今坂正一の世界
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島原半島の甲虫相1

今坂正一

The Coleoptera's fauna of Shimabara Peninsula,Nagasaki Prefecture,West Japan.1
Shoichi Imasaka

<はじめに>
島原半島は九州西岸のほぼ中央部(長崎県南部)、ちょうど長崎市と熊本市の中間に位置する半島である。狭い愛野地峡によって諌早市、さらに多良山系に接続しており、西側は橘湾、東側は有明海によって九州本土と天草より隔てられる。半島中央部には普賢岳(標高1360m)を主峰とする雲仙岳がそびえており、橘湾周辺は直接対馬海流の影響を受けて温暖である。半島の南に位置する天草とともに雲仙天草国立公園に指定されている。

島原半島は文字どおり半分島であり、狭い面積の中に箱庭的に多様な環境を有しており、地史的にも、地理的位置においても、その甲虫相には興味深い特徴がみられる。また、長崎に近い関係で、古くから海外の昆虫研究家も採集に訪れており、特に日本産甲虫研究の草分け的な研究者であるジョウジ・ルイスも足跡を残し、島原半島を原産地とする種も数10種以上にのぼる。日本産甲虫の分類学研究の基礎をなす地域の1つとしても重要である。

また、1990年以降の雲仙岳の噴火活動は半島内に生活する人々に多大な被害を与えると供に、半島内の自然環境にも深刻な影響を与えた。特に、雲仙岳山塊の東半分から島原市西部にかけては、火山活動による改変のため地形が全く変わってしまった。樹林の多くも火砕流や降灰、土石流により、焼失あるいは流失、枯損した。火山活動が甲虫相に与えた影響は計り知れない。

筆者は半島東側の島原市において誕生より中学一年生までと、大学卒業後の1975年12月から1995年6月までこの地で過ごした。甲虫の採集は1969年から始め、1975年に家業をついでから約20年間は半島内をくまなく歩き、採集を繰り返した。1990年以降は、雲仙噴火活動の影響で主要なフィールドであった島原市赤松谷と上木場、水無川は火砕流や土石流により元の地形と原植生が全く失われ、雲仙岳周辺と島原市千本木は壊滅的な打撃を受けた。直接、火砕流や土石流の影響を受けなかった島原市周辺においても、火山灰の降灰、堆積などにより昆虫類のファウナもすっかり変わってしまったものと想像される。1992年から1995年にかけては噴火後の状況を調査したが、1995年に久留米市へ転出し、調査は中断している。20年間以上のデータを集積しているので、この機会に取りまとめておきたい。

<研究史>
島原半島の甲虫について最初に報告したのは、WATERHOUSE(1875)で、LEWISの採集品を基に、島原からダイコクコガネを記録し、マルコブスジコガネ、アカマダラセンチコガネ、ネグロマグソコガネ、ツヤマグソコガネなどを記載した。ついで、LEWIS(1895b)は自ら上記種などを再記録して説明を加え、オオコブスジコガネ(T.chinensisとして)を記録した。また、BATES(1896)はLEWISの採集品からニセリンゴカミキリを記載した。この他、ROELOFS、SHARP、BALY、VOSSなど多くの研究者がLEWIS標本を研究しており、島原産でも記載していると想像されるが、未調査である。TESAR(1938)はコフキコガネの1種 H.kinoshitaiを記載したが、この種はその後、サツマコフキコガネのシノニムとされた。

国内では加納(1934,1935)が最初で、10数種を報告した。戦前はこの他に報告は見あたらず、戦後になってやっと本格的に甲虫相の調査が始められた。故布施康隆氏は東京農業大学出身で、戦後すぐ半島南端の口之津町に在住され、昆虫全般について調査された。島原半島のファウナ調査の草分けと言うべき存在である。長崎市の山根孝夫、萬木二郎両氏と供に長崎昆虫同好会を創立され、会誌「こがねむし」誌上に布施・山根(1951)、布施(1951,1953a,1953b,1958)など多くの報告を発表された。布施氏の採集品を基に渡慶司(1951)は雲仙のハナノミ類10種を報告し、KUROSAWA(1956)はキュウシュウクロホシタマムシ(タイワンクロホシタマムシの九州亜種として)を記載し、NOMURA(1964)はサンカクスジコガネ九州亜種を記載した。筆者も多くの種について数々のご教示を受け、特に口之津町のヨドシロヘリハンミョウ、南有馬町のルイスハンミョウ、雲仙のウンゼンケナガクビボソムシの標本を譲り受けたことは重要であった。その他、
1950年代には山根(1952,1953)が雲仙のコガネムシ類を、生島貞利・神谷寛之(1955)が雲仙のコガネを、浦田(1957)が雲仙のアオアシナガハナムグリを、生島(1958)が雲仙のカミキリ類を、池崎善博(1958)がカミキリとコガネ数種を報告した。森本・神谷(1958)はVOSS(1939)による島原産マダラケブカチョッキリ、シラクモゴボウゾウムシ、コクロアナアキゾウムシ、アトジロカレキゾウムシ、タカオマルクチカクシゾウムシなどの記録を紹介している。

1960年代になると、長崎大学教養学部生物学教室の山口鉄男(1960,1966)と池崎(1966)が雲仙の甲虫相について概観
した。江島正郎(1967,1968)も同様に雲仙と島原の甲虫類を記録したが、カミキリやコガネと供に従来ほとんど記録のなかった雑甲虫と呼ばれる雑多な種を報告したことは注目される。また、江島・田川康治(1967)は雲仙のカミキリを報告し、天野昌次(1968)は雲仙から初めてルリクワガタを報告し、佐田禎之助(1968,1970)も雲仙のイマダテチャイロコガネとルリクワガタを報告した。一方、林匡夫(1961,1962)は、雲仙と長崎からトゲムネミヤマカミキリ(タイワンビロウドカミキリとして)を記録した。島原市では北九州で天野昌次氏らの指導を受けた岩崎(現姓本田)伝次が一人調査を続けていたが、報告は残していない。岩崎からの情報を基に野田正美(1968)は島原市からトゲムネミヤマカミキリを記
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*九州大学農学部昆虫学教室
環境科学株式会社九州事務所

録した。その後、半島一円に分布していることが明らかになったが、長崎市周辺では再発見されていない。

1970年代に入り、江島(1970)はトゲムネミヤマカミキリがソメイヨシノの生木(樹幹)を食害することを示唆した。京浜昆虫同好会発行のインセクトマガジン オサムシ特集号(1970)では、小宮次郎、木村欣二、西川協一・奥村尚、中臣謙太郎がキュウシュウクロナガオサムシ、ヒメオサムシ、オオオサムシ、マイマイカブリなどの変異と採集記録について述べている。佐田(1970)、田川(1970)、江島・野田(1971)はそれぞれ雲仙のクワガタムシを、野田・江島・中尾進次(1973)は雲仙と島原のゴミムシ類を報告した。また、NOMURA(1972,1973)は雲仙からトケジビロウドコガネ、口之津からアカビロウドコガネを記録し、森田(1973)は雲仙からヤマウチチャイロコガネを報告した。KRYZHANOVSKIJ・REICHA-RDT(1976)は雲仙からニセクロエンマムシを記録している。

筆者は今坂(1971)によりトゲムネミヤマカミキリを記録したのを皮切りに島原半島の甲虫相の調査を開始し、岩崎と供にカミキリ科(1973,1974)を、越智と供にコガネムシ類(1979a,1979b,1980)をまとめた。また、カッコウムシ(1977)、コナガキマワリ(1977)、ヒメハナカミキリ類(1978)を報告し、「九州西廻り分布をする甲虫について」(1979)などを論じて、島原半島の甲虫相の特徴について考察した。また、筆者による材料を基にHABU(1978)はキュウシュウホソヒラタゴミムシを、KISHII(1979)はシマバラチビマメコメツキを記載した。

1980年代には江島(1980)による環境庁委託の調査がある。野田(1987,1988)および野田・阿比留巨人(1987)はクロカナブン、アカマダラコガネ、ムネアカセンチコガネ、シラホシハナムグリを報告した。筆者による報告は続き、ハンミョウほか(1980)、オサムシ類(1981)、オオキノコムシ(1982)、テントウダマシほか(1982)、アリモドキ(1983)、ナガクチキムシ(1984)などをまとめた。その他、ヤマトヒメテントウとババヒメテントウ(1981)、ヨツモンヒメテントウとカグヤヒメテントウ(1982)、ケシツブタマムシ(1985)、イソジョウカイモドキ(1985)なども記録した。筆者などの採集品を基に、FUJITA・ICHIKAWA(1982)はルリクワガタ雲仙亜種を、中根(1983)はウンゼンケナガクビボソムシを、TOYAMA
(1985)はイマサカナガタマムシを、KASAHARA・OHTANI(1988)はイマサカナガゴミムシを記載し、NAOMI(1982)はカタモンハネカクシを、直海俊一郎・今坂(1983)はツノフトツツハネカクシ、オオズオオキバハネカクシなどハネカクシ類10種を記録した。また、今坂(1982)は島原産ジョウカイボンの中に明らかに形態・生態供に異なる姉妹種が存在することを述べた。今坂・中条道崇(1983-1984)はマルヒサゴゴミムシダマシとツヤヒサゴゴミムシダマシの分布と九州の他の地域との形態の変異について述べた。さらに、今坂(1987a,1989a)では多良岳と雲仙の甲虫相の比較を行うに当たって、分化線という概念を導入して、種の地域変異から地域性や地史の解明を試みた。

1990年代には峰ほか(1991-1992)のような環境影響調査の報告書も現れ、狭い地域からかなり多くの種が記録された。野村(1990,1995)は雲仙、島原などのアリヅカムシを報告し、桃下(1993)はハンミョウの生態を述べた中で、シロヘリハンミョウの口之津町の分布を報告した。今坂・西田(1992)は本土産ビロウドコガネ属の解説とスジビロウドコガネなどの分布を報告し、大原昌宏・今坂(1994)はエンマムシをまとめ、今坂ほか(1994)は県内のカミキリムシ科の総まとめをして、島原半島よりシロスジドウボソカミキリを追加した。生川展行(1995)は筆者が記録したヒシモンチビオオキノコムシを再検討して、カクモンチビオオキノコムシに訂正・記録した。また、筆者などの材料を用いて、ISONO(1990)はカサハラハムシ属を再検討して、島原半島から1種を記載、3種を記録し、MORIMOTO・LEE(1992)は雲仙からヒメゾウムシの1種を、ITO(1993)は雲仙(パラタイプ)からニセヤマトマルクビハネカクシを、OHIRA(1995)は島原市水無川産をホロタイプとしてシマバラコハナコメツキを記載し、NOMURA(1997)はコヤマトヒゲブトアリヅカムシ島原半島亜種を記載した。

<謝辞>
同定は各々の科の一部の種について、以下の多くの方々にお願いしたが、残りの大部分は筆者自身が行った。同定をお願いし、種々のご教示を頂いた方々に心より厚くお礼申し上げる。

堀道雄(京都大学:ハンミョウ科)、土生昶申(オサムシ科)、笠原須磨生(千葉県船橋市:オサムシ科)、森田誠司(東京都:オサムシ科)、疋田直之(ゲンゴロウ科)、疋田直之(ゲンゴロウ科)、大原昌宏(北海道大学農学部昆虫体系学講座:エンマムシ科)、保科英人(九州大学農学部昆虫学教室:タマキノコムシ科)、西川正明(海老名市:チビシデムシ科)、直海俊一郎(千葉県立博物館:ハネカクシ科)、伊藤建夫(京都府八幡市:ハネカクシ科)、大石久志(京都市:アリヅカムシ科)、野村周平(東京国立科学博物館:アリヅカムシ科)、三宅義一(多摩市:コガネムシ科)、越智輝雄(大阪府豊能町:コガネムシ科)、遠山雅夫(西宮市:タマムシ科)、故秋山黄洋(横浜市:タマムシ科)、岸井尚(大阪市:コメツキムシ科)、大平仁夫(岡崎市:コメツキムシ科)、正木清(京都市:コメツキムシ科)、松田潔(宝塚市:ベニボタル科)、岩田隆太郎(日本大学:ヒラタキクイムシ科)、佐々治寛之(福井大学:テントウムシ科、ホソカタムシ科)、中條道崇(前九州大学助教授:ゴミムシダマシ科)、畑山武一郎(大阪市:コメツキダマシ科、オオハナノミ科、ハナノミ科)、水野弘造(ナガクチキムシ科)、溝田浩二(北海道大学農学部昆虫体系学講座:カミキリモドキ科)、故林匡夫(大阪市:カミキリムシ科)、杉野広一(西宮市:ヒゲナガゾウムシ科)、三蔭外茂治(上尾市:オトシブミ科)、江本健一(東京都:ゾウムシ類)、森本桂(九州大学名誉教授:ゾウムシ類)、小島弘昭(九州大学農学部昆虫学教室:ゾウムシ類)。

また、貴重な採集品を恵与いただき、あるいは採集データの発表を許していただいた故布施康隆(口之津町)、本田(旧姓岩崎)伝次(島原市)、伊藤建夫(京都府八幡市)、松井英司(九州大学農学部昆虫学教室)、野田正美(長崎市)の各氏にも心より、御礼申し上げる。


<凡例>
○記録事項
種ナンバー、和名、学名、代表データ、半島内での分布パターン、採集地(植物分布帯に応じて、標高の高い地点から低い地点へ、半島内の北部から南部へと配した)、採集月、採集方法、生態など、分類、文献記録の順とした。種名の行の末尾に付したA〜Mは種の分布型、※印は隣接の多良岳山系より記録のない種であることを示す。

○種名・学名
原則として、原色日本甲虫図鑑I〜III(1985-1987,保育社刊)に従ったが、一部は筆者の考えで変更してある。

○分布型
島原半島産甲虫の分布型は次のように類型化して示した。( )内の分布は無い場合もある。


1.広域分布種
A:北方系広域分布種(奄美大島以南〜熱帯地域には分布しない)
(トカラ)、(屋久島)、九州、四国、本州、北海道、(対馬)、朝鮮、中国、(台湾)、(シベリア)
B:南方系(普遍的)広域分布種(琉球〜本土〜朝鮮半島に分布)
(東南アジア)、琉球、トカラ、屋久島、九州、四国、本州、(北海道)、(対馬)、朝鮮、(中国)、(台湾)、(シベリア)

2.大陸系種
C:大陸〜本土系(奄美以南と北海道には分布しない)
(トカラ)、(屋久島)、九州、(四国)、本州、(対馬)、朝鮮、(中国)、(台湾)、(シベリア)
D:大陸〜九州系(トカラ以南と本州以東には分布しない)
(屋久島)、九州、(四国)、(対馬)、朝鮮、(中国)、(台湾)、(シベリア)

3.本土系種
E:九州から北海道までの固有種
(トカラ)、(屋久島)、九州、四国、(対馬)、本州、北海道
F:九州から本州までの固有種(北海道に分布せず)
(トカラ)、(屋久島)、九州、四国、(対馬)、本州

4.琉球系種
G:暖地系種(西日本の山地と北海道には分布しない)
(台湾)、琉球、(トカラ)、(屋久島)、九州、四国、(対馬)、本州(沿岸地方)
H:琉球系種(本土の山地と本州以東には分布しない)
(台湾)、琉球、(トカラ)、(屋久島)、九州、(四国)、(対馬)

5.固有種
I:九州・四国固有種
(屋久島)、九州、四国、(対馬)
J:九州固有種
(屋久島)、九州、(対馬)
K:長崎・佐賀固有種
長崎・佐賀両県(または雲仙岳・多良岳)
L:島原半島固有種

6.分布不明種
M:未記載種など。島原半島以外の分布が不明なものなど
<島原半島の地理・地形・地質>
島原半島は九州西岸の中央部、ほぼ北緯32゚47'、東経130゚23'に位置し、有明海の中に突出する東西25km、南北32km、面積463km2の島嶼的性格の強い半島で、おおまかにいうと北九州市や東京23区、島では種子島、屋久島、西表島などとほぼ同じ広さである。地形は起伏に富み、中央部に雲仙火山の普賢岳(1360m)、国見岳(1341m)、妙見岳(1334m)がそびえ、周辺を九千部岳(1062m)、吾妻岳(868m)、眉山(819m)、高岩山(881m)、絹笠山(860m)が取り巻き、平地に乏しい。1990年以降の噴火活動により、普賢岳の山頂直下の東側斜面より新しく出現した火山ドームは、その後成長を続け、標高1470mの平成新山を形成した。

地質は半島南端部(加津佐町・口之津町)が中生代より第三紀にかけての堆積岩類である他は、ほとんどが火山岩で被われている。このため、雲仙山系では水系に乏しく、温泉を除いてほとんど渓流がみられない。

島原半島は約20万年前に海底火山が成長することによって形成されたという。雲仙、阿蘇、久住と続く、九州中央部を横断する地溝帯からマグマが噴出してできた火山島である。この時代はリス氷期にあたり、あるいは多良山系、あるいは北・東九州とは陸続きであった可能性がある。約15万年以降のリス・ウルム間氷期には海水面が上昇し、島原島として島嶼化したかもしれない。さらに、約2万年前の最終氷期であるウルム氷期の末期までには多良山系と陸続きとなって半島化したものと考えられる。その後も小幅な温暖化等による海面上昇により、短時間の半島化・孤島化は繰り返したかも知れない。重要なことは、島原半島には、寒地系の甲虫は約15万年以前と約2万年前頃の2回の侵入する機会と、約7〜15万年前と約8000年前頃の2回の分断される機会が存在した可能性が考えられることである。

一方、1990年以降の噴火活動の影響で、雲仙岳東半分から島原市西部にかけて地形的にも植物相も大規模な変革を受けた。普賢岳の山頂直下の西側斜面より新しく出現した火山ドームは、その後発達を続け、標高1470mの平成新山を形成した。火山活動は一応の終息をみたが、甲虫相に与えた影響は計り知れない。ただ、雲仙火山は繰り返し同様の火山活動を続けてきたわけで、雲仙に生息している甲虫類はそんな中をくぐり抜けて存続してきた種で構成されていると考えられるので、心配されるほどのダメージは受けていないのかもしれない。

<島原半島の気候・植生>
年平均気温は半島南端部で17゚C、島原市付近の平地で16゚C、雲仙岳山頂付近で13゚Cであり、暖かさの指数も平地で
130〜140、標高850m付近の雲仙測候所で90である。暖温帯と冷温帯の境界とされる指数85は、雲仙岳では標高950m〜
1000m付近にあたる。

植生は、低地から前記標高までは常緑広葉樹林帯に属し、標高450m〜500mを境界として低地のシイ林域と上部のアカガシ林域に分かれる。標高1000m以上は落葉広葉樹林帯に属するが、その範囲は雲仙岳山頂部の5km四方にも満たない地域と九千部岳山頂部の僅かな地域であり、その東半分の植生は多くが火山活動で失われた。半島内は古くから人手が入り、耕作地や植林地、砂防林として利用されており、まとまった自然林は雲仙岳山頂部と眉山山頂部などごく僅かしか残っていない。主要な植生として、加津佐町岩戸山のタブームサシアブミ群集、眉山山麓のアカマツ林、同ケヤキーイロハモミジ群集、眉山山頂のアカガシーミヤマシキミ群集、雲仙別所周辺のアカマツーミヤマキリシマ群集、仁田峠のモミーシキミ群集、アザミ谷周辺のコハウチワカエデーケクロモジ群集などが知られており、これらは半島の本来の植生を示唆している。このうち、「普賢岳紅葉樹林」と「岩戸山暖地性樹叢」は国の天然記念物であり、前者は国立公園の特別保護地区としても保護されている。

植物分布の特徴としては、雲仙岳山頂部に少数の冷温帯系の植物が分布し、日本固有種の一部の種の西限地となっているが、多くは暖地系の植物である。一部の暖地系種は、九州東岸や四国南岸には分布せず、対馬海流に直接洗われる九州西岸においては、より北部まで分布することにより九州西廻り分布と呼ばれる。甲虫でもこうした分布を示す種が存在し(今坂 1979)、島原半島の甲虫相を特徴づける。前者の例としてニシキウツギ、キンキマメザクラ、ケクロモジ、ブナ、クマシデなど、後者の例としてショウベンノキ、ハクサンボク、アコウなどをあげることができる。また、島原半島固有種としてシマバラフユイチゴ(ツクシアキツルイチゴ)がある。

<採集地>
島原半島の概念図を図1に示す。半島の首の所から、森山町、愛野町、それから時計回りに、吾妻町、瑞穂町、国見町、有明町、島原市、深江町、布津町、有家町、西有家町、北有馬町、南有馬町、口之津町、加津佐町、南串山町、小浜町、千々石町の1市17町からなる。概念図では、概略の地形と標高、植生帯を示すために、標高1000m、500m、200mの3つの等高線を引いた。

標高1000m以上の中山帯(冷温帯)は、雲仙岳の山頂部、5km四方に満たない地域で、ブナ、モミを含む落葉広葉樹林に被われている。この地域は紅葉樹林として雲仙・天草国立公園の特別保護地区に指定され、ルリクワガタ、オニクワガタなど北方系の甲虫もみられる。東側の約半分の地域では、雲仙岳噴火災害により、地形や植生の多くが破壊、焼失され、今なお火山灰が厚く堆積している。本来、水が染み込みやすい溶岩でできているためか、中山帯には渓流がみられず、繰り返し火山活動に晒されてきたこともあって、通常九州の同標高でみられる多くの植物を欠き、また樹皮下性のクロツヤハネカクシやベニヒラタムシ、ハナカミキリ類など多くの普通種を欠く。

また、標高200-900mの低山帯(暖温帯)は、半島の中央部の約半分と南部の一部を占め、シイ・カシ萌芽林、スギ・ヒノキ植林などで被われている。このうち、標高500-900mはアカガシを中心とした中山帯への移行帯で、常緑樹の中に落葉樹が混じる。島原市赤松谷と、その下流域の上木場、北側の谷である千本木などは、半島内では最も多くの種が生息していたと推定される地域であり、採集した種数はこれらの地域だけで800種を越える。しかし、雲仙岳噴火災害の火砕流によって、赤松谷と上木場は本来の地形が全く破壊されてしまい、千本木も谷奥の一部が焼失を免れたに過ぎない。赤松谷では、かつて常に小規模の伐採地があって、食材性の甲虫が多く得られた。また、千本木にはかつて広いクヌギ林もあり、クワガタ、カブトムシを始めとして里山性の甲虫が多産したが、1970年代の始めに伐採された。

その他比較的植生が保たれているのは、眉山、田代原、雲仙白雲の池〜絹笠山、諏訪の池など数少なく、多くはスギ・ヒノキ植林地などに被われている。大木のシイ林などは少なく、これに依存する種も少ない。田代原と塔の坂には古くからウマとウシの牧場があり、現在も放牧が行われ、糞虫が多い。また、魚洗川、仁田、東原、西原などでは側溝中に、別所ダム、諏訪の池などの岸辺では石下に、それぞれ歩行虫が多い。

標高200m以下の地域は、概ね耕作地や住宅地、スギ・ヒノキ植林などに被われており、人為的な影響も大きく平地として示した。本来の植生であるシイ林などは、とけん山公園、橘神社など極少なく、そのほかには本光寺、寺町など小規模な社寺林にみられるだけである。落葉下性の甲虫はこれらの林に多くみられ、林の規模が小さくても落葉層の発達が有れば多くの種と個体数が残存している。橘神社ではベーツヒラタカミキリ、マメクワガタなど南方系の種がみつかる。半島内には大きな河川もほとんどなく、甲虫が生育可能な河川敷植生や河原が一応存在するのは、大きい方から千々石川、有馬川、有家川、水無川、深江川、湯江川、堀川などである。水無川は雲仙岳噴火の土石流で跡形もとどめていない。千々石海岸と島原市の猛島、長浜には少ないながら砂浜と海岸植生がある。島原市新山の九州大学島原火山観測所では、3年間に渡ってライトトラップを常設して灯火に飛来する甲虫を採集した。住宅地にある自宅(白土)や海岸・川・水田に近い千々石町中島でも繰り返し灯火採集をおこない、耕作地に残存する谷間の樹林である有明町高野でも灯火採集の回数が多い。また、島原市崩山と元池は耕作地周辺の常緑樹林で、自宅から近いこともあり特に採集回数が多い。

南有馬町と口之津町、加津佐町、南串山町の一部など半島南端部は、強く対馬海流に影響され温暖で、無霜地帯とされている。岩戸山や口之津公園は比較的大木のシイなど常緑樹が繁茂し、南方系の植物も多い。甲虫でも九州西廻り分布種など南方系の種が多くみられる。白浜、前浜、野田浜などは、比較的広い砂浜が発達しており、海浜植物もみられる。岩戸山やこれらの海浜でも灯火採集を繰り返した。

中山帯標高1000m以上  小浜町雲仙岳(普賢岳、国見岳、妙見岳、鬼人谷、薊谷、仁田峠)
低山帯標高200-900m    小浜町雲仙(吹越、ゴルフ場、別所ダム、別所、原生沼、白雲の池、絹笠山、宝原、
小地獄、稚児落しの滝)
島原市(赤松谷、眉山、垂木、千本木、上木場、焼山)
国見町(田代原、魚洗川、八斗木、百花台)、有明町(有明の森)、
有家町(俵石)、西有家町(塔の坂、戸の隅の滝)、千々石町(野取)、
吾妻町(吾妻岳、仁田、牧の内、吾妻岳山麓)、瑞穂町(東原、西原)
小浜町(温泉岳、諏訪の池)、南有馬町(白木野)、口之津町(愛宕山)、
南串山町(尾登)、
平地   標高0-200m森山町(唐比)、愛野町(愛野展望所)、吾妻町(黒仁田、川床、山田原、千鳥川)、
瑞穂町(瑞穂、西郷)、国見町(狸山 、植松、上里、上古賀、神代、土黒、宮田)、
有明町(広高野、高野、大三東、湯江川)、
島原市(白谷、折橋、六つ木、新山、杉谷、熊野神社、山寺、本光寺、萩原、崩山、上の
原、元池、白土、寺町、堀端、城内町、霊丘公園、田町、猛島、長浜、水無川、
安中、秩父ヶ浦)
深江町(大野木場、島原ゴルフ場、深江川)、布津町(布津、船津)、有家町(有家川)、
北有馬町(有馬川)、南有馬町(原城、浦田)、口之津町(富士山、六反田、夏吉)、
小浜町(とけん山公園、小浜、木津)、
千々石町(猿葉、橘神社、中島、千々石川、千々石海岸)、
南端   標高0-200m     南有馬町(吉川)、
口之津町(山口、東大屋、大屋、宮ノ町、久木山、早崎、口之津公園、貝瀬、白浜)、
加津佐町(岩戸山、前浜、野田浜、堀川、権田、八石)
なお、半島内での標高など、分布パターンを把握するために、代表データの次に略記した。例えば、全域に分布するものは、中−低−平−南などと示し、中−低は中山地〜低山地に、低,南は低山地と南端に、平は平地のみで見つかっていることを示す。

<島原半島産甲虫目録>
ナガヒラタムシ科 Cupedidae(1種)

1.  ナガヒラタムシ Tenomerga mucida (CHEVROLAT) B
新山 1ex.11.VII.1976,平:新山、白土、富士山、灯火や枯枝で、6.7月に得ているが少ない。(布施・山根
1951;今坂 1980e)
セスジムシ科 Rhysodidae(1種)

2.  チャイロヒラタセスジムシ Clinidium veneficum LEWIS F
赤松谷 1ex.16.I.1978,中−低:雲仙岳、赤松谷、眉山、1.3.6.9月、良く茂った林のモミやマツ樹皮下で得られるが、少ない。(今坂 1980e)
ヒゲブトオサムシ科 Paussidae(1種)

3.  エグリゴミムシ Eustra japonica BATES F
折橋 10exs.19.IX.1977,低−平−南:千本木、眉山、折橋、杉谷、熊野神社、寺町、崩山、岩戸山、3-5.8-10月。常緑樹林の落葉を篩にかけることで、比較的普通に得られる。(今坂 1980e)

図1 島原半島概念図

ハンミョウ科 Cicindelidae(7種)

4.  エリザハンミョウ Cicindela elisae elisae MOTSCHULSKY ※A
貝瀬 1ex.24.VIII.1981,低−平:小ヶ倉、杉谷、貝瀬、7.8月、溜め池の湿った干潟の上にいる。(今坂 1982f)

5.  コハンミョウ Cicindela specularis CHAUDOIR B
白土 1♂.17.VII.1969,低−平:魚洗川、小ヶ倉、杉谷、白土、寺町、貝瀬、7.8月、灯火、人家の庭や、溜め池の湿った干潟に多い。(今坂 1980e)

6.  ヨドシロヘリハンミョウ Cicindela inspecularis W.HORN(図2−1)C
貝瀬 1♀.15.VII.1978.布施,南:島原半島では唯一、口之津町貝瀬のアシ原で、6-10月に多数の成虫と、幼虫の巣穴が見られた。埋め立て等環境の悪化で1985年ごろ絶滅したと報告したが(今坂 1987)、1993年8月に、前の場所から100mほど離れた本屋の灯火で3♀を再発見し、近くで生き残ってる事を知った。有明海湾奥の諌早市本明川河口や佐賀県との県境付近でも生息しているらしい。島原半島産は、瀬戸内海沿岸部のヨドシロヘリC. nivicin-    cta yodoと、中国大陸のC. nivicincta inspecularisとの中間的な固有な個体群と考えて、シマバラシロヘリハンミョウと仮称したが(今坂・堀 1982)、現在は3グル−プとも上記の学名の元に統一されている。ただし、筆者は、3地域で亜種程度の差はあると考えている。(今坂 1980e,1983a,1987a,1989b)

7.  シロヘリハンミョウ Cicindela yuasai NAKANE G
口之津町(桃下 1993)、南串山町、加津佐町(桃下 1998),南:採集データを伴わない二例のみ。県内では、離島を中心に各地で記録されている。外海だけではなく、桃下(1998)は有明海内でも、突出部の岬などに本種が生息し、すぐ近くの内湾部に前種が生息し、近距離間で住み分けていることを報告している。


8.  ルイスハンミョウ Cicindela lewisi BATES ※C
吉川 1ex.18.X.1958.布施採集,南:その後砂浜が破壊されて、当地では絶滅したものと考えられる。本種が好む砂浜は、半島内に、口之津町白浜、加津佐町前浜、同野田浜、千々石町浜などがあるが、いずれも本種は発見されていない。(今坂 1980e)

9.  ニワハンミョウ Cicindela japana MOTSCHULSKY A
雲仙岳 1ex.21.VII.1976,中−低:雲仙岳、吾妻岳、牧の内、7月。山道など、少ない。(今坂 1980e;峰ほか
1991-1992)

10. ハンミョウ Cicindela chinensis japonica THUNBERG B
雲仙別所 1ex.22.III.1979,低−平−南:雲仙別所、魚洗川、牧の内、小ヶ倉、白土、有馬川、岩戸山、3-5.8.

10.11月、庭、空き地、灯火などに多かったが、現在は局所的。溜め池の岸辺にもいる。(今坂 1980e;峰ほか
1991-1992)
オサムシ科 Carabidae(195種)

11. エゾカタビロオサムシ Campalita chinense (KIRBY)  B
白土 1♂1♀.25.VIII.1971,中−低−平−南:雲仙岳、眉山、東原、牧の内、百花台、高野、大野木場、山寺、杉谷、新山、白土、堀端、岩戸山、4-9月、灯火、側溝。(今坂 1981b;峰ほか 1991-1992)

12. ヒメオサムシ Carabus japonicus japonicus MOTSCHULSKY F
吹越 2♂2♀.4.X.1978,低−平−南:吹越、雲仙別所、雲仙ゴルフ場、小地獄、赤松谷、田代原、俵石、千本木、眉山、魚洗川、東原、吾妻岳、牧の内、吾妻町木場、崩山、権田、4-11月、側溝、トラップ。12-3月はオサ堀りなど。山地では小型で緑や瑠璃色の光沢を持つ個体が多く、低地では赤金色の個体が多い。(今坂 1981b,1989a;峰ほか 1991-1992;廣川 1998)

13. オオオサムシ Carabus dehaanii dehaanii CHAUDOIR F
田代原 3♂3♀.11.I.1977,中−低−平:雲仙岳、赤松谷、田代原、千本木、眉山、東原、西原、牧の内、魚洗川、有明の森、水無川、崩山、4-8.10.11月、側溝、トラップ。12-3月はオサ堀りなど。低地では少ない。(今坂1981b;峰ほか 1991-1992;廣川 1998)

14. キュウシュウクロナガオサムシ Leptocarabus kyushuensis kyushuensis (NAKANE)(図2−2)※F
東原 7♂4♀.6.XI.1980,中−低:雲仙岳、吹越、赤松谷、田代原、千本木、東原、牧の内、焼山、八斗木、仁田、6.8-11月、側溝、トラップ。12-3月は朽ち木中など。秋季には個体数が多い。原産地は雲仙岳と霧島山だが、多良岳と天草には分布せず、島原半島産は移入種の疑いがある。(今坂 1981b,1983a,1987a;峰ほか 1991-1992)

15. セアカオサムシ Hemicarabus tuberculosus (DEJEAN et BOISDUVAL) A
魚洗川 1♂.3.VIII.1980,低:絹笠山、田代原、魚洗川、東原、牧の内、焼山、礫石原、4.6.8-11月、オ−プンランドの種と思われ、草原、伐採跡近くの側溝で見つかる。(江島 1980;今坂 1981,1983a;峰ほか 1991-1992)

16. マイマイカブリ Damaster blaptoides blaptoides KOLLAR E
上木場 2exs.16.III.1978,中−低−平:雲仙岳、絹笠山、小地獄、赤松谷、田代原、千本木、眉山、上木場、東原、牧の内、魚洗川、大野木場、新山、水無川、崩山、白土、とけん山公園、4-6.8.9.11月、側溝、トラップ。12-3月は朽ち木中、土中など。低地産は大型で、最近は個体数が少ない。(今坂 1981b)

17. フトキノカワゴミムシ Leistus crassus BATES I
千本木 6exs.3.I.1979,低:田代原、千本木、西原、焼山、1.4-6.10-12月、樹皮下。(今坂 1981b)

18. ミヤママルクビゴミムシ九州亜種 Nippononebria chalceora kyushuensis HABU F
千本木 9exs.31.XII.1976,中−低−平:雲仙岳、吹越、田代原、千本木、植松、1.4.9-12月、樹皮下、側溝。冬季でも気温が高い時は、側溝の落葉下等で活動している。(今坂 1981b)

19. カワチマルクビゴミムシ Nebria lewisi BATES F
有馬川 8exs.16.IX.1976,低−平:雲仙別所、雲仙ゴルフ場、諏訪池、植松、有馬川、1-4.9-11月、河原や溜池などの水辺の石下。(今坂 1981b)

20. マルクビゴミムシ Nebria chinensis chinensis BATES C
崩山 12exs.28.IV.1980,中−低−平−南:雲仙岳、田代原、千本木、焼山、東原、杉谷、熊野神社、新山、水無川、霊丘公園、崩山、白土、有馬川、山口、東大屋、野田浜、4.5.10.11月、石下、側溝。(今坂 1981b)

21. ミヤマメダカゴミムシ Notiophilus impressifrons MORAWITZ F
雲仙岳 2exs.27.IX.1977,中−低:雲仙岳、赤松谷、5.8.9月、山地の樹皮下や石下にいるが少ない。(今坂
1981b)

22. ナガヒョウタンゴミムシ Scarites terricola pacificus BATES B
水無川 2exs.7.IV.1977,低−平−南:雲仙ゴルフ場、東原、水無川、長浜、吉川、貝瀬、前浜、4.6-9月。(布施 1953a)

23. ヒョウタンゴミムシ Scarites aterrimus MORAWITZ   ※A
吉川 1ex.20.IX.1977,平−南:猛島、長浜、吉川、白浜、5-7.9月、砂浜のゴミの下で見られ、夜間活動する。


24. ヒメヒョウタンゴミムシ Clivina niponensis BATES C
田代原 1ex.18.X.1976,低:乾いた牛糞の下より、一例のみ。


25. コヒメヒョウタンゴミムシ Clivina vulgivaga BOHEMAN A
白土 1ex.10.VII.1977,平:灯火、一例のみ。


26. チャヒメヒョウタンゴミムシ Clivina westwoodi PUTZEYS  ※B
雲仙ゴルフ場 3exs.27.IX.1977,低−平−南:雲仙ゴルフ場、諏訪池、中島、前浜、2.7.9.10月、灯火。溜池の石下より。


27. チビヒョウタンゴミムシ Dyschirius ordinatus BATES ※F
崩山 1ex.6.IV.1979,平:一例のみ。


28. ダイミョウチビヒョウタンゴミムシ Dyschirius ovicollis PUTZEYS     ※C
白土 1ex.7.VII.1977,平:白土、7.8月、灯火。


29. ホソチビゴミムシ Perileptus japonicus BATES B
有馬川 4exs.23.VIII.1977,平−南:高野、有馬川、野田浜、6.8月、河原、海岸の灯火、石下。


30. オオホソチビゴミムシ Perileptus laticeps laticeps S.UENO G
千本木 1ex.11.VII.1981,低:一例のみ。


31. ウンゼンチビゴミムシ Epaphiopsis unzenensis (JEANNEL)(図2−3)  ※L
雲仙岳 4exs.3.VII.1977,中−低:雲仙岳、千本木、上木場、6.7.9月、島原半島の標高400m以上の特産種で、落葉下、石下、側溝で見られ、落葉を篩にかけることで多く得られる。(今坂 1978e,1979a,1983a,1987a,1989a)

32. ヒラタキイロチビゴミムシ Trechus ephippiatus BATES A
有馬川 1ex.6.VII.1976,平:植松、高野、折橋、白土、新山、有馬川、4.7-11月、灯火、落葉下。


33. アトスジチビゴミムシ Trechoblemus postilenatus (BATES)(図2−5)  ※A
長浜 1ex.1.VII.1978(森田同定),白土 1ex.10.VII.1980,平:二例のみ、水辺近くの灯火で得られたが、いずれの地域でも記録は極めて少ない。


34. チビミズギワゴミムシ Polyderis microscopicus (BATES)  ※F
折橋 1ex.27.VIII.1977,平−南:折橋、杉谷、熊野神社、岩戸山、5.8-10月、落葉下に普通。


35. クロオビコミズギワゴミムシ Paratachys fasciatus fasciatus (MOTSCHULSKY)     B
前浜 2exs.8.VIII.1993,南:灯火、一例のみ。従来、本州、四国、九州には亜種 uenoi TANAKAが分布し、原亜種は種子島以南の琉球から知られていた。島原半島は本亜種の北限記録となる。


36. ウスオビコミズギワゴミムシ Paratachys sericans (BATES)     A
前浜 8exs.23.II.1979,低−平−南:雲仙別所、諏訪池、植松、長浜、中島、前浜、野田浜、2.6-8.10.11月、ため池の湿った岸辺の石下、海岸沿いの地域の灯火などで得られる。


37. ムツモンコミズギワゴミムシ Paratachys plagiatus shimosae (TANAKA)       C
白土 1ex.5.IV.1977,貝瀬 1ex.24.VIII.1981,平−南:灯火、二例のみ、九州でも1〜2の採集例があり(今坂   1987a)、最近、西田(1998)により佐賀県の六角川と塩田川から記録された。


38. アトオビコミズギワゴミムシ Macrotachys recurvicollis (ANDREWES)     E
魚洗川 3exs.1.VII.1981,低:魚洗川、牧の内、7月。(峰ほか 1991-1992)

39. クリイロコミズギワゴミムシ Tachyura fumicata (MOTSCHULSKY) ※B
前浜 2exs.23.II.1979,低,南:雲仙別所、諏訪池、前浜、野田浜、2.7.8.10.11月、溜池、海岸の石下に多い。


40. ウスモンコミズギワゴミムシ Tachyura fuscicauda (BATES)     A
水無川 1ex.9.XI.1976,低−平−南:千本木、魚洗川、崩山、水無川、長浜、有馬川、前浜、野田浜、2.5.7-9.11月、水辺の石下に多く、灯火に多く集まる。


41. チャイロコミズギワゴミムシ Tachyura lutea (ANDREWES)    B
新山 2exs.3.VII.1977.(笠原同定),白土 1ex.10.VII.1979.(森田同定),平−南:新山、堀端、田町、白土、野田浜など市街地で7.8月に灯火に集まる。本種は最近になって国内(東京周辺)から記録された種で、九州では佐賀県塩田川(西田 1998)など少数が知られる。


42. ヨツモンコミズギワゴミムシ Tachyura laetifica (BATES)  E
白土 1ex.5.IV.1977,低−平−南:雲仙別所、雲仙ゴルフ場、千本木、魚洗川、植松、高野、上古賀、とけん山公園、新山、白土、長浜、布津、有馬川、白浜、前浜、野田浜、2-9月、灯火に多く集まる。


43. ヒラタコミズギワゴミムシ Tachyura exarata (BATES)  A
新山 1ex.3.VII.1977,低−平:魚洗川、新山、堀端、水無川、野取、中島、有馬川、2.4.7.8.11月。乾いた石の下に多い。


44. アトモンコミズギワゴミムシ Tachyura klugi klugi (NIETNER)   ※G
白土 1ex.19.VIII.1981.(森田同定),平:一例のみ。森田氏によると、本個体は触角の色、条溝の点刻などが、琉球や大隅半島に分布する原亜種と、本州、九州に分布する亜種 euglyptaとの中間的な形態をしているらしい。


45. キイロマルコミズギワゴミムシ Elaphropus latissimus (MOTSCHULSKY)         A
諏訪池 5exs.18.II.1979,低−平−南:諏訪池、尾登、権田、2.5月、側溝、溜池、湖などの湖畔のゴミの下で得られる。


46. クロチビカワゴミムシ Tachyta nana nana (GYLLENHAL)  A
眉山 1ex.25.XII.1976,低:田代原、眉山、9.12月、マツ樹皮下。


47. シマバラコミズギワゴミムシ(仮称) Tachys sp.(図2−4)     ※L
新山 1ex.16.IV.1979.(森田同定),平:水溜まりの石下より、一例のみ。森田氏によると、Tachys acaroidesに近縁な種という。


48. コミズギワゴミムシの一種 Paratachys sp.  ※F
堀端 1ex.30.VII.1977.(森田同定),平:灯火、一例のみ。森田氏によると、本州にも分布する不明種とのこと。


49. アトモンミズギワゴミムシ Bembidion niloticum batesi PUTZEYS B
雲仙別所 2exs.27.IX.1977,低−平−南:雲仙別所、雲仙ゴルフ場、諏訪池、植松、高野、白土、中島、長浜、白浜、前浜、2-4.6-11月、灯火、溜池、海岸などの水際(泥質)の石下、泥の割れ目などに潜んでいる。


50. ツマキミズギワゴミムシ Bembidion semilunium NETOLIZKY A
白土 1ex.14.X.1977,中−低−平:雲仙岳、雲仙別所、千本木、東原、新山、白土、4-6.10.12月。側溝、灯火。


51. ヨツボシミズギワゴミムシ Bembidion morawitzi CSIKI A
千本木 1ex.2.XI.1977,中−低−平−南:雲仙岳、雲仙別所、赤松谷、田代原、俵石、千本木、眉山、上木場、魚洗川、焼山、東原、西原、牧の内、植松、高野、山田原、新山、崩山、水無川、白土、有馬川、中島、白浜、前浜、1-3.5-11月。樹皮下、石下、等に多く、灯火に集まる。(峰ほか 1991-1992)

52. キモンナガミズギワゴミムシ Bembidion scopulinum (KIRBY)(図2−9) ※A
雲仙別所 2exs.18.X.1977,低:雲仙別所、眉山、2.3.6.7.10月、ダムの水辺の石下で見られ、灯火に集まる。本州産の本種とは多少差があり、あるいは別の種かも知れない。


53. アオミズギワゴミムシ Bembidion chloreum BATES C
吉川 1ex.15.X.1977,低−平−南:田代原、千本木、諏訪池、植松、熊野神社、有馬川、船津、とけん山公園、吉川、白浜、前浜、2.4.5.10.11月。河原や溜池の石下、灯火に多い。


54. キアシルリミズギワゴミムシ Bembidion trajectum NETOLITZKY E
有馬川 2exs.2.XI.1977,平:崩山、有馬川、1.2.4.6.11月。河原の湿った石下に見られる。


55. センブキミズギワゴミムシ(仮称) Bembidion sp.(図2−6)     ※L
千本木 1ex.3.I.1979.(森田同定),低:ガケの石下より、一例のみ。森田氏によると、Peryphus亜属の種だが、国内産に該当種が見当たらないという。本種が得られた千本木の採集地点は、普賢岳の噴火災害で火砕流により焼失した地域のちょうど先端にあたる。谷間の一部がかろうじて残存しているので生き残っている可能性がないわけではない。


56. オオアオミズギワゴミムシ Bembidion lissonotum BATES C
魚洗川 7exs.14.VII.1979,低−平:魚洗川、野取、千々石川、3.4.7月。直接流れが当たる河原の石下にいる。


57. マルミズギワゴミムシ Bembidion eurygonum BATES ※F
布津 1ex.8.VII.1993,平:海岸の石下、一例のみ。


58. ヒョウゴミズギワゴミムシ Bembidion hiogoense BATES※A
前浜 1ex.23.II.1979,南:洪水で流され、浜辺に打ち上げられたゴミの下より、一例のみ。


59. カワグチミズギワゴミムシ Bembidion aureofuscum BATES E
雲仙別所 2exs.24.VII.1981,低:雲仙別所、諏訪池、6.10.11月。溜池の湿った石下より。


60. セマルミズギワゴミムシ Bembidion nipponicum (HABU et S.UENO) I
雲仙岳 1ex.4.VII.1978,中:雲仙岳、5.7月。標高1000m以上の地域で、落葉樹の落葉下および石下より見つかるが少ない。雲仙岳では噴火災害で、多いところでは1m以上もの火山灰が堆積し、少ないところでも落ち葉の隙間に火山灰がつまり、落葉層の多くが破壊されたものと想像される。本種やウンゼンチビゴミムシ、アリヅカムシ類等がまだ生存できているかどうか心配である。


61. メダカチビカワゴミムシ Asaphidion semilucidum (MOTSCHULSKY)  A
眉山 1ex.1.VIII.1977,中−低−平:雲仙岳、雲仙別所、赤松谷、俵石、千本木、眉山、上木場、崩山、水無川、長浜、1.3-11月、樹皮下に多く、灯火にも来る。


62. キアシヌレチゴミムシ Patrobus flavipes MOTSCHULSKY A
雲仙ゴルフ場 2exs.27.IX.1977,低:雲仙ゴルフ場の溜池の湿った石下より9.10月にみられた。


63. ムネミゾマルゴミムシ Caelostomus picipes japonicus (TSCHITSCHERINE)      G
長浜 1ex.12.IX.1977,低−平−南:千本木、高野、熊野神社、崩山、白土、長浜、中島、白浜、4-7.9.10月、灯火。


64. ホソツヤナガゴミムシ Abacetus leucotelus BATES ※C
諏訪池 3exs.3.XI.1981,低:諏訪池で波打ち際の石下、ゴミの下より、2.10.11月に得られた。


65. ムラサキオオゴミムシ Trigonognatha coreana (TSCHITSCHERINE)  C
白土 1ex.10.VII.1977,低−平:千本木、眉山、東原、白土、6-9月、低地に多く、側溝、灯火に集まる。


66. オオゴミムシ Lesticus magnus (MOTSCHULSKY)※A
千本木 2exs.3.XI.1976,低−平:吹越、田代原、千本木、諏訪池、東原、西原、焼山、杉谷、水無川、口之津町、4-6.8-12月、側溝。(布施 1953b)

67. ルイスオオゴミムシ Trigonotoma lewisii BATES B
千本木 2exs.3.XI.1976,低−平−南:小地獄下、田代原、俵石、千本木、上木場、魚洗川、東原、西原、仁田、折橋、吉川、1.3-5.7-12月。側溝に多く、オサ堀りでも得られる。


68. キンナガゴミムシ Pterostichus planicollis (MOTSCHULSKY) E
水無川 1ex.9.XI.1976,平:河口の石下より、一例のみ。


69. トックリナガゴミムシ Pterostichus haptoderoides japanensis LUTSHNIK E
水無川 1ex.9.XI.1976,低−平−南:諏訪池、杉谷、崩山、水無川、有馬川、早崎、前浜、権田、1-5.11月。石下、側溝。


70. アシミゾナガゴミムシ Pterostichus sulcitarsis MORAWITZ A
雲仙別所 1ex.22.III.1979.(笠原同定),低:雲仙別所、雲仙ゴルフ場、3.9.11月、側溝。


71. ナガサキヒメナガゴミムシ Pterostichus procephalus BATES   ※F
西原 1ex.18.XI.1980.(笠原同定),低:側溝。一例のみ。


72. ムナビロヒメナガゴミムシ Pterostichus straneoi HABU F
千本木 1ex.3.XI.1976,中−低:雲仙岳、雲仙別所、田代原、千本木、上木場、3-5.8.11月。側溝。


73. コホソナガゴミムシ Pterostichus longinquus BATES A
杉谷 1ex.28.X.1977,平−南:仁田、杉谷、熊野神社、瑞穂町、有明町、白土、有馬川、中島、早崎、前浜、
1-6.10.11月、灯火。


74. ヒメホソナガゴミムシ Pterostichus rotundangulus MORAWITZ A
有馬川 2exs.15.VI.1978,平−南:有馬川、前浜、2.6月、灯火とゴミの下より。少ない。


75. コガシラナガゴミムシ Pterostichus microcephalus (MOTSCHULSKY) E
水無川 1ex.5.XI.1977,低−平−南:田代原、東原、杉谷、水無川、有馬川、前浜、2-6.11月、灯火、側溝。


76. イマサカナガゴミムシ Pterostichus imasakai KASAHARA et OHTANI(図2−7)  K
雲仙別所 3♀.19.VIII.1982,1♂.1.VI.1983,3♂.15.VI.1984.(以上 KASAHARA・OHTANI 1988のパラタイプ),雲仙別所 1♂1♀.31.VII.1990,低:四例のみ。本種は上記報文により、多良岳産をもとに記載された種で、多良岳と雲仙岳、および背振山の特産種である。英彦山から五家庄にいたる九州山地に分布するキュウシュウナガゴミムシP. kyushuensis HABUに最も近縁で、この種の代置種と考えていたが、その後、背振山で発見され、本種と混生していることが判明した。島原半島の成因を考える上からも、非常に重要な種である。本種の和名、学名共に、発見者の今坂に因む。(今坂ほか 1987a,今坂 1987a:以上Pterostichus sp.1として; 今坂 1989a)

77. オオヒラタゴミムシ Platynus magnus (BATES)    B
雲仙岳 1ex.27.IX.1977,中−低−平−南:雲仙岳、吹越、雲仙別所、眉山、瑞穂町、有馬川、口之津公園、愛宕山、前浜、岩戸山、2-4.7.9-11月、石下、樹葉上。


78. コヒラタゴミムシ Platynus protensus (MORAWITZ)A
雲仙岳 1ex.27.IX.1977,中−低−平−南:雲仙岳、雲仙別所、赤松谷、田代原、千本木、眉山、上木場、白土、前浜、2.3.5-7.9-12月。葉上、石下、灯火に多い。


79. タンゴヒラタゴミムシ Platynus leucopus (BATES)  C
高野 1ex.20.VI.1993,平:灯火で得られた、一例のみ。


80. アオグロヒラタゴミムシ Platynus chalcomus (BATES) E
有馬川 1ex.8.II.1977,中−低−平−南:雲仙岳、赤松谷、田代原、俵石、千本木、眉山、上木場、諏訪池、植松、東原、吾妻岳、高野、上古賀、新山、崩山、有明町、白土、有馬川、白浜、前浜、1-7.9-11月。多い。


81. オグラヒラタゴミムシ Platynus ogurae (BATES)  F
植松 1ex.14.XI.1977,平:溜池の水辺の石下より、一例のみ。


82. オオアオモリヒラタゴミムシ Colpodes buchanani HOPE B
有馬川 1ex.16.XI.1976,中−低−平−南:雲仙岳、雲仙別所、田代原、俵石、千本木、眉山、上木場、魚洗川、牧の内、高野、尾登、元池、有馬川、白浜、1.3-6.8.10.11月。各地で普通にみられる。(峰ほか 1991-1992)

83. ハコネモリヒラタゴミムシ亜種 Colpodes hakonus takachihoi (HABU)     F
上木場 1ex.20.V.1976,中−低−平:雲仙岳、吹越、雲仙別所、小地獄下、田代原、千本木、眉山、上木場、野取、3-11月、樹皮下に多い。


84. ヒコサンモリヒラタゴミムシ Colpodes ehikoensis (HABU)  F
雲仙岳 1ex.27.IX.1977,中−低:雲仙岳、雲仙別所、千本木、1.6.9月、ガレ場などの石下で見られるが、少ない。


85. ハラアカモリヒラタゴミムシ Colpodes japonicus (MOTSCHULSKY)  B
愛宕山 1ex.26.IV.1977,低−平−南:雲仙別所、上木場、東原、吾妻岳、牧の内、瑞穂町、白土、富士山、愛宕山、前浜、2-5.7.9.11月、低地の樹葉上、石下、側溝等に多い。(峰ほか 1991-1992)

86. ホソモリヒラタゴミムシ Colpodes speculator HAROLD F
雲仙別所 1ex.1.VI.1983,低:渓流の石下、一例のみ。


87. ヤセモリヒラタゴミムシ Colpodes elainus elainus BATES E
雲仙別所 2exs.1.VI.1983,低:渓流の石下、一例のみ。


88. コハラアカモリヒラタゴミムシ Colpodes lampros BATES E
雲仙岳 1ex.26.VIII.1975,中−低:雲仙岳、赤松谷、2.5-10月、山地の樹葉上、石下。


89. イクビモリヒラタゴミムシ Colpodes modestior BATES F
雲仙岳 1ex.26.VIII.1975,中−低,南:雲仙岳、雲仙別所、田代原、眉山、岩戸山、1.5-8月、葉上。


90. エサキクロヒラタゴミムシ Colpodes esakii (HABU)    F
雲仙岳 1ex.3.XI.1976,中−低:雲仙岳、赤松谷、千本木、眉山、上木場、東原、吾妻岳、1.3.5.6.8-11月、樹皮下、側溝。


91. クビアカモリヒラタゴミムシ Colpodes rubriolus BATES G
吾妻岳 1ex.10.IV.197,低−平:吾妻岳、白土、4.6月、灯火。


92. クロモリヒラタゴミムシ Colpodes atricomes BATES F
口之津公園 1ex.26.IV.1977,中−低−平−南:雲仙岳、赤松谷、田代原、千本木、眉山、上木場、牧の内、愛宕山、有馬川、口之津公園、1.3-5.7-11月、石下、葉上に多い。(峰ほか 1991-1992)

93. ルリヒラタゴミムシ Dicranoncus femoralis CHAUDOIR B
千本木 1ex.31.XII.1976,中−低−平:雲仙岳、赤松谷、千本木、上木場、白土、5-7.12月、樹葉上に多く、灯火にも来る。


94. ベ−ツヒラタゴミムシ Euplynes batesi HAROLD A
上木場 1ex.21.IV.1976,低−平:上木場、牧の内、新山、4.6月、伐採木に見られるが少ない。(峰ほか1991-
1992)

95. セアカヒラタゴミムシ Dolichus halensis (SCHALLER) A
千本木 2exs.3.XI.1976,低−平:田代原、千本木、魚洗川、東原、有馬川、長浜、6-11月、秋季側溝に多い。


96. フトクチヒゲヒラタゴミムシ Parabroscus crassipalpis (BATES)  F
東原 1ex.16.IX.1981,八斗木 1ex.18.X.1981,低:側溝で得られた。二例のみ。


97. オオクロツヤヒラタゴミムシ Synuchus nitidus (MOTSCHULSKY) C
雲仙岳 1ex.27.IX.1977,中−低−平:雲仙岳、吹越、雲仙別所、田代原、千本木、焼山、東原、崩山、6.8-11月、ベ−トトラップ、側溝、特に秋期に低地で多い。


98. クロツヤヒラタゴミムシ Synuchus cycloderus (BATES)A
雲仙岳 1ex.27.IX.1977,中−低:雲仙岳、吹越、田代原、俵石、千本木、焼山、東原、西原、牧の内、仁田、8-11月。中山帯では側溝に特に多い。(峰ほか 1991-1992)

99. ヒメツヤヒラタゴミムシ Synuchus dulcigradus (BATES)   F
千本木 2exs.4.XI.1977,中−低−平−南:雲仙岳、雲仙別所、田代原、俵石、千本木、魚洗川、焼山、礫石原、百花台、東原、西原、山口、杉谷、霊丘公園、崩山、長浜、白浜、6.8-11月、側溝、灯火、低地に多い。


100.マルガタツヤヒラタゴミムシ Synuchus arcuaticollis (MOTSCHULSKY)     E
千本木 1ex.4.XI.1977,中−低−平:雲仙岳、吹越、千本木、諏訪池、東原、西原、八斗木、仁田、新山、崩山、長浜、4.9-12月。側溝。


101.キュウシュウホソヒラタゴミムシ Trephionus kyushuensis HABU(図2−8)J
千本木 1ex.3.XI.1976,中−低:雲仙岳、吹越、田代原、千本木、東原、西原、焼山、10.11月、側溝で得られる。九州特産種で、パラタイプの中には千本木産も含まれている。(今坂 1979c)

102.ニセマルガタゴミムシ Amara congrua MORAWITZ A
雲仙岳 2exs.25.V.1976,中−低−平−南:雲仙岳、千本木、上木場、焼山、礫石原、東原、西原、八斗木、上古賀、高野、熊野神社、猿葉、崩山、水無川、長浜、布津、原城、早崎、白浜、口之津公園、前浜、2-7.11月、畑、裸地、側溝に多い。(今坂 1978e)

103.コアオマルガタゴミムシ Amara chalcophaea BATES F
眉山 1ex.18.XI.1976,中−低−平−南:雲仙岳、雲仙別所、田代原、眉山、東原、新山、安中、白土、水無川、有馬川、前浜、1-5.10.11月、側溝。乾いた荒れ地に多い。


104.ヒメツヤマルガタゴミムシ Amara nipponica HABU F
千本木 2exs.3.XI.1976,低:千本木、4.5.11月、側溝、少ない。


105.コマルガタゴミムシ Amara simplicidens MORAWITZ E
有馬川 1ex.15.IV.1977,中−低−平−南:雲仙岳、雲仙別所、田代原、千本木、諏訪池、東原、西原、植松、有馬川、前浜、2-6.10.11月、側溝、石下。乾いた河原などに多い。


106.ヒョウゴマルガタゴミムシ Amara hiogoensis (BATES) C
千本木 1ex.3.XI.1976,低−平:田代原、千本木、白土、5.10.11月、側溝、灯火。


107.ナガマルガタゴミムシ Amara macronota ovalipennis JEDLICKA C
千本木 1ex.3.XI.1976,低:田代原、俵石、千本木、東原、西原、八斗木、10.11月、側溝でみられるが、少ない。


108.ヨツモンエグリゴミムシ Amblystomus quadriguttatus (MOTSCHULSKY)     ※H
牧の内(峰ほか 1991-1992),低:一例のみ。本種は、従来トカラ列島以南の琉球で知られていた。長与町(江島   1990)の記録と共に、北限記録として注目されたが、最近、佐賀県や福岡県でも取れている。


109.ゴミムシ Anisodactylus signatus (PANZER)A
水無川 2exs.9.XI.1976,低−平−南:雲仙別所、上木場、東原、植松、大三東、白土、水無川、布津、長浜、    中島、有馬川、前浜、1-4.6.7.11月、灯火、裸地や畑、側溝に多い。


110.ホシボシゴミムシ Anisodactylus punctatipennis MORAWITZ A
白土 1ex.15.VII.1976,低−平−南:田代原、東原、上古賀、植松、本光寺、熊野神社、白土、有家川、長浜、中島、白浜、1.4-8.11月。荒れ地、畑などオープンランドに多い。


111.ヒメゴミムシ Anisodactylus tricuspidatus MORAWITZ A
千本木 1ex.31.V.1976,低:田代原、千本木、東原、5-9月、側溝。


112.タナカツヤハネゴモクムシ Anisodactylus andrewesi (SCHAUBERGER)     C
魚洗川 1ex.14.VII.1979,低−平:魚洗川、新山、1.7.8月、灯火。


113.オオゴモクムシ Harpalus capito MORAWITZ A
有馬川 1ex.16.XI.1976,低−平:雲仙別所、新山、白土、有馬川、3.8-11月、水辺の石下、灯火に集まる。


114.ミカゲゴモクムシ Harpalus roninus BATES ※C
東原 1ex.12.XI.1980,低:東原、西原、8.11月、側溝。大型で漆黒の種で、局所的で少ない。


115.ヒメケゴモクムシ Harpalus jureceki (JEDLICKA) A
有馬川 1ex.2.XI.1977,中−低−平−南:雲仙岳、田代原、諏訪池、白土、有馬川、前浜、2.6.9.11月、側溝、灯火。いろんな所にいる割に個体数は少ない。


116.ケウスゴモクムシ Harpalus griseus (PANZER) B
雲仙岳 1ex.16.VIII.1977,中−低−平−南:雲仙岳、雲仙別所、千本木、眉山、魚洗川、新山、白土、長浜、白浜、4.6-11月、灯火、側溝に多い。


117.オオズケゴモクムシ Harpalus eous TSCHITSCHERINE A
長浜 2exs.12.IX.1977,中−低−平−南:雲仙岳、魚洗川、礫石原、東原、長浜、貝瀬、白浜、6-10月、灯火、側溝。


118.ニセケゴモクムシ Harpalus pseudophonoides SCHAUBERGER C
白土 1ex.15.VII.1976,低−平:田代原、千本木、東原、西原、大野木場、崩山、白土、白浜、 6-8.10.11月、秋期、山地の側溝に特に多い。


119.コゴモクムシ Harpalus tridens MORAWITZ A
千本木 1ex.14.IX.1977,低−平−南:千本木、東原、西原、牧の内、新山、白土、水無川、有馬川、前浜、2.7-11月、灯火、側溝。(峰ほか 1991-1992)

120.ウスアカクロゴモクムシ Harpalus sinicus HOPE B
長浜 3exs.12.IX.1977,中−低−平−南:雲仙岳、田代原、魚洗川、東原、西原、八斗木、新山、白土、水無川、長浜、有馬川、山口、前浜、2.6.8-11月、灯火、特に山地の側溝に多い。


121.クロゴモクムシ Harpalus niigatanus SCHAUBERGER B
雲仙岳 1ex.16.VIII.1977,中−低−平−南:雲仙岳、千本木、上木場、魚洗川、東原、西原、杉谷、新山、白土、水無川、安中、口之津公園、前浜、1.2.4.8-12月、灯火、側溝。


122.ニセクロゴモクムシ Harpalus simplicidens SCHAUBERGER B
千本木 2exs.3.I.1979.(森田同定),低:側溝。一例のみ。


123.トゲアシゴモクムシ Harpalus calceatus (DUFTSCHMIDT)   A
長浜 1ex.12.IX.1977,中−低−平−南:雲仙岳、俵石、大野木場、長浜、白土、有家川、浦田、中島、貝瀬、6-9月、灯火、側溝。


124.ヒラタゴモクムシ Harpalus platynotus BATES※E
水無川 1ex.8.II.1977,平−南:水無川、白浜、前浜、2.4.5.11月、砂浜や河口の石下、草の根際等に限って見られる。


125.ツヤアオゴモクムシ Harpalus chalcentus BATES C
原城 1ex.17.X.1977,平−南:新山、原城、早崎、4.10.12月、低地の石下。


126.アカアシマルガタゴモクムシ Harpalus tinctulus BATES A
上ノ原 2exs.27.X.1977,中−低−平−南:雲仙岳、田代原、東原、八斗木、上ノ原、新山、崩山、布津、権田、早崎、3-7.10月、側溝、乾いた裸地の草の根際、路傍の石下等に見られる。


127.マダラゴモクムシ Harpalus pallidipennis MORAWITZ C
大野木場 1ex.21.VII.1977,平:大野木場、白土、白浜、前浜、5.7.8月、低地の荒れ地、畑などオープンランドで灯火に集まるが少ない。(高倉 1981)

128.ハコダテゴモクムシ Harpalus discrepans MORAWITZ  ※A
千本木 2exs.28.V.1977,中−低:雲仙岳、千本木、眉山、東原、焼山、4-6月、山地の側溝。冬期は見られない。


129.カラカネゴモクムシ Platymetopus flavilabris (FABRICIUS) B
白土 1ex.10.VII.1977,低−平−南:千本木、新山、白土、長浜、水無川、早崎、白浜、4-12月、灯火、荒れ地、畑など乾いたところに多い。


130.クビナガゴモクムシ Oxycentrus argutoroides (BATES)     B
千本木 1ex.28.V.1977,低−平−南:千本木、東原、白土、有家川、有馬川、白浜、権田、5-7.9月、側溝、灯火で取れる。


131.ハネグロツヤゴモクムシ Trichotichnus lucidus (MORAWITZ) E
魚洗川 1ex.29.IV.1994,低:側溝、一例のみ。


132.オオイクビツヤゴモクムシ Trichotichnus nipponicus HABU E
田代原 1ex.11.I.1977,低:田代原、眉山、1.5月、乾いたガレ場の石下。


133.イクビツヤゴモクムシ Trichotichnus orientalis (HOPE)C
上ノ原 2exs.27.X.1977,低−平−南:眉山、上木場、上ノ原、崩山、口之津公園、岩戸山、4.5.7.9.10月、荒れ地、畑の石下。


134.シバタツヤゴモクムシ Trichotichnus shibatai HABU F
白土 1ex.30.VII.1981,平:灯火、一例のみ。暖地性。


135.ヒメツヤゴモクムシ Trichotichnus congruus (MOTSCHULSKY) A
千本木 1ex.3.I.1977,中−低−平:雲仙岳、吹越、雲仙別所、田代原、千本木、魚洗川、焼山、東原、西原、杉谷、堀端、水無川、有馬川、1-3.8.11.12月、側溝。


136.キュウシュウツヤゴモクムシ Trichotichnus vespertinus (HABU)  F
白土 1ex.14.X.1977,平:新山、白土、9.10月、灯火。


137.ヒコサンツヤゴモクムシ Trichotichnus noctuabundus HABU F
有馬川 1ex.14.XI.1979,中,平:雲仙岳、新山、有馬川、9-11月。灯火。


138.クビアカツヤゴモクムシ Trichotichnus longitarsis MORAWITZ  ※A
千本木 1ex.3.XI.1976,低−平:千本木、東原、西原、白土、10.11月、側溝。


139.ヒコサンヒメツヤゴモクムシ Trichotichnus tranquillus HABU  ※F
雲仙岳 1ex.30.X.1979,中:側溝、一例のみ。


140.キベリチビゴモクムシ Dicheirotrichus tenuimanus (BATES) E
雲仙別所 1ex.22.III.1979,低−平:雲仙別所、有馬川、3.11月、水辺の石下。


141.コロヒメゴモクムシ Bradycellus subditus (LEWIS)  E
眉山 1ex.18.XI.1976,低−平−南:千本木、眉山、東原、西原、仁田、白土、前浜、2.4.9.11月、側溝、灯火。


142.オオズヒメゴモクムシ Bradycellus grandiceps (BATES)  ※C
有馬川 1ex.8.II.1977,低−平:千本木、焼山、堀端、有馬川、1-3.11月、石下、側溝。


143.アカクビヒメゴモクムシ Bradycellus laeticolor BATES  ※C
東原 1ex.6.XI.1980,低:田代原、東原、5.11月、側溝で採れるが多くない。


144.マルヒメゴモクムシ Bradycellus fimbriatus BATES C
高野 2exs.8.V.1993,平:一例のみ。枯れ草中。


145.キイロチビゴモクムシ Acupalpus inornatus BATES B
白土 2exs.7.VI.1977,平−南:高野、新山、堀端、白土、中島、貝瀬、白浜、前浜、5-8月、灯火に多い。


146.ムネミゾチビゴモクムシ Anthracus horni (ANDREWES) C
白土 1ex.5.VII.1979(笠原同定),前浜 1ex.8.VIII.1993,平−南:灯火、二例のみ。少ない。


147.ムネアカマメゴモクムシ Stenolophus propinquus MORAWITZ A
雲仙別所 1ex.22.III.1979,低:雲仙別所、3.11月、水辺の石下。


148.ツヤマメゴモクムシ Stenolophus iridicolor REDTENBACHER B
有馬川 1ex.23.VIII.1977,低−平−南:焼山、高野、上古賀、白土、寺町、長浜、有馬川、口之津公園、前浜、2.4-9月、灯火に多い。


149.ナガマメゴモクムシ Stenolophus agonoides BATES C
千本木 1ex.28.V.1977,低−平−南:雲仙別所、千本木、上木場、東原、白土、長浜、早崎、白浜、前浜、2-9月、側溝。


150.マメゴモクムシ Stenolophus fulvicornis BATES A
口之津公園 1ex.11.VI.1993,南:ゴミの下、一例のみ。


151.イツホシツヤゴモクムシ Stenolophus quinquepustulatus (WIEDEMANN)   B
白土 2exs.7.VI.1977,低−平−南:田代原、高野、熊野神社、新山、白土、中島、長浜、白浜、前浜、4.6-10月、平地で灯火に多い。


152.ミドリマメゴモクムシ Stenolophus difficilis (HOPE)B
堀端 2exs.30.VII.1977,低−平−南:田代原、魚洗川、高野、新山、崩山、堀端、白土、長浜、浦田、中島、布津、貝瀬、白浜、前浜、6-10月、平地で灯火に多い。


153.キベリゴモクムシ Anoplogenius cyanescens (HOPE)  B
水無川 1ex.7.IV.1977,低−平−南:魚洗川、礫石原、牧の内、高野、杉谷、白土、堀端、水無川、長浜、有馬川、原城、中島、貝瀬、白浜、岩戸山、前浜、3-8月、灯火で特に多い。


154.オオスナハラゴミムシ Diplocheila zeelandica (REDTENBACHER)B
眉山 1ex.18.I.1977,低−平−南:俵石、千本木、眉山、百花台、東原、安中、有馬川、浦田、白浜、1.5-8.

11.12月、側溝。


155.クロズカタキバゴミムシ Badister nigriceps MORAWITZ E
前浜 12exs.23.II.1979,洪水の後、打ち上げられたゴミの下より。雲仙別所 1ex.22.III.1979,低,南:石下、二例のみ。


156.オオヨツボシゴミムシ Dischissus mirandus BATES B
千本木 1ex.12.X.1979,低,南:田代原、千本木、東原、貝瀬、9-11月、側溝。(布施 1953a)

157.ニッポンヨツボシゴミムシ Dischissus japonicus ANDREWES B
眉山 1ex.25.V.1976,低−平:田代原、千本木、眉山、上木場、焼山、東原、元池、白土、1.4.5.9-11月、側溝に多い。


158.スジアオゴミムシ Haplochlaenius costiger (CHAUDOIR)   B
千本木 1ex.3.I.1979,低−平:田代原、千本木、東原、牧の内、八斗木、安中、1.6.9.11.12月、オサ掘り、側溝。(峰ほか 1991-1992)

159.オオキベリアオゴミムシ Epomis nigricans (WIEDEMANN) B
東原 1ex.3.XI.1981,側溝、白土 1ex.21.VII.1982,灯火、低−平:二例のみ。


160.ヒトツメアオゴミムシ Chlaenius deliciolus BATES F
前浜 1ex.8.VIII.1993,南:灯火、一例のみ。低地性。


161.クロヒゲアオゴミムシ Chlaenius ocreatus BATES  ※C
魚洗川 3exs.23.VIII.1994,低:ダムサイトの湿った泥の上を歩いていた。一例のみ。


162.コガシラアオゴミムシ Chlaenius variicornis MORAWITZ A
上木場 1ex.22.XII.1976,低−平−南:上木場、魚洗川、新山、有馬川、前浜、2.5.8.9.12月、石下。


163.コキベリアオゴミムシ Chlaenius circumdatus BRULLE   ※B
雲仙別所 3exs.22.III.1979,低:雲仙別所、3月、ダムサイトの水辺の石下。


164.アカガネアオゴミムシ Chlaenius abstersus BATES ※A
田代原 1ex.24.VI.1981,低:側溝、一例のみ。


165.ムナビロアトボシアオゴミムシ Chlaenius tetragonoderus CHAUDOIR B
眉山 1ex.4.VI.1977,低−平−南:田代原、千本木、眉山、魚洗川、東原、大野木場、高野、新山、白土、長浜、中島、白浜、権田、5-7.9.11月、灯火に多い、側溝。


166.アトワアオゴミムシ Chlaenius virgulifer CHAUDOIR B
千本木 1ex.3.XI.1976,低−平:千本木、眉山、白土、水無川、4.8.9.11月、灯火、側溝。


167.オオアトボシアオゴミムシ Chlaenius micans (FABRICIUS)  B
白土 2exs.15.VII.1976,低−平−南:雲仙別所、田代原、千本木、眉山、魚洗川、東原、高野、新山、安中、白土、水無川、長浜、中島、貝瀬、早崎、白浜、1.2.4.6-12月。側溝、灯火に多い。


168.アトボシアオゴミムシ Chlaenius naeviger MORAWITZ A
田代原 1ex.11.I.1977,中−低−平−南:雲仙岳、吹越、赤松谷、小地獄、田代原、千本木、魚洗川、焼山、東原、西原、牧の内、早崎、権田、1-6.8-12月、灯火、側溝。(峰ほか 1991-1992)

169.キボシアオゴミムシ Chlaenius posticalis MOTSCHULSKY A
千本木 1ex.3.XI.1976,低−平:田代原、千本木、東原、白土、9-11月、側溝。


170.アトモンアオゴミムシ Chlaenius bioculatus CHAUDOIR B
眉山 1ex.17.II.1976,低−平:眉山、安中、白土、1.2.10.12月、オサ掘り、灯火、暖地性で少ない。安中では日当たりのよいガケの斜面の石下、割れ目などで越冬していた。


171.ヒメキベリアオゴミムシ Chlaenius inops CHAUDOIR B
白土 1ex.26.V.1978,野田浜 1ex.11.VIII.1993,平−南:灯火、二例のみ。


172.オオトックリゴミムシ Oodes vicarius BATES F
植松 2exs.27.X.1977,平:植松、4.9.10月、溜池の泥質の水辺の石下。


173.クロズホナシゴミムシ Perigona nigriceps (DEJEAN) B
杉谷 2exs.23.VIII.1977,低−平:千本木、眉山、魚洗川、杉谷、高野、熊野神社、崩山、白土、中島、4-11月、灯火、落葉下に生息する。


174.チャバネクビナガゴミムシ Odacantha aegrota (BATES)E
有馬川 1ex.15.VI.1978,平−南:白土、有馬川、白浜、6月、水辺の灯火で得られる。


175.ダイミョウツブゴミムシ Pentagonica daimiella BATES B
眉山 1ex.30.IV.1981,低:眉山、魚洗川、4.7月、灯火、落葉下。


176.クロツブゴミムシ Pentagonica subcordicollis BATES   ※B
上木場 1ex.24.IV.1978,低:眉山、上木場、4.10月、落葉下。


177.トゲアトキリゴミムシ Aephnidius adelioides (MACLEAY)G
白土 1ex.24.VII.1977,低−平−南:眉山、東原、白土、新山、長浜、白浜、前浜、6-9.11月、灯火、側溝。


178.ダイミョウアトキリゴミムシ Cymindis daimio BATES(図2−10)A
千本木 1ex.22.VIII.1977,低:歩行中、一例のみ。分布は広いが、いずれの地でも少ない。採集地は火砕流で焼失した。


179.ハギキノコゴミムシ Coptodera subapicalis PUTZEYS B
田代原 1ex.30.V.1976,低:田代原、千本木、吾妻岳、牧の内、4-7.9月、立ち枯れや倒木の樹皮下、それに付いているキノコ等にみられる。(峰ほか 1991-1992)

180.コヨツボシアトキリゴミムシ Dolichoctis striatus striatus SCHMIDT-GOBEL B
眉山 1ex.5.VI.1976,低:田代原、千本木、眉山、上木場、吾妻岳、1-6.9.12月、樹皮下。


181.ヤセアトキリゴミムシ Dolichoctis luctuosus (PUTZEYS)F
田代原 1ex.7.IX.1976,中−低:雲仙岳、赤松谷、田代原、千本木、眉山、上木場、東原、2.3.7.9.10月、樹皮下。


182.キガシラアオアトキリゴミムシ Calleida lepida REDTENBACHER C
上木場 1ex.29.VII.1976,低−平:千本木、上木場、木津、4-7月、樹葉上。


183.メダカアトキリゴミムシ Orionella lewisii (BATES) G
新山 1ex.18.VI.1978,中−低−平:雲仙岳、赤松谷、新山、6.8月、樹葉上、灯火。


184.ヤホシゴミムシ Lebidia octoguttata MORAWITZ B
上木場 1ex.21.IV.1976,中−低:雲仙岳、赤松谷、小地獄、田代原、千本木、眉山、上木場、1-10月。葉上、花上に多く、樹皮下などで越冬する。


185.クロヘリアトキリゴミムシ Parena nigrolineata nipponensis HABU C
眉山 1ex.29.IV.1977,低−平−南:眉山、白土、口之津公園、4.6.10月、樹葉上、灯火。


186.アオヘリアトキリゴミムシ Parena latecincta (BATES)    B
上木場 1ex.3.VI.1976,低−平−南:千本木、眉山、上木場、杉谷、元池、4-7月、樹葉上。


187.ミツアナアトキリゴミムシ Parena tripunctata (BATES) ※E
雲仙岳 1ex.1.III.1977,中:雲仙岳、標高1000m以上、3.7.8月、樹葉上、花上。


188.オオヨツアナアトキリゴミムシ Parena perforata (BATES)  E
眉山 1ex.10.V.1977,低:樹葉上、一例のみ。


189.ヒラタアトキリゴミムシ Parena cavipennis (BATES) B
上木場 1ex.30.VI.1976,低:上木場、牧の内、6月、樹葉上。(峰ほか1991-1992)

190.オオヒラタアトキリゴミムシ Parena laesipennis (BATES)  B
上木場 1ex.8.VIII.1976,低,南:眉山、上木場、岩戸山、3.5.7.8月、樹葉上。


191.ハネビロアトキリゴミムシ Lebia duplex BATES ※C
眉山 1ex.16.IV.1976,低−平:田代原、千本木、眉山、東原、2.4.7.9.11月、樹葉上。


192.エゾハネビロアトキリゴミムシ Lebia fusca MORAWITZ A
雲仙岳 1ex.26.VIII.1975,中−低:雲仙岳、赤松谷、上木場、4-10月、山地の樹葉上、花上。


193.アトグロジュウジアトキリゴミムシ Lebia idae BATES C
上木場 1ex.3.VI.1976,低−平:千本木、上木場、白土、4-7.9月、樹葉上、エノキの葉に多い。


194.ジュウジアトキリゴミムシ Lebia retrofasciata MOTSCHULSKY E
本光寺 2exs.30.IV.1978,低−平:田代原、千本木、眉山、吾妻岳、本光寺、4.10月、低地の樹葉上、花上。


195.フタホシアトキリゴミムシ Lebia bifenestrata MORAWITZ B
雲仙岳 1ex.25.V.1976,中−低:雲仙岳、雲仙別所、赤松谷、田代原、4-10月、樹葉上、花上。


196.ホシハネビロアトキリゴミムシ Lebia calycophora SCHMIDT-GOBEL B
上木場 1ex.22.IV.1976,中−低:雲仙岳、赤松谷、田代原、俵石、千本木、眉山、上木場、吾妻岳、牧の内、1.4-8.11月、樹葉上、花上。(峰ほか 1991-1992)

197.キクビアオアトキリゴミムシ Lachnolebia cribricollis (MORAWITZ)     B
眉山 1ex.27.V.1976,低−平−南:千本木、眉山、上木場、杉谷、山田原、新山、白土、堀端、長浜、吉川、口之津町、権田、3-7.10月、葉上。(布施 1953b)

198.イクビホソアトキリゴミムシ Dromius quadraticollis MORAWITZ A
雲仙岳 2exs.1.III.1977,中−低−平:雲仙岳、千本木、新山、1.3.4.6.9.11月、灯火、樹葉上。


199.ベ−ツホソアトキリゴミムシ Dromius batesi HABU F
千本木 1ex.1.VIII.1977,中−低:雲仙岳、赤松谷、田代原、千本木、上木場、1.5-10月。樹葉上。


200.キイロアトキリゴミムシ Philorhizus optimus (BATES)※A
眉山 1ex.27.V.1976,寺町,1ex.14.X.1977,高野 1ex.20.VI.1993,低−平:三例のみ。落葉下、時に枯れ枝、枯れ葉等に這い上がる。


201.イマイチビアトキリゴミムシ Microlestes imaii HABU(図2−11)   ※F
早崎 1ex.14.XI.1978,南:早崎の海辺のジャガイモ畑の石下、ビニ−ルの下、根際など湿気が多く暖かい所に、11-4月多かった。従来の記録は佐賀県の呼子などごく少ない。


202.スジミズアトキリゴミムシ Apristus grandis ANDREWES E
有明町 1ex.5.I.1976,平−南:有明町、白土、水無川、有馬川、早崎、1.4.7月、河原、畑、墓場等、乾いた裸地の石下に多い。


203.チビミズアトキリゴミムシ Apristus cuprascens BATES※A
水無川 1ex.13.I.1976,平:有明町、水無川、有馬川、1.4月、河原等乾いた石下に多い。


204.クビボソゴミムシ Galerita orientalis SCHMIDT-GOBEL B
千本木 1ex.3.XI.1976,低−平:田代原、千本木、眉山、上木場、焼山、東原、仁田、猿葉、3-5.10.11月、側溝。


205.フタホシスジバネゴミムシ Planetes puncticeps ANDREWES B
千本木 1ex.3.XI.1976,低−平−南:田代原、俵石、千本木、眉山、上木場、焼山、東原、安中、堀端、権田、1-5.10-12月、側溝、石下。

ホソクビゴミムシ科 Brachinidae(2種)

206.ミイデラゴミムシ Pheropsophus jessoensis MORAWITZ B
白土 1ex.15.VII.1976,低−平−南:牧の内、諏訪池、白土、有馬川、吉川、2.4.5.7.10月、低地の荒れ地、畑等の石下で見られ、灯火に集まる。最近は少ない。(峰ほか 1991-1992)

207.オオホソクビゴミムシ Brachinus scotomedes REDTENBACHER A
千本木 2exs.3.XI.1976,中−低−平−南:雲仙岳、千本木、東原、西原、八斗木、白土、権田、5.6.9-11月、側溝。

コガシラミズムシ科 Haliplidae(3種)

208.コガシラミズムシ Peltodytes intermedius (SHARP)  ※A
船津 1ex.31.VII.1978,低−平−南:白木野、堀端、船津、六反田、早崎、7-10月、ため池などの藻の下に多い。灯火にも来る。


209.ヒメコガシラミズムシ Haliplus ovalis SHARP※E
白木野 1ex.31.VIII.1993,低:水溜まりの中より、一例のみ。


210.キイロコガシラミズムシ Haliplus eximius CLARK C
六反田 1ex.4.X.1993.松井採集(松井同定),平:ため池、一例のみ。

コツブゲンゴロウ科 Noteridae(1種)

211.コツブゲンゴロウ Noterus japonicus SHARP   ※A
堀端 1ex.17.III.1978,平:お堀のレンコン畑の藻の下より、一例のみ。

ゲンゴロウ科 Dytiscidae(17種)

212.ケシゲンゴロウ Hyphydrus japonicus SHARP ※E
堀端 3exs.4.VIII.1993,低−平−南:白木野、堀端、六反田、早崎、7-10月、溜め池。


213.オオマルケシゲンゴロウ Hydrovatus bonvouloiri SHARP  ※G
早崎 16exs.31.VIII.1993,南:早崎、8.9月、小さな沼の藻の下より。


214.チビゲンゴロウ Guignotus japonicus (SHARP) B
新山 2exs.10.III.1977,平−南:高野、新山、白土、長浜、中島、六反田、早崎、白浜、前浜、3-8.10月。灯火。水田、ため池など止水に多い。新山では冬期でも湧き水の水溜まりの藻の中で活動していた。


215.ツブゲンゴロウ Laccophilus difficilis SHARP ※A
白木野 1ex.28.IX.1993,六反田 3exs.4.X.1993.松井採集,低−平:溜め池、二例のみ。


216.ルイスツブゲンゴロウ Laccophilus lewisius SHARP  ※C
六反田 8exs.4.X.1993.松井採集(松井同定),平:池、一例のみ。


217.シャ−プツブゲンゴロウ Laccophilus sharpi REGIMBART   ※B
新山 2exs.10.III.1977,低−平−南:魚洗川、白木野、新山、白土、中島、長浜、早崎、白浜、前浜、2.3.6-10月、水溜まり、溜め池、灯火。


218.チンメルマンセスジゲンゴロウ Copelatus zimmermanni GSCHWENDTNER(図2−12) ※C
新山 1ex.15.VII.1977,1ex.8.XII.1977,高野 1ex.27.VI.1993,中島 1ex.8.VII.1993,平:灯火、藻の下、四例のみ。(今坂 1987a)

219.セスジゲンゴロウ Copelatus japonicus SHARP    ※C
岩戸山 2exs.11.VII.1977,平−南:長浜、六反田、貝瀬、前浜、岩戸山、野田浜、2.7.8.10月、灯火。


220.モンキマメゲンゴロウ Platambus pictipennis (SHARP)  A
雲仙別所 1ex.7.VII.1978,低−平:雲仙別所、植松、2.4.6-9月、流水の水草・ゴミの下、溜め池の藻の中などで採集。灯火にも来る。


221.コクロマメゲンゴロウ Agabus insolitus SHARP     ※F
雲仙稚児落しの滝 2♀.7.II.1978.(疋田直之同定),低:渓流の石下、一例のみ。


222.マメゲンゴロウ Agabus japonicus SHARP B
新山 1ex.17.XII.1976,中−低−平:雲仙岳、雲仙別所、赤松谷、諏訪池、植松、新山、白土、堀端、有馬川、六反田、3-6.8-12月、藻の中。山地に多い。


223.チャイロマメゲンゴロウ Agabus browni KAMIYA ※F
白土湖 2exs.30.III.1978,中−低−平:雲仙岳、雲仙別所、赤松谷、田代原、諏訪池、白木野、植松、白土湖、六反田、3.4.6-10月、藻の中より。前種と同時に得られることが多い。


224.キベリクロヒメゲンゴロウ Ilybius apicalis SHARP A
白土湖 2exs.30.III.1978,平−南:堀端、白土湖、貝瀬、3.8月、藻の中、灯火。


225.ヒメゲンゴロウ Rhantus pulverosus (STEPHENS)B
新山 2exs.17.XII.1976,中−低−平−南:雲仙岳、田代原、魚洗川、白木野、新山、白土、六反田、貝瀬、白浜、前浜、岩戸山、野田浜、2.3.6-10.12月、灯火、藻の下。


226.ハイイロゲンゴロウ Eretes sticticus (LINNE) B
下川尻 1ex.30.VII.1989,低−平−南:白木野、下川尻、田町、深江川、中島、浦田、貝瀬、7.8月、灯火。


227.コシマゲンゴロウ Hydaticus grammicus (GERMAR) A
白土 1ex.31.VII.1971,低−平−南:赤松谷、千本木、牧の内、高野、白木野、新山、堀端、白土、深江川、浦田、有馬川、中島、六反田、貝瀬、早崎、白浜、前浜、5-10月、あらゆる止水域に見られ、灯火にも多く集まる。(峰ほか 1991-1992)

228.ウスイロシマゲンゴロウ Hydaticus rhantoides SHARP(図2−13) ※B
前浜 2exs.23.II.1979,洪水で海まで流され、浜に打ち上げられたゴミの下より,白浜 1ex.29.VI.1978,貝瀬   1ex.8.VIII.1993,灯火、南:三例のみ。いずれも南端部の海辺で得られた。

ミズスマシ科 Gyrinidae(2種)

229.ミズスマシ Gyrinus japonicus SHARP E
雲仙別所 3exs.5.IX.1978,低:渓流の水面、一例のみ。


230.ヒメミズスマシ Gyrinus gestroi REGIMBART F
堀端 3exs.17.III.1978,平:お堀の水面を遊泳していた、一例のみ。上記2種とも、かつては多く生息していたと考えられるが、最近は特に少なくなっているものと考えられる。

ダルマガムシ科 Hydraenidae(1種)

231.セスジダルマガムシ Ochthebius inermis SHARP    ※F
新山 6exs.17.XII.1976,平:新山、3.12月、冬期に15℃゚程度の湧き水の藻の中からみつかった。その後、その小さな泉は消滅した。

ガムシ科 Hydrophilidae(34種)

232.セマルガムシ Coelostoma stultum (WALKER)   B
寺町 1ex.28.VII.1977,平−南:植松、新山、寺町、堀端、白土、長浜、中島、貝瀬、早崎、前浜、5.7-10月、低地の灯火。


233.ヒメセマルガムシ Coelostoma orbiculare (FABRICIUS)※A
白浜 1ex.29.VI.1978,平−南:白土、長浜、白浜、5-7月、灯火で得られるが少ない。


234.セマルマグソガムシ Magasternum gibbulum MOTSCHULSKY  ※F
崩山 2exs.26.IX.1977,中−低−平:雲仙岳、上木場、高野、熊野神社、新山、寺町、崩山、1.3.8-11月、落葉下。


235.マグソガムシ Pachysternum haemorrhoum MOTSCHULSKY A
田代原 1ex.14.VI.1977,低−平:田代原、崩山、6.10.12月、牛糞の中でみられる。


236.セマルケシガムシ Cryptopleurum subtile SHARP※A
高野 6exs.9.VI.1993,平:高野、白土、6.7.10月、灯火。


237.コウセンマルケシガムシ Peratogonus reversus SHARP   ※C
崩山 1ex.4.X.1977,低−平:眉山、杉谷、本光寺、新山、寺町、崩山、とけん山公園、1.4.5.9.10月、シイ林の落葉下に多い。


238.ホソケシガムシ Oosternum sorex (SHARP)   ※F
眉山 1ex.1.X.1977,とけん山公園 1ex.19.IX.1993,低−平:落葉下、二例のみ。


239.モンケシガムシ Nipponocercyon shibatai M.SATO  ※F
上木場 1ex.16.III.1978,低:落葉下、一例のみ。上翅に斑紋がある。


240.ケシガムシ Cercyon ustus SHARP※A
崩山 2exs.22.X.1977,平:崩山、9.10月、落葉下。


241.ケシガムシの1種 Cercyon sp.1  ※M
雲仙岳 1ex.27.IX.1977,中−低−平:雲仙岳、赤松谷、千本木、眉山、熊野神社、水無川、崩山、4.5.8-10月、落葉下。


242.ケシガムシの1種 Cercyon sp.2(図2−14)  ※M
雲仙岳 9exs.3.IV.1979,中−低:雲仙岳、赤松谷、4.5.10月、落葉下。2.1-2.3mm、背面はツヤ消しで、前胸腹板は後端が二叉し、中胸腹板は細長い。背面は黒褐色で、小楯板付近がやや淡色になる程度。


243.アカケシガムシ Cercyon olibrus SHARP A
長浜 3exs.12.IX.1977,低−平:田代原、高野、白土、長浜、中島、6-9月、灯火。


244.キバネケシガムシ Cercyon quisquilius (LINNE)B
白土 4exs.2.VIII.1977,低−平−南:田代原、高野、新山、白土、崩山、長浜、中島、白浜、6-10.12月、灯火、牛糞下、堆肥下に多い。


245.コケシガムシ Cercyon aptus SHARP※F
野田浜 3exs.5.IV.1977,南:前浜、野田浜、4.9月、南端の、砂浜の海草下のみで得られたが、少ない。


246.ウスモンケシガムシ Cercyon laminatus SHARP A
白土 3exs.2.VIII.1977,低−平:魚洗川、高野、新山、白土、長浜、中島、6-9月。灯火、低地の牛糞下、堆肥下に多い。


247.フチトリケシガムシ Cercyon dux SHARP E
猛島 2exs.8.IX.1977,平−南:猛島、吉川、白浜、野田浜、4.6.9月、海浜性、砂浜の腐った海草下に多い。


248.ヒメケシガムシ Cercyon algarum SHARP※E
猛島 1ex.8.IX.1977,平−南:猛島、吉川、前浜、3.9月、海浜性、砂浜の腐った海草下でみられた。


249.マルガムシ Hydrocassis lacustris (SHARP)(図2−15)※F
雲仙稚児落しの滝 12exs.7.II.1978,低:雲仙稚児落しの滝、2.11月。源流の石下で越冬中のものを採集した。


250.コモンシジミガムシ Laccobius oscillanus SHARP ※E
新山 6exs.17.XII.1976.(松井同定),低−平:魚洗川、高野、杉谷、新山、3.6.7.12月、湧き水の藻の中、灯火。


251.ルイスヒラタガムシ Helochares pallens MACLEAY  ※A
高野 2exs.20.VI.1993,低−平−南:諏訪池、高野、六反田、早崎、6.8-10月、藻の下、灯火、早崎の沼では多い。


252.キイロヒラタガムシ Enochrus simulans (SHARP)    A
新山 2exs.21.VI.1977,低−平−南:白木野、杉谷、新山、堀端、白土、長浜、船津、浦田、六反田、貝瀬、早崎、白浜、前浜、野田浜、2-10月、灯火、田圃、溜め池に多い。


253.チビヒラタガムシ Enochrus esuriens (WALKER)  B
六反田 1ex.4.X.1993.松井採集(松井同定),平:池、一例のみ。


254.マルヒラタガムシ Enochrus subsignatus (HAROLD)B
堀端 2exs.30.VII.1977,低−平−南:白木野、植松、堀端、白土、長浜、貝瀬、早崎、前浜、4.7-9月、ため池の藻の下、灯火。


255.キベリヒラタガムシ Enochrus japonicus (SHARP)  ※C
高野 1ex.27.VI.1993,平:灯火、一例のみ。


256.ガムシ Hydrophilus acuminatus MOTSCHULSKY A
崩山 1ex.4.VI.1977,平:崩山、白土、6.7月、かつて白土湖畔の水銀灯に多く集まっていたが、最近はほとんど見ない。


257.コガタガムシ Hydrophilus bilineatus cashimirensis REDTENBACHER B
田町 1ex.30.V.1991,土黒 1ex.2.VI.1991,高野 1ex.27.VI.1993,千鳥川 3exs.27.IX.1993,灯火、藻の中、平:四例のみ。暖地性で、かつては多く見られたらしいが最近では少ない。


258.ヒメガムシ Sternolophus rufipes (FABRICIUS) B
新山 2exs.17.XII.1976 ,低−平−南:牧の内、千鳥川、新山、白土、長浜、深江川、有馬川、船津、六反田、貝瀬、早崎、白浜、前浜、2.3.6-12月、湧き水、田圃など低地の止水域ではほとんどの場所にみられ、灯火にも良く飛来する。(峰ほか 1991-1992)

259.コガムシ Hydrochara affinis (SHARP)  A
田町 1ex.26.IV.1990,高野 1ex.27.VI.1993,深江川 1ex.11.VIII.1993,平:灯火、三例のみ。


260.タマガムシ Amphiops mater SHARP C
植松 1ex.3.XI.1982,低−平−南:白木野、植松、堀端、船津、浦田、六反田、早崎、白浜、前浜、2.4.6.8-
11月、溜め池、田圃の藻の下に多い。常に、逆さになって遊泳する。灯火にも来る。


261.マメガムシ Regimbartia attenuata (FABRICIUS)  B
長浜 1ex.1.VII.1978,平−南:新山、堀端、白土、長浜、早崎、5.7-9月、溜め池、灯火。


262.ゴマフガムシ Berosus signaticollis punctipennis HAROLD※B
白土 1ex.5.VII.1979,平:灯火、一例のみ。


263.トゲバゴマフガムシ Berosus lewisius SHARP C
新山 2exs.21.VI.1977,低−平−南:俵石、千本木、魚洗川、牧の内、高野、新山、白土、長浜、有馬川、中島、船津、貝瀬、早崎、白浜、前浜、4-8月、田圃に多く、灯火に多数集まる。


264.ヤマトゴマフガムシ Berosus japonicus SHARP※F
田代原 1ex.10.VIII.1978,低:灯火、一例のみ。


265.シナトゲバゴマフガムシ Berosus fairmairei ZAITZEV(図2−16)  ※H
貝瀬 1ex.24.VIII.1981,南:アシ原の灯火で得られた、一例のみ。従来の分布は琉球のみで、九州本土からは知られていない。九州初記録。

エンマムシ科 Histeridae(27種,同定:大原)

266.クロツブエンマムシ Chetabraeus bonzicus (MARSEUL)     B
崩山 1ex.8.XII.1976,平:落葉下、一例のみ。(大原・今坂 1994)

267.ヒメホソエンマムシ Niponius osorioceps LEWIS A
田代原 3exs.21.IV.1977,アカマツ樹皮下。低:(大原・今坂 1994)

268.ルリエンマムシ Saprinus splendens (PAYKULL)   ※B
水無川 1ex.23.VIII.1977,平−南:崩山、水無川、野田浜、4.8.11.12月、腐肉、石下、海岸のゴミ下。(大原・今坂 1994)

269.ヒメハマベエンマムシ Hypocacculus asticus (LEWIS) ※F
前浜 1ex.7.III.1979,南:前浜、3.4.11月、浜辺の植物の根際に潜っている。(今坂 1987a;大原・今坂 1994)

270.ニセハマベエンマムシ Hypocaccus sinae (MARSEUL)  ※A
前浜 2exs.28.III.1977,南:浜辺の植物の根際、一例のみ。(大原・今坂 1994)

271.ハマベエンマムシ Hypocaccus varianus (SCHMIDT) ※B
前浜 1ex.7.III.1979,南:白浜、前浜、野田浜、3-5.9-11月、浜辺の腐った死体に多い。(大原・今坂 1994)

272.オオマルマメエンマムシ Gnathoncus nannetensis MARSEUL  ※A
萩原 3exs.9.IV.1978,平:萩原、崩山、4.10.11月、鶏舎近くを飛翔中。(大原・今坂 1994)

273.ツブエンマムシの1種 Anapleus sp. E
千本木 2exs.31.V.1977,低:落葉下、一例のみ。A. semenの正体が不明なので種名を確定できない。体長2mm,上翅の点刻は細かく疎ら、中胸、後胸腹部は粗く密に一種類の点刻を備える。(大原・今坂 1994)

274.アカツブエンマムシ Bacanius niponicus LEWIS B
崩山 5exs.18.IX.1977,低−平:白雲の池、折橋、杉谷、崩山、寺町、8-10月、落葉下に多い。(大原・今坂
1994)

275.コアカツブエンマムシ Bacanius mikado (LEWIS)※E
折橋 2exs.19.IX.1977,平:落葉下、一例のみ。(大原・今坂 1994)

276.クロチビエンマムシ Carcinops pumilio (ERICHSON)  B
上木場 1ex.7.VII.1976,中−低−平−南:雲仙岳、上木場、熊野神社、前浜、2.7.10月、雲仙岳の山頂で吹上げで飛来した個体が、汗の出た首筋に集まった。(今坂 1978e;大原・今坂 1994)

277.フジチビヒラタエンマムシ Platylomalus fujisanus (LEWIS)  F
雲仙岳 1ex.4.X.1978,1ex.10.VI.1980,中:樹皮下、二例のみ。(大原・今坂 1994)

278.チャイロチビヒラタエンマムシの近似種 Eulomalus sp.※M
吹越 1ex.11.VII.1979,樹皮下、低:一例のみ。(大原・今坂 1994)

279.ハスジチビヒラタエンマムシ Pachylomalus musculus (MARSEUL) ※C
崩山 6exs.18.IX.1977,低−平:千本木、折橋、崩山、寺町、3.9-11月、腐蝕物を含む落葉下より。(大原・今坂1994)

280.オオセスジエンマムシ Onthophilus ostreatus LEWIS※C
崩山 2exs.8.XII.1976.(OHARA・NAKANE 1986),平:油カスの腐ったものより、一例のみ。(大原・今坂 1994)

281.キノコセスジエンマムシ Onthophilus flavicornis LEWIS E
高野 3exs.8.V.1993 ,平:高野、崩山、5.8月、腐敗物を含む落葉下、朽ち木などより得られるが、少ない。(OHARA・NAKANE 1986;大原・今坂 1994)

282.エンマムシ Merohister jekeli (MARSEUL)     B
白土 1ex.21.II.1971,低−平:東原、牧の内、白土、水無川、2.11.12月。(峰ほか 1991-1992;大原・今坂
1994)

283.コエンマムシ Margarinotus niponicus (LEWIS)     A
千本木 5exs.18.VI.1978,低−平:田代原、千本木、崩山、4.6.9.10月、腐肉トラップ、馬糞。(大原・今坂
1994)

284.ニセヒメエンマムシ Margarinotus agnatus (LEWIS)  C
雲仙岳 10exs.6.VI.1977,中−低−平:雲仙岳、千本木、水無川、4.6.7月、腐肉トラップ、側溝。(大原・今坂   1994)

285.ヒメエンマムシ Margarinotus weymarni WENZEL A
雲仙岳 1ex.12.VII.1977,中:側溝、一例のみ。(大原・今坂 1994)

286.ハコネエンマムシ Margarinotus sutus (LEWIS) C
崩山 1ex.29.III.1978,平:農家の庭先を飛翔中、一例のみ。(大原・今坂 1994)

287.ツヤマルエンマムシ Atholus pirithous (MARSEUL)A
崩山 2exs.4.IV.1980,中−低−平:雲仙岳、田代原、東原、崩山、水無川、4.7.10.11月、側溝、石下。(大原・今坂 1994)

288.コツヤエンマムシ Atholus duodecimstriatus quatuordecimstriatus (GYLLENHAL)A
萩原 1ex.12.IV.1978,崩山 1ex.4.IV.1980,平:鶏舎近くを飛翔中、二例のみ。(大原・今坂 1994)

289.ニセクロエンマムシ Hister unicolor leonhardi BICKHARDT※D
Unzen(KRYZHANOVSKIJ・REICHARDT 1976:Hister unicolor opimus REICHARDTとして;中根 1981;大原・今坂 1994),中。


290.オオナガエンマムシ Platysoma lewisi MARSEUL   ※A
赤松谷 1ex.5.VIII.1980,低:伐採木の樹皮下、一例のみ。(大原・今坂 1994)

291.ニセヒメナガエンマムシ Platysoma rasile LEWIS  ※G
上木場 1ex.14.V.1986,低:伐採木の樹皮下、一例のみ。


292.ナガエンマムシ Platysoma lineicolle MARSEUL F
新山 1ex.12.VII.1979,田代原 23exs.29.IX.1981,低−平:アカマツ樹皮下、二例のみ。(大原・今坂 1994)
タマキノコムシ科 Leiodidae(15種,一部同定:保科)

293.チビタマキノコムシ Zeadolopus japonicus (CHAMPION)   ※F
雲仙岳 1ex.4.X.1978,白雲の池 1ex.19.IX.1993,中−低:落葉下、二例のみ。


294.オチバヒメタマキノコムシ Dermatohomoeus terrena (HISAMATSU) ※F
白雲の池 1ex.19.IX.1993,中−低−平:白雲の池、上木場、とけん山公園、3.9月、落葉下。学名は保科英人氏のご教示による。


295.チャイロヒメタマキノコムシ Pseudoliodes strigosulus (PORTEVIN)A
眉山 4ex.30.IX.1978,低:眉山、9.10月、キノコ。


296.ウスイロヒメタマキノコムシ Pseudocolenis hilleri REITTER※E
雲仙岳1ex.28.IX.1979,1ex.10.VI.1980,中:キノコ、二例のみ。


297.ヒトツメタマキノコムシ Liodopria maculicollis NAKANE    ※F
雲仙岳 1ex.16.IX.1981,中:落葉下、一例のみ。九州初記録。


298.オビスジタマキノコムシ Anisotoma didymata (PORTEVIN)    ※F
雲仙岳 1ex.6.VI.1977,中:落葉下、一例のみ。


299.セマルタマキノコムシ Cyrtoplastus seriepunctatus (BRISOUT) ※A
崩山 2exs.18.IX.1977,平−南:崩山、白浜、3.9月、落葉下。


300.セマルタマキノコムシの1種 Cyrtoplastus sp. ※M
雲仙岳 1ex.6.VI.1977,1ex.28.IX.1979,中:落葉下、二例のみ。コマルタマキノコムシ C.laevis HISAMATSUに似るが、1.9-2.3mmと小型で、上翅には弱い点刻列を持つ。


301.アカバマルタマキノコムシ Sphaeroliodes rufescens PORTEVIN E
雲仙岳 1ex.4.X.1978,中−低:雲仙岳、田代原、千本木、眉山、4.10.11月、キノコ、樹皮下。


302.オオマルタマキノコムシ Agathidium subcostatum PORTEVIN F
雲仙岳 1ex.6.VI.1977,中:雲仙岳、6月、キノコ、樹皮下。


303.オモゴツノマルタマキノコムシ Agathidium omogoense HISAMATSU   ※I
千本木 1ex.19.IX.1977.(保科同定),低:落葉下、一例のみ。


304.ニセオオマルタマキノコムシ Agathidium cariniceps HISAMATSU    ※F
千本木 2exs.19.IX.1977.(保科同定),低:落葉下、一例のみ。


305.メボソマルタマキノコムシ Agathidium fornicatum HLISNIKOVSKY      ※I
雲仙岳 2exs.27.IX.1977,中−低:雲仙岳、吹越、赤松谷、千本木、眉山、1.9.10月、落葉下。


306.メボソマルタマキノコムシの近似種 Agathidium sp.   ※M
雲仙岳 1ex.6.VI.1977,2exs.27.V.1980,中:落葉下、二例のみ。前種に似て、触角第8節は前節より小さくなく、目が細いが、1.7-1.9mmとかなり小型。


307.マルタマキノコムシの1種 Agathidium sp.  ※M
千本木 1exs.19.IX.1977.(保科同定),低:落葉下、一例のみ。

ムクゲキノコムシ科 Ptiliidae(7種)

308.ヒサゴムクゲキノコムシ Camptodium adustipenne MOTCHULSKY C
とけん山公園 3exs.19.IX.1993,上里 4exs.5.X.1993,野取 1ex.6.XI.1993,低−平:低地のシイ、カシ落葉下、三例のみ。


309.Ptenidium sp.1   ※M
杉谷 5exs.1.V.1978,白雲の池 3exs.19.IX.1993,尾登 1ex.2.XI.1993,低−平:カシ落葉下、三例のみ。大型、1.3mm、卵型で赤褐色、前胸中央は黒褐色、前胸背後縁は直線的、尾節は露出しない。背面は大点刻、淡色毛を密生。


310.Ptenidium sp.2   ※M
白雲の池 1ex.19.IX.1993,尾登 1ex.2.XI.1993,橘神社 1ex.6.XI.1993,低−平:カシ、シイ、タケ落葉下、三例のみ。前種によく似るがより小型、0.85mm、前胸背側縁はより丸みが強く、基部は狭まり、ヒサゴ型。


311.ニホンムクゲキノコムシ Baeocrata japonica (MATTHEWS)    A
唐比 10exs.29.III.1994,平:枯れワラ束、一例のみ。


312.Baeocrata sp. ※M
橘神社 1ex.6.XI.1993,野取 1ex.6.XI.1993,低−平:カシ、シイ、タケ落葉下、細長いヒサゴ型、0.85mm、尾節板のみ露出する。赤褐色で頭部は黒褐色、背面は点刻を密に備える。


313.ムツゲゴマムクゲキノコムシ Acrotrichis grandicollis (MANNERHEIM)    ※C
千本木 1ex.28.V.1977,雲仙岳 1ex.6.VII.1983,口之津公園 5exs.11.VI.1993,中−低,南:落葉下、枯れ草、三例のみ。


314.コゲチャムクゲキノコムシ Acrotrichis fusculus (MATTHEWS)    ※C
野取 2exs.6.XI.1993,水辺の落葉下、低:一例のみ。

ニセマキムシ科 Dasyceridae(1種)

315.イトヒゲニセマキムシ Dasycerus japonicus NAKANE F
赤松谷 2exs.24.X.1978,低:標高900m付近のキノコ、一例のみ。(今坂 1980e,1982e)
コケムシ科 Scydmaenidae(3種)

316.コケムシの1種 Euteia? sp.    M
六木 1ex.11.IX.1993,平:落葉下、一例のみ。ホソヒラタコケムシE. japonica K.SAWADAに似るが方形でより小さい(0.7mm)。


317.ムナビロコケムシ Cephennium japonicum SHARP F
千本木 3exs.31.V.1977,低−平:赤松谷、千本木、新山、崩山、1.5.10月、落葉下。


318.シリブトヒメコケムシ Euconnus fustiger (SHARP)     F
千本木 2exs.31.V.1977,中−低−平:雲仙岳、赤松谷、千本木、上木場、高野、本光寺、熊野神社、新 山、寺町、崩山、とけん山公園、1.3-6.9.10月、落葉下。

チビシデムシ科 Cholevidae(8種,同定・コメント:西川)

319.ハギニセチビシデムシ Ptomaphagus kuntzeni SOKOLOWSKI F
雲仙別所 2exs.1.VI.1983,中:一例のみ。本種の原産地は山口県萩で、本個体は本州産より小型。


320.ヒメチビシデムシの1種 Nemadus sp.  ※M
雲仙岳 1♀.26.VIII.1975,赤松谷 1♂.24.X.1978,中−低:二例のみ。新種と思われ、熊本県の洞穴から見付っているものと同種らしい。


321.オオムネケシチビシデムシ Anemadiola inordinata SZYMCZAKOWSKI※F
千本木 1ex.30.IX.1977,眉山 1ex.4.I.1978,赤松谷 2exs.24.X.1978,低:三例のみ。


322.コクロチビシデムシ Catops miensis NAKANE ※F
上木場 1♂.24.IV.1978.(Nishikawa 1992),低:一例のみ。本個体は本州産に比べ、前腿節突起が弱く、体色も赤みがかる。


323.ヒレルチビシデムシの近似種1 Catops sp.1    ※M
新山 1ex.27.IV.1978,平:一例のみ。次種も含めて、hilleri種群は日本・中国で種分化が著しく、今のところ明確な分類ができない。


324.ヒレルチビシデムシの近似種2 Catops sp.2    ※M
赤松谷 2exs.30.IV.1979,低:一例のみ。


325.ムネビロチビシデムシの近似種 Catops sp.3  ※M
雲仙岳 1ex.27.IX.1977,中−低:雲仙岳、赤松谷、5.6.9.10月。次種も含めて、longulus 種群は日本・中国で種分化が著しく、今のところ明確な分類ができない。本種の♂交尾器は、ムネビロチビシデムシ C. hustatus
JEANNEL(九州特産)に似るが、新種と思われる。


326.アカアシチビシデムシの近似種 Catops sp.4  ※M
雲仙岳 1ex.3.XI.1976,中−低:雲仙岳、赤松谷、5.9-11月。本種の♂交尾器は、アカアシチビシデムシ C.
angustipes apicalis PORTEVIN(本州、四国)に似るが、新種と思われる。

シデムシ科 Silphidae(9種)

327.クロシデムシ Nicrophorus concolor KRAATZ A
眉山 1ex.22.IV.1977,低−平:絹笠山、雲仙別所、千本木、眉山、魚洗川、牧の内、口之津町、4.6.8月、腐肉トラップ、灯火に多い(布施 1953b;今坂 1980e;峰ほか 1991-1992)

328.ヨツボシモンシデムシ Nicrophorus quadripunctatus KRAATZ A
千本木 1ex.10.V.1977,中−低:雲仙岳、雲仙別所、千本木、魚洗川、焼山、5-9.11月。腐肉トラップ、獣糞(タヌキ)、灯火に多い。(今坂 1980e)

329.コクロシデムシ Ptomascopus morio KRAATZ A
千本木 1ex.10.VI.1977 ,中−低:雲仙岳、雲仙別所、田代原、千本木、魚洗川、6-9月。腐肉トラップ、灯火。(今坂 1980e)

330.オオモモブトシデムシ Necrodes asiaticus PORTEVIN B
雲仙岳 1♂.5.VI.1977,中−低−平−南:雲仙岳、雲仙ゴルフ場、千本木、牧の内、高野、大野木場、新山、白土、中島、前浜、4-10月。灯火に多い。(今坂 1980e;峰ほか 1991-1992)

331.モモブトシデムシ Necrodes nigricornis HAROLD A
寺町 1♀.28.VII.1977,平−南:新山、寺町、白浜、6.7.9.10月、灯火。(今坂 1980e)

332.オオヒラタシデムシ Eusilpha japonica (MOTSCHULSKY)     E
雲仙岳 1ex.11.VI.1976,中−低−平:雲仙岳、雲仙ゴルフ場、千本木、諏訪池、牧の内、崩山、2.6.8月、側溝と腐肉トラップに多く、裸地を歩行中のものを良く見る。(今坂 1980e;峰ほか 1991-1992)

333.チョウセンベッコウヒラタシデムシ亜種 Eusilpha bicolor imasakai M.NISHIKAWA C
雲仙岳 1ex.3.VII.1977,中−低−平:雲仙岳、雲仙別所、千本木、魚洗川、崩山、白土、4.6-8月、腐肉トラップ、灯火(今坂 1980e)。大陸産の原亜種とは異なるとして、西日本産は別亜種となり、今坂の名前が亜種名として付けられた。(Nishikawa 1986)

334.ヒメヒラタシデムシ Thanatophilus sinuatus (LINNE)      A
三会 4♂6♀.6.XI.1977.養鶏所横の側溝より,水無川 1ex.1.IV.1980.石下,平:自身で採集したのは二例のみ。口之津町 4月(布施 1953b)の記録もある。(今坂 1980e)

335.ムナグロホソツヤシデムシ Apteroloma discicolle (LEWIS)     ※F
雲仙岳 3exs.18.X.1977,中:雲仙岳、標高1000m以上、5.10月、側溝やキノコでみつかるが、山地性で珍しい種である。(今坂 1980e,1983a)
デオキノコムシ科 Scaphidiidae(17種)

336..ホソスジデオキノコムシ Ascaphium tibiale LEWIS F
雲仙岳 1ex.15.III.1977,中−低:雲仙岳、赤松谷、3-6.9.10月、キノコ、樹皮下。(今坂・松尾 1989)

337.シリアカデオキノコムシ Scaphidium rufopygum LEWIS F
雲仙岳 1ex.1.III.1977,中−低:雲仙岳、赤松谷、田代原、2-6.8-10月。キノコ、樹皮下。


338.ヘリアカデオキノコムシ Scaphidium reitteri LEWIS G
雲仙岳 1ex.15.VI.1976,中−低:雲仙岳、赤松谷、小地獄、田代原、千本木、眉山、上木場、1-3.5-11月、キノコ、樹皮下。雲仙産は前胸の大部分が黒い。


339.ヒメデオキノコムシ Scaphidium femorale LEWIS F
雲仙岳 3exs.30.V.1976,中−低:雲仙岳、赤松谷、小地獄、田代原、千本木、1-3.5.6.9.10月、キノコ、樹皮下。


340.タケムラデオキノコムシ Scaphidium takemurai NAKANE    ※J
雲仙岳 1ex.15.VI.1976,中−低:雲仙岳、赤松谷、5.6.10月、キノコ。


341.エグリデオキノコムシ Scaphidium emarginatum LEWIS E
赤松谷 1ex.6.VI.1978,中−低:雲仙岳、赤松谷、田代原、上木場、5.6.9-12月。キノコ、樹皮下。


342.ヤマトデオキノコムシ Scaphidium japonum REITTER E
上木場 1ex.6.VI.1976,低−平−南:千本木、眉山、上木場、吾妻岳、牧の内、崩山、愛宕山、とけん山公園、岩戸山、1.2.4-7.11月。キノコ、樹皮下。(峰ほか 1991-1992)

343.カメノコデオキノコムシ Cyparium mikado ACHARD E
千本木 4exs.12.VI.1976,低:千本木、上木場、5.6月、キノコ、樹皮下。


344.ツブデオキノコムシ Pseudobironium lewisi ACHARD F
雲仙岳 1ex.15.VI.1976,中−低:雲仙岳、赤松谷、4-6.9.10月。キノコ、樹皮下。


345.ニセツマキケシデオキノコムシ Scaphisoma austerum LOBL   ※F
水無川 1ex.2.IV.1990,平:一例のみ。


346.ツマキケシデオキノコムシ Scaphisoma haemorrhoidale REITTER C
赤松谷 1ex.16.VI.1981,低:キノコ、一例のみ。


347.アカミケシデオキノコムシ Scaphisoma rubrum REITTER G
千本木 2exs.27.V.1976,低:千本木、眉山、6.7.9月、キノコ、樹皮下。


348.アカケシデオキノコムシ Scaphisoma rufum ACHARD      ※B
眉山 2exs.30.IX.1978,白雲の池 1ex.9.IX.1993,低:キノコ、樹皮下。二例のみ。


349.クリイロケシデオキノコムシ Scaphisoma castaneipennis REITTER     ※F
雲仙岳 1ex.15.VI.1976,1ex.4.X.1978,中:二例のみ。


350.ガロアケシデオキノコムシ Scaphisoma galloisi ACHARD  ※F
雲仙岳 3exs.15.VI.1976,中−低:雲仙岳、眉山、上木場、5-7月、キノコ、樹皮下。


351.オオマメデオキノコムシ Eubaeocera fratter LOBL      ※F
崩山 3exs.18.IX.1977,平:杉谷、崩山、9.10月、落葉下。九州初記録。


352.トビイロホソケシデオキノコムシ Scaphobaeocera japonica (REITTER) ※F
杉谷 1ex.21.IX.1977,低−平:白雲の池、赤松谷、眉山、杉谷、1.5.9.10月、落葉下。

ハネカクシ科 Staphylinidae(154種,大部分同定:伊藤;一部同定:直海)

353.セスジチビハネカクシ Micropeplus fulvus japonicus SHARP F
杉谷 1ex.1.V.1978,平:杉谷、崩山、4.5.9月、モウソウチク林に多い。(直海・今坂 1983)

354.オサシデムシモドキ Apatetica princeps (SHARP)      F
雲仙岳 1ex.8.VI.1976,中−低:雲仙岳、赤松谷、田代原、5.6.8.9月。(直海・今坂 1983)

355.ヒメヒラタハネカクシ Siagonium debile SHARP E
眉山 1ex.4.I.1978,中−低:雲仙岳、眉山、1.3.10月。(直海・今坂 1983)

356.ホソヒラタハネカクシ Siagonium gracile SHARP E
上木場 1ex.30.IV.1988,中−低:雲仙岳、千本木、眉山、上木場、1.3-6月。(直海・今坂 1983)

357.チビホソハネカクシ Lispinus impressicollis longulus SHARP F
白浜 1ex.10.IV.1982,平−南:高野、白浜、4.5.9月。


358.オオウスバハネカクシ Eleusis coarctata SHARP E
雲仙岳 1ex.9.VI.1982,中−低:雲仙岳、眉山、4.6.10月、樹皮下。(直海・今坂 1983)

359.チビハバビロハネカクシ Proteinus crassicornis SHARP    ※A
千本木 1ex.15.IV.1982,上木場 1ex.29.IV.1988,低:二例のみ。


360.セマルハバビロハネカクシ Megarthrus convexus SHARP F
千本木 1ex.14.IX.1977,低−平−南:千本木、熊野神社、白浜、3.9.10月、落葉下。


361.ハバビロハネカクシ Megarthrus japonicus SHARP E
高野 1ex.8.V.1993,低−平:赤松谷、高野、崩山、5月。


362.Megarthrus subparallelus SAWADA ※F
熊野神社 1ex.13.IV.1979,平:落葉下、一例のみ。


363.ルイスハナムグリハネカクシ Eusphalerum lewisi (CAMERON)      J
雲仙岳 1ex.12.VI.1986,中−低−平:雲仙岳、牧の内、杉谷、6月、花上。(峰ほか 1991-1992)

364.セミゾヨツメハネカクシ Omalium japonicum SHARP      ※F
崩山 1ex.15.IV.1982,平:一例のみ。


365.ヘリトゲヨツメハネカクシ Pycnoglypta denticolle (SHARP)      ※F
赤松谷 1ex.24.VI.1979,中−低,南:雲仙岳、赤松谷、上木場、早崎、3.5.6.11月。


366.アロウヨツメハネカクシ Olophrum arrowi SCHEERPELTZ     ※F
神代 2exs.14.XI.1977,平:一例のみ。


367.Mannerheimia sp. ※M
千本木 1ex.7.V.1981,低:一例のみ。


368.ヨツメハネカクシの1種 Lesteva sp.1 ※M
上木場 1ex.26.IV.1980,低:一例のみ。


369.ヨツメハネカクシの1種 Lesteva sp.2 ※M
千本木 1ex.14.IV.1984,低:一例のみ。


370.ムネボソヨツメハネカクシ Boreaphilus japonicus SHARP ※F
千本木 1ex.22.IV.1979,低−平:千本木、焼山、水無川、4月。


371.オオツノハネカクシ Bledius salsus MIYATAKE     ※F
長浜 2exs.18.VII.1981,平:灯火、一例のみ。


372.キベリカワベハネカクシ Bledius curvicornis SHARP     ※F
前浜 1ex.8.VIII.1993,南:灯火、一例のみ。


373.ヤマトニセユミセミゾハネカクシ Thinodromus japonicus (CAMERON)     ※F
杉谷 1ex.6.VII.1985,低−平−南:田代原、高野、杉谷、白土、中島、野田浜、6.7月、灯火。


374.ニセユミセミゾハネカクシ Carpelimus vagus (SHARP)     F
白土 1ex.7.VI.1982,低−平−南:田代原、高野、杉谷、白土、長浜、前浜、野田浜、5-8月、灯火。


375.チビニセユミセミゾハネカクシ Carpelimus exiguus (ERICHSON) ※C
白土 1ex.11.VII.1980,平−南:高野、杉谷、白土、白浜、6-9月、灯火。


376.クロヒメカワベハネカクシ Platystethus operosus SHARP E
雲仙岳 1ex.27.V.1980,1ex.30.VII.1985,中:二例のみ。


377.クロズマグソセスジハネカクシ Oxytelus bengalensis ERICHSON      ※C
新山 2exs.7.VII.1984,平:高野、杉谷、新山、白土、長浜、5-7月、灯火。


378.キバネセスジハネカクシ Oxytelus piceus (LINNE)    A
新山 1ex.7.VII.1984,平:高野、杉谷、新山、白土、長浜、中島、5-8月、灯火。


379.ニセキバネセスジハネカクシ Oxytelus varipennis KRAATZ      ※C
田代原 5exs.10.VII.1993,低:牧場での灯火、一例のみ。


380.アカセスジハネカクシ Oxytelus incisus MOTSCHULSKY    ※B
白土 1ex.30.VII.1993,低−平−南:田代原、高野、杉谷、白土、長浜、前浜、野田浜、5-8月、灯火。


381.ヒメアカセスジハネカクシ Oxytelus migrator FAUVEL      ※B
白土 1ex.7.VI.1982,平:高野、白土、長浜、6.7月、灯火。


382.クロズセスジハネカクシ Oxytelus nigriceps KRAATZ※C
白土 1ex.20.VI.1985,平:一例のみ。


383.トビイロセスジハネカクシ Anotylus vicinus (SHARP)      ※E
尾登 2exs.2.XI.1993,低:落葉下、一例のみ。


384.アバタセスジハネカクシ Anotylus antennarius (BERNHAUER)      ※F
権田 1ex.25.V.1993,南:側溝、一例のみ。


385.ルイスセスジハネカクシ Anotylus lewisius (SHARP)     ※F
千本木 1ex.27.V.1977,低−平−南:千本木、六木、布津、早崎、5-7.9月、落葉下、石下。


386.ヒラタセスジハネカクシ Anotylus japonicus (CAMERON)  ※F
雲仙岳 5exs.17.V.1986.伊藤採集,中:一例のみ。


387.セスジハネカクシ Anotylus cognatus (SHARP)※F
崩山 2exs.5.V.1980,平:ベ−トトラップ、一例のみ。


388.イブシセスジハネカクシ Anotylus funebris BERNHAUER     ※F
雲仙岳 3exs.17.V.1986.伊藤採集,中:一例のみ。


389.Anotylus marginatus (WEISE)    ※J
雲仙岳 1ex.24.VII.1985,中:一例のみ。


390.ヒメクロセスジハネカクシ Anotylus laticornis (SHARP)      ※J
雲仙岳 3exs.16.V.1986.伊藤採集,中:一例のみ。


391.ツノフトツツハネカクシ Osorius taurus SHARP      ※F
眉山 7exs.1.X.1977,低−平:千本木、眉山、焼山、六木、2.3.9.10.12月、落葉下。(直海・今坂 1983)

392.フトツツハネカクシ Osorius angustulus SHARP E
眉山 7exs.1.X.1977,中−低:雲仙岳、千本木、眉山、焼山、7.10.12月、落葉下。(直海・今坂 1983)

393.オオズオオキバハネカクシ Oxyporus parcus SHARP      ※E
雲仙岳 2exs.11.IX.1979,中−低:雲仙岳、田代原、6.9.11月、ヒラタケなど。(直海・今坂 1983)

394.オオフタホシメダカハネカクシ Stenus comma LECONTE     ※A
植松 1ex.3.XI.1982,平:溜め池の石下、一例のみ。


395.ドウボソメダカハネカクシ Stenus macies SHARP※F
眉山 1ex.1.X.1977,中−低:雲仙岳、田代原、千本木、眉山、6.8.10.12月、落葉下。


396.ホソフタホシメダカハネカクシ Stenus alienus SHARP   ※A
千本木 1ex.2.XI.1977,低:側溝、一例のみ。


397.ルイスメダカハネカクシ Stenus lewisius SHARP     ※E
諏訪池 1ex.5.IV.1993,低:池の石下、一例のみ。


398.スジグロメダカハネカクシ Stenus anthracinus SHARP    ※E
雲仙別所 1ex.15.V.1986.伊藤採集,低:一例のみ。


399.ヒメメダカハネカクシ Stenus japonicus SHARP    ※D
白浜 1ex.13.V.1982,南:一例のみ。


400.コクロメダカハネカクシ Stenus melanarius verecundus SHARP     ※C
早崎 1ex.31.VIII.1993,低,南:諏訪池、早崎、8.10月、水辺。


401.メダカハネカクシの1種 Stenus(Nestus) sp.   ※M
雲仙岳 2exs.27.V.1980,中:落葉下、一例のみ。


402.ミクバメダカハネカクシ Stenus micuba HROMADKA     ※F
雲仙岳 1ex.27.V.1980,中:落葉下、一例のみ。


403.キアシホソメダカハネカクシ Stenus rugipennis SHARP     ※B
水無川 1ex.1.IV.1980,平:河原の石下、一例のみ。


404.アシマダラメダカハネカクシ Stenus cicindeloides (SCHALLER)      ※C
早崎 1ex.7.VII.1988,南:吉川、早崎、前浜、4.7.8月。


405.オオツヤハダメダカハネカクシ Stenus sharpi BERNHAUER et SCHUBERT  ※F
雲仙岳 1ex.12.VI.1986,中:一例のみ、

406.ルイスクビブトハネカクシ Pinophilus lewisius SHARP     ※C
白土 1ex.8.VII.1985,平:灯火、一例のみ。


407.アラハダドウナガハネカクシ Palaminus japonicus CAMERON C
吹越 1ex.24.VII.1980,赤松谷 1ex.5.VIII.1980,低:二例のみ。


408.エビチャクビナガハネカクシ Procirrus lewisii SHARP     ※B
口之津公園 1ex.11.VI.1993,南:一例のみ。


409.クロバネアリガタハネカクシ Oedechirus lewsius SHARP    ※F
岩戸山 1ex.13.V.1982,低,南:眉山、岩戸山、5.10月。


410.アオバアリガタハネカクシ Paederus fuscipes (CURTIS)      B
新山 1ex.7.VII.1984,低−平−南:赤松谷、千本木、東原、牧の内、高野、新山、白土、水無川、長浜、中島、早崎、前浜、野田浜、2.4-8月、水辺、灯火に多い。(峰ほか 1991-1992)

411.コバネハネカクシ Nazeris suensoni suensoni Bernhauer ※J
眉山 1ex.1.X.1977,中−低:雲仙岳、眉山、5.9.10月、落葉下。(ITO 1993)

412.フタホシシリグロハネカクシ Astenus bicolon (SHARP)     ※C
吉川 1ex.23.IV.1983,南:一例のみ。


413.ヤマトシリグロハネカクシ Astenus chloroticus (SHARP)      ※C
岩戸山 1ex.25.III.1980,南:口之津公園、岩戸山、3.4月。


414.キアシシリグロハネカクシ Astenus latifrons (SHARP)G
口之津公園 1ex.26.IV.1977,南:一例のみ。


415.ヒメシリグロハネカクシ Astenus brevipes (SHARP)      ※C
白浜 1ex.13.V.1982,平:一例のみ。


416.タチゲクビボソハネカクシ Stilicopsis setigera (SHARP)     C
権田 1ex.25.V.1993,南:側溝、一例のみ。


417.クビボソハネカクシ Rugilus rufescens (SHARP)     ※A
白土 1ex.19.V.1982,低−平−南:田代原、高野、杉谷、白土、中島、白浜、前浜、野田浜、5-8月、灯火。


418.Thinocharis japonicus BERNHAUER ※F
尾登 4exs.2.XI.1993,低:落葉下、一例のみ。


419.Medon prolixus (SHARP)      ※F
前浜 2exs.8.VIII.1993,南:灯火、一例のみ。


420.Medon rubeculus SHARP    ※E
中島 1ex.8.VII.1993,平:灯火、一例のみ。


421.チビトガリハネカクイ Sunius debilicornis (WOLLASTON)    ※C
杉谷 1ex.6.VII.1985,低−平:上木場、高野、杉谷、5.7月、灯火。


422.クロズトガリハネカクシ Lithocharis nigriceps KRAATZ       ※B
白土 1ex.27.IV.1983,平−南:高野、杉谷、白土、長浜、布津、前浜、白浜、野田浜、4.6-8月。


423.クロニセトガリハネカクシ Achenomorphus lithocharoides (SHARP)      ※F
雲仙岳 1ex.15.V.1986.伊藤採集,中:一例のみ。


424.ニセトガリハネカクシ Isocheilus staphylinoides (KRAATS)     C
吹越 1ex.24.VII.1985,低−平:吹越、田代原、高野、杉谷、白土、長浜、6-7月、灯火。


425.チビクビボソハネカクシ Scopaeus virilis SHARP       ※C
白土 1ex.14.VIII.1987,平−南:白土、前浜、7.8月、灯火。


426.カラカネマルズハネカクシ Domene stilicoides (SHARP)       ※J
雲仙岳 1ex.24.V.1982,中:落葉下、一例のみ。


427.ダイミョウマルズハネカクシの近縁種 Domene sp.1    ※M
雲仙岳 1ex.24.V.1982,中:落葉下、一例のみ。


428.オオマルズハネカクシの近縁種 Domene sp.2   ※M
雲仙別所 4exs.15.V.1986,低:一例のみ。


429.アカバナガハネカクシ Lathrobium dignum SHARP     ※E
白浜 1ex.11.VI.1989,南:一例のみ。


430.キアシナガハネカクシ Lathrobium pallipes SHARP    ※F
堀端 1ex.25.VIII.1993,平−南:堀端、中島、前浜、6.8月、灯火。


431.ツマグロナガハネカクシ Lathrobium unicolor KRAATZ      ※C
白土 1ex.11.VIII.1980,平−南:白土、中島、前浜、6.8.月、灯火。


432.コバネナガハネカクシ Lathrobium pollens SHARP F
雲仙岳 1ex.1.VI.1983,中:落葉下、一例のみ。


433.ヒメコバネナガハネカクシ Lathrobium brachypterum SHARP    ※F
雲仙岳 1ex.24.V.1982,中:落葉下、一例のみ。


434.ツマキバネナガハネカクシ Lobrathium undum (SHARP)  J
白土 1ex.16.V.1993,平:灯火、一例のみ。


435.サキアカバナガハネカクシ Lobrathium partituum (SHARP)    E
植松 1ex.3.XI.1982,平:溜め池の石下、一例のみ。


436.キモンナガハネカクシ Lobrathium cribricolle (SHARP)       ※F
雲仙岳 1ex.20.IV.1983,中:一例のみ。


437.ナガハネカクシの1種 Lobrathium sp.  ※M
雲仙岳 2exs.27.V.1980,中:一例のみ。


438.ヤマトナガエハネカクシ Ochthephilum japonicum (SHARP)      ※A
高野 2exs.27.VI.1993,平:高野、堀端、6.8月、灯火。


439.ウスバヒメナガハネカクシ Leptacinus japonicum CAMERON ※F
野取 1ex.4.IV.1989,低:一例のみ。


440.キバネナガハネカクシ Xantholinus suffusus SHARP   ※E
口之津公園 2exs.11.VI.1993,南:一例のみ。


441.ホソガタナガハネカクシ Xantholinus tubulus SHARP     ※E
崩山 1ex.6.IV.1986,平:一例のみ。


442.ウスアカバホソハネカクシ Othius medius medius SHARP       ※F
東原 1ex.13.X.1982,低−平:諏訪池、東原、植松、杉谷、小浜、島原市、10.11月、溜め池の石下、側溝。

(ITO 1993)

443.コガシラホソハネカクシ Diochus japonicus CAMERON    ※F
白雲の池 1ex.19.IX.1993,低:落葉下、一例のみ。


444.アカバヒメホソハネカクシ Neobisnius pumilus (SHARP)       ※E
杉谷 1ex.6.VII.1985,平:高野、杉谷、白土、6.7月、灯火。


445.スソアカヒメホソハネカクシ Neobisnius inornatus (SHARP) ※F
白土 1ex.11.VIII.1980,平:灯火、一例のみ。


446.Erichsonius sobosanus Y.WATANABE   ※J
白雲の池 1ex.19.IX.1993,低:落葉下、一例のみ。


447.オオアカバコガシラハネカクシ Philonthus spinipes SHARP    ※A
雲仙岳 1ex.30.VII.1985,東原 1ex.13.X.1982,中−低:二例のみ。


448.チャイロコガシラハネカクシ Philonthus germanus SHARP    ※G
塔の坂 1ex.18.II.1979,中−低:雲仙岳、塔の坂、2.5月。


449.オオズコガシラハネカクシ Philonthus parcus SHARP※A
野取 1ex.4.IV.1989,低:一例のみ。


450.クロコガシラハネカクシ Philonthus japonicus SHARP   ※A
野取 1ex.4.IV.1989,低:一例のみ。


451.オオドウガネコガシラハネカクシ Philonthus lewisius SHARP     ※G
長浜 1ex.18.VII.1981,平−南:高野、新山、崩山、白土、長浜、布津、中島、前浜、野田浜、6-8月。


452.カクコガシラハネカクシ Philonthus rectangulus SHARP    ※B
高野 4exs.9.VI.1993,平−南:高野、堀端、中島、野田浜、6-8月、灯火。


453.チビカクコガシラハネカクシ Philonthus discoideus SHARP    ※B
白土 4exs.31.V.1986,平:高野、白土、5.6月、灯火。


454.ヒメホソコガシラハネカクシ Philonthus wuesthoffi BERNHAUER A
中島 4exs.7.VI.1993,低−平:田代原、牧の内、高野、白土、中島、6.7月、灯火。


455.キアシチビコガシラハネカクシ Philonthus numata DVORAK      ※E
新山 1ex.7.VII.1984,平−南:高野、杉谷、白土、長浜、布津、中島、前浜、野田浜、5-8月、灯火。


456.ヘリアカバコガシラハネカクシ Philonthus solidus SHARP C
口之津公園 1ex.11.VI.1993,南:枯れ草下、一例のみ。


457.ニジムネコガシラハネカクシ Philonthus micanticollis SHARP  ※F
中島 1ex.7.VI.1993,平−南:魚洗川、高野、杉谷、白土、中島、吉川、6-8月、灯火。


458.キヌコガシラハネカクシ Philonthus sericans SHARP     ※F
白土 1ex.31.V.1986,中−低−平−南:雲仙岳、田代原、魚洗川、高野、杉谷、白土、長浜、中島、吉川、前浜、野田浜、5-8月、灯火。


459.フタイロコガシラハネカクシ Philonthus kobensis SHARP F
雲仙別所 1ex.1.VI.1980,中:一例のみ。


460.Philonthus prolatus SHARP J
野取 1ex.20.IV.1993,低:石下、一例のみ。


461.ツヤウミベハネカクシ Philonthus nudus (SHARP)       ※A
白浜 3exs.18.V.1983,南:浜辺のゴミの下、一例のみ。


462.タテミゾコガシラハネカクシ Gabronthus sulcifrons (SHARP)※G
白土 2exs.8.VII.1985,平:灯火、一例のみ。


463.Gabronthus maritimus (MOTSCHULSKY)    ※M
白土 1ex.20.VI.1985,平:白土、6-8月、灯火。


464.シャ−プホソコガシラハネカクシ Gabrius sharpianus (CAMERON)      ※F
雲仙岳 2exs.24.V.1982,中:一例のみ。


465.コゲチャホソコガシラハネカクシ Gabrius unzenensis (BERNHAUER)      ※F
雲仙岳(BERNHAUER 1938:原記載),中。


466.アバタウミベハネカクシ Cafius vestitus (SHARP) ※E
野田浜 2exs.30.III.1985,南:白浜、野田浜、3.10月、浜辺のゴミの下。


467.ホソアバタウミベハネカクシ Cafius histrio (SHARP) ※F
野田浜 1ex.30.III.1985,南:野田浜、3月、浜辺のゴミの下。


468.アカウミベハネカクシ Cafius rufescens SHARP      ※A
野田浜 1ex.30.III.1985,南:白浜、野田浜、3.6.10月、浜辺のゴミの下。


469.ウミベアカバハネカクシ Phucobius simulator SHARP A
野田浜 1ex.30.III.1985,平−南:長浜、吉川、白浜、前浜、野田浜、3.4.6.8.10.11 月、灯火、浜辺のゴミの下。


470.カラカネハネカクシ Platydracus sharpi (SHARP) ※A
東原 1ex.14.VII.1981,低:側溝、一例のみ。


471.クロガネハネカクシ Platydracus inornatus (SHARP)※E
田代原 1ex.10.VIII.1978,低,南:田代原、権田、5.8.9月、側溝。


472.ヒメクロハネカクシ Ocypus brevicornis WEISE E
東原 1ex.12.XI.1980,中−低,南:雲仙岳、東原、吉川、3.5.11月、側溝。


473.サビハネカクシ Ontholestes gracilis (SHARP)      A
雲仙岳 1ex.11.IX.1979,中:狸の糞、一例のみ。


474.ハイイロハネカクシ Eucibdelus japonicus SHARP F
雲仙岳 1ex.5.VIII.1980,中,平:雲仙岳、口之津町、6-8月、吹上げ。(布施 1953b)

475.ツヤケシブチヒゲハネカクシ Anisolinus elegans SHARP F
雲仙岳 3exs.1.X.1980,中−低:雲仙岳、田代原、東原、5.7.9-11月。(直海・今坂 1983)

476.オオハネカクシ Creophilus maxillosus LINNE A
雲仙岳 1ex.19.VIII.1982,中:雲仙岳、8.9月。


477.カタモンハネカクシ Liusus hilleri (WEISE) ※E
千々石海岸 1ex.14.XII.1976,平−南:千々石海岸、早崎、白浜、5.6.11.12月、海岸のゴミの下より。(NAOMI   1982;直海・今坂 1983;今坂 1987a)

478.ムネビロハネカクシ Algon grandicollis SHARP A
千本木 1ex.8.V.1982,中−低,南:雲仙岳、田代原、千本木、焼山、東原、西原、権田、岩戸山、4.5.10.11月、側溝。


479.チビツヤムネハネカクシ Heterothops cognatuss SHARP     ※E
水無川 1ex.1.IV.1980,平−南:白土、水無川、白浜、4月、石下。


480.オオメチビツヤムネハネカクシ Heterothops rotundicollis SHARP     ※F
雲仙岳 1ex.16.IX.1981,中−低−平:雲仙岳、上木場、新山、6.7.9.10月。


481.チャイロツヤムネハネカクシの近似種 Quedius sp. ※M
上木場 1ex.31.V.1983,中−低:雲仙岳、上木場、5-7月。


482.ナミツヤムネハネカクシ Quedius simulans SHARP    ※E
千本木 1ex.8.V.1982,中−低:雲仙岳、赤松谷、千本木、焼山、4.5月。


483.ヤマトイクビハネカクシの近縁種 Mycetoporus sp.1  ※M
上木場 1ex.17.IV.1987,低:一例のみ。


484.イクビハネカクシの1種 Mycetoporus sp.2  ※M
雲仙岳 1ex.6.VII.1983,中:一例のみ。M. bolitobioidesに近縁。


485.フタスジイクビハネカクシ Mycetoporus duplicatus SHARP   ※F
眉山 2exs.24.IV.1984,中−低:雲仙岳、眉山、4.6月。


486.ハスオビキノコハネカクシ Lordithon irregularis (WEISE)      F
田代原 1ex.2.XI.1982,低:キノコ、一例のみ。


487.Lordithon sharpianus SCHEERPELTZ  ※F
上木場 1ex.13.VI.1978,低:一例のみ。


488.クロゲヒメキノコハネカクシ Sepedophilus armatus (SHARP) ※F
雲仙岳 1ex.27.V.1980,中−低:雲仙岳、赤松谷、5月。


489.クロゲヒメキノコハネカクシの近縁種 Sepedophilus sp.  ※M
高野 3exs.11.IX.1993,低−平:赤松谷、高野、崩山、4.9.11月、落葉下。


490.クロヒメキノコハネカクシ Sepedophilus varicornis (SHARP)     ※E
眉山 1ex.29.IV.1981,中−低:雲仙岳、田代原、眉山、上木場、2.4.9月。


491.ムクゲヒメキノコハネカクシ Sepedophilus germanus (SHARP)     ※E
雲仙岳 4exs.15.V.1986.伊藤採集,中:一例のみ。


492.ハスモンヒメキノコハネカクシ Sepedophilus pumilus (SHARP)       ※F
岩戸山 1ex.25.IV.1979,南:キノコ、一例のみ。


493.クロズシリホソハネカクシ Tachyporus celatus SHARP A
千本木 1ex.28.V.1982,中−低−平:雲仙岳、田代原、千本木、崩山、水無川、4.5.8.9月。


494.ツヤグロシリホソハネカクシ Tachyporus suavis SHARP     ※F
雲仙岳 1ex.12.VI.1986,中:キノコ、一例のみ。


495.ニセヤマトマルクビハネカクシ Tachinus kasugensis ITO      ※F
雲仙岳 3exs.28.IX.1979,中−低:雲仙岳、赤松谷、9.10月、キノコ。(ITO 1993:Unzen Spa.パラタイプ)

496.ヒゲブトマルクビハネカクシ Tachinus nakanei ULLRICH    ※E
雲仙岳 1ex.27.V.1980,中:落葉下、一例のみ。


497.クロチビマルクビハネカクシ Erchomus scitulus WEISE     ※F
白土 1ex.11.VIII.1980,平:灯火、一例のみ。


498.ツヤケシシワチビハネカクシ Silusa rugosa SHARP    ※F
吹越 1ex.20.VI.1986,低:一例のみ。


499.ツヤケシキバネチビハネカクシ Atheta sordida (MARSHAM)      ※A
元池 1ex.5.IV.1987,平:一例のみ。


500.アカニセセミゾハネカクシ Santhota sparsa SHARP ※F
権田 1ex.25.V.1993,南:一例のみ。


501.シロヒゲアリノスハネカクシ Zyras particornis (SHARP)      ※F
白土 1ex.5.IX.1982,平:灯火、一例のみ。。


502.クビアカアリノスハネカクシ Zyras pictus (SHARP)      ※F
雲仙岳 1ex.24.V.1982,中:一例のみ。


503.ヒゲブトハネカクシ Aleochara lata GRAVENHORST   ※A
野田浜 1ex.30.III.1985,白土 1ex.22.V.1985,平−南:二例のみ。


504.ウスアカヒゲブトハネカクシ Aleochara puberula KLUG     ※A
白土 1ex.18.VIII.1982,平:灯火、一例のみ。


505.フタモンヒゲブトハネカクシ Aleochara bipustulata (LINNE)     ※A
雲仙岳 1ex.30.VI.1982,中:一例のみ。


506.ツヤケシヒゲブトハネカクシ Aleochara fucicola SHARP    ※F
野田浜 1ex.30.III.1985,南:一例のみ。

アリヅカムシ科 Pselaphidae(23種)

507.ヒゲナガアリヅカムシの1種 Dicentrius sp.2※M
雲仙(野村 1995),中。


508.ハラフトアリヅカムシ Acetalius dubius SHAP F
白雲の池,低:6月(野村 1995)

509.クチボソオチバアリヅカムシ Philoscotus rostralis NOMURA F
雲仙、島原市、国見町上里、とけん山公園,中−低−平:4.9.10月(野村 1990,1995)

510.Philiopsis sp.1       ※M
雲仙 8月(野村 1990),中。


511.Batristilbus sp. ※M
雲仙 9月(野村 1990),中。


512.Petaloscapus ornatus (SHARP)    ※J
白木野、とけん山公園,低−平:4.9月(野村 1995)

513.Petaloscapus sp.2  K
雲仙、島原市、橘神社,中,平:8.9月(野村 1990,1995)

514.Petaloscapus sp.3  K
雲仙、島原市、白雲の池,中−低−平:8.9月(野村 1990,1995)

515.Bryaxis? reversus (SHARP) J
雲仙、白雲の池,中−低:9月(野村 1990,1995)

516.Bryaxis affinis SHARP I
雲仙、小浜町温泉岳、島原市,中−低−平:9月(野村 1990,1995)

517.Bryaxis japonicus (SHARP)      F
白雲の池、とけん山公園、橘神社,低−平:6,9月(野村 1995)

518.Bryaxis sp.6  ※M
島原市,平:9 月(野村 1990:Bryaxis sauteri RAFFRAYとして;野村 1995)

519.Bryaxis sp.7         K
国見町上里、とけん山公園,平:9,10月(野村 1995)

520.Pselaphogenius sp.2 ※M
雲仙、9月(野村 1990),中。


521.エサキフサヒゲアリヅカムシ Batrisoplisus esakii NOMURA J
白雲の池 9月(野村 1995),低。


522.ハケスネアリヅカムシ Batriscenaulax furuhatai (KUBOTA)    ※F
島原市、9月(野村 1990),平。


523.マメアリヅカムシ Morana discedens SHARP F
雲仙、温泉岳、白木野、国見町上里、とけん山公園,中−低−平:4.8-11月(野村 1990,1995)

524.Nipponobythus omissus LOBL J
雲仙、白雲の池,中−低:6月(LOBL 1965;野村 1990,1995)

525.ネジレヒゲアリヅカムシ Takaorites torticornis JEANNEL   ※F
島原市,平:9月(野村 1990)

526.ネジレヒゲアリヅカムシの近似種 Takaorites sp.4M
白雲の池、とけん山公園,低−平:6,9月(野村 1995)

527.マルムネアリヅカムシ Triomicrus protervus (SHARP)      F
雲仙、白雲の池、小浜町温泉岳、国見町上里、とけん山公園,中−低−平:4,8-10月(野村 1990,1995)

528.ヤマオオトゲアリヅカムシ Lasinus monticola K.SAWADA F
白雲の池,低:9月(野村 1995)

529.コヤマトヒゲブトアリヅカムシ Diartiger fossulatus imasakai NOMURA F
とけん山公園 1♂.19.IX.1993.(亜種 Holotype),雲仙、小地獄、とけん山公園、島原市、崩山,中−低−平:3.4.8-10月、落葉下。島原半島の特産亜種で、中国地方と四国西半、天草〜高千穂以北の九州北部に亜種
morimotoi、市房山以南の九州南部に亜種 hirashimaiが分布する。(野村 1990,1995;NOMURA 1997により亜種記載)
クワガタムシ科 Lucanidae(11種)

530.ミヤマクワガタ Lucanus maculifemoratus maculifemoratus MOTSCHULSKY E
俵石 2♂.12.VIII.1977,中−低−平:雲仙岳、雲仙別所、雲仙ゴルフ場、俵石、千本木、牧の内、白土、瑞穂   町、7.8月。(今坂・越智1979a,1980;小旗・市場 1990;峰ほか 1991-1992)

531.オニクワガタ Prismognathus angularis angularis WATERHOUSE E
雲仙岳 1♂.16.IX.1981,中:雲仙岳、8.9月。倒木上、灯火。(今坂・越智 1979a,1980;今坂 1982g,1983a;長野ほか 1991)

532.ルリクワガタ雲仙亜種 Platycerus delicatulus unzendakensis FUJITA et ICHIKAWA(図3−17)  F
雲仙岳 2♂.6.VI.1977,中:雲仙岳の標高1000m以上に分布し、5.6月に立ち枯れの樹皮下に見られ、10-4月には朽ち木中で羽化し、越冬しているものが見付かる。本亜種は雲仙岳と多良岳の特産種であるが、多良岳産は多少原亜種に近い。雲仙岳を代表する数少ない種の1つなので、絶滅が懸念されたが、噴火後も池崎(1995)によって再発見されている。(今坂・越智 1979a,1980;FUJITA・ICHIKAWA 1982:亜種原記載;今坂 1983a,1987a,1989a,1989b;今坂・緒方 1985;廣川 1989;長野ほか 1991)

533.マメクワガタ Figulus punctatus WATERHOUSE(図3−18)  ※G
橘神社 7月(野田・阿比留 1987;長野ほか 1991),平:夜間にサクラ枯死部。


534.ノコギリクワガタ Prosopocoilus inclinatus inclinatus (MOTSCHULSKY) A
大野木場 1♂ 1♀.24.VI.1977,中−低−平−南:雲仙岳、雲仙ゴルフ場、赤松谷、俵石、千本木、眉山、魚洗川、諏訪池、牧の内、折橋、大野木場、新山、白土、中島、橘神社、浦田、岩戸山、愛野町、吾妻町、瑞穂町、千々石町、小浜町、布津町、北有馬町、島原市、6-9月、クヌギ樹液、灯火。(今坂・越智 1979a,1980;小旗・市場
1990;長野ほか 1991;峰ほか 1991-1992;小旗 1993)

535.コクワガタ Dorcus rectus rectus (MOTSCHULSKY)     A
千本木 2♂.10.VII.1976,中−低−平−南:雲仙岳、赤松谷、田代原、千本木、眉山、上木場、俵石、諏訪池、宮田、大野木場、折橋、新山、瑞穂町、有明町、島原市、堀端、城内町、崩山、白土、岩戸山、2.5-9.12月、クヌギ樹液、灯火。(今坂・越智 1979a,1980;小旗・市場 1990;長野ほか 1991)

536.スジクワガタ Dorcus striatipennis striatipennis (MOTSCHULSKY)      A
眉山 1♂.23.VI.1977,中−低:雲仙岳、赤松谷、田代原、千本木、眉山、瑞穂町、有明町、島原市、5-8.10月、クヌギ樹液、灯火。前種よりやや山地性。(今坂・越智 1979a,1980;長野ほか 1991)

537.ヒラタクワガタ Dorcus platymelus pilifer (SNELLEN van VOLLENHOVEN)  B
眉山 1♂.8 .VI.1977,低−平−南:眉山、上木場、諏訪池、牧の内、折橋、大野木場、国見町宮田、新山、寺町、堀端、白土、とけん山公園、口之津町、浦田、岩戸山、愛野町、吾妻町、瑞穂町、国見町、千々石町、布津町、加津佐町、島原市、6-9月、クヌギやアカメガシワの樹液、サクラの古木、灯火。平地性。(布施 1953b;今坂・越智 1979a,1980;廣川 1989;小旗・市場 1990;長野ほか 1991;峰ほか 1991-1992)

538.オオクワガタ Dorcus curvidens binodulus WATERHOUSE A
長浜 1♂(頭部).12.IX.1977,平:一例のみ。海岸で死骸の頭を拾ったもので、真に島原半島に分布するのかどうか定かではない。(今坂・越智 1979a,1980)

539.アカアシクワガタ Nipponodorcus rubrofemoratus rubrofemoratus (SNELLEN van VOLLENHOVEN)A
雲仙国見岳,中:8月(長野ほか 1991),一例のみ。


540.ネブトクワガタ Aegus laevicollis laevicollis E.SAUNDERS B
岩戸山 1♀.11.VII.1977.本田採集,平−南:夏吉、岩戸山、7月。少ない。(布施・山根 1951;今坂・越智 1979a,1980)
コブスジコガネ科 Trogidae(2種)

541.オオコブスジコガネ Omorgus chinensis (BOHEMANN)   ※A
Simabara(LEWIS 1895b:Trox chinensisとして),
北海道〜九州まで分布し、九州の記録は上記のみ。


542.アイヌコブスジコガネ Trox setifer WATERHOUSE(図3−19)     ※E
赤松谷 1ex.25.VII.1979,1ex.25.VII.1979,千本木 1ex.11.VII.1981,低:三例のみ、灯火。

Shimabara(WATERHOUSE 1875:原記載;LEWIS 1895;今坂・越智 1979b,1980;佐々木・今坂 1981:以上アイヌコブスジコガネ T. aino NAKANE et TSUKAMOTOとして;三宅 1986:アイヌコブスジコガネの学名は Trox setiferで、T.aino はシノニム) 。島原が原産地。北海道〜九州まで分布し、県内では長崎と島原で知られる。

コガネムシ科 Scarabaeidae(102種、一部同定:越智、三宅)

543.アカマダラセンチコガネ Ochodaeus maculatus maculatus WATERHOUSE(図3−20)   G
千本木 1ex.9.VI.1978,低:一例のみ、夕刻飛翔中。(WATERHOUSE 1875:原記載;今坂・越智 1979a,1980)、島原が原産地。


544.オオセンチコガネ Geotrupes auratus MOTSCHULSKY      ※A
田代原 4♀.18.X.1976,低:田代原、10月、馬糞、牛糞。少ない。(今坂・越智 1979a,1980)

545.センチコガネ Geotrupes laevistriatus MOTSCHULSKY B
田代原 4exs.18.X.1976,中−低:雲仙岳、雲仙別所、田代原、眉山、東原、牧の内、5.8-11月、馬糞、牛糞、キノコ、側溝などに多い。(今坂・越智 1979a,1980;峰ほか 1991-1992)

546.ムネアカセンチコガネ Bolbocerosoma nigroplagiatum (WATERHOUSE)     A
田代原 1♀.10.VIII.1978,低−平:田代原、俵石、魚洗川、橘神社、7-9月、灯火。(今坂・越智 1979a,1980;野田・阿比留 1987)、長崎が原産地。


547.ダイコクコガネ Copris ochus MOTSCHULSKY(図3−21) ※A
田代原 3♂1♀.5.VIII.1977,低−平:田代原、塔の坂、俵石、新山、4.7.8.10月、馬糞、牛糞、灯火。1970〜1980年代は比較的多くみられたが、1990年代以降はかなり個体数が少なくなった。(WATERHOUSE 1875;今坂・越智   1979a,1980;今坂 1987a)

548.ゴホンダイコクコガネ Copris acutidens MOTSCHULSKY    ※A
田代原 9♂7♀.12.X.1976,中−低:雲仙岳、田代原、塔の坂、4.6.9.10月、馬糞、牛糞。(今坂・越智 1979a,
1980)

549.マメダルマコガネ Panelus parvulus (WATERHOUSE)    F
崩山 12exs.18.IX.1977,中−低−平:雲仙岳、白雲の池、赤松谷、雲仙別所、千本木、眉山、上木場、高野、折橋、杉谷、本光寺、熊野神社、崩山、とけん山公園、1.3-6.8-10.12月、落葉下、ベ−トトラップで多く得られる。(今坂・越智 1979a,1980)

550.チビコエンマコガネ Caccobius unicornis (FABRICIUS)     C
霊丘公園 4♂4♀.12.IV.1979,平:一例のみ、犬糞。(今坂・越智 1980)

551.カドマルエンマコガネ Onthophagus lenzii HAROLD A
田代原 6♂5♀.18.X.1976,低:田代原、塔の坂、4-10月。馬糞、牛糞、灯火。(今坂・越智 1979a,1980)

552.フトカドエンマコガネ Onthophagus fodiens WATERHOUSE     ※C
田代原 1♂.18.X.1976,低−平:田代原、塔の坂、崩山、3.4.10月、馬糞、牛糞で取れるが、多くない。(今坂・越智 1979a,1980)

553.クロマルエンマコガネ Onthophagus ater WATERHOUSE A
田代原 3♀.18.X.1976,中−低−平:雲仙別所、田代原、塔の坂、東原、霊丘公園、4.8.10.11月、主として馬糞。(今坂・越智 1979a,1980)

554.コブマルエンマコガネ Onthophagus atripennis atripennis WATERHOUSE B
田代原 4♂2♀.18.X.1976,低−平−南:雲仙別所、田代原、眉山、霊丘公園、崩山、白土、前浜、7-10月、人糞、馬糞、牛糞、キノコ、灯火。(今坂・越智 1979a,1980)

555.ミツノエンマコガネ Onthophagus tricornis (WIEDEMANN)     C
白土 1♂.9.VII.1977,平−南:高野、新山、上ノ原、堀端、崩山、白土、口之津町、5-7月、住宅地と畑の周囲の灯火で得られる。(布施 1953b;今坂・越智 1979a,1980)

556.オオマグソコガネ Aphodius haroldianus BALTHASAR   ※A
田代原 19exs.9.V.1977,低:田代原、塔の坂、4-8月、牛糞。(今坂・越智 1979a,1980)

557.セマルオオマグソコガネ Aphodius brachysomus SOLSKY    ※B
塔の坂 14exs.28.III.1979,低:塔の坂、3.4月、牛糞、少ない。(今坂・越智 1980;今坂 1987a)

558.スジマグソコガネ Aphodius rugosostriatus WATERHOUSE     ※B
田代原 42exs.4 .VII.1977,低:田代原、7.8月、牛糞に多い。(今坂・越智 1979a,1980)

559.フチケマグソコガネ Aphodius urostigma HAROLD B
田代原 35exs.14.VI.1977,低−平−南:田代原、千本木、眉山、魚洗川、塔の坂、礫石原、牧の内、高野、大野木場、新山、崩山、有明町、白土、水無川、長浜、有馬川、早崎、白浜、4-11月、牛糞、腐った果実、灯火に多い。(今坂・越智 1979a,1980;峰ほか 1991−1992)

560.ウスグロマグソコガネ Aphodius comatus A.SCHMIDT      ※C
田代原 11exs.14.VI.1977,低:田代原、5-7月、牛糞、少ない。(今坂・越智 1979a,1980)

561.クロモンマグソコガネ Aphodius variabilis WATERHOUSE       ※A
崩山 3exs.8.XII.1976,平:崩山、12月、犬糞、猫糞。(今坂・越智 1979a,1980) 、長崎が原産地。


562.コマグソコガネ Aphodius pusillus (HERBST)   ※A
塔の坂 3exs.17.IV.1978.本田(旧姓岩崎)採集,1ex.24.IV.1979 ,低:二例のみ、牛糞より。(今坂・越智 1979a,1980)

563.セマダラマグソコガネ Aphodius nigrotessellatus MOTSCHULSKY      ※A
崩山 2exs.29.III.1978,平:崩山、霊丘公園、3.4月、猫糞、犬糞。(今坂・越智 1979a,1980)

564.ネグロマグソコガネ Aphodius pallidiligonis WATERHOUSE(図3−22)   ※F
塔の坂 7exs.30.I.1979,低:塔の坂、吾妻岳山麓、1-4月、日陰の牛糞より。原産地は島原だが、九州ではほとんど記録がなく、珍しい種である。(WATERHOUSE 1875:原記載;今坂・越智 1979a,1980)

565.チャグロマグソコガネ Aphodius isabroi NAKANE(図3−23)※F
礫石原 3exs.17.XI.1977,低:田代原、礫石原、10.11月、日陰の牛糞、山羊の糞より。全国的にも珍しい種で、関東の一部、奈良周辺、そして鹿児島県と当地の記録しかない。(今坂・越智 1979a,1980; 今坂 1987a)

566.ツヤマグソコガネ Aphodius impunctatus WATERHOUSE     ※D
Simabara(WATERHOUSE 1875:原記載;今坂・越智 1979a,1980;今坂 1987a),平:島原が原産地。


567.マグソコガネ Aphodius rectus (MOTSCHULSKY)    A
崩山 3exs.8.XII.1975,低−平−南:田代原、塔の坂、萩原、新山、西郷、上ノ原、崩山、水無川、前浜、1-5.12月、牛糞、犬糞、猫糞、下肥、腐った野菜など。(今坂・越智 1979a,1980)

568.オオフタホシマグソコガネ Aphodius elegans ALLIBERT     ※B
田代原 34exs.5.X.1976,中−低:雲仙岳、田代原、塔の坂、4.5.10月、牛糞。(今坂・越智 1979a,1980)

569.ヌバタママグソコガネ Aphodius breviusculus (MOTSCHULSKY)     ※A
塔の坂 32exs.30.I.1979,低:塔の坂、吾妻岳山麓、1-4月、牛糞。(今坂・越智 1979a,1980) 、長崎が原産地。


570.エゾマグソコガネ Aphodius uniformis WATERHOUSE    ※B
田代原 15exs.18.X.1976,低:田代原、塔の坂、4-10月、牛糞。(今坂・越智 1979a,1980)

571.ヨツボシマグソコガネ Aphodius sordidus (FABRICIUS)     A
崩山 2exs.7.X.1976,低−平:田代原、眉山、崩山、白土、5.10月、(今坂・越智 1979a,1980)

572.オビマグソコガネ Aphodius uniplagiatus WATERHOUSE     ※B
田代原 4exs.14.VI.1977,低:田代原、6-8月、牛糞に集まるが多くない。(WATERHOUSE 1875:原記載;今坂・越智 1979a,1980)、島原が原産地。


573.ウスイロマグソコガネ Aphodius sublimbatus (MOTSCHULSKY)      A
白土 3exs.1.VII.1977,中−低−平−南:雲仙岳、田代原、俵石、魚洗川、高野、大野木場、新山、有明町、白土、水無川、長浜、有馬川、中島、白浜、前浜、2.5-10月、牛糞、灯火に多い。(今坂・越智 1979a,1980)

574.クロツツマグソコガネ Saprosites japonicus WATERHOUSE B
崩山 24exs.26.IX.1977,低−平−南:眉山、崩山、岩戸山、1.3.9.10月、樹皮下、落葉下。(今坂・越智 1979a,1980) 、長崎が原産地。


575.セマルケシマグソコガネ Psammodius convexus WATERHOUSE(図3−24)  ※E
前浜 1ex.8.VIII.1993,南:海岸の砂浜で灯火に飛来、一例のみ。


576.ヤマトケシマグソコガネ Psammodius japonicus HAROLD     ※F
前浜 3exs.30.III.1985,南:砂浜の植物の根際、一例のみ。


577.セスジカクマグソコガネ Rhyparus azumai NAKANE G
新山 3exs.16.VI.1977,低−平−南:千本木、眉山、俵石、魚洗川、礫石原、高野、新山、白土、中島、白浜、岩戸山、野田浜、6-9月、灯火に多い。(今坂・越智 1979a,1980)

578.チビカクマグソコガネ Rhyparus kitanoi Y.MIYAKE(図3−25)   ※J
赤松谷 5exs.25.VII.1979,低−平−南:赤松谷、田代原、千本木、魚洗川、牧の内、高野、中島、野田浜、6-8月、山地から海岸まで見られる。屋久島から対馬までの九州西岸固有種。(今坂・越智 1980:コセスジカクマグソコガネ R. amamianus NAKANEとして;今坂・槙原 1981:Rhyparus sp.として;MIYAKE 1983:原記載;今坂 1987a)

579.シロスジコガネ Polyphylla albolineata (MOTSCHULSKY)       ※E
白浜 3♂1♀.29.VI.1978,平−南:新山、白浜、6.7月、薄暮性で、夕方海岸を飛び回り、灯火にも来る。(今坂    ・越智 1979b,1980)

580.サツマコフキコガネ Melolontha satsumaensis satsumaensis NIIJIMA et KINOSHITA I
白土 2♂1♀.17.VI.1978,中−低−平−南:雲仙岳、赤松谷、千本木、上木場、俵石、牧の内、高野、大野木場、    長浜、新山、白土、中島、岩戸山、6-8月、樹葉上、灯火。(TESAR 1938:H. kinoshitaiとして;今坂・越智 1979    b,1980;峰ほか 1991-1992)

581.オオコフキコガネ Melolontha frater ARROW C
新山 4♂.12.VI.1978,低−平−南:眉山、魚洗川、高野、大野木場、新山、寺町、白土、中島、前浜、岩戸山、6-8月、樹葉上、灯火。(今坂・越智 1979b,1980)

582.クロコガネ Holotrichia kiotoensis BRENSKE A
新山 2exs.2.VI.1978 ,中−低−平−南:雲仙岳、千本木、眉山、上木場、東原、牧の内、新山、白土、岩戸山、5-8月、灯火、側溝。(今坂・越智 1979b,1980;峰ほか 1991-1992)

583.コクロコガネ Holotrichia picea WATERHOUSE      ※A
杉谷 1ex.2.IV.1977,低−平:俵石、牧の内、新山、杉谷、4.6.7.10月、灯火にくるが少ない。(今坂・越智
1979b,1980;峰ほか 1991-1992)

584.オオクロコガネ Holotrichia parallela (MOTSCHULSKY)     C
有馬川 4exs.15.VI.1978,低−平−南:千本木、高野、白土、有馬川、中島、貝瀬、岩戸山、6-8月、灯火に多い。(今坂・越智 1979b,1980)

585.クリイロコガネ Miridiba castanea (WATERHOUSE)     C
牧の内、口之津町,低−平−南。(布施 1953b;今坂・越智 1979b,1980;峰ほか 1991-1992)

586.オオキイロコガネ Pollaplonyx flavidus WATERHOUSE F
千本木 1♂1♀.10.V.1977,中−低:雲仙岳、赤松谷、千本木、5.6月、灯火。(今坂・越智 1979b,1980)

587.ナガチャコガネ Heptophylla picea picea MOTSCHULSKY A
上木場 5exs.30.VI.1976,中−低−平:雲仙岳、雲仙ゴルフ場、赤松谷、田代原、眉山、上木場、俵石、牧の内、高野、白土、5-8月、灯火、飛翔中。(今坂・越智 1979b,1980;峰ほか 1991-1992)

588.ヒメカンショコガネ Apogonia amida LEWIS C
新山 1ex.23.VI.1977,平:新山、6.7月,灯火、少ない。(今坂・越智 1979b,1980)

589.オオカンショコガネ Apogonia major WATERHOUSE F
岩戸山 3exs.18.VI.1977,低−平−南:牧の内,高野、口之津公園、口之津町、八石、岩戸山、4-6月、南端部の葉上に多い。(布施 1953b;今坂・越智1979b,1980;峰ほか 1991−1992)

590.ヒメアシナガコガネ Ectinohoplia obducta (MOTSCHULSKY)     A
雲仙岳 2exs.5.VI.1977,中−低,南:雲仙岳、雲仙別所、雲仙ゴルフ場、赤松谷、田代原、俵石、千本木、眉山、上木場、牧の内、焼山、岩戸山、4-8月、種々の花上、吹上げで夥しい数が集まる。(今坂・越智 1979b,1980;峰ほか 1991-1992)

591.アシナガコガネ Hoplia communis WATERHOUSE F
崩山 10exs.29.IV.1977,中−低−平−南:雲仙岳、雲仙別所、雲仙ゴルフ場、赤松谷、俵石、眉山、上木場、牧の内、焼山、本光寺、新山、崩山、岩戸山、4-6 月、シイ花上など、低地に多い。(今坂・越智 1979b,1980;峰ほか 1991-1992)

592.クロアシナガコガネ Hoplia moerens WATERHOUSE F
上木場 1ex.23.IV.1977,中−低−平:雲仙岳、宝原、雲仙別所、眉山、上木場、狸山、4-7月、サワフタギ、シイ花上、山地に多い。(今坂・越智 1979b,1980)

593.オオビロウドコガネ Maladera renardi (BALLION)       ※C
雲仙岳 1♀.19.VII.1977,中:雲仙岳、5.7 月、灯火、少ない。(今坂・越智 1979b,1980)

594.スジビロウドコガネ Maladera cariniceps (MOSER)    D
白土 1♂1♀.30.V.1976,平−南:高野、土黒、白土、長浜、中島、貝瀬、5-9月、灯火。住宅地と畑の回りで見られる。(今坂・西田 1992)

595.ビロウドコガネ Maladera japonica japonica (MOTSCHULSKY)   E
白土 1♂.30.VII.1992,平−南:白土、八石、5.7-9月、葉上、灯火。白土の自宅では庭のコケから発生したように思える。(今坂・越智 1979b,1980;今坂・西田 1992)

596.カミヤビロウドコガネ Maladera kamiyai (SAWADA)    F
赤松谷 1♂.24.V.1982,中−低−平:雲仙岳、宝原、赤松谷、田代原、千本木、眉山、牧の内、魚洗川、堀端、5-9月、山地で得られるMaladeraは、殆ど本種。(峰ほか 1991-1992)。今坂・越智(1979b,1980)の記録は、スジビロウドコガネを誤認したもの。


597.マルガタビロウドコガネ Maladera secreta (BRENSKE)      C
上木場 1♂.31.V.1983,低:田代原、上木場、牧の内、5-7月、少ない。(峰ほか 1991-1992)

598.アカビロウドコガネ Maladera castanea (ARROW)     E
白土 2exs.17.VI.1978,低−平−南:田代原、千本木、俵石、魚洗川、礫石原、牧の内、新山、白土、有馬川、長浜、中島、前浜、野田浜、6-9月、灯火に多い。(今坂・越智 1979b,1980;峰ほか 1991-1992;今坂・西田 1992)599.カバイロビロウドコガネ Nipponocerica similis (LEWIS)     I
新山 1♂.30.IV.1977,平:新山、4-6月、灯火。県内の低地産は本種のようである。(今坂・越智 1979b,1980:ダイセンビロウドコガネ N. daisensis lewisi CHAPINとして)

600.ツヤケシビロウドコガネ Serica planifrons NOMURA I
雲仙岳 1♂.11.VII.1983,中,平:雲仙岳、新山、6.7月、灯火。少ない。


601.トケジビロウドコガネ Serica tokejii (NOMURA)     J
雲仙岳 2♂1♀.21.VII.1976,中−低:雲仙岳、吹越、雲仙ゴルフ場、田代原、千本木、6-8月、灯火。島原半島ではSericaのほとんどが本種。(今坂 1978e;今坂・越智 1979b,1980)

602.クロチャイロコガネ Sericania angulata (LEWIS)   I
新山 2exs.23.IV.1977,低−平:赤松谷、千本木、眉山、上木場、新山、4-6月、夜間サクラの花びらを食害する。(今坂・越智 1979b,1980)

603.ヤマウチチャイロコガネ Sericania yamauchii SAWADA(図3−26)   D
雲仙岳 5exs.15.VI.1976,中−低:雲仙岳、雲仙ゴルフ場、6月。灯火、吹上げで飛来。(森田 1973;野村
1976)、今坂・越智(1979b,1980)で記録したミヤケチャイロコガネS. miyakei NOMURAは本種の誤り。


604.イマダテチャイロコガネ Sericania imadatei SAWADA     ※F
雲仙岳,中。(佐田 1968;今坂・越智 1979b,1980)

605.ヨツバコガネ Ohkubous ferrieri quadridentatus SAWADA B
眉山 サクラ赤腐れ朽木採集 4.I.1978,羽化 20exs.16.VI.1978,低:一例のみ。(今坂・越智 1979b,1980)

606.コイチャコガネ Adoretus tenuimaculatus WATERHOUSE A
田代原 2exs.3.VII.1976,中−低−平−南:雲仙岳、雲仙ゴルフ場、赤松谷、田代原、俵石、千本木、眉山、上木場、魚洗川、焼山、牧の内、高野、山田原、本光寺、杉谷、新山、崩山、白浜、口之津公園、権田、岩戸山、4-7.9月、クヌギ、コナラ葉上。(今坂・越智 1979b,1980;峰ほか 1991-1992)

607.マメコガネ Popillia japonica NEWMANN E
雲仙岳 4exs.12.VII.1977,中−低−平−南:雲仙岳、赤松谷、眉山、魚洗川、牧の内,高野、吉川、早崎、岩戸山、6-9月、葉上に多い。(今坂・越智 1979b,1980;峰ほか 1991-1992)

608.ウスチャコガネ Phyllopertha diversa WATERHOUSE F
崩山 5exs.14.IV.1978,平:崩山、4月、草地を飛翔中。(今坂・越智 1979b,1980)

609.アオウスチャコガネ Phyllopertha intermixta (ARROW)    ※E
雲仙岳 4exs.3.VII.1977,中:雲仙岳山頂で5-7月に吹上げで集まる。(今坂・越智 1979b,1980;今坂 1987a)

610.キスジコガネ Phyllopertha irregularis WATERHOUSE     ※F
雲仙岳 3♂1♀.24.VI.1979,中:吹上げ、一例のみ。(今坂・越智 1980)

611.セマダラコガネ Blitopertha orientalis (WATERHOUSE)     E
白土 2exs.21.VI.1978,中−低−平−南:雲仙岳、田代原、俵石、千本木、眉山、魚洗川、礫石原、牧の内、大野木場、新山、白土、長浜、中島、吉川、白浜、野田浜、5-9月、灯火、葉上、花上に多い。(今坂・越智 1979b,
1980;峰ほか 1991-1992)

612.カタモンコガネ Blitopertha conspurcata (HAROLD)     ※A
眉山 1ex.11.V.1976,低−平:眉山、上木場、新山、4-6月。(今坂・越智 1979b,1980)

613.コガネムシ Mimela splendens (GYLLENHAL)      A
有馬川 4exs.15.VI.1978,低−平−南:牧の内、有馬川、浦田、早崎、5.6月、葉上。(今坂・越智 1979b,1980;峰ほか 1991-1992)

614.ヒメスジコガネ Mimela flavilabris (WATERHOUSE)    E
雲仙ゴルフ場 2exs.4.VII.1978,中−低:雲仙岳、雲仙ゴルフ場、千本木、7.8月、イタドリ葉上。(今坂・越智   1979b,1980)

615.タケムラスジコガネ Mimela takemurai SAWADA F
雲仙岳 9exs.19.VII.1977,雲仙岳、雲仙ゴルフ場、赤松谷、田代原、6-8月、ヤシャブシ葉上。通常灯火には来ないが、稀に来ることもある。(今坂・越智 1979b,1980)

616.オオスジコガネ Mimela costata (HOPE)    A
上木場 1ex.14.VII.1976,雲仙岳、雲仙別所、赤松谷、田代原、上木場、6-8月、灯火、山頂の吹上げ。(今坂・越智 1979b,1980)

617.スジコガネ Mimela testaceipes (MOTSCHULSKY)      A
白土 2exs.7.VII.1977,雲仙岳、雲仙ゴルフ場、赤松谷、田代原、俵石、千本木、魚洗川、牧の内、大野木場、新山、白土、中島、貝瀬、白浜、岩戸山、6-8月、スギ、ヒノキ葉上、灯火に多い。(今坂・越智 1979b,1980,峰ほか 1991-1992)

618.ヤマトアオドウガネ Anomala japonica japonica ARROW※C
長浜 2exs.1.VII.1978,上木場、新山、白土、長浜、中島、白浜、5-7月、海岸近くの灯火で得られる。(今坂・越智 1979b,1980)

619.アオドウガネ Anomala albopilosa albopilosa (HOPE)      B
白土 2exs.17.VII.1978,中−低−平−南:雲仙岳、雲仙ゴルフ場、赤松谷、俵石、眉山、牧の内、高野、新山、白土、堀端、長浜、有馬川、中島、白浜、前浜、岩戸山、6-9月、灯火、葉上に多い。(今坂・越智 1979b,1980;峰ほか 1991-1992)

620.ドウガネブイブイ Anomala cuprea (HOPE)     A
白土 2exs.9.VII.1977,中−低−平−南:雲仙岳、雲仙ゴルフ場、赤松谷、田代原、俵石、千本木、眉山、上木場、魚洗川、牧の内、高野、新山、崩山、白土、長浜、中島、有馬川、白浜、岩戸山、6-9月、灯火、葉上に多い。(今坂・越智 1979b,1980;峰ほか 1991-1992)

621.サクラコガネ Anomala daimiana HAROLD A
俵石 5exs.19.VII.1977,中−低−平−南:雲仙岳、赤松谷、俵石、千本木、眉山、魚洗川、牧の内、高野、新山、白土、長浜、有馬川、中島、白浜、6-8 月、多い。(今坂・越智 1979b,1980;峰ほか 1991-1992)

622.サンカクスジコガネ Anomala triangularis SCHONFELDT(図3−27)  ※H
長浜 4exs.1.VII.1978,平−南:新山、白土、長浜、中島、白浜、口之津,6.7月、半島南端と島原市の海岸近くのみで見られ、島原が北限記録。(野村 1964:亜種 kyushuensisとして、原記載;今坂 1979a,1983a,1987a;今坂・越智 1979b,1980)

623.ヒメサクラコガネ Anomala geniculata (MOTSCHULSKY)     ※A
白土 1ex.7.VII.1977,低−平−南:赤松谷、俵石、千本木、大野木場、新山、白土、長浜、中島、白浜、前浜、岩戸山、野田浜、6-8 月、一般に少ないが、海岸では多い。(今坂・越智 1979b,1980)

624.ヒメコガネ Anomala rufocuprea MOTSCHULSKY A
白土 1ex.7.VII.1977,中−低−平−南:雲仙岳、雲仙ゴルフ場、赤松谷、田代原、俵石、千本木、眉山、上木場、魚洗川、諏訪池、牧の内、高野、大野木場、新山、白土、寺町、堀端、長浜、野田浜、5-9 月、灯火に多い。(今坂・越智 1979b,1980;峰ほか 1991-1992)

625.ツヤコガネ Anomala lucens BALLION E
新山 2exs.1.VII.1978,雲仙岳、赤松谷、田代原、俵石、千本木、上木場、魚洗川、新山、白土、7.8 月、灯火、樹葉上。(今坂・越智 1979b,1980)

626.ヒラタアオコガネ Anomala octiescostata (BURMEISTER)    F
本光寺 1ex.30.IV.1978,中−低−平−南:雲仙岳、雲仙別所、田代原、上木場、礫石原、牧の内、上古賀、山田原、広高野、新山、本光寺、船津、権田、4-6月、花上、葉上。(今坂・越智 1979b,1980;峰ほか 1991-1992)

627.オオヒラタハナムグリ Charitovalgus fumosus (LEWIS)     A
眉山 1ex.20.VI.1970.本田採集,低:一例のみ。(今坂・越智 1979b,1980)

628.ヒラタハナムグリ Nipponovalgus angusticollis angusticollis (WATERHOUSE)  A
元池 2exs.28.IV.1977,中−低−平−南:雲仙岳、赤松谷、田代原、千本木、眉山、上木場、諏訪池、焼山、牧の内、上古賀、新山、本光寺、元池、崩山、橘神社、吉川、愛宕山、岩戸山、4-6月、種々の花上に多い。(今坂・越智 1979b,1980;峰ほか 1991-1992)

629.アオアシナガハナムグリ Gnorimus subopacus viridiopacus (LEWIS)※A
雲仙岳 4exs.6.VII.1983,中:雲仙岳の標高1000m以上に産し、6.7月にシシウド、ノリウツギの花に集まり、山頂に吹上げで飛来する。(今坂・越智 1979b,1980;今坂 1983a,1987a)

630.ジュウシチホシハナムグリ Paratrichius septemdecimguttatus (SNELLEN VAN VOLLENHOVEN)  C
上木場 1ex.18.VI.1977,中−低:雲仙岳、千本木、眉山、上木場、牧の内,愛宕山、5.6月、シイ、クマノミズキ花上。(今坂・越智 1979b,1980;峰ほか 1991-1992)

631.ヒメトラハナムグリ Lasiotrichius succinctus (PALLAS)   A
雲仙岳 1ex.3.VIII.1977,中−低:雲仙岳、田代原、千本木、魚洗川、焼山、6.8月、ノリウツギ花上。(今坂・越智 1979b,1980)

632.カブトムシ Allomyrina dichotoma dichotoma (LINNE) B
新山 2♀.15.VII.1977,低−平−南:千本木、牧の内、新山、中島、浦田、6-9月。(今坂・越智 1979b,1980;峰ほか 1991-1992)

633.コカブトムシ Eophileurus chinensis chinensis (FALDERMANN)  ※B
折橋 1♀.2.VII.1977,低−平:牧の内,折橋、6.7月。(今坂・越智 1979b,1980;峰ほか 1991-1992)

634.クロカナブン Rhomborrhina polita WATERHOUSE F
折橋 1ex.28.VII.1972,低−平:千本木、諏訪池,白木野、折橋、杉谷、7.8月、クヌギの樹液にいるが余り多くない。(今坂・越智 1979b,1980;野田 1987)

635.アオカナブン Rhomborrhina unicolor MOTSCHULSKY A
千本木 7exs.14.VII.1978,低:田代原、千本木、眉山、7.8月。(今坂・越智 1979b,1980)

636.カナブン Rhomborrhina japonica HOPE C
千本木 2exs.14.VII.1978,低−平:千本木、眉山、牧の内、折橋、新山、崩山、6-8月、クヌギの樹液に多い。(今坂・越智 1979b,1980;峰ほか 1991-1992)

637.ハナムグリ Eucetonia pilifera (MOTSCHULSKY)      A
焼山 2exs.21.IV.1977,低−平−南:田代原、焼山、牧の内、元池、崩山、橘神社、前浜、権田、4月、主としてオ−プンな環境で取れる。(今坂・越智 1979b,1980;峰ほか 1991-1992)

638.アオハナムグリ Eucetonia roelofsi (HAROLD)   A
千本木 1ex.28.V.1977,中−低−平−南:雲仙岳、吹越、赤松谷、田代原、千本木、上木場、魚洗川、牧の内、元池、橘神社、吉川、権田、4-9月、主として森林で取れる。(今坂・越智 1979b,1980;峰ほか 1991-1992)

639.コアオハナムグリ Oxycetonia jucunda (FALDERMANN)       A
崩山 2exs.29.IV.1977,中−低−平−南:雲仙岳、田代原、千本木、眉山、上木場、諏訪池、焼山、牧の内、上古賀、白木野、本光寺、新山、崩山、寺町、元池、水無川、橘神社、吉川、岩戸山、1.4-10月。(今坂・越智 1979b,1980;峰ほか 1991-1992)

640.ヒメハナムグリ Oxycetonia forticula forticula (JANSON)(図3−29)  ※G
口之津公園 1ex.26.IV.1977,平−南:秩父が浦、水無川、吉川、口之津公園、岩戸山、4-6月。(NOMURA 1964;今坂 1979a,1980c,1983a,1987a;今坂・越智 1979b,1980)

641.シラホシハナムグリ Protaetia brevitarsis brevitarsis (LEWIS) C
田町 1♂.24.VII.1991,低−平:百花台、白土、田町、7.8月、飛翔中。低地性で、むしろ山林ではみられない。(野田 1988)

642.シロテンハナムグリ Protaetia orientalis submarmorea (BURMEISTER)     B
千本木 3exs.14.VII.1978,低−平−南:田代原、千本木、上木場、魚洗川、牧の内、新山、崩山、吉川、口之津公園、6-9月、花上等に多い。(今坂・越智 1979b,1980;今坂 1991b;峰ほか 1991-1992)

643.アカマダラコガネ Poecilophilides rusticola rusticola (BURMEISTER)(図3−28)    C
千本木 1ex.10.VI.1977,低−平−南:千本木、諏訪池、牧の内、新山、口之津町、4.6月、クヌギの樹液に見られたが、最近はほとんど見つからない。(布施 1953b;今坂・越智 1979b,1980;野田 1987;峰ほか 1991-1992)

644.クロハナムグリ Glycyphana fulvistemma MOTSCHULSKY A
千本木 1ex.30.V.1977,低−平:千本木、木津、5.6月、シイ、クリの花(今坂・越智 1979b,1980)
タマキノコムシモドキ科 Clambidae(2種)

645.マルタマキノコムシモドキ Clambus formosanus japonicus ENDRODY-YOUNGA   ※E
野取 1ex.4.IV.1989,白雲の池 1ex.19.IX.1993,橘神社 1ex.6.XI.1993,低−平:落葉下、三例のみ。


646.タマキノコムシモドキの1種 Clambus sp.   ※M
橘神社 1ex.6.XI.1993,平:落葉下。0.8mm 、赤褐色、上翅に長い毛を疎生。一例のみ。

マルハナノミダマシ科 Eucinetidae(1種)

647.ツマアカマルハナノミダマシ Eucinetus haemorrhoidalis GERMAR C
新山 1ex.18.VI.1978,魚洗川 2exs.1.VII.1981,前浜 1ex.8.VIII.1993,低−平−南:灯火に集まる。三例のみ。

マルハナノミ科 Helodidae(6種、一部同定:吉富)

648.コキムネマルハナノミ Sacodes nakanei (KLAUSNITZER)  E
赤松谷 1ex.30.IV.1979,中−低:雲仙岳、赤松谷、千本木、上木場、4-6月、葉上。(YOSHITOMI 1997)

649.ヒメキムネマルハナノミ Sacodes minima (KLAUSNITZER) E
野取 1♂.4.IV.1989,低:一例のみ、葉上。(YOSHITOMI 1997)

650.クロチビマルハナノミ Cyphon mizuro NAKANE      ※F
雲仙原生沼 2exs.6.VI.1978,低:湿原のスウィ−ピング、一例のみ。九州初記録。


651.セダカマルハナノミ Prionocyphon ovalis KIESENWETTER       ※J
岩戸山 1ex.29.V.1985,南:葉上、一例のみ。


652.ツマグロマルハナノミ Scirtes tsumaguro M.SATO et CHUJO(図3−32)H
貝瀬 2exs.24.VIII.1981,1ex.2.IX.1981,南:アシ原での灯火、アシのスウィ−ピング、二例のみ。本種は従来、石垣・西表両島のみで知られていた。諫早湾でもアシ原でみつかったことより、アシ原の固有種なのかもしれない。(今坂 1987a,今坂・西田 1989)

653.トビイロマルハナノミ Scirtes japonicus KIESENWETTER G
白土 1ex.19.VIII.1981,平−南:白土、船津、前浜、野田浜、5.8月、灯火、草のスウィ−ピング。

マルトゲムシ科 Byrrhidae(3種)

654.サシゲケシマルトゲムシ Syncalypta japonica NAKANE(図3−30)   ※F
白土 1ex.25.VII.1978,平:灯火、一例のみ。九州初記録。


655.シコクチビマルトゲムシ Simplocaria shikokensis TAKIZAWA(図3−31)   ※F
雲仙岳 1ex.12.VI.1986,中:一例のみ。九州初記録。


656.シラフチビマルトゲムシ Simplocaria bicolor PIC A
早崎 1ex.14.XI.1978,平−南:新山、白土、有馬川、早崎、前浜、2.4.10.11月、石下、灯火。

ヒラタドロムシ科 Psephenidae(3種)

657.ヒラタドロムシ Mataeopsephus japonicus japonicus (MATSUMURA) F
有家川 18exs.29.VI.1978,平:灯火、一例のみ。


658.マスダチビヒラタドロムシ Psephenoides japonicus MASUDA F
有馬川 2♂.17.V.1994,田代原 1♂1♀.15.VI.1994,低−平:川岸のスウィ−ピング、灯火。


659.チビヒゲナガハナノミ Ectopria opaca (KIESENWETTER)F
白土 2exs.30.IV.1982,平:白土、4月、ミズゴケ、一例のみ。

チビドロムシ科 Limnichidae(2種)

660.チビドロムシ Limnichus lewisi NAKANE     ※F
堀端 1ex.30.VII.1977,白土 1ex.11.VIII.1980,平:灯火、二例のみ。九州の記録は少ないが、各地に分布している。


661.オオメホソチビドロムシ Cephalobyrrhinus japonicus CHAMPION F
赤松谷 1ex.12.VI.1977,低:赤松谷、千本木、6.7月、水辺の朽ち木、葉上。

ナガドロムシ科 Heteroceridae(1種)

662.タテスジナガドロムシ Heterocerus fenestratus THUNBERG B
新山 2exs.14.VI.1978,平:新山、6.8月、灯火。

ナガハナノミ科 Ptilodactylidae(2種)

663.コヒゲナガハナノミ Ptilodactyla ramae LEWIS F
岩戸山 2exs.6.VII.1976,中−低,南:雲仙岳、牧の内、岩戸山、7.8月。


664.エダヒゲナガハナノミ Epilichas flabellatus flabellatus (KIESENWETTER)     G
千本木 1ex.27.V.1976,低−平:
ヒメドロムシ科 Elmidae(1種)

665.キスジミゾドロムシ Ordobrevia foveicollis (SCHONFELDT)    F
白土 1ex.10.VII.1977,平:新山、白土、長浜、中島、7月、灯火。


図2説明(すべて今坂採集)

1.ヨドシロヘリハンミョウ Cicindela inspecularis W.HORN ♂ 口之津町貝瀬.2.IX.1981.

2.キュウシュウクロナガオサムシ Leptocarabus kyushuensis kyushuensis (NAKANE) ♂  国見町田代原.11.I.1977.

3.ウンゼンチビゴミムシ Epaphiopsis unzenensis (JEANNEL) 雲仙岳.3.VII.1977.

4.シマバラコミズギワゴミムシ(仮称) Tachys sp. 島原市新山.16.IV.1979.

5.アトスジチビゴミムシ Trechoblemus postilenatus (BATES)  島原市長浜.1.VII.1978.

6.センブキミズギワゴミムシ(仮称) Bembidion sp.  島原市千本木.3.I.1979.

7.イマサカナガゴミムシ Pterostichus imasakai KASAHARA et OHTANI ♂ 小浜町雲仙別所.31.VII.1990.

8.キュウシュウホソヒラタゴミムシ Trephionus kyushuensis HABU ♂ 島原市千本木.3.XI.1976.

9.キモンナガミズギワゴミムシ Bembidion scopulinum (KIRBY) 島原市眉山.6.II.1978.

10.ダイミョウアトキリゴミムシ Cymindis daimio BATES 島原市千本木.22.VIII.1977.

11.イマイチビアトキリゴミムシ Microlestes imaii HABU  口之津町早崎.28.III.1979.

12.チンメルマンセスジゲンゴロウ Copelatus zimmermanni GSCHWENDTNER 島原市新山.15.VII.1977.

13.ウスイロシマゲンゴロウ Hydaticus rhantoides SHARP  加津佐町前浜.23.II.1979.

14.ケシガムシの1種 Cercyon sp.2  雲仙岳.3.IV.1979.

15.マルガムシ Hydrocassis lacustris (SHARP) 小浜町稚児落としの滝.7.II.1978.

16.シナトゲバゴマフガムシ Berosus fairmairei ZAITZEV  口之津町貝瀬.24.VIII.1981.
図3説明(マメクワガタを除いて今坂採集)

17.ルリクワガタ雲仙亜種 Platycerus delicatulus unzendakensis FUJITA et ICHIKAWA ♂ 雲仙岳.24.V.1982.

18.マメクワガタ Figulus punctatus WATERHOUSE 千々石町橘神社.19.VII.1986.阿比留採集.

19.オオコブスジコガネ Trox obscurus WATERHOUSE 島原市千本木.1.VII.1981.

20.アカマダラセンチコガネ Ochodaeus maculatus maculatus WATERHOUSE ♂ 島原市千本木.9.VI.1978.

21.ダイコクコガネ Copris ochus MOTSCHULSKY ♂ 国見町田代原.12.X.1976.

22.ネグロマグソコガネ Aphodius pallidiligonis WATERHOUSE  国見町田代原.30.I.1979.

23.チャグロマグソコガネ Aphodius isabroi NAKANE 島原市礫石原.17.XI.1977.

24.セマルケシマグソコガネ Psammodius convexus WATERHOUSE  加津佐町前浜.8.VIII.1993.

25.チビカクマグソコガネ Rhyparus kitanoi Y.MIYAKE 島原市赤松谷.25.VII.1979.

26.ヤマウチチャイロコガネ Sericania yamauchii SAWADA ♂ 雲仙岳.1.VI.1983.

27.サンカクスジコガネ Anomala triangularis SCHONFELDT 島原市長浜.1.VII.1978.

28.アカマダラコガネ Poecilophilides rusticola rusticola (BURMEISTER) 島原市千本木.1.VI.1983.

29.ヒメハナムグリ Oxycetonia forticula forticula (JANSON) 口之津町口之津公園.12.IX.1980.

30.サシゲケシマルトゲムシ Syncalypta japonica NAKANE 島原市白土.25.VII.1978.

31.シコクチビマルトゲムシ Simplocaria shikokensis TAKIZAWA 雲仙岳.12.VI.1986.

32.ツマグロマルハナノミ Scirtes tsumaguro M.SATO et CHUJO 口之津町貝瀬.24.VIII.1981.


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Koganemushi,(62),1999 長崎昆虫研究会
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