラメラの背面中央〜先端部には縦溝を持ち、先端部は腹側へ曲がって二裂し、W字状に鋭く尖る(図版XII-4)。
ホロタイプ:未検
検視標本:765個体、検視標本データは巻末にまとめて示した。
分布:本州(青森〜山口県)、九州(福岡・大分・熊本・宮崎県)、下甑島
ノート:オキアオハムシダマシ A. okianaに似るが、やや細長く、腿節の黄褐色部と黒色部の境界はくっきりしていて、黒色部の緑色金属光沢が強く、♂交尾器のパラメラ背面中央〜先端部の縦溝が明瞭であり、区別できる。
Masumoto(1987:図版IVとして引用)は、A. viridissima(syntype♀)の白黒写真(Fig. 64)を公表しているが、この個体はLewis(1895)の記載にある関東南部低地のものによく合致する。
本種は、本州のほぼ全域と九州脊梁、下甑島に分布する(図版XXVII)。関東地方の低地では春〜初夏(4月〜6月)に見られ、それ以外の地域では初夏〜夏期(5月〜8月)に山地のミズキなどの花上で見られる。本種の種小名viridissimaは、「緑色の」の意。
地域変異:原産地(関東南部低地)付近のアオハムシダマシはやや小型で、肢や触角の黄褐色部は広く、腿節先端部のみが狭く黒色で強い緑色の金属光沢がある(図版XX-1, 2)。全体に明るい感じがあり、背面の点刻もやや細かい。このタイプ(表日本型)は東北と、関東、東海、紀伊半島など太平洋岸側、それから中国地方、九州などでみられる。ただ、東関東の個体はやや細長く、時に赤銅色〜銅緑色の個体(図版XX-3, 4)が出現し、♂交尾器も細長いなど他の地域とは異なる可能性がある。
一方、同じ東北と、北関東、中部地方など日本海側の個体(図版XX-5〜7)は、やや大型で、肢や触角は黒色部が広く、腿節は基部のごく狭い部分が黄褐色〜褐色で、背面の点刻も荒い(裏日本型)。この2タイプは、東北では同時に得られ、東海地方でも、より山地で後者の黒っぽい個体が多く見つかる。
さらに、東北の北部には2番目の個体群に混じって、大型で、肢や触角の黒色部が大幅に縮小して、黄褐色部がむしろ白化して1番目の個体群よりさらに明るい色彩を呈する個体(東北型:図版XX-9, 10)も混じる。
これら3個体群について、外見上の差が認められるにもかかわらず、それと直接連動する♂交尾器の特徴は見られない。
一方、♂交尾器自体も個体変異・地域変異共に多いが、一般的には、中部以東のパラメラは細長く(図版XX-18〜25)、琵琶湖西岸以西(図版XX-16, 17)と九州(図版XX-15)では太短い。また、下甑島(図版XX-12)ではやや長い。これらの傾向も関連づけられる外部形態の特徴は見いだせないので、今のところ亜種を区別できるほどの確信がない。

c-2-7.ミヤマアオハムシダマシ Arthromacra kinodai Nakane, 1997
Arthromacra kinodai Nakane, 1997, Kita-Kyushu-no-Konchu, 44(1): 5-6, pl. 1, figs. 17, 18 (Kamihohri, Kitagawa-cho, Miyazaki Pref.).
形態の記載:体型は大型(9〜13mm)で強壮。背面は金緑色(図版XXI-6, 7, 12, 13)だが、黄銅味を帯びる個体(図版XXI-8)が多い。上翅は幅広く、短く、♂で上翅長は上翅幅の2.7倍程度。上翅肩部は角張った稜を持たず丸い。点刻間はややなめらかで、弱く横シワ状。前胸背の側縁は丸みが強く、前角の突出も弱い。触角と?節は太い。触角はやや短く、♂で体長の49%程度。腿節の基部は黄褐色で先端半は黒色、緑色の金属光沢はかなり強い(図版XIII-15)。♂交尾器のパラメラは細長い、長さは基部幅の約2.0倍、基部のみ、やや側方に張り出し、それより先はほぼ直線的に細まる。パラメラの背面中央〜先端部には縦溝を持ち、先端部は腹側へ曲がって二裂し、W字状に鋭く尖る(図版XII-5)。
ホロタイプ:♀, 宮崎県北川町上祝子, 21. IV. 1991, 木野田毅採集 (北海道大学博物館中根コレクション:図版V-11, 12).
検視標本:109個体、検視標本データは巻末にまとめて示した。
分布:本州(紀伊半島、鳥取県〜山口県)、九州
ノート:アオハムシダマシ A. viridissimaに酷似するが、一般にかなりサイズが大きいこと、上翅肩部がより側方に張り出していること、上翅の点刻間がより滑らかなこと、触角、脛節、?節がより太いこと、♂交尾器のパラメラ先端部がより細長いことなどにより区別される。本種は1♀をタイプとして記載されたために、♂は未知であり、本記録が最初のものである。
紀伊半島と鳥取県以西の本州、九州の山地に分布(図版XXVII)し、初夏(5月〜7月)に山地のミズキなどの花上でみられる。本種はほぼ山地性で、ブナ帯を中心として標高700m以上で得られている。しかし、九州では、アオハムシダマシ A. viridissimaが九州脊梁に沿って分布するのに対して、本種は九州脊梁以外でも、多良岳、雲仙岳など西九州の山地でも得られている。


日本産Arthromacra属の地域限定版の検索表
Arthromacra属は地域により分布する種が限定されるので、各地域では、上記の検索表よりもっと容易に種を区別することが可能である。以下に地域限定版の検索表を示すが、未知の種が含まれている場合、あるいは地域の境界付近では、この限りではないことをお断りしておく。日本産は以下の14種である。

日本産アオハムシダマシ属Genus Arthromacra Kirby, 1837

a. アマミアオハムシダマシ種群 The amamiana species-group
a-1-1.アマミアオハムシダマシ Arthromacra amamiana Nakane, 1963


b. ニシアオハムシダマシ種群 The kyushuensis species-group
b-1.タカハシアオハムシダマシ種亜群 The takahashii species-subgroup
b-1-1.オオダイアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra oodaigahara Imasaka, 2005
b-1-2.タカハシアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra takahashii Imasaka, 2005
b-2.ニシアオハムシダマシ種亜群 The kyushuensis species-subgroup
b-2-1.キアシアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra flavipes Nakane, 1994
b-2-2.ニシアオハムシダマシ Arthromacra kyushuensis Nakane, 1997


c.アカガネハムシダマシ種群 The decora species-group
c-1.アカガネハムシダマシ種亜群 The decora species-subgroup
c-1-1.アカガネハムシダマシ Arthromacra decora (Marseul, 1876)
c-1-2.キイアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra narukawai Imasaka, 2005
c-2.アオハムシダマシ種亜群 The viridissima species-subgroup
c-2-1.ヤクアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra yakushimana Imasaka, 2005
c-2-2.アカハムシダマシ Arthromacra sumptuosa Lewis, 1895
c-2-3.シコクオオアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra shiraishii Imasaka, 2005
c-2-4.オオアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra majuscula Nakane, 1994
c-2-5.オキアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra okiana Imasaka, 2005
c-2-6.アオハムシダマシ Arthromacra viridissima Lewis, 1895
c-2-7.ミヤマアオハムシダマシ Arthromacra kinodai Nakane, 1997

日本産アオハムシダマシ属の地域限定版の検索表
1(14)離島産
2(11)本土から離れた離島産
3(6)琉球列島産
4(5)奄美大島、久米島、沖縄本島産・・・・・・・・・・・・・アマミアオハムシダマシ
5(4)屋久島産・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヤクアオハムシダマシ
6(3)琉球列島以外の離島産
7(10)九州周辺の離島産
8(9)五島列島産・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アカハムシダマシ
9(8)下甑島産・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アオハムシダマシ
10(7)本州周辺の離島(隠岐)産 ・・・・・・・・・・・・・・・・オキアオハムシダマシ
11(2)本土に隣接する離島産
12(13)三重県に隣接する離島(頭ヶ島)産 ・・・・・・・・・・.キアシアオハムシダマシ
13(12)和歌山県に隣接する離島(友ヶ島)産 ・・・・・・・・.アカガネアオハムシダマシ
14(1)本土(本州、四国、九州)産
15(16)九州産・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1)九州産検索表
16(15)本州、四国産
17(18)四国産・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2)四国産検索表
18(17)本州産
19(22)滋賀-三重県以西
20(21)滋賀県以西産・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(3)中国〜近畿地方産検索表
21(20)紀伊半島(三重県以南)産・・・・・・・・・・・・・・・・・(4)紀伊半島産検索表
22(19)福井-愛知県以東
23(24)中部〜関東(福井-愛知県以東〜新潟-福島県以南)産・・(5)中部〜関東地方産検索表
24(23)東北(青森〜山形県)産・・・・・・・・・・・・・・・・・・(6)東北地方産検索表

(1)九州産検索表
(鹿児島・宮崎・熊本・大分・長崎・佐賀・福岡県産)
1(2)上翅肩部には基部1/3程度角張った縦稜を持つ。体背面は金緑〜銅緑。腿節は黄褐色で背面先端付近は黒ずみ弱い緑色光沢を持つ。♂交尾器のパラメラ先端は、先端から見て二裂せず一本でV字状・・・・・・・・・・・・・・・.ニシアオハムシダマシ
2(1)上翅肩部には角張った縦稜がなく丸い。腿節は少なくとも先端半は黒〜黒褐色。♂交尾器のパラメラ先端は、先端から見て二裂してW字状
3(4)腿節は背面から見て全体が黒〜黒褐色、緑色の金属光沢を持たない。体背面は赤銅〜赤紫〜青紫色、九州西南部では銅緑〜金緑色も混じる・・・・・・アカハムシダマシ
4(3)腿節は背面から見て基部は黄褐色、先端部は黒〜黒褐色。
5(6)腿節の黒色部に緑色の金属光沢を持たない。背面は赤銅色・・アカガネハムシダマシ
6(5)腿節の黒色部には強い緑色の金属光沢を持つ。背面は金緑〜銅緑色。
7(8)より小型で体型は細長い。上翅の点刻間は窪み、強く横シワ状。触角や?節はより細い。触角はより長く、♂で体長の51%程度・・・・・・・・・・アオハムシダマシ
8(7)より大型で体型は強壮。上翅は幅広く、点刻間はややなめらかで、弱く横シワ状。触角と?節はより太い。触角はより短く、♂で体長の49%程度・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ミヤマアオハムシダマシ

(2)四国産検索表
(高知・愛媛・徳島・香川県産)
1(4)上翅肩部には基部1/3程度角張った縦稜を持つ。背面は金緑〜銅緑。♂交尾器のパラメラ先端は、先端から見て二裂せず一本でV字状。
2(3)腿節先端半は背面側がやや黒ずみ、弱い緑色の金属光沢を持つ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ニシアオハムシダマシ
3(2)腿節は全体が黄褐色で、緑色の金属光沢を持たない・・・・キアシアオハムシダマシ
4(1)上翅肩部には角張った縦稜がなく丸い。腿節は少なくとも先端半は黒〜黒褐色。♂交尾器のパラメラ先端は、先端から見て二裂してW字状
5(6)体背面は赤銅〜赤紫〜青紫色。腿節は背面から見て全体が黒〜黒褐色、緑色の金属光沢を持たない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アカハムシダマシ
6(5)体背面は金緑〜銅緑色。腿節基部は背面から見て黄褐色で、腿節先端半はくっきりと黒く、強い緑色の金属光沢を持つ・・・・・・・・・・シコクオオアオハムシダマシ

(3)中国〜近畿地方産検索表
(山口・広島・島根・鳥取・岡山・兵庫・大阪・京都県産)
1(4)上翅肩部には基部1/3程度角張った縦稜を持つ。♂交尾器のパラメラ先端は、先端から見て二裂せず一本でV字状。
2(3)腿節は全体が黄褐色で緑色の金属光沢を持たない・・・・・キアシアオハムシダマシ
3(2)腿節は先端半がくっきり黒〜黒褐色、強い緑色の金属光沢を持つ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・タカハシアオハムシダマシ
4(1)上翅肩部には角張った縦稜を持たない。♂交尾器のパラメラ先端は、先端から見て二裂し、W字状に尖る。
5(6)腿節は背面から見て全体が黒〜黒褐色、緑色の金属光沢を持たない。背面は赤銅〜赤紫〜青紫色・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アカハムシダマシ
6(5)腿節は背面から見て、少なくとも基部は黄褐色。
7(8)腿節先端半は黒〜黒褐色、あるいは黄褐色地に褐色班を持ち、緑色の金属光沢を持たない。背面は赤紫〜赤銅〜銅緑〜金緑色・・・・・・・・・・アカガネハムシダマシ
8(7)腿節先端半は黒〜黒褐色、緑色の金属光沢を持つ。
9(10)小型で上翅は比較的短く幅が広い。肢や触角も体長に比較して短く、太い。♂交尾器のパラメラは長く、背面中央〜先端部には縦溝を持たない、先端部は二裂するが鋭くない。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アカガネハムシダマシ
10(9)より大型で、上翅はより長い。肢や触角も体長に比較して長い。♂交尾器のパラメラはより短く、背面中央〜先端部には縦溝を持つ。パラメラ先端部は二裂し、二片はW字状に鋭く尖る。
11(12)より小型で体型は細長い。上翅の点刻間は窪み、強く横シワ状。触角や?節はより細い。触角はより長く、♂で体長の51%程度。肢は細く、より短い。背面は金緑色・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アオハムシダマシ
12(11)より大型で体型は強壮。上翅は幅広く、点刻間はややなめらかで、弱く横シワ状。触角と?節はより太い。触角はより短く、♂で体長の49%程度。背面は金緑色だが黄銅味を帯びる個体が多い・・・・・・・・・・・・・・・ミヤマアオハムシダマシ

(4)紀伊半島産検索表
(和歌山・奈良・三重県産)
1(6)上翅肩部には基部1/3程度角張った縦稜を持つ。♂交尾器のパラメラ先端は、先端から見て二裂せず一本でV字状。
2(3)腿節は全体が黄褐色で緑色の金属光沢を持たない・・・・・キアシアオハムシダマシ
3(2)腿節は先端半に濃色部分を持ち、その部分に緑色の金属光沢を持つ。
4(5)腿節は先端半の背面側がぼんやり黒ずみ、弱い緑色の金属光沢を持つ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オオダイアオハムシダマシ
5(4)腿節は先端半がくっきり黒〜黒褐色、強い緑色の金属光沢を持つ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・タカハシアオハムシダマシ
6(1)上翅肩部には角張った縦稜を持たない。♂交尾器のパラメラ先端は、先端から見て二裂し、W字状に尖る。
7(8)腿節は背面から見て全体が黒〜黒褐色、緑色の金属光沢を持たない。背面は赤銅〜赤紫〜青紫色・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アカハムシダマシ
8(7)腿節は背面から見て、少なくとも基部は黄褐色。
9(10)体背面は赤紫〜赤銅〜青紫色を呈する。腿節先端には緑色の金属光沢を持たない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アカガネハムシダマシ
10(9)体背面は金緑色を呈する。
11(14)腿節全体が黄褐色。
12(13)触角と肢はより太い。♂の触角は特に短く体長の約43%程度。上翅の点刻間はやや平滑でツヤがあり、弱く横シワ状。♂交尾器のパラメラは先端にほぼ直線的に細まり、側面から見て直線状・・・・・・・・・・・・・・・・・アカガネハムシダマシ
13(12)触角と肢はより細く長い。♂の触角は体長の1/2を越えない(約46%)。上翅の点刻間は窪み、強く横シワ状。♂交尾器のパラメラは中央付近まで比較的太く、それより先は細い、側面から見て多少背面側に反る・・・・・・・・・キイアオハムシダマシ
14(11)腿節基部は黄褐色、先端半は黒〜褐色
15(16)腿節先端半の暗色部には緑色の光沢を持たない・・・・・・アカガネハムシダマシ
16(15)腿節先端半は黒色で、緑色の金属光沢を持つ。
17(18)より小型で体型は細長い。上翅の点刻間は窪み、強く横シワ状。触角や?節はより細い。触角はより長く、♂で体長の51%程度。肢は細く、より短い。背面は金緑色・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アオハムシダマシ
18(17)より大型で体型は強壮。上翅は幅広く、点刻間はややなめらかで、弱く横シワ状。触角と?節はより太い。触角はより短く、♂で体長の49%程度。背面は金緑色だが黄銅味を帯びる個体が多い・・・・・・・・・・・・・・・ミヤマアオハムシダマシ

なお、この地域では他に、オオアオハムシダマシ?と思われる種が得られている。赤銅色でやや上翅が長く、雌の上翅にまばらに立った毛が生えているが、種は確定できていない。

(5)中部〜関東地方産検索表
(愛知・静岡・岐阜・長野・山梨・福井・石川・富山・新潟・神奈川・東京・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城・福島県産)
1(2)上翅肩部には基部1/3程度角張った縦稜を持つ。♂交尾器のパラメラ先端は、先端から見て二裂せず一本でV字状・・・・・・・・・・・・・タカハシアオハムシダマシ
2(1)上翅肩部には角張った縦稜を持たない。♂交尾器のパラメラ先端は、先端から見て二裂し、W字状に尖る。
3(4)腿節は背面から見て全体が黒〜黒褐色、緑色の金属光沢を持たない。背面は赤銅〜赤紫〜青紫色・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アカハムシダマシ
4(3)腿節基部は背面から見て黄褐色で、先端半は黒〜黒褐色。背面は金緑、あるいは赤紫〜赤銅〜銅緑色。
5(6)腿節先端半は黒〜黒褐色、あるいは黄褐色地に褐色班を持ち、緑色の金属光沢を持たない。背面は赤紫〜赤銅〜銅緑〜金緑色・・・・・・・・・・アカガネハムシダマシ
6(5)腿節先端半は黒〜黒褐色、緑色の金属光沢を持つ。
7(8)小型で上翅は比較的短く幅が広い。肢や触角も体長に比較して短く、太い。♂交尾器のパラメラは長く、背面中央〜先端部には縦溝を持たない、先端部は二裂するが鋭くない。背面は金緑色・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アカガネハムシダマシ
8(7)より大型で、上翅はより長い。肢や触角も体長に比較して長い。♂交尾器のパラメラはより短く、背面中央〜先端部には縦溝を持つ。パラメラ先端部は二裂し、二片はW字状に鋭く尖る。
9(10)体背面は赤紫・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オオアオハムシダマシ
10(9)体背面は赤銅〜銅緑〜金緑色。
11(12)上翅はより長く、♂で上翅長は上翅幅の2.8倍以上。触角もより長く、♂で体長の54%以上。触角先端節は特に長く、♂では続く3節の和の約1.3倍以上。肢もより長い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オオアオハムシダマシ
12(11)上翅はより短く、♂で上翅長は上翅幅の2.7倍以下。触角もより短く、♂で体長の51%以下。触角先端節は短く、続く3節の和とほぼ同じ。肢もより短い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アオハムシダマシ

なお、記録はないが、分布が隣接するキアシアオハムシダマシとミヤマアオハムシダマシが分布する可能性は残されている(この場合は全体の検索表を参照)。

(6)東北地方産検索表
(宮城・山形・岩手・秋田・青森県産)
1(2)体背面は赤銅〜赤紫〜青紫色。腿節は背面から見て全体が黒〜黒褐色、緑色の金属光沢を持たない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アカハムシダマシ
2(1)体背面は背面は金緑〜銅緑色。腿節基部は背面から見て黄褐色で、先端半は黒〜黒褐色で緑色の金属光沢を持つ・・・・・・・・・・・・・・・・・・アオハムシダマシ

なお、疑問視しているが、岩手県早池峰のラベルのついたキアシアオハムシダマシの標本を確認している。肢全体が黄褐色で、上翅肩部に角張った縦稜があればこの種であるので注意して頂きたい。

さらに、重複するが、同好者の便のために、図版XXVIIIとして絵解き検索を試みてみた。上記地域版と兼用していただいて、多少とも種の同定に役立てていただければ幸いである。

日本産固有の形質と系統関係
冒頭で述べた台湾産6種の中には、ニシアオハムシダマシ種群に見られる上翅の肩に角張った隆起線が存在する種は見つかっていない。また、♂交尾器は、アマミアオハムシダマシ種群のように、先端部まで太くやや丸いタイプが多く、ごく一部がニシアオハムシダマシ種群同様の先端が一本にとがって腹側へ突出するタイプである。国内産の大部分を占めるアカガネハムシダマシ種群に見られる♂交尾器の先端がW字状に二叉する種はみつかっていない。
これらの、上翅肩部の角張った隆起線と、W字状の♂交尾器先端という2つの形質は、日本本土でそれぞれ独立に獲得された可能性が高いと考えられる。中国南部や北アメリカにもArthromacra属の種は分布するが、それらの♂交尾器を確認していないので、日本と台湾以外でこれらの形質が見られるかどうかは不明である。当然、将来的にはそれらを確認する必要があろう。
本属以外の日本産ハムシダマシ族に含まれる種の交尾器は、大半がアマミアオハムシダマシのように、先端部まで太く丸いタイプであり(図版XXI-15)、この形の♂交尾器がArthromacra属においても基本的な形と考えて良いと思う。それに、台湾産の状況を考え合わせると、W字状の♂交尾器先端というのは、Arthromacra属の中でも最も派生的な形質である可能性が高い。その結果、日本産Arthromacra属の中では、アマミアオハムシダマシ種群が最も祖先的で、ニシアオハムシダマシ種群がそれに次ぎ、アカガネハムシダマシ種群が最も子孫的であると考えられる。
分類に使った諸形質の内、系統解析に以下の形質を使用した。各形質について0の状態が祖先的で、1が子孫的と考えられる。なお、外群として、Masumoto (1987)がArthromacra属からMacrolagria属に移したクロケブカハムシダマシMacrolagria robusticeps (Lewis, 1895) (図版XXI-14, 15)を使用した。


a. ♂交尾器1
0. パラメラは先端まで太く、単純で、先端部は腹側に曲がらない

1. パラメラは先端へ細くなり、先端部は腹側にカギ状に曲がる


b. ♂交尾器2
0.パラメラ先端は背面から見て丸いか、切断状、あるいは矢筈状。先端側から見て、腹側へ突出しないか、あるいはW字状に尖って腹側へ突出する

1.パラメラ先端は背面から見て鋭く尖り、先端側から見て、V字状に尖って腹側へ突出する


c. ♂交尾器3
0.パラメラ先端は背面から見て丸いか、あるいは尖る。先端側から見て、腹側へ突出しないか、あるいはV字状に尖って腹側へ突出する

1.パラメラ先端は背面から見て切断状、あるいは矢筈状。先端側から見て、二裂してW字状に腹側へ突出する


d. ♂交尾器4
0. パラメラ先端の形状は以下のような組み合わせにならない

1.パラメラ先端は背面から見てほぼ切断状で、先端側から見てW字状に腹側へ突出するが、先端は鋭くない


e. ♂交尾器5
0.パラメラ先端は先端側から見て腹側へW字状に鋭く尖って突出することはない

1.パラメラ先端は背面から見て切断状かあるいは矢筈状に中央が抉れ、先端側から見て腹側へW字状に鋭く尖って突出する


f. ♂交尾器6
0. パラメラは基部から先端までほぼ直線的に細くなる

1. パラメラは基部は太く、側縁は丸まり、その先は括れて急激に細くなる


g. ♂の触角の長さ
0. ♂の触角は長くて体長の47%以上

1.♂の触角は短くて体長の46%以下


h. 上翅の毛1
0. 雄の上翅には立った毛を密生する

1. 雄の上翅には翅端部以外にほとんど立った毛を欠くか、ごくまばらに備える


i. 上翅の毛2
0. 雌の上翅には立った毛を密生する

1. 雌の上翅には翅端部以外にほとんど立った毛を欠くか、ごくまばらに備える


j. 上翅の縦稜
0. 上翅肩部には角張った縦稜を持たず、丸くなる

1. 上翅肩部には基部1/3程度、側縁と平行な角張った縦稜を持つ


k. 上翅の金属光沢
0. 上翅にはほとんど金属光沢はない

1. 上翅には強い金属光沢を持つ


l. 上翅の点刻列
0. 上翅には明らかな点刻列を持つ

1. 上翅には点刻列を持たず、全体が不規則な点刻で覆われる


m. 触角全体の長さ
0. ♂の触角はより短く、第8, 9, 10, 11節の合計は体長の24%以下

1. ♂の触角は特に長く、第8, 9, 10, 11節の合計は体長の29%以上


n. 腿節の金属光沢
0. 腿節背面先端部には緑色の金属光沢がないか、あっても弱い

1. 腿節背面先端部には緑色の強い金属光沢がある


o. 腿節の色
0. 腿節は全体が一様に黄褐色、あるいは黒〜黒褐色

1. 腿節は基部は黄褐色、先端半、あるいは一部が黒褐色

これらの形質を表にまとめると、表-1のようになる。

表-1 日本産Arthromacra属の形質比較表

この結果から近隣結合法を用いることにより、次のような系統図を導き出すことが出来る。

図4  日本産Arthromacra属の系統図

この系統図は、この項の冒頭で述べた日本産が3種群に大別され、後者2種群はそれぞれ2種亜群に区別されうることを、ほぼ肯定すると考えられる。

今後の問題点
<不明種>
前記の14種以外に、以下のような不明種が存在する。全て1〜2個体が確認されているだけなので、追加個体を待って処置したい。


1. ツマアオハムシダマシ
Arthromacra apicalis Kono, 1929, Ins. mats. 4(1 & 2): 31 (Honshu: Nikko); Borchmann, 1936, Gen. Ins., (204):182; Nakane, 1963b, Icon. Ins. Japon. Col. nat. ed., 2: 234; Chujo, 1985b, Coleopt. Japan Col., 3: 343.
Arthromacra decora (partim, nec Marseul, 1876): Masumoto, 1987, Ent. Rev. Japan, 42(suppl): 45-48, fig. 67.
本種はKono(1929:図版VIIIおよびIXとして引用)により日光産を元に記載された種である。原記載では♂個体であり、上翅は銅褐色で後半は緑色の金属光沢があると書かれている。
Masumoto (1987:図版IVとして引用)は、Holotype♂の白黒写真(Fig. 67)を掲載した上で、A. sumptuosa Lewis等と共にArthromacra decora (Marseul, 1876)のシノニムとして扱った。しかし、A. sumptuosa Lewis同様に、本種も長野県以西に分布するArthromacra decora (Marseul, 1876)とは明らかに異なる別の種と考えられる。
筆者は2003年3月に北海道大学博物館の大原助教授のご厚意でこのHolotypeを検視する機会を得たが、写真(図版XXII-1〜3)に示したように上翅は全体褐色で、記載時にあったとされる上翅後半の緑色の金属光沢はほとんど失われていた。また、腹部ははずされていて存在せず、♂交尾器を確認することは出来なかった。
本種の基産地である日光地域には、アオハムシダマシの地方変異の項で述べた裏日本型が分布しており、背面の色彩を除くと外形は本個体とほぼ同様である。この個体は記載後長年の間に、何らかの物理的あるいは化学的理由で金属光沢が失われたと考えられる。また、新種記載時に注目された上翅後半のみに緑色の金属光沢を持つ特徴は、同様に、なんらかの理由で前半の金属光沢が失われた結果と推測され、種の特徴ではないと考えられる。
以上の結果、本種はアオハムシダマシのシノニムとして処理可能であるが、アオハムシダマシの中にさらにいくつかの亜種、あるいは姉妹種が存在する可能性が残っているので、それらの結果が得られるまでは、不明種として扱いたいと考えている。


2. カメガモリアオハムシダマシ(今坂仮称)
本種は白石正人氏が採集された四国瓶ヶ森産1♂(図版XXII-4)と石鎚山産1♀(図版XXII-5)が存在する。採集データは以下の通り。
1♂, 愛媛県西条市瓶ヶ森, 29. VI. 2003, 白石正人採集.
1♀, 愛媛県西条市石鎚山 6. VII. 2003, 白石正人採集
シコクオオアオハムシダマシに似て、背面は金緑色で、上翅は長く、触角、肢も長い。腿節全体が黄褐色になるのが特徴で、♂交尾器のパラメラ(図版XXII-7, 8)にもシコクオオとは違った特徴がある。上翅肩部は角張った稜を持たず丸いので、アカガネハムシダマシ種群のアオハムシダマシ種亜群に含まれる。しかし、同じ地域に肢が黄色いキアシアオハムシダマシが分布することもあって、本種の特徴はシコクオオアオハムシダマシの外形にキアシアオハムシダマシの色彩を加えたような感じを受け、両種の雑種である可能性を否定できない。上記の1♂1♀以外に追加個体が見つかれば、新種として発表するつもりであったが、2004年度の本属の発生期間中、数度にわたって、白石正人氏が台風など悪天候をついての必死の探索を試みられたが、ついに再発見されなかったので、今回は不明種として保留しておきたい。


3. その他の不明種
アオハムシダマシの上翅を短くした形を呈する長野県小谷産の1♂(図版XXII-6)と、紀伊半島産のオオアオハムシダマシ?♀(前述: 図版XIX-17, 18)が知られる。前者は外形はアオハムシダマシの裏日本型やツマアオハムシダマシに似ているが、上翅はさらに短く、♂交尾器のパラメラ(図版XXII-9, 10)もより短い。紀伊半島産のオオアオハムシダマシ?は♂が得られていないので現在のところ決め手を欠いている。今後それらの地域で調査される方は注意して頂きたい。

<地域変異>
タカハシアオハムシダマシ、ニシアオハムシダマシ、アオハムシダマシの3種については、地域個体群により♂交尾器、外部形態などに差があり、亜種の存在が推察される。また、アカガネハムシダマシ、アカハムシダマシ、オオアオハムシダマシの3種については地域により出現する色彩パターンが異なり、亜種のランクまではいかないとしても、地方的な個体群が存在していると考えられる。今後さらに多くの個体を検討することにより解明する必要があろう。

<未知の種の可能性>
紀伊半島(オオダイアオハムシダマシ)と四国(シコクオオアオハムシダマシ)には高山の山頂部のみ生息する固有種が存在する。少なくとも、関東以西の高山では、まだ、このような種が隠れている可能性がある。
また、屋久島や隠岐などの比較的大きな離島に固有種が分布することから、佐渡、粟島、伊豆諸島などでは未知の固有種が分布しているかもしれない。対馬から見つかっていないことも不思議で、もし分布するなら固有種の可能性が高い。

<生態の解明>
本属に含まれる種は全て、成虫は年一化で、晩春〜夏に主として山地の花上で多数の個体が見いだされ、花粉を摂食し、交尾行動が行われているところを観察することが多い。雌は時折り、森林中の薄暗く湿った場所で、立ち枯れなどの根元近くに這っており、産卵が確認されることもある。
生態として確認されていることは以上でほぼ全てであり、種ごとの正確な生息環境、成虫の訪花植物、幼生期の生態(卵〜蛹の各ステージの期間、齢数、ホスト)、卵〜蛹の形態など大部分が未知のままである。今後明らかにする必要があると考えられる。
日本国内におけるアオハムシダマシ属の進化史
改めて、国内における本属の種の分布と変異から、その系統と進化史を推定してみたい。

<琉球>
琉球列島にはアマミアオハムシダマシ種群に含まれるアマミアオハムシダマシと、アカガネハムシダマシ種群(アオハムシダマシ種亜群)に含まれるヤクアオハムシダマシが分布する。
アマミアオハムシダマシは琉球列島中央部の沖縄本島、久米島、奄美大島に分布している(図版XXIII)。沖縄本島と奄美大島では同様に赤紫〜赤銅〜金緑〜青〜青紫色の金属光沢を持つ個体が得られているが、採集場所や採集年度により色彩変異に偏りが見られる。久米島では採集個体数が少ないため、今のところ金緑と緑青のみ知られている。この他、分布範囲から考えると沖永良部島と徳之島の可能性が考えられるが、地史的な問題もあり検証が必要である。
アマミアオハムシダマシの種の項で述べたように、♂交尾器の先端が単純で丸いことなどから、本種は国内産Arthromacra属の中では最も祖先的と考えられ、台湾かあるいは中国本土から侵入し、分化したと考えられる。現在のところ、台湾〜沖縄本島間の八重山諸島からは本属の記録はなく、中国本土から直接の侵入が想定し易いかもしれない。もし、それが正しいとするなら、かなり古い時代の事と考える必要がある。
さらに、ヤクアオハムシダマシが琉球列島北端の屋久島に分布する(図版XXIII)。朝鮮半島において本属の種の記録が知られていないことと、対馬の記録が見あたらないことから、今のところ、本属の進入経路として、朝鮮半島経由での日本本土(九州・四国・本州)への侵入は想定しづらい。中国本土→琉球列島中央部→日本本土、あるいは中国本土から直接、日本本土(九州)を考えるしかないが、中国産についての知識が不足している現状では、いずれも単なる想像でしかない。しかし、♂交尾器の構造から考えると、アマミアオハムシダマシ種群とニシアオハムシダマシ種群は台湾に分布するので、中国本土にもそれらの種群が分布すると推定され、日本本土のニシアオハムシダマシ種群は、アマミアオハムシダマシから進化したのではなくて、中国本土から侵入したニシアオハムシダマシ種群から直接進化したと推定される。また、アカガネハムシダマシ種群については、現在の知見では日本本土固有であるので、中国本土から侵入したニシアオハムシダマシ種群の中から日本本土で進化したと考えている。
とにかく、ヤクアオハムシダマシは、日本本土固有のアカガネハムシダマシ種群(アオハムシダマシ種亜群)に属し、♂交尾器のパラメラが短く、肢全体が黄褐色で緑色の金属光沢もないので、この種亜群が分化した比較的初期の段階で、九州(本州?)から侵入して分化した種と考えられる。屋久島では低標高地でも生息するので、種子島にも分布する可能性があるが、屋久島産の九州(本州)系の固有種は種子島には分布しないことも多いので、種子島にはいないのかもしれない。

<九州>
ニシアオハムシダマシ種群(ニシアオハムシダマシ種亜群)に含まれるニシアオハムシダマシ、アカガネハムシダマシ種群(アカガネハムシダマシ種亜群)のアカガネハムシダマシ、同じくアカガネハムシダマシ種群(アオハムシダマシ種亜群)に含まれるアカハムシダマシ、アオハムシダマシ、ミヤマアオハムシダマシの3種の合計5種が分布する。
ニシアオハムシダマシは通常標高500m程度以上の山地に分布し、九州本土では個体数が最も多く最優占種と考えられる。本種は四国にも分布する(図版XXIII)。本種が含まれるニシアオハムシダマシ種群は紀伊半島に2種亜群3種、近畿〜中国地方に2種亜群2種、四国に1種亜群2種が分布する。本種にごく近縁なキアシアオハムシダマシは肢の色が全体黄褐色で、腿節に緑色の光沢を持たないことから本種より祖先的と考えられ、その分布範囲は紀伊半島〜近畿〜中国〜四国で、四国を除くと本種とは異所的な分布を示す(図版XXIII)。このことから、本種はキアシアオハムシダマシが中国地方から九州に侵入した後に分化し、その後四国へ再侵入したように推定される。
アカガネハムシダマシは、九州では北九州の一部のみ(福岡県北東部と大分県北部)に分布する(図版XXIV)。本種の色彩変異は、紀伊半島〜近畿〜中国東部で最も多様性が高く、周辺地域では低くなることは先に述べた。九州の個体群は、中国地方西部の個体群に似ていて、さらに色彩の多様性が低く、ほぼ赤銅色に限定される。九州産の本種はごく最近中国地方から侵入した個体群と考えられる。
アカハムシダマシは九州全域と五島列島中通島に分布する(図版XXVI)。鹿島市以南の佐賀県と長崎県本土ほぼ全域、平戸島、中通島、熊本県南部(肥後湯山、分布範囲は未確認)、鹿児島県(紫尾山、その他の分布範囲は未確認)には、赤紫色以外の銅緑色〜金緑色の個体が混生し、地域によっては半数近くを占める。本種は本属の種で唯一、日本本土(北海道を除く)の本属の分布域の全域(青森県から四国、九州まで)に分布し、アオハムシダマシ種亜群の中ではヤクアオハムシダマシに次いで祖先的な種と考えられる。その中で、九州西南部の個体群のみが緑系の色彩を持つ個体群を含んでいるが、私見では、本属において、赤紫→緑という色彩分化の方向を考えているので、九州西南部の個体群の中から、緑系の色彩を持つ個体群が新しく誕生したと考えている。さらに、その場所は西南部の何処かと言う点が問題である。傍証として、ほとんど同様の色彩変異がヒメキンイロジョウカイで起こっていて、変異の多様性が最も高い九州山地周辺では赤紫〜銅〜銅緑の色彩変異が見られ、これらの色彩の個体が混生する。それに対して、熊本県南部以南の九州本土と、甑島、五島列島にはあざやかな黄緑色のみの個体群が分布する。このように飛び飛びの島に分布する点と、対馬暖流の方向(九州西岸を南から北に流れる)、またこの緑色の個体群が九州山地周辺の多様性の高い個体群の一部が特化して成立したと考えられることなどから類推すると、アカハムシダマシの緑系の個体群も、同様に熊本県南部以南の九州本土で出現して、長崎・佐賀県と平戸島、中通島へは対馬暖流によって分布を拡大したと考えられる。

<四国>
ニシアオハムシダマシ種群(ニシアオハムシダマシ種亜群)に含まれるキアシアオハムシダマシとニシアオハムシダマシ、アカガネハムシダマシ種群(アオハムシダマシ種亜群)に含まれるアカハムシダマシ、シコクオオアオハムシダマシの合計4種が分布する。
前述のようにキアシアオハムシダマシは四国周辺の紀伊半島〜近畿〜中国地方にも広く分布しており(図版XXIII)、四国においては低山地から山頂まで広く分布し、やや低山地で個体数が多い。多分、同じくほぼ平地から山頂部まで分布する紀伊半島から侵入してきたものと考えられる。また、ニシアオハムシダマシはやや局所的で、高地では断然個体数が多く優占種である(図版XXIII)。上述のように、キアシアオハムシダマシが四国に侵入定着した後で、本種は九州から侵入し、より高地で適応したと考えられる。
また、アカハムシダマシは全国的に分布する種であり、経路は不明であるが、比較的新しい時代に四国に侵入したものと考えられる。四国では九州で見られるような色彩変異は確認されていない。
最後に、シコクオオアオハムシダマシは剣山系〜石鎚山系の山頂部のみに分布する固有種である(図版XXVI)。本州中央部に分布するオオアオハムシダマシや、紀伊半島のオオアオハムシダマシ?、カメガモリアオハムシダマシ?に近い。オオアオハムシダマシは赤紫系を含む点で古いが、触角先端節が特に長く特化しており、本種との分化の後先は判断できない。ともあれ、オオアオハムシダマシとの共通祖先が紀伊半島経由で四国に侵入し、四国の高地で分化したものと考えられる。
四国では、紀伊半島〜近畿〜中国〜九州と、周辺を取り巻くように分布する3種、アカガネハムシダマシ、アオハムシダマシ、ミヤマアオハムシダマシが発見されていない。さらに、それらの範囲から九州を除くだけのタカハシアオハムシダマシも見つかっていない。このことは、非常に不思議なことである。なぜ、四国をぐるりと取り囲むような分布を示す上記4種は四国に侵入できなかったのだろうか?
カメガモリアオハムシダマシ?が種であることが確定できない現状にあっては、シコクオオアオハムシダマシが唯一四国の固有種であって、この種のみ、やや古い時代に四国に侵入し、固有種へと分化したと考えられる。しかし、現存するその他の3種は、ごく最近になって紀伊半島と九州からそれぞれ侵入したと考えられ、これらの種についての地域的な変異は明確には観察されていない。四国は周辺地域に比べて、長い間Arthromacra属の乏しい地帯のまま経過してきたわけで、その理由が解明されれば、かなり興味深いと考えられる。

<本州:山口県〜京都府>
ニシアオハムシダマシ種群(タカハシアオハムシダマシ種亜群)に含まれるタカハシアオハムシダマシと、同じく(ニシアオハムシダマシ種亜群)のキアシアオハムシダマシ、アカガネハムシダマシ種群(アカガネハムシダマシ種亜群)のアカガネハムシダマシ、同じく(アオハムシダマシ種亜群)に含まれるアカハムシダマシ、アオハムシダマシ、ミヤマアオハムシダマシの3種の合計6種が分布する。
九州の分布種5種のうち、ニシアオハムシダマシをキアシアオハムシダマシに置き換え、タカハシアオハムシダマシを加えた構成である。九州で、アカガネハムシダマシの色彩変異が、中国地方西部の個体群の単純化させた形であること、キアシアオハムシダマシからニシアオハムシダマシに置き換わっていること、アカハムシダマシに新しい色彩型が加わる事、タカハシアオハムシダマシを欠くことなどから、九州産アオハムシダマシ相はほとんど山口県〜京都府のアオハムシダマシ相の亜流であり、本来はその一部であり、しかし、多少古い時代に、山口県〜京都府とは断絶されたと考えられる。
タカハシアオハムシダマシは、ニシアオハムシダマシ種群に含まれ、キアシアオハムシダマシとは異なりタカハシアオハムシダマシ種亜群に属する。福島県以西の本州に広く分布し、主としてブナ帯以上の山地に分布する(図版XXV)。概要のみしか掴んでいないが、中部以東、紀伊半島、中国地方で♂交尾器などに地域変異があり、それぞれで亜種程度に分化している可能性がある。キアシアオハムシダマシは紀伊半島と京都府以西の本州、四国に分布するが、本種については、地域変異はほとんど確認できない。アカガネハムシダマシは岡山県〜鳥取県以東でより色彩変異の多様性が大きく、個体により赤紫〜赤銅〜金緑〜青〜青紫色を呈する。それより西では漸次多様性が減少する。また、京都府の北部では金緑一色に限定される。ミヤマアオハムシダマシは紀伊半島と兵庫県以西で確認されており、九州にも分布する(図版XXVII)。アカハムシダマシとアオハムシダマシ(図版XXVII)は、青森県から九州まで分布し、この地域特有の変化は観察されていない。つまり、ほとんどの種について、山口県〜京都府は種の分布範囲の内側に当たり、この地域のみの固有種を持たず、単に分布拡大のための通り道として利用されているに過ぎないように見える。ただ、アカガネハムシダマシの色彩変異の漸進的な変化や、タカハシアオハムシダマシの亜種化などが観察されることから、本地域が分布の通り道になった時期はやや古い時代(当然、多くの種が九州に侵入する前)と考えられる。
また、隠岐に分布するオキアオハムシダマシはアオハムシダマシの祖先型に近い形をしていると考えられ、古い形のまま隠岐にとり残された個体群と考えられる(図版XXVI)。

<本州:紀伊半島>
ニシアオハムシダマシ種群(タカハシアオハムシダマシ種亜群)に含まれるオオダイアオハムシダマシとタカハシアオハムシダマシ、同じく(ニシアオハムシダマシ種亜群)のキアシアオハムシダマシ、アカガネハムシダマシ種群(アカガネハムシダマシ種亜群)のアカガネハムシダマシとキイアオハムシダマシ、同じく(アオハムシダマシ種亜群)に含まれるアカハムシダマシ、アオハムシダマシ、ミヤマアオハムシダマシの合計8種が分布し、国内で最も多くの種を産する。
オオダイアオハムシダマシは紀伊半島南部の大峰山系と大台ヶ原山系の固有種で、ブナ帯以上の山地のみに生息する(図版XXIV)。同様にブナ帯以上に生息するタカハシアオハムシダマシは本種より、上翅の肩の角稜が明瞭であること、腿節端は明瞭に濃色で、緑光沢も強いこと、♂交尾器先端の曲がりが強いことなどから、オオダイアオハムシダマシより子孫的であると考えられる。紀伊半島の個体群は特に♂交尾器のパラメラが細長く、先端はほぼ直角にカギ状に曲がり、他の地域の個体群と明らかに区別される。さらに、キアシアオハムシダマシは地域変異が明瞭でなく、周辺小島や平地からかなりの山地まで分布する。形態や分布などの特徴からタカハシアオハムシダマシ種亜群よりニシアオハムシダマシ種亜群の方が子孫的と考えている。
アカガネハムシダマシはほぼ平地〜低山地を中心として紀伊半島全域に分布する。近畿地方と共にほとんど全ての色彩変異が見られ、個体数も多く、低地では最優占種である。本種と混生するように、キイアオハムシダマシがやはり低山地を中心として三重県中部以南に分布する(図版XXIV)。本種は肢全体が黄褐色で背面は金緑に限定されるが、アカガネハムシダマシの中にも稀に全く同じ色彩型の個体が見られるので、同定には注意を要する。
アカハムシダマシは主として山地を中心に全域で見られ、アオハムシダマシは中南部のブナ帯を中心に見つかる。後者は西日本に広く見られる色彩型で、前者と共に紀伊半島独自の変異は確認されない。ミヤマアオハムシダマシは現在までのところ、中南部の山地で少数個体が見つかっているが、他地域と明瞭に区別される特徴は見あたらないようである。
日本国内に分布するArthromacra属の種群のうち、アマミアオハムシダマシ種群を除く、ニシアオハムシダマシ種群とアカガネハムシダマシ種群は、福島県以西の西日本各地に広く分布している。その中で、それぞれ2つの種亜群(タカハシアオハムシダマシ種亜群:ニシアオハムシダマシ種亜群と、アカガネハムシダマシ種亜群:アオハムシダマシ種亜群)全てが分布するのは、紀伊半島と京都府〜山口県の範囲である。種亜群の分化は、あるいはこの範囲のどこかで起こった可能性が高い。
紀伊半島では、さらに、オオダイアオハムシダマシとキイアオハムシダマシの2固有種を有し、国内最大の8種が分布する(不明種のオオアオハムシダマシ?を加えると9種)などの特徴があり、本土産の原種は全てこの地域で誕生したと仮定しても、大きな矛盾はない。この地で誕生した原種の中から、ニシアオハムシダマシは九州でキアシアオハムシダマシから、オオアオハムシダマシは中部山岳でオオアオハムシダマシ?から、シコクオオアオハムシダマシは同様に四国でオオアオハムシダマシ?から、イキアオハムシダマシはアオハムシダマシとの共通祖先種から、それぞれ分化したと考えることが可能である。ヤクアオハムシダマシにしても、アオハムシダマシ種亜群に含まれることから、その祖先種がこの地で分化したと考えられるが、本土に直接の近縁種が存在しないので、これ以上の推定は不可能である。ともあれ、紀伊半島は本土産Arthromacra属の分化と分布の中心であると考えられる。

<本州:福井・滋賀県〜福島県>
ニシアオハムシダマシ種群(タカハシアオハムシダマシ種亜群)に含まれるタカハシアオハムシダマシ、アカガネハムシダマシ種群(アカガネハムシダマシ種亜群)のアカガネハムシダマシ、同じく(アオハムシダマシ種亜群)に含まれるアカハムシダマシ、アオハムシダマシ、オオアオハムシダマシの合計5種が分布する。
タカハシアオハムシダマシは岐阜県から福島県まで、山地を中心に点々と得られており、福島県と静岡県、長野県などで腿節の濃色部の大きさや♂交尾器の形などに差がある。個体変異もかなり大きいので、亜種を確定するに至っていない。
アカガネハムシダマシは、福井・滋賀・愛知・岐阜・長野・静岡・新潟県に分布し、ほぼ新潟県津南町〜静岡県南アルプスを結ぶ線より西の地域で確認されている。概略いわゆるフォッサ・マグナ(糸魚川−静岡線)より西に分布していると解釈される(図版XXIV)。愛知・岐阜・長野県では赤紫〜赤銅〜金緑の色彩変異が見られるが銅緑〜金緑の個体が大部分で、青色系の個体は見られない。福井県と滋賀県北部のものは一様に金緑で、福井県東北部では腿節先端部が黒褐色で弱い金属光沢を持つ個体も見られる。このタイプは、他の地域ではまったく発見されていない。
アカハムシダマシは全域で少数個体が確認され、アオハムシダマシも全域の山地に多い。アオハムシダマシは、概略、北関東、中部地方など日本海側の山地では、やや大型で肢などの黒色部が広く、背面の点刻も荒い裏日本型が分布し、太平洋側の低山地にはやや小型で、肢や触角の黄褐色部は広く、明るい感じの表日本型が分布する。今のところ、この2型について、外観の差ほど♂交尾器には差が見られず、亜種を区別できないでいる。また、関東東部では稀に赤銅色の個体が出現するが、全国的に他の地域ではまったく見られないために、極めて興味深い。体型も細長く、他の地域と違う要素があるのかもしれないが、♂交尾器には際だった特徴はない。
オオアオハムシダマシは、中部山岳から北関東の山地に分布し、ブナ帯などを中心に生息している(図版XXVI)。これらの地方の夏期の花上などでは、本種が最優占種で、多くの個体が見られる。木曽駒ヶ岳や木曽御嶽山などでは、雌雄の区別無く1/3程度赤紫色の個体が混じり、♂の触角先端節は特に長く伸長する。しかし、日光など北関東の個体群では、赤紫色の個体はごく稀で、♂の触角先端節の伸長もやや短くなる。あるいは、亜種的な個体群も存在する可能性があるが、その全体像を掴んではいない。
この地域にはオオアオハムシダマシという固有種を産し、タカハシアオハムシダマシ、アオハムシダマシとアカガネハムシダマシでは亜種的な個体群が見つかっている。産する種は5種で比較的多くないが、この地域に本属の種が分布した時期は、山口県〜京都府よりやや古い時代のことと考えられる。アカガネハムシダマシの変異の多様性はむしろ紀伊半島〜近畿中央部にあり、その一部がこの地域に侵入したと考えられる。オオアオハムシダマシとタカハシアオハムシダマシの北限は福島県付近と考えられる。

<本州:岩手・宮城県〜青森県>
アカガネハムシダマシ種群(アオハムシダマシ種亜群)に含まれるアカハムシダマシとアオハムシダマシの2種のみが分布する。
アカハムシダマシは全域に分布するが、個体数は多くない。アオハムシダマシも山地を中心に全域に分布し、個体数はかなり多い。一見した感じで色彩や点刻の具合など、概略3型の個体群が分布し、宮城県など太平洋岸では全体に明るい感じの表日本型が、秋田県南部などではやや暗めで背面の点刻も荒い裏日本型が分布する。青森県や秋田県北部ではこれら2型に混じって、大型で肢などが白っぽい個体(東北型)が見られる。これら3型の♂交尾器にはほとんど差が無く、亜種を区別できるほどの特徴を見いだせない。
この地域への本属の種の分布はごく最近のようで、アオハムシダマシの色彩型もより南部で分化したものが、太平洋岸と日本海岸で並行的に北上し、青森県で出会って混生しているような状況を呈している。

<まとめ>
日本産Arthromacra属の分布と分化をまとめると次のような進化史を推定することが出来る。
まず、かなり古い時代に中国本土からアマミアオハムシダマシの祖先種が琉球中央部に侵入し、固有化した。
次いで、中国本土から直接ニシアオハムシダマシ種群が日本本土に侵入し、その中から、その後アカガネハムシダマシ種群が進化した。また、ニシアオハムシダマシ種群はニシアオハムシダマシ種亜群とタカハシアオハムシダマシ種亜群の2群に分化し、アカガネハムシダマシ種群はアカガネハムシダマシ種亜群とアオハムシダマシ種亜群に分化した。これらの種亜群の分化は紀伊半島で起こった可能性が高い。
その後、タカハシアオハムシダマシ種亜群ではオオダイアオハムシダマシとタカハシアオハムシダマシの分化が起こり、タカハシアオハムシダマシは関東以西の地域に分布を広げた。アオハムシダマシ種亜群は西方へは九州〜屋久島まで達し、ヤクアオハムシダマシが分化した。次いで、アカハムシダマシが分化し、また、アオハムシダマシ姉妹種群、オオアオハムシダマシ姉妹種群、ミヤマアオハムシダマシがそれぞれ分化した。これらは各地に分布を広げ、オキアオハムシダマシ、オオアオハムシダマシ、シコクアオハムシダマシなどが分化した。また、アカガネハムシダマシ種亜群ではアカガネハムシダマシとキイアオハムシダマシが分化し、ニシアオハムシダマシ種亜群は四国と九州に達し、九州ではキアシアオハムシダマシからニシアオハムシダマシが分化した。
その後、つい最近までにタカハシアオハムシダマシ、アカガネハムシダマシ、アオハムシダマシ、オオアオハムシダマシについては各地で亜種的な個体群が分化した。そして、最後に、南九州でアカハムシダマシの色彩型が分化し、海流により西九州に分布を広げた。ニシアオハムシダマシは四国に達し、キアシアオハムシダマシと出会って多少変化した。これらの変異はごく微妙であり、現在も分化が進行中と考えられる。

世界のアオハムシダマシ属
今回の研究では、ほとんど日本産のみについて述べてきたが、アオハムシダマシ属 Arthromacraのメンバーには、Borchmann (1936)を基礎として、Masumoto (1987, 1988)、Saito (1995)、Arnett (1996)などを参考にすると、日本産を除いて世界でさらに15種が知られているようである。

A. aenea Say, 1824(属のタイプ種)   North America (北アメリカ)

A. bicolor Saito, 1995   Taiwan (台湾)

A. caerulescens Pic, 1914Tonkin (北ベトナム)

A. curticornis Pic, 1928  Tonkin (北ベトナム)

A. flavicollis Pic, 1926   Tonkin (北ベトナム)

A. formosana Sasaji, 1986Taiwan (台湾)

A. gracilis Bm., 1917    China: Fokien (中国:福建省)

A. imasakai Saito, 1995  Taiwan (台湾)

A. minuta Masumoto, 1988     Taiwan (台湾)

A. pallidipes Pic, 1926   Tonkin (北ベトナム)

A. pilosella Leng, 1917   Vereinigte Saaten (北アメリカ)

A. robinsoni Leng, 1914  Virginia (北アメリカ:バージニア)

A. subopaca Pic, 1910    Yunnan (中国:雲南省)

A. tana Saito, 1995Taiwan (台湾)

A. tsuyukii Masumoto, 1988     Taiwan (台湾)
以上をまとめると、北アメリカに3種、アジアの北ベトナムに4種、中国南東部と南西部に各1種、台湾に6種、そして、日本に14種で合計29種である。Borchmann (1936)のリストには、Masumoto (1987)などにより別属に移された種が何種か含まれているので、この中からさらに除かれるべき種があるかもしれない。また、台湾産や日本産の大部分が1980年代以降の記載であることを考えると、中国からインドシナにかけては、さらにいくつかの種が分布している可能性がある。ともあれ、本属はヒメハナカミキリ属 Pidoniaや、クビボソジョウカイ属 Hatchiana、ヒサゴゴミムシダマシ属 Misolampidiusなどと同様に、いわゆる西部シナ系、あるいはそれに北アメリカを加えた遺存的な分布を示す属のようで、シベリア〜朝鮮半島北部には分布しない可能性が高い。

おわりに −アオハムシダマシ属の構造色−
これは、まったく雲を掴むような話だが、将来のヒントになるかもしれないので書いておきたい。
私はかなり無精で、標本作製についてはかなりラフな方だと思う。左右対称に近い形を目指してはいても、前もっての展足に熱心ではなく、他人様からタトウ包みでいただいた標本も、一応整えようと足などを伸ばして試みるものの、たいがいで諦めてしまう。今回の再検討のような場合、大量の標本をマウントする必要が生まれるが、一つ一つ丁寧に軟化・展足するわけではなく、安直に熱湯の中に浸けて、ラーメンよろしく2〜3分待つと柔らかくなると言う寸法である。新種のタイプ標本に指定するものについては、多少は写真写りを考えて整形するものの、他のものは見苦しくない程度というのがせいぜいである。
この熱湯浸けの繰り返しで気が付いたのだが、アオハムシダマシ属の金緑色の個体は、熱湯に浸かった瞬間に赤銅色に変化する。一瞬の後に取り出すと、すぐ元の金緑色に戻る。再度熱湯に浸けても赤銅色に変わる。しばらく浸けておくと当分は赤銅色であるが、しだいに赤銅色→金銅色→金緑色と戻ってくる。この戻る時間は、お湯の温度と浸けていた時間に影響されるようで、温度が高くなり、浸けている時間が長くなるとなかなか戻らない。一部は金銅色がそのまま残る場合も見られる。また、沸騰しているお湯に長時間浸けておくと、黒ずんだ青紫色に変化して戻らなくなる。
アオハムシダマシ属の場合、熱湯浸けで、金緑色、金銅色、赤銅色、赤紫色の固体はそれぞれ、赤銅色、赤紫色、青紫色の方向へ変化し、青紫色のものは黒っぽくなる。熱湯浸けで変化しても再度元に戻る温度は80〜90℃程度と考えられる。お湯以外でも、酢酸エチルを入れた毒瓶に長時間入れておいても同様の変化が起こる。一方、アオハムシダマシ属以外にも金属光沢の強い甲虫は多く見られるが、まったく同じように熱変化するものはあまりないようである。タマムシやコガネ、ハムシなど大部分のものはわずかに変化する程度で、アオハムシダマシ属のような劇的な変化は見られない。
アオハムシダマシ属では、金緑色を基本として、種により金銅色、赤銅色、赤紫色、青色、青紫色などの固体が見られる。がんこに金緑色しか出ない種、金緑色と赤紫色の2色に限定される種、地域により多様な色と、限定された色が出る種など様々である。この色は本属の種にとってどういう意味があり、どのように進化して現在の状況が出現してきたのか現時点では良く解らない。しかし、形態から推定した系統と進化の方向から判断すると、この属の基本的な色は赤紫色で、それから→赤銅色→金銅色→金緑色→青色→青紫色方向に変化したように推定される。この方向は上に述べた熱湯浸けの変化とは逆で、戻っていく時の方向である。アオハムシダマシ属の場合、熱湯浸けにより、瞬間的に祖先的な色に遡り、常温で放置すると徐々に現在の状態に戻るということになるようである。
では、この色はどのようにして発色し、また変化するのかという問題については、正直良く解らない。国内に構造色研究会というサークルがあり、その中で、モルフォチョウの鱗粉、真珠光沢、熱帯魚の金属光沢、タマムシなど甲虫の金属光沢などについて、研究発表が行われている。一部のものについては構造が明らかにされ、塗料や繊維などに応用されているようである。構造色研究会の詳細については、インターネットのホームページで確認することが出来、この数年毎年会誌が発行され、大会が行われている。
甲虫の金属光沢については、まだ、いくつかの試案が発表されている程度で、確たる事は解っていない。タマムシの場合、透明な薄い膜が13層ほどあるということ、表面に六角形のタイルを敷き詰めたような構造があり、それらの各々が一定の角度に傾いている、という2つの研究結果が発表されている。これらの相乗効果により発色しているのだろう、と考えられている程度である。一方、甲虫の金属光沢については、上記の透明膜の中に微量金属を含むことにより発色しており、含まれる金属の種類と含有率により、色が変化するという説(オオセンチコガネなど)もある。
私は、主として進化と系統の興味から、このアオハムシダマシ属の金属光沢の問題に興味を持っている。お湯や酢酸エチルなど、簡単な物理的、あるいは化学的な処理で瞬間的に変化し、また、戻るということは、モルフォチョウの鱗粉のような立体的な構造がありそれが変化しているわけではないと考えられる。また、瞬間的な変化から金属の種類と含有率が変化しているわけでもないと思う。今、私自身で考えているのは、多くの層からなるという透明な薄い膜の厚みが熱で変化するという説、あるいはその膜を構成している物質の性質が熱で変化するという説の2つである。
ふと思いついて、構造色研究会のメンバーにアオハムシダマシ属の熱による色彩変化のことを問い合わせてみたところ、それは、コレステリック液晶の可能性があるとの返事を得た。コレステリック液晶とは、油脂の一種で、パソコンの画面同様、物理的・化学的・電気的な刺激により、化学組成が変化して、色々な色を発色する物質の事である。実際、アオハムシダマシ属の色がコレステリック液晶で出来ていて発色しているとしたら、比較的低温での変化でもあり興味深いと思い、アオハムシダマシ属の標本を送って確認していただいた。しかし、返ってきた結果は残念ながら、ノーであった。左円偏光板を透して見て、黒く見えるものはコレステリック液晶層が露出していると判断できるそうだが、アオハムシダマシ属では変化が見られなかったのである。それ以上の分析は、分析機器の問題で今回は果たせなかった。ただ、個人的にはコレステリック液晶説も完全には否定されていないと考えている。表面に露出していないだけで、薄膜の下の方の層がコレステリック液晶でないとは言えないからである。
結局、元の木阿弥で、アオハムシダマシ属の色彩変化の原因も、発色している本来の構造も不明のままである。読者の中にヒントをお持ちの方がおいでになったら、ご教示いただければ幸いである。

検視標本データ
本研究で2003年1月〜2004年12月までに検視できた標本データを以下に示す。新種については、英語記載文中にデータを示したので、地名のみ示した。本文中に述べた不明種4種5個体を含めて、検視できた標本は4391個体である。なお、(HUM)は北海道大学博物館の所蔵標本(中根コレクション), (INS- )は和歌山県立博物館の所蔵標本, (KUM)は九州大学博物館の所蔵標本(佐々治コレクション)である。

日本産アオハムシダマシ属Genus Arthromacra Kirby, 1837

a. アマミアオハムシダマシ種群 The amamiana species-group
a-1-1.アマミアオハムシダマシ Arthromacra amamiana Nakane, 1963
検視標本88個体
ホロタイプ:♀(HUM), 奄美大島イカリ, 6. V. 1960, T. Shibata leg.
分布:奄美大島、沖縄本島、久米島
琉球列島.: 鹿児島県 [奄美大島] 1ex.(KUM), 新村, 2. IV. 1958, M. Takahashi leg.; 7exs., 八津野, 2. IV. 1964, 山脇好之採集; 1ex. 同, 12. IV. 1973, 今坂正一採集; 1ex, 同, 3. IV. 1974, 松永善明採集; 5exs., 同, 17. IV. 1974, 槙原寛採集; 2exs., 同, 19. IV. 1974, 槙原寛採集; 2exs.(赤紫1, 緑1), 同, 3. IV. 1993, 吉富博之採集; 2exs., 油井岳, 21. IV. 1986, 沢井稔採集; 1ex. 瀬戸内町篠川, alt. 220m, 4. V. 1997, 吉田正隆採集; 1ex.(KUM), 湯湾, 9. IV. 1961, K. Maeda leg.; 沖縄県 [沖縄本島] 5exs., 与那覇岳, 6. IV. 1973, 今坂正一採集; 2exs., 同, 9. IV. 1973, 今坂正一採集; 1ex., 同, 6. IV. 1979, 槇原寛採集; 1ex., 同, 4. IV. 1984, Y. Sawada leg.; 15exs., 国頭村与那覇岳, 22. III. 2004, 坂井誠採集; 2exs., 国頭村, 1-3. IV. 1999, 松永善明採集; 2exs.(群青1, 緑1), 辺野喜, 28. III. 1987, 沢井稔採集; 3exs.(群青1, 緑1, 銅緑1), Haneji, 25. III. 1986, 沢井稔採集; 11exs., 国頭村森林公園, 20. III. 2002, C. Nobayashi leg.; 1ex., 国頭村与那, 10. IV. 1993, 森正人採集; 3exs., 国頭村与那Ookuni-rindo, 9. IV. 1975, Y. Kurota leg.; 5exs.,  同, 4. V. 2000, Y. Kurota leg.; 8exs., 国頭村Hiji, 6. IV. 1975. Y. Kurota leg.; 2exs., 名護岳, 2. IV.1984, Y. Sawada leg. [久米島(新記録)] 1ex., Shirase-river, 15. III. 1998, 丸山宗利採集; 2exs., 同, 17. III. 1998, 丸山宗利採集。


b. ニシアオハムシダマシ種群 The kyushuensis species-group
b-1.タカハシアオハムシダマシ種亜群 The takahashii species-subgroup
b-1-1.オオダイアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra oodaigahara Imasaka, 2004
検視標本32個体
分布:本州(紀伊半島中南部高地)
本州: [三重県] 宮川村大台辻 [奈良県] 天川村大峰稲村が岳, 上北山村大普賢岳, 吉野郡大峰弥山, 吉野郡上北山村, 吉野郡上北山村大台ヶ原, 大台ヶ原山, 大台ヶ原山Ueno-yu。

b-1-2.タカハシアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra takahashii Imasaka, 2004
検視標本124個体
分布:本州(福島〜山口県)
本州: [福島県] 檜枝岐村船岐林道 [栃木県] 塩原町大沼, 奥日光 [神奈川県] 箱根早雲山, 丹沢大山 [山梨県] 鳴沢村富士林道, 富士スバルライン, 大菩薩氷川, 中巨摩郡芦安村広河原 [静岡県] 表富士高鉢山, 二軒小屋 [長野県] 武石村美ヶ原, 松本市入山辺チョウが原林道, 松本市入山辺扉, 北佐久郡望月町春日温泉, 上高地, 開田高原, 川上村小川牧場alt.1500m, 上松町木曽駒ヶ岳 [岐阜県] 上宝村カミタカラ村新穂高温泉, 白川村オオジロ林道, 白山 [石川県] 白山 [愛知県] 稲武町面の木峠 [三重県] 宮川村大台辻, 宮川村大台ヶ原 [奈良県] 伯母子岳, 下北山村地蔵岳, 上北山村和佐又山, 大峰山 Kawabedani, 吉野郡大峰弥山, 大台ヶ原 Kawasakodani, 大台ヶ原山 Ueno-yu [和歌山県] 日高郡竜神村護摩壇山, 十津川村果無山脈安堵山 [兵庫県] 養父郡大屋町氷ノ山, 宍粟郡波賀町氷ノ山 [岡山県] 加茂町倉見, 上斎原村赤和瀬 [鳥取県] 大山町大山 alt. 900m, 伯耆大山, 八東町扇ノ山 [島根県] 匹見町安蔵寺山 [広島県] 比和町吾妻山 alt. 700m, 芸北町臥龍山 [山口県] 錦町寂地山。

b-2.ニシアオハムシダマシ種亜群 The kyushuensis species-subgroup
b-2-1.キアシアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra flavipes Nakane, 1994
検視標本603個体
ホロタイプ:♂(HUM), 京都市大悲山, 29. V. 1960, T. Nakane leg.
分布:本州(京都府ー三重県以西)、四国
本州: [京都府] 1ex., 美山町芦生演習林, 26. V. 1971, 高橋敞採集; 1ex., 同, 4. VI. 1977, 水野弘造採集; 2exs., 同, 2. VI. 1990, 畑山武一郎採集; 1ex., 同, 7. VII. 1990, 正木清採集; 1ex., 同, 6. VI. 1991, 正木清採集; 1ex., 同, 27. VI. 1993, 水野弘造採集; 1ex., 京都市久多オゴシ, 3. VI. 1990, 高橋敞採集; 1ex., 京都市佐々里峠, 20. VI. 1998, 正木清採集; 4exs., 京都市大悲山, 30. V. 1953, 岸井尚採集 [三重県] 1ex., 飯高町千秋社林道, 24. VI. 2001, 横関秀行採集; 1ex., 大内山村南亦山, 15. VI. 1996, 生川展行採集; 2exs., 同, 15. VI. 1996, F. Ichikawa leg.; 1ex., 尾鷲町三木崎, 5. VI. 1994, 生川展行採集; 4exs., 同, 3. V. 1995, 生川展行採集; 1ex., 同, 3. V. 1995, 横関秀行採集; 1ex., 同, 1. VI. 2002, 生川展行採集; 2exs., 尾鷲町頭ヶ島, 1. VI. 1997, 横関秀行採集; 1ex., 同, 1. VI. 1997, F. Ichikawa leg.; 2exs., 熊野市楯ヶ崎, 6. V. 2002, 生川展行採集; 3exs., 紀和町布引の滝, 11. V. 1996, 横関秀行採集 [奈良県] 2exs., 伯母子岳, 1. VI. 1984, 畑山武一郎採集; 1ex., 同, 3. VI. 1984, 畑山武一郎採集; 6exs., 同, 6-7. VI. 1987, 畑山武一郎採集; 2exs., 同, 14. VI. 1987, 奥田則雄採集; 1ex., 同, 21. VI. 1987, 畑山武一郎採集; 1ex., 同, 4. VI. 1988, 畑山武一郎採集; 1ex., 同, 17. VI. 1989, 畑山武一郎採集; 1ex., 同, 23. VII. 1989, 畑山武一郎採集; 1ex., 同, 9. VII. 1992, 畑山武一郎採集; 1ex., 同, 1. VIII. 1993, 畑山武一郎採集; 1ex., 同, 10. V. 1997, 奥田則雄採集; 3exs., 弥山山系行者還峠, 9. VII. 1989, 畑山武一郎採集; 1ex., 大峰弥山, 19. VI. 1990, 今坂正一採集; 10exs., 大峰山系地蔵岳, 25-26. VI. 1994, 正木清採集; 1ex., 上北山村和佐又山, 14-15. VI. 1997, 水野弘造採集; 1ex., 同, 27-8. VI. 1998, 高橋敞採集; 2exs., 同, 4-5. VI. 2002, 水野弘造採集; 2exs., 上北山村Shirakawamata, 25. V. 1992, 水野弘造採集; 1ex., 大台ヶ原, 22. VI. 1986, 松田潔採集; 1ex., 十津川村玉置山, alt. 1000m, 13. VI. 2004, 畑山武一郎採集 [和歌山県] 1ex., 金屋町黒沢山, 22. IV. 1994, 吉田元重採集; 2exs., 日高郡竜神村護摩壇山, 10. VI. 1967, 平野泰利採集; 1ex., 同, 16. V. 1973, 吉田元重採集; 1ex.(INS-1387), 同, 21. VI. 1987, N. Yamamoto leg.; 1ex., 同, 7. VII. 2003, 的場績採集; 1ex., 由良町阿戸, 26. VI. 1982, 吉田元重採集; 1ex., サダ七川, 3. V. 1964, 吉田元重採集; 1ex., 三川村, 1. V. 1960, 吉田元重採集; 1ex., 兵生, 20. VI. 1971, 吉田元重採集; 4exs., 本宮町皆地, 28. IV. 2003, 的場績採集; 1ex., 中辺路町Sakayasudani, 23. V. 1997, 田中昭太郎採集; 1ex., 大塔山系黒蔵谷, 20. V. 1992, 的場績採集; 1ex., 大塔村安川, 3. V. 1972, 吉田元重採集; 1ex., 同, 30. V. 1982, 吉田元重採集; 1ex., 大杉谷, 27. V. 1973, 吉田元重採集; 1ex., 日置川町安宅, 11. V. 1993, 吉田元重採集; 1ex., 大塔谷, 21. V. 1973, 吉田元重採集; 1ex., すさみ町広瀬渓谷, 27. IV. 2003, 藤本博文採集; 1ex., すさみ町琴ノ滝, 26. IV. 2003, 的場績採集; 1ex., 同, 17. V. 2003, 的場績採集; 2exs., 熊野川町大倉畑山, 31. V. 1994, 吉田元重採集; 1ex., 新宮市南桧杖, 15. V. 1990, 的場績採集; 1ex.(赤銅)(INS-1393), 太地町梶取崎, 16. V. 1990, 的場績採集; 2exs.(赤紫1, 赤銅1), 太地町, 27. IV. 2003, 的場績採集; 1ex., 古座川町小森川, 4. V. 1982, 吉田元重採集 [兵庫県] 1ex., 養父郡大屋町氷ノ山, 22. VI. 2003, 岡田裕之採集 [岡山県] 2exs., 高梁市臥牛山, 10. V. 1974, 山地治採集; 1ex., 同, 6. V. 1990, 福田元信採集; 1ex., 同, 9. V. 1990, 山地治採集; 1ex., 上斎原村赤和瀬, 8. VI. 2002, 山地治採集; 1ex., 新庄村, 2. VI. 1969, S. Takeuchi leg. [鳥取県] 7exs., 大山町大山, alt. 900m, 8. VI. 2003, 大塚健之採集; 10exs., 伯耆大山一の沢, 8. VII. 2003, 門脇久志採集 [島根県] 3exs., 横田町小峠, 20. V. 2003, 門脇久志採集; 11exs., 横田町大馬水吾妻山, 21. V. 2003, 門脇久志採集; 39exs., 大田市男三瓶山, alt. 500m, 21. VI. 2003, 大塚健之採集 [広島県] 45exs., 比和町吾妻山, alt. 700m, 24. V. 2003, 大塚健之採集; 1ex., 西城町三坂, 16. VI. 1999, S. Motozaki leg.; 1ex., 同, 13. VI. 2000, N. Kawazoe leg.; 1ex., 同, 13. VI. 2000, R. Yamanaka leg.; 7exs., 芸北町臥龍山, 1. VI. 2003, 大塚健之採集; 1ex., 芸北町聖湖, alt. 700m, 1. VI. 2003, 大塚健之採集; 2exs., 芸北町掛頭山, 29. VI. 2003, 大塚健之採集; 8exs., 戸河内町内黒峠, 29. VI. 2003, 大塚健之採集; 1ex., 吉和村十方山林道, 22. VI. 1987, 野田正美採集; 1ex., 同, 11. VI. 1988, 高橋秀哉採集; 1ex., 同, 24. VI. 1988, 今坂正一採集; 2exs., 同, 28. VI. 1988, 今坂正一採集; 2exs., 同, 18. VII. 1989, 今坂正一採集; 4exs., 同, 5. VI. 1999, 大塚健之採集; 2exs., 同, 22. VI. 2003, 椋木博昭採集; 1ex., 吉和村中津谷, 27. V. 1988, 高橋秀哉採集; 1ex., 同, 5. VI. 1988, 高橋秀哉採集; 1ex., 同, 23. VI. 1988, 今坂正一採集; 1ex., 同, 17. VII. 1989, 今坂正一採集; 2exs., 同, 8. VI. 1990, 松永善明採集 [山口県] 2exs., 錦町寂地山, 16. VI. 1992, 田中馨採集; 1ex., 同, 21. VI. 1993, 田中馨採集; 2exs., 同, 22. VI. 1993, 田中馨採集; 2exs., 同, 15. VI. 1997, 田中馨採集; 1ex., 同, 17. V. 1998, 田中馨採集; 1ex., 同, 30. VI. 2001, 田中馨採集; 1ex., 錦町右谷山, 24. V. 1990, 田中馨採集; 2exs., 同, 19. V. 1998, 田中馨採集; 1ex., 錦町宇佐犬戻峡〜寂地山, 6. VI. 1993, 田中馨採集; 2exs., 錦町河津峡, 27. V. 2003, 椋木博昭採集; 1ex., 長野山, 25. V. 1987, 田中馨採集; 3exs., 同, 9. VI. 2002, 田中馨採集; 3exs., 同, 8. VI. 2003, 椋木博昭採集; 3exs., 莇ヶ岳, 28. V. 1998, 田中馨採集; 1ex., Namera-kanrin, Kazihata, 24. V. 1996, 田中馨採集; 1ex., 豊田町狗留孫山, 13. VI. 1996, 田中馨採集; 2exs., 豊田町華山, 13. VI. 1996, 田中馨採集。
四国: [香川県] 1ex., さぬき市石田西長谷谷, alt. 480m, 27. V. 2003, 佐野信雄採集; 1ex., 塩江町小出川, 10. V. 2003, 藤本博文採集; 1ex., 同, 10. V. 2003, F. Sasaki leg.; 1ex., 塩江町上西下貝ノ股, 26. IV. 2002, 佐野信雄採集; 1ex., 塩江町阿波竜王山山頂 (alt. 1059.9m), 23. V. 2004, 藤本博文採集; 3exs., 琴南町川東, 7. VI. 1998, 佐野信雄採集; 1ex., 琴南町大川山名頃, 30. IV. 2002, 佐野信雄採集; 33exs., 琴南町勝浦奈良ノ木, 24. V. 2003, 佐野信雄採集; 6exs., 琴南町勝浦吹佐古, alt. 620m, 24. V. 2003, 佐野信雄採集; 1ex., 白鳥町兼弘鵜田尾トンネル, 28. V. 1999, 佐野信雄採集; 1ex., 大野原町雲辺寺山, alt. 900m, 26. V. 2001, 佐野信雄採集 [徳島県] 2exs., 美馬町竜王山, 15. VI. 1998, 佐野信雄採集; 1ex., 同, 山頂, 19. VI. 2000, 佐野信雄採集; 8exs., 脇町大滝山山頂付近, 6. VII. 2003, Y. Kurota leg.; 2exs., 脇町妙体山, alt. 750m, 21. V. 1999, 佐野信雄採集; 3exs., 貞光町端山川見, alt. 340m, 3. VI. 2003, 佐野信雄採集; 6exs., 美郷村Kurara, 6. VII. 1982, D. Sakuragi leg.; 5exs., 美郷村Kurara-pass, 5. VII. 2003, Y. Kurota leg.; 4exs., 三郷村大平, Besshiyama, 29. VI. 2003, 吉田正隆採集; 1ex., 同, 5. VII. 2003, Y. Kurota leg.; 1ex., 神山町Nabeiwa, Shimobun, 5. V. 1999, 吉田正隆採集; 1ex., 神山町焼山寺山, 24. VI. 1962. 吉田正隆採集; 1ex., 同, 13. VI. 1999, Y. Kurota leg.; 2exs., 高越山, Funakubo-Peak, alt. 1000m, 28. VI. 1987, 吉田正隆採集; 2exs., 同, 28. VI. 1987.Y. Kurota leg.; 1ex., 同, alt.1100m, 4. VI. 1995, Y. Kurota leg.; 1ex., Sanreii, 11. VI. 1999, 水野弘造採集; 3exs., 池田町祖谷渓, 8. V. 2004, 藤本博文採集; 1ex., 三加茂町西庄奥森精, 31. V. 1999, 佐野信雄採集; 21exs., 山城町, 5. VI. 2003, 佐野信雄採集; 4exs., 一宇村小島峠,  alt. 1150m, 22. V. 1997, 佐野信雄採集; 1ex., 同, 10. VI. 1999, 水野弘造採集; 1ex., 同, 25. V. 2001, 佐野信雄採集; 3exs., 一宇村桑平, 12. VI. 1997, 佐野信雄採集; 1ex., 剣山, Oiwake, 28. VII. 1961, 吉田正隆採集; 3exs., 剣山, 16. VII. 1994, 畑山武一郎採集; 6exs., 同, 16. VII. 1994, 正木清採集; 2exs., 鷲敷町Minamagawa, 29. IV. 1991, K. Tanaka leg.; 1ex., 木沢村黒滝寺, 17. V. 1993, K. Tanaka leg.; 1ex., 木沢村高野, 31. V. 1969,吉田正隆採集; 4exs., 木沢村Nikubuchi-dani, 1. VI. 1969, 吉田正隆採集; 1ex., 木沢村Okuyarito, 9. VI. 1993, K. Tanaka leg.; 1ex., 東祖谷山村深渕, alt. 900m, 16. V. 1997, 佐野信雄採集; 1ex., 東祖谷山村落合峠, alt. 1000m, 31. V. 1999, 佐野信雄採集; 1ex., 東祖谷山村祖谷山林道, 9. VI. 1999, 佐野信雄採集; 3exs., 西祖谷山村Mt. Kainayama, 25. VII. 1993, K. Tanaka leg.; 1ex., 池田町曼陀峠〜雲辺寺山, 4. VI. 1999, 佐野信雄採集 [愛媛県] 2exs.(KUM), 新宮村内野, 2. VI. 1994, T. Takahachi leg.; 2exs., 新宮村塩塚峰, alt. 900m, 3. VI. 1997, 佐野信雄採集; 1ex., 同, alt. 850m, 23. V. 2003, 佐野信雄採集; 3exs., 同, alt. 550-800m, 5. VI. 2003, 佐野信雄採集; 4exs., 成川渓, 3. V. 1992, 森正人採集; 4exs., 重信町皿ヶ嶺, 15. VI. 2003, 白石正人採集; 1ex., 同, 1. VI. 2003, 白石正人採集; 2exs., 西条市笹ヶ峰, 8. VI. 2003, 白石正人採集; 22exs., 同, 22. VI. 2003, 白石正人採集; 11exs., 西条市寒風山, 22. VI. 2003, 白石正人採集; 2exs., 1ex., 西条市瓶ヶ森, 29. VI. 2003, 白石正人採集; 4exs., 同, 6. VII. 2003, 白石正人採集; 30exs., 同, 30. V. 2004, 白石正人採集; 20exs., 同, 6. VI. 2004, 白石正人採集; 1ex., 同, 20. VI. 2004, 白石正人採集; 3exs., 同, 27. VI. 2004, 白石正人採集; 3exs., 同, 11. VII. 2004, 白石正人採集; 3exs., 同, 18. VII. 2004, 白石正人採集; 2exs., 上浮穴郡面河村石鎚山, 20. VI. 2003, 白石正人採集; 4exs., 同, 6. VII. 2003, 白石正人採集; 1ex., 同, 20. VII. 2003, 白石正人採集 [高知県] 28exs., 本川村一の谷, 23. V. 2004, 白石正人採集; 1ex., 本川村伊予富士上瀬戸林道, 5. VII. 1997, 佐野信雄採集; 1ex., 大豊町梶ヶ森, alt. 1100m, 10.VII. 2001, 佐野信雄採集; 2exs., 大豊町京柱峠, 21. VI. 1991, 佐野信雄採集; 1ex.(KUM), 黒尊, 29. IV. 1957, T. Hidaka leg.。

b-2-2.ニシアオハムシダマシ Arthromacra kyushuensis Nakane, 1997
検視標本950個体
ホロタイプ:♂(HUM), 鹿児島県栗野, 12. VI. 1982, T. & T. Nakane leg.
分布:四国、九州
四国: [徳島県] 3exs., 三加茂町火打山, alt. 1300m, 12. VI. 1998, 佐野信雄採集; 1ex., 三加茂町風呂塔, 4. VII. 2001, 佐野信雄採集; 2exs., 同, 19. VI. 2002, 佐野信雄採集; 1ex., 剣山, 15. VIII. 1976, 吉田正隆採集; 2exs., 同, 1-2. VII. 1978, 武田滋採集; 3exs., 同, 23. VII. 1989, 松田潔採集; 6exs., 同, 16. VII. 1994, 正木清採集; 5exs., 同, 1. VIII. 1995, 松田潔採集; 1ex., 同, 3. VIII. 1995, 松田潔採集; 15exs. 木沢村高城山, alt. 1500m, 5. VII. 1987, Y. Kurota leg.; 1ex., 木沢村高城山, alt.1400m, 26. VII. 1987, Y. Nameda leg.; 1ex., 東祖谷山村Mt. Miune, 31. VII. 1988, D. Sakuragi leg.; 3exs., 東祖谷山村祖谷山林道, 9. VI. 1999, 佐野信雄採集 [愛媛県] 2exs., 西条市笹ヶ峰, 8. VI. 2003, 白石正人採集; 2exs., 同, 29. VI. 2003, 白石正人採集; 2exs., 同, 13. VII. 2003, 白石正人採集; 9exs., 同, 13. VI. 2004, 白石正人採集; 43exs., 西条市瓶ヶ森, 29. VI. 2003, 白石正人採集; 47exs., 同, 6. VII. 2003, 白石正人採集; 2exs., 同, 6. VI. 2004, 白石正人採集; 7exs., 同, 20. VI. 2004, 白石正人採集; 108exs., 同, 27. VI. 2004, 白石正人採集; 46exs., 同, 11. VII. 2004, 白石正人採集; 27exs., 同, 18. VII. 2004, 白石正人採集; 2exs., 西条市石鎚山, 29. VI. 2003, 白石正人採集; 1ex., 西条市石鎚山名野川越, 14. VI. 1998, 佐野信雄採集; 1ex., 西条市石鎚山土小屋-名野川越, 13. VII. 1998, 佐野信雄採集; 2exs., 上浮穴郡面河村石鎚山, 20. VI. 2003, 白石正人採集; 42exs., 同, 6. VII. 2003, 白石正人採集; 5exs., 同, 20. VII. 2003, 白石正人採集; 3exs., 石鎚山土小屋, 20. VII. 2003, Y. Kurota leg.; 1ex., 石鎚山二の峰小屋, 10. VIII. 2003, 藤本博文採集 [高知県] 8exs., 本川村伊予富士上瀬戸林道, 5. VII. 1997, 佐野信雄採集; 1ex., 大豊町梶ヶ森, alt. 1100m, 10.VII. 2001, 佐野信雄採集。
九州: [福岡県] 1ex., 北九州市皿倉山, 16. VI. 2001, 松永善明採集; 1ex., 北九州市福智山, 8. VI. 1969, 野田正美採集; 1ex., 英彦山犬ヶ岳, 10. V. 1997, 今坂正一採集; 2exs., 英彦山経読林道, 31. V. 1997, 今坂正一採集; 1ex.(KUM), 添田町英彦山, 10. V. 1958, Y. Miyatake leg.; 2exs.(KUM), 同, 6. VI. 1959, Y. Miyatake leg.; 1ex.(KUM), 同, 6. VI. 1959, 神谷寛之採集; 1ex., 同, 18. V. 1969, 野田正美採集; 10exs., 同, 10. V. 1997, 今坂正一採集; 1ex., 同, 31. V. 1997, 今坂正一採集; 1ex., 同, 27. IV. 2003, 今坂正一採集; 1ex., 同, 5. V. 2004, 今坂正一採集; 5exs., 添田町英彦山豊前坊, 31. V. 1997, 今坂正一採集; 10exs., 添田町英彦山障子岳, 26. V. 1968, 野田正美採集; 1ex., 同, 18. V. 1969, 野田正美採集; 1ex.(KUM), 宝満山, 31. V. 1957, 神谷寛之採集; 4exs., 那珂川町南畑ダム, 12. V. 2002, 今坂正一採集 [佐賀県] 3exs., 背振山, 7. VI. 1994, 今坂正一採集; 7exs., 三瀬村井出野, 30. V. 1995, 今坂正一採集; 2exs., 同, 22. V. 1999, 今坂正一採集; 1ex., 鳥栖市九千部山, 4. VII. 1992, 大塚健之採集; 1ex., 同, 7. VI. 1994, 今坂正一採集; 2exs., 同, 24. VI. 1995, 大塚健之採集; 2exs., 同, 23. V. 1998, 今坂正一採集; 2exs., 同, 22. V. 1999, 今坂正一採集; 3exs., 同, 19. V. 2002, 今坂正一採集; 2exs., 同, 18. V. 2003, 廣川典範採集; 14exs., 同, 1. VI. 2004, 今坂正一採集; 1ex., 厳木町作礼山, 20-1. VI. 1992, 西田光康採集; 1ex., 同, 9. V. 1998, 松尾照男採集; 4exs., 太良町多良岳, 17. VI. 2003, 西田光康採集 [長崎県] 1ex., 高来町金泉寺, 27. VI. 1989, 今坂正一採集; 4exs., 同, 4. V. 1998, 今坂正一採集; 4exs., 高来町修多良の森, 21. V. 2000, 今坂正一採集; 1ex., 高来町小江林道, 17. V. 1988, 今坂正一採集; 2exs., 諫早市五家原岳, 2. VI. 1992, 今坂正一採集; 1ex., 同, 28. VI. 1992, 今坂正一採集; 2exs., 国見町田代原, 12. V. 1994, 今坂正一採集; 1ex., 同, 2. VI. 1994, 今坂正一採集; 1ex., 同, 28. V. 2004, 今坂正一採集; 18exs., 小浜町雲仙妙見岳, 14. VI. 1994, 今坂正一採集; 1ex., 小浜町雲仙, 24. V. 1982, 今坂正一採集; 2exs., 同, 6. VII. 1983, 今坂正一採集; 2exs., 同, 28. V. 1987, 今坂正一採集; 1ex., 同, 22. VI. 1988, 今坂正一採集; 73exs., 同, 31. V. 1989, 今坂正一採集; 30exs., 同, 28. V. 2004, 今坂正一採集; 1ex., 雲仙吹越, 28. V. 1994, 今坂正一採集; 4exs., 島原市上木場, 1. V. 1987, 今坂正一採集; 3exs., 同, 31. V. 1989, 今坂正一採集 [大分県] 1ex., 湯布院町塚原, 20. V. 2003, 三宅武採集; 4exs., 同, 27. V. 2003, 三宅武採集; 3exs., 同, 16. VI. 2003, 三宅武採集; 1ex., 同, 24. VI. 2003, 三宅武採集; 4exs., 同, 22. V. 2004, 堤内雄二採集; 1ex., 庄内町黒岳, 16. V. 1989, 今坂正一 & 量子採集; 1ex., 同, 5. VII. 1994, 今坂正一採集; 1ex., 同, 23. V. 1995, 今坂正一採集; 1ex., 同, 12. VII. 1995, 今坂正一採集; 3exs., 同, 10. V. 2003, 今坂正一採集; 14exs., 同, 1. VI. 2003, 今坂正一採集; 10exs., 同, 25. VI. 2003, 今坂正一採集; 6exs., 同, 29. VI. 2003, 今坂正一採集; 3exs., 九重町田野, 17. V. 2003, 今坂正一採集; 16exs., 九重山地佐渡窪, 6. VI. 1966, 平野泰利採集; 2exs., 九重山深草, 8. V. 1989, 廣川典範採集; 6exs., 九重町, 25. VI. 1966, 野田正美採集; 1ex., 九重大船山, 21. VII. 1970, 松永善明採集; 4exs., 九重大船林道, 16. V. 1989, 今坂正一採集; 1ex., 同, 9. V. 1998, 野田亮採集; 1ex., 九重町地蔵原, 26. V. 2002, 今坂正一採集; 1ex., 九重町牧ノ戸峠, 6. VI. 1990, 今坂正一採集; 2exs., 同, 5. VI. 1997, 今坂正一採集; 4exs., 緒方町尾平越, 6. VI. 1997, 今坂正一採集; 1ex., 緒方町障子岩, 20. VI. 1995, 荒巻健二採集; 2exs., 祖母山小河内林道, 20. VI. 1995, 今坂正一採集; 1ex., 傾山, 30. IV. 1990, 佐々木茂美採集; 1ex., 宇目町, 3. V. 2003, 築島基樹採集; 3exs., 佐伯市轟峠, 9. VI. 2001, 堤内雄二採集; 1ex., 直川村直川ダム上部, 11. VI. 2003, 三宅武採集 [熊本県] 2exs., 菊池市菊池渓谷, 8. V. 1990, 今坂正一採集; 1ex., 同, 29. IV. 1997, 今坂正一採集; 1ex., 大津町北向山, 20. V. 1990, 大塚健之採集 ; 4exs., 矢部町内大臣峡, 25. V. 1997, 今坂正一採集; 20exs., 矢部町椎矢峠, 19. VI. 1989, 今坂正一採集; 23exs., 同, 25. VII. 1989, 今坂正一採集; 1ex., 同, 15. VII. 1991, 今坂正一採集; 1ex., 同, 23. VII. 1991, 今坂正一採集; 4exs., 同, 21. VI. 1994, 今坂正一採集; 2exs., 同, 6. VI. 1995, 今坂正一採集; 1ex., 同, 29. VI. 1995, 今坂正一採集; 14exs., 同, 7. VI. 1997, 今坂正一採集; 13exs., 同, 30. V. 1999, 今坂正一採集; 5exs., 同, 5. VI. 1999, 今坂正一採集; 3exs., 同, 6. VI. 1999, 今坂正一採集; 3exs., 同, 26. V. 2001, 今坂正一採集; 1ex., 泉村椎葉越え, 14. VI. 2004, 今坂正一採集; 1ex. 泉村白鳥山, 18. VI. 1984, 今坂正一採集; 3exs., 同, 8. VI. 1989, 大塚健之採集; 7exs., 同, 6. VI. 1990, 西田光康採集; 9exs., 同, 7. VI. 2001, 廣川典範採集; 1ex., 泉村樅木, 6. VI. 1990, 廣川典範採集; 2exs., 泉村葉木, 6. VI. 1990, 今坂正一採集; 6exs., 同, 4. V. 1997, 今坂正一採集; 2exs., 同, 6. VII. 2003, 野田亮採集; 2exs., 同, 23. V. 2004, 堤内雄二採集; 9exs., 上村白髪岳, 31. V. 1994, 今坂正一採集; 14exs., 同, 17. V. 1997, 今坂正一採集 [宮崎県] 1ex., 白岩山, 21. VI. 1966, 山脇好之採集; 1ex., 五ヶ瀬町白岩山, 12. VII. 2004, 荒巻健二採集; 1ex., 五葉岳, 15. VI. 1996, 今坂正一採集; 1ex., 椎葉村椎矢峠, 22. VI. 1984, 今坂正一採集; 1ex., 同, 5. VI. 1999, 今坂正一採集; 4exs., 椎葉村椎葉門脇林道, 19. VI. 1989, 今坂正一採集; 10exs., 椎葉村椎葉越え, 15. VI. 2004, 今坂正一採集; 7exs., 綾町綾南川, 5. V. 1996, 今坂正一採集; 4exs., 綾町綾の吊り橋, 26. IV. 2003, 畑山武一郎採集; 1ex., 霧島山上湯温泉, 27. IV. 2003, 畑山武一郎採集 [鹿児島県] 6exs., 宮之城町紫尾山, 14. V. 1991, 今坂正一採集; 2exs., 霧島山, 13. V. 1991, 今坂正一採集; 4exs., 栗野町栗野岳, 13. V. 1991, 今坂正一採集; 3exs., 高山町甫与志岳, 3. V. 1996, 今坂正一採集; 2exs., 佐多町杉山谷, 1. V. 2004, 堤内雄二採集.


c.アカガネハムシダマシ種群 The decora species-group
c-1.アカガネハムシダマシ種亜群 The decora species-subgroup
c-1-1.アカガネハムシダマシ Arthromacra decora (Marseul, 1876)
検視標本961個体
分布:本州(新潟県以西)、九州(福岡・大分県)
本州: [新潟県] 1ex.(緑), 津南町山伏山, 26. V. 2001, 正木清採集; [静岡県] 1ex.(銅緑) Futamata, 7. V. 1988, Y. Yokoe leg.; [長野県] 1ex.(緑), 伊那郡大鹿村北川牧場, 8. VII. 1992. 平野泰利採集; 1ex.(緑), 木曽駒ヶ岳, 16. VI. 1969, 水野弘造採集; 2exs.(銅1, 銅緑1), 松本市入山辺区扉, 18. V. 1969, 降旗剛寛採集; 1ex.(銅), 木曽郡Shinkamimura Vill., Karasawa, 9. VI. 1969, 降旗剛寛採集; 1ex.(緑), 木曽郡木曽福島町東山, 26. VI. 1986, 降旗剛寛採集; 1ex.(銅緑), 下伊那郡阿智村Tozawa, 19. V. 1982. M. Ihara leg.; 2exs.(緑), 下伊那郡泰阜村, 29. IV. 1985. M. Ihara leg.; 1ex.(赤銅), 飯田市Shimoze, 26. V. 1984, 降旗剛寛採集; 1ex.(銅緑), 南安曇郡堀金村Oobeppara, 24. VI. 1984, 降旗剛寛採集; 1ex.(緑), 北安曇郡小谷村Oogami, 24. VII. 1984. R. Fujita leg. [岐阜県] 1ex.(緑), 22. V. 1999, 13exs.(緑) 29. V. 1999, 大野郡荘川村Mumaya女滝, 正木清採集; 13exs.(緑), 同, 29. V. 1999, 正木清採集; 1ex.(銅緑), 藤橋村Saitani-Hintani, 17. V. 1992, 吉富博之採集; 1ex.(緑), 藤橋村Ohgidani, 26. IV. 1992, N. Okimoto leg.; 1ex.(緑), 藤橋村Sakamoto, 13. V. 1993, 吉富博之採集; 2exs.(緑), 本巣郡Hinata, 26. V. 1991, 吉富博之採集 [愛知県] 6exs.(銅5, 緑1), 設楽町, 28. V. 2004, 雛倉正人採集; 1ex.(赤銅), 足助町香嵐渓, 1. V. 1992, 吉富博之採集; 1ex.(赤銅), 犬山市Irukaike, 3. V. 1993, 吉富博之採集 1ex.(赤銅), Mikawa, Horaiji, 18. V. 1965, 高橋敞採集; 1ex.(赤銅), 定光寺 1ex. 30. V. 1976, 平野泰利採集; 1ex.(赤銅), 旭町八幡元気村, 13. VI. 2003, 畑山武一郎採集 [福井県] 1ex.(緑)(KUM), 大野市Mt. Asahidake, 15. VI. 1985, 佐々治寛之採集; 3exs.(緑)(KUM), 大野市Doosai-zan, 23. V. 1982, 佐々治寛之採集; 1ex.(緑)(KUM), 大野市池ヶ原, 9. VI. 1985, 佐々治寛之採集; 2exs.(緑), 和泉村三面谷, 8. VI. 1986, 斉藤昌弘採集; 2exs.(緑), 和泉村Wasa-dani, 24. V. 2003, 斉藤昌弘採集; 1ex.(緑)(KUM), 和泉村三面, 13. VI. 1982, 佐々治寛之採集; 6exs.(緑)(KUM), 和泉村Jakagami, 2. VI. 1984, 佐々治寛之採集; 2exs.(緑)(KUM), 和泉村鷲倉岳, 3. VI. 1984, 佐々治寛之採集; 4exs.(緑)(KUM), Mt. Fujikura, 23. V. 1981, 佐々治寛之採集; 5exs.(緑)(KUM), 同, 31. V. 1984, 佐々治寛之採集; 4exs.(緑)(KUM), Kameyama, 29. IV. 1973, 佐々治寛之採集; 1ex.(緑)(KUM), 同, 24. VI. 1984, 佐々治寛之採集; 4exs.(緑)(KUM), Mt. Monju, 12. V. 1962, 神谷寛之採集; 1ex.(緑)(KUM), 同, 3. V. 1972, 佐々治寛之採集; 1ex.(緑)(KUM), 同, 19. V. 1979, 佐々治寛之採集; 1ex.(緑)(KUM), 同, 5. V. 1983, 佐々治寛之採集; 1ex.(緑)(KUM), 飯降山, 26. V. 1968, 佐々治寛之採集; 8exs.(緑)(KUM), 同, 18. V. 1969, 佐々治寛之採集; 1ex.(緑)(KUM), 同, 18. V. 1975, 佐々治寛之採集; 1ex.(緑)(KUM), Mt. Hoonji, 6. V. 1973, 佐々治寛之採集; 3exs.(緑)(KUM), Mt. Somayama, 10. V. 1964, 神谷寛之採集; 2exs.(緑)(KUM), Mt. Hino, 28. V. 1972, 佐々治寛之採集; 2exs.(緑)(KUM), 同, 13. V. 1973, 佐々治寛之採集; 1ex.(緑)(KUM), 同, 5. V. 1975, 佐々治寛之採集; 2exs.(緑)(KUM), Arashi, 9. VI. 1968, 佐々治寛之採集; 4exs.(緑)(KUM), Mt. Kumotani, 5. VI. 1983, 佐々治寛之採集; 1ex.(緑)(KUM), Ichijodani, 3. VI. 1973, 佐々治寛之採集; 60exs.(赤銅2, 銅緑19, 緑39)(KUM), Saiho-ga-take, 29-31. V. 1976, 佐々治寛之採集; 18exs.(赤銅4, 銅緑5, 緑9)(KUM), 同, 6. VI. 1978, 佐々治寛之採集; 3exs.(赤銅1, 銅緑1, 緑1)(KUM), Oiga-take, 26. V. 1985, 佐々治寛之採集; 1ex.(銅緑)(KUM), 今庄町キノメ峠, 28. V. 1979, 佐々治寛之採集; 1ex.(銅緑)(KUM), 同, 12. V. 1985, 佐々治寛之採集; 4exs.(赤銅3, 銅緑1)(KUM), Mt. Ooshiba, 3. VI. 1979, 佐々治寛之採集; 1ex. 大中町河内駒ヶ岳, 9. VI. 2002, 武田滋採集; 2exs.(緑), 三方町雲谷山, 18. V. 2003, 斉藤昌弘採集; 2exs.(銅緑1, 緑1)(KUM), 名田庄村虫谷, 19. V. 1985, 佐々治寛之採集 [滋賀県] 7exs.(緑), 余呉町中河内, 24. V. 2003, 武田滋採集; 1ex.(緑), 余呉町, 19. V. 1991, 松田潔採集; 3exs.(緑), 西浅井町山門湿原, 7. VI. 2003, 武田滋採集; 2exs.(緑), 多賀町霊山落合 29. V. 1988, 正木清採集; 1ex.(緑1), 永源寺町御池岳, 20. V. 2003, 森正人採集; 1ex.(緑), 武奈ヶ岳石田川, 22. V. 1983, 武田滋採集; 2exs.(緑), 今津町角川石田川ダム奥, 22. V. 1983, 武田滋採集; 1ex.(緑), 朽木村梅の木, 19. V. 1990, 今坂正一採集; 7exs.(緑), 朽木村, 19. V. 1990, 今坂正一採集; 2exs.(緑), 24. VI. 1993, 1ex.(緑), 17. V. 1997, 朽木村生杉, 正木清採集; 1ex.(緑), 比良山 16. VII. 1980, 武田滋採集; 4exs.(赤銅2, 銅緑2), 同, 18. VI. 1961, 水野弘造採集; 4exs., 志賀町北浜, 1. VI. 2003, 1ex.(銅), 同, 8. VI. 2003, 武田滋採集; 4exs.(銅2, 銅緑2),  志賀町北浜〜南船路, 5. V. 2003, 武田滋採集; 1ex.(銅), 志賀町蓬莱山, 6. VI. 1982, 武田滋採集; 1exs.(緑), Kawachi-rindo, 26. V. 1985, 水野弘造採集 [京都府] 1ex.(銅), 八子ヶ峰(福井県境), 26. V. 1997, 武田滋採集; 2exs.(銅1, 銅緑1), 舞鶴市養老山, 9. VI. 1993, 安川謙二採集; 1ex.(赤銅), 舞鶴市多祢寺, 10. V. 1998, 安川謙二採集; 1ex.(銅緑), 舞鶴市高野台, 23. V. 1997, 荒田弥五郎採集; 1ex..(赤銅),  同, 10. V. 1994. 荒田 Y. & M.採集; 1ex.(赤銅), 舞鶴市与保呂, 26. V. 1997, 1ex.(緑), 同, 27. V. 1997, 峰崎和子採集; 3exs.(銅緑), 舞鶴市空山, 11. V. 1997, 2exs.(銅1, 銅緑1), 同, 30. V. 1997, 安川謙二採集; 1ex.(緑), 同, 10. V. 2003, 水野弘造採集; 1ex.(緑), 舞鶴市Sezaki-rindo, 4. V. 1997, 水野弘造採集; 1ex.(緑), 舞鶴市三浜峠, 21. V. 1994, 安川謙二採集; 1ex.(銅緑), 舞鶴市多祢寺, 28. V. 1995, 安川謙二採集; 1ex.(銅緑), 舞鶴市岡安 G.S.C., 18. V. 2003, 安川謙二採集; 1ex.(緑), 舞鶴市泉原寺, 18. V. 1996, 三木智久採集; 1ex.(銅緑), 舞鶴市上漆原, 21. V. 2000, 池田茂採集; 2exs.(銅緑), 大江町大江山, 18. V. 1997, 1ex.(銅緑), 同, 14. VI. 1997, 安川謙二採集; 1ex.(銅緑), 同, 8. VI. 2001, 水野弘造採集; 1ex.(銅緑), 久美浜町甲山, 30. IV. 1998, 安川謙二採集;  2exs.(緑), 伊根町丹後半島甲岬, 1. V. 1998. 水野弘造採集;  1ex.(銅緑), 弥栄町あじわいの里, 13. V. 2000, 山下恭平採集;  1ex.(銅緑), 加悦町加悦奥, 8. VI. 2003, 富本五郎採集; 1ex.(緑), 美山町芦生演習林, 27. V. 1990, 1ex.(緑), 同, 21. V. 2003, 水野弘造採集; 1ex.(銅緑), 同, 12. V. 1990, 畑山武一郎採集; 5exs.(緑), 同, 2. VI. 1990, 畑山武一郎採集; 2exs.(緑), 同, 28. V. 1994, 正木清採集; 1ex.(緑), 京都市ササリ峠, 8. VI. 1991, 畑山武一郎採集; 1ex.(銅緑), 京都市廃村八丁, 4. VI. 1992, 武田滋採集; 1ex.(銅緑), 京都市芹尾生, 31. V. 1958, 1ex.(銅緑), 同, 9. VI. 1963, 岸井尚採集; 1ex.(銅緑), 京都市貴船, 18. V. 1957, 水野弘造採集; 1ex.(銅緑), 京都市杉峠, 6. VI. 1970, 今坂正一採集; 1ex.(銅緑), 同, 10. VII. 1988, 正木清採集; 2exs.(緑), 同, 28. V. 1978, 武田滋採集; 1ex.(群青), 京都市岩倉, 1. V. 1971, 今坂正一採集;  1ex.(群青), 京都市深泥が池, 25. V. 1971, 1ex.(赤銅), 同, 28. IV. 1974, 今坂正一採集; 1ex.(銅緑), 同, 23. V. 1991, 正木清採集; 1ex.(銅緑), 京都市伏見稲荷, 19. V. 1988, 正木清採集; 1ex.(銅), 京都市牛尾山, 28. IV. 1957, 水野弘造採集; 4exs.(群青2, 銅緑2), 京都市東山阿弥陀峰, 24. V. 2002, 高橋敞採集; 2exs.(青紫1, 銅緑1), 京都市西京松尾, 24. V. 1980, 高橋敞採集; 1ex.(群青), 京都市大原野, 4. V. 1979, 2exs.(銅緑2), 同, 11. V. 1980, 高橋敞採集; 1ex.(銅緑), 京都市久多生越, 27. V. 1990, 3exs.(銅緑3), 同, 3. VI. 1990, 高橋敞採集; 10exs.(赤銅7, 銅緑3, 緑3), 宇治市天ヶ瀬, 18. V. 2001, 水野弘造採集; 1ex.(赤銅), 同, 15. V. 1976, 高橋敞採集; 1ex.(銅緑), 同, 4. V. 1978, 高橋敞採集; 1ex.(銅緑), 宇治市天ヶ瀬森林公園, 8. V. 2000, 2exs.(銅緑1, 緑1), 同, 12. V. 2000, 1ex.(銅緑), 同, 2. VI. 2000, 水野弘造採集; 1ex.(銅緑), 宇治市仏徳山, 22. V. 1994, 水野弘造採集; 3exs.(赤銅1, 銅緑1, 緑1), 宇治市東笠取, 23. V. 1993, 水野弘造採集; 1ex.(銅), VII. 1972, 1ex.(赤銅), 15. VII. 1972, 1ex.(銅), 7. V. 1974, 2exs.(銅緑), 23. V. 1975, 3exs.(赤銅1, 銅緑2), 22. V. 1976, 1ex.(銅緑), 20. IV. 1997, 羽化, 以上宇治市五雲峰, 高橋敞採集; 1ex.(銅緑), 宇治市Mt. Ohmine, 21. V. 1977, 高橋敞採集; 1ex.(銅緑), 綴喜郡井手町, 7. VI. 1981, 高橋敞採集; 2exs.(赤銅2), 19. V. 2000, 2exs.(赤銅2), 16. VI. 2000, 4exs.(赤銅1, 銅2, 緑1), 29. V. 2001, 以上和束町鷲峰山, 水野弘造採集; [三重県] 3exs.(緑3), 藤原町藤原岳, 14. VI. 1992, 横関秀行採集; 1ex.(緑) 藤原町河内谷, 11. V. 1985, 生川展行採集; 1ex.(緑), 藤原町鞍掛峠, 4. VII. 1993, 横関秀行採集; 1ex.(緑), 藤原町コクルミ谷, 17. VI. 2001, 正木清採集; 1ex.(赤銅), 菰野町切畑, 30. IV. 1998, 3exs.(銅2, 赤銅1), 同, 27. V. 1998, F. Ichikawa leg.; 2exs.(銅1, 赤銅1), 菰野町御在所岳, 20. VI. 1999, F. Ichikawa leg.; 1ex.(緑), 同, 19. VI. 2000, 横関秀行採集; 1ex.(銅), 菰野町田光, 29. IV. 1996, F. Ichikawa leg.; 2exs.(赤銅1, 緑1), 菰野町雲母林道, 23. V. 2000, 横関秀行採集; 2exs.(赤銅1, 緑1), 菰野町湯ノ山, 6. V. 1997, 横関秀行採集; 2exs.(銅緑2), 菰野町鎌ヶ岳, 4. VI. 2000, 横関秀行採集; ; 2exs.(緑2), 四日市市宮妻峡, 25. V. 1996, F. Ichikawa leg.; 1ex.(緑), 鈴鹿市大久保町, 10. V. 1985, 横関秀行採集; 3exs.(銅緑1, 緑2), 鈴鹿市西庄内町一ノ谷, 30. IV. 2004, 横関秀行採集; 9exs.(青紫2, 赤銅2, 銅緑2, 緑2), 鈴鹿市西庄内町一ノ谷, 5. VI. 2004, 横関秀行採集; 35exs.(赤銅3, 銅10, 銅緑12, 緑10), 同, 14. V. 2004, 横関秀行採集; 57exs.(赤銅3, 銅17, 銅緑22, 緑15), 同, 29. V. 2004, 横関秀行採集; 10exs.(青紫1, 銅1, 銅緑7, 緑1), 鈴鹿市小岐須町小岸大神社, 30. IV. 2004, 横関秀行採集; 1ex.(銅緑), 同, 7. V. 2004, 横関秀行採集; 80exs.(青紫1, 赤銅24, 銅11, 銅緑30, 緑14), 鈴鹿市西庄内町野登山, 5. VI. 2004, 横関秀行採集; 1ex.(銅緑), 亀山市野登山, 25. VI. 1995, 武田滋採集; 1ex.(銅), 同, 31. V. 1992, 1ex.(銅緑), 同, 17. VI. 1993, 1ex.(銅), 同, 10. V. 1997, 生川展行採集; 2exs.(緑1, 銅1), 同, 25. V. 1997, F. Ichikawa leg.; 1ex.(銅), 上野市法花 5. V. 1993, 生川展行採集; 1ex.(赤紫), 上野市諏訪, 5. V. 1998, 横関秀行採集; 1ex.(銅), 名賀郡青山町青山高原, 1. V. 2004, 今村隆一採集; 1ex.(銅緑), 一志郡嬉野町古田池, 8. V. 2004, 今村隆一採集; 1ex.(銅緑), 一志郡嬉野町矢下, 8. V. 2004, 今村隆一採集; 1ex.(緑), 美杉村ウルシ, 21. VI. 1984, H. Kawakita leg.; 2exs.(群青1, 銅1), 伊勢市宇治今在家町, 4. VI. 2002, 3exs.(群青1, 銅2), 同, 25. V. 2003, 天春明吉採集; 1ex.(緑), 紀勢町古和峠, 4. V. 2000, 横関秀行採集; 1ex.(緑), 紀勢町錦峠, 18. V. 2000, 横関秀行採集; 1ex.(緑), 紀和町木津呂, 26. V. 1996, 横関秀行採集; 1ex.(銅緑), Yamamoto Town, Tsubaki-shrine, 30. V. 1986, 斉藤昌弘採集 [大阪府] 2exs.(銅1, 銅緑1), 茨木市Izumihara, 11. V. 1988, 森正人採集; 1ex.(赤銅), Totoromi, 29. V. 1983, 松田潔採集; 1ex.(銅緑), 池田市Higashiyama, 25. V. 1986, 松田潔採集 [奈良県] 1ex.(緑), 奈良市若草山, 27. V. 1995, 正木清採集; 1ex.(群青), 奈良市春日山, 3. VI. 1966, 水野弘造採集; 1ex.(銅緑), 4. V. 1982, 1ex.(銅緑), 23. V. 1982, 1ex.(群青), 5. V. 1983, 以上同, 高橋敞採集; 1ex.(赤銅), 31. V. 1992, 1ex.(赤銅), 12. VI. 1992, 2exs.(赤銅), 25. V. 2002, 11exs.(赤銅), 4. VI. 2003, 以上同, 岡田裕之採集; 1ex.(赤銅), 同, 18. V. 2003, 畑山武一郎採集; 1ex.(銅), 奈良市奈良公園, 9. VI. 1986, 1ex.(銅), 同, 19. V. 1994, 4exs.(赤銅1, 銅緑3), 同, 21. V. 1994, 9exs.(銅緑3,赤銅5, 群青1), 同, 25. V. 1997, 1ex.(銅), 26. V. 2002, 以上正木清採集; 1ex.(群青), 同, 27. V. 1984, 1ex.(銅), 同, 18. V. 1986, 1ex.(緑), 同, 4. V. 1989, 1ex.(銅緑), 同, 13. V. 1990, 2exs.(群青1, 銅緑1), 同, 20. V. 1990, 1ex.(群青), 同, 5. V. 1991, 以上高橋敞採集; 1ex.(緑), 伯母子岳Tanohara rindo, 10. V. 2003, 畑山武一郎採集; 1ex.(緑), 伯母子岳, 23. VII. 1989, 1ex.(銅緑), 同, 9. VII. 1992, 畑山武一郎採集; 1ex.(赤銅), 吉野町イモ山, 27. V. 2004, 畑山武一郎採集 [和歌山県] 3exs. (群青 1, 赤紫 1, 銅緑 1), 葛城山, 22. V. 1999, 的場績採集; 1ex.(銅緑), 同, 28. V. 1997, 吉田元重採集; 18exs.(群青1, 赤銅11, 銅2, 銅緑4), 粉河町龍門山, 8. VI. 2003, 的場績採集; 1ex.(銅緑), 和歌山市友ヶ島, 4. IV. 1990, 吉田元重採集; 1ex.(赤銅), 高野山, 10. V. 1995, 的場績採集; 3exs. (銅 3)(INS-1391), 湯浅町Yamada, 29. IV. 1967, N. Yamamoto leg.; 1ex.(群青), 広川町霊巌寺, 5. VI. 1982, 1ex.(緑), 同, 2. V. 2002, 7exs.(群青2, 銅1, 銅緑2, 緑2), 同, 22. IV. 2002, 14exs.(群青4, 銅4, 銅緑3, 緑3), 同, 30. IV. 2002, 16exs.(群青1, 銅9, 銅緑6), 同, 29. IV. 2003, 32exs.(群青5, 赤銅7, 銅7, 銅緑10, 緑3), 同, 6. V. 2003, 的場績採集; 2exs.(銅緑2), 同, 11. V. 1983, 吉田元重採集; 34exs.(群青2, 赤銅7, 銅緑17, 緑8), 金屋町生石山, 22. V. 2003, 的場績採集; 1ex.(銅緑), 同, 13. V. 1999, 吉田元重採集; 6exs.(銅緑1, 緑6)(INS-1386), 清水町, 16. V. 1971, N. Yamamoto leg.; 1ex.(緑)(INS-1389), 護摩壇山, 24. V. 1987, N. Yamamoto leg.; 1ex.(赤銅), 同, 10. VI. 1958, 吉田元重採集; 1ex.(赤紫1), Tsubaki, Hirukawadani, 26. V. 1988, 後藤伸採集; 2exs.(群青1, 銅緑1), Mt. Oishi-yama, 12. V. 1999, 吉田元重採集; 1ex.(群青), 由良町阿戸, 22. V. 2000, 吉田元重採集; 1ex.(群青), 黒沢山, 19. V. 1952, 1ex.(銅緑), 同, 3. V. 1953, 1ex.(銅緑), 同, 16. V. 1971, 吉田元重採集; 2exs.(銅緑2), Nunoike-Pond, 22. V. 1994, 吉田元重採集; 1ex.(銅), Kii Ena, 29. IV. 1954, 吉田元重採集; 1ex.(赤紫1)(INS-1394), 日置川町Ago, 15. V. 1993, 田中昭太郎採集 [兵庫県] 4exs.(赤銅2, 銅緑2), 宝塚市Takedao, 30. IV. 1995, 松田潔採集; 1ex.(赤銅), 猪名川町Mt. Oonoyama, 23. V. 1996, 森正人採集; 3exs.(赤銅1, 銅緑2), 大河内町Toomine-shitsugen, 29. V. 1987, 森正人採集; 1ex.(銅緑), 川西市一庫ダム, 27. V. 2003, 森正人採集; 2exs.(赤銅), 川西市西多田, 6. V. 2002, 横川忠司採集; 3exs.(赤銅), 養父郡大屋町氷ノ山, 22. VI. 2003, 岡田裕之採集; 1ex.(銅緑), 氷ノ山坂ノ谷林道, 3. VII. 1993, 山地治採集; 1ex.(銅緑), Sasabe, 6. VI. 1993, 水野弘造採集; 2exs. 芦屋市東オタフク山11. V. 1990. N. Okuda leg.; 1ex.(銅), 摩耶山, 27. V. 1992, 1ex.(銅), 同, 24. V. 1993, 武田滋採集 [岡山県] 3exs.(赤銅3), 上斎原山ヶ上, 31. V. 1970, 1ex.(群青), 同, 26. VI. 1971, 山地治採集; 1ex.(赤銅), 上斎原村人形峠付近, 2. V. 1972, 1ex.(赤銅), 同, 27. V. 2001, 山地治採集; 1ex.(赤銅), 上斎原村辰巳峠, 2. VI. 1999, M. Fukuda leg.;  1ex.(赤銅), 上斎原村人形仙, 15. VI. 1997, M. Fukuda leg.; 1ex.(赤銅), 上斎原恩原, 21. V. 1994, 山地治採集; 1ex.(銅緑), 上斎原村中津河, 12. V. 2001, 山地治採集; 1ex.(赤銅), 奥津町奥津, 5. V. 1986, K. Watanabe leg.; 1ex.(群青), 加茂倉見渓谷, 26. V. 1999, 山地治採集; 1ex.(赤銅), 同, 26. V. 1999, M. Fukuda leg.; 1ex.(群青), 加茂奥津川, 25. V. 1999, M. Fukuda leg.; 1ex.(群青), 真庭蒜山高原, 21. VI. 1994, M. Fukuda leg.; 2exs.(群青2), 英田郡福本, 2. V. 1972, 山地治採集; 3exs.(赤銅1, 金緑1, 群青1), 哲多町田淵, 18. V. 2000, 山地治採集; 1ex.(赤銅), 哲多町おもつぼ湿原, 4. VI. 2000, 山地治採集; 1ex.(赤銅), 吉永町大又, 5. V. 1993, 山地治採集; 4exs.(赤銅3, 銅緑1), 美作町Yunogo, 14. V. 1988, 森正人採集 [鳥取県] 1ex.(緑), 八東町扇ノ山, 14. VI. 2003, 1ex.(緑), 山地治採集; 1ex.(銅), 呼子キャンプ場 15. VI. 2003, 門脇久志採; 1ex.(赤銅), 大山鏡ヶ成, 8. VII. 2003, 門脇久志採集; 1ex.(銅), 伯耆大山, 21. VI. 1969, 1ex.(群青), 同, 23. VI. 1969, 野田正美採集; 1ex.(赤銅), 日南町新屋, 28. V. 2003, 中村慎吾採集 [島根県] 51exs.(赤銅49, 群青1, 緑1), 大田市男三瓶山(標高500m), 21. VI. 2003, 大塚健之採集; 1ex.(赤銅), 仁多町阿井鯛の巣山, 20. V. 2003, 門脇久志採集 ; 1ex.(赤銅), 邑智町信喜, 11. V. 1999, 中村慎吾採集 [広島県] 1ex.(赤銅), 西城町三坂, 13. VI. 2000, S. Yamasaki leg.; 2exs.(赤銅2), 芸北町臥龍山, 1. VI. 2003, 大塚健之採集; 1ex.(赤銅), 八千代町土師ダム, 8. V. 2000, 1ex.(赤銅), 同, 10. V. 2000, 中村慎吾採集; 1ex.(赤銅), 大竹市栗谷町, 8. V. 2000, 中村慎吾採集; 1ex.(赤銅), 豊平町鳥越, 30. V. 1999, 1ex.(赤銅), 同, 6. VI. 1999, 大塚健之採集; 2exs.(赤銅2), 八幡湿原, 18. VI. 2000, 大塚健之採集; 2exs.(赤銅1, 銅緑1), 吉和村十方山林道, 24. VI. 1988, 高橋秀哉採集 [山口県] 1ex.(銅緑), 寂地山, 16. VI. 1992, 1ex.(赤銅), 同, 22. V. 1994, 1ex.(赤銅), 同, 5. VI. 1994, 1ex.(赤銅), 同, 15. VI. 1997, 1ex.(赤銅), 同, 2. VI. 2002, 以上田中馨採集; 2exs.(赤銅), 冠高原, 14. VI. 1987, 1ex.(銅), 同, 21. VI. 1987, 高橋秀哉採集; 1ex.(赤銅), 美和町大根川, 9. V. 2000, 中村慎吾採集; 2exs.(銅緑1, 緑1), 旭村小木原, 18. V. 2003, 椋木博昭採集; 1ex.(赤銅), 錦町Matsunoki-toge, 5. V. 1997, 田中馨採集; 1ex.(赤銅), 錦町Mt. Migitaniyama, 24. V. 1990, 田中馨採集; 1ex.(赤銅1, 銅緑1), 阿東町十種ヶ峰(標高600m), 21. V. 2003, 椋木博昭採集; 1ex.(赤銅), 鹿野町長野山, 8. VI. 2003, 椋木博昭採集; 2exs.(赤銅1, 銅1), 同, 25. V. 1987, 2exs.(銅2), 同, 5. V. 2002, 田中馨採集; 3exs.(赤銅1, 銅1, 緑1), 十種ヶ峰, 17. VI. 1990, 4exs.(赤銅3, 銅1), 同, 7. VI. 1994, 5exs.(赤銅3, 銅2), 同, 22. VI. 1997, 田中馨採集; 5exs.(銅1, 銅緑2, 緑2), 高岳山, 9. V. 1999, 田中馨採集; 3exs.(銅3), 莇ヶ岳, 28. V. 1998, 田中馨採集; 1ex.(赤銅), 華山, 14. VI. 1991, 田中馨採集; 3exs.(銅3), 萩市田床山, 17. VI. 1984, 田中馨採集; 2exs.(銅2), 山口市西鳳翩山, 26. V. 1985, 田中馨採集.
九州: [福岡県] 1ex.(赤銅), 嘉穂町大分, 16. V. 1997, M. Ebihara leg. [大分県] 1ex.(赤銅), 湯布院町塚原, 20. V. 2003, 三宅武採集; 2exs.(赤銅), 同, 22. V. 2004, 堤内雄二採集; 1ex.(赤銅), 庄内町黒岳, 24. V. 1992, 1ex.(赤銅), 6. VI. 1992, 西田光康採集; 1ex.(赤銅), 庄内町西大原, 29. V. 2004, 廣川典範; 4exs.(赤銅), 九重町飯田高原, 17. V. 2003, 今坂正一採集; 1ex.(赤銅), 九重町地蔵原, 26. V. 2002, 今坂正一採集; 1ex.(赤銅), 緒方町尾平, 15. V. 1983, 佐々木茂美採集。

c-1-2.キイアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra narukawai Imasaka, 2004
検視標本58個体
分布:本州(紀伊半島:三重・奈良・和歌山県)
本州: [三重県] 亀山市野登山, 美杉村平倉, 飯高町千秋社林道, 宮川村父ヶ谷, 宮川村総門山, 大杉谷, 大内山村南亦山, 紀勢町錦峠, 紀勢町錦−名古, 紀勢町錦, 尾鷲市, 尾鷲市三木崎, 紀和町布引の滝, 紀和町木津呂 [奈良県] 大峰山系地蔵岳, 下北山村地蔵岳, 大峰山系弥山, 上北山村和佐又山, 上北山村天ヶ瀬 [和歌山県] Esumi-Kokashi, Fudono-Hizukami, 本宮町皆地, 中辺路町水上, 中辺路町果無山脈笠塔山, 大塔山, 大塔山Yasukawa, 那智勝浦町ヒバの森山, Mt. 大倉畑山, 黒蔵谷。

c-2.アオハムシダマシ種亜群 The viridissima species-subgroup
c-2-1.ヤクアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra yakushimana Imasaka, 2004
検視標本124個体
分布:屋久島
鹿児島県:[屋久島] 小杉谷, 宮の浦岳, 屋久島, 永田, 花ノ江河, 大瀬戸林道, 安房林道, 淀川小屋, 白谷林道, ノンキ岳, 本富岳, 小島野林道, トイモ岳, 安房〜明星岳林道, 栗尾。

c-2-2.アカハムシダマシ Arthromacra sumptuosa Lewis, 1895
検視標本309個体
分布:本州(青森〜山口県)、四国、九州、五島列島(中通島)
本州: [青森県] 1ex., 下北郡大畑町朝比奈林道, 20. V. 1997, 羽化, 荒木哲採集; 1ex., 同, 14. VI. 1997, 荒木哲採集; 1ex., 下北郡川内町湯野川峠, 17. VI. 2003, 荒木哲採集; 1ex., むつ市釜臥山, 12. VII. 2003, 佐藤隆志採集; 10exs., むつ市北国山, 17. VI. 1995, 荒木哲採集; 1ex., 同, 1. VII. 1995, 荒木哲採集; 2exs., むつ市毛無山, 17. VI. 1995, 荒木哲採集; 2exs., むつ市屏風山, 1. VII. 1995, 荒木哲採集; 1ex., 同, 28. VI. 2000, 荒木哲採集; 3exs., 同, 8. VI. 2002, 荒木哲採集; 1ex., 同, 16. VI. 2002, 荒木哲採集; 1ex., むつ市冷水, 22. VI. 2003, 荒木哲採集; 5exs., 同, 16. VI. 2002, 尾崎俊寛採集; 1ex., 青森市酸ヶ湯, 22. VII. 1995, 市田忠夫採集; 1ex., 十和田湖, 22. VII. 1950, 山脇好之採集 [秋田県] 1ex., 八幡平, 24. VII. 1979, T. Dejima leg.; 6exs., 雄勝郡湯ノ又, 16. VI. 1971, 平野泰利採集; 1ex., 雄勝郡秋ノ宮, 14. VI. 1971, 平野泰利採集; 1ex., 同, 16. VI. 1971, 平野泰利採集 [岩手県] 4exs., 早池峰平津戸小吉部沢, 22. VI. 1992, 野田正美採集; 1ex., 早池峰平津戸吉部沢, 23. VI. 1992, 野田正美採集; 4exs., 早池峰平津戸くずべ沢, 23. VI. 1992, 野田正美採集 [山形県] 7exs., 山形市蔵王スキー場, 28-9. VII. 2003, 山崎裕志採集 [福島県] 1ex., 南会津郡舘岩村, 29. V. 1971, 平野泰利採集; 1ex., Kattshi, 1. VII. 1972, 平野泰利採集; 1ex., 尾瀬Numayama, 29. VII. 1977, 水野弘造採集; 1ex., 檜枝岐村Nadehara, 忠兵衛池, 5. VII. 1986. 川田一之採集 [栃木県] 2exs., 栗山村田代山, 5. VIII. 1993, 水野弘造採集; 1ex., 田代スーパー林道, 5. VII. 1986, 石川元幸採集; 3exs.(KUM), 日光湯本, 10. VII. 1961, 森本桂採集 [群馬県] 1ex., 沼田市玉原湿原, 22. VI. 1986, 川田一之採集 [新潟県] 1ex., 蓮華温泉, 13. VII. 2001, 畑山武一郎採集; 1ex., Renge-Shiroike, Echigo, 15. VI. 1988, 後藤伸採集 [山梨県] 1ex., 中巨摩郡芦安村広河原, 16. VII. 1968, 平野泰利採集; 3exs., 同, 17. VII. 1968, 平野泰利採集; 1ex.(KUM), 北沢峠, 27. VII. 1960, K. Yano leg.; 1ex., 八ヶ岳, 27. VII. 1956, F. Motoyoshi leg. [長野県] 1ex., 南志賀七味奥, 15. VII. 1965, 平野泰利採集; 1ex., 島々, 29. VI. 1976, A. Shinohara leg.; 1ex., 上高井郡高山村万座峠, 21. VII. 1999, 正木清採集 [岐阜県] 1ex., 飛騨平湯温泉, 27. VII. 1974, 高橋敞採集 [福井県] 1ex.(KUM), 勝山市Asasugiyama, 4. VII. 1982, 佐々治寛之採集; 1ex.(KUM), 大野市白山三ノ峰, 30. VII. 1982, 佐々治寛之採集; 1ex.(KUM), 和泉村朝日前坂, 2. VI. 1984, 佐々治寛之採集; 2exs.(銅1)(KUM), 和泉村鷲倉岳, 3. VI. 1984, 佐々治寛之採集 [京都府] 2exs., 京都市佐々里峠, 8. VI. 1991, 畑山武一郎採集; 4exs., 美山町芦生演習林, 20. V. 1973, 水野弘造採集; 1ex., 同, 13. VI. 1978, 水野弘造採集; 1ex., 同, 11. VI. 1990, 正木清採集; 1ex., 同, 24. V. 2002, 水野弘造採集; 1ex., 和束町鷲峰山, 16. VI. 2000, 水野弘造採集 [三重県] 1ex., 平倉, 4. VI. 1994, 正木清採集; 1ex., 多気郡宮川村大台ヶ原, 6. VI. 2004, 今村隆一採集 [奈良県] 1ex., 奈良市若草山, 27. V. 1995, 正木清採集; 1ex., 奈良市春日山, 14. V. 1961, 水野弘造採集; 1ex., 同, 29. V. 1994, 正木清採集; 2exs., 奈良市奈良公園, 16. V. 1982, 高橋敞採集; 1ex., 同, 27. V. 1984, 高橋敞採集; 1ex., 同, 18. V. 1986, 高橋敞採集; 1ex., 同, 1. VI. 1986, 高橋敞採集; 1ex., 同, 4. V. 1989, 高橋敞採集; 1ex., 同, 4. VI. 2003, 岡田裕之採集; 1ex., 同, 5. VI. 2004, 岡田裕之採集; 1ex., 伯母子岳, 1. VI. 1984, 畑山武一郎採集; 1ex., 同, 3. VI. 1984, 畑山武一郎採集; 1ex., 下北山村地蔵岳, 28. V. 1998, 畑山武一郎採集; 1ex., 大台ヶ原, 22. V. 1986, 松田潔採集 [和歌山県] 1ex., 葛城山, 28. V. 1997, 吉田元重採集; 1ex., 花園村, 24. V. 1990, 吉田元重採集; 1ex., 大石山, 28. V. 1997, 吉田元重採集; 2exs., 護摩壇山, 1. VI. 1980, 的場績採集; 1ex., 中辺路町果無山脈笠塔山, 7. V. 1999, 田中昭太郎採集 [鳥取県] 1ex., 高鉢山, 13. VI. 1976, 山地治採集; 1ex.(KUM), 大山, 27. V. 1959, J. Nagao leg. [岡山県] 1ex., Mt. Hanachi, 31. V. 1964, S. Takeuchi leg.; 1ex., 高梁市臥牛山, 29. V. 1971, 山地治採集; 1ex., 同, 5. VI. 1971, 山地治採集; 1ex., 同, 9. V. 1990, 山地治採集; 1ex., 穴門山, 3. V. 1973, 山地治採集; 1ex., 上斎原山ヶ上, 18. V. 1974, 山地治採集; 1ex., 真庭郡川上村蒜山高原, 12. VI. 2000, 福田元信採集 [島根県] 1ex., 仁多町阿井鯛の巣山, 20. V. 2003, 門脇久志採集; 2exs., 大東町塩田ダム, 5. VI. 2003, 門脇久志採集; 1ex., 邑智町信喜, 11. V. 1999, 中村慎吾採集 [広島県] 1ex., 甲山町小谷, 18. V. 2000, 中村慎吾採集; 1ex., 庄原市本村町, 11. V. 2001, 前藤文三採集; 3exs., 同, 24. V. 2003, 前藤文三採集; 2exs., 同, 25. V. 2003, 前藤文三採集; 1ex., 同, 28. V. 2003, 前藤文三採集; 2exs., 芸北町臥龍山, 1. VI. 2003, 大塚健之採集; 2exs., 吉和村十方山林道, 22. VI. 1987, 野田正美採集; 1ex., 同, 5. VI. 1999, 大塚健之採集; 1ex., 同, 29. VI. 2003, 大塚健之採集; 1ex., 中津谷林道, 8. VI. 1990, 松永善明採集 [山口県] 1ex., 冠高原, 14. VI. 1998, 高橋秀哉採集; 1ex., 錦町寂地山, 2. VI. 2002, 田中馨採集; 1ex., 錦町松の木峠, 5. V. 1997, 田中馨採集;  1ex., 錦町右谷山, 24. V. 1990, 田中馨採集; 1ex., 錦町河津峡, 27. V. 2003, 椋木博昭採集; 1ex., 阿東町十種ヶ峰, 21. V. 2003, 椋木博昭採集; 1ex., 華山, 14. VI. 1991, 田中馨採集。
四国: [香川県] 1ex., 琴南町大川山, 6. VII. 1999, 佐野信雄採集; 1ex., 同, 18. V. 2003, 藤本博文採集 [徳島県] 1ex., 一宇村黒笠山, 5. V. 1998, 佐野信雄採集; 2exs., 東祖谷山村祖谷山林道, alt.1100m, 13. VI. 1997, 佐野信雄採集; 1ex., 三好郡落合峠, 24. VI. 1995, 福田元信採集; 1ex., 東祖谷山村剣山, 7. VI. 1987, D. Sakuragi leg.; 1ex., 木沢村Okuyarito, 25. VII. 1993, K. Tanaka leg.; 1ex., 池田町祖谷渓, 8. V. 2004, 藤本博文採集 [愛媛県] 1ex., 西条市瓶ヶ森, 29. VI. 2003, 白石正人採集; 1ex., 同, 6. VII. 2003, 白石正人採集; 2exs., 同, 11. VII. 2004, 白石正人採集; 1ex., 上浮穴郡面河村石鎚山, 20. VI. 2003, 白石正人採集; 1ex., 成川渓, 3. V. 1992, 森正人採集 [高知県] 1ex., 本川村一の谷, 23. V. 2004, 白石正人採集; 2exs., Mt. Hakuoo, 6. VI. 1975, 平野泰利採集。
九州: [福岡県] 2exs., 宗像市城山, 1. VI. 1989, 城戸克弥採集; 1ex., 同, 14. V. 1998, 今坂正一採集; 2exs., 飯塚市笠置山, 30. V. 1984, 山脇好之採集; 3exs., 同, 21. VI. 1984, 山脇好之採集; 1ex., 同, 22. V. 1985, 山脇好之採集; 2exs., 同, 12. V. 1986, 山脇好之採集; 2exs., 同, 30. V. 1988, 山脇好之採集; 2exs., 山田市大法山, 6. V. 1981, 山脇好之採集; 1ex., 添田町英彦山, 18. V. 1969, 野田正美採集; 2exs., 那珂川町南畑ダム, 12. V. 2002, 今坂正一採集 [佐賀県] 1ex., 三瀬村井出野, 30. V. 1996, 今坂正一採集; 1ex., 武雄市武雄永島, 7. V. 2004, 今坂正一採集; 1ex.(銅緑), 武雄市御船山周辺, 26. IV. 2003, 西田光康採集; 1ex., 塩田町唐泉山, 24. V. 1986, 西田光康採集; 5exs., 同, 3. V. 2002, 西田光康採集; 3exs.(1ex.は前胸青色), 多良町多良岳, 17. VI. 2003, 西田光康採集; 1ex.(緑), 太良町中山, 12. V. 1990, 西田光康採集; 1ex.(緑), 同, 19. V. 1991, 西田光康採集; 2exs., 同, 28. V. 1995, 大塚健之採集; 1ex.(銅緑), 鹿島市奥平谷, 12. V. 1983, 今坂正一採集 [長崎県] 18exs.(うち緑11exs.), 五島列島中通島山王山, 8-10. V. 1994, 今坂正一採集; 1ex.(緑), 平戸島岩上町, 6. VI. 2004, 荒巻健二採集; 1ex., 平戸島安満岳, 9. VI. 1982, 松尾照男採集; 1ex., 平戸島志々伎山, 3. V. 1998, 松尾照男採集; 3exs.(緑1), 10. V. 2003, 松尾照男採集; 4exs.(緑1, 赤紫2, 青紫1),世知原町国見山, 20. V. 1982, 松尾照男採集; 2exs.(赤紫1, 青紫1), 同, 12. VI. 1993, 松尾照男採集; 4exs.(緑2, 赤紫2), 同, 19. V. 1994, 松尾照男採集; 1ex.(緑), 同, 29. V. 1994, 松尾照男採集; 1ex., 同, 7. VI. 1997, 松尾照男採集; 2exs.,(緑1, 赤紫1), 高来町轟ノ滝, 28. V. 2000, 下條清隆採集; 8exs.(うち緑6exs.), 同, 6. V. 1989, 今坂正一採集; 1ex., 同, 30. V. 1990, 今坂正一採集; 1ex.(緑), 同, 14. VI. 2000, 今坂正一採集; 5exs.(緑2, 赤紫3), 西彼町雪の浦, 26. IV. 1998, 下條清隆採集; 2exs., 大瀬戸町, 26. IV. 1998, 松尾照男採集; 1ex., 西彼杵半島県民の森, 29. V. 1988, 阿比留巨人採集; 1ex., 国見町田代原, 2. VI. 1994, 今坂正一採集; 1ex., 小浜町雲仙妙見岳, 14. VI. 1994, 今坂正一採集; 14exs.(赤紫10, 緑 4), 小浜町雲仙岳, 28. V. 2004, 今坂正一採集 [大分県] 1ex., 庄内町黒岳, 16. V. 1989, 今坂正一 & 量子採集; 1ex., 同, 29. V. 1989, 大塚健之採集; 1ex., 同, 2. VII. 1991, 西田光康採集; 1ex., 同, 6. VI. 1992, 西田光康採集; 1ex., 同, 28. V. 1994, 西田光康採集; 1ex., 同, 14. VII. 1996, 青木和夫採集; 1ex., 同, 20. VI. 1998, 横川忠司採集; 1ex., 同, 25. VI. 2003, 今坂正一採集; 1ex., 同, 30. V. 2004, 今坂正一採集; 1ex., 同, 22. VI. 2004, 今坂正一採集; 1ex., 同かくし水, 25. VI. 2004, 今坂正一採集; 1ex., 九重町田野, 17. V. 2003, 今坂正一採集; 2exs., 九重大船林道, 9. V. 1998, 野田亮採集; 1ex., 宇目町, 3. V. 2003, 築島基樹採集; 2exs., 佐伯市轟峠, 9. VI. 2001, 堤内雄二採集 [熊本県] 1ex.(KUM), 菊池水源, 28. V. 1962, M. Shiga leg.; 1ex., 砥用町大田尾, 14. IV. 1957, 大塚勲採集; 1ex., 矢部町椎矢峠, 2. VI. 1989, 廣川典範採集; 1ex., 7. VI. 1997, 今坂正一採集; 1ex., 6. VI. 1999, 今坂正一採集; 2exs., 同, 26. V. 2001, 今坂正一採集; 1ex., 和泉村白鳥山, 25. VI. 1989, 阿比留巨人採集 [宮崎県] 1ex., 綾町綾南川, 5. V. 1996, 今坂正一採集 [鹿児島県] 1ex.(銅緑), 宮之城町紫尾山, 14. V. 1991, 今坂正一採集; 4exs.(青紫1, 赤紫3), 佐多町杉山谷, 1. V. 2004, 堤内雄二採集。

c-2-3.シコクオオアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra shiraishii Imasaka, 2004
検視標本35個体
分布:四国(剣・石鎚山系)
四国: [徳島県] 剣山夫婦池 [愛媛県] 西条市笹ヶ峰, 西条市瓶ヶ森, 石鎚山, 上浮穴郡面河村石鎚山。

c-2-4.オオアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra majuscula Nakane, 1994
検視標本178個体
ホロタイプ:♂(HUM), 長野県上高地近傍徳本峠, 29. VII. 1955, 中根猛彦採集.
分布:本州(関東〜中部)
本州: [福島県] 1ex., 檜枝岐村船岐林道, 3. VIII. 1993, 水野弘造採集 [栃木県] 1ex., 日光市光徳, 19. VIII. 1966, 平野泰利採集; 1ex., 日光市湯本, 3. VIII. 1968, 平野泰利採集 [群馬県] 2exs., 利根郡片品村菅沼, 20. VIII. 1966, 平野泰利採集; 13exs., 同, 26. VII. 2001, 正木清採集; 4exs., 同, 17. VII. 2004, 山崎裕志採集; 1ex., 丸沼, 4. VIII. 1966, T. Asada leg. [山梨県] 1ex., 中巨摩郡芦安村広河原, 17. VII. 1968, 平野泰利採集; 1ex., 富士スバルライン, 23. VII. 1997, K. Komura leg.; 1ex.(赤銅), 韮崎市御座石鉱泉, 28. VII. 1995, 水野弘造採集; 1ex.(KUM), 千丈岳, 27. VII. 1959, Y. Miyatake leg. [新潟県] 1ex.(赤紫), 蓮華温泉, 13. VII. 2001, 畑山武一郎採集 [長野県] 2exs., 小谷村栂池, 27. VII. 2004, Yukiko Hirokawa leg.; 9exs.(赤紫1), 同, 4. VIII. 2004, 窪木幹夫採集; 10exs.(赤紫4, 緑 6), 中ノ湯温泉, 30. VII. 1994, 畑山武一郎採集; 2exs., 上高地, 6. VIII. 1992, 武田滋採集; 7exs.(赤紫2, 緑5), 白馬岳栂池自然園, 4. VIII. 1992, 武田滋採集; 1ex., Mt. Shirounadake, 2-4. VII. 1992. Y. Iinuma leg.; 5exs., 乗鞍岳, 6. VIII. 1992, 奥田則雄採集; 1ex.(赤銅), 常念岳, 30. VII. 1961, 水野弘造採集; 2exs., 安曇村, 5. VIII. 2004, 窪木幹夫採集; 8exs., 上高井郡万座峠, 21. VII. 1999, 正木清採集; 4exs., 八千穂村麦草峠, 25. VII. 1988, 正木清採集; 10exs., 同, 25. VII. 2001, 正木清採集; 16exs., 茅野市麦草峠, 25. VII. 2001, 正木清採集; 1ex.(赤銅), 北八ヶ岳麦草峠, 19. VIII. 1963, 高橋敞採集; 4exs., 志賀高原木戸池, 9. VIII. 1990, 奥田則雄採集; 1ex.(赤紫), 志賀高原大沼池, 5. VIII. 1985, 水野弘造採集; 1ex., 南志賀五色温泉, 29. VII. 1976, 高橋敞採集; 1ex., 松本市入山辺扉, 11. VIII. 1994, 奥田則雄採集; 5exs.(赤紫3, 緑2), 御嶽山, 5. VII. 1982, 的場績採集; 3exs., 同, 22. VII. 1987, N. Yamamoto leg.; 1ex..(赤紫), 同, 22. VII. 1993, 吉富博之採集; 1ex., 同, 20. VII. 1986, 山地治採集; 2exs.(赤紫1), 同, 21-22. VII. 1996, 武田滋採集; 2exs., 木曽駒ヶ岳, 5. VIII. 1968, T. Asada leg.; 2exs., 同, 30. VII. 1988, 正木清採集; 17exs.(赤紫2), 同, 27-8. VII. 1996, 秋山黄洋採集; 2exs.(赤銅1), 木曽殿越〜北沢, 1. VIII. 1986, 武田滋採集; 1ex.(赤紫), 八ヶ岳, 27. VII. 1956, F. Motoyoshi leg.; 7exs., 仙丈岳北沢峠, 27-29. VII. 1979, 武田滋採集; 6exs.(青紫1, 赤紫1), 木曽, Mt. Fujimidai, 31. VII. 1965, 高橋敞採集 [岐阜県] 2exs., 立山一の越〜黒部ダム, 23. VII. 1979, 武田滋採集; 1ex.(赤紫), 河合村天生峠, 6. VI. 1999, 畑山武一郎採集; 13exs.(赤紫3), 有峰湖飛越トンネル中. 24-5. VII. 1999, 畑山武一郎採集。

c-2-5.オキアオハムシダマシ(今坂新称) Arthromacra okiana Imasaka, 2004
検視標本50個体
分布:隠岐(島後)
島根県 [隠岐郡島後] 福浦, 壇鏡, 油井, 那久, 西郷町大久, 西郷町大満寺山南谷林道, 西郷町下西玉若酢神社。

c-2-6.アオハムシダマシ Arthromacra viridissima Lewis, 1895
検視標本765個体
分布:本州(青森〜山口県)、九州(福岡・大分・熊本・宮崎県)、下甑島
本州: [青森県] 1ex., 佐井村川目, 22. VI. 1994, 荒木哲採集; 1ex., 大畑町宇曽利山, 16. VI. 2002, 尾崎俊寛採集; 3exs., 下北郡大畑町薬研, 16. VII. 1995, 荒木哲採集; 1ex., 大畑町湯坂鬼石, 1. VII. 1995, 荒木哲採集; 2exs., 同, 12. VI. 2000, 荒木哲採集; 2exs.(銅緑1、緑1), 同, 8. VI. 2002, 荒木哲採集; 13exs.(赤銅1、緑12), 15. VI. 2003, 荒木哲採集; 4exs., 22. VI. 2003, 荒木哲採集; 1ex., 大畑町朝比奈林道, 24. VI. 1997, 荒木哲採集; 1ex., 下北郡東通村老部冷水峠, 9. VI. 1995, 荒木哲採集; 1ex., 同, 23. VI. 2002, 荒木哲採集; 1ex., 同, 13. VII. 2003, 荒木哲採集; 4exs., 東通村袰部北の沢, 13. VII. 2003, 荒木哲採集; 3exs., 東通村尻労, 13. VII. 2003, 荒木哲採集; 1ex., 下北郡風間浦村易国間易国間林道, 20. VII. 2003, 荒木哲採集; 1ex., むつ市中野沢冷水峠, 9. VI. 1995, 荒木哲採集; 10exs., むつ市北国山, 17. VI. 1995, 荒木哲採集; 1ex., 同, 1. VII. 1995, 荒木哲採集; 14exs., むつ市毛無山, 17. VI. 1995, 荒木哲採集; 1ex., むつ市長坂, 1. VII. 1995, 荒木哲採集; 8exs., むつ市屏風山, 1. VII. 1995, 荒木哲採集; 1ex., 同, 28. VI. 2001, 荒木哲採集; 2exs., むつ市一本杉, 15. VI. 2003, 荒木哲採集; 1ex., むつ市高梨, 8. VI. 1997, 荒木哲採集; 1ex., むつ市落野沢, 15. VI. 2003, 荒木哲採集; 1ex., 同, 22. VI. 2003, 荒木哲採集; 17exs., むつ市冷水, 22. VI. 2003, 荒木哲採集; 1ex., むつ市一本杉, 12. VII. 2003, 荒木哲採集; 1ex., むつ市大湊, 28. VI. 1995, 荒木哲採集; 1ex., むつ市釜臥山, 1. VII. 1995. 荒木哲採集; 1ex., 同, 15. VI. 2003. 荒木哲採集; 13exs., 同, 22. VI. 2003. 荒木哲採集; 8exs., 同, 12. VII. 2003. 荒木哲採集; 14exs., 同, 12. VII. 2003, 佐藤隆志採集; 1ex., 同, 27. VII. 2003. 荒木哲採集; 2exs., むつ市大湊釜臥山スキー場, 10. VII. 1996, 荒木哲採; 2exs., 同, 12. VII. 2003, 荒木哲採集; 3exs., 六ヶ所村幸畑, 9. VI. 1995, 荒木哲採集; 3exs., 金木町, 30. VI. 1972, 佐野信雄採集; 1ex., 田茂萢岳, 22. VII. 1996, 荒木哲採集; 1ex., 青森市城ヶ倉, 14. VI. 1992, 尾崎俊寛採集; 2exs., 十和田湖町猿倉, 22. VII. 1996, 荒木哲採集; 7exs., 同, 6. VII. 2003, 荒木哲採集; 1ex., 弘前市稲刈沢, 29. V. 2003. 鈴樹亨純採集 [秋田県] 24exs., 湯沢市上の袋発電所, 16. VI. 2003, 鈴樹亨純採集; 9exs., 湯沢市泥湯温泉, 18. VI. 2003, 鈴樹亨純採集; 1ex., 田沢湖町戸瀬, 16. VI. 2003, 鈴樹亨純採集; 2exs., 秋ノ宮, 14. VI. 1971, 平野泰利採集; 1ex., Mt. Koma, 13. VII. 1974, 平野泰利採集; 4exs., 東成瀬村栗駒山須川湖, 13. VII. 1972, 平野泰利採集; 2exs., ゆげ山, alt. 1170m, 23. VII. 2002, N. Hirano leg.; 2exs., 仙北郡玉川温泉, 26. VII. 1987, 平野泰利採集 [岩手県] 1ex., 久慈市山根町, 佐野信雄採集; 2exs. , 早池峰山, 19. VII. 1956, 山脇好之採集; 1ex., 同, 27. VII. 1981, 岡田裕之採集; 4exs., 早池峰平津戸小吉部沢, 21. VI. 1992, 野田正美採集; 13exs., 同, 22. VI. 1992, 野田正美採集; 3exs., 早池峰川井村吉部沢, 20-23. VI. 1992, T. Takasaki leg.; 13exs., 早池峰平津戸吉部沢, 23. VI. 1992, 野田正美採集; 1ex., 早池峰平津戸大川, 20. VI. 1992, 野田正美採集; 7exs., 早池峰平津戸くずべ沢, 20. VI. 1992, 野田正美採集; 25exs., 同, 23. VI. 1992, 野田正美採集; 1ex., 和賀郡沢内村七内川, 23. VI. 1984, 平野泰利採集; 2exs., 同, 17. VI. 1988, 平野泰利採集; 2exs., 同, 19. VI. 1988, 平野泰利採集; 1ex., Mt. Mahiru, 25. VII. 1976, 平野泰利採集; 1ex., 沢内村, 9. VIII. 1965, 平野泰利採集; 1ex., 栗駒山, 29. V. 2001, 的場績採集 [山形県] 1ex., 山形市蔵王スキー場, 28-9. VII. 2003, 山崎裕志採集; 2exs., 飯豊山, 19-21. VI. 1980, 平野泰利採集; 2exs., 西吾妻山, 29. VII. 2001, 的場績採集; 5exs., 米沢市滑川温泉, 1. VII. 1996, 平舘学採集; 1ex., 月山, alt. 1450m, 14. VIII. 2001, 畑山武一郎採集 [宮城県] 1ex., 仙台市太白区二口, 5. VI. 1998, 平舘学採集; 4exs., 蔵王町蔵王賽の磧, 15. VI. 1999, 平舘学採集; 3exs., 蔵王町宮城蔵王神嶺林道, 13. VII. 2003, 木元達之助採集; 13exs., 刈田郡七ヶ宿町, 21. V. 2001, 平舘学採集; 1ex., 刈田郡七ヶ宿町長老湖, 21. V. 2001, 平舘学採集; 1ex., 黒川郡大和町升沢旗坂, 12. VI. 2001, 平舘学採集; 1ex., Gaga Spa., 26. VI. 1977, 平野泰利採集; 3exs., 栗駒山, 12. VII. 1977, 平野泰利採集 [福島県] 1ex., 郡山市Natsudemachi, 1. VII. 1992, 森正人採集; 2exs., 舘岩村Masuzawa, 3-5. VI. 1994, 水野弘造採集; 13exs., 檜枝岐村船岐林道, 23. VI. 1990, 野田正美採集; 3exs., 同, 3. VIII. 1993, 水野弘造採集; 30exs., 檜枝岐村広沢林道, 23. VI. 1990, 野田正美採集; 1ex., 会津田代山, 12. VI. 1970, 平野泰利採集 [栃木県] 1ex., 尾瀬沼, 6. VII. 2000, 下條清隆採集; 1ex., 日光市湯本, 3. VIII. 1968, 平野泰利採集; 1ex.(KUM), 奥日光, 30. VI. 1963, 森本桂採集; 1ex., 同, 26. VI. 1970, 平野泰利採集 [群馬県] 1ex., 利根郡片品村金精峠, 15. VII. 1966, 平野泰利採集; 1ex., 利根郡片品村武尊山, 8. VII. 1998, C. Endo leg.; 3exs., 新治村法師, 12. VI. 1965, 平野泰利採集; 3exs., 丸沼, 4. VIII. 1966, T. Asada leg.; 1ex., Yunokoya, 22. VII. 1969, 平野泰利採集; 1ex., 浅間山, 17. VII. 2004, 窪木幹夫採集 [東京都] 2exs., 桧原村鋸山林道, alt. 1000m, 16. VI. 1996, 平野泰利採集; 1ex., 高尾山, 27. IV. 1975, 秋山黄洋採集; 1ex., 高尾, 29. V. 1979, 平野泰利採集; 1ex., 奥多摩日原, 16. VI. 2002, 大塚健之採集 [神奈川県] 1ex., 相模湖, 1. VI. 2002, 大塚健之採集 [山梨県] 7exs.(赤銅4), 鳴沢村富士林道, 27. VI. 2004, 窪木幹夫採集; 1ex., Mt. Komotsurushi, 4. VI. 1983, 平野泰利採集; 1ex., Mt. Shishikura, 27. V. 1980, 平野泰利採集; 1ex., 嵯峨塩, 28. V. 1978, 平野泰利採集; 2exs., 韮崎市御座石鉱泉, 24. V. 1989, 細田倖市採集; 2exs., 同, 5. VI. 1989, 細田倖市採集; 1ex., 同, 17. VI. 1989, 細田倖市採集; 4exs., 同, 21. VI. 1989, 細田倖市採集; 1ex., 同, 8. VII. 1989, 細田倖市採集; 1ex., 同, 12. V. 1999, 細田倖市採集; 1ex., 韮崎市円野町, 3. VI. 1991, 細田倖市採集 [静岡県] 2exs., 富士市上井手, 1-31. VI. 2001, H. Sugihara leg.; 2exs., 芦安村北沢峠, 24. VII. 2002, K. Akita leg.; 2exs., 凾南町凾南原生林, 22. V. 2002, 熊谷豪採集; 1ex., 遠笠山, 10. VII. 1976, 平野泰利採集 [新潟県] 15exs., 妙高高原町笹ヶ峰, 23-24. VII. 2000, 正木清採集; 8exs., 同, 21. VII. 2003, 畑山武一郎採集; 23exs., 同, 22. VII. 2003, 畑山武一郎採集; 1ex., 糸魚川市蓮華温泉, 11. VIII. 2003, 畑山武一郎採集 [長野県] 1ex., 小谷村妙高小谷林道, alt. 1000- 1350m, 11. VI. 2002, 平野泰利採集; 1ex., 北安曇郡白馬村Kurobishi, 19. VII. 1970, Y. Hara leg.; 5exs., 白馬村小日向村, 19. VII. 2003, 的場績採集; 13exs., 白馬村八方尾根, 20. VII. 2003, 的場績採集; 1ex., 白馬岳栂池, alt. 1900m, 27. VII. 1998, 廣川典範採集; 2exs., 白馬岳遠見尾根, 4. VIII. 2004, 窪木幹夫採集; 3exs., 白馬村猿倉, 15. VII. 2003, 降旗剛寛採集; 1ex., 南安曇郡穂高町中房温泉, 26. VII. 2003, 降旗剛寛採集; 2exs., 乗鞍岳, 6. VIII. 1992, 奥田則雄採集; 1ex., 大町市Taira-ku, Oogizawa, 22. VI. 1969, 降旗剛寛採集; 2exs., 大町市Harinokidani, 25. VI. 1980, 降旗剛寛採集; 2exs., 大町市鹿島槍ヶ岳, Ootsumetazawa, 19. VI. 1980, 降旗剛寛採集; 1ex., 大町市青木湖, 11. VI. 1988, 後藤伸採集; 3exs., 大町市鹿島川河川敷, 1-31. VI. 2002, H. Sugihara leg.; 1ex., Shinano, Kuzo-onsen, 14. VI. 1988, 後藤伸採集; 1ex., 松本市入山辺扉, 24. VI. 1992, 早川広文採集; 1ex., 同, 13. VII. 1992, 早川広文採集; 6exs., 望月町春日渓谷, 18. VII. 2004, 窪木幹夫採集; 1ex.(銅緑), 茅野市赤岳鉱泉, 9. VIII. 1980, Y. Hara leg.; 1ex., 八千穂村麦草峠, 25. VII. 1988, 正木清採集; 2exs., 高山村万座峠, 21. VII. 1999, 正木清採集; 24exs., 上高井郡南志賀七味, 15. VII. 1965, 平野泰利採集;  2exs., 川上村Azusayama, 24. VII. 1993, 吉富博之採集; 1ex., 志賀高原大沼池,  5. VIII. 1985, 水野弘造採集 [岐阜県] 1ex., 白山, 4. VIII. 1982, D. Sakuragi leg.; 2exs., 神岡町大多和峠, 6. VI. 1997, 森正人採集; 1ex., 谷汲村岐礼谷, 22. IV. 1990, 水野弘造採集; 2exs., 白川村大白川白山登山道, 29. VI. 2002, 的場績採集; 1ex., 白川村天生峠, 30. VI. 2002, 的場績採集; 2exs., 河合村天生峠, 6. VI. 1999, 畑山武一郎採集; 2exs., 新穂高, 1. VIII. 1993, H. Takasu leg.; 2exs., 同, 2. VIII. 1993, H. Takasu leg.; 2exs., 藤橋町, Kisyoudani, 31. V. 1992, K. Ishida leg. [富山県] 5exs., 上新川郡大山町Inane, Arimine,13. VI. 1999, 正木清採集; 1ex., Unazaki Spa., 20. VII. 2003, 畑山武一郎採集 [石川県] 1ex., Mt. Aidake, 27. V. 1973, 三蔭外茂治採集 2exs., 医王山, 9. VI. 2001, 的場績採集; 1ex.(KUM), 白山, 1. VIII. 1962, 神谷寛之採集 [滋賀県] 2exs., 余呉町, 10. VI. 1990, 水野弘造採集; 1ex., 比良山牛コバ, 17. VI. 1990, 正木清採集; 3exs., 朽木村生杉, 17. V. 1997, 正木清採集; 1ex., 同, 24. V. 2002, 水野弘造採集; 1ex., 朽木村, 19. V. 1990, 今坂正一採集; 1ex., 三十三間山, 3. VI. 1989, 水野弘造採集 [福井県] 1ex.(KUM), 永平寺町冠岳, 31. V. 1981, 佐々治寛之採集; 1ex.(KUM), Mt. Monju, 12. V. 1963, 神谷寛之採集; 1ex.(KUM), 福井市一乗城山, 7. VI. 1981, 佐々治寛之採集; 1ex.(KUM), 白山, 21. VI. 1969, 佐々治寛之採集; 4exs.(KUM), Sannomatadani, 4. VI. 1983, 佐々治寛之採集; 1ex.(KUM), 飯降山, 18. V. 1969, 佐々治寛之採集; 1ex.(KUM), Arashi, 25. V. 1969, 佐々治寛之採集; 5exs.(KUM), 大野市池ヶ原, 9. VI. 1985, 佐々治寛之採集; 3exs., 大野市ロクロシ, 17. V. 2003, 斉藤昌弘採集; 1ex.(KUM), 今庄町大河内, 17. VI. 1973, 佐々治寛之採集; 6exs.(KUM), 夜叉ヶ池, 1. VII. 1984, 佐々治寛之採集 [京都府] 1ex., 八子ヶ峰, 26. V. 1997, 武田滋採集; 3exs., 美山町芦生演習林, 13. VI. 1976, 水野弘造採集; 1ex., 同, 3. VII. 1976, 水野弘造採集; 1ex., 同, 28. V. 1978, 水野弘造採集; 2exs., 同, 11. VI. 1989, 水野弘造採集; 8exs., 同, 2. VI. 1990, 畑山武一郎採集; 1ex., 同, 25. VI. 1993, 正木清採集; 1ex., 同, 17. V. 1997, 正木清採集; 1ex., 同, 1-2. VII. 2000, 水野弘造採集; 1ex., 同, 24. V. 2002, 水野弘造採集; 6exs., 京都市佐々里峠, 8. VI. 1991, 畑山武一郎採集; 1ex., 京都市花背峠, 23. VI. 1957, T. Syoji leg.; 2exs., 京都市廃村八丁, 4. VI. 1992, 武田滋採集; 1ex., 京都市久多オゴシ, 27. V. 1990, 高橋敞採集; 1ex., 同, 27. V. 1990, 高橋敞採集; 1ex., 同, 3. VI. 1990, 高橋敞採集 [三重県] 1ex., 藤原町御池岳, 4. VI. 1989, M. Nakanishi leg.; 1ex., 美杉村平倉, 5. VI. 1993, 横関秀行採集; 1ex., 同, 17. VII. 1993, K. Fukuzumi leg.; 1ex., 同, 4. VI. 1994, 正木清採集; 1ex., 同, 24. V. 1995, 正木清採集; 1ex., 大内山村南亦山, 17. VI. 1995, 生川展行採集; 1ex., 同, 9. VII. 1995, 生川展行採集; 4exs., 同, 15. VI. 1996, 生川展行採集; 1ex., 同, 16. VI. 1996, F. Ichikawa leg.; 1ex., 同, 8. VI. 1997, 生川展行採集; 1ex., 同, 21. VI. 1997, F. Ichikawa leg.; 1ex., 飯高町明神岳, 12. VI. 1998, 生川展行採集; 1ex., 飯高町明神平, 10. V. 1999, 生川展行採集; 1ex., 宮川村日出ヶ岳, 23. VI. 2002, 生川展行採集; 1ex., 宮川村迷岳, 9. VI. 2001, 生川展行採集; 1ex., 宮川村大台辻, 6. VII. 1985, 生川展行採集; 1ex., 宮川村父ヶ谷, 5. V. 1997, 横関秀行採集; 1ex., 伊勢市剣峠, 23. VI. 1996, 生川展行採集; 1ex., 紀勢町錦峠, 18. V. 2000, 横関秀行採集 [奈良県] 2exs., 奈良市若草山, 27. V. 1995, 正木清採集; 1ex., 伯母子岳, 1. VI. 1984, 畑山武一郎採集; 2exs., 同, 6-7. VI. 1987, 畑山武一郎採集; 2exs., 同, 1. VI. 1997, 畑山武一郎採集; 2exs., 下北山村地蔵岳, 14. VII. 1990, 畑山武一郎採集; 1ex., 同, 25. VI. 1994, 畑山武一郎採集; 1ex., 同, 25-6. VI. 1994, 正木清採集; 1ex., 同, 28. V. 1998, 畑山武一郎採集; 2exs., 大峰弥山, 16. VI. 1990, 今坂正一採集; 1ex., 大台ヶ原, 3. VII. 1977, 水野弘造採集; 4exs., 同, 20. VI. 2004, 窪木幹夫採集; 3exs., 同, 4. VII. 2004, 窪木幹夫採集; 1ex., 十津川村玉置山, alt. 1000m, 13. VI. 2004, 畑山武一郎採集 [和歌山県] 1ex., 高野山, 1. VI. 1997, 的場績採集; 1ex., 日高郡竜神村護摩壇山, 10. VI. 1967, 平野泰利採集; 1ex., 同, 7. VI. 1990, 的場績採集; 1ex., 同, 21. VI. 2002, 的場績採集; 1ex., 同, 7. VII. 2003, 的場績採集; 1ex., 果無山脈, 23. V. 1995, 吉田元重採集; 1ex., 美山村八戸蒔, 4. VI. 1993, 吉田元重採集; 1ex., 由良町畑, 17. V. 1995, 吉田元重採集; 1ex., 大石山, 12. V. 1999, 吉田元重採集; 1ex., すさみ町原, 8. V. 2002, 的場績採集; 1ex.(INS-1388), 中辺路町Chikatsuya, 27. VI. 1986, 田中昭太郎採集; 1ex., 那智勝浦町ヒバの森山, 10. VI. 1999, 的場績採集 [兵庫県] 1ex. 養父郡大屋町氷ノ山, 29. VI. 2003, 岡田裕之採集 [岡山県] 1ex., 中和町山乗山, 5. VI. 1993, 山地治採集 [鳥取県] 2exs., 伯耆大山一の沢,  8. VII. 2003, 門脇久志採集; 大山町大山, alt. 900m, 8. VI. 2003, 大塚健之採集; 八頭郡佐治町高鉢山, 20. V. 1990, 福田元信採集 [広島県] 2exs., 比和町吾妻山, alt. 700m, 24. V. 2003, 大塚健之採集; 6exs., 芸北町臥龍山, 1. VI. 2003, 大塚健之採集;  1ex., 吉和村十方山林道, 11. VI. 1988, 高橋秀哉採集; 1ex., 同, 5. VI. 1999, 大塚健之採集; 1ex., 吉和村中津谷, 29. V. 1988, 高橋秀哉採集 [山口県] 1ex., 錦町寂地山, 21. VI. 1993, 田中馨採集; 1ex., 同, 22. VI. 1993, 田中馨採集; 2exs., 同, 15. VI. 1997, 田中馨採集; 1ex., 同, 28. V. 1999, 田中馨採集; 1ex., 同, 28. V. 2001, 田中馨採集; 1ex., 錦町河津峡, 27. V. 2003, 椋木博昭採集。
九州: [福岡県] 1ex., 英彦山豊前坊, 31. V. 1997, 今坂正一採集 [大分県] 1ex., 別府市鶴見岳, 18. VI. 1982, 佐々木茂美採集; 1ex., 庄内町黒岳, 3. VI. 1982, 佐々木茂美採集; 1ex., 同, 29. VI. 2003, 今坂正一採集; 1ex., 九重大船山, 24. VI. 1984, 西田光康採集; 1ex., 九重, 21. VII. 1970, 松永善明採集; 2exs., 九重町, 25. VI. 1966, 野田正美採集 [熊本県] 1ex., 矢部町椎矢峠, 6. VI. 1989, 今坂正一採集; 1ex., 同, 19. VI. 1989, 今坂正一採集; 6exs., 同, 6. VI. 1995, 今坂正一採集; 1ex., 同, 24. VI. 1995, 今坂正一採集; 15exs., 同, 7. VI. 1997, 今坂正一採集; 1ex., 同, 30. V. 1999, 今坂正一採集; 2exs., 同, 6. VI. 1999, 今坂正一採集; 2exs., 同, 26. V. 2001, 今坂正一採集; 1ex., 泉村椎葉越え, 14. VI. 2004, 今坂正一採集; 1ex., 泉村白鳥山, 7. VI. 2001, 廣川典範採集; 3exs., 上村白髪岳, 17. V. 1997, 今坂正一採集 [鹿児島県] 2exs., 霧島町高千穂峰中腹, 10. VI. 1966, 平野泰利採集; 1ex., 下甑島尾岳, 22. VI. 1982, 今坂正一採集。

c-2-7.ミヤマアオハムシダマシ Arthromacra kinodai Nakane, 1997
検視標本109個体
ホロタイプ:♀(HUM), 宮崎県北川町上祝子, 21. IV. 1991, 木野田毅採集.
分布:本州(紀伊半島、鳥取県以西)、九州
本州 [三重県] 1ex., 大内山村南亦山, 25. VI. 1995, 生川展行採集; 1ex., 同, 21. VI. 1997, 生川展行採集 [奈良県] 1ex., 伯母子岳, 6-7. VI. 1987, 畑山武一郎採集; 1ex., 同, 23. VII. 1989, 畑山武一郎採集; 1ex., 大台ヶ原, 22. VI. 1986, 松田潔採集; 1ex., 同, 31. VII. 1986, 畑山武一郎採集 [和歌山県] 1ex., 西牟婁郡大塔山系法師山, alt. 950m, 18. IV. 2004, 蛹, 岡田裕之採集, 26. IV. 2004, 羽化 [鳥取県] 1ex., 伯耆大山, 15. VI. 1971, 今坂正一採集 [広島県] 1ex., 戸河内町内黒峠, 29. VI. 2003, 大塚健之採集; 1ex., 吉和村十方山林道, 28. VI. 1988, 今坂正一採集; 3♂♂2♀♀, 吉和村中津谷, 29. V. 1988, 高橋秀哉採集 [山口県] 2exs., 錦町寂地山, 16. VI. 1992, 田中馨採集; 1ex., 同, 5. VI. 1994, 田中馨採集; 1ex., 同, 10. VII. 1994, 田中馨採集; 1ex., 同, 17. V. 1998, 田中馨採集; 1ex., 同, 6. VI. 1999, 田中馨採集; 1ex., 同, 4. V. 2001, 田中馨採集; 2exs., 同, 20. V. 2001, 田中馨採集; 1ex., 同, 30. VI. 2001, 田中馨採集; 1ex., 錦町河津峡, 27. V. 2003, 椋木博昭採集; 1ex., 莇ヶ岳, 28. V. 1998, 田中馨採集; 1ex., 高岳山登山道, 5. V. 1990, 田中馨採集; 1ex., 十種上, 5. V. 1990, 田中馨採集。
九州: [佐賀県] 1ex., 太良町中山, 19. V. 1991, 西田光康採集 [長崎県] 1ex., 高来町小江林道, 18. VI. 1988, 阿比留巨人採集; 1ex., 小浜町雲仙, 31. V. 1989, 今坂正一採集 [大分県] 1ex., 庄内町黒岳, 2. VI. 1986, 廣川典範採集; 1ex., 同, 21. VI. 1992, 今坂正一採集; 1ex., 同, 14. VI. 2003, K. Haneda leg.; 1ex., 同, 25. VI. 2003, 今坂正一採集; 1ex., 同, 29. VI. 2003, 今坂正一採集; 1ex., 九重, 21. VII. 1970, 松永善明採集; 3exs., 九重大船林道, 9. V. 1998, 野田亮採集; 1ex., 尾平越, 6. VI. 1997, 今坂正一採集 [熊本県] 2exs., 矢部町内大臣, 25. V. 1997, 今坂正一採集; 10exs., 矢部町椎矢峠, 19. VI. 1989, 今坂正一採集; 3exs., 同, 17. V. 1997, 今坂正一採集; 7exs., 同, 7. VI. 1997, 今坂正一採集; 13exs., 同, 30. V. 1999, 今坂正一採集; 2exs., 同, 5. VI. 1999, 今坂正一採集; 1ex., 同, 6. VI. 1999, 今坂正一採集; 17exs., 同, 26. V. 2001, 今坂正一採集; 2exs., 泉村葉木, 6. VI. 1990, 今坂正一採集; 1ex., 同, 23. V. 2004, 堤内雄二採集; 5exs., 白髪岳, 17. V. 1997, 今坂正一採集 [宮崎県] 1ex., 椎葉村椎矢峠, 26. V. 2001, 今坂正一採集; 1ex., 椎葉村椎葉越え, 15. VI. 2004, 今坂正一採集 [鹿児島県] 1ex., 栗野岳, 13. V. 1991, 今坂正一採集。

Reference
Arnett, R. 1996, A check list of the insects of North America, Nomina Insecta Nearctica. 1, Coleoptera, Strepsiptera. 827pp.U.S.A.
Azuma S. et al. 2002, Check list of Insect of the Ryukyu Islands. 2 edition. 570pp, Okinawa.(In Japanese.)
Borchmann, F., 1910, Nilionidae, Othniidae, Aegialitidae, Petriidae, Lagriidae. In Junk, W. et al.  (eds.). Coleopt. Cat., (2): 1-32. W. Junk, Berlin.
Borchmann, F., 1915, Die Lagriidae (Unterfamilie der Lagriidae). Archiv. fur Naturg., 81 A(6): 46-186.
Borchmann, F., 1936, Coleoptera Fam. Lagriidae. In Wytsman P. (ed.), Gen. Ins., (204):1-561, 9 pls. Louis Desmet-Verteneuil, Bruxelles.
Chujo, M. T., 1985a, Lagriidae of the Nansei Islands. Mushi, 50(4): 87-90.
Chujo, M. T., 1985b, Lagriidae. In Kurosawa, Y. et al. (eds.), The Coleoptera of Japan in Color, 3: 341-344, Hoikusha, Osaka.(In Japanese.)
Hayashi, N., 1975, Lagriidae. In Nakane, T. et al. (eds.), Gakken Illustrated book for students. Insects in Color, 2. 445pp., Gakken, Tokyo.(In Japanese.)
Imasaka, S., and M. Ebihara, 1996, The Beetles of collected from Amami-Oshima Is., Kagoshima Prefecture, KORASANA, (64): 1-41, Fukuoka.(In Japanese.)
Imasaka, S., 2001, The Coleoptera's fauna of Shimabara Peninsula, Nagasaki Prefecture, West Japan., Trans. Nagasaki Biol. Soc., (52): 56-73.(In Japanese.)
Imasaka, S., and M. Nishida, 2002, The Coleoptera's fauna of Mts. Taradake 2001, Saga no Konchu, (36): 389-480.(In Japanese.)
Kido, K., 1977, Enumeratio Coleopterorum Mt. Jyoyama II (Munakata-gun; Pref. Fukuoka), Kita-Kyushu-no-Konchu, 24(2): 51-60, Kita-kyushu.(In Japanese.)
Kido, K., and M. Oda, 1998, The Beetles of collected from Mt. Shiragadake, Uemura Vill., Kumamoto Prefecture, KORASANA, (66): 61-72, Fukuoka.(In Japanese.)
Kono, H., 1929, Die Lagriiden Japans (Col.), Ins. mats. 4 (1 & 2): 25-30.
Lewis, G., 1895, On the Cistelidae and other heteromerous species of Japan. Ann. Mag. nat. Hist., (6)15: 250-278.
Marseul, S. -A. de, 1876, Coleopteres du Japon recueillis par M. Georges Lewis II(1). Enumeration des Heteromeres avec la description des especes nouvelles II. Ann. Soc. ent. Fr., (5)6: 315-340.
Masumoto, K., 1987, A study of the Japanese Lagriidae. Ent. Rev. Japan, 42(suppl): 37-60.
Masumoto, K., 1988, A study of the Taiwanese Lagriidae. Ent. Rev. Japan, 43(1): 33-52.
Masumoto, K. and S. Saito, 1989, Lagriidae. In Hirashima, Y. et al. (eds.), A check list of Japanese Insects I: 418. (In Japanese.)
Nakane, T., 1963a,  A new or little known Coleoptera from Japan and its adjacent region. Lagriidae., Fragm. Coleopt., (7): 30.
Nakane, T., 1963b, Lagriidae. In Nakane, T. et al. (eds.), Icon. Ins. Japon. Col. nat. ed., 2: 232-235, pls. 117-118. Hokuryukan, Tokyo.(In Japanese.)
Nakane, T., 1994, Notes on some little-known beetles (Coleoptera) in Japan. 12. Kita-Kyushu-no-Konchu, 41(2): 81-86.
Nakane, T., 1997, Notes on some little-known beetles (Coleoptera) in Japan. 14. Kita-Kyushu-no-Konchu, 44(1): 1-6.
Saito, M., 1995, Notes on the Taiwanese species the genus Arthromacra (Coleoptera, Tenebrionidae). Elytra, Tokyo, 23(2): 177-185.
Sasaji, H., 1986, The Cucujoidea (Insecta: Coleoptera) collected by the Nagoya University scientific xpedition to Formosa in 1984. Mem. Fac. Educ. Fukui Univ., (36) part2: 1-14.
Takakura, Y., 1978, Lagriidae and Alleculidae of Fukuoka Prefecture (Coleoptera), Kita-kyushu- no-Konchu, 25(1): 44-46, Kita-kyushu.(In Japanese.)
Takakura, Y., 1984, The Insects of Mt. Kurodake (1), Niho-no-mushi, (12): 1-9, Ohita. (In Japanese.)
Yamawaki, Y., 1984, A list of Coleoptera on Mt. Kasagi (Iizuka City)(1)(1984), Kita-kyushu- no-Konchu, 31(3): 179-186, Kita-kyushu.(In Japanese.)

図版説明
図版I

1. アカガネハムシダマシの色彩変異

2. アカハムシダマシ

3. アマミアオハムシダマシの色彩変異

4. 台湾産アオハムシダマシ属の6種

5. 雲仙岳

6. 雲仙のアオハムシダマシ?

7. アカハムシダマシ×アカハムシダマシ

8. アカハムシダマシ×アオハムシダマシ?

9. 椎矢峠のアオハムシダマシ属4型

10.肩に稜があるアオハムシダマシ?

11.アカハムシダマシ

12.肩に稜がない大型のアオハムシダマシ?

13.10の♂交尾器

14.アカハムシダマシの♂交尾器

15.12の♂交尾器

16.タカハシアオハムシダマシ

17.タカハシアオハムシダマシの肩

18.タカハシアオハムシダマシの♂交尾器

19.ヤクアオハムシダマシ

20.ヤクアオハムシダマシの♂交尾器

図版II

1.原色昆虫大図鑑II甲虫編のアオハムシダマシ属の引用

2.原色日本甲虫図鑑IIIのアオハムシダマシ属の引用

図版III
Masumoto(1987)のシノニミック・リストの引用

図版IV
Masumoto(1987)によるタイプ標本と♂交尾器の引用

図版V

1.中根(1994)によるA. flavipesのホロタイプラベル

2.A. flavipesのホロタイプ♂背面

3.A. flavipesのホロタイプ♂交尾器背面

4.中根(1997)によるA. kyushuensisのホロタイプラベル

5.A. kyushuensisのホロタイプ♂背面

6.A. kyushuensisのホロタイプ♂交尾器背面

7.中根(1994)によるA. majusculaのホロタイプラベル

8.A. majusculaのホロタイプ♂側面

9.A. majusculaのホロタイプ♂背面

10.A. majusculaのホロタイプ♂交尾器背面

11.中根(1997)によるA. kinodaiのホロタイプラベル

12.A. kinodaiのホロタイプ♀背面

13.中根(1963)によるA. amamianaのホロタイプラベル

14.A. amamianaのホロタイプ♀背面

図版VI
Lewis(1895)による記載文と付図の引用

図版VII
Marsual(1876)による記載文の引用

図版VIII
Kono(1929)による総説と記載文の引用1

図版IX
Kono(1929)による総説と記載文の引用2

図版X

1.ニシアオハムシダマシA. kyushuensis熊本県矢部町椎矢峠産♂背面

2.同、♂腹面

3.同、♂の触角と肢

4.同、♀背面

5.同、♂交尾器背面

6.同、♂交尾器側面

7.同、♂腹節末端

8.同、♀腹節末端

9.A. aenea背面、Borchmann(1936)から引用

10.A. aenea背面、Masumoto(1987)から引用

図版XI

1.アマミアオハムシダマシ A. amamianaの♂交尾器、左:背面、中:先端部、右:側面、以下同様

2.オオダイアオハムシダマシ A. oodaigahara の♂交尾器

3.タカハシアオハムシダマシ A. takahashii の♂交尾器

4.キアシアオハムシダマシ A. flavipesの♂交尾器

5.ニシアオハムシダマシ A. kyushuensisの♂交尾器

6.アカガネハムシダマシ A. decora の♂交尾器

7.キイアオハムシダマシ A. narukawai の♂交尾器

8.ヤクアオハムシダマシ A. yakushimanaの♂交尾器

9.アカハムシダマシ A. sumptuosa の♂交尾器

図版XII

1.シコクオオアオハムシダマシ A. shiraishiiの♂交尾器、左:背面、中:先端部、右:側面、以下同様

2.オオアオハムシダマシ A. majusculaの♂交尾器

3.オキアオハムシダマシ A. okianaの♂交尾器

4.アオハムシダマシ A. viridissima の♂交尾器

5.ミヤマアオハムシダマシ A. kinodaiの♂交尾器

図版XIII

1.アマミアオハムシダマシ A. amamianaの触角と肢、本種以下すべて♂

2.オオダイアオハムシダマシ A. oodaigaharaの触角と肢

3.タカハシアオハムシダマシ A. takahashiiの触角と肢

4.キアシアオハムシダマシ A. flavipesの触角と肢

5.ニシアオハムシダマシ A. kyushuensisの触角と肢

6.アカガネハムシダマシ A. decoraの触角と肢

7.ヤクアオハムシダマシ A. yakushimana の触角と肢

8.キイアオハムシダマシ A. narukawaiの触角と肢

9.アカハムシダマシ A. sumptuosa の触角と肢

10.オオアオハムシダマシ A. majusculaの触角と肢

11.シコクオオアオハムシダマシ A. shiraishiiの触角と肢

12.オキアオハムシダマシ A. okiana の触角と肢

13.アオハムシダマシ A. viridissima表日本型(黄肢型)の触角と肢

14.アオハムシダマシ A. viridissima 裏日本型(黒肢型)の触角と肢

15.ミヤマアオハムシダマシ A. kinodai の触角と肢

図版XIV

1.アマミアオハムシダマシ A. amamiana奄美大島八津野産♂背面

2.同、奄美大島シノカワ産♀背面

3.同、奄美大島八津野産♂背面

4.同、沖縄本島与那覇岳産♂背面

5.同、久米島産♂背面

6.同、奄美大島八津野産♂交尾器、上:背面、下:側面

7.同、沖縄本島与那覇岳産♂交尾器、上:背面、下:側面

8.同、久米島産♂交尾器、上:背面、下:側面

9.同、奄美大島八津野産♀上翅

10.オオダイアオハムシダマシ A. oodaigahara奈良県大峰山系弥山産ホロタイプ♂背面

11.同、奈良県稲村ヶ岳産♀背面

12.同、稲村ヶ岳産♂交尾器、上:背面、下:側面

13.同、弥山産ホロタイプ♂交尾器、上:背面、下:側面

14.同、稲村ヶ岳産♀上翅

図版XV

1.タカハシアオハムシダマシ A. takahashii鳥取県伯耆大山産ホロタイプ♂背面

2.同、伯耆大山産♀背面

3.同、奈良県伯母子岳産♂背面

4.同、和歌山県十津川村安堵山産♀背面

5.同、長野県美ヶ原産♂背面

6.同、静岡県二軒小屋産♂背面

7.同、福島県檜枝岐村船岐林道産♂背面

8.同、奈良県伯母子岳産♀上翅

9.同、伯耆大山産ホロタイプ♂交尾器、上:背面、下:側面

10.同、伯母子岳産♂交尾器、上:背面、下:側面

11.同、奈良県弥山産♂交尾器、上:背面、下:側面

12.同、美ヶ原産♂交尾器、上:背面、下:側面

13.同、二軒小屋産♂交尾器、上:背面、下:側面

14.同、檜枝岐村船岐林道産♂交尾器、上:背面、下:側面

図版XVI

1.キアシアオハムシダマシ A. flavipes京都市大悲山産♂背面

2.同、京都市大悲山産♀背面

3.同、和歌山県太地町梶取崎産♀背面、赤銅色タイプ

4.同、広島県吉和村中津谷産♂背面、銅緑色タイプ

5.同、香川県琴南町川東産♂背面

6.同、琴南町川東産♀背面

7.同、広島県吉和村十方山林道産♂肩部

8.ニシアオハムシダマシ A. kyushuensis鹿児島県高山町甫与志岳産♀銅緑色タイプ、肢の暗色部なし

9.同、鹿児島県宮之城町紫尾山産♂背面

10.同、熊本県泉村白鳥山産♀背面

11.同、高知県大豊町梶ヶ森産♂背面

12.同、徳島県東祖谷山村祖谷山林道産♀背面

図版XVII

1.アカガネハムシダマシ A. decora京都市深泥が池産♂背面

2.同、長野県堀金村オオベッパラ産♀背面

3.同、和歌山県広川町霊巌寺産♀背面

4.同、岐阜県藤橋村Ohgidani産♀背面、黄肢型

5.同、滋賀県朽木村生杉産♂背面、腿節に緑色光沢

6.同、大分県飯田高原産♂背面

7.同、広川町霊巌寺産♀上翅

8.同、京都市深泥が池産♂交尾器、上:背面、下:側面

9.同、福井県和泉村Satsura-dani産♂交尾器、上:背面、下:側面

10.同、大分県飯田高原産♂交尾器、上:背面、下:側面

11.キイアオハムシダマシ A. narukawai三重県宮川村父が岳産ホロタイプ♂背面

12.同、三重県美杉村平倉産♀背面

13.同、三重県宮川村総門山産♂背面

14.同、宮川村父が岳産ホロタイプ♂交尾器、上:背面、下:側面

15.同、奈良県下北山村地蔵岳産♂交尾器、上:背面、下:側面

16.同、美杉村平倉産♂交尾器、上:背面、下:側面

図版XVIII

1.ヤクアオハムシダマシ A. yakushimana屋久島淀川小屋産ホロタイプ♂背面

2.同、淀川小屋産♀背面

3.同、淀川小屋産♂背面、赤銅色タイプ

4.同、屋久島モッチョム岳産♂交尾器、上:背面、下:側面

5.同、淀川小屋産ホロタイプ♂交尾器、上:背面、下:側面

6.アカハムシダマシ A. sumptuosa青森県むつ市屏風山産♂背面

7.同、群馬県沼田市Tamahara-Suwamo産♀背面

8.同、秋田県八幡平産♂背面

9.同、大分県九重黒岳産♂背面

10.同、五島列島中通島山王山産♂背面

11.同、中通島山王山産♂背面、higoniae type

12.同、鹿児島県紫尾山産♂背面、higoniae type

13.同、八幡平産♂交尾器、上:背面、下:側面

14.同、中通島山王山産♂交尾器、上:背面、下:側面

15.同、中通島山王山産higoniae type♂交尾器、上:背面、下:側面

図版XIX

1.シコクオオアオハムシダマシ A. shiraishiiホロタイプ愛媛県西条市瓶ヶ森産♂背面

2.同、瓶ヶ森産♀背面

3.同、瓶ヶ森産♀上翅

4.同、瓶ヶ森産ホロタイプ♂交尾器、上:背面、下:側面

5.同、愛媛県石鎚山産♂交尾器、上:背面、下:側面

6.同、瓶ヶ森産ホロタイプ♂触角先端部

7.オオアオハムシダマシ A. majuscula栃木県日光湯本産♂触角先端部

8.同、長野県木曽駒ヶ岳産♂触角先端部

9.同、木曽駒ヶ岳産♂背面

10.同、長野県木曽御嶽山産♀背面

11.同、木曽駒ヶ岳産赤銅色タイプ♀上翅

12.同、木曽駒ヶ岳産赤銅色タイプ♂交尾器、上:背面、下:側面

13.同、木曽駒ヶ岳産♂交尾器、上:背面、下:側面

14.同、日光湯本産♂交尾器、上:背面、下:側面

15.同、木曽駒ヶ岳産赤銅色タイプ♂背面

16.同、木曽駒ヶ岳産赤銅色タイプ♀背面

17.オオアオハムシダマシ?奈良県弥山産♀上翅

18.同、弥山産♀背面

図版XX

1.アオハムシダマシ A. viridissima東京都高尾山産表日本型♂背面

2.同、東京都奥多摩日原産表日本型♀背面

3.同、千葉県鴨川市北小町柚ノ木林道産表日本型♂背面

4.同、茨城県大子町西金久慈川河原産表日本型♂背面

5.同、岐阜県河合村天生峠産裏日本型♂背面

6.同、秋田県湯沢市上の袋産裏日本型♂背面

7.同、栃木県栗山村川俣産裏日本型♂背面

8.同、鹿児島県下甑島産表日本型♂背面

9.同、宮城県蔵王町神嶺林道産東北型♂背面

10.同、青森県大畑町宇曽利山湖産東北型♀背面

11.同、高尾山産♂交尾器、上:背面、下:側面

12.同、下甑島産産♂交尾器、上:背面、下:側面

13.同、栗山村川俣産♂交尾器、上:背面、下:側面

14.同、蔵王町神嶺林道産♂交尾器、上:背面、下:側面

15.同、熊本県矢部町椎矢峠産♂交尾器、上:背面、下:側面

16.同、京都府美山町芦生産♂交尾器背面

17.同、滋賀県朽木村♂交尾器背面

18.同、山梨県韮崎市御座石鉱泉産♂交尾器背面

19.同、静岡県富士市鈴谷産♂交尾器背面

20.同、鴨川市北小町柚ノ木林道産♂交尾器背面

21.同、大子町西金久慈川河原産♂交尾器背面

22.同、岐阜県白水村白水ダム産♂交尾器背面

23.同、新潟県妙高高原町笹ヶ峰産♂交尾器背面

24.同、長野県白馬村猿倉産♂交尾器背面

25.同、青森県むつ市毛無山産♂交尾器背面

図版XXI

1.オキアオハムシダマシ A. okiana島根県隠岐島後大久付近産ホロタイプ♂背面

2.同、隠岐島後西郷町下西玉若酢神社産♀背面

3.同、玉若酢神社産♂背面

4.同、隠岐島後大久付近産ホロタイプ♂交尾器、上:背面、下:側面

5.同、隠岐島後西郷町大満寺山南谷林道産♂交尾器、上:背面、下:側面

6.ミヤマアオハムシダマシ A. kinodai熊本県矢部町椎矢峠産♂背面

7.同、椎矢峠産♀背面

8.同、大分県九重黒岳産♀背面

9.同、熊本県泉村白鳥山産♂交尾器、上:背面、下:側面

10.同、広島県吉和村十方山林道産♂交尾器、上:背面、下:側面

11.同、奈良県伯母子岳産♂交尾器、上:背面、下:側面

12.同、十方山林道産♂背面

13.同、伯母子岳産♂背面

14.クロケブカハムシダマシM. robusticeps♂背面

15.同、♂交尾器背面

図版XXII

1.ツマアオハムシダマシ A. apicalisホロタイプラベル

2.同、ホロタイプ♂背面

3.同、ホロタイプ♂側面

4.カメガモリアオハムシダマシ A. sp.?♂背面

5.同、♀背面

6.長野県小谷村産アオハムシダマシの一種 A. sp.?♂背面

7.カメガモリアオハムシダマシ A. sp.?♂交尾器背面

8.同、♂交尾器側面

9.長野県小谷村産アオハムシダマシの一種 A. sp.?♂交尾器背面

10.同、♂交尾器側面

図版XXIII
日本産アオハムシダマシ属Arthromacraの分布概念図1
上から順に、キアシアオハムシダマシ A. flavipes、
ニシアオハムシダマシ A. kyushuensis、
ヤクアオハムシダマシ A. yakushimana、
アマミアオハムシダマシ A. amamiana

図版XXIV
日本産アオハムシダマシ属Arthromacraの分布概念図2
上から順に、キイアオハムシダマシ A. narukawai
オオダイアオハムシダマシ A. oodaigahara
アカガネハムシダマシ A. decora

図版XXV
日本産アオハムシダマシ属Arthromacraの分布概念図3
タカハシアオハムシダマシ A. takahashii

図版XXVI
日本産アオハムシダマシ属Arthromacraの分布概念図4
オオアオハムシダマシ A. majuscula
オキアオハムシダマシ A. okiana
シコクオオアオハムシダマシ A. shiraishii
アカハムシダマシ A. sumptuosa

図版XXVII
日本産アオハムシダマシ属Arthromacraの分布概念図5
アオハムシダマシ A. viridissima
ミヤマアオハムシダマシ A. kinodai

図版XXVIII
日本産アオハムシダマシ属Arthromacraの絵解き検索


前のページ
白水隆先生と甲虫と私
コンテンツのトップ 次のページ
日出生台で採集した甲虫類