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多良岳の甲虫相2001
−1987年〜2001年の追加と訂正−

今坂正一・西田光康

1987年に多良岳の甲虫リストを発表してから14年が経つ。その間、1991年までは、かろうじて多良岳の調査を続け、追加報告を発表したが、その後は身辺の状況や興味対象が変化し、すっかり、多良岳の山林に無沙汰をしてしまった。今坂は、最近、懸案の島原半島の甲虫リストを公表したが、その課程で、多良岳の記録を見直す必要に迫られた。文献をチェックしてみたところ、その後、100編以上の報文が発表されており、かなり多くの種が追加されていた。そのため、再び西田と共にそれらを整理し、改めて多良岳の甲虫相を概観してみたい。

前報「今坂正一・緒方健・西田光康(1987)多良岳の甲虫相, 佐賀の昆虫, (19): 176-260.」において、それまでの多良山系産甲虫類のまとめをおこない1469種を記録した。佐賀県側1042種、長崎県側1205種である。今回の報告は上記報文を基盤として、1987年〜2001年に追加及び訂正された種について述べたい。

なお、本報文の掲載について多大なお骨折りを頂いた本誌編集部の古川雅通氏、市場利哉氏、アリヅカムシ類の記録について懇切丁寧な指導を頂いた国立科学博物館の野村周平氏、常日頃多良山系の記録についてご教示いただいている長崎市の野田正美氏、青木良夫氏、山元宣征氏、佐賀県大和町の廣川典範氏に心より厚くお礼申し上げる。

I.1987年〜2001年に発表された多良山系の種を含む引用文献
その後に報告された多良山系に関する報文と、その内容についてレビューする。追加や訂正などは次章以下でまとめておいたので、各文献の内容を詳細に知る必要が無い場合は、本章は読み飛ばしていただいて結構である。この14年間にこれほど多数の文献が公表され、それぞれ多数の種とその新産地が報告されている。報文は、ほぼ雑誌ごとの発表順とし、和名が明記されているものについては、学名は省略し、今回まとめのリストで採用した和名に読み替えて掲載した。学名は次章(追加記録等のまとめ)や目録で明記した。なお、レビュー中、前報の記録から分布・学名等特に追加知見がない種については種名をそのまま載せ、前報以降の追加記録には種の頭に(追)印を、佐賀県側の追加記録は同様に(佐)印、長崎県側の追加記録は(長)印、和名や学名等の変更、あるいは再同定による種名の変更などの訂正をした種には(訂)印を付けた。なお、多良岳という表現は、山系全体(広義の場合)と主峰の山頂付近(狭義の場合)の両方に用いられるが、今回は、山頂とその周辺を多良岳(狭義に限定)、山系全体は多良山系(広義の場合)と区別して示した。狭義の多良岳(山頂)は佐賀県太良町に属し、今回の定義によると長崎県多良岳というのは、多良岳のピークに近い長崎県側の山林の意味と理解することになる。しかし、従来の長崎県多良岳という記録の多くは、多良山系長崎県側の意味と考えられるので、そのように記録した。ただ、著者の考えが明確でない場合、引用文献に記述されているとおりに引用した。

1.江島正郎(1968)長崎県鞘翅目目録,オルガナイザー(長崎北高校生物部誌),(2):21-58.
前報で引用したはずなのだが、一部抜けていたので、改めて引用する。多良山系長崎県側から記録されているのは以下の83種である。

(長崎県多良岳):ヤマトデオキノコムシ、オオキイロコガネ、クロアシナガコガネ、クロチャイロコガネ、オオスジコガネ、タケムラスジコガネ、シロオビナカボソタマムシ、タテジマカネコメツキ、コガタクシコメツキ、ヒラタクシコメツキ、ドウイロムクゲケシキスイ、(追)キイロセマルケシキスイ、(追)ヘリアカヒラタケシキスイ、(追)キイロチビヒラタケシキスイ、モンチビヒラタケシキスイ、クロヒラタケシキスイ、(追)ネアカカクケシキスイ、ツツオニケシキスイ、ヤマトネスイ、キボシテントウダマシ、マダラホソカタムシ、クビナガムシ、(長)アオカミキリモドキ、クロツヤバネクチキムシ(ツヤバネヒメクチキムシとして)、ニンフホソハナカミキリ、アオバホソハナカミキリ、エグリトラカミキリ、シロトラカミキリ、シラホシカミキリ、ヘリグロリンゴカミキリ、ヒメリンゴカミキリ、ワモンナガハムシ、ツバキコブハムシ、アオグロツヤハムシ、ケブカサルハムシ、ドロノキハムシ、フジハムシ、エノキハムシ、ウスモンオトシブミ、コブルリオトシブミ、ヒメケブカチョッキリ、マダラケブカチョッキリ、オビモンヒョウタンゾウムシ(アトモンヒョウタンゾウムシも本種に含めた)、シラクモゴボウゾウムシ(キュウシュウゴボウゾウムシとして)、マツキボシゾウムシ、(追)クワノキクイムシ、
(長崎県多良岳山頂):ヒゲコメツキ、メスアカキマダラコメツキ、(訂)ニシジョウカイボン(ジョウカイボンとして)、セボシジョウカイ、ヒメキンイロジョウカイ(キンイロジョウカイとして)、(訂)ソボムラサキジョウカイ北九州亜種(アオジョウカイとして)、(訂)ニシアオハムシダマシ(アオハムシダマシとして)、キバネニセハムシハナカミキリ、ピックニセハムシハナカミキリ、ホソハナカミキリ、チャイロヒメハナカミキリ、セスジヒメハナカミキリ、(訂)ヒミコヒメハナカミキリ西九州亜種(キベリクロヒメハナカミキリとして)、フタオビチビハナカミキリ(ヨツボシチビハナカミキリとして)、(追)ユリクビナガハムシ、アカクビナガハムシ、ファウストハマキチョッキリ、マルムネチョッキリ、
(高来町金泉寺):アオカナブン、アオグロナガタマムシ、ムナボソコメツキ、(追)キアシムナボソコメツキ、ヒメヒゲナガカミキリ、ハンノオオルリカミキリ、オトシブミ、ウスアカオトシブミ、
(大村市黒木〜高来町金泉寺):キスジトラカミキリ、
(大村市黒木):セマダラコガネ、アオマダラタマムシ、クロナガタマムシ、ムネマダラトラカミキリ、ニセリンゴカミキリ、
(高来町轟峡):ヒメトラハナムグリ、アカヒゲヒラタコメツキ、オオヨツスジハナカミキリ。

2.Naomi, S. (1983) Revision of the subtribe Xanthopygina (Col., Staphylinidae) of Japan II. Kontyu, 51(1): 47-55.
これも、前報で抜けていたもの。長崎県多良岳よりズマルハネカクシを記録。

3.Suzuki, K. (1986) Geographical distribution two color forms of Chrysolina aurichalcea (Mannerheim) (Col., Chrysomelidae). J. Coll. Lib. Arts. Toyama Univ. (Nat. Sci.), 19(1): 1-14.
ヨモギハムシの地域ごとの色彩2型の比率。佐賀県鹿島市浜町の記録。

4.今坂正一(1987)荒巻健二氏採集の九州産甲虫, KORASANA, 26(1): 17-25.
荒巻健二氏が九州各地で採集した甲虫類の記録。多良山系佐賀県側6種の記録を含む。

(鹿島市経ヶ岳):ニワハンミョウ、ニジゴミムシダマシ、ツヤヒサゴゴミムシダマシ、カオジロヒゲナガゾウムシ、エグリコブヒゲナガゾウムシ、
(太良町多良岳):マルヒサゴゴミムシダマシ、
(太良町中山):クロツヤハネカクシ、ツヤヒサゴゴミムシダマシ。

5.廣川典範(1987a)経ヶ岳のハイノキから羽化脱出したカミキリ3種, 佐賀むし通信, (106): 501.
佐賀県鹿島市経ヶ岳のハイノキから羽化脱出したカミキリ3種の記録。クロソンホソハナカミキリ、ジャコウホソハナカミキリ、ヘリウスハナカミキリ。

6.廣川典範(1987b)多良岳のカゴノキから羽化脱出したカミキリ2種, 佐賀むし通信, (106): 502.
佐賀県太良町多良岳のカゴノキから羽化脱出したカミキリ2種。ベーツヤサカミキリ、ヒゲナガヒメルリカミキリ。

7.廣川典範・森繁利(1987)トガリバホソコバネカミキリ佐賀県に産す, 月刊むし, (198): 41-42.
佐賀県鹿島市経ヶ岳の枯れた材より(追)トガリバホソコバネカミキリが羽化。

8.今坂正一・西田光康・緒方健(1987)1987年に採集した多良岳の甲虫, こがねむし, (48): 13-21.
多良岳の甲虫相(1987)の公表後の最初の追加記録。多良山系新記録種48種、佐賀県側新記録種48種、長崎県側新記録種3種、文献記録1種を記録した。

<佐賀県側>
(嬉野町吉田):(追)ツツジコブハムシ、(追)ツヤチビキカワムシ
(嬉野町岩屋川内):(追)ツヤヒメヒョウタンゴミムシ、(追)キアシルリミズギワゴミムシ、(追)ヒメツヤマルガタゴミムシ、(追)ツマアカマルハナノミダマシ、(追)キベリナガアシドロムシ、(追)ウスイロサルハムシ、(追)フタスジヒメハムシ、(佐)ホソセスジゲンゴロウ、(佐)アオバアリガタハネカクシ、(佐)クロオビツツハムシ、(佐)ヤナギルリハムシ、(佐)イチゴハムシ、
(塩田町および嬉野町唐泉山):(追)ジュウジチビシギゾウムシ、(佐)カタビロトゲトゲ、(佐)マツトビゾウムシ、(佐)カミヤチビシギゾウムシ、
(鹿島市浜町野畠):(佐)オオホソチビゴミムシ(本種の長崎県大村市狸ノ尾の記録はツヤホソチビゴミムシの同定間違いで削除)、(訂)カワグチミズギワゴミムシ(本種の記録は、記録後同定し直したところ、ヒョウゴミズギワゴミムシの同定誤りであった)、(追)キンナガゴミムシ、(追)コホソナガゴミムシ、(追)ムモンスジバネゴミムシ、(追)セマルガムシ、(追)マルヒラタガムシ、(追)コガムシ、(追)マルヒラタドロムシ原亜種(クシヒゲマルヒラタドロムシとして)、(追)ケシツブタマムシ、(追)キベリチビケシキスイ、(追)ナカグロミジンムシ、(追)ベダリアテントウ、(追)クロオビケシマキムシ、(追)カノコサビカミキリ、(追)キベリクビボソハムシ、(追)チャバネツヤハムシ、(追)アズキマメゾウムシ、(佐)ウスモンコミズギワゴミムシ、(佐)ケウスゴモクムシ、(佐)マダラゴモクムシ、(佐)イクビツヤゴモクムシ、(佐)キイロチビゴモクムシ、(佐)ナガマメゴモクムシ、(佐)キベリゴモクムシ、(佐)クロズホナシゴミムシ、(佐)スジミズアトキリゴミムシ、(佐)オオホソクビゴミムシ、(佐)チビゲンゴロウ、(佐)キバネケシガムシ、(佐)アオバアリガタハネカクシ、(佐)ヒメカンショコガネ、(佐)マダラチビコメツキ、(佐)クロカネコメツキ、(佐)ニセクチブトコメツキ、(佐)ヒメマルカツオブシムシ、(佐)モンチビヒラタケシキスイ、(佐)ホソキヒラタケシキスイ、(佐)クロツヤテントウ、(佐)カワムラヒメテントウ、(佐)クロヘリヒメテントウ、ナナホシテントウ、(佐)ホソニセクビボソムシ、キマダラカミキリ、(佐)イチゴハムシ、(佐)ニレハムシ、(佐)カタビロトゲトゲ、(佐)シロテンシギゾウムシ、(佐)イヌビワシギゾウムシ、(佐)アオバネサルゾウムシ、
(鹿島市祐徳稲荷神社):(追)クロホシタマクモゾウムシ、(佐)チビヒゲナガハナノミ、(佐)ナミガタチビタマムシ、(佐)ニセクチブトコメツキ、(佐)キイロニンフジョウカイ、(佐)クロノコムネキスイ、(佐)クロテントウ、(佐)イヌビワシギゾウムシ、
(鹿島市奥平谷):(追)シジミガムシ、(追)キアシクロヒメテントウ、(追)ツヤチビホソアリモドキ、(追)ヨコヤマヒゲナガカミキリ、(追)ガマズミトビハムシ、(佐)アオヘリアトキリゴミムシ、(佐)ムナグロナガカッコウムシ、(佐)クロヘリヒメテントウ、(佐)ベニモンアシナガヒメハナムシ、(佐)ツヤツツキノコムシ、(佐)マダラニセクビボソムシ、(佐)チャイロチョッキリ、
(鹿島市経ヶ岳):(追)トガリバホソコバネカミキリ、
(太良町中山):(追)フジチビヒラタエンマムシ、(追)クリイロタマキノコシバンムシ、
(太良町多良岳):(追)ルイスナカボソタマムシ、(追)ルイステントウ、(追)チャイロズマルヒメハナムシ、(佐)ワモンマルケシキスイ、アカボシテントウ。

<長崎県側>
(大村市黒木):(追)オオベニホソヒラタコメツキ、
(大村市狸ノ尾):(追)ツヤホソチビゴミムシ、(長)ジュンサイハムシ、
(高来町轟の滝):(追)ツユキクロホソジョウカイ(クロホソジョウカイの近似種として)、(長)ハイイロトゲトゲゾウムシ、
(高来町いこいの村):(追)オグラヒラタゴミムシ、(追)ムネミゾチビゴモクムシ、(追)オオトックリゴミムシ、(追)キベリクロヒメゲンゴロウ、
(諫早市五家原岳):(追)ハバビロハネカクシ、(追)チャイロケブカテントウダマシ、(追)ヒメキマワリ、(追)キアシホソチョッキリ、(長)イケザキアシブトゾウムシ。

9.西田光康(1988a)甲虫分布資料, 佐賀の昆虫, (21): 17-20.
佐賀県側の山地で5種が記録された。ルリヒラタゴミムシ(鹿島市平谷)、オオヨツアナアトキリゴミムシ(鹿島市平谷1984.9月)、ドウガネヒラタコメツキ(鹿島市経ヶ岳)、アカコメツキ(太良町多良岳)、ミドリヒメコメツキ(鹿島市平谷)。

10.西田光康(1988b)ベニバハナカミキリの記録, 佐賀の昆虫, (21): 20.
佐賀県鹿島市大字常広 神明宮の1988.6月の記録:ベニバハナカミキリ(2exs.)、オオクロクシコメツキ(4exs.)、ユミアシゴミムシダマシ(1ex.)、キマワリ(1ex.)、クロツヤキマワリ(1ex.)、キスジトラカミキリ(1ex.)、ホシベニカミキリ(1♀)。

11.高倉康男(1988a)多良山系のニセクロマルケシキスイ, 佐賀の昆虫, (21): 21.
長崎県大村市狸ノ尾と諫早市五家原岳の(追)ニセクロマルケシキスイの記録。

12.高倉康男(1988b)多良山系のSilvanoprusの記録, 佐賀の昆虫, (21): 21.
長崎県大村市狸ノ尾の(追)Silvanoprus fagi (Guerin-Meneville) (ホソヒラタムシ科)の記録。

13.高倉康男(1988c)多良山系のチュウジョウエグリツツキノコムシの記録, 佐賀の昆虫, (21): 21.
長崎県大村市狸ノ尾の(追)チュウジョウエグリツツキノコムシの記録。

14.西田光康・今坂正一(1988)1988年に採集した多良岳の甲虫, こがねむし, (49): 1-9.
多良山系の二番目の追加記録。多良山系新記録種54種、佐賀県新記録種32種、長崎県新記録種7種などを記録した。

<佐賀県側>
(嬉野町下宿):(追)コヒメヒョウタンゴミムシ、(追)トックリナガゴミムシ、(追)ヒメホソナガゴミムシ、オオアオモリヒラタゴミムシ、(追)ムネアカマメゴモクムシ、(追)キイロコガシラミズムシ、コシマゲンゴロウ、モンキマメゲンゴロウ、(佐)ホソセスジゲンゴロウ、(追)チビコエンマコガネ、ミツノエンマコガネ、(追)ホソケシマグソコガネ、(追)トビイロマルハナノミ、(追)タテスジナガドロムシ、(佐)キスジミゾドロムシ、(追)クリタマムシ、セマダラナガシンクイ、(追)マツザイシバンムシ、(追)シロオビカッコウムシ、(追)アカアシホシカムシ、(追)トビイロデオネスイ、(追)カドコブホソヒラタムシ、(追)ヒラムネヒメマキムシ、(追)コゴメゴミムシダマシ、(追)コクヌストモドキ、ヨツボシカミキリ、(追)セアカクビボソハムシ、(追)サンゴジュハムシ、(訂)ムネミゾマルゴミムシ、(佐)ヒメツヤヒラタゴミムシ、(佐)コクロシデムシ、(佐)ヒメカミナリハムシ、
(嬉野町大野原):(追)クロミジンムシダマシ、
(塩田町および嬉野町唐泉山):(追)トックリナガゴミムシ、(追)マグソガムシ、(追)クロツブエンマムシ、(追)エンマムシ、(追)ハコネエンマムシ、(追)オバケデオネスイ、(追)キボシヒラタケシキスイ、(佐)マルキマダラケシキスイ、(追)フタオビツヤゴミムシダマシ、(佐)カワチマルクビゴミムシ、(佐)ウスオビコミズギワゴミムシ、(訂)ムネミゾマルゴミムシ、(佐)マルガタツヤヒラタゴミムシ、(佐)ゴミムシ、キベリチビゴモクムシ、(佐)コケシジョウカイモドキ、(佐)ヒトミヒメサルハムシ(ヒトミサルハムシとして)、(佐)クワノミハムシ、(佐)ヒサゴトビハムシ、(佐)ヒメドウガネトビハムシ、
(鹿島市北鹿島):(追)ハマベミズギワゴミムシ、(追)キアシヌレチゴミムシ、(追)フチトリケシガムシ、ウスモンケシガムシ、(追)ムネアカチビホシカムシ、(佐)カメノコハムシ、オオハネカクシ、
(鹿島市浜町野畠):(追)コクロヒメゴモクムシ、(追)ニセセマルヒョウホンムシ、(追)オシマヒメテントウ、
(鹿島市高津原):(追)コハンミョウ、ウスチャコガネ、
(鹿島市矢答):(追)ムネミゾヒメツツハムシ、
(鹿島市奥平谷):(追)シイサルハムシ、(訂)モンキアシナガハムシ(ヨツモンアシナガハムシとして)、(佐)ウスイロウリハムシ、
(太良町中山):(追)ムラサキツヤハナムグリ、(追)クロダンダラカッコウムシ、(追)ヒトツノツツキノコムシ、(追)キボシハナノミ、(佐)チビゴミムシの一種、(佐)ニセケゴモクムシ、(佐)ヘリハネムシ、(佐)キアシチビツツハムシ、(佐)ツバキコブハムシ、(佐)テントウノミハムシ、(訂)ヤツボシヒゲナガゾウムシ(ヤツボシカギバラヒゲナガゾウムシとして)、タキグチモモブトホソカミキリ、
(太良町多良岳):(佐)オオダイセマダラコガネ、(佐)クロナガキマワリ、(佐)マルモンサビカミキリ、(佐)アオグロツヤハムシ、(佐)ルリホソチョッキリ、(佐)セアカチョッキリ、(佐)クロチャイロコガネ。

<長崎県側>
(高来町小江):(追)タテジマカミキリ、(追)エンドウマメゾウムシ、(長)カッコウメダカカミキリ、(追)ジュウジチビシギゾウムシ、
(高来町小江林道):(追)マエキミジンムシ、(追)チビカミナリハムシ、ツツオニケシキスイ、ヤマトネスイ、
(高来町砥石川林道):(追)ミヤマメダカゴミムシ、(追)コバネナガハネカクシ、(追)クロチビハナケシキスイ、(追)ベニモンムクゲキスイ、(追)カグヤヒメテントウ、(追)コチビキカワムシ、(長)オオオバボタル、(追)チャイロズマルヒメハナムシ、(長)カッコウメダカカミキリ、(長)キンケトラカミキリ、
(諫早市および高来町五家原岳):(追)コブマルクチカクシゾウムシ、(長)ヒメジョウカイモドキ、(長)アカコブコブゾウムシ、チョウセンベッコウヒラタシデムシ日本亜種。

15.Kasahara, S. & N. Ohtani (1988) Two new Pterostichus (Col., Carabidae) from the Island of Kyushu, Sothwest, Japan. Kontyu, (1): 52-61.
(訂)イマサカナガゴミムシ(今坂正一・緒方健・西田光康 1987でPterostichus sp. 1として記録した種:佐賀県鹿島市経ヶ岳、太良町中山、同太良町多良岳、長崎県大村市黒木、同高来町金泉寺、同諫早市五家原岳)と(訂)タラダケナガゴミムシ(同じくPterostichus sp. 2として記録した種:佐賀県太良町中山、同太良町多良岳、長崎県高来町金泉寺、同諫早市五家原岳)の新種記載。

16.Nomura, S.(1988) A revision of the subtribe Acetaliini (Col., Pselaphidae) from Japan part 1. Kontyu, 56(2): 251-260.
日本産ハラフトアリヅカムシ亜族のAcetalius属(2種)とPhiloscotus属(9種)の再検討。多良山系佐賀県側の2種の記録(いずれもパラタイプ)を含む。(訂)クチボソオチバアリヅカムシ(太良町多良岳:ナガオチバアリヅカムシの近似種Philoscotus sp.を新種記載したもの)、(追)ヒメオチバアリヅカムシ(鹿島市経ヶ岳)。

17.今坂正一(1989a)長崎県の甲虫相−分化線から見た甲虫相−, 長崎県の生物, : 177-184.
長崎県に分布する甲虫類の分布論。表や分布図などで、多良山系長崎県側に分布する種について言及する。

(多良山系長崎県側):ヒメキンイロジョウカイ、ツヤヒサゴゴミムシダマシ、マルヒサゴゴミムシダマシ、(訂)イマサカナガゴミムシ、(訂)タラダケナガゴミムシ、(訂)リョウコジョウカイ、(訂)ソボムラサキジョウカイ北九州亜種(ソボムラサキジョウカイとして)、オオサビコメツキ、(訂)タラオオズナガゴミムシ(仮称)(ヒコサンオオズナガゴミムシとして)、ルリクワガタ雲仙亜種。

18.野村周平(1989)長崎県のアリヅカムシ科, 長崎県の生物, : 185-188.
長崎県産アリヅカムシ科の最初の総説で、表形式で県内から87種を学名のみで記録。このうち、多良山系から未記載種を含めて、以下の36種を記録。

(長崎県多良岳):シュモクアリヅカムシ、(追)Pseudoplectus sp. 1 (Pseudoplectus? sp. 2 として)、ハラフトアリヅカムシ、(訂)クチボソオチバアリヅカムシ、(追)ヒメオチバアリヅカムシ(Pseudozibus longicollis として)、(追)ホソヒメアリヅカムシ、(追)ナガスネアリヅカムシ、ハケスネアリヅカムシ(学名のみ)、(訂)キュウシュウハラクボアリヅカムシ(Batriscenellus japonicusとして) 、タマヒゲアリヅカムシ(学名のみ) 、フサヒゲアリヅカムシ、(追)シリトゲアリヅカムシ(Batrisoplisus ? sp.1、およびBatrisoplisus ? sp.2として)、Batrisoschema sp.、(訂)Batristilbus sp. 1、(追)Petaloscapus sp. 1、(追) Petaloscapus sp. 2、ダイコクアリヅカムシ、ナミエンマアリヅカムシ、(追)ナガオノヒゲアリヅカムシ(学名のみ)、(追)ヤマトオノヒゲアリヅカムシ(学名のみ)、(訂)ミフシオノヒゲアリヅカムシ(学名のみ)、(訂)Bryaxis sp. 2 (及びBryaxis affinis として) 、(追) サイカイヒサゴアリヅカムシ(Batrisiella? sp.として)、(訂)マメアリヅカムシ(マメダルマアリヅカムシとして)、(追)Morana sp.、(追)ウンゼンオオズアリヅカムシ、Takaorites sp. 1 (Takaorites spとして)、マルムネアリヅカムシ(及びガロアマルムネアリヅカムシとして) 、(追)タラダケヒゲナガアリヅカムシ(Dicentrius debilisとして)、(追)Labomimus sp. 1 (Labomimus shibataiとして)、(長)ヤマオオトゲアリヅカムシ、Tyrus sp. 1 (Tyrus japonicusとして) 、(訂)コヤマトヒゲブトアリヅカムシ西日本亜種(コヤマトヒゲブトアリヅカムシとして)。

19.田中清・内野俊哉(1989)長崎県のホタル科, 長崎県の生物, : 189-194..
長崎県内のホタル科の総説で10種を記録。多良山系としては、カタアカホタルモドキ(諫早市五家原岳)、オバボタル(諫早市土師野尾、五家原岳)、オオオバボタル(佐賀県側)、オオマドボタル(大村市、諫早市目代)を記録し、ヘイケボタルとゲンジボタルについては、長崎県側の確認記録が地図上にポイントしてある(産地名はない)。

20.今坂正一(1989b)チビジョウカイ亜科の交尾形について, 月刊むし, (222) : 16-17.
チビジョウカイ亜科のMalthodes属とMalthinus属で交尾形が上下逆になることを報告。長崎県高来町轟の滝産のヒコサンチビジョウカイ(シマバラチビジョウカイ Malthodes sp. 1の同定間違い)とクロスジツマキジョウカイを記録。

21.今坂正一・西田光康(1989)1989年に採集した多良岳の甲虫, こがねむし, (50): 1-14.
多良山系の例年の追加記録。多良山系新記録種54種、佐賀県側新記録種12種、長崎県側新記録種9種、文献記録22種などを記録した。

<佐賀県側>
(嬉野町下宿):(追)ヒラタキクイムシ、(佐)オオクロコガネ、(佐)サクラコガネ、
(塩田町および嬉野町唐泉山):(佐)アカアシマルガタゴモクムシ、(佐)マルキマダラケシキスイ、
(鹿島市北鹿島):(追)オオヒラタアトキリゴミムシ、(追)ヒメヒラタシデムシ、(追)オニヒラタシデムシ、(追)ツヤマルムネアリヅカムシ(学名のみの記録)、(追)ケアカカツオブシムシ、(追)ハイイロカミキリモドキ、(佐)マルキマダラケシキスイ、
(鹿島市浜町野畠):(佐)クロオビコミズギワゴミムシ、(佐)ヨツモンコミズギワゴミムシ、(佐)ヒメケゴモクムシ、(佐)カラカネゴモクムシ、(佐)ツマアカヒメテントウ、
(鹿島市祐徳稲荷神社):(佐)キイロテントウダマシ、
(太良町中山):(佐)ツキワマルケシキスイ、(佐)デバヒラタムシ、(追)トガリバホソコバネカミキリ、
(鹿島市柿原〜経ヶ岳平谷):(追)キイロチビコクヌストモドキ。

<長崎県側>
(大村市狸ノ尾):(追)マルクビツチハンミョウ、(追)ニセクロマルケシキスイ、(追)ホソヒラタムシの1種Silvanoprus fagi (Guerin-Menevile)、(追)チュウジョウエグリツツキノコムシ、
(小長井町長戸海岸):(追)ウミベアカバハネカクシ、(追)ウスチャデオキスイ、(追)ムクゲミジンムシ、(追)セスジヒメテントウ、(追)フタオビヒメコキノコムシ、(追)チャイロコキノコムシ、(追)ケオビアリモドキ、(追)セスジクビボソハムシ、(追)キスジノミハムシ、(追)ルリナガスネトビハムシ、(追)ナスナガスネトビハムシ、(追)マダラヒメゾウムシ、(追)クロオビケシマキムシ、
(小長井町田原溜池):(追)ヒメヒョウタンゴミムシ、(追)ブロンズクビナガゴミムシ(チャバネクビナガゴミムシとして)、(追)セスジヒメテントウ、
(高来町金泉寺):(追)テントウミジンムシ、(追)モリモトタマノミハムシ、(追)ムネアカタマノミハムシ(ボタンヅルタマノミハムシとして)、(追)トゲアシトビハムシ、(追)セスジクビボソトビハムシ(セスジクビボソハムシ Pseudoliprus suturalisとして)、(追)アルファルファタコゾウムシ、(長)ネアカクロベニボタル、
(高来町湯江):(追)ツマグロマルハナノミ、(追)ヤマトヒメメダカカッコウムシ、(追)セスジヒメテントウ、(追)ヤマトヒメテントウ、(追)ババヒメテントウ、(追)アルファルファタコゾウムシ、(追)マダラヒメゾウムシ、(追)クロオビケシマキムシ、
(高来町轟の滝):(追)タラクビボソジョウカイ(シコククビボソジョウカイ新亜種?として)、(追)カタベニケブカテントウダマシ、(追)チャイロヒゲボソコキノコムシ、(追)ヒサゴホソカタムシ、(追)フタモンヒメナガクチキムシ、イクビツヤゴモクムシ、(長)マルヒメゴモクムシ、タテジマカネコメツキ、(長)ツマグロチビオオキノコムシ、
(高来町いこいの村):(追)キイロマルコミズギワゴミムシ、(追)アトモンミズギワゴミムシ、(追)クロオビケシマキムシ、
(諫早市および高来町五家原岳):(追)キノコヒゲナガゾウムシ、(長)エゾヒメゾウムシ、(追)ニセクロマルケシキスイ、
(諫早市白木峰):(追)アラハダドウナガハネカクシ、(追)クロヒメツツハムシ、(追)ジュウシホシツツハムシ、(追)ハギツツハムシ、(追)ウスイロサルハムシ、ヒトミヒメサルハムシ、(追)チビイクビチョッキリ、(追)チビアオゾウムシ、(追)タマキスイムシの1種 Cybocephalus sp.、(追)マメヒラタケシキスイ、(追)チャイロミジンムシ、(追)カタベニケブカテントウダマシ、(追)クリサキテントウ、(追)キスジノミハムシ、(追)アルファルファタコゾウムシ、(追)クロキボシゾウムシ、(追)クロミジンムシダマシ、(追)クロオビケシマキムシ、
(諫早市長田):(追)キイロナカミゾコメツキダマシ、(追)ヒメフタトゲホソヒラタムシ、(追)セスジヒメテントウ、(追)アルファルファタコゾウムシ、(追)カノコサビカミキリ、(長)ヒゲナガホソクチゾウムシ、
(長崎県多良岳):文献からの追加種として、総てアリヅカムシ:(追)Pseudoplectus sp. 1(Pseudoplectus? sp.2として) 、(追)ホソヒメアリヅカムシ(Pseudozibus longicollis として)、(追)ヒメオチバアリヅカムシ(学名のみ記録)、(追) Petaloscapus sp.1、(追)Petaloscapus sp.2、(追)ナガスネアリヅカムシ(学名のみ記録)、(追) サイカイヒサゴアリヅカムシ(Batrisiella? sp.として)、(訂)キュウシュウハラクボアリヅカムシ(Batriscenellus japonicusとして) 、(追)シリトゲアリヅカムシ(Batrisoplisus ? sp.1、およびBatrisoplisus ? sp.2として)、(追)ナガオノヒゲアリヅカムシ(学名のみ)、(追)ヤマトオノヒゲアリヅカムシ(学名のみ)、(長) Bryaxis sp.2 、(追)Pselaphus sp. 1 (Pselaphus lewisi として。後で、佐賀県側多良山系の記録に訂正)、(追)タラダケヒゲナガアリヅカムシ(Dicentrius debilisとして)、(追) Labomimus sp. 1 (Labomimus shibataiとして)、(追)Morana sp.、(追)ウンゼンオオズアリヅカムシ(学名のみ記録)、(訂)ミフシオノヒゲアリヅカムシ(学名のみ)、(長)ヤマオオトゲアリヅカムシ(ヤマトオオトゲアリヅカムシとして)。

<多良山系産の訂正>
◎クロニンフジョウカイ→(訂)クロニンフジョウカイ九州亜種 ssp. hayato Nakane。
◎ホソニンフジョウカイ Podabrus sp. 21→(訂)(和名同じ)Podabrus fragilis Nakane et Makino。
◎チビニンフジョウカイ Podabrus sp. 17→(訂)(和名同じ)Podabrus neglectus Nakane。
◎Malthodes sp. 1→ヒコサンチビジョウカイMalthodes hikosanus Takakura(と訂正したが→正確には(訂)タラチビジョウカイMalthodes sp. 1)。
◎Malthodes sp. 3→(訂)ウスキチビジョウカイMalthodes simplipygus Wittmer。
◎メツブテントウ Sticholotis substriata Crotch→(訂)タラメツブテントウ Sticholotis sp.(大村市黒木、高来町轟の滝)。

22.田中清・野田正美(1989)多良山系のトラフカミキリ, こがねむし, (50): 28.
長崎県諫早市(目代、片木)の記録。大村市葛城の記録も引用。

23.野田正美・田中清(1989)多良山系のシラホシハナムグリとアカマダラコガネ,こがねむし, (50): 61.
(追)シラホシハナムグリとアカマダラコガネ、共に、長崎県諫早市目代の記録。アカマダラコガネは五家原岳山頂の記録も引用。

24.廣川典範(1989a)竹崎島で採集したカミキリ3種, 佐賀むし通信, (115): 547.
佐賀県太良町竹崎での採集記録。オオシロカミキリ、ヨツスジトラカミキリ、テツイロヒメカミキリ。

25.廣川典範(1989b)飼育下におけるトガリバホソコバネカミキリの羽化脱出状況, 佐賀むし通信, (115): 547.
佐賀・大分・熊本各県における枯れ材よりの(追)トガリバホソコバネカミキリの羽化脱出記録。鹿島市経ヶ岳のハイノキからの羽化例を含む。

26.西田光康(1989)ベニバハナカミキリの消長, 佐賀むし通信, (121): 573.
(佐賀県鹿島市大字常広 神明宮の1989.5〜6月の記録):ベニバハナカミキリ(1♂10♀)。

27.野村周平(1990)長崎県のアリヅカムシ, こがねむし, (51): 55-64.
長崎県産アリヅカムシ科の第二回総説で、県内から89種を記録。このうち、多良岳地域から未記載種を含めて、以下の36種を記録。

(大村市黒木):シュモクアリヅカムシ、ハラフトアリヅカムシ、(訂)Batristilbus sp. 1 (Batristilbus sp.として)、ハケスネアリヅカムシ(学名のみ)、(訂)マメアリヅカムシ(マメダルマアリヅカムシとして)、ナミエンマアリヅカムシ、
(大村市狸ノ尾):ハラフトアリヅカムシ、(訂)クチボソオチバアリヅカムシ、
(高来町轟峡):(追)Pseudoplectus sp. 1 (Piliopsis sp. 2として) 、(追)ホソヒメアリヅカムシ、(追)ヒメオチバアリヅカムシ、(追) Petaloscapus sp. 1、(追)Petaloscapus sp. 2、(追)サイカイヒサゴアリヅカムシ(Arthromelodes sp.として)、(追)ナガスネアリヅカムシ、(追)シリトゲアリヅカムシ(Batrisoplisus sp.1として)、(訂)マメアリヅカムシ(マメダルマアリヅカムシとして)、(追)ウンゼンオオズアリヅカムシ(学名のみ)、(追)Takaorites sp. 2、(追)Takaorites sp. 1 (Takaorites sp. 4として) 、マルムネアリヅカムシ(及びガロアマルムネアリヅカムシとして)、ナミエンマアリヅカムシ、(訂)ミフシオノヒゲアリヅカムシ(学名のみ)、(追)ナガオノヒゲアリヅカムシ(学名のみ)、(追) ヤマトオノヒゲアリヅカムシ(Bryaxis sp. 2として)、(追)Bryaxis sp. 5 、(追) Labomimus sp. 1 (Labomimus shibataiとして)、(長)ヤマオオトゲアリヅカムシ、(高来町轟の滝):ハケスネアリヅカムシ(学名のみ)、フサヒゲアリヅカムシ、(諫早市五家原岳):Batrisoschema sp.、タマヒゲアリヅカムシ(学名のみ)、(訂)キュウシュウハラクボアリヅカムシ(Batriscenellus japonicusとして) 、マルムネアリヅカムシ、ダイコクアリヅカムシ、Tyrus sp. 1 (Tyrus japonicusとして)、(訂)コヤマトヒゲブトアリヅカムシ西日本亜種(コヤマトヒゲブトアリヅカムシとして)。

なお、高来町轟峡からDicentrius debilisとして記録した種は雌のため同定不能という(野村2002年私信による)。

<訂正>
◎野村(1989)によるPseudoplectus? sp. 2 (高来町轟峡)→Piliopsis sp. 2に変更(後にPseudoplectus sp. 1に再変更)。
◎野村(1989)によるBatrisiella ? sp. (高来町轟峡)→Arthromelodes sp.に変更(後日サイカイヒサゴアリヅカムシArthromelodes saikaiensisを記載)。◎野村(1989)によるBatrisoplisus ? sp.1とBatrisoplisus ? sp.2は同種の雌雄→Batrisoplisus sp.1 (後日シリトゲアリヅカムシBatrisoplisus uroceratus uroceratus Nomuraを記載)
◎今坂(1982)によるTakaorites sp.は、Takaorites sp.2 かTakaorites sp.4に相当する→後にTakaorites sp. 1に変更。

<佐賀県側 >
(佐賀県多良岳):(追)ヤマトキカワアリヅカムシ、(追)Pselaphus sp. 1 (Pselaphus lewisiとして) 、(佐) Tyrus sp. 1 (Tyrus japonicusとして) 。
28.高倉康男(1990)長崎県産甲虫10種の記録, こがねむし, (51): 73-74.
(追)カクアシヒラタケシキスイ(長崎県諫早市五家原岳)の記録。

29.西田光康(1990)ベニバハナカミキリの消長(II), 佐賀の昆虫, (24): 217.
(佐賀県鹿島市大字常広 神明宮の1990.5〜6月の記録):ベニバハナカミキリ(10♂12♀)。

30.今坂正一・西田光康(1991)1990年に採集した多良岳の甲虫, こがねむし, (52): 6-13.
多良山系の例年の追加記録。多良山系新記録種18種、佐賀県側新記録種7種、長崎県側新記録種 13種、文献記録13種、訂正4種などを記録した。

<佐賀県側>
(嬉野町下宿):(追)チャイロコキノコムシ、(追)セスジヒメテントウ、
(嬉野町大野原):(追)ルリナガツツハムシ、(佐)セアカオサムシ、(追)ジュウシホシツツハムシ、
(塩田町および嬉野町唐泉山):(追)オオミズスマシ、(追)タマガムシ、(追)セマルハバビロハネカクシ、
(鹿島市北鹿島):(追)タマガムシ、(追)イモサルハムシ、
(鹿島市浜町野畠):(追)ヒメチャイロコメツキダマシ、(追)ヨツモンチビカツオブシムシ、(追)ケジロヒョウホンムシ、(佐)バイゼヒメテントウ、
(鹿島市高津原):(追)タマガムシ、
(鹿島市飯田):(追)ムネアカチビケシキスイ、
(鹿島市奥平谷):(追)コブアラゲサルハムシ、
(太良町中山):(追)クロニセリンゴカミキリ、(佐)ガロアミズギワゴミムシ、
(太良町竹崎):(佐)オオタツマアカヒメテントウ、
(佐賀県多良岳):(追)ヤマトキカワアリヅカムシ。

<長崎県側>
(大村市狸ノ尾):(追)フタモンカサハラハムシ、(追)チビカサハラハムシ、(追)ヤクカサハラハムシ(学名のみの記録)、(追)クシバアラゲサルハムシ(学名のみの記録)、(追)アラゲサルハムシ(学名のみの記録)、
(小長井町長戸海岸):(追)ヨツモンチビカツオブシムシ、(追)アリアケホソヒメアリモドキ(アリアケアリモドキ Anthicus sp.として)、(追)スイバトビハムシ、(追)トゲアシヒメゾウムシ、(訂)ヒラタクワガタ、(訂)コクワガタ、(追)コホソナガゴミムシ、(追)フタスジヒメハムシ、(追)アズキマメゾウムシ、
(高来町湯江):(追)マルヒラタドロムシ原亜種、(追)イモサルハムシ、(長)マスダチビヒラタドロムシ、チビヒゲナガハナノミ、(長)ココクゾウムシ、(高来町轟の滝):(追)チャイロヒゲブトコメツキ、(追)ルイスコトビハムシ、(長)サビノコギリゾウムシ、
(高来町轟峡):総てアリヅカムシ:(追)Takaorites sp. 2 、(追)Takaorites sp. 1 (Takaorites sp. 4として) 、(追)マルムネアリヅカムシ(Triomicrus galloisiとして)、(追)Bryaxis sp. 5、
(諫早市五家原岳):(追)カクアシヒラタケシキスイ、
(諫早市白木峰):(追)チャバネクシコメツキ、(追)ミツヒダアリモドキ、(追)ダイコンサルゾウムシ、(長)キベリチビゴモクムシ、(長)フトツツハネカクシ、(長)アカマダラセンチコガネ、(長)キイロゲンセイ、
(諫早市目代):(追)シラホシハナムグリ、
(諫早市長田):(追)イモサルハムシ、(追)スイバトビハムシ、(追)クリタマムシ。

<多良山系産の訂正>
◎ミヤマオオハナムグリ(大村市黒木)→(追)ムラサキツヤハナムグリ(大村市黒木)。
◎クシヒゲマルヒラタドロムシ(鹿島市浜町野畠)→(追)マルヒラタドロムシ原亜種(鹿島市浜町野畠)。
◎ミツメニンフジョウカイ Podabrus sp. 51→(訂)(和名同じ)Podabrus nakaoi Nakane(鹿島市奥平谷、大村市黒木)。
◎Isono(1990)に従って、チビカサハラハムシ、カサハラハムシの従来の記録は数種の混同の可能性があるので、一応抹消する。結果的に、チビカサハラハムシは再度記録されたが、カサハラハムシは記録されていない。
◎今坂(1982)によるTakaorites sp.は、Takaorites sp.2 かTakaorites sp.4に相当する→後にTakaorites sp. 1に変更。
◎今坂正一・緒方健・西田光康(1987)によるナガオチバアリヅカムシの近似種→(訂)クチボソオチバアリヅカムシ(鹿島市奥平谷、大村市狸ノ尾)。
◎野村(1989)による長崎県側のアリヅカムシ科の記録の内Pseudoplectus? sp. 2→(追)Piliopsis sp. 2 (高来町轟峡)→後にPseudoplectus sp. 1に再変更。
◎同じくBatrisoplisus ? sp. 1、Batrisoplisus ? sp. 2は同種の雌雄→Batrisoplisus sp. 1(高来町轟峡)、Batrisoplisus ? sp.2は削除→後日シリトゲアリヅカムシBatrisoplisus uroceratus uroceratus Nomuraを記載。
◎同じく(追)Pselaphus sp. 1 (Pselaphus lewisi) の記録を長崎県側→佐賀県側に変更。
◎同じく(佐)Tyrus sp. 1 (Tyrus japonicus)に佐賀県側の記録を追加。

31.今坂正一(1991a)ヤツボシハナカミキリとツマグロハナカミキリは別種ではない, 月刊むし, (247) : 12-18.
ヤツボシハナカミキリ(長崎県多良岳)。

32.今坂正一(1991b)日本産シロテンハナムグリ属について(1)−謎のタラダケハナムグリ−, 月刊むし, (248) : 4-8.
(追)ムラサキツヤハナムグリ(シラホシハナムグリあるいは謎のタラダケハナムグリとして:佐賀県太良町中山)。

33.今坂正一(1991c)日本産シロテンハナムグリ属について(2)−ムラサキツヤハナムグリとミヤマオオハナムグリ−, 月刊むし, (249) : 13.
多良山系の2種の記録を整理。(追)ムラサキツヤハナムグリ(佐賀県太良町中山、長崎県大村市黒木)、ミヤマオオハナムグリ(長崎県諫早市五家原岳)。

34.溝上誠司(1991)佐賀県で採集した水生甲虫, 佐賀の昆虫, (25): 253-260.
佐賀県で採集したコガシラミズムシ科(4種)、コツブゲンゴロウ科(1種)、ゲンゴロウ科(20種)の記録と、既知記録のまとめ。多良山系採集記録として鹿島市奥山産の(佐)サワダマメゲンゴロウ、マメゲンゴロウ、コシマゲンゴロウを記録し、既知記録として(追)キイロコガシラミズムシ(嬉野町)、マメゲンゴロウ(鹿島市、塩田町)、ヒメゲンゴロウ(嬉野町)、コシマゲンゴロウ(嬉野町、塩田町)、ハイイロゲンゴロウ(塩田町)を上げる。

35.Nomura, S.(1991) Systematic study on the genus Batriscenellus and its allied genera from Japan (Col., Pselaphidae). ESAKIA, (30): 1-462.
日本産アリヅカムシ科のBatrisoplisus属とその近縁属の再検討。6属67種8亜種が扱われ、多良山系の4種が記録されている。(訂)キュウシュウハラクボアリヅカムシ(パラタイプとして:佐賀県鹿島市経ヶ岳)、(追)ハケスネアリヅカムシ(佐賀県多良岳)、(追)サイカイヒサゴアリヅカムシ(パラタイプとして:佐賀県多良岳、長崎県轟峡)、(追)シリトゲアリヅカムシ(ホロタイプとして:長崎県轟峡)、(訂)クチボソオチバアリヅカムシ(パラタイプとして:佐賀県鹿島市経ヶ岳)。

36.小野善敏(1991)採集リスト1988, 1989, よいこの蟲だより, (97): 3158-3161.
佐賀県太良町多良岳産のルリクワガタ雲仙亜種の記録。

37.白地廣志・田中清(1992)アオマダラタマムシの採集記録, こがねむし, (53): 27-28.
長崎県高来町轟の滝のタブの枯れ材より羽化。大村市黒木と佐賀県鹿島市奥平谷の記録を引用。

38.大林延夫・佐藤正孝・小島圭三(1992)日本産カミキリムシ検索図説, 東海大学出版会刊,696pp.
生態写真として佐賀県鹿島市経ヶ岳産のクロソンホソハナカミキリを掲載。

39.今坂正一・西田光康(1992)スジビロウドコガネについて, LAMELLICORNIA, (8): 11-18.
スジビロウドコガネの形態と分布記録を示し、併せて日本本土に分布するMaladera ビロウドコガネ属の区別の方法を示したもの。
(追)スジビロウドコガネ(佐賀県鹿島市浜町野畠、同嬉野町下宿)。

40.大野正男(1992)日本産主要動物の種別文献目録(19a) オオチャイロハナムグリ(2), LAMELLICORNIA, (8): 22-33.
オオチャイロハナムグリの文献目録第2報、池崎(1968)による長崎県多良岳、今坂(1983)による長崎県五家原岳、今坂・緒方・西田(1987)による長崎県轟の滝の記録を引用。池崎(1968)による記録は多良山系(轟の滝)の意味、今坂(1983)による五家原岳の記録は勘違いによる誤りである。

41.西田光康(1992)1992年5月に嬉野町大野原高原で採集した甲虫, 佐賀むし通信, (142): 676-677.
(佐賀県嬉野町大野原高原):オオオサムシ、ヒラタキイロチビゴミムシ、(佐)ナガマルガタゴミムシ、オオヨツボシゴミムシ、オオキベリアオゴミムシ、(追)ヒトツメアオゴミムシ、アトワアオゴミムシ(ミナミアトワアオゴミムシとして)、オオアトボシアオゴミムシ、(佐)キボシアオゴミムシ、(追)オオアオホソゴミムシ、オオヒラタシデムシ、ナガチャコガネ、(佐)ヒメカンショコガネ、ウスチャコガネ、ヒラタアオコガネ、(訂)ニシジョウカイボン(ジョウカイボンとして)、ナナホシテントウ、アカハバビロオオキノコ、ゴモクムシダマシ、キマワリ、アカクビナガハムシ、ドロノキハムシ。

42.河本不二夫(1992)甲虫数種の記録, 佐賀むし通信, (143): 682.
佐賀県多良山系産として、カタジロゴマフカミキリ(鹿島市能古見小学校)、ヒゲナガモモブトカミキリ(鹿島市古枝大村方)、ラミーカミキリ(太良町大浦亀崎)、ハスジカツオゾウムシ(太良町大浦亀崎)。

43.桃下大(1993)ハンミョウの博物誌(前編), 御書院(長崎県立諫早高校研究紀要), (12): 3-17.
長崎県に分布するヨドシロヘリハンミョウ、シロヘリハンミョウ、ルイスハンミョウ、ハンミョウの棲み分け等の生態を紹介。(追)ヨドシロヘリハンミョウ(諫早市本明川下流域一帯)、(追)シロヘリハンミョウ(長崎県小長井町海岸、佐賀県太良町)の記録。

44.今坂正一ほか(1994)長崎県産カミキリムシ科目録, こがねむし, (56): 1-43.
多良山系長崎県側のカミキリ152種を記録した。

ウスバカミキリ(諫早市五家原岳)、 ノコギリカミキリ(大村市黒木、諫早市五家原岳)、
ニセノコギリカミキリ(大村市南河内林道、諫早市五家原岳、白木峰、目代)、
コバネカミキリ(高来町金泉寺、諫早市五家原岳)、
クロカミキリ(大村市南河内林道、諫早市五家原岳、白木峰、目代)、
(訂)サビカミキリ(諫早市五家原岳、白木峰)、
ツシマムナクボカミキリ(諫早市五家原岳、白木峰、目代)、
オオクロカミキリ(諫早市五家原岳)、 ホソカミキリ(大村市黒木、諫早市五家原岳)、
ツヤケシハナカミキリ(大村市黒木、狸ノ尾、高来町轟の滝、諫早市白木峰)、
ミヤマクロハナカミキリ(大村市黒木、高来町轟の滝)、
ヒナルリハナカミキリ(大村市南河内林道、黒木、狸ノ尾、高来町轟の滝、諫早市五家原岳)、
カラカネハナカミキリ(大村市南河内林道)、 ヒゲジロハナカミキリ(諫早市五家原岳)、
キバネニセハムシハナカミキリ(大村市南河内林道、黒木、狸ノ尾、高来町轟の滝、諫早市五家原岳)、
ピックニセハムシハナカミキリ(高来町金泉寺)、
(訂)ヤツボシハナカミキリ(ツマグロ型)(大村市南河内林道、黒木、諫早市五家原岳、白木峰)、
ムネアカクロハナカミキリ(大村市黒木、諫早市白木峰)、
ヨツスジハナカミキリ九州亜種(大村市南河内林道、黒木、諫早市五家原岳、白木峰、片木)、
オオヨツスジハナカミキリ(大村市南河内林道、黒木、高来町轟の滝、諫早市白木峰)、
ジャコウホソハナカミキリ(高来町金泉寺、諫早市五家原岳)、
クロソンホソハナカミキリ(高来町轟の滝)、
ベニバハナカミキリ(諫早市五家原岳)、
ホソハナカミキリ(大村市南河内林道、高来町金泉寺、轟の滝、諫早市五家原岳)、
ニンフホソハナカミキリ(大村市黒木、高来町金泉寺、轟の滝、諫早市五家原岳、白木峰)、
タテジマホソハナカミキリ(大村市南河内林道、諫早市五家原岳)、
チャイロヒメハナカミキリ(大村市南河内林道、黒木、高来町轟の滝、諫早市五家原岳)、
セスジヒメハナカミキリ(大村市南河内林道、高来町轟の滝)、
トサヒメハナカミキリ(大村市南河内林道、高来町轟の滝)、
(訂)サイゴクヒメハナカミキリ(ヤノヒメハナカミキリとして:多良岳)、
オオヒメハナカミキリ(大村市南河内林道)、
(長)イヨヒメハナカミキリ九州亜種(諫早市五家原岳 1992.6月)、
(長)キュウシュウヒメハナカミキリ(諫早市五家原岳 1992.6月)、
(訂)ヒミコヒメハナカミキリ西九州亜種(ヒミコヒメハナカミキリとして:大村市南河内林道、高来町轟の滝)、
フタオビチビハナカミキリ(大村市南河内林道、黒木、高来町金泉寺、轟峡、諫早市五家原岳)、
ナガバヒメハナカミキリ(大村市南河内林道、黒木、高来町金泉寺、轟峡、諫早市五家原岳)、
ニセヨコモンヒメハナカミキリ(大村市南河内林道、黒木、高来町金泉寺、轟の滝、諫早市五家原岳)、
ヘリウスハナカミキリ(大村市南河内林道、高来町金泉寺、諫早市五家原岳)、
フタコブルリハナカミキリ(高来町金泉寺〜諫早市五家原岳)、
アオバホソハナカミキリ(諫早市五家原岳)、ベーツヤサカミキリ(大村市狸ノ尾、高来町轟の滝)、アオスジカミキリ(大村市乾馬場)、キマダラヤマカミキリ(大村市乾馬場)、
ミヤマカミキリ(大村市黒木、木場、諫早市白木峰、目代)、
トゲヒゲトビイロカミキリ(大村市黒木、諫早市五家原岳、白木峰)、
トビイロカミキリ(大村市南河内林道、黒木、高来町金泉寺、轟の滝、諫早市五家原岳)、
(長)ヨコヤマヒメカミキリ(大村市黒木、諫早市五家原岳)、
テツイロヒメカミキリ(大村市黒木、高来町轟の滝、諫早市五家原岳)、
アメイロカミキリ(大村市南河内林道、黒木、狸ノ尾、高来町轟の滝)、
ヨツボシカミキリ(大村市乾馬場、諫早市白木峰)、
(長)カッコウメダカカミキリ(高来町砥石川林道、小江)、
タイワンメダカカミキリ(大村市黒木、諫早市目代)、
オダヒゲナガコバネカミキリ(大村市南河内林道)、
コジマヒゲナガコバネカミキリ(大村市黒木、狸ノ尾、高来町金泉寺、轟の滝、諫早市白木峰)、
トラフホソバネカミキリ(大村市南河内林道、大村市黒木〜高来町金泉寺)、
アオカミキリ(諫早市五家原岳)、
ヒメスギカミキリ(大村市南河内林道、黒木、狸ノ尾、高来町金泉寺、諫早市五家原岳)、
(訂)シロオビチビヒラタカミキリ(大村市、大村市黒木、諫早市五家原岳)、
タケトラカミキリ(大村市黒木)、
エグリトラカミキリ(東彼杵町遠目郷、大村市南河内林道、黒木、狸ノ尾、諫早市五家原岳)、
フタオビミドリトラカミキリ(大村市黒木)、 ヨツスジトラカミキリ(大村市乾馬場)、
(長)キンケトラカミキリ(高来町砥石川林道)、
シラケトラカミキリ(大村市南河内林道、黒木、諫早市五家原岳)、
キスジトラカミキリ(高来町金泉寺)、
トゲヒゲトラカミキリ(大村市南河内林道、黒木、狸ノ尾、北河内、高来町金泉寺、轟の滝、諫早市五家原岳、白木峰)、キイロトラカミキリ(大村市黒木)、
キュウシュウチビトラカミキリ(大村市黒木、高来町金泉寺)、
ヒメクロトラカミキリ(大村市南河内林道、黒木、狸ノ尾、高来町轟の滝、諫早市五家原岳)、
ホソトラカミキリ(諫早市五家原岳)、
トラフカミキリ(大村市葛城、片木、諫早市目代、小長井町古場名)、
ウスイロトラカミキリ(大村市南河内林道、高来町金泉寺、諫早市五家原岳)、
ニイジマトラカミキリ(大村市南河内林道、黒木、高来町金泉寺、諫早市五家原岳)、
ムネマダラトラカミキリ(大村市黒木、狸ノ尾、諫早市五家原岳)、
ズマルトラカミキリ(大村市黒木、狸ノ尾、高来町轟の滝)、
クビアカトラカミキリ(大村市南河内林道、高来町いこいの村)、
シロトラカミキリ(大村市南河内林道、黒木、高来町轟の滝、諫早市五家原岳)、
タキグチモモブトホソカミキリ(高来町金泉寺)、
ホタルカミキリ(大村市南河内林道、黒木、狸ノ尾、高来町轟の滝、諫早市五家原岳)、
(長)ヘリグロベニカミキリ(大村市黒木 4月)、 ベニカミキリ(大村市竹松、黒木)、
シロオビゴマフカミキリ(大村市南河内林道)、
カタシロゴマフカミキリ(大村市黒木、諫早市五家原岳、白木峰)、
ナガゴマフカミキリ(大村市南河内林道、黒木、狸ノ尾、諫早市五家原岳)、
ゴマフカミキリ(大村市南河内林道、高来町いこいの森)、
タテスジゴマフカミキリ(大村市黒木、諫早市五家原岳)、カノコサビカミキリ(諫早市長田)、
キクスイモドキカミキリ(大村市南河内林道、黒木、高来町轟の滝)、
コブスジサビカミキリ(大村市黒木、高来町轟峡)、
シロオビチビカミキリ(大村市南河内林道、黒木、諫早市五家原岳)、
(追)タテジマカミキリ(高来町小江)、 ハスオビヒゲナガカミキリ(諫早市五家原岳)、
シロスジドウボソカミキリ(高来町轟の滝)、
ドウボソカミキリ(大村市南河内、黒木、高来町轟の滝)、クワサビカミキリ(大村市黒木、高来町轟の滝、諫早市五家原岳)、
マルモンサビカミキリ(諫早市五家原岳)、ワモンサビカミキリ(高来町湯江泉、諫早市目代)、
トガリシロオビサビカミキリ(大村市南河内林道、黒木、高来町轟の滝、諫早市五家原岳)、
アトモンサビカミキリ(大村市狸ノ尾)、
ナカジロサビカミキリ(大村市南河内林道、黒木、高来町轟の滝、諫早市五家原岳)、
ヒメナガサビカミキリ(大村市南河内林道、高来町轟の滝、諫早市五家原岳)、
アトジロサビカミキリ(大村市南河内林道、黒木、高来町轟の滝、諫早市五家原岳)、
(訂)セダカコブヤハズカミキリ北九州亜種(ヒゲナガコブヤハズカミキリとして:大村市南河内林 道、黒木、高来町金泉寺、諫早市五家原岳)、
ビロウドカミキリ(大村市南河内林道、黒木、高来町轟峡、諫早市五家原岳、白木峰)、
(訂)チャイロヒゲビロウドカミキリ九州亜種(大村市黒木、高来町轟の滝)、
センノキカミキリ(大村市黒木)、 ニセビロウドカミキリ(大村市黒木、諫早市五家原岳)、
ゴマダラカミキリ(大村市北河内、乾馬場、諫早市五家原岳)、
ホシベニカミキリ(大村市黒木)、
イタヤカミキリ(諫早市五家原岳)、 マツノマダラカミキリ(諫早市白木峰)、
ヒゲナガカミキリ(諫早市五家原岳)、
ヒメヒゲナガカミキリ(大村市南河内林道、黒木、狸ノ尾、高来町金泉寺、轟の滝、諫早市五家原岳)、
キボシカミキリ(諫早市五家原岳、小長井町古場名)、
ヤハズカミキリ(大村市黒木、高来町轟の滝)、
チャボヒゲナガカミキリ(大村市南河内林道、黒木、高来町轟の滝)、
クワカミキリ(大村市乾馬場、黒木、高来町金泉寺、小長井町古場名)、
シロスジカミキリ(大村市黒木、狸ノ尾)、 ヒゲナガゴマフカミキリ(諫早市五家原岳)、
オオシロカミキリ(大村市原口)、 ドイカミキリ(大村市南河内林道)、
クモノスモンサビカミキリ(大村市南河内林道)、
(訂)チビコブカミキリ(シロチビコブカミキリとして:高来町金泉寺、諫早市五家原岳)、
マルバネコブヒゲカミキリ(諫早市五家原岳)、
セミスジコブヒゲカミキリ(大村市南河内林道、黒木、諫早市五家原岳)、
ヒトオビアラゲカミキリ(大村市南河内林道、高来町金泉寺、轟の滝、諫早市五家原岳)、
ネジロカミキリ(大村市南河内林道、諫早市五家原岳)、
ゴイシモモブトカミキリ(大村市南河内林道、諫早市五家原岳)、
ヒゲナガモモブトカミキリ(諫早市五家原岳)、ガロアケシカミキリ(大村市南河内林道、狸ノ尾)、
アトモンマルケシカミキリ(大村市南河内林道、黒木、狸ノ尾)、
ミヤマケシカミキリ(大村市南河内林道、諫早市五家原岳)、
ゴマダラモモブトカミキリ(大村市南河内林道)、
キュウシュウトゲバカミキリ(諫早市五家原岳)、
シマトゲバカミキリ(大村市黒木)、 トゲバカミキリ(大村市南河内林道、諫早市五家原岳)、
ケシカミキリ(長崎県多良岳)、 ヨツキボシカミキリ(高来町轟の滝)、
キバネニセリンゴカミキリ(大村市南河内林道)、
セミスジニセリンゴカミキリ(諫早市五家原岳)、
ハンノオオルリカミキリ(高来町金泉寺、諫早市五家原岳)、
ヤツメカミキリ(大村市南河内林道、諫早市五家原岳)、
シラホシカミキリ(東彼杵町遠目郷、大村市南河内林道、黒木、諫早市五家原岳)、
キモンカミキリ(大村市黒木)、ヘリグロリンゴカミキリ(東彼杵町大野原、諫早市五家原岳)、
ヒメリンゴカミキリ(大村市南河内林道、黒木、狸ノ尾、諫早市五家原岳)、
リンゴカミキリ(東彼杵町竜頭泉、大村市黒木、高来町轟の滝、諫早市目代)、
ニセリンゴカミキリ(大村市黒木)、ソボリンゴカミキリ(諫早市五家原岳)、
ラミーカミキリ(東彼杵町竜頭泉、大村市黒木、大多武、諫早市五家原岳)、
ニセシラホシカミキリ(東彼杵町遠目郷、大村市黒木、諫早市五家原岳)、
キクスイカミキリ(大村市竹松)、 ヒゲナガヒメルリカミキリ(長崎県多良岳)、
ムネモンヤツボシカミキリ(大村市黒木)。

45.大原昌宏・今坂正一(1994)島原半島の甲虫相Vエンマムシ科, 北九州の昆蟲,41(1): 1-16.
長崎県島原半島のエンマムシ科のまとめで、26種を記録。本文と分布表で多良山系の記録についても言及し、18種を記録。

<佐賀県側>
(塩田町および嬉野町唐泉山):(追)クロツブエンマムシ、(追)ハコネエンマムシ、
(鹿島市奥平谷):ツブエンマムシAnapleus semen (Lewis)は再検討が必要→(訂)Anapleus sp.、
(太良町中山):(追)フジチビヒラタエンマムシ、
(多良山系佐賀県側):ヒメホソエンマムシ、(追)エンマムシ、コツヤエンマムシ、ナガエンマムシ、ヤマトエンマムシ。

<長崎県側>
(大村市南河内林道):ヒメホソエンマムシ、
(大村市狸ノ尾):キノコセスジエンマムシ、
(諫早市五家原岳):ニセヒメエンマム。

<長崎・佐賀両県>
(佐).エンマムシ、クロチビエンマムシ、(佐)ヒメツヤエンマムシ、コエンマムシ、ヒメエンマムシ、ツヤマルエンマムシ、オオヒラタエンマムシ。

46.廣川典範(1994a)九州における山地性ナガゴミムシについて, 月刊むし, (281): 29-31.
佐賀県多良岳(標高900m付近)における(訂)タラダケナガゴミムシと(訂)イマサカナガゴミムシの記録。

47.廣川典範(1994b)ヒコサンオオズナガゴミムシについて, 月刊むし, (285): 18-23.
九州各地で採集したヒコサンオオズナガゴミムシ種群の変異について述べる。多良山系における(訂)タラオオズナガゴミムシ(仮称)(ヒコサンオオズナガゴミムシとして:佐賀県多良岳と長崎県多良岳)の記録を含む。

48.西田光康(1994a)1994年春に嬉野町大野原高原で石の下から採集した甲虫, 佐賀の昆虫, (28): 585-586.
佐賀県嬉野町大野原高原の記録。フトキノカワゴミムシ、(追)アシミゾナガゴミムシ、(追)ヒメツヤマルガタゴミムシ、(佐)ナガマルガタゴミムシ、オオヨツボシゴミムシ、ニッポンヨツボシゴミムシ、ヒトツメアオゴミムシ、クロモンヒラナガゴミムシ、(追)オオアオホソゴミムシ、ヒラタアオコガネ、シロテンハナムグリ。

西田(1992)におけるミナミアトワアオゴミムシの記録をアトワアオゴミムシに訂正。

49.西田光康(1994b)多良岳周辺で観察した甲虫, 佐賀むし通信, (156): 749.
多良岳での佐賀昆虫同好会第107回例会報告。このうち、佐賀県多良山系産として7種が記録されている。

(太良町中山):キイロトラカミキリ、オオキイロコガネ、ベーツヤサカミキリ、
(太良町多良岳):(訂)セダカコブヤハズカミキリ、(訂)ヒミコヒメハナカミキリ西九州亜種(ヒミコヒメハナカミキリとして)、カスガキモンカミキリ、ヒゲナガゴマフカミキリ。

50.小旗裕樹(1994)第107回例会の多良岳中山で採集した甲虫, 佐賀むし通信, (157): 759.
佐賀県太良町中山産のミヤマジュウジゴミムシ(ミヤマジュウジアトキリゴミムシとして)、ヨツボシモンシデムシ、(訂)オニクワガタ(キュウシュウオニクワガタとして)、ヒメキンイロジョウカイ、ヒゲコメツキ、ベーツヤサカミキリ、ニンフハナカミキリの記録。

51.Ito, T.(1994) Notes on the species of Nazeris (Col., Staphylinidae) from Japan VII. Elytra, 22(1): 101-107.
日本産アバタコバネハネカクシ属のノート。佐賀県太良町多良岳産の(追)Nazeris hisamatsui の記録。

52.Hayashi, Y.(1994) Studies on the Asian Staphylininae (Col., Staphylinidae).II. On the characteristic of the genus Philonthus Curtis, sense stricto, with a redescription Philonthus splendens (Fabricius). Elytra, 22(1): 115-131.
コガシラハネカクシ属のノート。長崎県多良岳産の(長)Philonthus prolatus の記録。

53.Naomi, S.(1994) Revision of the debile group of the genus Siagonium Kirby et Spence from Japan (Col., Staphylinidae, Piestinae). Ent. Rev. Japan, 49(2): 145-154.
日本産ヒラタハネカクシ属の再検討。(追)Siagonium hammondi (長崎県多良岳:パラタイプ)の記録を含む。

54.Naomi, S. et V. Puthz(1994) Description of three new species of the subgenus Parastenus of the genus Stenus Latreille from Japan (Col., Staphylinidae). Trans. Shikoku Ent. Soc., 20(3/4): 257-263.
メダカハネカクシ3種の新種記載。佐賀県鹿島市経ヶ岳の(追)Stenus yashiro (パラタイプ)の記録。

55.野村周平(1995a)長崎県のアリヅカムシ再説, こがねむし, (57): 29-35.
野村による長崎県産アリヅカムシ科の第三回目の総説で、今坂等の標本を元に県内産の追加と学名の訂正などを含め35種を記録。このうち、多良山系から未記載種を含めて、以下の18種を記録。

(大村市黒木):(訂)Bryaxis sp. 2 (Bryaxis affinisとして) 、
(大村市狸ノ尾):(追)Petaloscapus sp. 3、(追)ナガスネアリヅカムシ(学名のみの記録)、マルムネアリヅカムシ、(長)ヤマオオトゲアリヅカムシ、(訂)コヤマトヒゲブトアリヅカムシ西日本亜種(コヤマトヒゲブトアリヅカムシとして)
(高来町轟峡):(追)Petaloscapus sp. 1、(追)Petaloscapus sp. 2、(追)ナガオノヒゲアリヅカムシ(学名のみ)、(追)ヤマトオノヒゲアリヅカムシ(Bryaxis sp. 2として) 、(追)Bryaxis sp. 5 、(追)ネブトオノヒゲアリヅカムシ(Bryaxis sp. 7として) 、(訂)ミフシオノヒゲアリヅカムシ(学名のみ)、(訂)マメアリヅカムシ、(追)ウンゼンオオズアリヅカムシ(学名のみの記録)、
(高来町平原):(追)ヤマトオノヒゲアリヅカムシ(学名のみ)、(追)Euplectus sp. 1、(訂)マメアリヅカムシ。

なお、高来町轟峡からDicentrius debilisとして記録した種は雌のため同定不能という(野村2002年私信による)。

<訂正>
◎野村(1990)による29.Arthromelodes sp.→サイカイヒサゴアリヅカムシArthromelodes saikaiensis に変更。
◎野村(1990)による33.Batriscenaulax longipes→ナガスネアリヅカムシBatriscenaulax longipes longipes に変更。
◎野村(1990)による36.Batrisoplisus sp.1→シリトゲアリヅカムシBatrisoplisus uroceratus uroceratusに変更。
◎野村(1990)による37.Batriscenellus japonicus→キュウシュウハラクボアリヅカムシBatriscenellus kujumontanusに変更。
◎野村(1990)による80-83.Pselaphogenius→Dicentriusに変更(後にPselaphogeniusに再変更)。

56.野村周平(1995b)佐賀県産水生甲虫分布資料, 佐賀の昆虫, (29): 675-678.
佐賀県の生物に掲載予定の「佐賀県の水生甲虫」(野村・溝上・大塚 1996)の採集データ集。多良山系産としてはコシマゲンゴロウ(鹿島市奥山)のみ。

57.西田光康・廣川典範(1995)九州で採集したナガクチキムシ, 佐賀の昆虫, (29): 679-688.
多良山系佐賀県側のナガクチキムシ科13種の記録を含む。(佐)ヨツボシヒメナガクチキムシ(太良町中山)、モリモトヒメナガクチキムシ(太良町中山)、(佐)アヤモンヒメナガクチキムシ(太良町中山)、アヤモンニセハナノミ(太良町中山、太良町多良岳)、アカオビニセハナノミ(鹿島市奥平谷、太良町中山)、カバイロニセハナノミ(太良町中山、太良町多良岳)、フタオビホソナガクチキムシ(鹿島市奥平谷)、クロホソナガクチキムシ(太良町多良岳)、ミヤケヒメナガクチキムシ(太良町中山)、(追)フタモンヒメナガクチキムシ(塩田町唐泉山)、(佐)セアカナガクチキムシ(太良町多良岳)、アオバナガクチキムシ(鹿島市奥平谷)、アオオビナガクチキムシ(塩田町唐泉山)。

58.廣川典範・西田光康(1995)オオキノコムシ科の採集記録, 佐賀の昆虫, (29): 689-693.
多良山系佐賀県側のオオキノコムシ科11種の記録を含む。カタモンオオキノコムシ(鹿島市奥平谷、太良町中山)、クロバチビオオキノコムシ(太良町中山)、スネビロオオキノコムシ(太良町中山)、(追)ヨツボシオオキノコムシ(太良町中山)、クロハバビロオオキノコムシ(太良町中山、太良町多良岳)、ホソチビオオキノコムシ(太良町中山)、(佐)キボシチビオオキノコムシ(太良町中山)、クロチビオオキノコムシ(太良町中山)、カタベニチビオオキノコムシ(太良町中山)、(追)カクモンチビオオキノコムシ(ミツボシチビオオキノコムシとして記録したが、廣川 1998で訂正:太良町中山)、ミヤマオビオオキノコムシ(太良町中山)。

59.西田光康(1995a)佐賀県嬉野町で得られたシラホシハナムグリ, 佐賀の昆虫, (29): 693.
嬉野町下宿嬉野小学校で得られた(追)シラホシハナムグリの記録。鹿島市七浦のクヌギ林での観察例も述べる。

60.廣川典範(1995)山地性ナガゴミムシの採集記録, 佐賀の昆虫, (29): 694-696.
九州各地で採集した山地性ナガゴミムシの記録。(訂)イマサカナガゴミムシ(佐賀県太良町多良岳)、(訂)タラオオズナカゴミムシ(仮称)(ヒコサンオオズナカゴミムシとして:長崎県高来町金泉寺)の記録を含む。

61.大塚健之(1995a)大野原高原で採集した甲虫, 佐賀の昆虫, (29): 702-704.
(長崎県および佐賀県嬉野町大野原高原:両県に産するとみなす):ニワハンミョウ、(佐)ホソセスジゲンゴロウ、(追)ツマフタホシテントウ、(佐)セアカオサムシ、フトキノカワゴミムシ、(追)キイロマルコミズギワゴミムシ、(追)オオキンナガゴミムシ、(追)アシミゾナガゴミムシ、(佐)ゴミムシ、(佐)アカアシマルガタゴモクムシ、(追)アカクビヒメゴモクムシ、(追)ムネアカマメゴモクムシ、(追)ヨツボシゴミムシ、(長)オオヨツボシゴミムシ、ニッポンヨツボシゴミムシ、(追)ヒトツメアオゴミムシ、アトワアオゴミムシ、オオアトボシアオゴミムシ、フタホシスジバネゴミムシ、(追)オオアオホソゴミムシ、(長)ミイデラゴミムシ。

62.大塚健之(1995b)多良岳中山キャンプ場周辺で採集した甲虫2種, 佐賀の昆虫,(29): 706.
(佐賀県太良町中山):(佐)ズグロホソオオキノコムシ、(追)コモンキノコゴミムシダマシ。

63.西田光康(1995b)嬉野町大野原高原のアカマツで採集した甲虫, 佐賀むし通信,(159): 774.
(佐賀県嬉野町大野原高原):(佐)マルツヤニジゴミムシダマシ、(訂)サビカミキリ、(追)キノコヒゲナガゾウムシ。

64.西田光康・古川雅通(1995)多良山系中山キャンプ場で灯火に飛来した甲虫,佐賀むし通信, (159): 775.
(佐賀県太良町中山キャンプ場):クリイロコガネ、(佐)ツヤケシビロウドコガネ、カバイロビロウドコガネ、ツヤコガネ、タテジマハナカミキリ、ベーツヤサカミキリ、トビイロカミキリ、アメイロカミキリ、キンケトラカミキリ、アトジロサビカミキリ、ヒメヒゲナガカミキリ、チャボヒゲナガカミキリ、ミヤマケシカミキリ、ニセシラホシカミキリ、ハンノオオルリカミキリ、ヒゲナガヒメルリカミキリ、キバネニセリンゴカミキリ、クスアナアキゾウムシ。

65.古川雅通(1995)多良岳周辺の昆虫, 佐賀むし通信, (163): 801.
佐賀県多良岳中山キャンプ場周辺での佐賀昆虫同好会第110回例会の報告。ヒメオサムシ、シロトラカミキリ、オオキイロコガネの記録。

66.西田光康(1995c)多良岳でペットボトルを利用したバナナトラップで得られた甲虫,佐賀むし通信, (165): 822.
(佐賀県太良町多良岳):ハコネモリヒラタゴミムシ、ハイイロハネカクシ、ミヤマクワガタ、アオカナブン、ムラサキツヤハナムグリ、(佐)オオクシヒゲコメツキ、クロツヤハダコメツキ、アカハラケシキスイ、ウスイロトラカミキリ、コエンマムシ、(訂)スジクワガタ。

67.小旗裕樹(1995)第110回例会多良岳中山で採集した甲虫, 佐賀むし通信, (165): 823.
(佐賀県太良町中山):ミヤマヒサゴゴミムシ、ヒコサンモリヒラタゴミムシ、オオアオモリヒラタゴミムシ、アオグロヒラタゴミムシ、ヤホシゴミムシ、オオキイロコガネ、セボシジョウカイ、チャイロヒメハナカミキリ、シロトラカミキリ
(佐賀県太良町多良岳):(佐)タンゴヒラタゴミムシ、トラフコメツキ、クシコメツキ、ナガバヒメハナカミキリ、イヨヒメハナカミキリ九州亜種(キュウシュウイヨヒメハナカミキリとして)、チャイロヒメハナカミキリ、フタオビチビハナカミキリ(フタオビノミハナカミキリとして)、ヘリウスハナカミキリ、ツヤケシハナカミキリ、シロトラカミキリ、(訂)セダカコブヤハズカミキリ北九州亜種(セダカコブヤハズカミキリとして)、ドウボソカミキリ、ヨツモンクロツツハムシ。

68.Naomi, S. (1995) Revision of the genus Piestoneus Sharp (Col., Staphylinidae) from Japan. Jpn. J. Ent., 63(4): 763-780.
日本産オオヒラタハネカクシ属の再検討。オオヒラタハネカクシ(多良山系長崎県側)、(追) Piestoneus oharai (佐賀県鹿島市平谷、同経ヶ岳:パラタイプ)の記録。

69.Naomi, S. et T. Nakane (1995) Revision of the gracile group of the genus Siagonium Kirby et Spence from Japan (Col., Staphylinidae, Piestinae). Jpn. J. syst. Ent., 1(1): 1-10.
日本産ホソヒラタハネカクシ属のうち、ホソヒラタハネカクシグループ5種の再検討。ホソヒラタハネカクシ(長崎県多良岳)と(追)Siagonium kurinoense Takai et Nakane (長崎県多良岳)の記録。

70.山元宣征(1996)1975年に採集したヨコヤマヒゲナガカミキリ, こがねむし, (58):28.
多良山系長崎県側の記録。(追)ヨコヤマヒゲナガカミキリ(大払谷)、ヨツキボシカミキリ(大払谷)、キボシカミキリ(大村市田下)、(長)クスベニカミキリ(大村市黒木)、セミスジニセリンゴカミキリ(中岳)、ニセリンゴカミキリ(大村市黒木)。

71.青木良夫(1996)多良岳でのマダラクワガタの採集記録, こがねむし, (58): 40.
長崎県側での(長)マダラクワガタ(大村市黒木郷黒木川源流標高850m地点、高来町黒木岳標高830m地点)と、ルリクワガタ雲仙亜種(大村市黒木郷黒木川源流標高850m地点)の記録。

72.野村周平(1996a)佐賀県産土壌甲虫分布資料, 佐賀の昆虫, (30): 721-727.
佐賀県の生物に掲載予定の「佐賀県のアリヅカムシ」(野村 1996b)の採集データ集。合わせて、コケムシ科、ムクゲキノコムシ科についても記録。多良山系産としては、佐賀県側のアリヅカムシ科36種、コケムシ科9種、ムクゲキノコムシ科2種を記録した。

<アリヅカムシ科>
(追)Euplectus sp. 1 (鹿島市経ヶ岳)、 (追)Euplectus sp. 2 (鹿島市経ヶ岳)、
(追) Bibloplectus sp. 1 (Pseudoplectus ? sp. 1として) (鹿島市経ヶ岳、太良町中山)、
(追)ヒメオチバアリヅカムシ(塩田町唐泉山、鹿島市経ヶ岳)、
(訂)クチボソオチバアリヅカムシ(鹿島市経ヶ岳)、 (追)トガリムネトゲアリヅカムシ(Basitrodes acuminatus ?として)(太良町中山)、
(訂)Batristilbus sp. 1 (鹿島市経ヶ岳)、 (追)Petaloscapus sp. 1 (鹿島市経ヶ岳、太良町中山)、
(追)Petaloscapus sp. 2 (塩田町唐泉山、太良町中山)、 (追)Petaloscapus sp. 3 (太良町多良岳)、
(追) Petaloscapus sp. 4 (塩田町唐泉山、鹿島市経ヶ岳)、ヒゲボソムネトゲアリヅカムシ(塩田町唐泉山)、Batrisoschema sp. 1 (Batrisoschema euplectiformeとして) (鹿島市経ヶ岳)、
(訂)キュウシュウハラクボアリヅカムシ(太良町多良岳)、
(追)ナガスネアリヅカムシ(塩田町唐泉山)、 (訂)マメアリヅカムシ(塩田町唐泉山、鹿島市経ヶ岳)、
マルムネアリヅカムシ(嬉野町大野原、塩田町唐泉山、鹿島市経ヶ岳、鹿島市奥平谷、太良町中山、太良町多良岳)、(追)ツヤマルムネアリヅカムシ(鹿島市北鹿島)、
(追)アシベアリヅカムシ(Barbiera sp. 1 として:鹿島市北鹿島)、
(佐)ナミエンマアリヅカムシ(鹿島市奥平谷)、 ヒロエンマアリヅカムシ(塩田町唐泉山)、
フタフシエンマアリヅカムシ(嬉野町大野原、塩田町唐泉山)、
(追)ナガオノヒゲアリヅカムシ(学名のみ)(鹿島市経ヶ岳、太良町中山、太良町多良岳)、
(追)タラダケオノヒゲアリヅカムシ(Bryaxis sp. 1として) (鹿島市経ヶ岳)、
(追)Bryaxis sp. 3 (太良町多良岳)、
Bryaxis sp. 2 (Bryaxis affinisとして)(塩田町唐泉山、太良町中山)、
ミフシオノヒゲアリヅカムシ(学名のみ)(太良町中山)、
(追)Bythoxenites sp. 1 (太良町中山)、 (追)Pselaphus sp. 1 (Pselaphus lewisiとして) (鹿島市経ヶ岳)、
(追)タラダケヒゲナガアリヅカムシ(Dicentrius debilisとして)(鹿島市経ヶ岳)、
(追)Labomimus sp. 1 (オオアシナガアリヅカムシとして)(太良町多良岳)、
ヤマオオトゲアリヅカムシ(鹿島市経ヶ岳、太良町多良岳)、
(追)オオトゲアリヅカムシ(鹿島市経ヶ岳)、
(訂)Tyrus sp. 1 (Tyrus japonicusとして) (鹿島市経ヶ岳) 、
(訂)コヤマトヒゲブトアリヅカムシ西日本亜種(コヤマトヒゲブトアリヅカムシとして:太良町多良岳)、
(追)ヒメヒゲブトアリヅカムシ(鹿島市柿原−経ヶ岳)。

<コケムシ科>
(追)コヒメコケムシ(鹿島市経ヶ岳)、
(追)Euconnus sp. 1(鹿島市経ヶ岳、太良町中山、太良町多良岳)、
(追)Euconnus sp. 2(鹿島市経ヶ岳)、(追)Euconnus sp. 3(太良町多良岳)、
(追)Euconnus sp. 4(太良町多良岳)、(追)Euconnus sp. 5(太良町多良岳)、
(追)Euthia sp. 1(鹿島市経ヶ岳)、(追)Euthia sp. 2(鹿島市経ヶ岳)、
(追)Cephennium japonicus Sharp(鹿島市経ヶ岳)。

<ムクゲキノコムシ科>
(追)Ptinella sp. 1(太良町中山)、(追)Camptodium sp. 1(鹿島市経ヶ岳)。

73.西田光康(1996a)佐賀県の特徴的な甲虫, 佐賀県の生物, : 239-244.
佐賀県甲虫相の総説。多良山系佐賀県側の種として、ヤマトナガヒラタムシ、ホソセスジムシ、タラヌレチゴミムシ、(訂)タラダケナガゴミムシ、(訂)イマサカナガゴミムシ、(訂)オニクワガタ、ルリクワガタ雲仙亜種、ヤマウチチャイロコガネ、(佐)オオダイセマダラコガネ、(佐)ミヤマオオハナムグリ、オガタカネコメツキ、マルヒサゴゴミムシダマシ、ウンゼンケナガクビボソムシ、オオクロカミキリ、ピックニセハムシハナカミキリ、ヒゲナガカミキリ、ミヤマケシカミキリ、カギアシチョッキリ、(追)ルリナガツツハムシを示した。

74.廣川典範(1996)佐賀のクワガタムシ, 佐賀県の生物, : 245-248.
佐賀県産クワガタムシ科のまとめ。多良山系佐賀県側の種として具体的に示したのは、ルリクワガタ雲仙亜種、マダラクワガタ、(訂)オニクワガタの3種。

75.野村周平・溝上誠司・大塚健之(1996)佐賀県の水生甲虫, 佐賀県の生物, : 249-262.
佐賀県産水性甲虫のまとめ。このうち、多良山系産として、25種が記録されている。

(佐)チビゲンゴロウ(鹿島市浜町野畠)、
(追)シャープツブゲンゴロウ(嬉野町下宿、鹿島市常広、同浜町野畠)、
(佐)ホソセスジゲンゴロウ(嬉野町岩屋河内)、 モンキマメゲンゴロウ(嬉野町下宿、鹿島市奥平谷)、
(佐)サワダマメゲンゴロウ(鹿島市奥山、太良町中山)、
マメゲンゴロウ(塩田町唐泉山、塩田町、鹿島市奥山、同奥平谷)、ヒメゲンゴロウ(嬉野町岩屋河内)、
ハイイロゲンゴロウ(塩田町唐泉山)、
コシマゲンゴロウ(嬉野町岩屋河内、塩田町唐泉山、鹿島市奥山、同奥平谷)、
(追)キイロコガシラミズムシ(嬉野町下宿)、 (追)オオミズスマシ(嬉野町唐泉山)、
ヒメミズスマシ(嬉野町岩屋河内)、 ガムシ(嬉野町岩屋河内)、 ヒメガムシ(嬉野町岩屋河内)、
(追)コガムシ(鹿島市浜町野畠)、 トゲバゴマフガムシ(塩田町唐泉山、同奥平谷)、
(追)セマルガムシ(鹿島市浜町野畠)、 ウスモンケシガムシ(塩田町唐泉山)、
(追)フチトリケシガムシ(鹿島市北鹿島)、 (佐)キバネケシガムシ(鹿島市浜町野畠)、
チビヒラタガムシ(鹿島市奥平谷)、 (追)マルヒラタガムシ(鹿島市浜町野畠)、
キイロヒラタガムシ(嬉野町下宿、鹿島市浜町野畠)、 (追)シジミガムシ(鹿島市奥平谷)、
(追)マグソガムシ(嬉野町唐泉山)。

76.野村周平(1996b)佐賀県のアリヅカムシ, 佐賀県の生物, : 263-279.
佐賀県産アリヅカムシ類の総説で、79種を記録したもの。このうち、多良山系産として、40種が記録されている。

(追)Euplectus sp. 1 (鹿島市経ヶ岳)、 (追)Euplectus sp. 2 (鹿島市経ヶ岳)、
(追)Bibloplectus sp. 1 (Pseudoplectus ? sp. 1として) (鹿島市経ヶ岳、太良町中山)、
(追)ヒメオチバアリヅカムシ(塩田町唐泉山、鹿島市経ヶ岳)、
(訂)クチボソオチバアリヅカムシ(鹿島市経ヶ岳、鹿島市柿原−経ヶ岳、太良町中山)、
(訂)タマヒゲアリヅカムシ(Batrisodes globuliferとして) (鹿島市柿原−経ヶ岳)、
(追)トガリムネトゲアリヅカムシ(Batrisodes acuminatus ?として)(太良町中山)、
(追)Batristilbus sp.1 (鹿島市経ヶ岳)、 (追)Petaloscapus sp. 1 (鹿島市経ヶ岳、太良町中山)、
(追)Petaloscapus sp. 2 (塩田町唐泉山、太良町中山)、 (追)Petaloscapus sp. 3 (太良町多良岳)、
(追)Petaloscapus sp. 4 (塩田町唐泉山、鹿島市経ヶ岳)、
ヒゲボソムネトゲアリヅカムシ(塩田町唐泉山、鹿島市柿原−経ヶ岳)、
(追)Batrisoschema sp. 1 (Batrisoschema euplectiformeとして) (鹿島市経ヶ岳、鹿島市柿原−経ヶ岳)、 (追)キュウシュウハラクボアリヅカムシ(鹿島市経ヶ岳、太良町多良岳)、
(佐)ハケスネアリヅカムシ(太良町中山)、 (追)ナガスネアリヅカムシ(塩田町唐泉山)、
(追)サイカイヒサゴアリヅカムシ(学名のみ)(太良町中山)、
(訂)マメアリヅカムシ(塩田町唐泉山、鹿島市経ヶ岳、鹿島市柿原−経ヶ岳)、
(訂)Takaorites sp. 1 (鹿島市柿原−経ヶ岳)、
マルムネアリヅカムシ(嬉野町大野原、塩田町唐泉山、鹿島市経ヶ岳、鹿島市柿原−経ヶ岳、鹿島市奥平谷、太良町中山、太良町多良岳)、 (追)ツヤマルムネアリヅカムシ(鹿島市北鹿島)、
(追)アシベアリヅカムシ(Barbiera sp. 1 として:鹿島市北鹿島)、
(佐)ナミエンマアリヅカムシ(鹿島市北鹿島)、
ヒロエンマアリヅカムシ(塩田町唐泉山、鹿島市奥平谷)、
フタフシエンマアリヅカムシ(嬉野町大野原、塩田町唐泉山、鹿島市柿原−経ヶ岳、鹿島市奥平谷)、
(追)ナガオノヒゲアリヅカムシ(学名のみ)(鹿島市経ヶ岳、太良町中山、太良町多良岳)、
(追)タラダケオノヒゲアリヅカムシ(Bryaxis sp. 1として) (鹿島市経ヶ岳)、
(追)Bryaxis sp. 1 (Bryaxis sp. 3として) (太良町多良岳)、
(訂)Bryaxis sp. 2 (Bryaxis affinisとして) (塩田町唐泉山、鹿島市柿原−経ヶ岳、太良町中山)、
(訂)ミフシオノヒゲアリヅカムシ(学名のみ)(鹿島市柿原−経ヶ岳、太良町中山) 、
(追)Bythoxenites sp. 1 (太良町中山)、
(追)Pselaphus sp. 1 (Pselaphus lewisiとして) (鹿島市経ヶ岳)、
(追)タラダケヒゲナガアリヅカムシ(Dicentrius debilisとして)(鹿島市経ヶ岳)、
(追)Labomimus sp. 1 (オオアシナガアリヅカムシとして)(太良町多良岳)、
ヤマオオトゲアリヅカムシ(鹿島市経ヶ岳、鹿島市柿原−経ヶ岳、鹿島市奥平谷、太良町多良岳)、
(追)オオトゲアリヅカムシ(鹿島市経ヶ岳)、(佐)Tyrus sp. 1 (Tyrus japonicusとして) (鹿島市経ヶ岳) 、
(訂)コヤマトヒゲブトアリヅカムシ西日本亜種(コヤマトヒゲブトアリヅカムシとして:太良町多良岳)、(追)ヒメヒゲブトアリヅカムシ(鹿島市柿原−経ヶ岳)。

77.天野昌次(1996)多良山系経ヶ岳のヒミコヒメハナカミキリ,月刊むし,(310): 11.
佐賀県鹿島市経ヶ岳産の(訂)ヒミコヒメハナカミキリ西九州亜種(ヒミコヒメハナカミキリとして)は雄交尾器の先端に雲仙産のようなカギ状の突起がないことを報告。

78.西田光康(1996b)庭のコデマリの花に来た甲虫, 佐賀むし通信, (171): 866.
佐賀県嬉野町下宿にある自宅の庭のコデマリの花に来た甲虫9種の記録。アオハナムグリ、コアオハナムグリ、(追)シロオビマルカツオブシムシ、(佐)ヒメマルカツオブシムシ、ツマキアオジョウカイモドキ、ツヤケシハナカミキリ、キスジトラカミキリ、ベニカミキリ、クロウリハムシ。

79.Naomi, S. (1996) Revision of the tribe Leptochirini Sharp (Col., Staphylinidae) from Japan. Jpn. J. syst. Ent., 2(1): 1-17.
日本産クロツヤハネカクシ族の再検討。クロツヤハネカクシ(多良山系長崎県側)の記録。

80.山元宣征(1997)1996年に採集した甲虫2種, こがねむし, (59): 44.
多良山系長崎県側の大払谷(標高400m付近)におけるオオコクヌストの記録。

81.山元宣征(1997)マスダクロホシタマムシおよびオオヒョウタンキマワリの採集例,こがねむし, (59): 45.
多良山系長崎県側の(長)マスダクロホシタマムシ(帆柱岳南面標高600m付近)と、コナガキマワリ(オオヒョウタンキマワリとして:大村市郡岳)の記録。

82.大塚健之(1997a)マメハンミョウを大野原高原で採集, 佐賀の昆虫, (31): 33.
長崎県東彼杵町大野原高原の(追)マメハンミョウの記録。

83.大塚健之(1997b)九州のゴミムシ3種の記録,月刊むし,(312): 38-39.
多良山系産としては、長崎県東彼杵町勝負声における(追)ヨツモンエグリゴミムシと(追)クロケブカゴミムシの記録。

84.西田光康(1997a)市街地のオオヨツスジハナカミキリ2題, 佐賀むし通信, (178): 909.
市街地にある佐賀県嬉野町下宿の自宅前でオオヨツスジハナカミキリを採集したことを報告。九州北部では、最近低地での発見例が増加している。

85.西田光康(1997b)嬉野町の市街地で採集されたムラサキツヤハナムグリ, 佐賀むし通信, (178): 910.
市街地にある佐賀県嬉野町下宿の自宅で(追)ムラサキツヤハナムグリを採集したことを報告。

86.西田光康(1997c)ヒメオサムシはコンクリートがお好き?, 佐賀むし通信, (178): 910.
佐賀県嬉野町下宿の自宅にある溜めマスにヒメオサムシが誘引されることを報告。時折発見されるマイマイカブリは溜めマスでは見つかっていないという。

87.Nomura, S.(1997) A systematic revision of the Clavigerine genus Diartiger Sharp from East Asia (Col., Staphylinidae, Pselaphinae). ESAKIA, (37): 77-110.
(訂)コヤマトヒゲブトアリヅカムシを九州本土で3亜種に分割したもの。多良山系産(太良町多良岳から記録)は西日本亜種 ssp. morimotoi Nomuraで、この亜種は本州(中国)、四国、北〜中〜南九州の大部分に分布する。島原半島には別亜種の ssp. imasakai Nomuraが 、南九州の一部にはssp. hirashimai Nomuraが分布する。

88.Yoshitomi, H.(1997) A revision of the Japanese species of the genera Elodes and Sacodes (Col., Scirtidae). Elytra, 25(2): 349-417.
日本産マルハナノミ科のElodes属とSacodes属の再検討。九州産として今坂採集の標本も使用され、多良山系産5種が記録された。

(佐賀県鹿島市平谷):(追)コクロマルハナノミ、(追)ホソキマルハナノミ(パラタイプ)、(追)ヒメキムネマルハナノミ、
(長崎県大村市狸ノ尾):(追)コキムネマルハナノミ、
(長崎県高来町轟の滝):(追)コキムネマルハナノミ、(追)ルイスキムネマルハナノミ。

また、従来多良山系より記録されていたキムネマルハナノミと、キムネマルハナノミの近似種は上記種のいずれかの誤認の可能性があり、クロマルハナノミとして記録した個体も、吉富によりコクロマルハナノミに同定された。このため、取り敢えず上記の既知記録3種を削除したい。

89.山元宣征(1998a)多良山系におけるヒゲナガカミキリの採集記録, こがねむし,(60): 47.
長崎県高来町五家原岳東面(標高750m付近)より、ヒゲナガカミキリ、ウスバカミキリ、ノコギリカミキリを記録。

90.山元宣征(1998b)ピックニセハムシハナカミキリの長崎県内2例目の記録, こがねむし, (60): 47-48.
長崎県五家原岳北面(標高900m付近)の記録。

91.西田光康(1998a)佐賀県西部の河口付近で得られた甲虫, 佐賀の昆虫, (32): 71-78.
江北町八町六角川、鹿島市井手塩田川、および太良町本町糸岐川の河口付近で採集した甲虫類を記録。このうち、後者2地点が多良山系の範囲。

(鹿島市井手塩田川):(追)コハンミョウ、エゾカタビロオサムシ、(追)ギョウトクコミズギワゴミムシ、(佐)ウスオビコミズギワゴミムシ、(追)ムツモンコミズギワゴミムシ、(佐)ヨツモンコミズギワゴミムシ、(追)チャイロコミズギワゴミムシ、ヒラタコミズギワゴミムシ、アオミズギワゴミムシ、(追)ハマベミズギワゴミムシ、(訂)ムネミゾマルゴミムシ、(追)トックリナガゴミムシ、(追)キンナガゴミムシ、(佐)ゴミムシ、(佐)キイロチビゴモクムシ、ツヤマメゴモクムシ、ミドリマメゴモクムシ、(佐)キベリゴモクムシ、クロズカタキバゴミムシ、フタモンクビナガゴミムシ、ミイデラゴミムシ、(佐)チビゲンゴロウ、(佐)キバネケシガムシ、キイロヒラタガムシ、(追)コガタガムシ、ヒメガムシ、(追)コガムシ、(追)マメガムシ、トゲバコケマフガムシ、オオモモブトシデムシ、(追)スジビロウドコガネ、アカビロウドコガネ、(佐)オオクロコガネ、スジコガネ、アオドウガネ、ドウガネブイブイ、セマダラコガネ、ヒラタドロムシ、(佐)キスジミゾドロムシ、(追)コナナガシンクイ、(追)タバコシバンムシ、ミツモンセマルヒラタムシ、(佐)モンチビヒラタケシキスイ、アカマダラケシキスイ、(追)カドコブホソヒラタムシ、ガイマイゴミムシダマシ、ニジゴミムシダマシ、(追)ハラグロランプカミキリモドキ、ツマグロキイロゲンセイ、(追)フタスジヒメハムシ
(太良町本町糸岐川):(追)アトモンミズギワゴミムシ、(追)キンナガゴミムシ、コガシラナガゴミムシ、(佐)ケウスゴモクムシ、コゴモクムシ、(佐)キイロチビゴモクムシ、ミドリマメゴモクムシ、(佐)キベリゴモクムシ、フタモンクビナガゴミムシ、(佐)チビゲンゴロウ、(佐)キバネケシガムシ、(追)シジミガムシ、(追)コガタガムシ、(追)マメガムシ、オオモモブトシデムシ、オオハネカクシ、(追)アシベアリヅカムシ(Barbiera palpalisとして)、ウスイロマグソコガネ、(追)スジビロウドコガネ、アカビロウドコガネ、(佐)オオクロコガネ、コイチャコガネ、スジコガネ、(佐)サクラコガネ、ヒメコガネ、アオドウガネ、ヒラタドロムシ、マスダチビヒラタドロムシ、(佐)キスジミゾドロムシ、コフトナガコメツキ、(追)トビイロデオネスイ、ミツモンセマルヒラタムシ、コスナゴミムシダマシ、ニジゴミムシダマシ、テツイロヒメカミキリ、ワモンサビカミキリ。

92.桃下大(1998)シロヘリハンミョウの分布と生態, 長崎県生物学会誌, (49): 151-152.
長崎県生物学会での講演要旨。分布図による(追)シロヘリハンミョウの長崎県小長井町の記録。

93.西田光康(1998b)塩田町で得られたコガタノゲンゴロウ, 佐賀の昆虫, (32): 80.
佐賀県塩田町馬場下塩田中学校のプールでの(追)コガタノゲンゴロウの記録。

94.廣川典範(1998a)1998年までのオサムシの採集記録, 佐賀の昆虫, (32): 117-126.
北海道から九州まで、筆者が1998年までに採集した記録。多良山系の記録は3種のみ。

ヒメオサムシ:塩田町(長谷、辺田、唐泉山)、嬉野町(木場、田手)、鹿島市経ヶ岳鉾扮、太良町(大浦青 木平、糸岐陣の内)、
オオオサムシ:嬉野町(木場、田手)、太良町大浦青木平、
マイマイカブリ:太良町糸岐陣の内。

95.廣川典範(1998b)カクモンチビオオキノコ多良岳に産す, 佐賀の昆虫, (32): 131.
廣川・西田(1995)によるミツボシチビオオキノコムシ(佐賀県太良町中山)の記録を、(追)カクモンチビオオキノコムシに訂正。

96.Nomura, S.(1998) Records of a Brachyglutine species, Barbiera palpalis (Lobl) (Col., Staphylinidae, Pselaphinae) from Japan, with notes on its habitat. Elytra, 26(1): 129-130.
ヨシが生えた海岸や河口の湿地に特異的に分布する(追)アシベアリヅカムシ(Barbiera palpalisとして)の生態と分布の記録。多良山系では佐賀県鹿島市北鹿島と同塩田川河口で記録されている。

97.西田光康(1999)東彼杵町深入谷の造成地の側溝で得られた甲虫, こがねむし,(61): 1-6.
長崎県東彼杵町深入谷の造成地の側溝で得られた甲虫類。大塚(1997)による東彼杵町勝負声の記録と同地点か。

(長)エゾカタビロオサムシ、ヒメオサムシ、オオオサムシ、マイマイカブリ、ヨツモンコミズギワゴミムシ、(追)ツマキミズギワゴミムシ(フタモンミズギワゴミムシとして)、(追)ウスモンミズギワゴミムシ、ルイスオオゴミムシ、(追)アシミゾナガゴミムシ、(追)トックリナガゴミムシ、コガシラナガゴミムシ、アオグロヒラタゴミムシ、セアカヒラタゴミムシ、ヒメツヤヒラタゴミムシ、コアオマルガタゴミムシ、(追)ヒメツヤマルガタゴミムシ、コマルガタゴミムシ、ナガマルガタゴミムシ、(追)ヨツモンエグリゴミムシ、ゴミムシ、ホシボシゴミムシ、(追)ミカゲゴモクムシ、ヒメケゴモクムシ、ケウスゴモクムシ、オオズケゴモクムシ、コゴモクムシ、(長)ウスアカクロゴモクムシ、(追)アシグロゴモクムシ、(長)ツヤアオゴモクムシ、(追)チョウセンゴモクムシ、アカアシマルガタゴモクムシ、マダラゴモクムシ、カラカネゴモクムシ、オオスナハラゴミムシ、(追)クロケブカゴミムシ、(長)オオキベリアオゴミムシ、ムナビロアトボシアオゴミムシ、アトワアオゴミムシ、キボシアオゴミムシ、(追)スジビロウドコガネ、アカビロウドコガネ、アオドウガネ、コアオハナムグリ、(長)シラフチビマルトゲムシ、(追)ヒメサビキコリ、テントウムシ(ナミテントウとして)、コスナゴミムシダマシ、ナガサキトゲヒサゴゴミムシダマシ、(追)ヒメツチハンミョウ、(追)マルクビツチハンミョウ、(追)フタスジヒメハムシ、(追)スジグロオオハムシ。

98.今坂正一(1999)第1回多良岳採集例会で採集した甲虫, こがねむし, (61): 11-12.

1998.6.29〜30長崎昆虫研究会第1回多良岳採集例会においてナイター(灯火とライトトラップ)で採集した甲虫類の記録。

(長崎県諫早市白木峰:諫早少年自然の家):キンモリヒラタゴミムシ、イクビモリヒラタゴミムシ、ヒメツヤヒラタゴミムシ、ミドリマメゴモクムシ、サツマコフキコガネ、クリイロコガネ、ナガチャコガネ、カミヤビロウドコガネ、セマダラコガネ、アカガネチビタマムシ、サビキコリ、フタモンウバタマコメツキ、クシコメツキ、アカマダラケシキスイ、ナガニジゴミムシダマシ、クロカミキリ、ツシマムナクボカミキリ、ヨツスジハナカミキリ、マツノマダラカミキリ、タイワンツブノミハムシ、コフキゾウムシ、オオミスジマルゾウムシ、マツアナアキゾウムシ、
(長崎県高来町修多羅の森):ハコネモリヒラタゴミムシ、ホソモリヒラタゴミムシ、クリイロコガネ、ナガチャコガネ、ツヤケシビロウドコガネ、ツヤコガネ、エダヒゲナガハナノミ、ナガチャクシコメツキ、クロナガキマワリ、オオサワカミキリモドキ、ホソカミキリ、ヒゲナガカミキリ、ビロウドカミキリ、
(長崎県高来町小松尾):キンモリヒラタゴミムシ、イクビモリヒラタゴミムシ、フタホシアトキリゴミムシ、ミヤマクワガタ、(訂)ノコギリクワガタ、(訂)コクワガタ、(訂)スジクワガタ、ナガチャコガネ、カミヤビロウドコガネ、ツヤケシビロウドコガ、ツヤコガネ、ムナビロサビキコリ、オオサビコメツキ、クシコメツキ、ヒラタクシコメツキ、(追)カタアカハナボタル、カタモンオオキノコムシ、キボシテントウダマシ、コマルキマワリ、フナガタクチキムシ、カトウカミキリモドキ、キイロカミキリモドキ、オオサワカミキリモドキ、ホソカミキリ、ヨツスジハナカミキリ、ナガゴマフカミキリ。

99.山元宣征(1999)クスベニカミキリに関する2、3の知見, こがねむし, (61): 31.
長崎県大村市黒木と同高来町五家原岳東面(標高660m付近)における(長)クスベニカミキリの記録。


100.今坂正一ほか(1999)長崎県産コガネムシ主科目録, こがねむし, (62): 1-38.
長崎県多良山系産86種を記録。

(長)マダラクワガタ(黒木岳、大村市黒木)、
(長)ネブトクワガタ(大村市鉢巻山、野岳、諫早市富川、目代)、
(訂)ヒラタクワガタ(大村市、大村市狸ノ尾、諫早市五家原岳、目代、長田、小長井町)、
(訂)コクワガタ(東彼杵町遠目郷、高来町小松尾、諫早市五家原岳、白木峰、目代、長田、小長井町、長戸)、 (訂)スジクワガタ(大村市野岳、高来町小松尾、諫早市五家原岳)、
ミヤマクワガタ(大村市野岳、高来町小松尾、諫早市五家原岳、白木峰、目代、小長井町)、
アカアシクワガタ(諫早市五家原岳)、
ルリクワガタ雲仙亜種(大村市黒木、諫早市五家原岳、高来町金泉寺)、
(訂)オニクワガタ(大村市黒木、諫早市五家原岳、高来町金泉寺)、
(訂)ノコギリクワガタ(東彼杵町竜頭泉、大村市南河内林道、野岳、黒木、高来町、高来町小松尾、諫早市五家原岳、白木峰、目代、小長井町)、 ムネアカセンチコガネ(諫早市白木峰)、
センチコガネ(大村市黒木、狸ノ尾、高来町金泉寺、諫早市五家原岳、白木峰、目代)、
(長)アカマダラセンチコガネ(諫早市白木峰)、 マメダルマコガネ(大村市狸ノ尾、高来町小松尾)、
コブマルエンマコガネ(諫早市白木峰、目代)、 カドマルエンマコガネ(諫早市目代)、
ミツノエンマコガネ(諫早市目代)、
フチケマグソコガネ(大村市狸ノ尾、諫早市五家原岳、白木峰、目代)、
ヨツボシマグソコガネ(諫早市目代)、
ウスイロマグソコガネ(大村市南河内林道、狸ノ尾、諫早市五家原岳、目代)、
マグソコガネ(大村市小川内谷、諫早市五家原岳)、
クロツツマグソコガネ(大村市黒木、高来町轟の滝、平原)、
セスジカクマグソコガネ(大村市南河内林道、諫早市白木峰、目代)、
トゲマグソコガネ(大村市南河内林道)、 ヒメカンショコガネ(諫早市白木峰、目代)、
オオカンショコガネ(高来町轟の滝)、
ナガチャコガネ(大村市南河内林道、高来町小松尾、修多羅の森、砥石川林道、金泉寺、諫早市五家原岳、白木峰、目代)、 クロコガネ(大村市狸ノ尾、諫早市五家原岳、白木峰、目代)、
オオクロコガネ(諫早市目代)、 オオコフキコガネ(諫早市五家原岳)、
サツマコフキコガネ(東彼杵町竜頭泉、諫早市五家原岳、白木峰、目代)、
クリイロコガネ(高来町修多羅の森、諫早市五家原岳、白木峰)、
オオキイロコガネ(高来町砥石川林道、金泉寺、諫早市五家原岳、白木峰)、
ヒメアシナガコガネ(大村市南河内林道、黒木、狸ノ尾、大多武、高来町金泉寺、轟の滝、小江、諫早市五家原岳、仏の辻、白木峰)、 クロアシナガコガネ(高来町轟の滝、諫早市五家原岳)、
ヒゴシマビロウドコガネ(大村市狸ノ尾、高来町轟の滝、諫早市五家原岳)、
(追)スジビロウドコガネ(東彼杵町深入谷)、
アカビロウドコガネ(東彼杵町竜頭泉、深入谷、大村市南河内林道、諫早市五家原岳、白木峰、目代)、
(追)ビロウドコガネ(大村市黒木)、
カミヤビロウドコガネ(大村市狸ノ尾、高来町小松尾、砥石川林道、諫早市五家原岳、白木峰、目代)、
マルガタビロウドコガネ(大村市南河内林道、高来町轟の滝、諫早市白木峰)、
(追)ダイセンビロウドコガネ九州亜種(諫早市五家原岳)、
(追)ハラゲビロウドコガネ(高来町砥石川林道)、
ヒゲナガビロウドコガネ(大村市南河内林道)、 ホソヒゲナガビロウドコガネ(諫早市五家原岳)、
ツヤケシビロウドコガネ(諫早市五家原岳、五家原岳東面水神池)、
トケジビロウドコガネ(諫早市五家原岳)、 クロチャイロコガネ(長崎県多良岳)、
(訂)ヒメチャイロコガネ(大村市笹ヶ岳、諫早市五家原岳)、
ヤマウチチャイロコガネ(大村市南河内林道、笹ヶ岳西面、諫早市五家原岳)、
ヨツバコガネ(大村市狸ノ尾)、
コイチャコガネ(東彼杵町竜頭泉、大村市南河内林道、大多武、黒木、狸ノ尾、高来町金泉寺、小江、諫早市五家原岳、白木峰、目代、長田、上平田、小長井町山茶花高原)、
アオドウガネ(東彼杵町深入谷、諫早市白木峰、目代)、
ドウガネブイブイ(東彼杵町竜頭泉、大村市南河内林道、大多武、狸ノ尾、諫早市白木峰、目代)、
サクラコガネ(諫早市白木峰、目代)、
ツヤコガネ(大村市南河内林道、高来町小松尾、修多羅の森、砥石川林道、諫早市五家原岳、白木峰)、
ヒラタアオコガネ(東彼杵町竜頭泉、大野原、大村市琴ノ尾岳、黒木、狸ノ尾、高来町金泉寺、小江、諫早市白木峰、長田、小長井町打越名)、
ヒメコガネ(東彼杵町竜頭泉、大野原、諫早市五家原岳、白木峰、目代、長田)、
オオダイセマダラコガネ(諫早市五家原岳)、
セマダラコガネ(大村市南河内林道、黒木、高来町金泉寺、諫早市五家原岳、白木峰)、
オオスジコガネ(高来町金泉寺、諫早市五家原岳、白木峰)、
ヒメスジコガネ(大村市南河内林道、諫早市五家原岳、五家原岳水神池)、
コガネムシ(東彼杵町大野原、諫早市目代)、
タケムラスジコガネ(大村市南河内林道、高来町金泉寺、諫早市五家原岳、五家原岳水神池、白木峰)、
スジコガネ(東彼杵町大野原、諫早市五家原岳、白木峰、目代)、
(長)ウスチャコガネ(東彼杵町竜頭泉、小長井町打越名)、 (追)キスジコガネ(高来町轟の滝)、
マメコガネ(東彼杵町大野原、大村市黒木、狸ノ尾、高来町金泉寺、諫早市五家原岳、白木峰、長田)、
ヒラタハナムグリ(大村市南河内林道、黒木、狸ノ尾、大多武、高来町轟の滝、小江、諫早市五家原岳、白木峰、上平田)、
ヒメトラハナムグリ(大村市南河内林道、高来町轟の滝、諫早市五家原岳、白木峰)、
オオチャイロハナムグリ(高来町轟の滝)、
(訂)オオトラフコガネの近似種(大村市笹ヶ岳、黒木、高来町轟峡烽火山、諫早市五家原岳)、
ジュウシチホシハナムグリ(大村市黒木、高来町轟の滝、諫早市五家原岳)、
ハナムグリ(大村市黒木、高来町轟の滝、諫早市白木峰)、
アオハナムグリ(大村市南河内林道、黒木、狸ノ尾、大多武、高来町金泉寺、砥石川林道、轟の滝、小江、諫早市五家原岳、白木峰、目代)、 クロハナムグリ(諫早市五家原岳、白木峰)、
コアオハナムグリ(東彼杵町深入谷、大村市大多武、黒木、狸ノ尾、高来町轟の滝、小江、諫早市五家原岳、白木峰、目代、長田、小長井町山茶花高原)、アカマダラコガネ(諫早市五家原岳、目代)、 (追)シラホシハナムグリ(諫早市目代)、
(追)ムラサキツヤハナムグリ(大村市黒木、高来町轟の滝)、
ミヤマオオハナムグリ(諫早市五家原岳)、
シロテンハナムグリ(東彼杵町大野原、大村市狸ノ尾、諫早市五家原岳)、
カナブン(大村市狸ノ尾、諫早市五家原岳、長田)、クロカナブン(長崎県多良岳)、
アオカナブン(大村市南河内林道、黒木、高来町金泉寺、諫早市五家原岳、白木峰、目代)、カブトムシ(諫早市五家原岳、目代)。

101.古川雅通(1999)第123回例会採集会(鹿島市平谷周辺)の報告, 佐賀むし通信,(192): 983.
佐賀県鹿島市平谷周辺での佐賀昆虫同好会第123回例会の報告。チャイロヒゲビロウドカミキリ九州亜種(イチョウヒゲビロウドカミキリとして)、ヨツスジハナカミキリ、ヒトオビアラゲカミキリ、ミヤマクワガタの記録。

102.桃下大(1999)冠水するヨドシロヘリハンミョウの巣穴の行動について(1), 昆虫と自然, 34(3): 35-38.
佐賀県太良町の有明海河口での(追)ヨドシロヘリハンミョウ観察例を紹介。

103.Nomura, S.(1999) A taxonomic revision of the Japanese species of the genus Pselaphogenius (Col., Staphylinidae, Pselaphinae) Part 1. Species of Western Kyushu. Bull. Natn. Sci. Mus., Ser. A, 25(4): 259-268.
日本産アラメヒゲナガアリヅカムシ属の再検討、多良山系佐賀県側の3種(いずれも新種でパラタイプ)を記録。(追)マツウラヒゲナガアリヅカムシ(佐賀県塩田町唐泉山、嬉野町虚空蔵山)、(追)タラダケヒゲナガアリヅカムシ(佐賀県鹿島市経ヶ岳)、(追)シマバラヒゲナガアリヅカムシ(佐賀県鹿島市経ヶ岳)を記録。

104.小旗裕樹(2000)1999年佐賀県で採集した甲虫, 佐賀の昆虫, (34): 303-304.
多良山系佐賀県側の記録として、鹿島市平谷におけるヒメオサムシ、ムナビロアトボシアオゴミムシ、(訂)ノコギリクワガタ、オオスジコガネ、(佐)サクラコガネ、ケヤキナガタマムシ、ヒメボタル、ヨツスジハナカミキリ、クワサビカミキリ、チャイロヒゲビロウドカミキリ九州亜種(イチョウヒゲビロウドカミキリとして)、ヒトオビアラゲカミキリ、ラミーカミキリと、鹿島市柿原におけるミツギリゾウムシの記録。


105.田中清・山元宣征(2000)陸生ボタルの採集記録(1), こがねむし, (63): 51-52.
長崎県産陸生ボタルの3種の採集記録。オオマドボタル(東彼杵町大野原標高400m付近)と、(長)オオオバボタル(東彼杵町遠目郷、高来町烏帽子岳)の記録。

106.田中清・桃下大(2000)アオカミキリの採集記録, こがねむし, (63): 53.
長崎県諫早市少年自然の家(標高450m付近)と同高来町烏帽子岳(標高400m付近)の記録。

107.池崎善博(2000)キンイロエグリタマムシを多良岳で採集, こがねむし, (64): 36.
長崎県高来町修多羅公園付近の記録。

108.山元宣征(2000a)ゴマダラカミキリを10月に採集, こがねむし, (64): 51.
長崎県中山越〜八丁谷中間点付近(標高650m付近)の記録。

109.山元宣征(2000b)ヒゲナガカミキリ成虫の越冬飼育, こがねむし, (64): 52.
長崎県高来町五家原岳東面(標高770m付近)で採集したヒゲナガカミキリ成虫が室内での飼育で、1999.7.31〜2000.4.21まで生存。

110.Hoshina, H. (2000) A taxonomic study on the subgenus Neoceble (Col., Leiodidae: Agathidium) from Kyushu, Japan. Species Diversity, 5(1): 59-88.
日本産タマキノコムシ科マルタマキノコムシ属の再検討で10種が扱われている。そのうち、多良山系産として(追)タバルザカマルタマキノコムシ(佐賀県多良岳)が記録されている。

111.今坂正一ほか(2001) 11)昆虫類の概要, ながさきの希少な野生動植物,: 395-509, 長崎県.
長崎県版のレッドデータブック、甲虫類は112種で、うち多良山系産として分布図等で50種を記録。

(追)ヨドシロヘリハンミョウ(諫早市)、ミヤマオオハナムグリ、アカマダラコガネ、(訂)タラオオズナガゴミムシ(仮称)、(訂)タラダケナガゴミムシ、ルリクワガタ雲仙亜種、オオチャイロハナムグリ(高来町轟の滝)、(追)タラクビボソジョウカイ(多良岳横断林道、高来町轟の滝)、ウンゼンケナガクビボソムシ、コナガキマワリ、フタコブルリハナカミキリ、(追)ルリナガツツハムシ、(追)シロヘリハンミョウ、タラヌレチゴミムシ、セマルミズギワゴミムシ、セアカオサムシ、(訂)イマサカナガゴミムシ、ガムシ、(追)ツマグロマルハナノミ、(長)マダラクワガタ、アカアシクワガタ、(訂)オニクワガタ、ヨツバコガネ、(訂)オオトラフコガネの一種、アオマダラタマムシ、(長)ヘイケボタル、(訂)タラチビジョウカイ(大村市南河内林道)、(訂)ソボムラサキジョウカイ北九州亜種(大村市南河内林道、諫早市五家原岳)、(追)ヤマトヒメメダカカッコウムシ(高来町湯江)、(追)ヤマトヒメテントウ(高来町湯江)、(追)アリアケホソヒメアリモドキ(小長井町長戸)、ナガサキトゲヒサゴゴミムシダマシ、マルヒサゴゴミムシダマシ(高来町金泉寺、諫早市五家原岳)、(訂)セダカコブヤハズカミキリ北九州亜種、ヨツボシカミキリ、トラフカミキリ、(追)ジュウシホシツツハムシ(東彼杵町大野原、諫早市白木峰)、マイマイカブリ、ミズスマシ(高来町轟の滝)、(長)アカマダラセンチコガネ(諫早市白木峰)、ヤマトタマムシ、(長)ゲンジボタル、アリモドキカッコウムシ、(長)ヨツボシオオキスイ、(追)ニホンホホビロコメツキモドキ、ミカドテントウ(大村市狸ノ尾)、アオバナガクチキムシ(鳥甲山、諫早市五家原岳、一の宮岳、多良岳)、(長)クスベニカミキリ(大村市黒木、諫早市五家原岳)、ミツギリゾウムシ、オオシロオビゾウムシ(大村市)。

112.Imasaka, S. & M. Amano (2001) Pidonia neglecta hizena n. subsp., a new subspecies from Western Kyushu, Japan (Coleoptera, Cerambycidae). SUKUNAHIKONA, Spec. Publ. Japan Coleopt. Soc. (1): 337-342.
(訂)ヒミコヒメハナカミキリ西九州産を亜種 ssp. hizena Imasaka et Amano として記載。多良山系産としてはパラタイプとして、佐賀県(鹿島市経ヶ岳、同平谷、同奥平谷、太良町多良岳)と長崎県(大村市南河内林道、高来町金泉寺、同轟の滝)から記録。

追加
113.Nishikawa, M. (1992) Two noticeable records of Catops (Col., Cholevidae) from Kyushu, Southwest Japan. Elytra, 20(2): 202.
(追)ホソガタチビシデムシ(長崎県大村市黒木)の記録。

114.Yoshitomi, H. (2001) Taxonomic study the genus Hydrocyphon (Col., Scirtidae) of Japan and her adjacent regions. Elytra, 29(1): 87-107.
(追)ケシマルハナノミの原記載で佐賀県鹿島市平谷と長崎県高来町轟の滝の記録。

115.Imasaka, S. (2001) Taxonomic study of the genus Hatchiana (Col., Cantharidae, Podabrini). Jpn. J. syst. Ent, 7(2): 279-313.
日本産Hatchiana属に含まれる12種のレビジョン。多良山系からは、(訂)クビボソジョウカイ、(追)キュウシュウクビボソジョウカイ(長崎県大村市黒木、高来町金泉寺、轟の滝)、(追)タラクビボソジョウカイ(長崎県高来町轟の滝:ホロタイプ、長崎県高来町多良岳横断林道:パラタイプ)の3種を記録。

116.桃下大(2001) 多良山系の甲虫類, 多良岳の生物,: 103-118.
多良岳の生物は長崎県生物学会の創立30周年記念誌で、多良山系長崎県側の生物相を総括した。本報文は多良山系産甲虫107種を記録、主として山地性種、固有種などを紹介し、生息する標高や微環境などの生態を、多良山系で撮影した生態写真と共に紹介した。山頂近く:標高800m以上、中腹:標高500m前後、低地:標高300m以下、平地:標高100m以下として記録。一部、佐賀県側の種も紹介した。

ホソセスジムシ(中腹から山頂、大村市自然休養林)、チャイロヒラタセスジムシ(中腹から山頂、大村市黒木〜高来町金泉寺)、ニワハンミョウ(草原の裸地や林道、山頂近く、諫早市目代)、ハンミョウ(低標高地、明るい林道)、ヒメオサムシ(低地、山頂、高来町金泉寺)、オオオサムシ(低地〜山頂、諫早市日の出町)、セアカオサムシ(標高300〜450m付近の林縁の草地、側溝)、マイマイカブリ(低地〜中腹以上)、(追)ミヤマメダカゴミムシ(一の宮岳、諫早市五家原岳)、ミヤマヒサゴゴミムシ(山頂一帯)、(訂)タラオオズナガゴミムシ(仮称)(夏緑樹林帯)、(訂)タラダケナガゴミムシ(夏緑樹林帯)、ミヤマジュウジゴミムシ(ミヤマジュウジアトキリゴミムシとして:諫早市五家原岳)、オオホソクビゴミムシ(低地〜中腹)、モンキマメゲンゴロウ(平地)、クロシデムシ(低地〜中腹)、ヨツボシモンシデムシ(低地〜山頂、高来町金泉寺)、オオモモブトシデムシ(中腹、諫早市少年自然の家)、エグリデオキノコムシ(低地〜山頂、高来町金泉寺)、クロツヤハネカクシ(中腹以上)、クロモンシデムシモドキ(烏帽子岳、高来町轟峡)、(長)ルリコガシラハネカクシ(諫早市五家原岳)、ヒメオオキバハネカクシ、サビハネカクシ(中腹〜山頂)、ミヤマクワガタ(中腹、高来町轟の滝〜金泉寺)、(訂)オニクワガタ(山頂付近、標高400m以下の渓谷、諫早市五家原岳)、ルリクワガタ雲仙亜種(山頂付近)、(長)マダラクワガタ(夏緑樹林)、(訂)ノコギリクワガタ(低地〜中腹)、アカアシクワガタ(諫早市五家原岳)、(訂)コクワガタ(低地、中腹)、(訂)スジクワガタ(中腹)、(訂)ヒラタクワガタ(低地〜中腹)、(長)ネブトクワガタ(低地〜中腹、高来町轟峡)、(訂)オオクワガタ(平地:佐賀県側)、ムネアカセンチコガネ(諫早市五家原岳の中腹)、センチコガネ(平地〜山頂)、ヨツバコガネ(高来町轟峡)、ダイセンビロウドコガネ九州亜種、ホソヒゲナガビロウドコガネ、ヒゲナガビロウドコガネ、タケムラスジコガネ(中腹〜山頂)、オオスジコガネ(低地〜山頂、高来町金泉寺)、オオチャイロハナムグリ、(訂)オオトラフコガネ(の近似種)、ミヤマオオハナムグリ(諫早市五家原岳)、(長)マスダクロホシタマムシ(諫早市本明川、高来町小江、諫早市仏の辻、諫早市五家原岳)、ウバタマムシ(低地〜中腹、諫早市五家原岳)、(長)クロタマムシ(大村市自然休養林)、アオマダラタマムシ(低地〜中腹)、オニチャイロツヤハダコメツキ(諫早市白木峰)、シモフリコメツキ(諫早市五家原岳、一の宮岳)、ニホンベニコメツキ(中腹〜山頂、高来町金泉寺)、(訂)ソボムラサキジョウカイ北九州亜種(山頂付近)、ヒメキンイロジョウカイ(中腹〜山頂、諫早市五家原岳)、(追)タラクビボソジョウカイ(Hatchiana sp.として:標高300〜800m)、ウンゼンケナガクビボソムシ(大村市黒木;佐賀県鹿島市奥平谷)、アリモドキカッコウムシ、(長)ヨツボシオオキスイ(高来町黒新田、小長井町新田原)、ツツオニケシキスイ(諫早市五家原岳)、ベニヒラタムシ(大村市郡岳、諫早市五家原岳)、ルリオオキノコムシ(烏帽子岳)、カタモンオオキノコムシ(中腹〜山頂)、アカハバビロオオキノコムシ(低地〜山頂)、クロハバビロオオキノコムシ(中腹〜山頂、諫早市五家原岳)、ミヤマオビオオキノコムシ(中腹〜山頂、烏帽子岳)、(長)ムモンシリグロオオキノコムシ(諫早市五家原岳)、ベニモンムネビロオオキノコムシ(諫早市五家原岳)、(追)ヨツボシオオキノコムシ(諫早市五家原岳)、ウンモンテントウ(諫早市五家原岳、高来町金泉寺)、カメノコテントウ(山頂付近、高来町黒新田)、モンキゴミムシダマシ、オオモンキゴミムシダマシ(大村市経ヶ岳)、フタモンツヤゴミムシダマシ(山頂)、ヨツボシゴミムシダマシ(中腹以上、諫早市五家原岳)、ミツノゴミムシダマシ(中腹〜山頂)、マルヒサゴゴミムシダマシ(山頂、諫早市五家原岳)、ツヤヒサゴゴミムシダマシ(中腹〜山頂)、ナガサキトゲヒサゴゴミムシダマシ(低地〜標高500m以下、五家原岳西中腹)、コナガキマワリ(中腹〜山頂)、コマルキマワリ(大村市鳥甲山、諫早市五家原岳中腹)、キマワリ九州亜種(平地〜山頂、諫早市五家原岳)、(訂)ニシアオハムシダマシ(アオハムシダマシとして:中腹以上)、モンキナガクチキムシ(中腹〜山頂)、クビナガムシ(中腹以上〜山頂)、ヘリハネムシ、セアカナガクチキムシ(山頂、諫早市五家原岳)、アオバナガクチキムシ(中腹〜山頂)、ムネアカナガクチキムシ(大村市自然休養林、諫早市少年自然の家)、ハガタホソナガクチキムシ(中腹、大村市自然休養林)、(追)ヒメツチハンミョウ(低地〜中腹、諫早市白木峰、諫早市目代)、(追)マメハンミョウ(低地〜中腹、諫早市目代)、フタコブルリハナカミキリ、カラカネハナカミキリ(諫早市五家原岳)、オオヒメハナカミキリ(夏緑樹林)、アオカミキリ、ヒゲナガカミキリ、シロトラカミキリ(中腹〜山頂)、オオヨツスジハナカミキリ(中腹〜山頂)、ヨツスジハナカミキリ九州亜種(平地〜山頂)、(訂)セダカコブヤハズカミキリ北九州亜種(中腹〜山頂、高来町金泉寺)、(追)クリイロシラホシカミキリ(諫早市五家原岳 1ex. 29.VII. 1997.桃下採集)、ドロノキハムシ(諫早市五家原岳)、イタヤハマキチョッキリ(中腹以上)、オトシブミ(諫早市五家原岳)、ミツギリゾウムシ(高来町轟の滝〜いこいの村長崎、高来町轟峡、烏帽子岳;佐賀県太良町帆柱岳)、(追)マルモンタマゾウムシ(小長井町山茶花公園)。

117.田中清(2001) 多良山系のホタル科, 多良岳の生物,: 119-120.
多良山系長崎県側産のホタル科8種を記録し、生態等を紹介した。産地名の記述はない。ムネクリイロボタル、カタモンミナミボタル、(長)ゲンジボタル、(長)ヘイケボタル、(長)ヒメボタル、オオマドボタル、オバボタル、(長)オオオバボタル。

118.石崎修造(2001) 多良山系の水生昆虫類, 多良岳の生物,: 121-123.
多良山系長崎県側の六河川における水生昆虫類110種を記録した。うち、甲虫類は13種であるが、大部分は幼虫による同定で半数は種までは確定できていない。種が確定されているのは次の6種である。(長)マスダチビヒラタドロムシ(マスダドロムシとして:大村市郡川、大村市大上戸川、大村市鈴田川、高来町境川、高来町深海川、諫早市本明川)、ヒラタドロムシ(大村市郡川、大村市大上戸川、大村市鈴田川、高来町境川、高来町深海川、諫早市本明川)、(追)クシヒゲマルヒラタドロムシ(大村市郡川、大村市大上戸川、大村市鈴田川、高来町境川、諫早市本明川)、ヒメマルヒラタドロムシ(大村市大上戸川、諫早市本明川)、チビヒゲナガハナノミ(大村市郡川、大村市大上戸川、大村市鈴田川、諫早市本明川)、(長)ゲンジボタル(大村市郡川、大村市鈴田川、高来町境川、諫早市本明川)

119.西田光康(2001) 大雨の後に得られた塩田川の甲虫, 佐賀の昆虫, (35): 351-354.
塩田川において、大雨の後の塵芥の中などで得られた甲虫のリスト。塩田町馬場下における39種の記録は多良山系佐賀県側に含まれる。

(佐賀県塩田町馬場下塩田川):(佐)ナガヒョウタンゴミムシ、ヒラタキイロチビゴミムシ、(佐)ウスオビコミズギワゴミムシ、(佐)アトオビコミズギワゴミムシ、(追)クリイロコミズギワゴミムシ、(佐)ヨツモンコミズギワゴミムシ、ヒラタコミズギワゴミムシ、アオミズギワゴミムシ、(追)トックリナガゴミムシ、(追)アシミゾナガゴミムシ、(追)コホソナガゴミムシ、コガシラナガゴミムシ、(佐)タンゴヒラタゴミムシ、セアカゴミムシ(セアカヒラタゴミムシとして)、(佐)ヒメツヤヒラタゴミムシ、ニセマルガタゴミムシ、(佐)ゴミムシ、ホシボシゴミムシ、オオゴモクムシ、オオズケゴモクムシ、ウスアカクロゴモクムシ、クロゴモクムシ、ツヤアオゴモクムシ、(佐)アカアシマルガタゴモクムシ、ヒコサンツヤゴモクムシ、(佐)キイロチビゴモクムシ、ツヤマメゴモクムシ、キクビアオアトキリゴミムシ、(追)スジビロウドコガネ、シラフチビマルトゲムシ、(追)ヒメサビキコリ、ヨツボシテントウダマシ、(追)ババヒメテントウ、スジコガシラゴミムシダマシ(スジコガシラハムシダマシとして)、ホソクビアリモドキ、(追)ケオビアリモドキ、ヨツボシホソアリモドキ、アオバネサルハムシ、ヨモギハムシ、イタドリハムシ。


120.古川雅通・江島浩紀(2001) 太良町中山キャンプ場の灯火採集で得られたカミキリムシ, 佐賀の昆虫, (35): 357-358.
多良山系佐賀県側で、佐賀昆虫同好会131例会の折り灯火採集で得られたカミキリムシ28種の記録。

(太良町中山キャンプ場):ニセヨコモンヒメハナカミキリ、チャイロヒメハナカミキリ、(訂)ヤツボシハナカミキリ(ツマグロ型) (ツマグロハナカミキリとして)、ヨツスジハナカミキリ九州亜種(ヨツスジハナカミキリとして)、(佐)ヒゲジロハナカミキリ、アオバホソハナカミキリ、ニンフホソハナカミキリ、ジャコウホソハナカミキリ、ベーツヤサカミキリ、トビイロカミキリ、アメイロカミキリ、ヒメクロトラカミキリ、タテスジゴマフカミキリ、ヒメナガサビカミキリ、アトジロサビカミキリ、ヒメヒゲナガカミキリ、センノキカミキリ、ニセビロウドカミキリ、シロスジカミキリ、ゴマダラモモブトカミキリ、シマトゲバカミキリ、ガロアケシカミキリ、ヤツメカミキリ、ハンノオオルリカミキリ(ハンノアオカミキリとして)、ニセシラホシカミキリ、ラミーカミキリ、ヒゲナガヒメルリカミキリ、セミスジニセリンゴカミキリ。

121.小幡裕樹(2001) 2000年佐賀県で採集した甲虫, 佐賀の昆虫, (35): 359-362.
多良山系佐賀県側で採集した28種の記録。
(鹿島市経ヶ岳):ヒメオサムシ、オオオサムシ、クロツヤヒラタゴミムシ、ウリハムシモドキ、
(鹿島市奥平谷):ヒメオサムシ、アトジロサビカミキリ、リンゴコフキハムシ、ミツギリゾウムシ、
(鹿島市平谷):(佐)ハラアカモリヒラタゴミムシ、クロツヤヒラタゴミムシ、フトゴモクムシ、ヨツボシモンシデムシ、ナミテントウ、ヒメヒゲナガカミキリ、(佐)ヤサイゾウムシ、キスジアシナガゾウムシ。

122.Lobl, I., S. A. Kurbatov and S. Nomura(1998a) A revision of the genus Triomicrus Sharp (Coleoptera: Staphylinidae: Pselaphinae). Bull. natn. Sci. Mus., Ser. A, 24(2): 69-105.
西アジア産マルムネアリヅカムシ属Triomicrusに含まれる11新種を含む17種の総説。多良山系産としてマルムネアリヅカムシ(長崎県東彼杵町龍頭泉、高来町金泉寺)を記録。この報文で、ガロアマルムネアリヅカムシをマルムネアリヅカムシのシノニムと処理する。

123.Lobl, I., S. A. Kurbatov and S. Nomura(1998b) On the Japanese species of Bryaxis (Coleoptera: Staphylinidae: Pselaphinae), with notes on allied genera and on endoskeletal polymorphy. Species Diversity, Sapporo, 3(2): 219-269.
日本産オノヒゲアリヅカムシ属Bryaxisに含まれる21新種を含む34種の総説。多良山系産として(追)ナガオノヒゲアリヅカムシ(佐賀県鹿島市経ヶ岳、長崎県高来町轟峡)、(追)タラダケオノヒゲアリヅカムシ(長崎県多良岳)、(訂)ミフシオノヒゲアリヅカムシ(長崎県高来町轟峡)の記録を含む。

124.野村周平・松尾照男(2001)平戸島、生月島と西彼杵半島のアリヅカムシ, こがねむし, (66): 1-6.
平戸島、生月島と西彼杵半島で採集されたアリヅカムシを記録したもの。このうち、文中引用として(追)Petaloscapus sp. 3(長崎県大村市)、(追)ネブトオノヒゲアリヅカムシ(長崎県高来町轟峡)、(訂) Bryaxis sp. 2 (マユミオノヒゲアリヅカムシとして:長崎県大村市)が記録されている。
また、ガロアマルムネアリヅカムシをマルムネアリヅカムシのシノニムとすること、Bryaxis affinis及びBryaxis sp. 9として記録した種をマユミオノヒゲアリヅカムシ(その後Bryaxis sp. 2に再訂正)に、Bryaxis sp. 7として記録した種を(追)ネブトオノヒゲアリヅカムシに、アシベアリヅカムシの属名をBarbieraからProsthecarthronに訂正した。

125.野村周平(投稿中)佐賀県のアリヅカムシ再説, 佐賀の昆虫.
佐賀県産アリヅカムシ類の第2回目総説で、前報で記録した79種に対して、分類学的変更、追加記録、和名の提唱などの整理を行い、佐賀県産82種を記録したもの。野村氏のご好意により掲載前の原稿から引用することを許された。なお、野村氏は本群を1998年以降、ハネカクシ科の1亜科として、アリヅカムシ亜科 Pselaphinaeとして扱われているが、本報文やリストでは、前回からの関連で従来通りアリヅカムシ科として扱う。このうち、多良山系産として、40種が記録された。
(佐)シュモクアリヅカムシ(鹿島市経ヶ岳、塩田町唐泉山、嬉野町虚空蔵山)
(追)Euplectus sp. 1 (太良町経ヶ岳、嬉野町虚空蔵山)、
(追)ホソヒメアリヅカムシ(属名はAphiliaに変更) (塩田町唐泉山)、
(佐)ハラフトアリヅカムシ(塩田町唐泉山)、  クチボソオチバアリヅカムシ(鹿島市奥平谷)、
(追)Batrisodellus sp. 1 (鹿島市経ヶ岳)、
(追)トガリムネトゲアリヅカムシ(野村新称)Basitrodes acuminatus (太良町中山)、
(佐)Batristilbus sp.1 (嬉野町虚空蔵山)、
(追)カザリヒゲブトムネトゲアリヅカムシ(野村新称)Petaloscapus ornatus (塩田町唐泉山、鹿島市経ヶ岳)、
(追)Petaloscapus sp. 1 (鹿島市経ヶ岳、太良町中山)、  (追)Petaloscapus sp. 2 (太良町中山)、
(追)Petaloscapus sp. 3 (塩田町唐泉山、太良町中山)、  (追)Petaloscapus sp. 4 (鹿島市経ヶ岳)、
ヒゲボソムネトゲアリヅカムシ(鹿島市経ヶ岳)、
(訂)キュウシュウハラクボアリヅカムシ(鹿島市経ヶ岳)、
(追)サイカイヒサゴアリヅカムシ(野村新称)Arthromelodes saikaiensis (鹿島市経ヶ岳、太良町経ヶ岳)、  マメアリヅカムシ(塩田町唐泉山、鹿島市祐徳稲荷神社)、
マルムネアリヅカムシ(嬉野町虚空蔵山、鹿島市経ヶ岳、鹿島市奥平谷、鹿島市祐徳稲荷神社、太良町経ヶ岳)、
(佐)ダイコクアリヅカムシ(嬉野町虚空蔵山)、  (追)Trissemus sp. 1 (太良町経ヶ岳)、
(追)ナガオノヒゲアリヅカムシBryaxis frontalis (鹿島市経ヶ岳)、
(追)ネブトオノヒゲアリヅカムシBryaxis affinis (嬉野町虚空蔵山)、
(訂)ミフシオノヒゲアリヅカムシBryaxis reversus (太良町経ヶ岳) 、
(追)Tychobythium sp. 2 (鹿島市経ヶ岳)、
(追)マツウラヒゲナガアリヅカムシ武雄型Pselaphogenius patrius Nomura(塩田町唐泉山、嬉野町虚空蔵山)、
(追)シマバラヒゲナガアリヅカムシPselaphogenius shimabaranus Nomura(鹿島市経ヶ岳)、
ヤマオオトゲアリヅカムシ(嬉野町虚空蔵山、鹿島市奥平谷、鹿島市祐徳稲荷神社、太良町経ヶ岳)、
(訂)コヤマトヒゲブトアリヅカムシ西日本亜種(太良町経ヶ岳、太良町多良岳)、
<訂正>
分類学的変更による整理・訂正は以下のとおり。
◎Pseudoplectus ? sp. 1 (鹿島市経ヶ岳、太良町中山)→Bibloplectus sp. 1 (鹿島市経ヶ岳、嬉野町虚空蔵山)
◎Petaloscapus sp. 2 (塩田町唐泉山)→(追)Petaloscapus sp. 3 (塩田町唐泉山)
◎Petaloscapus sp. 4 (塩田町唐泉山)→(追)カザリヒゲブトムネトゲアリヅカムシ(野村新称)Petaloscapus ornatus (塩田町唐泉山)
◎Batrisoschema euplectiforme (鹿島市経ヶ岳、鹿島市柿原−経ヶ岳)→Batrisoschema sp. 1 (鹿島市経ヶ岳、鹿島市柿原−経ヶ岳)
◎(佐)ハケスネアリヅカムシ(太良町中山)の学名をBatriscenaulax furuhatai (Kubota)からBatriscenaulax modestus (Sharp)に変更
◎(追)アシベアリヅカムシの学名をBarbiera palpalis (Lobl)からProsthecarthron sauteri Raffrayに変更(鹿島市塩田川河口、鹿島市北鹿島)
◎Bryaxis sp. 2 及びBryaxis japonicus Sharp→(追)ヤマトオノヒゲアリヅカムシBryaxis japonicus Sharp (嬉野町虚空蔵山)
◎Bryaxis sp. 1 →(追)タラダケオノヒゲアリヅカムシBryaxis taradakensis Lobl, Kurbatov et Nomura (塩田町唐泉山)
◎Bryaxis sp. 3 (太良町多良岳)→(追)新Bryaxis sp. 1 (太良町多良岳)
◎Bryaxis affinis (塩田町唐泉山、鹿島市柿原−経ヶ岳、太良町中山)→(追)新Bryaxis sp. 2 (塩田町唐泉山、嬉野町虚空蔵山)に訂正
◎長崎県産についてもBryaxis mayumi (長崎県大村市)→新Bryaxis sp. 2に訂正
◎アラメヒゲナガアリヅカムシ Dicentrius debilis (Sharp)(鹿島市経ヶ岳)→(追)タラダケヒゲナガアリヅカムシ Pselaphogenius shintaro Nomura(鹿島市経ヶ岳)
◎Pselaphus lewisi (鹿島市経ヶ岳)→(追)Pselaphus sp. 1 (鹿島市経ヶ岳)
◎オオアシナガアリヅカムシ Labomimus shibatai (太良町多良岳)→(追)Labomimus sp. 1
◎Tyrus japonicus (鹿島市経ヶ岳) →(佐)Tyrus sp. 1

126.西田光康(2000)西日本のクビナガゴミムシ属 Odacanthaについて, 北九州の蟲虫, 47(2): 139-140.
西日本のクビナガゴミムシ属の解説で、この属に含まれる4種の雄交尾器などの区別点と分布記録を示した。この中で、従来九州各地でチャバネクビナガゴミムシとして記録されていたものの大部分が、ブロンズクビナガゴミムシであることを示唆した。
多良山系産として、ブロンズクビナガゴミムシ(佐賀県鹿島市、長崎県諫早市)を記録した。

127.今坂正一・中條道崇(1983)ヒサゴゴミムシダマシ属の系統と進化(6), 月刊むし, (153): 23-26.
ナガサキトゲヒサゴ群の地方変異の解説。伊万里型、長崎型、野母崎型の3個体群に区別されることを示唆する。多良山系産として、ナガサキトゲヒサゴゴミムシダマシ長崎型を佐賀県(嬉野町虚空蔵山);長崎県(大村市狸ノ尾、諫早市白木峰)より記録。
前報で嬉野町虚空蔵山の記録を忘失していたので、改めて記録したい。

128.Morimoto, K. and C. E. Lee(1992) Curculionidae from Cheju Island, Korea, with discriptions of three new species (Ins., Col.). Esakia, (32): 1-18.
済州島と韓国のゾウムシ類のリスト。中に、韓国から日本まで分布する種の新種記載を含む。多良山系産として、ヒメゾウムシ亜科に含まれる(追)Acythopeus parabacimaculatus Morimoto et Lee(佐賀県多良岳:パラタイプ)の記録を含む。

129.Morimoto, K. and C. E.. Lee(1993) Revision of the genus Myosides Roelofs (Col.: Curculionidae). Esakia, (33): 59-86.
台湾から琉球、日本、韓国まで分布するMyosides チビヒョウタンゾウムシ属の総説。多良山系産として、(追)ニセチビヒョウタンゾウムシ(佐賀県多良岳)の記録をふくむ。

130.廣川典範・緒方健ほか(2000)昆虫・クモ類, 佐賀県の絶滅のおそれのある野生動植物 レッドデータブックさが,: 349-419, 佐賀県.
佐賀県版レッドデータブック。甲虫類は13種で、うち多良山系産として分布図等で6種を記録。(追)コガタノゲンゴロウ(佐賀県塩田町)、(佐)サワダマメゲンゴロウ(鹿島市奥山)、(訂)オオクワガタ(鹿島市:分布図による)、(追)ヨコヤマヒゲナガカミキリ(多良山系の尾根筋:分布図では鹿島市)、(訂)タラオオズナガゴミムシ(ヒコサンオオズナガゴミムシとして:多良山系上部:分布図では太良町)、ルリクワガタ雲仙亜種(ウンゼンルリクワガタとして:多良山系上部の夏緑樹林帯:分布図では太良町)。

II.1987年〜2001年に文献により追加および訂正された多良山系産甲虫
前報以降に、誤同定や新種記載等で和名および学名が訂正された種について示し(A-1)、訂正による記録種の削除(A-2)を行った。(A-1)と(A-2)後の再集計の結果、前報の記録種は、多良山系産1463種、佐賀県側1036種、長崎県側1232種、県不明1種(イケザキアシブトゾウムシ)となる。

以上をベースとして、多良山系からその後追加された種を整理し、記録地名と前項における文献ナンバーを示した。多良山系追加種(B)、佐賀県側追加種(C-1)、長崎県側追加種(C-2)を記録した。

A-1.訂正
前報で記録した種のうち、和名あるいは学名が変更された種と、未記載種として記録した種が新しく新種記載された種、同定誤り等で訂正した種などを整理した。これらの種については、訂正前と訂正後を同一種として集計した。なお、前報での記録については、佐賀県側:(佐)、長崎県側:(長)で示し、訂正後の記録は、県レベルでの新記録を含めて改めて総て記録し、文献ナンバーを示した。訂正により、佐賀県側10種、長崎県側1種が追加された。

1.オオホソチビゴミムシ Perileptus laticeps laticeps S.Ueno  長崎:大村市狸ノ尾(8)→ツヤホソチビゴミムシ Perileptus naraensis S.Ueno  長崎:大村市狸ノ尾(8)  同定誤りを訂正。

2.ムネミゾナガゴミムシ Caelostomus picipes japonicus Motschulsky (長)→ムネミゾマルゴミムシ Caelostomus picipes japonicus Motschulsky  佐賀:嬉野町下宿(14)、塩田町および嬉野町唐泉山(14)、鹿島市井手塩田川(91);(長)。甲虫図鑑等の和名変更による訂正。

3.Pterostichus sp. 1 (佐)(長)→イマサカナガゴミムシ Pterostichus imasakai Kasahara et Ohtani  佐賀:鹿島市経ヶ岳(原記載:15)、太良町中山(原記載:15)、太良町多良岳(原記載:15,46,60)、多良山系(73);長崎:大村市黒木(原記載:15)、高来町金泉寺(原記載:15)、諫早市五家原岳(原記載:15)、多良山系(17,111)。(15)の新種記載による訂正。

4.Pterostichus macrocephalus Habuヒコサンオオズナガゴミムシ(佐)(長)→タラオオズナガゴミムシ(仮称)Pterostichus sp.  佐賀:多良岳(ヒコサンオオズナガゴミムシとして:47)、多良山系上部(ヒコサンオオズナガゴミムシとして:130);長崎:多良山系(ヒコサンオオズナガゴミムシとして:17)、多良岳(ヒコサンオオズナガゴミムシとして:47)、高来町金泉寺(ヒコサンオオズナガゴミムシとして:60,111)、夏緑樹林帯(116)。(47)等により、ヒコサンオオズナガゴミムシとは別の種であることが示唆されている。

5.Pterostichus sp. 2 (佐)(長)→タラダケナガゴミムシ Pterostichus taradakensis Kasahara et Ohtani  佐賀:太良町中山(原記載:15)、太良町多良岳(原記載:15,46);長崎:高来町金泉寺(原記載:15)、諫早市五家原岳(原記載:15)、多良山系(17)、夏緑樹林帯(116)。(15)の新種記載による訂正。
6.タナカツヤハネゴミムシ Anisodactylus andrewesi (Schauberger) (佐)(長)→タナカツヤハネゴミムシ Harpalomimetes orbicollis Ito (佐)(長)、追加文献記録はない。Ito (1995)により訂正しておく。

7.コガシラアオゴミムシ Chlaenius variicornis Morawitz (佐)(長)→ニセコガシラアオゴミムシ Chlaenius kurosawai Kasahara  (佐)(長)、追加文献記録はない。Kasahara (1986)によりニセコガシラアオゴミムシが記載されたので、中根(1986)の解説に従って同定し直したところ、多良山系産の標本は総て本種であった。九州でも宮崎県では山地や大きな河川の河原ではコガシラアオゴミムシも得られており、多良山系でも河原の砂地などではあるいは産するかもしれない。取り敢えず、従来の記録はニセコガシラアオゴミムシとして訂正しておく。

8.ヒメアトキリゴミムシ Lebia calycophora Schmidt-Gobel (佐)(長)→ホシハネビロアトキリゴミムシ Lebia calycophora Schmidt-Gobel  (佐)(長)、追加文献記録はない。甲虫図鑑等の和名変更による訂正。

9.オオクビボソゴミムシ Galerita orientalis Schmidt-Gobel (佐)(長)→クビボソゴミムシ Galerita orientalis Schmidt-Gobel  (佐)(長)、追加文献記録はない。九州大学農学部昆虫学教室・日本野生生物研究センター(1989:以後、九大総目録と略記)等の和名変更による訂正。

10.ツブエンマムシ Anapleus semen (Lewis) (佐)→ツブエンマムシの一種 Anapleus sp.  佐賀:鹿島市奥平谷(45)。(45)において、大原はツブエンマムシAnapleus semen (Lewis)は再検討が必要と述べている。

11.ナガオチバアリヅカムシの近似種Philoscotus sp. (佐)(長)→クチボソオチバアリヅカムシ Philoscotus rostralis Nomura  佐賀:鹿島市奥平谷(30,125)、鹿島市柿原−経ヶ岳(76)、鹿島市経ヶ岳(72,76)、太良町中山(76)、太良町多良岳(原記載:16);長崎:多良岳(18)、大村市狸ノ尾(27,30)。(16)の新種記載による訂正。

12.Batriscenellus japonicus (Sharp) (長)→キュウシュウハラクボアリヅカムシ Batriscenellus kujumontanus Nomura  佐賀:鹿島市経ヶ岳(35,76,125)、太良町多良岳(72,76);長崎:多良岳(18,21)、諫早市五家原岳(27)。新種記載による訂正。

13.Batrisoschema euplectiforme (Sharp)(佐)→バトリソシュマ属アリヅカムシの一種(1)Batrisoschema sp. 1 佐賀:鹿島市経ヶ岳(72,76,125)、鹿島市柿原−経ヶ岳(76,125)。野村(125)による訂正。

14.エグリチイロアリヅカムシの一種 Batristilbus sp. (長)→チイロアリヅカムシの一種 Batristilbus sp. 1 佐賀:鹿島市経ヶ岳(72,76)、嬉野町虚空蔵山(125);長崎:多良岳(18)、大村市黒木(27)。野村(125)による訂正。

15.Bryaxis affinis (Sharp)(佐)(長)→Bryaxis sp. 2 佐賀:塩田町唐泉山(72,76)、嬉野町虚空蔵山(125)、鹿島市柿原−経ヶ岳(76)、太良町中山(72,76)、;長崎:多良岳(18)、大村市黒木(55)、野村(125)による訂正。

16.マメダルマアリヅカムシ(佐)(長)→マメアリヅカムシ Morana discedens Sharp  佐賀:塩田町唐泉山(72,76,125)、鹿島市経ヶ岳(72,76)、鹿島市柿原−経ヶ岳(76)、鹿島市祐徳稲荷神社(125);長崎:多良岳(18)、大村市黒木(27)、高来町轟峡(27,55)、高来町平原(55)。(72)の野村の提唱による訂正。
17.Takaorites sp.(佐)(長)→ネジレヒゲナガアリヅカムシの一種(1)Takaorites sp. 1 (Takaorites sp. 4の記録も含む) 佐賀:鹿島市柿原−経ヶ岳(76);長崎:多良岳(18)、高来町轟峡(27,30,55)。(125)の野村の提唱による訂正。

18.Tyrus japonicus Sharp(長)→ネジレヒゲナガアリヅカムシの一種(1)Tyrus sp. 1 佐賀:多良岳(27,30)、鹿島市経ヶ岳(72,76,125);長崎:多良岳(18)、諫早市五家原岳(27,30)。(125)の野村の提唱による訂正。

19.コヤマトヒゲブトアリヅカムシ(長)→コヤマトヒゲブトアリヅカムシ西日本亜種 Diartiger fossulatus morimotoi Nomura  佐賀:太良町多良岳(72,76,87,125)、太良町多良岳(125);長崎:多良岳(18)、大村市狸ノ尾(55)、諫早市五家原岳(27)。(87)による新亜種記載による訂正。

20.オオクワガタ Dorcus hopei (E.Saunders) (佐)→オオクワガタ Dorcus curvidens binodulus Waterhouse  (佐):佐賀県側平地(116)、鹿島市(130)。(100)の長崎県産コガネムシ主科目録に基づく学名の訂正。

21.コクワガタ Macrodorcas rectus (Motschulsky) (佐)(長)→コクワガタ Dorcus rectus rectus (Motschulsky)  (佐)、長崎:東彼杵町遠目郷(100)、高来町小松尾(98,100)、諫早市五家原岳(100)、諫早市白木峰(100)、諫早市目代(100)、諫早市長田(100)、小長井町(100)、小長井町長戸(30,100)、低地(116)、中腹(116)。(100)の長崎県産コガネムシ主科目録に基づく学名の訂正。

22.スジクワガタ Macrodorcas striatipennis (Motschulsky) (佐)(長)→スジクワガタ Dorcus striatipennis striatipennis (Motschulsky) 佐賀:太良町多良岳(66);長崎:大村市野岳(100)、高来町小松尾(98,100)、諫早市五家原岳(100)、中腹(116)。(100)の長崎県産コガネムシ主科目録に基づく学名の訂正。

23.オニクワガタ Prismognathus angularis Waterhouse (佐)(長)→オニクワガタ Prismognathus angularis angularis Waterhouse  佐賀:太良町中山(50);長崎:大村市黒木(100)、諫早市五家原岳(100)、高来町金泉寺(100)、山頂付近(116)、標高400m以下の渓谷(116)。(100)の長崎県産コガネムシ主科目録に基づく学名の訂正。多良岳産を南九州亜種 ssp. morimotoi Y.Kurosawa (50など)とする扱いもあるが、筆者は原亜種と考えるので、上記のような扱いとした。

24.ノコギリクワガタ Prosopocoilus inclinatus (Motschulsky) (佐)(長)→ノコギリクワガタ Prosopocoilus inclinatus inclinatus (Motschulsky) 佐賀:鹿島市平谷(104);長崎:東彼杵町竜頭泉(100)、大村市南河内林道(100)、大村市野岳(100)、大村市黒木(100)、高来町(100)、高来町小松尾(98,100)、諫早市五家原岳(100)、諫早市白木峰(100)、諫早市目代(100)、小長井町(100)、低地〜中腹(116)。(100)の長崎県産コガネムシ主科目録に基づく学名の訂正。

25.ヒラタクワガタ Serrognathus platymelus pilifer (Snellen van Vollenhoven) (佐)(長)→ヒラタクワガタ Dorcus platymelus pilifer Snellen van Vollenhoven  (佐)、長崎:大村市(100)、大村市狸ノ尾(100)、諫早市五家原岳(100)、目代(100)、長田(100)、小長井町(100)、低地〜中腹(116)。(100)の長崎県産コガネムシ主科目録に基づく学名の訂正。

26.Sericania sp. (長)→ヒメチャイロコガネ Sericania minuscula Nomura  長崎:大村市笹ヶ岳(100)、諫早市五家原岳(100)。(100)の長崎県産コガネムシ主科目録に基づく訂正。Sericania sp.はヒメチャイロコガネと同種として扱う。

27.オオトラフコガネ Paratrichius doenitzi (Harold) (佐)(長)→オオトラフコガネの近似種 Paratrichius sp.  (佐)、長崎:大村市笹ヶ岳(100)、大村市黒木(100)、高来町轟峡烽火山(100)、諫早市五家原岳(100)、多良山系(111,116)。(100)の長崎県産コガネムシ主科目録に基づく学名の訂正。オオトラフコガネ Paratrichius doenitziは、国内で複数の種に分割される可能性がある。

28.ホソキケシコメツキ Hayekpenthes pallidus (Lewis) (佐)(長)→ホソツヤケシコメツキ Hayekpenthes pallidus pallidus (Lewis)  (佐)(長)、文献記録はない。図鑑等の種名変更による訂正。

29.Malthodes sp. 3 (佐)(長)→ウスキチビジョウカイ Malthodes simplipygus Wittmer  (21)、(佐) (長)、既知種であることが判明。産地は上げないで、種名のみ訂正。

30.Malthodes sp. 1 (佐)(長)→シマバラチビジョウカイ(仮称) Malthodes sp. 1  (ヒコサンチビジョウカイMalthodes hikosanusとして:21)。(佐)(長)、一旦、ヒコサンチビジョウカイMalthodes hikosanusに訂正したが(21)、その後の研究で、ヒコサンチビジョウカイとは異なる未記載種と判明した。

31.Malthodes sp. 2 (佐)(長)→タラチビジョウカイ(仮称) Malthodes sp. 2 (佐)、産地名なし(21)、長崎:大村市南河内林道(111)。多良山系に固有な未記載種と判明した。

32.ヒサマツジョウカイ Athemus hisamatsui Ishida (佐)(長)→イシハラジョウカイ Athemus ishiharai Ishida  (佐)(長)、Okushima(1993)の処置に伴う訂正。ヒサマツジョウカイはイシハラジョウカイのシノニムと扱われた。

33.ヒメジョウカイ Micadocantharis japonica (Kiesenwetter) (佐)(長)→ヒメジョウカイ Athemus japonicus (Kiesenwetter)  (佐)(長)、今坂・中村(1993)により、所属がMicadocantharis属よりAthemus属に変更された。

34.ジョウカイボン西日本亜種 Athemus suturellus luteipennis (Kiesenwetter)(佐)(長) →ニシジョウカイボン Athemus luteipennis (Kiesenwetter)  佐賀:嬉野町大野原高原(ジョウカイボンとして:41);長崎:多良岳山頂(ジョウカイボンとして:1)。今坂・中村(1993)により、兵庫県以西の個体群は独立種ニシジョウカイボンに昇格された。

35.ニセヒメジョウカイ Athemus lineatipennis Wittmer (佐)(長)→ホソニセヒメジョウカイ Athemus okuyugawaranus Takahashi  (佐)(長)、文献記録はない。高橋(1992)により、ニセヒメジョウカイは関東地方に局所的に産するとされ、西日本産は新たに記載されたホソニセヒメジョウカイが当てられた。

36.ソボオアジョウカイ Themus sobosanus M.Sato et Ishida (佐)(長)→ソボムラサキジョウカイ北九州亜種 Themus sobosanus kitakyushuensis Takakura  (佐)、長崎:多良岳山頂(アオジョウカイとして:1)、多良山系(ソボムラサキジョウカイとして:17)、大村市南河内林道(111)、諫早市五家原岳(111)、山頂付近(116)。北九州産はTakakura(1989)により新亜種ssp. kitakyushuensis Takakuraとして記載された。

37.クビボソジョウカイ Podabrus heydeni Kiesenwetter (佐)(長)→クビボソジョウカイ Hatchiana heydeni (Kiesenwetter) (佐)(長)、(115)の今坂の再検討による属の変更。

38.ヒメシロニンフジョウカイ Podabrus sp. 58 (長)→ヒメシロニンフジョウカイ(仮称) Asiopodabrus sp. 58 (長)、本種より、No.48のオオニンフジョウカイまでは、Takahashi(2002)による亜属→属の昇格の結果、PodabrusからAsiopodabrusに属名を変更した。

39.フチトリニンフジョウカイ Podabrus sp. 8 (佐)(長)→リョウコジョウカイ原亜種(仮称) Asiopodabrus sp. 8  (佐)、長崎:多良山系(17)。未記載種。

40.クロニンフジョウカイ Podabrus malthinoides Kiesenwetter (佐)(長)→クロニンフジョウカイ九州亜種 Asiopodabrus malthinoides hayato (Nakane)  (21)。(佐)(長)、九州産はNakane & Makino(1989)により、亜種 ssp. hayato として区別された。

41.ミツメニンフジョウカイ Podabrus sp. 51 (佐)(長)→ミツメニンフジョウカイ Asiopodabrus nakaoi (Nakane) 佐賀:鹿島市奥平谷(30);長崎:大村市黒木(30)。Nakane & Makino(1990)により新種記載された。

42.チビニンフジョウカイ Podabrus sp. 17 (佐)(長)→チビニンフジョウカイ Asiopodabrus neglectus (Nakane)  (21)。(佐)(長)、Nakane & Makino(1989)により新種記載された。

43.キイロニンフジョウカイ Podabrus ochraceus Kiesenwetter (長)→キイロニンフジョウカイ Asiopodabrus ochraceus (Kiesenwetter) (長)。

44.ウスグロニンフジョウカイ Podabrus sp. 13 (佐)(長)→ウスグロニンフジョウカイ(仮称) Asiopodabrus sp. 13 (佐)(長)。

45.ホソニンフジョウカイ Podabrus sp. 21(佐)(長)→ホソニンフジョウカイ Asiopodabrus fragilis (Nakane et Makino)  (21)。(佐)(長)、Nakane & Makino(1989)により新種記載された。

46.シロニンフジョウカイ Podabrus sp. 48 (佐)→シロニンフジョウカイ(仮称) Asiopodabrus sp. 48 (佐)。

47.ナガサキニンフジョウカイ Podabrus sp. 15 (佐)(長)→ナガサキニンフジョウカイ(仮称)   Asiopodabrus sp. 15 (佐)(長)。

48.オオニンフジョウカイ Podabrus sp. 17 (佐)(長)→オオニンフジョウカイ(仮称) Asiopodabrus sp. 31 (佐)(長)。

49.ムネアカシリブトカッコウムシ Allochotes dichrous (Lewis) (長)→ムネアカマルカッコウムシAllochotes dichrous (Lewis)  (長)、文献記録はない。図鑑等の和名変更による訂正。

50.シイタケホソオオキノコムシ Dacne japonica Crotch (長)→ニホンホソオオキノコムシ Dacne japonica Crotch  (長)、文献記録はない。甲虫図鑑等の和名変更による訂正。

51.メツブテントウ Sticholotis substriata Crotch (長)→タラメツブテントウ(仮称) Sticholotis sp.  長崎:大村市黒木(21)、高来町轟の滝(21)。メツブテントウとは別のSticholotis 属の種と判明。

52.アオハムシダマシ Arthromacra viridissima Lewis (佐)(長)→ニシアオハムシダマシArthromacra kyushuensis Nakane  (佐)、長崎:多良岳山頂(アオハムシダマシとして:1)、中腹以上(アオハムシダマシとして:116)。本種は中根(1997)により記載され、近畿地方以西では低地〜山地の優占種。多良山系でも、最も優先する緑色のアオハムシダマシは本種に当たる。

53.クロツツホソカタムシ Teredolaemus politus (Lewis) (長)→クロツヤツツホソカタムシ Teredolaemus politus (Lewis)  (長)、文献記録はない。九大総目録等の和名変更による訂正。

54.ニセヨツコブゴミムシダマシ Uloma latimanus Kolbe (佐)(長)→ヨツコブゴミムシダマシ Uloma latimanus Kolbe  (佐)(長)、文献記録はない。九大総目録等の和名変更による訂正。

55.ヨツコブゴミムシダマシ Uloma bonzica Marseul (長)→モトヨツコブゴミムシダマシ Uloma bonzica Marseul  (佐)(長)、文献記録はない。九大総目録等の和名変更による訂正。

56.ムナクボカミキリ Arhopalus rusticus (Linne)(佐)(長)→サビカミキリ Arhopalus coreanus (Sharp)  佐賀:嬉野町大野原高原(63);長崎:諫早市五家原岳(44)、諫早市白木峰(44)。甲虫図鑑等の種名変更による訂正。

57.ツマグロハナカミキリ Leptura arcuata tsumagurohana Ohbayashi(佐)(長)→ヤツボシハナカミキリ(ツマグロ型) Leptura arcuata mimica Bates  佐賀:太良町中山キャンプ場(120)、長崎:多良岳(31)、大村市南河内林道(44)、大村市黒木(44)、諫早市五家原岳(44)、諫早市白木峰(44)。(44)により、西日本のツマグロハナカミキリの学名を検討し、上記学名に変更した。

58.ヤノヒメハナカミキリ Pidonia chairo Tamanuki (佐)(長)→サイゴクヒメハナカミキリ Pidonia fulcata Kuboki  (佐)、長崎:多良岳(ヤノヒメハナカミキリとして:44)。Kuboki (19)は、従来、ヒメハナカミキリ Pidonia mutataあるいは、ヤノヒメハナカミキリ Pidonia chairo と呼ばれていた種のうち、西日本産の個体群について新たに命名・新種記載した。

59.ヒミコヒメハナカミキリ Pidonia neglecta Kuboki(佐)(長) →ヒミコヒメハナカミキリ西九州亜種 Pidonia neglecta hizena Imasaka et Amano  佐賀:鹿島市経ヶ岳(ヒミコヒメハナカミキリとして:77;原記載:112)、鹿島市平谷(原記載:112)、鹿島市奥平谷(原記載:112)、太良町多良岳((ヒミコヒメハナカミキリとして:49;原記載:112);長崎:多良岳山頂(キベリクロヒメハナカミキリとして:1)、大村市南川内林道(ヒミコヒメハナカミキリとして:44;原記載:112)、高来町金泉寺(原記載:112)、高来町轟の滝(ヒミコヒメハナカミキリとして:44;原記載:112)。多良山系を含む西九州産は、(112)により亜種ssp. hizena Imasaka et Amanoとして記載された。

60.シロオビカミキリ Phymatodes albicinctus Bates (佐)→シロオビチビヒラタカミキリ Phymatodes albicinctus Bates  (佐)、長崎:大村市(44)、大村市黒木(44)、諫早市五家原岳(44)。甲虫図鑑等の和名変更による訂正。

61.ヒゲナガコブヤハズカミキリ Parechthistatus gibber longicornis Hayashi (佐)(長)→セダカコブヤハズカミキリ北九州亜種 Parechthistatus gibber longicornis Hayashi  佐賀:太良町多良岳(セダカコブヤハズカミキリとして:49,67);長崎:大村市南河内林道(44)、大村市黒木(44)、高来町金泉寺(44)、諫早市五家原岳(44)、多良山系(111)、中腹〜山頂(116)、高来町金泉寺(116)。九大総目録の和名変更を参考にして訂正。

62.チャイロヒゲビロウドカミキリ Acalolepta kusamai Hayashi (佐)(長)→チャイロヒゲビロウドカミキリ九州亜種 Acalolepta kusamai ginkgovora Makihara  (佐)、長崎:大村市黒木(44)、高来町轟の滝(44)。九州産はMakihara(1992)によりイチョウヒゲビロウドカミキリ Acalolepta ginkgovora Makiharaとして新種記載されたが、筆者はチャイロヒゲビロウドカミキリの亜種程度と考え、上記のように扱った。

63.シロチビコブカミキリ Miccolamia tuberculata Pic (佐)(長)→チビコブカミキリ Miccolamia verrucosa (Bates)  (佐)、長崎:高来町金泉寺(シロチビコブカミキリとして:44)、諫早市五家原岳(シロチビコブカミキリとして:44)。最近、Hasaegawa & Ohbayashi(2001)によるMiccolamia属の再検討が公表され、多良山系産は上記の種名・学名が当てられることが判明した。

64.ホソキリンゴカミキリ Oberea inclusa infranigrescens Breuning (佐)→ホソキリンゴカミキリ Oberea infranigrescens Breuning  (佐)、甲虫図鑑等の種名変更による訂正。

65.ムネアカツヤノミハムシLuperomorpha japonica Chujo et Ohno(佐)(長)→ムネアカオオノミハムシLuperomorpha collaris (Baly)(佐)(長)、文献記録はない。九大総目録等の学名変更による訂正。

66.ヨツモンアシナガハムシ Monolepta quadriguttata (Motschulsky) (長)→モンキアシナガハムシ Monolepta quadriguttata (Motschulsky)  佐賀:鹿島市奥平谷(ヨツモンアシナガハムシとして:14)、(長)、。甲虫図鑑等の和名変更による訂正。

61.ヤツボシカギバラヒゲナガゾウムシ Deropygus histrio Sharp (長)→ヤツボシヒゲナガゾウムシ Xanthoderopygus histrio (Sharp)  佐賀:太良町中山(ヤツボシカギバラヒゲナガゾウムシとして:14)、(長)。九大総目録の和名変更を参考にして訂正。

引用文献
今坂正一・中村慎吾(1993) 広島県のジョウカイボン相(予報),比和科学博物館研究報告, (31): 43-65.
Ito, N. (1995) Specis of the genus Harpalomimetes (Col., Carabidae, Harpalini). Elytra, 23(2): 267-282.
Kuboki, M. (1997) Notes on Lepturine genus Pidonia (Coleoptera, Cerambycidae) from Asia VI. A new Pidonia from the Western part of Japan. Elytra, 25(1): 25-29.
九州大学農学部昆虫学教室・日本野生生物研究センター(1989)日本産昆虫総目録I,九州大学農学部昆虫学教室,540pp.
Hasaegawa, M. & N. Ohbayashi (2001) A revisional study on the genus Miccolamia of Japan (Col., Cerambycidae, Lamiinae). Jpn. J. syst. Ent., 7(1): 1-28.
中根猛彦(1986)日本の甲虫(74),昆虫と自然,21(8):23-25.
中根猛彦(1997)日本の雑甲虫覚え書14,北九州の昆蟲,44(1):1-6.
Nakane, T. & T. Makino (1989) A revision of the genus Podabrus Westwood in Japan (II) (Insecta, Col., Cantharidae). Rev. Miyazaki Sangyo- Keiei Univ., 1(2): 1-18.
Nakane, T. & T. Makino (1990) A revision of the genus Podabrus Westwood in Japan (III) (Insecta, Col., Cantharidae). Fragm. Coleopt., (45/48): 183-197.
Okushima, Y. (1993) Synonymic note on Athemus ishiharai Ishida (Col., Cantharidae). Elytra, 21(2): 244.
Takahashi, K. (1992) The fauna of family Cantharidae (Coleoptera) in Kanagawa Prefecture, Japan. Kanagawa-Chuho, (100): 71-127.
Takahashi, K. (2002) A new species of the genus Asiopodabrus (Coleoptera, Cantharidae) from Eastern Honshu, Japan. Elytra, 30(1): 195-201.

A-2.削除
前報で記録した種のうち、1種が複数の種に分割された種や、取り扱い等が変化して、現在どの種をあてるべきか確定できない種について削除した。また、その後の文献で記録された種のうち、同定誤りが見つかった種についても削除した。

1.カワグチミズギワゴミムシ Bembidion aureofuscum Bates  佐賀:鹿島市浜町野畠(8)→ヒョウゴミズギワゴミムシ Bembidion hiogoense Batesの同定誤りであったので削除。後者はその他の地域でも採集しているので、多良山系初記録の項で改めて記録する。

2.キムネマルハナノミ Helodes protectus Harold (佐)(長)→削除  (88)に従って削除。

3.キムネマルハナノミの近似種 Helodes sp. (長)→削除  (88)に従って削除。

4.クロマルハナノミ Sarabandus monticola Nakane (佐)→削除  (88)に従って削除。

5.チビカサハラハムシ Demotina decorata Baly (長)→削除  Isono(1990)に従って、(30)で削除。

6.カサハラハムシ Demotina modesta Baly (佐)(長)→削除  Isono(1990)に従って、(30)で削除。

引用文献
Isono, M.(1990) A revision of the genus Demotina (Col., Chrysomelidae) from Japan, the Ryukyus, Taiwan and Korea, I-II. Jap. J. Ent. 58(2): 375-382, 58(3): 541-554.
B.多良山系産追加種
その後、多良山系から文献により追加された種を整理し、記録された県別、地名と前項における文献ナンバーを示した。追加種は301種、このうち、佐賀県側191種、長崎県側168種である。

1.ヨドシロヘリハンミョウ Cicindela inspecularis W.Horn  佐賀:太良町の海岸(102);長崎:諫早市本明川下流域一帯(43)、諫早市(111)
2.コハンミョウ Cicindela specularis Chaudoir  佐賀:鹿島市高津原(14)、鹿島市井手塩田川(91)
3.シロヘリハンミョウ Cicindela yuasai Nakane  佐賀:太良町の海岸(43);長崎:小長井町の海岸(43,92)、多良山系(111)
4.ミヤマメダカゴミムシ Notiophilus impressifrons Morawitz  長崎:高来町砥石川林道(14)、一の宮岳(116)、諫早市五家原岳(116)
5.ツヤヒメヒョウタンゴミムシ Clivina castanea Westwood  佐賀:嬉野町岩屋川内(8)
6.ヒメヒョウタンゴミムシ Clivina niponensis Bates  長崎:小長井町田原溜池(21)
7.コヒメヒョウタンゴミムシ Clivina vulgivaga Boheman  佐賀:嬉野町下宿(14)
8.オオホソチビゴミムシ Perileptus laticeps laticeps S.Ueno  鹿島市浜町野畠(8)
9.ウスモンミズギワゴミムシ Bembidion cnemidotum Bates  長崎:東彼杵町深入谷(97)
10.アトモンミズギワゴミムシ Bembidion niloticum batesi Putzeys  佐賀:太良町本町糸岐川(91)、長崎:高来町いこいの森(21)
11.ハマベミズギワゴミムシ Bembidion semiluitum semiluitum Bates  佐賀:鹿島市北鹿島(14)、鹿島市井手塩田川(91)
12.ツマキミズギワゴミムシ Bembidion semiluium Netolitzky  長崎:東彼杵町深入谷(フタモンミズギワゴミムシとして:97)
13.キアシルリミズギワゴミムシ Bembidion trajectum Netolitzky  佐賀:嬉野町岩屋川内(8)
14.キイロマルコミズギワゴミムシ Elaphropus latissimus (Motschulsky)  佐賀:嬉野町大野原高原(61);長崎:東彼杵町大野原高原(61)、高来町いこいの森(21)
15.ギョウトクコミズギワゴミムシ Paratachys gyotokuensis (Tanaka)  佐賀:鹿島市井手塩田川(91)
16.ムツモンコミズギワゴミムシ Paratachys plagiatus shimosae (Tanaka)  佐賀:鹿島市井手塩田川(91)
17.クリイロコミズギワゴミムシ Tachyura fumicata (Motschulsky) 佐賀:塩田町馬場下塩田川(119)
18.チャイロコミズギワゴミムシ Tachyura lutea (Andrewes)  佐賀:鹿島市井手塩田川(91)
19.キアシヌレチゴミムシ Patrobus flavipes Motschulsky  佐賀:鹿島市北鹿島(14)
20.トックリナガゴミムシ Pterostichus haptoderoides japanensis Lutshinik  佐賀:嬉野町下宿(14)、塩田町および嬉野町唐泉山(14)、鹿島市井手塩田川(91)、塩田町馬場下塩田川(119);長崎:東彼杵町深入谷(97)
21.コホソナガゴミムシ Pterostichus longinquus Bates  佐賀:鹿島市浜町野畠(8)、塩田町馬場下塩田川(119);長崎:小長井町長戸海岸(30)
22.キンナガゴミムシ Pterostichus planicollis (Motschulsky)  佐賀:鹿島市浜町野畠(8)、鹿島市井手塩田川(91)、太良町本町糸岐川(91)
23.ヒメホソナガゴミムシ Pterostichus rotundangulus Morawitz  佐賀:嬉野町下宿(14)
24.オオキンナガゴミムシ Pterostichus samurai (Lutshinik)  佐賀:嬉野町大野原高原(61);長崎:東彼杵町大野原高原(61)
25.アシミゾナガゴミムシ Pterostichus sulcitarsis Morawitz  佐賀:嬉野町大野原(48)、嬉野町大野原高原(61)、塩田町馬場下塩田川(119);長崎:東彼杵町大野原高原(61)、東彼杵町深入谷(97)
26.オグラヒラタゴミムシ Agonum ogurae (Bates)  長崎:高来町いこいの村(8)
27.ヒメツヤマルガタゴミムシ Amara nipponica Habu  佐賀:嬉野町岩屋川内(8)、嬉野町大野原(48);長崎:東彼杵町深入谷(97)
28.ヨツモンエグリゴモクムシ Amblystomus quadriguttatus (Motschulsky)  長崎:東彼杵町勝負声(83)、東彼杵町深入谷(97)
29.チョウセンゴモクムシ Harpalus crates Bates  長崎:東彼杵町深入谷(97)
30.アシグロゴモクムシ Harpalus horni Jedli?ka  長崎:東彼杵町深入谷(97)
31.ミカゲゴモクムシ Harpalus roninus Bates  長崎:東彼杵町深入谷(97)
32.ムネミゾチビゴモクムシ Anthracus horni (Andrewes)  長崎:高来町いこいの村(8)
33.アカクビヒメゴモクムシ Bradycellus laeticolor Bates  佐賀:嬉野町大野原高原(61);長崎:東彼杵町大野原高原(61)
34.コクロヒメゴモクムシ Bradycellus subditus (Lewis)  佐賀:鹿島市浜町野畠(14)
35.ムネアカマメゴモクムシ Stenolophus propinquus (Morawitz)  佐賀:嬉野町下宿(14)、嬉野町大野原高原(61);長崎:東彼杵町大野原高原(61)
36.ヨツボシゴミムシ Panagaeus japonicus Chaudoir  佐賀:嬉野町大野原高原(61);長崎:東彼杵町大野原高原(61)
37.クロケブカゴミムシ Peronomerus nigrinus Bates  長崎:東彼杵町勝負声(83)、東彼杵町深入谷(97)
38.ヒトツメアオゴミムシ Chlaenius deliciolus Bates  佐賀:嬉野町大野原(41)、嬉野町大野原高原(61);長崎:東彼杵町大野原高原(61)
39.オオトックリゴミムシ Oodes vicarius Bates  長崎:高来町いこいの村(8)
40.ブロンズクビナガゴミムシ Odacantha metallica (Fairmaire)  佐賀:鹿島市(126);長崎:小長井町田原溜池(チャバネクビナガゴミムシとして)(21)、諫早市(126)
41.オオヒラタアトキリゴミムシ Parena laesipennis (Bates)  佐賀:鹿島市北鹿島(21)
42.ムモンスジバネゴミムシ Planetes formosanus Jedli?ka  佐賀:鹿島市浜町野畠(8)
43.オオアオホソゴミムシ Desera geniculata (Klug)  佐賀:嬉野町大野原(41,48)、嬉野町大野原高原(61);長崎:東彼杵町大野原高原(61)
44.キイロコガシラミズムシ Haliplus eximius Clark  佐賀:嬉野町下宿(14,34,75)
45.シャープツブゲンゴロウ Laccophilus sharpi Regimbart  佐賀:嬉野町下宿(75)、鹿島市常広(75)、鹿島市浜町野畠(75)、
46.キベリクロヒメゲンゴロウ Ilybius apicalis Sharp  長崎:高来町いこいの村(8)
47.コガタノゲンゴロウ Cybister tripunctatus orientalis Gschwendtner  佐賀:塩田町馬場下塩田中学校(93)、塩田町(130)
48.オオミズスマシ Dineutus orientalis (Modeer)  佐賀:塩田町および嬉野町唐泉山(30,75)
49.フチトリケシガムシ Cercyon dux Sharp  佐賀:鹿島市北鹿島(14,75)
50.セマルガムシ Coelostoma stultum (Walker)  佐賀:鹿島市浜町野畠(8,75)
51.マグソガムシ Pachysternum haemorrhoum Motschulsky  佐賀:塩田町および嬉野町唐泉山(14,75)
52.マルヒラタガムシ Enochrus subsignatus (Harold)  佐賀:鹿島市浜町野畠(8,75)
53.シジミガムシ Laccobius bedeli Sharp  佐賀:鹿島市奥平谷(8,75)、太良町本町糸岐川(91)
54.コガムシ Hydrochara affinis (Sharp)  佐賀:鹿島市浜町野畠(8,75)、鹿島市井手塩田川(91)
55.コガタガムシ Hydrophilus bilineatus cashimirensis Redtenbacher  佐賀:鹿島市井手塩田川(91)、太良町本町糸岐川(91)
56.タマガムシ Amphiops mater Sharp  佐賀:塩田町および嬉野町唐泉山(30)、鹿島市北鹿島(30)、鹿島市高津原(30)
57.マメガムシ Regimbartia attenuata (Fabricius)  佐賀:鹿島市井手塩田川(91)、太良町本町糸岐川(91)
58.クロツブエンマムシ Chetabraeus bonzicus (Marseul)  佐賀:塩田町および嬉野町唐泉山(14,45)
59.フジチビヒラタエンマムシ Platylomalus fujisanus (Lewis)  佐賀:太良町中山(8,45)
60.ハコネエンマムシ Margarinotus sutus (Lewis)  佐賀:塩田町および嬉野町唐泉山(14,45)
61.エンマムシ Merohister jekeli (Marseul)  佐賀:塩田町および嬉野町唐泉山(14)、多良山系(45)
62.ヒサゴムクゲキノコムシの一種 Camptodium ? sp. 1  佐賀:鹿島市経ヶ岳(72)
63.ウスイロムクゲキノコムシの一種Ptinella sp. 1  佐賀:太良町中山(72)
64.タバルザカマルタマキノコムシ Agathidium piceolum Hlisnikovsky  佐賀:多良岳(110)
65.ホソガタチビタシデムシ Catops nipponensis Jeannel  長崎:大村市黒木(113)
66.オニヒラタシデムシ Thanatophilus rugosus (Linne)  佐賀:鹿島市北鹿島(21)
67.ヒメヒラタシデムシ Thanatophilus sinuatus Fabricius  佐賀:鹿島市北鹿島(21)
68.オオヒラタハネカクシの一種 Piestoneus oharai Naomi  佐賀:鹿島市経ヶ岳(原記載:68)、鹿島市平谷(原記載:68)
69.ヒラタハネカクシの一種(1) Siagonium hammondi Naomi  長崎:多良岳(原記載:53)
70.ヒラタハネカクシの一種(2) Siagonium kurinoense Takai et Nakane 長崎:多良岳(69)
71.セマルハバビロハネカクシ Megarthrus convexus Sharp  佐賀:塩田町および嬉野町唐泉山(30)
72.ハバビロハネカクシ Megarthrus japonicus Sharp  長崎:諫早市五家原岳(8)
73.メダカハネカクシの一種 Stenus yashiro Naomi et Puthz  佐賀:鹿島市経ヶ岳(原記載:54)
74.コバネナガハネカクシ Lathrobium pollens Sharp  長崎:高来町砥石川林道(14)
75.アバタコバネハネカクシの一種 Nazeris hisamatsui Ito  佐賀:太良町多良岳(51)
76.アラハダドウナガハネカクシ Palaminus japonicus Cameron  長崎:諫早市白木峰(21)
77.ウミベアカバハネカクシ Phucobius simulator Sharp  長崎:小長井町長戸海岸(21)
78.ホソヒメアリヅカムシ Aphilia longicollis (Jeannel)  佐賀:塩田町唐泉山(125);長崎:多良岳(Pseudozibus longicollis として:18,21)、高来町轟峡(Pseudozibus longicollis として:27)
79.ヤマトキカワアリヅカムシ Bibloporus japonicus K.Sawada  佐賀:多良岳(27,30)
80.ビブロプレクトゥス属アリヅカムシの一種Bibloplectus sp. 1  佐賀:鹿島市経ヶ岳(Pseudoplectus ? sp. 1として:72,76)、太良町中山(Pseudoplectus ? sp. 1として:72,76)
81.エウプレクトス属アリヅカムシの一種(1)Euplectus sp. 1  佐賀:鹿島市経ヶ岳(72,76,125)、嬉野町虚空蔵山(125);長崎:高来町平原(55)
82.エウプレクトス属アリヅカムシの一種(2)Euplectus sp. 2  佐賀:鹿島市経ヶ岳(72,76)
83.ヒメオチバアリヅカムシ Philoscotus venustus Nomura  佐賀:鹿島市経ヶ岳(原記載:16,72, 76)、塩田町唐泉山(72,76);長崎:多良岳(18,21)、高来町轟峡(27)
84.プセウドプレクトス属アリヅカムシの一種Pseudoplectus sp. 1  長崎:多良岳(Pseudoplectus? sp. 2として:18,21)、高来町轟峡(Piliopsis sp. 2として:27,30)
85.サイカイヒサゴアリヅカムシ Arthromelodes saikaiensis Nomura  佐賀:鹿島市経ヶ岳(125)、太良町経ヶ岳(125)、太良町多良岳(原記載:35)、太良町中山(76);長崎:多良岳(Batrisiella ? sp.として:18,21)、高来町轟峡(Arthromelodes sp.として:27;原記載:35)
86.トガリムネトゲアリヅカムシ Basitrodes acuminatus (Sharp)  佐賀:太良町中山(72,76,125)
87.ナガスネアリヅカムシ Batriscenaulax longipes longipes Jeannel  佐賀:塩田町唐泉山(72,76);長崎:多良岳(18,21)、大村市狸ノ尾(55)、高来町轟峡(27)
88.バトリソデルス属アリヅカムシの一種Batrisodellus sp. 1  佐賀:鹿島市経ヶ岳(125)
89.シリトゲアリヅカムシ Batrisoplisus uroceratus uroceratus Nomura  長崎:多良岳(Batrisoplisus ? sp. 1およびBatrisoplisus ? sp. 2として:18,21)、高来町轟峡(Batrisoplisus sp. 1として:27,30;原記載:35)
90.カザリヒゲブトムネトゲアリヅカムシ Petaloscapus ornatus (Sharo)  佐賀:塩田町唐泉山(Petaloscapus sp. 4として:72,76,125)、鹿島市経ヶ岳(125)
91.ヒゲブトムネトゲアリヅカムシの一種(1) Petaloscapus sp. 1  佐賀:鹿島市経ヶ岳(72,76,125)、太良町中山(72,76,125);長崎:多良岳(18,21)、高来町轟峡(27,55)
92.ヒゲブトムネトゲアリヅカムシの一種(2) Petaloscapus sp. 2  佐賀:太良町中山(72,76,125);長崎:多良岳(18,21)、高来町轟峡(27,55)
93.ヒゲブトムネトゲアリヅカムシの一種(3) Petaloscapus sp. 3  佐賀:塩田町唐泉山(Petaloscapus sp. 2として:72,76;125)、太良町多良岳(72,76)、太良町中山(125);長崎:大村市狸ノ尾(55)、大村市(124)
94.ヒゲブトムネトゲアリヅカムシの一種(4) Petaloscapus sp. 4  鹿島市経ヶ岳(72,76,125)
95.アシベアリヅカムシ Prostecarthron sauteri Raffray  佐賀:鹿島市北鹿島(Barbiera sp.として:72,76;Barbiera palpalisとして:96;125)、太良町本町糸岐川(Barbiera palpalisとして:91)、塩田町塩田川河口(Barbiera palpalisとして:96;125)
96.トリセムス属アリヅカムシの一種 Trissemus sp. 1  太良町経ヶ岳(125)
97.ネブトオノヒゲアリヅカムシ Bryaxis affinus (Sharp)  佐賀:嬉野町虚空蔵山(125);長崎:高来町轟峡(Bryaxis sp. 7として:55;124)
98.ナガオノヒゲアリヅカムシ Bryaxis frontalis Jeannel  佐賀:鹿島市経ヶ岳(72,76,123,125)、太良町中山(72,76);太良町多良岳(72,76);長崎:多良岳(18,21)、高来町轟峡(27,55,123)
99.ヤマトオノヒゲアリヅカムシ Bryaxis japonicus (Sharp)  佐賀:嬉野町虚空蔵山(125);長崎:多良岳(18,21)、高来町平原(55)、高来町轟峡(Bryaxis sp. 2として:27,55)
100.タラダケオノヒゲアリヅカムシ Bryaxis taradakensis Lobl, Kurbatov et Nomura  佐賀:塩田町唐泉山(125)、鹿島市経ヶ岳(Bryaxis sp. 1として:72,76);長崎:長崎県多良岳(原記載:123)
101.オノヒゲアリヅカムシの一種(1) Bryaxis sp. 1  佐賀:太良町多良岳(Bryaxis sp. 3として:72,76;125)
102.オノヒゲアリヅカムシの一種(5) Bryaxis sp. 5  長崎:高来町轟峡(27,30,55)
103.ホラアナアリヅカムシの一種 Bythoxenites sp.   佐賀:太良町中山(72,76)
104.マメアリヅカムシの一種 Morana sp.  長崎:多良岳(18,21)
105.ウンゼンオオズアリヅカムシ Nipponobythus omissus Lobl  長崎:多良岳(18,21)、高来町轟峡(27,55)
106.ネジレヒゲアリヅカムシの一種(2) Takaorites sp. 2  長崎:高来町轟峡(27,30)
107.ツヤマルムネアリヅカムシ Triomicrus simplex Sharp  佐賀:鹿島市北鹿島(21,72,76)
108.ティコビティウム属アリヅカムシの一種 Tychobythium sp. 2  佐賀:鹿島市経ヶ岳(125)
109.マツウラヒゲナガアリヅカムシ Pselaphogenius patrius Nomura  佐賀:塩田町唐泉山(原記載:103;125)、嬉野町虚空蔵山(原記載:103;125)
110.シマバラヒゲナガアリヅカムシ Pselaphogenius shimabaranus Nomura  佐賀:鹿島市経ヶ岳 (原記載:103;125)
111.タラダケヒゲナガアリヅカムシ Pselaphogenius shintaro Nomura  佐賀:鹿島市経ヶ岳(アラメヒゲナガアリヅカムシ Dicentrius debilisとして:72,76;原記載:103;125);長崎:多良岳(Dicentrius debilisとして:18,21)
112.プセラフス属アリヅカムシの一種 Pselaphus lewisi Sharp  佐賀:多良岳(Pselaphus lewisiとして:27,30)、鹿島市経ヶ岳(Pselaphus lewisiとして:72,76)
113.オオアシナガアリヅカムシの一種 Labomimus sp. 1  佐賀:太良町多良岳(オオアシナガアリヅカムシLabomimus shibataiとして:72,76);長崎:多良岳(Labomimus shibataiとして:18,21)、高来町轟峡(Labomimus shibataiとして:27)
114.オオトゲアリヅカムシ Lasinus spinosus Sharp  佐賀:鹿島市経ヶ岳(72,76)
115.ヒメヒゲブトアリヅカムシDiartiger japonicus (K.Sawada)  佐賀:鹿島市柿原−経ヶ岳(72, 76)
116.ムナビロコケムシ Cephennium japonicus Sharp  佐賀:鹿島市経ヶ岳(72)
117.コヒメコケムシ Euconnus debilis (Sharp)  佐賀:鹿島市経ヶ岳(72)
118.シリブトヒメコケムシの一種(1) Euconnus sp. 1  佐賀:鹿島市経ヶ岳(72)、太良町中山(72)、太良町多良岳(72)
119.シリブトヒメコケムシの一種(2) Euconnus sp. 2  佐賀:鹿島市経ヶ岳(72)
120.シリブトヒメコケムシの一種(3) Euconnus sp. 3  佐賀:太良町多良岳(72)
121.シリブトヒメコケムシの一種(4) Euconnus sp. 4  佐賀:太良町多良岳(72)
122.シリブトヒメコケムシの一種(5) Euconnus sp. 5  佐賀:太良町多良岳(72)
123.ホソヒラタコケムシの一種(1) Euteia sp. 1  佐賀:鹿島市経ヶ岳(72)
124.ホソヒラタコケムシの一種(2) Euteia sp. 2  佐賀:鹿島市経ヶ岳(72)
125.ツマアカマルハナノミダマシ Eucinetus haemorrhoidalis Germar  佐賀嬉野町岩屋川内(8)
126.ホソキマルハナノミ Elodes elegans Yoshitomi  佐賀:鹿島市平谷(原記載:88)
127.ケシマルハナノミ Hydrocyphon satoi Yoshitomi  佐賀:鹿島市平谷(原記載:114);長崎:高来町轟の滝(原記載:114)
128.ルイスキムネマルハナノミ Secodes dux (Lewis)  長崎:高来町轟の滝(88)
129.ヒメキムネマルハナノミ Sacodes minima (Klausnitzer)  佐賀:鹿島市平谷(88)
130.コキムネマルハナノミ Sacodes nakanei (Klausnitzer)  長崎:大村市狸ノ尾(88)、高来町轟の滝(88)
131.コクロマルハナノミ Sarabandus inornatus (Lewis)  佐賀:鹿島市平谷(88)
132.トビイロマルハナノミ Scirtes japonicus Kiesenwetter  佐賀:嬉野町下宿(14)
133.ツマグロマルハナノミ Scirtes tsumaguro M.Sato et Chujo  長崎:高来町湯江(21)、多良山系(111)
134.チビコエンマコガネ Caccobius unicornis (Fabricius)  佐賀:嬉野町下宿(14)
135.ホソケシマグソコガネ Trichiorhyssemus asperulus (Waterhouse)  佐賀:嬉野町下宿(14)
136.スジビロウドコガネ Maladera cariniceps (Moser)  佐賀:嬉野町下宿(39)、鹿島市浜町野畠(39)、鹿島市井手塩田川(91)、太良町本町糸岐川(91)、塩田町馬場下塩田川(119);長崎:東彼杵町深入谷(97,100)
137.ビロウドコガネ Maladera japonica japonica (Motschulsky)  長崎:大村市黒木(100)
138.ダイセンビロウドコガネ Nipponoserica daisenensis lewisi (Chapin)  長崎:諫早市五家原岳(100)
139.ハラゲビロウドコガネ Nipponoserica pubiventris Nomura  長崎:高来町砥石川林道(100)
140.キスジコガネ Phyllopertha irregularis Waterhouse  長崎:高来町轟の滝(100)
141.シラホシハナムグリ Protaetia brevitarsis brevitarsis (Lewis)  佐賀:嬉野町下宿嬉野小学校(59);長崎:諫早市目代(23,30)
142.ムラサキツヤハナムグリ Protaetia cataphracta Arrow  佐賀:嬉野町下宿(85)、太良町中山(14,32,33);長崎:大村市黒木(30,33,100)、高来町轟の滝(100)
143.クシヒゲマルヒラタドロムシ Eubrianax granicollis Lewis  長崎:大村市郡川(118)、大村市大上戸川(118)、大村市鈴田川(118)、高来町境川(118)、諫早市本明川(118)
144.マルヒラタドロムシ Eubrianax ramicornis ramicornis Kiesenwetter  佐賀:鹿島市浜町野畠(クシヒゲヒラタドロムシとして:8,30);長崎:高来町湯江(30)
145.キベリナガアシドロムシ Grouvellinus marginatus (Kono)  佐賀:嬉野町岩屋川内(8)

146.タテスジナガドロムシ Heterocerus fenestratus Thunberg  佐賀:嬉野町下宿(14)

147.ルイスナカボソタマムシ Coraebus rusticanus rusticanus Lewis  佐賀:太良町多良岳(8)

148.クリタマムシ Toxoscelus auriceps auriceps (E.Saunders)  佐賀:嬉野町下宿(14);長崎:諫早市長田(30)

149.ケシツブタマムシ Haplostethus insperatus (Y.Kurosawa)  佐賀:鹿島市浜町野畠(8)

150.ヒメサビキコリ Agrypnus scrofa scrofa (Candeze)  佐賀:塩田町馬場下塩田川(119);長崎:東彼杵町深入谷(97)

151.オオベニホソヒラタコメツキ Corymbitodes rubripennis (Lewis)  長崎:大村市黒木(8)

152.キアシムナボソコメツキ Ectinus sepes (Lewis)  長崎:高来町金泉寺(1)

153.チャバネクシコメツキ Melanotus seniculus Candeze  長崎:諫早市白木峰(30)

154.チャイロヒゲブトコメツキ Trixagus turgidus Hisamatsu  長崎:高来町轟の滝(30)

155.ヒメチャイロコメツキダマシ Fornax consobrinus Hisamatsu  佐賀:鹿島市浜町野畠(30)

156.キイロナカミゾコメツキダマシ Rhacopus miyatakei (Hisamatsu)  長崎:諫早市長田(21)

157.カタアカハナボタル Eropterus nothus (Kiesenwetter)  長崎:高来町小松尾(98)

158.ツユキクロホソジョウカイ Athemus tsuyukii Takahashi  長崎:高来町轟の滝(クロホソジョウカイの近似種として:8)

159.キュウシュウクビボソジョウカイ Hatchiana kyushuensis (Takakura)  長崎:大村市黒木(115)、高来町金泉寺(115)、轟の滝(115)

160.タラクビボソジョウカイ Hatchiana nishidai Imasaka 長崎:高来町轟の滝(シコククビボソジョウカイ新亜種?として:21)、多良山系(タラクビボソジョウカイ (仮称) Podabrus sp. として:111)、高来町轟の滝(115)、高来町多良岳横断林道(115)、標高300〜800m(116)

161.ケアカカツオブシムシ Dermestes tessellatocollis Motschulsky  佐賀:鹿島市北鹿島(21)

162.ヨツモンチビカツオブシムシ Orphinus quadrimaculatus Matsumura et Yokoyama  佐賀:鹿島市浜町野畠(30);長崎:小長井町長戸海岸(30)

163.シロオビマルカツオブシムシ Anthrenus nipponensis Kalik et N.Ohbayashi  佐賀:嬉野町下宿(78)

164.ヒラタキクイムシ Lyctus brunneus (Stephens)  佐賀:嬉野町下宿(21)

165.コナナガシンクイ Rhizopertha dominica (Fabricius)  佐賀:鹿島市井手塩田川(91)

166.マツザイシバンムシ Ernobius mollis (Linne)  佐賀:嬉野町下宿(14)

167.タバコシバンムシ Lasioderma serricorne (Fabricius) 佐賀:鹿島市井手塩田川(91)

168.クリイロタマキノコシバンムシ Byrrhodes nipponicus Sakai  佐賀:太良町中山(8)

169.ニセセマルヒョウホンムシ Gibbium aequinoctiale Boildieu  佐賀:鹿島市浜町野畠(14)

170.ケジロヒョウホンムシ Ptinus senilis senilis Kiesenwetter  佐賀:鹿島市浜町野畠(30)

171.ヤマトヒメメダカカッコウムシ Neohydnus hozumii Nakane  長崎:高来町湯江(21,111)

172.クロダンダラカッコウムシ Stigmatium nakanei Iga  佐賀:太良町中山(14)

173.シロオビカッコウムシ Tarsostenus univittatus (Rossi)  佐賀:嬉野町下宿(14)

174.アカアシホシカムシ Necrobia rufipes (DeGeer)  佐賀:嬉野町下宿(14)

175.ムネアカチビホシカムシ Opetiopalpus morulus (Kiesenwetter)  佐賀:鹿島市北鹿島(14)

176.クロチビハナケシキスイ Heterhelus morio (Reitter)  長崎:高来町砥石川林道(14)

177.ウスチャデオキスイ Carpophilus freemani Dobson  長崎:小長井町長戸海岸(21)

178.ニセクロマルケシキスイ Cyllodes dubius (Reitter)  長崎:大村市狸ノ尾(11,21)、諫早市五家原岳(11,21)、

179.カクアシヒラタケシキスイ Epuraea bergeri Sjoberg  長崎:大村市狸ノ尾(11,21)、諫早市五家原岳(28,30)

180.ヘリアカヒラタケシキスイ Epuraea hisamatsui Nakane  長崎:多良岳(1)

181.マメヒラタケシキスイ Haptoncurina paulula (Reitter)  長崎:諫早市白木峰(21)

182.キイロチビヒラタケシキスイ Haptoncus luteolus (Erichson)  長崎:多良岳(1)

183.キイロセマルケシキスイ Cychramus dorsalis Reitter  長崎:多良岳(1)

184.キボシヒラタケシキスイ Omosita colon (Linne)  佐賀:塩田町および嬉野町唐泉山(14)

185.ムネアカチビケシキスイ Meligethes flavicollis Reitter  佐賀:鹿島市飯田(30)

186.キベリチビケシキスイ Meligethes violaceus Reitter  佐賀:鹿島市浜町野畠(8)

187.ネアカカクケシキスイ Pocadius rufobasalis Reitter  長崎:多良岳(1)

188.タマキスイの一種 Cybocephalus sp.  長崎:諫早市白木峰(21)

189.オバケデオネスイ Mimemodes monstrosus (Reitter)  佐賀:塩田町および嬉野町唐泉山(14)

190.トビイロデオネスイ Monotoma picipes Herbst  佐賀:嬉野町下宿(14)、太良町本町糸岐川(91)

191.チャイロズマルヒメハナムシ Phalacrus festivus Motschulsky  佐賀:太良町多良岳(8);長崎:高来町砥石川林道(14)

192.カドコブホソヒラタムシ Ahasverus advena (Waltl)  佐賀:嬉野町下宿(14)、鹿島市井手塩田川(91)

193.ホソヒラタムシの一種 Silvanoprus fagi (GuerinMeneville)  長崎:大村市狸ノ尾(12,21)

194.ヒメフタトゲホソヒラタムシ Silvanus lewisi Reitter  長崎:諫早市長田(21)

195.ベニモンムクゲキスイ Biphyllus suffusus (Wollaston)  長崎:高来町砥石川林道(14)

196.ニホンホホビロコメツキモドキ Dauledaya bucculenta Lewis  長崎:多良山系(111)

197.ヨツボシオオキノコムシ Eutriplax tuberculifrons (Lewis)  佐賀:太良町中山(58)、長崎:諫早市五家原岳(116)

198.カクモンチビオオキノコムシ Tritoma discaloides Nakane  佐賀:太良町中山(ミツボシチビオオキノコムシとして:58,94)

119.チャイロミジンムシ Alloparmulus rugosus (Matthews)  長崎:諫早市白木峰(21)

200.ナカグロミジンムシ Arthrolips lewisii Matthews  佐賀:鹿島市浜町野畠(8)

201.マエキミジンムシ Arthrolips oblongus Matthews  長崎:高来町小江林道(14)

202.ムクゲミジンムシ Sericoderus lateralis (Gyllenhal)  長崎:小長井町長戸(21)

203.テントウミジンムシ Corylophodes punctipennis Matthews  長崎:高来町金泉寺(21)

204.カタベニケブカテントウダマシ Ectomychus basalis Gorham  長崎:高来町轟の滝(21)、諫早市白木峰(21)

205.チャイロケブカテントウダマシ Ectomychus nigriclavis (Gorham)  長崎:諫早市五家原岳(8)

206.ツマフタホシテントウ Hyperaspis asiatica Lewis  佐賀:嬉野町大野原高原(61);長崎:東彼杵町大野原高原(61)

207.オシマヒメテントウ Nephus oshimensis Sasaji  佐賀:鹿島市浜町野畠(14)

208.セスジヒメテントウ Nephus patagiatus (Lewis)  佐賀:嬉野町下宿(30);長崎:小長井町長戸海岸(21)、小長井町田原溜池(21)、高来町湯江(21)、諫早市長田(21)

209.ババヒメテントウ Scymnus babai Sasaji  佐賀:塩田町馬場下塩田川(119);長崎:高来町湯江(21)

210.ヤマトヒメテントウ Scymnus yamato H.Kamiya  長崎:高来町湯江(21,111)

211.カグヤヒメテントウ Scymnus kaguyahime H.Kamiya  長崎:高来町砥石川林道(14)

212.キアシクロヒメテントウ Stethorus japonicus H.Kamiya  佐賀:鹿島市奥平谷(8)

213.ベダリアテントウ Rodolia cardinalis (Mulsant)  佐賀:鹿島市浜町野畠(8)

214.ルイステントウ Adalia conglomerata (Linne)  佐賀:太良町多良岳(8)

215.クリサキテントウ Harmonia yedoensis (Takizawa)  長崎:諫早市白木峰(21)

216.クロミジンムシダマシ Aphanocephalus hemisphericus Wollaston  佐賀:嬉野町大野原(14);長崎:諫早市白木峰(21)

217.クロオビケシマキムシ Corticaria ornata Reitter  佐賀:鹿島市浜町野畠(8);長崎:小長井町長戸海岸(21)、高来町湯江(21)、高来町いこいの森(21)、諫早市白木峰(21)

218.ヒラムネヒメマキムシ Enicmus histrio Joy et Tomlin  佐賀:嬉野町下宿(14)

219.ヒサゴホソカタムシ Glyphocryptus brevicollis Sharp  長崎:高来町轟の滝(21)

220.フタオビヒメコキノコムシ Litargus antennatus Miyatake  長崎:小長井町長戸海岸(21)

221.チャイロヒゲボソコキノコムシ Parabaptistes irregularis Reitter  長崎:高来町轟の滝(21)

222.チャイロコキノコムシ Typhaea stercorea (Linne)  佐賀:嬉野町下宿(30)

223.チュウジョウエグリツツキノコムシ Ennearthron chujoi Nakane et Nobuchi  長崎:大村市狸ノ尾(13,21)

224.ヒトツノツツキノコムシ Paraxestocis unicornis Reitter  佐賀:太良町中山(14)

225.フタモンヒメナガクチキムシ Microtonus dimidiatus (Marseul)  佐賀:塩田町唐泉山(57);長崎:高来町轟の滝(21)

226.キボシハナノミ Hoshihananomia hananomi (Kono)  佐賀:太良町中山(14)

227.ハイイロカミキリモドキ Eobia cinereipennis cinereipennis (Motschulsky)  佐賀:鹿島市北鹿島(21)

228.ハラグロランプカミキリモドキ Eobia florilega Lewis  佐賀:鹿島市井手塩田川(91)

229.ケオビアリモドキ Anthelephila cribriceps (Marseul) 佐賀:塩田町馬場下塩田川(119);長崎:小長井町長戸(21)

230.ツヤチビホソアリモドキ Anthicus laevipennis Marseul  佐賀:鹿島市奥平谷(8)

231.アリアケホソヒメアリモドキ Leptaleus sasajii Sakai et Telnov  長崎:小長井町長戸海岸(アリアケアリモドキ Anthicus sp.として:30,111)

232.ミツヒダアリモドキ Pseudoleptaleus trigibber (Marseul)  長崎:諫早市白木峰(30)

233.マメハンミョウ Epicauta gorhami Marseul  長崎:東彼杵町大野原高原(82)、低地〜中腹(116)、諫早市目代(116)

234.ヒメツチハンミョウ Meloe coarctatus Motschulsky  長崎:東彼杵町深入谷(97)、低地〜中腹(116)、諫早市白木峰(116)、諫早市目代(116)

235.マルクビツチハンミョウ Meloe corvinus Marseul  長崎:東彼杵町深入谷(97)、大村市狸ノ尾(21)

236.ツヤチビキカワムシ Lissodema laevipenne Marseul  佐賀:嬉野町吉田(8)

237.コチビキカワムシ Lissodema minutum Lewis  長崎:高来町砥石川林道(14)

238.フタオビツヤゴミムシダマシ Alphitophagus bifasciatus (Say)  佐賀:塩田町および嬉野町唐泉山(14)

239.コモンキノコゴミムシダマシ Spiloscapha ichihashii (Nakane)  佐賀:太良町中山(62)

240.キイロチビコクヌストモドキ Archaeoglenes orientalis Sasaji  佐賀:鹿島市柿原〜経ヶ岳平谷(21)

241.コゴメゴミムシダマシ Latheticus oryzae Waterhouse  佐賀:嬉野町下宿(14)

242.コクヌストモドキ Tribolium castaneum (Herbst)  佐賀:嬉野町下宿(14)

243.ヒメキマワリ Plesiophthalmus laevicollis Harold  長崎:諫早市五家原岳(8)

244.トガリバホソコバネカミキリ Necydalis formosana niimurai Hayashi  佐賀:鹿島市経ヶ岳(7,8,25)、太良町中山(21)

245.カノコサビカミキリ Apomecyna naevia naevia Bates  佐賀:鹿島市浜町野畠(8);長崎:諫早市長田(21)

246.タテジマカミキリ Aulaconotus pachypezoides Thomson  長崎:高来町小江(14,44)

247.ヨコヤマヒゲナガカミキリ Dolichoprosopus yokoyamai (Gressitt)  佐賀:鹿島市奥平谷(8)、鹿島市多良山系の尾根筋(130);長崎:大払谷(70)

248.クリイロシラホシカミキリ Nanohammus rufescens Bates  長崎:諫早市五家原岳(116)

249.クロニセリンゴカミキリ Eumecocera unicolor (Kono)  佐賀:太良町中山(30)

250.キベリクビボソハムシ Lema adamsii Baly  佐賀:鹿島市浜町野畠(8)

251.セアカクビボソハムシ Lema scutellaris (Kraatz)  佐賀:嬉野町下宿(14)

252.ユリクビナガハムシ Lilioceris merdigera (Linne)  長崎:多良岳山頂(1)

253.セスジクビボソハムシ Oulema atrosuturalis (Pic)  長崎:小長井町長戸海岸(21)

254.ルリナガツツハムシ Smaragdina mandzhura (Jacobson)  佐賀:嬉野町大野原(30)、多良山系(73)、長崎:多良山系(111)

255.クロヒメツツハムシ Coenobius piceus (Baly)  長崎:諫早市白木峰(21)

256.ムネミゾヒメツツハムシ Coenobius sulcicollis Baly  佐賀:鹿島市矢答(14)

257.ジュウシホシツツハムシ Cryptocephalus tetradecaspilotus Baly  佐賀:嬉野町大野原(30);長崎:東彼杵町大野原(111)、諫早市白木峰(21,111)

258.ハギツツハムシ Pachybrachis eruditus (Baly)  長崎:諫早市白木峰(21)

259.ツツジコブハムシ Chlamisus laticollis (Chujo)  佐賀:嬉野町吉田(8)

260.ウスイロサルハムシ Basilepta pallidula (Baly)  佐賀:嬉野町岩屋川内(8);長崎:諫早市白木峰(21)

261.シイサルハムシ Basilepta varicolor (Jacoby)  佐賀:鹿島市奥平谷(14)

262.イモサルハムシ Colasposoma dauricum Mannerheim  佐賀:鹿島市北鹿島(30);長崎:高来町湯江(30)、諫早市長田(30)

263.フタモンカサハラハムシ Demotina bipunctata Jacoby  長崎:大村市狸ノ尾(30)

264.チビカサハラハムシ Demotina decorata Baly  長崎:大村市狸ノ尾(30)

265.ヤクカサハラハムシ Demotina elegans Chujo et Shirozu  長崎:大村市狸ノ尾(30)

266.アラゲサルハムシ Demotina squamosa Isono  長崎:大村市狸ノ尾(30)

267.クシバアラゲサルハムシ Demotina serriventris Isono  長崎:大村市狸ノ尾(30)

268.コブアラゲサルハムシ Demotina tuberosa Chen  佐賀:鹿島市奥平谷(30)

269.スジグロオオハムシ Galeruca spectabilis Faldermann  長崎:東彼杵町深入谷(97)

270.フタスジヒメハムシ Medythia nigrobilineata Motschulsky  佐賀:嬉野町岩屋川内(8)、鹿島市井手塩田川(91);長崎:東彼杵町深入谷(97)、小長井町長戸海岸(30)

271.サンゴジュハムシ Pyrrhalta humeralis (Chen)  佐賀:嬉野町下宿(14)

272.トゲアシトビハムシ Apthonoides beccarii Jacoby  長崎:高来町金泉寺(21)

273.ルイスコトビハムシ Manobia lewisi Jacoby  長崎:高来町轟の滝(30)

274.スイバトビハムシ Mantura clavareaui Heikertinger  長崎:小長井町長戸海岸(30)、諫早市長田(30)

275.チャバネツヤハムシ Phygasia fulvipennis (Baly)  佐賀:鹿島市浜町野畠(8)

276.キスジノミハムシ Phyllotreta striolata (Fabricius)  長崎:小長井町長戸海岸(21)、諫早市白木峰(21)

277.セスジクビボソトビハムシ Pseudoliprus suturalis (Jacoby)  長崎:高来町金泉寺(セスジクビボソハムシ Pseudoliprus suturalisとして:21)

278.ナスナガスネトビハムシ Psylliodes angusticollis Baly  長崎:小長井町長戸海岸(21)

279.ルリナガスネトビハムシ Psylliodes brettinghami Baly  長崎:小長井町長戸海岸(21)

280.モリモトタマノミハムシ Sphaeroderma morimotoi Chujo et Ohno  長崎:高来町金泉寺(21)

281.ムネアカタマノミハムシ Sphaeroderma placidum Harold  長崎:高来町金泉寺(ボタンヅルタマノミハムシとして:21)

282.ガマズミトビハムシ Zipangia obscura (Jacoby)  佐賀:鹿島市奥平谷(8)

283.チビカミナリハムシ Zipanginia picipes (Baly)  長崎:高来町小江林道(14)

284.エンドウマメゾウムシ Bruchus pisorum (Linne)  長崎:高来町小江(14)

285.アズキマメゾウムシ Callosobruchus chinensis (Linne)  佐賀:鹿島市浜町野畠(8);長崎:小長井町長戸海岸(30)

286.キノコヒゲナガゾウムシ Euparius oculatus oculatus (Jordan)  佐賀:嬉野町大野原高原(61);長崎:東彼杵町大野原高原(61)、諫早市および高来町五家原岳(21)

287.キアシホソチョッキリ Eugnamptus flavipes Sharp  長崎:諫早市五家原岳(8)

288.チビイクビチョッキリ Deporaus minimus Kono  長崎:諫早市白木峰(21)

289.チビアオゾウムシ Hyperstylus pallipes Roelofs  長崎:諫早市白木峰(21)

290.ニセチビヒョウタンゾウムシ Myosides pyrus Sharp  佐賀:多良岳(129)

291.アルファルファタコゾウムシ Hypera postica (Gyllenhal)  長崎:高来町金泉寺(21)、高来町湯江(21)、諫早市白木峰(21)、諫早市長田(21)

292.マルモンタマゾウムシ Cionus tamazo Kono 長崎:小長井町山茶花公園(116)

293.ジュウジチビシギゾウムシ Curculio pictus (Roelofs)  佐賀:塩田町および嬉野町唐泉山(8);長崎:高来町小江(14)

294.アシトペウス属ヒメゾウムシの一種 Acythopeus parabacimaculatus Morimoto et Lee  佐賀:多良岳(パラタイプ:128)

295.トゲアシヒメゾウムシ Baris armipes Roelofs  長崎:小長井町長戸海岸(30)

296.マダラヒメゾウムシ Baris orientalis Roelofs  長崎:小長井町長戸海岸(21)、高来町湯江(21)

297.ダイコンサルゾウムシ Ceuthorhynchidius albosuturalis (Roelofs)  長崎:諫早市白木峰(30)

298.クロホシタマクモゾウムシ Egiona picta (Roelofs)  佐賀:鹿島市祐徳稲荷神社(8)

299.クロキボシゾウムシ Pissodes obscurus Roelofs  長崎:諫早市白木峰(21)

300.コブマルクチカクシゾウムシ Acallinus tuberculatus Morimoto  長崎:諫早市および高来町五家原岳(14)

301.クワノキクイムシ Xyleborus atratus Eichhoff  長崎:多良岳(1)

C-1.佐賀県側追加種
その後、多良山系佐賀県側から文献により追加された種を整理し、記録された地名と文献ナンバーを示した。佐賀県側追加種は121種である。
1.セアカオサムシ Hemicarabus tuberculosus (Dejean et Boisduval)  嬉野町大野原(30)、嬉野町大野原高原(61)
2.カワチマルクビゴミムシ Nebria lewisi Bates  塩田町および嬉野町唐泉山(14)

3.ナガヒョウタンゴミムシ Scarites terricola pacificus Bates  塩田町馬場下塩田川(119)

4.チビゴミムシの一種Epaphiopsis sp.  太良町中山(14)

5.ガロアミズギワゴミムシ Bembidion galloisi Netolitzky  太良町中山(30)

6.クロオビコミズギワゴミムシ Paratachys fasciatus fasciatus (Motschulsky) 鹿島市浜町野畠(21)

7.アトオビコミズギワゴミムシ Macrotachys recurvicollis (Andrewes)  塩田町馬場下塩田川(119)

8.ウスオビコミズギワゴミムシ Paratachys sericans (Bates)  塩田町および嬉野町唐泉山(14)、鹿島市井手塩田川(91)、塩田町馬場下塩田川(119)

9.ウスモンコミズギワゴミムシ Tachyura fuscicauda (Bates)  鹿島市浜町野畠(8)

10.ヨツモンコミズギワゴミムシ Tachyura laetifica (Bates)  鹿島市浜町野畠(21)、鹿島市井手塩田川(91)、塩田町馬場下塩田川(119)

11.タンゴヒラタゴミムシ Agonum leucopus (Bates)  太良町多良岳(67)、塩田町馬場下塩田川(119)

12.ハラアカモリヒラタゴミムシ Colpodes japonicus (Motschulsky)  鹿島市平谷(121)

13.マルガタツヤヒラタゴミムシ Synuchus arcuaticollis (Motschulsky)  塩田町および嬉野町唐泉山(14)

14.ヒメツヤヒラタゴミムシ Synuchus dulcigradus (Bates)  嬉野町下宿(14)、塩田町馬場下塩田川(119)

15.ナガマルガタゴミムシ Amara macronota ovalipennis Jedli?ka  嬉野町大野原高原(41,48)

16.ゴミムシ Anisodactylus signatus (Panzer)  塩田町および嬉野町唐泉山(14)、嬉野町大野原高原(61)、鹿島市井手塩田川(91)、塩田町馬場下塩田川(119)

17.ケウスゴモクムシ Harpalus griseus (Panzer)  鹿島市浜町野畠(8)、太良町本町糸岐川(91)

18.ヒメケゴモクムシ Harpalus jureceki (Jedli?ka)  鹿島市浜町野畠(21)

19.マダラゴモクムシ Harpalus pallidipennis Morawitz  鹿島市浜町野畠(8)

20.ニセケゴモクムシ Harpalus pseudophonoides Schauberger  太良町中山(14)

21.アカアシマルガタゴモクムシ Harpalus tinctulus Bates  塩田町および嬉野町唐泉山(21)、嬉野町大野原高原(61)、塩田町馬場下塩田川(119)

22.カラカネゴモクムシ Platymetopus flavilabris (Fabricius)  鹿島市浜町野畠(21)

23.イクビツヤゴモクムシ Trichotichnus orientalis (Hope)  鹿島市浜町野畠(8)

24.キイロチビゴモクムシ Acupalpus inornatus Bates  鹿島市浜町野畠(8)、鹿島市井手塩田川(91)、太良町本町糸岐川(91)、塩田町馬場下塩田川(119)

25.キベリゴモクムシ Anoplogenius cyanescens (Hope)  鹿島市浜町野畠(8)、鹿島市井手塩田川(91)、太良町本町糸岐川(91)

26.ナガマメゴモクムシ Stenolophus agonoides Bates  鹿島市浜町野畠(8)

27.キボシアオゴミムシ Chlaenius posticalis Motschulsky  嬉野町大野原高原(41)

28.クロズホナシゴミムシ Perigona nigriceps (Dejean)  鹿島市浜町野畠(8)

29.スジミズアトキリゴミムシ Apristus grandis Andrewes  鹿島市浜町野畠(8)

30.アオヘリアトキリゴミムシ Parena latecincta (Bates)  鹿島市奥平谷(8)

31.オオホソクビゴミムシ Brachinus scotomedes Redtenbacher  鹿島市浜町野畠(8)

32.チビゲンゴロウ Guignotus japonicus (Sharp)  鹿島市浜町野畠(8,75)、鹿島市井手塩田川(91)、太良町本町糸岐川(91)

33.ホソセスジゲンゴロウ Copelatus weymarni Balfour-Browne  嬉野町岩屋川内(8,75)、嬉野町下宿(14)、嬉野町大野原高原(61)

34.サワダマメゲンゴロウ Platambus sawadai (Kamiya)  鹿島市奥山(34,75, 130)、太良町中山(75)

35.キバネケシガムシ Cercyon quisquilius (Linne)  鹿島市浜町野畠(8,75)、鹿島市井手塩田川(91)、太良町本町糸岐川(91)

36.アカツブエンマムシ Bacanius niponicus Lewis  多良山系(45)

37.ヒメツヤエンマムシ Hister simplicisternus Lewis  多良山系(45)

38.コクロシデムシ Ptomascopus morio Kraatz  嬉野町下宿(14)

39.アオバアリガタハネカクシ Paederus fuscipes (Curtis)  嬉野町岩屋川内(8)、鹿島市浜町野畠(8)

40.シュモクアリヅカムシ Parapyxidicerus carinatus K.Sawada  嬉野町虚空蔵山(125)、塩田町唐泉山(125)、鹿島市経ヶ岳(125)、

41.ハラフトアリヅカムシ Acetalius dubius Sharp  塩田町唐泉山(125)

42.ハケスネアリヅカムシ Batriscenaulax modestus (Sharp)  太良町多良岳(Batriscenaulax furuhataiとして:35)、太良町中山(Batriscenaulax furuhataiとして:76;125)

43.キュウシュウハラクボアリヅカムシ Batriscenellus kujumontanus Nomura  鹿島市経ヶ岳(76,125)、太良町多良岳(72,76)

44.ダイコクアリヅカムシRybaxis princeps (Sharp) 嬉野町虚空蔵山(125)

45.ナミエンマアリヅカムシ Trissemus alienus (Sharp)  鹿島市奥平谷(72)、鹿島市北鹿島(76)

46.ネジレヒゲアリヅカムシの一種(1)  Takaorites sp. 1  鹿島市柿原−経ヶ岳(76,125)

47.ティルス属アリヅカムシの一種 Tyrus sp. 1  佐賀県多良岳(27,30)、鹿島市経ヶ岳(76)

48.コヤマトヒゲブトアリヅカムシ西日本亜種 Diartiger fossulatus morimotoi Nomura  太良町多良岳(87,125)、太良町経ヶ岳(125)

49.ヒメカンショコガネ Apogonia amida Lewis  鹿島市浜町野畠(8)、嬉野町大野原高原(41)

50.オオクロコガネ Holotrichia parallela (Motschulsky)  嬉野町下宿(21)、鹿島市井手塩田川(91)、太良町本町糸岐川(91)

51.ツヤケシビロウドコガネ Serica planifrons Nomura  太良町中山キャンプ場(64)

52.クロチャイロコガネ Sericania angulata (Lewis)  太良町多良岳(14)

53.サクラコガネ Anomala daimiana Harold  嬉野町下宿(21)、太良町本町糸岐川(91)、鹿島市平谷(104)

54.オオダイセマダラコガネ Blitopertha ohdaiensis (Sawada) 太良町多良岳(14)、多良山系(73)

55.ミヤマオオハナムグリ Protaetia lugubris insperata (Lewis)  多良山系(73)

56.チビヒゲナガハナノミ Ectopria opaca (Kiesenwetter)  鹿島市祐徳稲荷神社(8)

57.キスジミゾドロムシ Ordobrevia foveicollis (Schonfeldt)  嬉野町下宿(14)、鹿島市井手塩田川(91)、太良町本町糸岐川(91)

58.ナミガタチビタマムシ Trachys griseofasciata E.Saunders  鹿島市祐徳稲荷神社(8)

59.マダラチビコメツキ Aeoloderma agnata Candeze  鹿島市浜町野畠(8)

60.オオクシヒゲコメツキ Tetrigus lewisi Candeze  太良町多良岳(66)

61.クロカネコメツキ Gambrinus atricolor (Lewis)  鹿島市浜町野畠(8)

62.ニセクチブトコメツキ Lanecarus palustris (Lewis)  鹿島市浜町野畠(8)、鹿島市祐徳稲荷神社(8)

63.キイロニンフジョウカイ Asiopodabrus ochraceus (Kiesenwetter)   鹿島市祐徳稲荷神社(8)

64.ヒメマルカツオブシムシ Anthrenus verbasci (Linne)  鹿島市浜町野畠(8)、嬉野町下宿(78)

65.ムナグロナガカッコウムシ Opilo niponicus Lewis  鹿島市奥平谷(8)

66.コケシジョウカイモドキ Celsus spectabilis Lewis  塩田町および嬉野町唐泉山(14)

67.ツキワマルケシキスイ Cyllodes literatus (Reitter)  太良町中山(21)

68.ワモンマルケシキスイ Cyllodes nakanei Hisamatsu  太良町多良岳(8)

69.ホソキヒラタケシキスイ Epuraea parilis Reitter  鹿島市浜町野畠(8)

70.モンチビヒラタケシキスイ Haptoncus ocularis (Fairmaire)  鹿島市浜町野畠(8)、鹿島市井手塩田川(91)

71.マルキマダラケシキスイ Stelidota multiguttata Reitter  塩田町および嬉野町唐泉山(14,21)、鹿島市北鹿島(21)

72.ベニモンアシナガヒメハナムシ Heterolitus coronatus Flach  鹿島市奥平谷(8)

73.クロノコムネキスイ Henoticus japonicus Nakane et Hisamatsu  鹿島市祐徳稲荷神社(8)

74.キボシチビオオキノコムシ Aporotritoma yasumatsui (Nakane)  太良町中山(58)

75.ズグロホソオオキノコムシ Dacne zonalia Lewis  太良町中山(62)

76.キイロテントウダマシ Saula japonica Gorham  鹿島市祐徳稲荷神社(21)

77.クロツヤテントウ Serangium japonicum Chapin  鹿島市浜町野畠(8)

78.クロヘリヒメテントウ Scymnus hoffmanni Weise  鹿島市浜町野畠(8)、鹿島市奥平谷(8)

79.バイゼヒメテントウ Scymnus contemtus (Weise)  鹿島市浜町野畠(30)

80.ツマアカヒメテントウ Scymnus dorcatomoides Weise  鹿島市浜町野畠(21)

81.カワムラヒメテントウ Scymnus kawamurai (Ohta)  鹿島市浜町野畠(8)

82.オオタツマアカヒメテントウ Scymnus rectus (Ohta)  太良町竹崎(30)

83.クロテントウ Telsimia nigra (Weise)  鹿島市祐徳稲荷神社(8)

84.デバヒラタムシ Prostomis latoris Reitter  太良町中山(21)

85.ツヤツツキノコムシ Octotemnus laminifrons (Motschulsky)  鹿島市奥平谷(8)

86.ヨツボシヒメナガクチキムシ Holostrophus lewisi Csiki  太良町中山(57)

87.アヤモンヒメナガクチキムシ Holostrophus orientalis Lewis  太良町中山(57)

88.セアカナガクチキムシ Ivania coccinea Lewis  太良町多良岳(57)

89.ヘリハネムシ Ischalia patagiata Lewis  太良町中山(14)

90.マダラニセクビボソムシ Phytobaenus amabilis scapularis Marseul  鹿島市奥平谷(8)

91.ホソニセクビボソムシ Pseudanidorus rubrivestis (Marseul)  鹿島市浜町野畠(8)

92.マルツヤニジゴミムシダマシ Addia scatebrae Lewis  嬉野町大野原高原(63)

93.ナガサキトゲヒサゴゴミムシダマシ長崎型 Misolampidius clavicrus (Marseul) 嬉野町虚空蔵山(127)

94.クロナガキマワリ Strongylium niponicum Lewis  太良町多良岳(14)

95.ヒゲジロハナカミキリ Japanostrangalia dentatipennis Pic 太良町中山キャンプ場(120)

96.マルモンサビカミキリ Pterolophia angusta (Bates)  太良町多良岳(14)

97.クロオビツツハムシ Physosmaragdina nigrifrons (Hope)  嬉野町岩屋川内(8)

98.キアシチビツツハムシ Cryptocephalus amiculus Baly  太良町中山(14)

99.ツバキコブハムシ Chlamisus lewisii (Baly)  太良町中山(14)

100.アオグロツヤハムシ Oomorphoides nigrocaeruleus (Baly)  太良町多良岳(14)

101.ヒトミヒメサルハムシ Cleoporus variabilis (Baly)  塩田町および嬉野町唐泉山(14)

102.ヤナギルリハムシ Plagiodera versicolora (Laicharting)  嬉野町岩屋川内(8)

103.イチゴハムシ Galerucella grisescens (Joannis)  嬉野町岩屋川内(8)、鹿島市浜町野畠(8)

104.ウスイロウリハムシ Monolepta pallidula (Baly)  鹿島市奥平谷(14)

105.ニレハムシ Pyrrhalta maculicollis (Motschulsky)  鹿島市浜町野畠(8)

106.ヒメカミナリハムシ Altica caerulescens (Baly)  嬉野町下宿(14)

107.テントウノミハムシ Argopistes biplagiatus Motschulsky  太良町中山(14)

108.ヒメドウガネトビハムシ Chaetocnema concinnicollis (Baly)  塩田町および嬉野町唐泉山(14)

109.ヒサゴトビハムシ Chaetocnema ingenua (Baly)  塩田町および嬉野町唐泉山(14)

110.クワノミハムシ Luperomorpha funesta (Baly)  塩田町および嬉野町唐泉山(14)

111.カタビロトゲトゲ Dactylispa subquadrata (Baly)  塩田町および嬉野町唐泉山(8)、鹿島市浜町野畠(8)

112.カメノコハムシ Cassida nebulosa Linne  鹿島市北鹿島(14)

113.チャイロチョッキリ Aderorhinus crioceroides (Roelofs)  鹿島市奥平谷(8)

114.ルリホソチョッキリ Eugnamptus amurensis (Faust)  太良町多良岳(14)

115.セアカチョッキリ Involvulus sanguinipennis (Roelofs)  太良町多良岳(14)

116.マツトビゾウムシ Scythropus scutellaris Roelofs  塩田町および嬉野町唐泉山(8)

117.ヤサイゾウムシ  Listroderes costirostris Schoenherr 鹿島市平谷(121)

118.イヌビワシギゾウムシ Curculio funebris (Roelofs)  鹿島市浜町野畠(8)、鹿島市祐徳稲荷神社(8)

119.カミヤチビシギゾウムシ Curculio kamiyai Morimoto  塩田町および嬉野町唐泉山(8)

120.シロテンシギゾウムシ Curculio yoshieae Notsu  鹿島市浜町野畠(8)

121.アオバネサルゾウムシ Ceutorhynchus ibukianus Hustache  鹿島市浜町野畠(8)
C-2.長崎県側追加種
その後、多良山系長崎県側から文献により追加された種を整理し、記録された地名と文献ナンバーを示した。長崎県側追加種は47種である。


1.エゾカタビロオサムシ Campalita chinense (Kirby)  東彼杵町深入谷(97)

2.ツヤアオゴモクムシ Harpalus chalcentus Bates  東彼杵町深入谷(97)

3.ウスアカクロゴモクムシ Harpalus sinicus Habu  東彼杵町深入谷(97)

4.マルヒメゴモクムシ Bradycellus fimbriatus Bates  高来町轟の滝(21)

5.キベリチビゴモクムシ Dicheirotrichus tenuimanus (Bates)  諫早市白木峰(30)

6.オオヨツボシゴミムシ Dischissus mirandus Bates  東彼杵町大野原高原(61)

7.オオキベリアオゴミムシ Epomis nigricans (Wiedemann)  東彼杵町深入谷(97)

8.ミイデラゴミムシ Pheropsophus jessoensis Morawitz  東彼杵町大野原高原(61)

9.フトツツハネカクシ Osorius angustulus Sharp  諫早市白木峰(30)

10.ルリコガシラハネカクシ Philonthus cyanipennis (Fabricius)  諫早市五家原岳(116))

11.クロコガシラハネカクシの一種 Philonthus prolatus Sharp  多良岳(52)

12.ミフシオノヒゲアリヅカムシ Bryaxis reversus (Sharp)  多良岳(18,21)、高来町轟峡(27,55,123)

13.ヤマオオトゲアリヅカムシ Lasinus monticola K.Sawada  多良岳(18,21) 、大村市狸ノ尾(55)、高来町轟峡(27)

14.マダラクワガタ Aesalus asiaticus asiaticus Lewis  大村市黒木郷黒木川源流(71)、大村市黒木(100)、黒木岳(100)、多良山系(111)、夏緑樹林(116)

15.ネブトクワガタ Aegus laevicollis laevicollis E.Saunders  大村市鉢巻山(100)、大村市野岳(100)、諫早市富川(100)、諫早市目代(100)、低地〜中腹(116)、高来町轟峡(116)

16.アカマダラセンチコガネ Ochodaeus maculatus maculatus Waterhouse 諫早市白木峰(30,100,111)

17.ウスチャコガネ Phyllopertha diversa Waterhouse  東彼杵町竜頭泉(100)、小長井町打越名(100)

18.シラフチビマルトゲムシ Simplocaria bicolor Pic  東彼杵町深入谷(97)

19.マスダチビヒラタドロムシ Psephenoides japonicus Masuda  高来町湯江(30)、以下マスダドロムシとして:大村市郡川(118)、大村市大上戸川(118)、大村市鈴田川(118)、高来町境川(118)、高来町深海川(118)、諫早市本明川(118)

20.マスダクロホシタマムシ Ovalisia vivata (Lewis)  帆柱岳南面(81)、諫早市本明川(116)、高来町小江(116)、諫早市仏の辻(116)、諫早市五家原岳(116)

21.クロタマムシ Buprestis haemorrhoidalis japanensis E.Saunders  大村市自然休養林(116)

22.ネアカクロベニボタル Cautires bourgeoisi (Harold)  高来町金泉寺(21)

23.ヒメボタルHotaria parvula (Kiesenwetter) 多良山系(117)

24.ゲンジボタル Luciola cruciata Motschulsky  多良山系(111,117)、大村市郡川(118)、大村市鈴田川(118)、高来町境川(118)、諫早市本明川(118)

25.ヘイケボタル Luciola lateralis Motschulsky  多良山系(111,117)

26.オオオバボタル Lucidina accensa Gorham  東彼杵町遠目郷(105)、高来町烏帽子岳(105)、高来町砥石川林道(14)、多良山系(117)

27.ヒメジョウカイモドキ Nepachys japonicus (Kiesenwetter)  諫早市および高来町五家原岳(14)

28.ヨツボシオオキスイ Helota gemmata Gorham  多良山系(111)、高来町黒新田(116)、小長井町新田原(116)

29.ムモンシリグロオオキノコムシ Pseudaphandra inornata Chujo  諫早市五家原岳(116)

30.ツマグロチビオオキノコムシ Tritoma nigropunctata (Lewis)  高来町轟の滝(21)

31.アオカミキリモドキ Xanthochroa waterhousei Harold  多良岳山頂(1)

32.キイロゲンセイ Zonitis japonica Pic  諫早市白木峰(30)

33.イヨヒメハナカミキリ九州亜種 Pidonia hylophira affinis Kuboki  長崎:諫早市五家原岳(44)

34.キュウシュウヒメハナカミキリ Pidonia kyushuensis Yamawaki  諫早市五家原岳(44)

35.ヨコヤマヒメカミキリ Ceresium holophaeum Bates  大村市黒木(44)、諫早市五家原岳(44)

36.カッコウメダカカミキリ Stenhomalus cleroides Bates  高来町小江(14,44)、高来町砥石川林道(14,44)

37.クスベニカミキリ Pyrestes nipponicus Hayashi  大村市黒木(70,99,111)、高来町五家原岳東面(99,111)

38.キンケトラカミキリ Clytus auripilis Bates  高来町砥石川林道(14,44)

39.ヘリグロベニカミキリ Purpuricenus spectabilis Motschulsky  大村市黒木(44)

40.ジュンサイハムシ Galerucella nipponensis (Laboissiere)  大村市狸ノ尾(8)

41.ヒゲナガホソクチゾウムシ Apion placidum Faust  諫早市長田(21)

42.サビノコギリゾウムシ Ixalma hilleri Roelofs  高来町轟の滝(30)

43.イケザキアシブトゾウムシ Endaenidius ikezakii Morimoto  諫早市五家原岳(8)

44.エゾヒメゾウムシ Baris ezoana Kono  諫早市および高来町五家原岳(14)

45.アカコブコブゾウムシ Kobuzo rectirostris (Roelofs)  諫早市および高来町五家原岳(14)

46.ハイイロトゲトゲゾウムシ Colobodes valbum Roelofs  高来町轟の滝(8)

47.ココクゾウムシ Sitophilus oryzae (Linne)  高来町湯江(30)
III.多良山系より新たに採集および実検した甲虫
多良山系において著者等が採集した種のうち、多良山系初記録種(a:137種)を以下に示す。このうち、佐賀県側72種、長崎県側74種である。佐賀・長崎両県産共に、別の報文で改めて記録する予定があるため、今回は県、市町村、採集者のみを示した。次いで、同様にして佐賀県側初記録種(b:59種)と長崎県側初記録種(c:35種)を記録した。なお、採集者(=同定者)は西田:(西)、今坂:(今)と略記した。なお、オオニセツツマグソコガネ については、堀繁久氏に同定していただいた。記して、心よりお礼申し上げる。


a. 多良山系初記録種

1.エリザハンミョウ Cicindela elisae elisae Motschulsky 長崎:高来町(今)、諫早市(今)

2.チャヒメヒョウタンゴミムシ Clivina westwoodi Putzeys  佐賀:嬉野町(西)

3.アトスジチビゴミムシ Trechoblemus postilenatus S.Ueno  長崎:諫早市(西)

4.ヒョウゴミズギワゴミムシ Bembidion hiogoense Bates 佐賀:嬉野町(西)、鹿島市(西)

5.オオツカ(アオマルガタ)ミズギワゴミムシ Bembidion ohtsukai Morita 佐賀:太良町(西)

6.ウスイロコミズギワゴミムシ Paratachys pallescens (Bates) 佐賀:塩田町(西)、嬉野町(西)、鹿島市(西)、

7.チビミズギワゴミムシ Polyderis microscopicus (Bates) 佐賀:唐泉山(西);長崎:高来町(今)

8.ハマベゴミムシ Pogonus japonicus Putzeys 長崎:諫早市(西)

9.オオゴミムシ Lesticus magnus (Motschulsky) 長崎:諫早市(今)

10.フトクビナガゴミムシ Pterostichus thorectes Bates 佐賀:塩田町(西)

11.サドモリヒラタゴミムシ Colpodes limodromoides Bates  長崎:高来町(今)

12.キュウシュウツヤゴモクムシ Trichotichnus vespertinus (Habu) 佐賀:嬉野町(西);長崎:諫早市(今)

13.マメゴモクムシ Stenolophus fulvicornis Bates 佐賀:塩田町(西)、嬉野町(西)、鹿島市(西)

14.アカガネアオゴミムシ Chlaenius abstersus Bates 長崎:東彼杵町(西)

15.トックリゴミムシ Lachnoepis prolixa (Bates)  長崎:諫早市(西)

16.クロツブゴミムシ Pentagonica subcordicollis Bates  佐賀:塩田町(西)

17.コキノコゴミムシ Coptodera japonica Bates  佐賀:嬉野町(西)

18.ハネビロアトキリゴミムシ Lebia duplex Bates  佐賀:嬉野町(西)

19.コホソクビゴミムシ Brachinus stenoderus Bates  佐賀:太良町(西);長崎:大村市(西)、高来町(今)

20.マルケシゲンゴロウ Hydrovatus subtilis Sharp 長崎:高来町(今)

21.ケシゲンゴロウ Hyphydrus japonicus Sharp 長崎:高来町(今)

22.チャイロチビゲンゴロウ Liodessus megacephalus (Gschwendtner)  長崎:高来町(今)

23.ヒメセマルガムシ Coelostoma orbiculare (Fabricius)  長崎:高来町(今)

24.セマルケシガムシ Cryptopleurum subtile Sharp  長崎:高来町(今)、諫早市(今)

25.コウセンマルケシガムシ Peratogonus reversus Sharp  長崎:高来町(今)

26.ツヤヒラタガムシ Agraphydrus narusei (M.Sato)  長崎:高来町(今)

27.ルイスヒラタガムシ Helochares pallens (MacLeay)  長崎:高来町(今)、諫早市(今)

28.オオマルマメエンマムシ Gnathoncus nannetensis (Marseul)  佐賀:嬉野町(西)

29.オオマメエンマムシ Dendrophilus zavieri Marseul   佐賀:塩田町(西)

30.ハスジチビヒラタエンマムシ Pachylomalus musculus Marseul  長崎:高来町(今)

31.オオセスジエンマムシ Onthophilus ostreatus Lewis  佐賀:嬉野町(西)

32.キノコアカマルエンマムシ Notodoma fungorum Lewis 佐賀:太良町(西)

33.オオサワヒメエンマムシ Margarinotus cadavericola (Bickhardt)  佐賀:嬉野町(西)、鹿島市(西)

34.アラメエンマムシ Merohister punctulatus (Weidemann)  佐賀:嬉野町(西)

35.ヒサゴムクゲキノコムシ Camptodium adustipenne Motschulsky  長崎:高来町(今)

36.オオツノハネカクシ Bledius salsus Miyatake  長崎:高来町(今)、諫早市(今)

37.キバネニセユミセミゾハネカクシ Carpelimus siamensis (Fauvel)  長崎:諫早市(今)

38.ツノフトツツハネカクシ Osorius taurus Sharp  長崎:高来町(今)

39.ヤマトニセユミセミゾハネカクシ Thinodromus japonicus (Cameron)  長崎:諫早市(今)

40.ユミセミゾハネカクシ Thinodromus sericatus (Sharp)  長崎:高来町(今)、諫早市(今)

41.ヒメシリグロハネカクシ Astenus brevipes (Sharp)  長崎:高来町(今)

42.ツマグロナガハネカクシ Lathrobium unicolor Kraatz 長崎:高来町(今)、諫早市(今)

43.ネアカトガリハネカクシ Medon lewisius (Sharp)  長崎:高来町(今)

44.ツマアカナガエハネカクシ Ochthephilum bernhaueri (Cameron)  長崎:諫早市(今)

45.クロナガエハネカクシ Ochthephilum densipenne (Sharp) 長崎:高来町(今)、諫早市(今)

46.アカバクビブトハネカクシ Pinophilus rufipennis (Sharp) 長崎:高来町(今)、諫早市(今)

47.クビボソハネカクシ Rugilus rufescens (Sharp)  佐賀:塩田町(西);長崎:高来町(今)、諫早市(今)

48.チビクビボソハネカクシ Scopaeus virilis Sharp  長崎:高来町(今)、諫早市(今)

49.オオクビボソハネカクシ Stilicoderus signatus Sharp  佐賀:太良町(西)

50.チビトガリハネカクシ Sunius debilicornis (Wollaston)  長崎:高来町(今)、諫早市(今)

51.ツマグロアカバハネカクシ Hesperus tiro (Sharp)  佐賀:塩田町(西)

52.オオドウガネコガシラハネカクシ Philonthus lewisius Sharp  長崎:諫早市(今)

53.オオアカバコガシラハネカクシ Philonthus spinipes Sharp  佐賀:鹿島市(西)

54.カラカネハネカクシ Platydracus sharpi (Fauvel) 佐賀:嬉野町(西)

55.クロズマルクビハネカクシ Tachinus nigriceps Sharp  長崎:高来町(今)

56.モンクロアリノスハネカクシ Zyras optatus (Sharp)  佐賀:塩田町(西)

57.クビアカアリノスハネカクシ Zyras pictus (Sharp)  佐賀:塩田町(西)

58.キムネマルハナノミ Sacodes protecta (Harold)  長崎:高来町(今)

59.セマダラマグソコガネ Aphodius nigrotessellatus Motschulsky  佐賀:嬉野町(西)

60.スジマグソコガネ Aphodius rugosostriatus Waterhouse  佐賀:嬉野町(西)

61.オオニセツツマグソコガネ Ataenius okinawensis Nakane 佐賀:嬉野町(西)(総て堀繁久氏同定);長崎:東彼杵町(西)

62.オオビロウドコガネ Maladera renardi (Ballion) 佐賀:嬉野町(西)

63.イブシアシナガミゾドロムシ Stenelmis nipponica Nomura  長崎:高来町(今)

64.チビドロムシ Limnichus lewisi Nakane 長崎:高来町(今)、諫早市(今)

65.ホソツツタマムシ Paracylindromorphus japanensis E.Saunders  長崎:東彼杵町(西)

66.コガタフチトリコメツキダマシ Dirhagus mystagogus Fleutiaux  佐賀:鹿島市(西)

67.クロツマキジョウカイ Malthinus japonicus Ohbayashi  長崎:高来町(今)

68.アカマダラカツオブシムシ Trogoderma varium (Matsumura et Yokoyama)  佐賀:塩田町(西)

69.ツツガタシバンムシ Gastrallus affinis Sakai  佐賀:鹿島市(西)

70.ナガヒョウホンムシ Ptinus japonicus Reitter  佐賀:嬉野町(西)

71.イガラシカッコウムシ Tillus igarashii Kono  佐賀:塩田町(西)、鹿島市(西)

72.アカクビホシカムシ Necrobia ruficollis (Fabricius)  佐賀:嬉野町(西)

73.コバネジョウカイモドキ Carphuroides plagiatus (Kiesenwetter)  佐賀:鹿島市(西)

74.ナガサキアオジョウカイモドキ Malachius xantholoma Kiesenwetter  長崎:高来町(今)

75.クリイロデオキスイ Carpophilus marginellus Motschulsky  長崎:高来町(今)

76.ヒメヒラタケシキスイ Epuraea domina Reitter  佐賀:塩田町(西)

77.ネアカマルケシキスイ Neopallodes inermis Reitter  佐賀:塩田町(西)

78.ニセキボシヒラタケシキスイ Omosita japonica Reitter  佐賀:塩田町(西)

79.キムネチビケシキスイ Meligethes denticulatus honshuensis Easton  佐賀:太良町(西)

80.クロオビセマルヒラタムシ Psammoecus fasciatus Reitter  長崎:高来町(今)

81.ヨツモンキスイ Cryptophagus callosipennis Grouvelle  佐賀:塩田町(西)

82.ウスバキスイ Cryptophagus cellaris (Scopoli)  佐賀:塩田町(西)

83.ウスイロキスイ Cryptophagus dilutus Reitter  佐賀:鹿島市(西)

84.ケナガセマルキスイ Atomaria horridula Reitter 長崎:高来町(今)、諫早市(今)

85.キイロセマルキスイ Atomaria lewisi Reitter 長崎:高来町(今)、諫早市(今)

86.ダエンキスイ Dernostea tanakai Sasaji  長崎:大村市(今)

87.ナミゲムクゲキスイ Biphyllus inaequalis (Reitter)  長崎:高来町(今)

88.アカグロムクゲキスイ Biphyllus lewisi (Reitter)  佐賀:塩田町(西)

89.ヒメムクゲオオキノコ Cryptophilus propinquus Reitter 長崎:高来町(今)、諫早市(今)

90.チビコメツキモドキ Henoticonus triphylloides (Reitter)  長崎:高来町(今)

91.ムネビロカクホソカタムシ Cautomus hystriculus Sharp  佐賀:塩田町(西)

92.ホソテントウダマシ Panamomus brevicornis Gorham  長崎:諫早市(西)

93.トウヨウダナエテントウダマシ Danae orientalis (Gorham)  佐賀:塩田町(西)

94.セグロツヤテントウダマシ Lycoperdina mandarinea Gerstaecker  佐賀:鹿島市(西);長崎:諫早市(西)

95.イカリモンテントウダマシ Mycetina ancoriger Gorham  佐賀:塩田町(西)、嬉野町(西)

96.ベニバネテントウダマシ Mycetina rufipennis (Motschulsky)  佐賀:塩田町(西)

97.メツブテントウ Sticholotis substriata Crotch  佐賀:塩田町(西)

98.カバイロヒメテントウ Scymnus fuscatus Boheman  佐賀:塩田町(西)

99.ジュウサンホシテントウ Hippodamia tredecimpunctata timberlakei Capra 長崎:高来町(今)、諫早市(今)

100.コゲチャミジンムシダマシ Aphanocephalus wollastoni Rye  長崎:大村市(今)

101.ウスキケシマキムシ Corticaria japonica Reitter 長崎:諫早市(今)

102.ウスオビコキノコムシ Pseudotriphyllus lewisianus (Wollaston)  長崎:大村市(今)

103.ノミナガクチキの一種(1) Lederia sp. 1  佐賀:塩田町(西)

104.ノミナガクチキの一種(2) Lederia sp. 2  佐賀:塩田町(西)

105.ノミナガクチキの一種(3) Lederia sp. 3  佐賀:塩田町(西)

106.フタモンヒメハナノミ Falsomordellistena altestrigata (Marsel)  長崎:高来町(今)

107.シズオカヒメハナノミ Glipostenoda shizuokana (Kono) 長崎:諫早市(今)

108.アカカタハナノミ Mordellaria aurata Kono  長崎:高来町(今)

109.クロサクロヒメハナノミ Mordellistena kurosai Chujo 長崎:諫早市(今)

110.オスグロオオハナノミ Macrosiagon cyanivestis (Marseul)  佐賀:嬉野町(西);長崎:東彼杵町(西)

111.クチキオオハナノミ Pelecotomoides tokejii Nomura et Nakane  佐賀:塩田町(西)

112.ヒゲブトホソアリモドキ Anthicus monstrosicornis Marseul  佐賀:鹿島市(西)

113.モンシロハネカクシダマシ Inopeplus quadrinotatus (Gorham)  佐賀:塩田町(西)

114.ヒメコクヌストモドキ Palorus ratzeburgii (Wissmann)  長崎:高来町(今)

115.オオツヤホソゴミムシダマシ Menephilus arciscelis Marseul 佐賀:嬉野町(西)

116.ウスイロゴミムシダマシ Strongylium brevicorne Lewis 佐賀:太良町(西)

117.ウスグロスジツツハムシ Cryptocephalus fulvus Goeze 長崎:東彼杵町(西)

118.キイチゴトビハムシ Chaetocnema discreta (Baly) 佐賀:塩田町(西)

119.トウヨウアシナガトビハムシ Longitarsus orientalis Jacoby 長崎:東彼杵町(西)

120.クロコトビハムシ Manobia parvula (Baly) 佐賀:塩田町(西)

121.ナトビハムシ Psylliodes punctifrons Baly 佐賀:塩田町(西)

122.ジンガサハムシ Aspidomorpha indica Boheman 佐賀:嬉野町(西);長崎:諫早市(今)

123.イトヒゲナガゾウムシ Exillis japonicola Nakane 佐賀:塩田町(西)

124.オビモンゲナガゾウムシ Nessiodocus repandus (Jordan) 佐賀:塩田町(西)

125.ヨリメオビモンヒゲナガゾウムシ Nessiodocus triodes (Jordan) 佐賀:塩田町(西)

126.ケブカホソクチゾウムシ Apion griseopubescens Roelofs  長崎:諫早市(今)

127.ヒレルホソクチゾウムシ Apion hilleri Schilsky  佐賀:鹿島市(今)

128.シロモンチビゾウムシ Nanophyes albovittatus Roelofs  長崎:諫早市(今)

129.ヒシチビゾウムシ Nanophyes japonicus Roelofs 佐賀:嬉野町(西)

130.ゴボウゾウムシ Larinus latissimus Roelofs 佐賀:嬉野町(西)

131.イネゾウムシ Echinocnemus squameus (Billberg) 佐賀:嬉野町(西)、鹿島市(西)

132.イネミズゾウムシ Lissorhoptrus oryzophilus Kuschel  長崎:高来町(今)

133.オオミズゾウムシ Tanysphyrus major Roelofs 長崎:高来町(今)

134.ムシクサコバンゾウムシ Gymnaetron miyoshii Miyoshi  長崎:高来町(今)

135.モジャモジャツチイロゾウムシ Pseudohylobius setosus Morimoto  長崎:高来町(今)

136.ナガオチバゾウムシ Leptanchonus minatoi Morimoto  長崎:諫早市(今)

137.ボウサンゾウムシ Catabonops monachus Roelofs  長崎:高来町(今)

b. 佐賀県側初記録種

1.ミヤマメダカゴミムシ Notiophilus impressifrons Morawitz  太良町(西)

2.ヒメヒョウタンゴミムシ Clivina niponensis Bates  嬉野町(西)

3.ウスモンミズギワゴミムシ Bembidion cnemidotum Bates  嬉野町(西)

4.キュウシュウムネミゾミズギワゴミムシBembidion kyushuense Habu  太良町(西)

5.ツマキミズギワゴミムシ Bembidion semilunium Netolitzky  嬉野町(西)

6.オグラヒラタゴミムシ Agonum ogurae (Bates)  嬉野町(西)

7.コマルガタゴミムシ Amara simplicidens Morawitz  嬉野町(西)

8.ヒメツヤゴモクムシ Trichotichnus congruus (Motschulsky)  太良町(西)

9.オオイクビツヤゴモクムシ Trichotichnus nipponicus Habu  塩田町(西)

10.アトグロジュウジゴミムシ Lebia idae Bates  太良町(西)

11.ニセヒメエンマムシ Margarinotus agnatus (Lewis)  塩田町(西)、鹿島市(西)

12.オオマルズハネカクシ Domene crassicornis (Sharp)  塩田町(西)

13.ムネビロハネカクシ Algon grandicollis Sharp  鹿島市(西)

14.ズマルハネカクシ Amichrotus apicipennis Sharp  太良町(西)

15.ツヤケシブチヒゲハネカクシ Anisolinus elegans Sharp  塩田町(西)

16.アカバツヤムネハネカクシ Quedius japonicus Sharp  塩田町(西)

17.マメダルマコガネ Panelus parvulus (Waterhouse)  塩田町(西)

18.オオカンショコガネ Apogonia major Waterhouse  塩田町(西)

19.ビロウドコガネ Maladera japonica japonica (Motschulsky)  嬉野町(西)、鹿島市(西)

20.マルガタビロウドコガネ Maladera secreta (Brenske)  嬉野町(西)

21.ダイセンビロウドコガネ Nipponoserica daisenensis lewisi (Chapin)  嬉野町(西)

22.ハラゲビロウドコガネ Nipponoserica pubiventris Nomura  嬉野町(西)

23.トケジビロウドコガネ Serica tokejii (Nomura)  鹿島市(西)

24.ヨツバコガネ Ohkubous ferrieri ferrieri (Nonfried)  塩田町(西)

25.クリイロヒゲナガハナノミ Pseudoepilichas niponicus (Lewis)  太良町(西)

26.オオメホソチビドロムシ Cephalobyrrhinus japonicus Champion  太良町(西)

27.ミカンナガタマムシ Agrilus auriventris E.Saunders  鹿島市(西)

28.ミヤマナカボソタマムシ Coraebus montanus Miwa et Chujo  太良町(西)

29.サシゲチビタマムシ Trachys robusta E.Saunders  塩田町(西)

30.コガタノサビコメツキ Lacon parallelus parallelus (Lewis)  塩田町(西)

31.ナガヒゲブトコメツキ Aulonothroscus longulus (Weise)  鹿島市(西)

32.オオチャイロコメツキダマシ Fornax victor Fleutiaux  鹿島市(西)

33.ニセクロマルケシキスイ Cyllodes dubius (Reitter)  鹿島市(西)、太良町(西)

34.フタトゲホソヒラタムシ Silvanus bidentatus (Fabricius)  塩田町(西)

35.ヒメフタトゲホソヒラタムシ Silvanus lewisi Reitter  塩田町(西)

36.チャイロケブカテントウダマシ Ectomychus nigriclavis (Gorham)  塩田町(西)

37.ヒサゴホソカタムシ Glyphocryptus brevicollis Sharp  塩田町(西)

38.フタオビヒメコキノコムシ Litargus antennatus Miyatake  嬉野町(西)、鹿島市(西)

39.ミツヒダアリモドキ Pseudoleptaleus trigibber (Marseul)  太良町(西)

40.セグロニセクビボソムシ Syzeton brunnidorsis (Marseul)  嬉野町(西)

41.マメハンミョウ Epicauta gorhami Marseul  嬉野町(西)

42.ヒメツチハンミョウ Meloe coarctatus Motschulsky  嬉野町(西)

43.マルクビツチハンミョウ Meloe corvinus Marseul  嬉野町(西)

44.カタアカジョウカイモドキ Omineus humeralis Lewis  太良町(西)

45.チビヒサゴゴミムシダマシ Laena rotundicollis rotundicollis Marseul  塩田町(西)

46.カタモンヒメクチキムシ Mycetochara mimica Lewis  塩田町(西)

47.フトナガニジゴミムシダマシ Ceropria laticollis Fairmaire 塩田町(西)

48.タケトラカミキリ Chlorophorus annularis (Fabricius) 嬉野町(西)

49.ハギツツハムシ Pachybrachis erditus (Baly) 嬉野町(西)

50.ウリハムシ Aulacophora femoralis (Motschulsky) 嬉野町(西)

51.テントウノミハムシ Argopistes biplagiatus Motschulsky 太良町(西)

52.サシゲトビハムシ Lipromima minuta (Jacoby) 塩田町(西)

53.セマルトビハムシ Minota nigropicea (Baly) 塩田町(西)

54.キスジノミハムシ Phyllotreta striolata (Fabricius) 嬉野町(西)

55.カヤノトゲトゲ Hispellinus moerens (Baly) 嬉野町(西)

56.ケチビヒョウタンヒゲナガゾウムシ Notioxenus wollastoni Sharp 塩田町(西)

57.ヒメケブカチョッキリ Involvulus pilosus (Roelofs) 塩田町(西)

58.チビアオゾウムシ Hyperstylus pallipes Roelofs 嬉野町(西)

59.オオクチブトゾウムシ Macrocorynus variabilis (Roelofs) 塩田町(西)

c. 長崎県側初記録種

1.コハンミョウ Cicindela specularis Chaudoir 高来町(今)、諫早市(今)

2.コヒメヒョウタンゴミムシ Clivina vulgivaga Boheman 諫早市(今)

3.ハマベミズギワゴミムシ Bembidion semiluitum semiluitum Bates 高来町(今)、諫早市(今)

4.ギョウトクコミズギワゴミムシ Paratachys gyotokuensis (Tanaka) 諫早市(西)

5.ムツモンコミズギワゴミムシ Paratachys plagiatus shimosae (Tanaka) 高来町(今)、諫早市(今)

6.クリイロコミズギワゴミムシ Tachyura fumicata (Motschulsky) 高来町(今)、諫早市(今)

7.チャイロコミズギワゴミムシ Tachyura lutea (Andrewes) 東彼杵町(西)、諫早市(今)

8.キンナガゴミムシ Pterostichus planicollis (Motschulsky) 諫早市(今)

9.オオマルガタゴミムシ Amara gigantea (Motschulsky) 諫早市(西、今)

10.オオゴモクムシ Harpalus capito Morawitz 諫早市(西、今)

11.ムネアカマメゴモクムシ Stenolophus propinquus (Morawitz)  諫早市(西)

12.イツホシマメゴモクムシ Stenolophus quinquepustulatus (Wiedemann)  諫早市(今)

13.クロズカタキバゴミムシ Badister nigriceps (Morawitz)  高来町(今)

14.ヒメキベリアオゴミムシ Chlaenius inops Chaudoir 諫早市(今)

15.フタモンクビナガゴミムシ Archicolliuris bimaculata nipponica Habu 諫早市(西、今)

16.クロモンヒラナガゴミムシ Hexagonia insignis (Bates) 東彼杵町(西)

17.キクビアオアトキリゴミムシ Lachnolebia cribricollis (Morawitz) 諫早市(今)

18.ムモンスジバネゴミムシ Planetes formosanus Jedli?ka  諫早市(西、今)

19.フチトリケシガムシ Cercyon dux Sharp  諫早市(今)

20.セマルガムシ Coelostoma stultum (Walker)  高来町(今)、諫早市(今)

21.シジミガムシ Laccobius bedeli Sharp  諫早市(今)

22.タマガムシ Amphiops mater Sharp  小長井町(今)

23.セマルハバビロハネカクシ Megarthrus convexus Sharp  大村市(今)、高来町(今)

24.ニセトガリハネカクシ Isocheilus staphylinoides (Kraatz) 諫早市(今)

25.ツマアカマルハナノミダマシ Eucinetus haemorrhoidalis Germar  高来町(今)、諫早市(今)

26.トビイロマルハナノミ Scirtes japonicus Kiesenwetter  高来町(今)、諫早市(今)

27.タテスジナガドロムシ Heterocerus fenestratus Thunberg  高来町(今)、諫早市(西、今)

28.カマキリタマゴカツオブシムシ Thaumaglossa rufocapillata Redtenbacher 諫早市(今)

29.クリイロムクゲキスイ Biphyllus throscoides (Wollaston)  高来町(今)

30.ケシコメツキモドキ Microlanguria jansoni (Crotch) 諫早市(今)

31.ナカグロミジンムシ Arthrolips lewisii Matthews  諫早市(今)

32.ルイステントウ Adalia conglomerata (Linne)  高来町(今)

33.ヒレルコキノコムシ Mycetophagus hillerianus Reitter  大村市(今)

34.キイロチビコクヌストモドキ Archaeoglenes orientalis Sasaji  高来町(今)

35.アカネトラカミキリ Brachyclytus singularis Kraatz  高来町(今)
IV.2001年現在の多良山系産甲虫相について

a. 多良山系産甲虫の科別種数の変遷
前報(1987)で記録した種に、文献による訂正および追加種と、実検した初記録種を加え、2001年現在の多良山系産甲虫目録を作成した。前報では科別の集計は西田(1987)により報告されており、その後、一部の科の取り扱いが変更されているが、なるべく前回に準じて集計した。前報(1987年)では訂正後の集計として92科1463種であったが、今回(2001年)の集計では101科1901種、佐賀県側1479種、長崎県側1555種である。表1により科別の種数と追加種数を示した。

表1.多良山系産甲虫の科別種数
今回は、前報に対して、9科438種が追加された。追加種数が多い科は、ヨツモンエグリゴミムシ、チョウセンゴモクムシなどオサムシ科57種、.ルリナガツツハムシ、スジグロオオハムシなどハムシ科40種、ウンゼンオオズアリヅカムシ、タラダケヒゲナガアリヅカムシなどアリヅカムシ科39種、オオツノハネカクシなどハネカクシ科32種、マルモンタマゾウムシなどゾウムシ科20種、ネアカマルケシキスイなどケシキスイ科17種、コガタガムシなどガムシ科14種、オオニセツツマグソコガネ、ムラサキツヤハナムグリなどコガネムシ科13種などで、主として平地〜低地の裸地、草地、水辺などに生活する種が多く追加された。オサムシ科、ハムシ科、ハネカクシ科などは、生息場所も多様で産する種数が多く、さらに追加が期待される。また、アリヅカムシ科は最近分類が進み、分布調査も飛躍的に進行して、多良山系固有種も複数種発見された。

また、この他、前報から4割以上も種数が増加した科としては、ハンミョウ科(3種→7種)、ゲンゴロウ科(8種→14種)、エンマムシ科(14種→25種)、コケムシ科(0種→9種)、マルハナノミ科(0種→9種)、カツオブシムシ科(4種→8種)、シバンムシ科(4種→8種)、カッコウムシ科(8種→15種)、ホソヒラタムシ科(2種→6種)、キスイムシ科(3種→9種)、ムクゲキスイムシ科(4種→7種)、テントウダマシ科(8種→15種)、ヒメマキムシ科(2種→5種)、コキノコムシ科(2種→6種)、ツツキノコムシ科(3種→5種)、ツチハンミョウ科(2種→5種)、マメゾウムシ科(2種→4種)、ホソクチゾウムシ科(2種→6種)などがある。小型で同定が難しい種や、地味で目立たない種、人家や耕作地周辺に生息する種などが多く、山地の樹林内に生息する種についてはあまり追加されていない。ほぼ同じ種数を含むカミキリムシ科(樹林性172種→178種)と、ハムシ科(120種→160種)の増加状況が、その点を顕著に表している。

西田(1987)は、前報で、「種類数から見た多良岳甲虫相の現状と問題点」と題して、科ごとの解明度と問題点について述べた。前報における表3と、今回の表1を対比して見ていただきたい。ここでは、1987年現在において国内で20種以上を含む61科について考察した。

まず、多良山系産の国内産種数に占める割合約17%(1469種/8670種)から、
(1)特に調査が進んでいないと思われる科(0〜5%)・・・・・8科
(2)調査が進んでいないと思われる科(6〜10%)・・・・・・13科
(3)調査が進んでいると思われる科(24%以上)・・・・・・・11科     を抽出した。

同様に、多良山系産の、1987年現在においての神奈川県産に占める割合約50%(1469種/3005種)から、
(1)'特に調査が進んでいないと思われる科(0〜20%)・・・・・6科
(2)'調査が進んでいないと思われる科(20〜35%)・・・・・・11科
(3)'調査が進んでいると思われる科(65%以上) ・・・・・・・17科     を抽出した。

この二つの尺度から、多良山系産の科について解明度の評価を行い、科ごとにその問題点について述べた。

a :特に調査が進んでいない((1)と(1)'に重複して含まれる)科 ・・・・・・・・・5科(ムクゲキノコムシ、チビシデムシ、コケムシ、ヒメハナムシ、キクイムシ)
b :調査が進んでいない((1)と(2)'、(2)と(2)'、(2)と(1)'に重複して含まれる)科 ・・13科(ガムシ、タマキノコムシ、ハネカクシ、マルハナノミ、カツオブシムシ、シバンムシ、ホソヒラタムシ、キスイムシ、ミジンムシ、ヒメマキムシ、コキノコムシ、マメゾウムシ、ホソクチゾウムシ)
c :比較的普通(a,b,dを除く)科・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34科(オサムシ他)
d :比較的調査が進んでいる((3)と(3)'に重複して含まれる)科 ・・・・・・・・・9科(クワガタムシ、ジョウカイボン、ナガシンクイムシ、ハムシダマシ、クチキムシ、オオキノコムシ、ニセクビボソムシ、カミキリムシ、オトシブミ)
aおよびbのカテゴリーに含まれる調査が進んでいない18科は、微細種が多く、落葉中、朽木中、枯草中、水中など直接外部から見えない環境に生息している種や、人為的な環境に分布し野外では逆に目に付かない種が多いと結論づけている。

2001年度は、前報に対して9科438種が追加され、科ごとの解明度がどのように変化したかを示すために、表2を示した。解明度を計算する基準として、本来なら、2001年度現在の国内産種数(ほぼ9500種)、および神奈川県産種数(1998年現在で3870種)を使用すべきであるが、多良山系のみにおける変化をみるための目安であるので、前回同様(1987年度)の数値を使用した。2001年度の評価に対しては、詳細にはその点を勘案する必要がある。同様の操作で、a〜dを求めた結果、以下のようになった。なお、太字は前回と同じランクに留まっている科である。

a :特に調査が進んでいない((1)と(1)'に重複して含まれる)科 ・・・・・・・・・1科(チビシデムシ)
b :調査が進んでいない((1)と(2)'、(2)と(2)'、(2)と(1)'に重複して含まれる)科・・・2科(ヒメハナムシ、キクイムシ)
c :比較的普通(a,b,dを除く)科・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37科(オサムシ他)
d :比較的調査が進んでいる((3)と(3)'に重複して含まれる)科・・・・・・・・・21科(ハンミョウ、アリヅカムシ、コケムシ、クワガタムシ、ジョウカイボン、ナガシンクイムシ、カッコウムシ、コメツキモドキ、オオキノコムシ、テントウダマシ、テントウムシ、ホソカタムシ、ナガクチキムシ、ハムシダマシ、クチキムシ、ニセクビボソムシ、カミキリムシ、ハムシ、ヒゲナガゾウムシ、オトシブミ、ゾウムシ)
2001年度は、表2の結果から解るように、1987年度既に比較的調査が進んでいた9科以外では、唯一調査が進んでいないチビシデムシ科を除いた51科総てについて、1ランク、あるいは2ランク、解明度が増加した。

aおよびbのカテゴリーに含まれる調査が進んでいない科は、3科に減少し、前回指摘された、微細種、落葉中、朽木中、枯草中、水中など直接外部から見えない環境に生息している種、人為的な環境に分布し野外では逆に目に付かない種なども、かなり解明度が改善された。特に、アリヅカムシ科、オサムシ科、ハムシ科、ハネカクシ科などの増加は注目される。dレベルと判断された21科を始めとして、多良山系の甲虫相はかなり判明し、ファウナ解明のかさ上げが達成されたと考えられる。しかし、それらを除く40科(対象にした科の約66%)については、なお、解明度は低いと判断されるので、今後とも調査を続ける必要がある。解明度が高いと判断される科のうち、カミキリムシ(国内産の25%)、ハムシ科(同34%)、ゾウムシ科(同30%)などから判断すると、比較的大きな科では国内産の35%程度の種は多良山系に分布すると考えられるので、究極的には8670種×0.35=3035種程度は産するものと考えられる。

表2.多良山系産甲虫の科別解明度

b. 多良山系産甲虫目録
次いで、多良山系記録種全種について、県別の分布と、記録された時期等を示した。訂正を含む前報(1987年)における記録は●印、その後の文献記録(1987年〜2001年)は○印、今回新たに記録された種は◎である。分布表の種名は最新の和名・学名で示し、科名は科別一覧の科ナンバーで示した。また、種の分布型をA〜Qで示し、比較の対象とする島原半島の分布を◇(亜種は◆)で示した。

表3.多良山系産甲虫目録

c. 多良山系産甲虫の分布型構成の変遷
以上の結果を基に、多良山系に分布する個々の種の分布から多良山系の甲虫相について考えてみたい。表4は、多良山系産甲虫類を種レベルでの分布型によってグルーピングし、前報と今回の結果を比較してみたものである。分布型のカテゴリーは、ほとんど前回同様としたが、前報でLと表現した多良山系固有種を今回はQと表示し(L:島原半島固有種とする)、分布調査の進展を反映して、O:北九州固有種、P:背振・多良山系固有種を加えた。分布型のカテゴリーを以下に示す(なお、括弧中は分布していない場合もあることを示す)。

A:北方系広域分布種・・・・・・・北海道、本州、四国、九州、(屋久島、トカラ列島)、朝鮮半島、(中国大陸、台湾)
B:南方系広域分布種・汎世界種・・北海道、本州、四国、九州、琉球列島、(朝鮮半島、中国大陸、台湾)、汎世界
C:大陸・本土系種・・・・・・・・本州、四国、九州、(屋久島、トカラ列島)、(朝鮮半島)、中国大陸、(台湾)
D:大陸系種・・・・・・・・・・・九州、(屋久島)、朝鮮半島、中国大陸、(台湾)
E:北方・本土系種・・・・・・・・北海道、本州、四国、九州、(屋久島、トカラ列島)
F:本土系種・・・・・・・・・・・本州、四国、九州、(屋久島、トカラ列島)
G:暖地系種・・・・・・・・・・・本州、四国、九州(以上の山地を除く)、琉球列島、(台湾)
H:琉球系種・・・・・・・・・・・(四国)、九州(山地を除く)、琉球列島、(台湾)
I:九州・四国固有種・・・・・・・四国、九州、(屋久島)
J:九州固有種・・・・・・・・・・九州、(屋久島)
K:長崎・佐賀固有種・・・・・・・長崎県、佐賀県
M:分布不明種・・・・・・・・・・未記載種など、分布域不明
O:北九州固有種・・・・・・・・・九州北半分
P:背振・多良山系固有種・・・・・多良山系・背振山系
Q:多良山系固有種・・・・・・・・多良山系
表4.多良山系産甲虫の分布型構成
前報(1987年度)の集計によると、本土系種F:464種(記録種の31.6%)が最も多く、次いで北方・本土系種E:260種(17.7%)、北方系広域分布種A:246種(16.7%)、南方系広域分布種B:188種(12.8%)、大陸・本土系種C:153種(10.4%)などに含まれる種が多く、以上で約9割を占める。一方、暖地系種G:65種(4.4%)、九州固有種J:37種(2.5%)、九州・四国固有種I:16種(1.1%)、琉球系種H:8種(0.5%)など特殊な分布を示す種はかなり少なかった。また、非常に少数ではあるが、特徴的な大陸系種D:5種(0.3%)、長崎・佐賀固有種K:5種(0.3%)、多良山系固有種Q:2種(0.1%)なども産し、一部未記載種などの分布不明種M:20種(1.4%)も含まれていた。

今回438種が追加され、計1901種について同様に分布型ごとの集計を行ったが、全体の傾向としては変化が無く、1987年度と殆ど同様であった。つまり、最も多いのは本土系種F:581種(30.6%)で、次いで北方・本土系種E:313種(16.5%)、北方系広域分布種A:309種(16.3%)、南方系広域分布種B:231種(12.2%)、大陸・本土系種C:224種(11.8%)などが多く、以上でほぼ9割を占める点も同様である。

また、少ないながら、暖地系種G:82種(4.3%)、九州固有種J:45種(2.4%)、九州・四国固有種I:18種(0.9%)、琉球系種H:18種(0.9%)、大陸系種D:9種(0.5%)、長崎・佐賀固有種K:8種(0.4%)、多良山系固有種Q:6種(0.3%)、北九州固有種O:5種(0.3%)、背振・多良山系固有種P:1種(0.1%)なども産し、未記載種などの分布不明種M:51種(2.7%)も含まれていた。

前回と今回では、分布型の順序、比率などほとんど同様であった。やや増減がみられるのは、大陸・本土系種Cと分布不明種Mの比率がそれぞれ1%余り増加し、本土系種Fと北方・本土系種Eの比率がそれぞれ1%余り減少したことである。これは、1987年以降、大陸における分布がより明らかになったことと、未記載種などの分布不明種の増加によるものと思われる。未記載種が解明され、大陸と国内における分布がほぼ明らかにされた段階で、上記比率はほぼ確定されることになると思われるが、今回、全体の23%に相当する438種が追加されても、前回とそれぞれの分布型の比率の増減はせいぜい1%程度以下であり、ほぼ、多良山系に分布する甲虫の分布型構成が表現されていると考えられる。

結局、前回述べた分布型に関する考察に対して、ほとんど変更する点はない。多良山系に分布する甲虫類1901種のうち、分布不明種51種を除くと、佐賀・長崎県内に1844種(99.7%)が分布し、九州内では1830種(98.9%)、四国まで1758種(95.0%)、本州まで1740種(94.1%)が分布し、大部分が本州・四国・九州の暖温帯に広く分布する種で占められている事になる。その先は極端に少なくなり、北海道まで853種(46.1%)、大陸まで773種(41.8%)、琉球まで331種(17.9%)である。多良山系は思った以上に、琉球系の種が少なく、暖流の影響が少ないことを示している。

比率としてはごく僅かながら、多良山系の地史等を考える上で重要な北九州固有種O:5種、長崎・佐賀固有種K:8種、背振・多良山系固有種P:1種、多良山系固有種Q:6種などがあり、これらの種については、別項「今坂:多良山系の固有種はどこからきたか」でもう少し詳しく述べる。また、その他の多良山系に分布する特徴的な種について、また別の観点から、西田が別項で述べる。


d. 多良山系と島原半島(雲仙山系)との科別甲虫相の比較
多良山系と島原半島(雲仙山系)との科ごとの種数を比較すると表5のようになる。多良山系101科1901種に対して、雲仙山系100科1972種である。両山系の共通種は1354種、両地域に産する種の総計は2519種である。共通種の比率は多良山系では71%、雲仙山系では69%となり、約2/3が両地域に産し、残る1/3ずつはその山系のみで記録されていることになる。

実際には調査精度のロスにより、多良山系のみに限っても、佐賀県側(1479種)と長崎県側(1555種)の共通種は1131種で、これは佐賀県側では76%、長崎県側では73%に当たる。佐賀県側と長崎県側の甲虫相には、実際に片側しか分布しない種もあると思われ、100%同じではないと考えられるが、少なくとも95%以上の共通性があると考えられる。つまり、見かけ上の共通率73〜76%が実際は95%程度と考えると、この差である約20%は、調査精度が未だ充分でないための誤差と考えられる。多良山系と雲仙山系の比較について、多良山系内の佐賀側・長崎側の調査精度よりやや高いと考えられるので、同様に誤差が15%程度と判断すると、多良山系と雲仙山系の共通種は70+15=85%前後と考えられる。

表5.多良山系と島原半島の甲虫相科別比較
多良山系と雲仙山系の科別の種類数比較を表5に示した。共通率Aは共通種数/少ない地域の種数(%)であり、共通率Bは共通種数/両地域の合計種数(%)である。通常、共通率はAの方を用いるが、共通部分と共に、固有部分についても考えたいので、今回は共通率Bについて考えたい。両地域の合計種数が10種以上の48科について共通率Bをみると、最も高いのはシデムシ科、クチキムシ科、カッコウムシ科のそれぞれ80%である。次いで、クワガタムシ科(75%)、テントウダマシ科(75%)で、ハムシ科、カミキリムシ科、オサムシ科では共通種数は130種を超え、共通率Bも70%と高く、ジョウカイボン科、オトシブミ科、テントウムシ科でも共通種数は29〜40種とやや少ないが、共通率Bは同様に高い。以上の科で共通率Bが高くなったのは比較的よく調べられている科が多く、調査精度が高いためと考えられ、現在の所、これらの科において両地域の共通性が高い理由は考えられない。

逆に共通率Bが最も低いのは、コケムシ科(9%)で、次いでキクイムシ科(13%)、タマキノコムシ科(17%)、コキノコムシ科(19%)、ハネカクシ科(24%)、アリヅカムシ科(24%)、カミキリモドキ科(24%)、コメツキダマシ科(25%)、シバンムシ科(28%)が低かった。前記の共通率が高い科とは逆に、大部分が調査精度が低いと考えられる科ばかりで、同様にこれらの科において両地域の共通性が低い理由は考えられない。2001年現在の調査精度では、両地域の有意の差を科ごとに示すことは難しいようである。


e. 多良山系と島原半島(雲仙山系)との分布型構成の比較
多良山系産甲虫は前回より438種が追加され1901種が記録されたが、前報と比較しても分布型ごとの比率には殆ど変化がなかった。つまり、調査精度にかかわらずこの比率はほぼ一定で、多良山系の甲虫相の特徴を表していると判断される。それで、分布型による多良山系と雲仙山系との比較を示したのが表6である。

表6.多良山系と島原半島の甲虫相分布型比較
多良山系と島原半島の共通種1353種のうち、本土系種F:401種(記録種の29.5%)が最も多く、次いで北方系広域分布種A:250種(18.5%)、南方系広域分布種B:211種(15.6%)、北方・本土系種E:197種(14.6%)、大陸・本土系種C:176種(13.0%)などが多く、以上の合計が91.2%を占める。次いで、暖地系種G:59種(4.4%)、九州固有種J:24種(1.8%)、九州・四国固有種I:10種(0.7%)、琉球系種H:9種(0.7%)など、僅かに大陸系種D:6種(0.4%)、長崎・佐賀固有種K:5種(0.4%)、北九州固有種O:2種(0.1%)なども産し、一部未記載種などの分布不明種M:4種(0.3%)も含まれていた。以上の種は、多良山系、島原半島の双方に分布しており、両地域の甲虫相の基盤になる種群であり、比較的広域分布種の割合が多い。

さて、多良山系の特徴を見てみよう。多良山系のみで記録された種は547種であり、隣の島原半島のみで記録された種は618種である。表6において、お互いの分布型に含まれる種の比率を比較して、1%以上多いか、片方だけに見られる分布型の%部分に網掛けをした。

このうち、多良山系では北方・本土系種E:116種(多良山系のみの21.2%)が特に多く、島原半島のみの72種(11.7%)に対して44種(9.5%)も多い。例えば、アイヌハンミョウ、ガロアミズギワゴミムシ、サドモリヒラタゴミムシ、サワダマメゲンゴロウ、マダラクワガタ、ムラサキツヤハナムグリ、イガラシカッコウ、ベニヒラタムシ、ヨツボシオオキノコムシ、ムネアカナガクチキムシ、オオモンキゴミムシダマシ、セスジヒメハナカミキリ、ホソトラカミキリ、クロニセリンゴカミキリ、マルモンタマゾウムシなどが相当する。

その他の分布型では、島原半島のみとほぼ同じか逆に少ない。ただ、島原半島のみには存在しない、タラヌレチゴミムシ、タラオオズナガゴミムシ、タラダケオノヒゲアリヅカムシ、タラダケヒゲナガアリヅカムシ、タラチビジョウカイ、タラクビボソジョウカイなど多良山系固有種Q:6種(1.1%)、サイカイヒサゴアリヅカムシ、ヒゲブトムネトゲアリヅカムシの一種(4)、オオトラフコガネの一種など北九州固有種O:3種(0.5%)、タラダケナガゴミムシP:背振・多良山系固有種や、ヒゲブトムネトゲアリヅカムシの一種(1)、マツウラヒゲナガアリヅカムシ、ナガサキトゲヒサゴゴミムシダマシなど長崎・佐賀固有種K:3種(0.5%)などが分布するのが特徴である。

一方、島原半島ではカワラハンミョウ、オオセンチコガネなど北方系広域分布種Aや、ルイスハンミョウ、ドウイロチビタマムシなど大陸・本土系種C等の大陸や北方からの広域分布種と、セマルオオマグソコガネ、ヘリグロテントウノミハムシなど南方系広域分布種B、サンカクスジコガネ、タテスジフトカミキリモドキなど琉球系種H等の琉球や南方からの広域分布種、それにウンゼンクビボソジョウカイなどの九州固有種J等、種々の分布型についてそれぞれ0.9〜3.9%の範囲で多良山系のみより多かった。このうち、最も比率上多いのは南方系広域分布種Bで、多良山系のみより27種(3.9%)多かった。また、島原半島固有種Lも7種(1.1%)分布する。島原半島ではさまざまなルートで侵入した広域分布種が多良山系より多く、中でも暖流の影響を受けた南方系種の割合が多いと言える。

つまり、多良山系と島原半島の甲虫相の相違は、多良山系では本州系・九州系の種を中心として、九州脊梁や英彦山山系に分布する山地性の多くの種が多良山系まで陸づたいに分布を広げ、その甲虫相を構成したのに対して、島原半島ではそのうちの北方・本土系の種の一部は達することが出来ず、甲虫相は全体として調和を欠いた状態に陥った。そのために空白となった生態的な隙間には、主として移動力の大きい南方系・北方系両方の広域分布種が、海流分布やその他の手段でより多く侵入したと考えられる。それらの一部は、さらに多良山系まで達することができたと考えられるが、侵入種の大部分は多良山系までは到達できず、その結果、南方系・北方系両方の広域分布種の多良山系での比率はより少ないと理解される。

多良山系の甲虫相は、9科438種(前報から約30%増加)が追加され1901種が記録されたが、前報で行った考察には、ほとんど変更を加える必要はなかった。ただ、分布調査と分類の進展に伴って、新たに数種の多良山系固有種や、多良山系を含む狭い範囲の固有種が見つかったことが、主たる成果である。多良山系の甲虫相は最大3000種程度と推定されたので、なお1000種程度の未発見種が残されていると考えられる。今後とも、甲虫相解明のための調査を続けたいと思う。

 


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多良山系の固有種はどこからきたか